JPH04154207A - シュミットトリガー回路 - Google Patents

シュミットトリガー回路

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JPH04154207A
JPH04154207A JP2280203A JP28020390A JPH04154207A JP H04154207 A JPH04154207 A JP H04154207A JP 2280203 A JP2280203 A JP 2280203A JP 28020390 A JP28020390 A JP 28020390A JP H04154207 A JPH04154207 A JP H04154207A
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channel transistor
power supply
circuit
supply potential
logic gate
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JP2280203A
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Masanori Kinugasa
昌典 衣笠
Hiroshi Mobara
茂原 宏
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、シュミットトリガ−回路に係り、特に半導体
集積回路に形成されたCMOS (相補性絶縁ゲート型
)構成のシュミットトリガ−回路に関する。
(従来の技術) 従来のCMO5構成のシュミットトリガ−回路は、例え
ば第8図に示すように、二段接続されたCMOSインバ
ータ81.82と、後段のインバータ82の出力端と入
力端との間に接続された帰還用のCMOSインバータ8
3とからなる。しかし、このような構成のシュミットト
リガ−回路は、帰還用CMOSインバータ83の出力端
側の寄生容量の影響が大きく、高速動作に難点がある。
このような寄生容量の影響を回避し得る構成として、例
えば第9図に示すようなシュミットトリガ−回路が提案
されている(特開昭57−67319号「閾値電圧可変
増幅器」)。
このシュミットトリガ−回路において、P1〜P3はP
チャネルの第1〜第3のMO5I−ランジスタ、N1−
N3はNチャネルの第1〜第3のMOSトランジスタ、
91は第1のCMOSインバータ、92は第2のCMO
Sインバータ、93は第3のCMOSインバータである
。即ち、Vcc電位(電源電位)端とVss電位(接地
電位)端との間にPチャネルトランジスタP1およびP
2とNチャネルトランジスタN2およびN1とが直列に
接続され、これらのトランジスタの各ゲートは入力端に
共通に接続され、第1のCMOSインバータ91を形成
している。上記PチャネルトランジスタP1およびP2
の直列接続ノードaとVSS電位端との間にPチャネル
トランジスタP3が接続され、VCC電位端と前記Nチ
ャネルトランジスタN2およびN1の直列接続ノードb
との間にNチャネルトランジスタN3が接続されている
。そして、前記PチャネルトランジスタP2とNチャネ
ルトランジスタN2との直列接続ノードCに二段のCM
OSインバータ92および93が接続され、後段のイン
バータ93の出力信号OUTが前記Pチャネルトランジ
スタP3およびNチャネルトランジスタN3の各ゲート
に共通に帰還接続されている。
このシュミ°ットトリガー回路の動作原理(シュミット
特性が得られる原理)は、前記特開昭57−67319
号公報に詳述されているが、ここで、第10図の波形図
を参照して簡単に説明する。
第1のCMOSインバータ91の高い方の閾値電圧vT
□/低い方の閾値電圧V THLが対応して例えば4V
/IVとなるように、トランジスタP1、P3、N1、
N3の相互フンダクタンスgmを決める。
いま、入力信号INがVss電位(“L”レベル)の時
には、トランジスタP1、P2がオンし、ノードaの電
位Vaは5V、出力信号OUTも5■である。一方、ト
ランジスタN1、N2はオフ状態、トランジスタN3は
オン状態であり、ノードbの電位vbはVcc−VTH
N  (VTHN ; Nチャネルトランジスタの閾値
電圧)に設定されている。
入力信号INの電位が上昇するにつれて前記電位vbは
下降していくが、入力信号INの電位が例えば2.5V
まで上昇すると、トランジスタNZ、N2はオン状態に
入る。このトランジスタN1が導通し始める入力電位は
、Vb’+VTHs(Vb′ ;トランジスタN2およ
びN3の素子定数と入力電位とにより決まる電位)であ
る。しかし、ノードbの電位vbはVCC電位に近い側
に設定されているので、ノードCの電位Vcはほぼ5V
の状態を保持し、インバータ回路92.93は反転しな
い。さらに、入力信号INの電位が上昇して4vになる
と、トランジスタN2が完全にオン状態になり、ノード
bの電位vbはほぼovになり、これに引かれてノード
Cの電位VcもほぼOvになり、インバータ回路92.
93が反転する。なお、帰還素子であるトランジスタN
3がない場合にトランジスタN1が導通し始める入力電
位はV THNである。従って、この場合と比べて、ト
ランジスタN3を付加したことにより入力信号INの電
位が“L”レベルからVcc電位(“H。
レベル)へ上昇する時の回路閾値がvb′だけ高く設定
されることになる。
これに対して、入力信号が5Vの時、ノードbの電位v
bおよびノードCの電位Vcは共にほぼOV、第2のC
MOSインバータ回路92の出力ノードは5V、出力信
号OUTはOvである。この時、トランジスタP1、P
2はオフ状態であるが、トランジスタP3はオン状態で
あり、ノードaの電位Vaはl VTHP l  (V
TRP ; Pチャネルトランジスタの閾値電圧)、つ
まり、はぼOvに設定されている。入力信号INの電位
が下降するにつれて前記電位Vaは上昇していくが、入
力信号INの電位が例えば2.5vまで下降すると、ト
ランジスタPIF2はオン状態に入る。このトランジス
タP2が導通し始める入力電位は、Va’   I V
T)IF  l  (Va’  ; )ランジスタP1
およびP3の素子定数と入力電位とにより決まる電位)
である。しかし、ノードaの電位VaはOvに近い側に
設定されているので、ノードCの電位VcはほぼOvの
状態を保持し、インバータ回路92.93は反転しない
。さらに、入力信号INの電位が下降して1vになると
、トランジスタP1が完全にオン状態になり、ノードa
の電位Vaはほぼ5vになり、これに引かれてノードC
の電位Vcもほぼ5Vになり、インバータ回路92.9
3が反転する。なお、帰還素子であるトランジスタP3
がない場合にトランジスタP2が導通し始める入力電位
はVee  IVTHP  lである。
従って、この場合と比べて、トランジスタP3を付加し
たことにより入力信号INの電位が“H”レベルから″
Lルベルへ下降する時の回路閾値がVcc−Va’だけ
低く設定されることになる。
ところで、シュミットトリガ−回路は、入力信号が外乱
により影響を受けることが想定される場合に入力回路と
して用いられる場合、そのヒステリシス電圧幅を広く設
定できる回路はど優れている。近年、集積回路の高速化
、高駆動能力化に伴い、その出力が変化した際に起こる
集積回路の電源・接地線の電位変動が入力回路の閾値電
圧に与える影響が大きくなってきており、ヒステリシス
電圧幅の広い特性を有するシュミットトリガ−回路の出
現が待ち望まれていた。
ここで、第8図に示したシュミットトリガ−回路のシュ
ミット特性について考察すると、第2図中に点線で示す
ように、高レベル閾値電圧V1Mおよび低レベル閾値電
圧VILがNチャネルトランジスタの閾値電圧VTHN
およびPチャネルトランジスタの閾値電圧V TRIP
のばらつきに依存して変動し、VTHNおよびV 、H
,の値がばらつきの中間値である場合のヒステリシス電
圧幅vHは、電源電圧5vおよび2vの場合にそれぞれ
0.2V程度である。なお、図中、Vl)IMINは最
小高レベル入力電圧、VILMAXは最大低レベル入力
電圧を示しており、入力ノイズマージンの規格は、例え
ば電源電圧2vの場合ニハ、VIHM+sカ1.  ’
5v、VILMAXが0.5Vであり、電源電圧5vの
場合ニハ、 V IN MINが3.5VSV+t、 
MAxが1.5Vである。
また、第9図に示したシュミットトリガ−回路のシュミ
ット特性について考察すると、第6図中に点線で示すよ
うに、VTHNおよびVTHPの値がばらつきの中間値
である場合のヒステリシス電圧幅vHは、電源電圧5V
の場合に0.6V程度、電源電圧2Vの場合に0.4V
程度である。
しかし、第2図中および第6図中に点線で示したような
従来のシュミットトリガ−回路のシュミット特性は、定
められた入力ノイズマージンの規格内でシュミット特性
を実現し、かつ、ヒステリシス電圧幅vHをなるべく広
く設定しようとした場合、例えば2Vのような低電源電
圧の条件で制約を受けていることが分かる。換言すれば
、バイポーラ系やCMO5系の集積回路市場において、
現在最も一般的に用いられている電源電圧5Vの条件下
では、入力ノイズマージンの規格に対して余裕があるに
も拘らず、ヒステリシス電圧幅を第2図中あるいは第6
図中に点線で示した現在値以上に広く設定すると、電源
電圧2vの条件下で入カノイズマージンの規格を守れな
くなってしまう。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来のシュミットトリガ−回路は、電源
電圧5■の条件下でヒステリシス電圧幅を現在値以上に
広く設定すると、電源電圧2Vの条件下で入力ノイズマ
ージンの規格を守れなくなるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、電源電圧5v〜2vの条件下で入力ノイズマ
ージンの規格を守りつつ、電源電圧5vの条件下でのヒ
ステリシス電圧幅を従来回路よりも広く設定することが
可能になるシュミットトリガ−回路を提供することにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のシュミットトリガ−回路は、シュミット特性を
得るための帰還回路として、第1の電源電位または第2
の電源電位と入力ゲート回路の出力ノードとの間にPチ
ャネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタが直
列に接続された直列回路を設け、このPチャネルトラン
ジスタおよびNチャネルトランジスタのいずれか一方の
ゲートに帰還信号を与え、他方のゲートに第1の電源電
位または第2の電源電位を与えることを特徴とする。
本発明の第1実施例としては、第1の電源電位と第2の
電源電位との間に接続され、入力信号を反転させる機能
を有する第1の論理ゲート回路と、同じく上記第1の電
源電位と第2の電源電位との間に接続され、上記第1の
論理ゲート回路の出力信号を反転させる第2の論理ゲー
ト回路と、前記第1の電源電位と前記第1の論理ゲート
回路の出力端との間で、ゲートに前記第2の論理ゲート
回路の出力が与えられるPチャネルトランジスタP5お
よびゲートが前記第1の電源電位に接続されると共に基
板・ソース相互が接続されたNチャネルトランジスタN
6が直列に接続された第1の直列回路、または、前記第
1の論理ゲート回路の出力端と前記第2の電源電位との
間で、ゲートが前記第2の電源電位に接続されたPチャ
ネルトランジスタP6およびゲートに前記第2の論理ゲ
ート回路の出力が与えられるNチャネルトランジスタN
5が直列に接続された第2の直列回路の少なくとも一方
の直列回路とを具備することを特徴とする。
また、本発明の第2実施例としては、第1の電源電位と
第2の電源電位との間に直列に接続された第1のPチャ
ネルトランジスタおよび第2のPチャネルトランジスタ
および第1のNチャネルトランジスタを有し、それぞれ
のゲートに共通に入力信号が与えられ、入力信号を反転
させる機能を有する第1の論理ゲート回路と、同じく上
記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接続され、
上記第1の論理ゲート回路の第2のPチャネルトランジ
スタおよび第1のNチャネルトランジスタの直列接続ノ
ードの出力信号を反転させる第2の論理ゲート回路と、
同じく上記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接
続され、上記第2の論理ゲート回路の出力信号を反転さ
せる第3の論理ゲート回路と、前記第1の電源電位と前
記第1の論理ゲート回路の第1のPチャネルトランジス
タおよび第2のPチャネルトランジスタの直列接続ノー
ドとの間に接続され、ゲートに前記第3の論理ゲート回
路の出力が与えられる第3のPチャネルトランジスタと
、前記第1の電源電位と前記第1の論理ゲート回路の出
力端との間で、ゲートに前記第2の論理ゲート回路の出
力が与えられるPチャネルトランジスタおよびゲートが
前記第1の電源電位に接続されると共に基板・ソース相
互が接続されたNチャネルトランジスタが直列に接続さ
れた直列回路とを具備することを特徴とする。
また、本発明の第3実施例としては、第1の電源電位と
第2の電源電位との間に直列に接続された第1のPチャ
ネルトランジスタおよび第1のNチャネルトランジスタ
および第2のNチャネルトランジスタを有し、それぞれ
のゲートに共通に入力信号が与えられ、入力信号を反転
させる機能を有する第1の論理ゲート回路と、同じく上
記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接続され、
上記第1の論理ゲート回路の第1のPチャネルトランジ
スタおよび第1のNチャネルトランジスタの直列接続ノ
ードの出力信号を反転させる第2の論理ゲート回路と、
同じく上記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接
続され、上記第2の論理ゲート回路の出力信号を反転さ
せる第3の論理ゲート回路と、前記第1の論理ゲート回
路の第1のNチャネルトランジスタおよび第2のNチャ
ネルトランジスタの直列接続ノードと前記第2の電源電
位との間に接続され、ゲートに前記第3の論理ゲート回
路の出力が与えられる第3のNチャネルトランジスタと
、前記第1の論理ゲート回路の出力端と前記第2の電源
電位との間で、ゲートが前記第2の電源電位に接続され
たPチャネルトランジスタおよびゲートに前記第2の論
理ゲート回路の出力が与えられるNチャネルトランジス
タが直列に接続された直列回路とを具備することを特徴
とする。
(作 用) 帰還回路として、電源電位または接地電位と入力ゲート
出力ノードとの間にPチャネルトランジスタおよびNチ
ャネルトランジスタが直列に接続された直列回路を使用
しているので、低電源電圧時における帰還量が電源電圧
5V時よりも抑制されるようになる。また、電源電圧5
vの条件下と電源電圧2Vの条件下とでのPチャネルト
ランジスタおよびNチャネルトランジスタのバックゲー
トバイアス効果の差により、電源電圧5vの条件下と電
源電圧2vの条件下とでヒステリシス電圧幅に大きな差
を持たせることが可能になる。これにより、電源電圧が
5v〜2vの条件下で入力ノイズマージンの規格を守り
つつ、電源電圧5Vの条件下でのヒステリシス電圧幅を
従来回路よりも広く設定することが可能になる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は、第1実施例に係るシュミットトリガ−回路を
示している。ここで、Ivlは第1の電源電位(本例で
は電源電位V cc)と第2の電源電位(本例では接地
電位V ss)との間に接続され、第1のPチャネルト
ランジスタP1および第1のNチャネルトランジスタN
1からなり、入力信号INを反転させる第1のCMOS
インバータ回路、IV2は同じ(Vcc電位とVSS電
位との間に接続され、上記第1のCMOSインバータ回
路IVIの出力信号を反転させる第2のCMOSインバ
ータ回路、11はVcc電位と前記第1のCMOSイン
バータ回路IV1の出力端との間で、ゲートに前記第2
のCMOSインバータ回路IV2の出力が与えられるP
チャネルトランジスタP5およびゲートが前記VCC電
位に接続されると共に基板・ソース相互が接続されたN
チャネルトランジスタN6が直列に接続された第1の直
列回路、12は前記第1のCMOSインバータ回路IV
Iの出力端と前記Vss電位との間で、ゲートがVSS
電位に接続されたPチャネルトランジスタP6およびゲ
ートに前記第2のCMOSインバータ回路IV2の出力
が与えられるNチャネルトランジスタN5が直列に接続
された第2の直列回路である。
第2図中の実線は、第1図のシュミットトリガ−回路の
シュミット特性の一例を示しており、比較のために、第
8図に示した従来のシュミットトリガ−回路のシュミッ
ト特性を点線で示している。
図中、VlHは高レベル閾値電圧、VILは低レベル閾
値電圧、VTHNはNチャネルトランジスタの閾値電圧
、V TOPはPチャネルトランジスタの閾値電圧、v
Hはヒステリシス電圧幅、V l)l WINは最小高
レベル入力電圧、VILMAXは最大低レベル入力電圧
を示しており、入力ノイズマージンの規格は、電源電圧
2Vの場合には、VIIIMINが1,5vs V I
L MAXが0.5Vであり、電源電圧5vの場合には
、VIHMINが3. 5Vs VrLwAxが1.5
vである。
上記第1実施例のシュミットトリガ−回路によれば、基
本的には第9図に示した従来のシュミットトリガ−回路
と同様に動作するが、帰還回路として第1の直列回路1
1および第2の直列回路12を使用しているので、低電
源電圧時における帰還量が電源電圧5V時よりも抑制さ
れるようになる。また、電源電圧5Vの条件下と電源電
圧2■の条件下とでのPチャネルトランジスタおよびN
チャネルトランジスタのバックゲートバイアス効果の差
により、電源電圧5Vの条件下と電源電圧2Vの条件下
とでヒステリシス電圧幅VHに大きな差を持たせること
が可能になる。これにより、電源電圧が5V〜2Vの条
件下で入カソイズマージンの規格を守りつつ、電源電圧
5vの条件下でのヒステリシス電圧幅vHを例えば1.
3Vの如〈従来回路よりも広く設定することが可能にな
る。
なお、第1図中の第1の直列回路11または第2の直列
回路12を省略した場合には、入力信号INの電位が上
昇または下降する場合のシュミット特性が得られなくな
るが、必要がなければ第1の直列回路11および第2の
直列回路12のいずれか一方を省略してもよい。
第3図は、第2実施例に係るシュミットトリガ−回路を
示している。ここで、IVI’ はV eei位とVS
S電位との間に第1のPチャネルトランジスタPIおよ
び第2のPチャネルトランジスタP2および第1のNチ
ャネルトランジスタN1が直列に接続され、それぞれの
ゲートに共通に入力信号が与えられる第1のCMOSイ
ンバータ回路、IV2は同じ<Vce電位とVss電位
との間に接続され、上記第1のCMOSインバータ回路
IV1’の第2のPチャネルトランジスタP2および第
1のNチャネルトランジスタN1の直列接続ノードCの
出力信号を反転させる第2のCMOSインバータ回路、
IV3は同じ<Vce電位とVSS電位との間に接続さ
れ、上記第2のCMOSインバータ回路IV2の出力信
号を反転させる第3のCMOSインバータ回路、P3は
前記第1のCMOSインバータ回路IV1′の第1のP
チャネルトランジスタP1および第2のPチャネルトラ
ンジスタP2の直列接続ノードaとVss電位との間に
接続され、ゲートに前記第3のCMOSインバータ回路
IV3の出力が与えられる第3のPチャネルトランジス
タ、N4は前記第2のPチャネルトランジスタP2に並
列に接続され、ゲートがVCC電位に接続されると共に
基板・ソース相互が接続されたNチャネルトランジスタ
、11はVce電位と前記第1のCMOSインバータ回
路IVI’の出力端との間で、ゲートに前記第2のCM
OSインバータ回路IV2の出力が与えられるPチャネ
ルトランジスタP5およびゲートがVCC電位に接続さ
れると共に基板・ソース相互が接続されたNチャネルト
ランジスタN6が直列に接続された直列回路である。
第4図中の実線は、第3図のシュミットトリガ−回路の
シュミット特性の一例を示しており、比較のために、第
8図に示した従来のシュミットトリガ−回路のシュミッ
ト特性を点線で示している。なお、V IHs vIL
% VT)IN s vTHP 5vHsV IHMI
N% V IL MAXなどの記号は第2図中と同一の
意味を有する。
上記第2実施例のシュミットトリガ−回路によれば、第
1実施例と比べて入力ゲート回路の構成が異なるが、基
本的には第9図に示した従来のシュミットトリガ−回路
と同様に動作し、帰還回路として直列回路11を使用し
ているので、前述したような第1実施例とほぼ同様の効
果が得られる。
なお、第3図中のNチャネルトランジスタN4は、第2
のPチャネルトランジスタP2の閾値電圧VTHPのば
らつきを抑制するために付加されたものであるが、必要
がなければこれを省略してもよい。
第5図は、第3実施例に係るシュミットトリガ−回路を
示している。ここで、IVI’はVce電位とVSS電
位との間に第1のPチャネルトランジスタP1および第
1のNチャネルトランジスタN1および第2のNチャネ
ルトランジスタN2が直列に接続され、それぞれのゲー
トに共通に入力信号が与えられる第1のCMOSインバ
ータ回路、IV2は同じ<Vce電位とVss電位との
間に接続され、上記第1のCMOSインバータ回路IV
I’の第1のPチャネルトランジスタP1および第1の
NチャネルトランジスタN1の直列接続ノードCの出力
信号を反転させる第2のCMOSインバータ回路、IV
3は同じ<Vce電位とVss電位との間に接続され、
上記第2のCMOSインバータ回路IV2の出力信号を
反転させる第3のCMOSインバータ回路、N3はVc
c電位と前記第1のCMOSインバータ回路IVI’の
第1のNチャネルトランジスタN1および第2のNチャ
ネルトランジスタN2の直列接続ノードbとの間に接続
され、ゲートに前記第3のCMOSインバータ回路IV
3の出力が与えられる第3のNチャネルトランジスタ、
P4は前記第1のNチャネルトランジスタN1に並列に
接続され、ゲートがVss電位に接続されたPチャネル
トランジスタ、12は前記第1のCMOSインバータ回
路IVI’の出力端とVss電位との間で、ゲートがV
ss電位に接続されたPチャネルトランジスタP6およ
びゲートに前記第2のCMOSインバータ回路IV2の
出力が与えられるNチャネルトランジスタN5が直列に
接続された直列回路である。
第6図中の実線は、第5図のシュミットトリガ−回路の
シュミット特性の一例を示しており、比較のために、第
9図に示した従来のシュミットトリガ−回路のシュミッ
ト特性を点線で示している。なお、V 18% V I
L、VTHN s VTHP % V)l、vIN M
IN% V IL MAXなどの記号は第2図中と同一
の意味を有する。
上記第3実施例のシュミットトリガ−回路によれば、第
1実施例と比べて入力ゲート回路の構成が異なるが、基
本的には第9図に示した従来のシュミットトリガー回路
と同様に動作し、帰還回路として直列回路12を使用し
ているので、前述したような第1実施例とほぼ同様の効
果が得られる。
なお、第5図中のPチャネルトランジスタP4は、第1
のNチャネルトランジスタN1の閾値電圧V THNの
ばらつきを抑制するために付加されたものであるが、必
要がなければこれを省略してもよい。
また、上記各実施例における第1のCMOSインバータ
回路IVI、IVI’   IV1’j、:他のMOS
トランジスタを付加して入力信号を反転させる機能を有
する他の論理ゲート回路(例えばナンド回路とかノア回
路など)に変更してもよい。
なお、第7図に示すような構成のシュミットトリガ−回
路も考えられるが、低電源電圧時にヒステリシス電圧幅
が十分に得られず、シュミット特性が不十分であること
が判明した。
[発明の効果] 上述したように本発明によれば、電源電圧5v〜2vの
条件下で入力ノイズマージンの規格を守りつつ、電源電
圧5vの条件下でのヒステリシス電圧幅を従来回路より
も広く設定することが可能になるシュミットトリガ−回
路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシュミットトリガ−回路の第1実施例
を示す回路図、第2図は第1図のシュミットトリガ−回
路のシュミット特性と従来回路の特性とを合わせて示す
図、第3図は本発明のシュミットトリガ−回路の第2実
施例を示す回路図、第4図は第3図のシュミットトリガ
−回路のシュミット特性と従来回路の特性とを合わせて
示す図、第5図は本発明のシュミットトリガ−回路の第
3実施例を示す回路図、第6図は第5図のシュミットト
リガ−回路のシュミット特性の一例を示す図、第7図は
この発明の途中で考えられたシュミットトリガ−回路を
示す回路図、第8図および第9図はそれぞれ従来のシュ
ミットトリガ−回路を示す回路図、第10図は第9図の
シュミットトリガ−回路の動作を示す波形図である。 IVI、IV1’   IVI’・・・第1のCMOS
インバータ回路、 IV2・・・第2のCMOSインバータ回路、IV3・
・・第3のCMOSインバータ回路、P1〜P6・・・
Pチャネルトランジスタ、N1〜N6・・・Nチャネル
トランジスタ、11・・・第1の直列回路、12・・・
第2の直列回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 V↑hN 低 低 中 高 高 第 因 ttw 低 低 中 高 高 第4図 VthN 低 低 中 高 高 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)第1の電源電位と第2の電源電位との間に接続さ
    れ、入力信号を反転させる機能を有する第1の論理ゲー
    ト回路と、 同じく前記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接
    続され、前記第1の論理ゲート回路の出力信号を反転さ
    せる第2の論理ゲート回路と、前記第1の電源電位と前
    記第1の論理ゲート回路の出力端との間で、ゲートに前
    記第2の論理ゲート回路の出力が与えられるPチャネル
    トランジスタP5およびゲートが前記第1の電源電位に
    接続されると共に基板・ソース相互が接続されたNチャ
    ネルトランジスタN6が直列に接続された第1の直列回
    路と、 前記第1の論理ゲート回路の出力端と前記第2の電源電
    位との間で、ゲートが前記第2の電源電位に接続された
    PチャネルトランジスタP6およびゲートに前記第2の
    論理ゲート回路の出力が与えられるNチャネルトランジ
    スタN5が直列に接続された第2の直列回路 とを具備することを特徴とするシュミットトリガー回路
    。 (2)第1の電源電位と第2の電源電位との間に接続さ
    れ、入力信号を反転させる機能を有する第1の論理ゲー
    ト回路と、 同じく前記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接
    続され、前記第1の論理ゲート回路の出力信号を反転さ
    せる第2の論理ゲート回路と、前記第1の電源電位と前
    記第1の論理ゲート回路の出力端との間で、ゲートに前
    記第2の論理ゲート回路の出力が与えられるPチャネル
    トランジスタP5およびゲートが前記第1の電源電位に
    接続されると共に基板・ソース相互が接続されたNチャ
    ネルトランジスタN6が直列に接続された直列回路 とを具備することを特徴とするシュミットトリガー回路
    。 (3)第1の電源電位と第2の電源電位との間に接続さ
    れ、入力信号を反転させる機能を有する第1の論理ゲー
    ト回路と、 同じく前記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接
    続され、前記第1の論理ゲート回路の出力信号を反転さ
    せる第2の論理ゲート回路と、前記第1の論理ゲート回
    路の出力端と前記第2の電源電位との間で、ゲートが前
    記第2の電源電位に接続されたPチャネルトランジスタ
    P6およびゲートに前記第2の論理ゲート回路の出力が
    与えられるNチャネルトランジスタN5が直列に接続さ
    れた直列回路 とを具備することを特徴とするシュミットトリガー回路
    。 (4)第1の電源電位と第2の電源電位との間に直列に
    接続された第1のPチャネルトランジスタおよび第2の
    Pチャネルトランジスタおよび第1のNチャネルトラン
    ジスタを有し、それぞれのゲートに共通に入力信号が与
    えられ、入力信号を反転させる機能を有する第1の論理
    ゲート回路と、同じく前記第1の電源電位と第2の電源
    電位との間に接続され、前記第1の論理ゲート回路の第
    2のPチャネルトランジスタおよび第1のNチャネルト
    ランジスタの直列接続ノードの出力信号を反転させる第
    2の論理ゲート回路と、 同じく前記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接
    続され、前記第2の論理ゲート回路の出力信号を反転さ
    せる第3の論理ゲート回路と、前記第1の論理ゲート回
    路の第1のPチャネルトランジスタおよび第2のPチャ
    ネルトランジスタの直列接続ノードと前記第2の電源電
    位との間に接続され、ゲートに前記第3の論理ゲート回
    路の出力が与えられる第3のPチャネルトランジスタP
    3と、 前記第1の電源電位と前記第1の論理ゲート回路の出力
    端との間で、ゲートに前記第2の論理ゲート回路の出力
    が与えられるPチャネルトランジスタP5およびゲート
    が前記第1の電源電位に接続されると共に基板・ソース
    相互が接続されたNチャネルトランジスタN6が直列に
    接続された直列回路 とを具備することを特徴とするシュミットトリガー回路
    。 (5)請求項4記載のシュミットトリガー回路において
    、さらに、前記第2のPチャネルトランジスタP2に並
    列に接続され、ゲートが前記第1の電源電位に接続され
    ると共に基板・ソース相互が接続されたNチャネルトラ
    ンジスタN4とを具備することを特徴とするシュミット
    トリガー回路。 (8)第1の電源電位と第2の電源電位との間に直列に
    接続された第1のPチャネルトランジスタおよび第1の
    Nチャネルトランジスタおよび第2のNチャネルトラン
    ジスタを有し、それぞれのゲートに共通に入力信号が与
    えられ、入力信号を反転させる機能を有する第1の論理
    ゲート回路と、同じく前記第1の電源電位と第2の電源
    電位との間に接続され、前記第1の論理ゲート回路の第
    1のPチャネルトランジスタおよび第1のNチャネルト
    ランジスタの直列接続ノードの出力信号を反転させる第
    2の論理ゲート回路と、 同じく前記第1の電源電位と第2の電源電位との間に接
    続され、前記第2の論理ゲート回路の出力信号を反転さ
    せる第3の論理ゲート回路と、前記第1の電源電位と前
    記第1の論理ゲート回路の第1のNチャネルトランジス
    タN1および第2のNチャネルトランジスタN2の直列
    接続ノードとの間に接続され、ゲートに前記第3の論理
    ゲート回路の出力が与えられる第3のNチャネルトラン
    ジスタN3と、 前記第1の論理ゲート回路の出力端と前記第2の電源電
    位との間で、ゲートが前記第2の電源電位に接続された
    PチャネルトランジスタP6およびゲートに前記第2の
    論理ゲート回路の出力が与えられるNチャネルトランジ
    スタN5が直列に接続された直列回路 とを具備することを特徴とするシュミットトリガー回路
    。 (7)請求項6記載のシュミットトリガー回路において
    、さらに、前記第1のNチャネルトランジスタN1に並
    列に接続され、ゲートが前記第2の電源電位に接続され
    たPチャネルトランジスタP4とを具備することを特徴
    とするシュミットトリガー回路。
JP2280203A 1990-10-17 1990-10-17 シュミットトリガー回路 Pending JPH04154207A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002300019A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Fuji Electric Co Ltd 電力変換器の駆動回路
JP2008512918A (ja) * 2004-09-08 2008-04-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 入力ヒステリシスを有する高速スイッチング回路
JP2009105848A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Mitsumi Electric Co Ltd 論理ゲート及びこれを用いた半導体集積回路装置
US8432188B2 (en) 2010-11-11 2013-04-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Latch circuit, flip-flop having the same and data latching method

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