JPH04153992A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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Publication number
JPH04153992A
JPH04153992A JP2276234A JP27623490A JPH04153992A JP H04153992 A JPH04153992 A JP H04153992A JP 2276234 A JP2276234 A JP 2276234A JP 27623490 A JP27623490 A JP 27623490A JP H04153992 A JPH04153992 A JP H04153992A
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JP
Japan
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memory cell
cell
bit line
word line
line
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Pending
Application number
JP2276234A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Nanbu
南部 博昭
Noriyuki Honma
本間 紀之
Kunihiko Yamaguchi
邦彦 山口
Kazuo Kanetani
一男 金谷
Yoji Idei
陽治 出井
Kenichi Ohata
賢一 大畠
Yoshiaki Sakurai
義彰 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は半導体メモリに係り、特にフリップフロップ形
のメモリセルを有するメモリのビット線の本数を低減す
るのに好適な回路技術に関する。
【従来の技術】
公知例(特許公報又は文献名) 「特開昭63−285794号」 メモリの高集積化を行うには、ビット線の本数を低減す
るのが極めて有効である。このため、通常2本必要とさ
れるビット線を1本にする方法が特開昭63〜2857
94号で提案されている。 この方法は、フリップフロップ形のメモリセルを構成す
る2つのインバータ回路内の電界効果トランジスタのゲ
ート幅及び/または長さを異ならせるものである。しか
し、この様に、フリップフロップを構成する2つのイン
バータ回路の特性を異ならせると、メモリセルの安定性
が減少することが懸念される。
【発明が解決しようとする課題】
第2@(a)に、従来から多用されているフリップフロ
ップ形のメモリセルの構成図、第2図(b)に具体的な
回路図の1例を示す。本図で、WUはワード線、BL、
BRは、ビット線である。 このメモリセルレこおいては、特開昭63−28579
4号にも記載しであるように、セル内ノードNl、N2
のHレベルの保持力は小さいので、ビット線BLまたは
BRを低電位に駆動して、メモリセルの情報を書き換え
るのは容易であるが、セル内ノードNl、N2のLレベ
ルの保持力が大きいため、ビット線BLまたはBRを高
電位に駆動して、メモリセルの情報を書き換えるのが極
めて困難である。このため、通常は主に、書き込み情報
のOllに対応して、ビット線BLまたはBRを低電位
に駆動することにより、メモリセルの情報を書き換えて
いる。従って、従来は2本のビット線が必ず必要であっ
た。 そこで、特開昭63−285794号では、第2図(c
)の2つのインバータ回路(INVla。 INV2a)を構成する電界効果トランジスタのゲート
幅及び/または長さを異ならせ、セル内ノード(11)
のLレベルの保持力を小さくしている。このためビット
線BLを高電位に駆動し、メモリセルの情報を書き換え
ることができる。従って、書き込み情報のOllに対応
して、ビット線BLを高電位または低電位に駆動するこ
とにより、メモリセルの情報を書き換えることができる
ので、ビット線を1本にすることが可能になった6しか
し、この様に、フリップフロップを構成する2つのイン
バータ回路の特性を異ならせると、メモリセルの安定性
が減少する。なぜならば、2つのインバータ回路の特性
を異ならせ、セル内ノード(11)のLレベルの保持力
を小さくすると、セル内ノード(11)をHレベルに変
化させようとする電源ノイズまたはα線ノイズ等が発生
したときに、直ちにメモリセルの情報が破壊されてしま
うからである。 本発明の第1の目的は、フリップフロップを構成する2
つのインバータ回路の特性を異ならせることなく、通常
2本必要なビット線を1本にすることを可能にする手段
を提供することにある。さらに、本発明の第2の目的は
、上記手段を拡張し、ビット線の本数は2本のままで、
書き込み時間を高速化する手段、または、2つのセルを
同時にアクセスすることが可能になる手段を提供するこ
とにある。 1課題を解決するための手段】 上記第1の目的を達成するために本発明が採用した第1
の手段は、半導体メモリを、複数の+ワ−ド線と、複数
の一ワード線と、複数のビット線と、上記ワード線とビ
ット線の交点に配された複数のフリップフロップ形のメ
モリセルとを含み、上記メモリセルは、ドレインが上記
メモリセル内のセルノードに接続され、ゲートが上記+
ワード線に接続され、ソースが上記ビット線に接続され
るN形伝導性の電界効果トランジスタと、ドレインが上
記メモリセル内のセルノードに接続され、ゲートが上記
−ワード線に接続され、ソースが上記ビット線に接続さ
れるP形伝導性の電界効果トランジスタとを含むように
構成したことである。 上記第2の目的を達成するために本発明が採用した第2
の手段は、半導体メモリを、複数の第1及び第2の+ワ
ード線と、複数の第1及び第2の一ワード線と、複数の
第1及び第2のLビット線と、複数の第1及び第2のR
ビット線と、上記ワード線とビット線の交点に配された
複数のフリップフロップ形のメモリセルとを含み、上記
メモリセルは、ドレインが上記メモリセル内の第1のセ
ルノードに接続され、ゲートが上記第1の+ワード線に
接続され、ソースが上記第1のLビット線に接続される
N形伝導性の電界効果トランジスタと、ドレインが上記
メモリセル内の第1のセルノードに接続され、ゲートが
上記第1の一ワード線に接続され、ソースが上記第2の
Lビット線に接続されるP形伝導性の電界効果トランジ
スタと、ドレインが上記メモリセル内の第2のセルノー
ドに接続され、ゲートが上記第2の+ワード線に接続さ
れ、ソースが上記第1のRビット線に接続されるN形伝
導性の電界効果トランジスタと、ドレインが上記メモリ
セル内の第2のセルノードに接続され、ゲートが上記第
2の一ワード線に接続され、ソースが上記第2のRビッ
ト線に接続されるP形伝導性の電界効果トランジスタと
を含むように構成したことである。
【作用】
第2図(a)、(b)の従来のフリップフロップ形のメ
モリセルにおいては、ビット@BLまたはBRを高電位
に駆動して、メモリセルの情報を書き換えるのが極めて
困難である。この原因の1っは、特開昭63−2857
94号にも記載しであるように、セル内ノードNl、N
2のLレベルの保持力が大きいためである。 しかし、発明者らは、新たに第2の原因を発見した。以
下、この原因について説明する。今、例えば、第2図(
b)のメモリセルにおいて、トランジスタMNLがオン
しており、ノードN1の電位がLレベルであるとする。 ここで、メモリセルの情報を書き換えるために、WUを
高電位に駆動し、トランジスタMNTLをオンさせ、ビ
ット線BLを高電位に駆動したとする。この時、ノード
N1の電位がHレベルに変化すると、情報が書き換わっ
たことになる。しかし、実際には、Hレベルへ変化しな
い。この原因の1つは、ノードN1の電位のLレベルの
保持力が大きいためである。 他の原因は、ソースがノードN1に接続され、ゲートが
ワード線WUに接続され、ドレインがビット線BLに接
続されるトランジスタMNTLがN形伝導性の電界効果
トランジスタであるからである。 すなわち、MNTLがN形伝導性の電界効果トランジス
タであるため、ノードN1の電位がHレベルに変化しよ
うとすると、MNTLのゲート・ソース間電圧が減少し
、MNTLのコンダクタンスが低下し、MNTLがオフ
しようとする。このため、ビット線BLをいくら高電位
に駆動しても、ノードN1の電位はHレベルに変化しな
い。これが、上記第2の原因である。 上記第1の手段は、この第2の原因を取り除くための手
段であり、従来のワード線(以下+ワード線と呼ぶ。)
の他に−ワード線を設け、N形伝導性の電界効果トラン
ジスタと並列に、ドレインがノードN1に接続され、ゲ
ートが上記−ワード線に接続され、ソースが上記ビット
線BLに接続されるP形伝導性の電界効果トランジスタ
を設けている。ここで、MNLがオンしている時、メモ
リセルの情報を書き換える時は、+ワード線を高電位に
駆動すると同時に、−ワード線を低電位に駆動し、ビッ
ト線を高電位に駆動する。ここで着目すべき点は、P形
伝導性の電界効果トランジスタは、ノードN1の電位が
Hレベルに変化しても、ゲート・ソース間電圧は常に一
定である点にある。 このため、P形伝導性の電界効果トランジスタのコンダ
クタンスは一定で、オン状態を維持し続ける。よって、
ノードN1の電位のLレベルの保持力が大きにも係らず
、ノードN1の電位がHレベルに変化し、情報が書き換
わる。よって、本手段を用いることで、フリップフロッ
プを構成する2つのインバータ回路の特性を異ならせる
辷となく、ビット線を1本にすることが可能となる。 さらに、上記第2の手段を用いると、ビット線の本数は
2本のままで、一方のビット線を高電位に駆動すると同
時に他方のビット線を低電位に駆動することにより、書
き込み時間を高速化することができる。または、2本の
ビット線で独立にセルの情報読み出し、及び情報書き込
みができるので、2つのセルを同時にアクセスすること
が可能になる。
【実施例】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す図であり、第1
図(a)は半導体メモリのメモリセルの構成図、第1図
(b)は具体的な回路図の1例を示している。この図で
WUは+ワード線、WLは一ワード線、BLはビット線
であり、ドレインが上記メモリセル内のセルノードN1
に接続され、ゲートが+ワード線WUに接続され、ソー
スがビット線BLに接続されるN形伝導性の電界効果ト
ランジスタMNTLと並列に、ドレインがセルノードN
1に接続され、ゲートが一ワード線WLに接続され、ソ
ースがビット線BLに接続されるP形伝導性の電界効果
トランジスタMPTLを設けている。 ここで、MNLがオンしている時、本メモリセルの情報
を書き換える時は、+ワード線WUを高電位に駆動する
と同時に、−ワード線WLを低電位に駆動し、ビット線
BLを高電位に駆動する。 この時、P形伝導性の電界効果トランジスタMPTLは
、ノードN1の電位がHレベルに変化しても、ゲート・
ソース間電圧は常に一定である。このため、MPTLの
コンダクタンスは一定で、オン状態を維持し続ける。よ
って、ノードN1の電位のLレベルの保持力が大きいに
も係らず、ノードN1の電位がHレベルに変化し、情報
が書き換わる。よって、本セルでは、フリップフロップ
を構成する2つのインバータ回路の特性を異ならせるこ
となく、ビット線を1本にすることが可能となる。 第3図は、本発明の第2の実施例を示す図であり、半導
体メモリのメモリセルの回路図を示している。この図で
WUI、WU2は第1及び第2の+ワード線、WLI、
WL2は第1及び第2の一ワード線、BLI、BL2は
第1及び第2のLビット線、BRI、BH3は第1及び
第2のRビット線である。本実施例では、本発明に従い
、ドレインが上記メモリセル内の第1のセルノードN1
に接続され、ゲートが第1の+ワード線WUIに接続さ
れ、ソースが第1のLビット線BLLに接続されるN形
伝導性の電界効果トランジスタMNTLと並列に、ドレ
インがセルノードN1に接続され、ゲートが第1の一ワ
ード線WLIに接続され、ソースが第2のLビット線B
L2に接続されるP形伝導性の電界効果トランジスタM
PTLを設け、さらに、ドレインが上記メモリセル内の
第2のセルノードN2に接続され、ゲートが第2の+ワ
ード線WU2に接続され、ソースが第1のRビット線B
RIに接続されるN形伝導性の電界効果トランジスタM
NTRと並列に、ドレインがセルノードN2に接続され
、ゲートが第2の一ワード線WL2に接続され、ソース
が第2のRビット線BR2に接続されるP形伝導性の電
界効果トランジスタMPTRを設けている。 本例のセルは、ワード線を4本、ビット線を4本有して
いるが、ワード線またはビット線のうち適当な線を共通
に駆動すると、書き込み時間を高速化すること、または
、2つのセルを同時にアクセスすることが可能になる。 なお、適当な線を共通に駆動するかわりに、共通に駆動
する線をマスタスライス等で短絡してもよい。または、
共通に駆動する線を最初から1本の線でレイアウトして
もよい。 以下に、共通に駆動する線を最初から1本の線でレイア
ウトした場合の例を示す。本例の効果は。 以下に示す例の効果と同様であるので、ここでは、詳細
な説明を省略する。 第4図(a)は1本発明の第3の実施例を示す図であり
、半導体メモリのメモリセルの回路図を示している。本
例では、第3図のWUI、WU2を共通にしWUとし、
WLI、WL2を共通にしWLとし、BLI、BL2を
共通にしBLとし、BRI、BR2を共通にしBRとし
ている。この様にすると書き込み時間を高速化できる。 以下、その理由を述べる。本実施例で、MNLがオンし
ている時、本メモリセルの情報を書き換える時は、+ワ
ード線WUを高電位に駆動すると同時に、−ワード線W
Lを低電位に駆動し、ビット線BLを高電位に、ビット
線BRを低電位に駆動する。この時、ビット線BRを低
電位に駆動したのに伴い、ノードN2がLレベルとなり
、MNLがオフする。このため、ノードN1がHレベル
に変化する。ここで、従来のセルでは、ノードN1の電
位のLレベルの保持力が太きいため、Hレベルに変化す
るのに要する時間が極めて太きかった。しかし、本例で
は、P形伝導性の電界効果トランジスタMPTLを設け
、ビット線BLを高電位に駆動しているため、ノードN
1の電位が極めて高速にHレベルに変化する。すなわち
、書き込み時間の高速化が可能となる。第4図(b)は
、本例の効果を回路シミュレーションで確認した結果を
示す図である。本図は、書込み時におけるノードN1及
びノードN2の電位波形を示しており、本発明を用いる
と、書き込み時間を高速化できることがわかる。 第5図は、本発明の第4の実施例になる半導体メモリの
メモリセルの回路図である。本実施例では、第3図のB
LI、BL2を共通にしBLとし、BRI、BR2を共
通にしBRとしている。この様にすると、2本のビット
線を用いて、任意の2つのセルの情報読み出し及び情報
書き込みを同時に行うことができる。すなわち、任意の
第1のセルの+ワード線WtJ1を高電位に駆動し、−
ワード線WLIを低電位に駆動すると、Lビット線BL
を介して第1のセルの情報読み出しまたは情報書き込み
を行うことができ、さらに同時に、任意の第2のセルの
+ワード線WU2を高電位に駆動し、−ワード線WL2
を低電位に駆動すると、Rビット線BRを介して第2の
セルの情報読み出しまたは情報書き込みを行うことがで
きる。すなわち、2つのセルを同時にアクセスすること
が可能になり、セルの情報読み出し及び情報書き込みの
効率を2倍に向上することができる。 第6図は、本発明の第5の実施例を示す図であり、半導
体メモリのメモリセルの回路図を示している。本例では
、第5図のWUI、WL2を共通にしWUとし、WU2
.WLIを共通にしWLとしている。この様にすると、
2本のビット線を用いて、異なるワード線に接続される
任意の2つのセルの情報読み出し及び情報書き込みを同
時に行うことができる。すなわち、任意の第1のセルの
+ワード線WUを高電位に駆動し、−ワード線WLを低
電位に能動すると、Lビット線BLを介して第1のセル
の情報読み出しまたは情報書き込みを行うことができ、
さらに同時に、第1のセルと異なるワード線に接続され
る任意の第2のセルの+ワード線WUを高電位に駆動し
、−ワード線WLを低電位に駆動すると、Rビット線B
Rを介して第2のセルの情報読み出しまたは情報書き込
みを行うことができる。すなわち、2つのセルを同時に
アクセスすることが可能になり、セルの情報読み出し及
び情報書き込みの効率を2倍に向上することができる。 なお、第6図のセルは、第5図のセルに比ベワード線の
本数が低減された分、高集積化し二連しているが、同一
ワード線に接続されるセルを同時にアクセスすることは
できない。 第7図は、本発明の第6の実施例を示す図であり、半導
体メモリのメモリセルの回路図を示している。本例では
、第3図のWUI、WU2を共通にしWUとし、WLI
、WL2を共通にしWLとしている。この様にすると、
4本のビット線を用いて、任意の2つのセルの情報読み
出し及び情報書き込みを同時に行え、かつ書き込み時間
を高速化できる。すなわち、任意の第1のセルのワード
線WUを高電位に1動すると、第1のLビット線BLI
及び第1のRビット線BRIの2本のビット線を介して
第1のセルの情報読み出しまたは情報書き込みを高速に
行うことができる。さらに同時に、任意の第2のセルの
ワード線WLを低電位に駆動すると、第2のLビット線
BL2及び第2のRビット線BR2の2本のビット線を
介して第2のセルの情報読み出しまたは情報書き込みを
高速に行うことができる。すなわち、本セルを用いると
2つのセルを同時にアクセスすることが可能になり、セ
ルの情報読み出し及び情報書き込みの効率を向上するこ
とができると同時に、書き込み時間を高速化できる。 第8図は、本発明の第7の実施例を示す図であり、半導
体メモリのメモリセル及びその周辺回路の回路図を示し
ている。本図は、第1図(b)に示したメモリセルの具
体的な能動方法の1例を示している。 まず、本実施例で、メモリセルMCIIを選択して、情
報を読み出す方法を説明する。セルMC11を選択する
には、+ワード線WUIを高電位に駆動しMNTLをオ
ンにし、−ワードII!WLIを低電位に駆動しMPT
Lをオンにし、ビット線選択信号VYLIを高電位に駆
動し、NPNバイポーラ・トランジスタQIRL、QI
YLをオンにする。QIYLがオンすると、電流IYL
が抵抗RYLに流れ、P形伝導性の電界効果トランジス
タMPBLのゲート電位が低電位となり、MPBLがオ
ンし、QYLがオンする。この時、ビット線の電位VB
LLは、電位VRLから決まる。 セル情報を読み出す時は、電位VRLを、ビット線の電
位VBLLが、VC>VBLl>VEを満足するように
設定する。 いま、セル内のMNLがオンしていると、CDLから、
QYL、MNTLまたはMPTL、MNLを介してVE
ヘセル電流I CELL−Nが流れる。よって、CDL
に流れる電流は、I RL + I CELL−11と
なる。また、セル内のMPLがオンしていると、VCか
ら、MPL、MNTLまたはMPTL、QIRLを介し
て電流源IRLヘセル電流I CELL−Pが流れる。 よって、CDLに流れる電流は、IRL −I CEL
L−Pとなる。よって、CDLに流れる電流の大きさ(
I RL + I CELL−NまたはI RL−IC
ELL−P)をセンスすることで、セル情報を読み出す
ことができる。 次に、本例で、メモリセルMCIIを選択して、情報を
書き込む方法を説明する。セルMCIIを選択するには
、読み出し時と同様に、+ワード線WUIを高電位に駆
動しMNTLをオンにし、〜ワード線WLIを低電位に
駆動しMPTLをオンにし、ビット線選択信号VYLI
を高電位に駆動し、NPNバイポーラ・トランジスタQ
IRL。 QIYLをオンにする。QIYLがオンすると、電fi
IYLが抵抗RYLに流れ、P形伝導性の電界効果トラ
ンジスタMPBLのゲート電位が低電位となり、MPB
Lがオンし、QYLがオンする。 この時、ビット線の電位VBLIは、電位VRLから決
まる。よって、書き込むセル情報に応じて、電位VRL
を高電位または低電位に駆動し、ビット線の電位VBL
Iを高電位または低電位に駆動すると、セルに情報を書
き込むことができる。なお、本図に示した抵抗RBLは
、ビット線が非選択の時に、ビット線の電位がフローテ
ィングになるのを防止するために挿入している。以上述
べてきたように、本例では、セルのフリップフロップを
構成する2つのインバータ回路の特性を異ならせること
なく、ビット線を1本にすることが可能となる。 第9図は、本発明の第8の実施例を示す図であり、半導
体メモリのメモリセル及びその周辺回路の回路図を示し
ている。本図は、第1図(b)に示したメモリセルの具
体的な駆動方法の他の例を示している。本図が、第8図
と異なる点は、第8図では、ビット線が非選択の時に、
ビット線の電位がフローティングになるのを防止するた
めに抵抗RBLを挿入していたのに対し5本図では、N
形伝導性の電界効果トランジスタMNBLを挿入してい
る点のみである。よって、本図において、情報を読み出
す方法及び情報を書き込む方法は、第8図で説明した方
法と全く同様となる。よって、本例でも、セルのフリッ
プフロップを構成する2つのインバータ回路の特性を異
ならせることなく、ビット線を1本にすることが可能と
なる。なお、本例で、抵抗RBLの代わりにN形伝導性
の電界効果トランジスタMNBLを採用した理由は、般
に抵抗よりも電界効果トランジスタの方が面積が小さく
、高集積化に適しているからである。 第10図は、本発明の第9の実施例を示す図であり、半
導体メモリのメモリセル及びその周辺回路の回路図を示
している。本図は、第6図に示したメモリセルの具体的
な駆動方法の1例を示している。本図において、Lビッ
ト線BLIを介してメモリセルの情報を読み出す方法及
び情報を書き込む方法は、第8図で説明した方法と全く
同様となる。また、Rビット線BRIを介してメモリセ
ルの情報を読み出す、または情報を書き込む場合は、ま
ず、セルMC11を選択するために、+ワード線WUI
を低電位に駆動しMPTRをオンにし、−ワードIWL
Iを高電位に駆動しM N T Rをオンにし、ビット
線選択信号VYRIを高電位に膳区動し、NPNバイポ
ーラ・トランジスタQIRR,QIYRをオンにする。 これ以降の動作は、Lビット線BLIを介して行う読み
出しまたは書き込み動作と全く同様となる。 本例で着目すべき点は、本例のようにビット線を2本に
すると、2本のビット線で独立にセルの情報読み出し、
及び情報書き込みができる点である。すなわち、例えば
、+ワード線WUIを高電位に駆動し、−ワード線WL
Iを低電位に駆動し、ビット線選択信号VYLIを高電
位に駆動し、かつ、+ワード線WU2を低電位に駆動し
、−ワード線WL2を高電位に駆動し、ビット線選択信
号VYRIを高電位に開動すると、Lビット線BLを介
してセルMCIIの情報読み出しまたは情報書き込みを
行うと同時に、Rビット線BRを介してセルMC21の
情報読み呂しまたは情報書き込みを行うことができる。 すなわち、2つのセルを同時にアクセスすることが可能
になり、セルの情報読み出し及び情報書き込みの効率を
向上することができる。 第11図は、本発明の第10の実施例を示す図であり、
半導体メモリのメモリセル及びその周辺回路の回路図を
示している。本図は、第6図に示したメモリセルの具体
的な駆動方法の他の例を示している。本図が、第10図
と異なる点は、第10図では、ビット線が非選択の時に
、ビット線の電位がフローティングになるのを防止する
ために抵抗RBL、RBRを挿入していたのに対し、本
図では、N形伝導性の電界効果トランジスタMNBL、
MNBRを挿入している点のみである。よって、本図に
おいて、情報を読み出す方法及び情報を書き込む方法は
、第10図で説明した方法と全く同様となる。よって、
本例でも、2つのセルを同時にアクセスすることが可能
になり、セルの情報読み出し及び情報書き込みの効率を
向上することができる。なお、本例で、抵抗RBL、R
BRの代わりにN形伝導性の電界効果トランジスタMN
BL、MNBRを採用した理由は、一般に抵抗よりも電
界効果トランジスタの方が面積が小さく、高集積化に適
しているからである。 第12図は、本発明の第11の実施例を示す図であり、
第1図(b)に示したメモリセルを用い、半導体メモリ
全体を構成した1例を示す回路図である。本図で、Xは
Xアドレス信号、XBはXアドレスバッファ、XDRは
ワード線ドライバ、YはYアドレス信号、YBはYアド
レスバッファ、YDRはビット線ドライバである。また
、MCA&Sは第8図にも示したメモリセルアレーとセ
ンス回路、DBはデータ呂カバッファ、D○はデータ出
力信号である。これら個々の回路は、バイポーラトラン
ジスタで構成したECL回路を基本としている。以下で
は、これらの回路の中で、特に本発明に関係する特徴的
な2つの回路について説明する。 まず、第1の回路はワード線ドライバXDRである。第
2図(a)、(b)に示すように、従来のメモリセルは
、ワード線が1本しかなかった。 このため、従来のワード線ドライバは、第12図のトラ
ンジスタQ1及びQ2のコレクタ信号をワ−ド線を駆動
する信号としていた。しかし、第1図(b)のメモリセ
ルでは、+ワード線と一ワード線が必要となる。しかし
、これらワード線の信号レベルは、一方が高電位の時、
他方が必ず低電位という関係になっている。よって、第
12図のトランジスタQ1及びQ2のコレクタ信号を+
ワード線を駆動する信号とするならば、トランジスタQ
3のコレクタ信号を一ワード線を駆動する信号とすれば
よい。このようにすると、−ワード線を駆動する信号を
発生する回路を特別設ける必要はなく、従来の回路をそ
のまま使用することができる。 次に、特徴的な第2の回路はデータ出力バッファDBで
ある。第8図の説明で述べたように、本セルを用いると
、QYLのコレクタに流れる電流が、I RL + I
 CELL−Nになるか、または、IRL−I CEL
L−Pになるかによって、セル情報を読み呂すことがで
きる。そこで、本図に示すデータ出力バッファでは、電
流源IRの電流値をI R= I RLとし、この電流
とQYLのコレクタに流れる電流の大小を比較すること
により、セル情報を読み出すようにしている。このよう
にすると、IRLを発生する回路とIRを発生する回路
を同一素子で構成する等、IRLとIRを比較的精度良
く等しくできるので、IRLに比較し、  I CEL
L−NまたはI CELL−Pの値が小さくても、十分
安定にセル情報を読み出すことができる。 第13図は、本発明の第12の実施例を示す図であり、
第6図に示したメモリセルを用い、半導体メモリ全体を
構成した1例を示す回路図である。 本図で、Xl及びXBIはLビット線でアクセスするメ
モリセルに対応するXアドレス信号及びXアドレスバッ
ファ、X2及びXB2はRビット線でアクセスするメモ
リセルに対応するXアドレス信号及びXアドレスバッフ
ァ、XDRはワード線ドライバである。また、Yl及び
YBI並びにYDRIはLビット線でアクセスするメモ
リセルに対応するYアドレス信号及びYアドレスバッフ
ァ並びにビット線ドライバ、Y2及びYB2並びにYD
R2はRビット線でアクセスするメモリセルに対応する
Yアドレス信号及びYアドレスバッファ並びにビット線
ドライバである。また、MCA&Sは第10図にも示し
たメモリセルアレーとセンス回路、DBI及びDolは
Lビット線でアクセスするメモリセルに対応するデータ
出力バッファ及びデータ出力信号、DB2及びDO2は
Rビット線でアクセスするメモリセルに対応するデータ
呂カバソファ及びデータ呂力信号である。これら個々の
回路は、第12図と同様に、バイポーラトランジスタで
構成したECL回路を基本としている。また、これらの
回路の中で、特に本発明に関係する特徴的な回路につい
ては、既に第12図で説明したので、ここでの説明は省
略する。
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明を用いると、フリップフ
ロップを構成する2つのインバータ回路の特性を異なら
せることなく、通常2本必要なビット線を1本にするこ
とができる。また、ビット線の本数は2本のままで、書
き込み時間を高速化すること、または、2つのセルを同
時にアクセスすることが可能になり、セルの情報読み出
し及び情報書き込みの効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すメモリセルの構成
図及び回路図、第2図は従来例を示すメモリセルの構成
図及び回路図、第3図は本発明の第2の実施例を示すメ
モリセルの回路図、第4図は本発明の第3の実施例を示
すメモリセルの回路図、第5図は本発明の第4の実施例
を示すメモリセルの回路図、第6図は本発明の第5の実
施例を示すメモリセルの回路図、第7図は本発明の第6
の実施例を示すメモリセルの回路図、第8図は本発明の
第7の実施例を示すメモリセル及びその周辺回路の回路
図、第9図は本発明の第8の実施例を示すメモリセル及
びその周辺回路の回路図、第10図は本発明の第9の実
施例を示すメモリセル及びその周辺回路の回路図、第1
1図は本発明の第10の実施例を示すメモリセル及びそ
の周辺回路の回路図、第12図は本発明の第11の実施
例を示す半導体メモリ全体の回路図、第13図は本発明
の第12の実施例を示す半導体メモリ全体の回路図であ
る。 符号の説明 WU・・・・・・+ワード線 WL・・・・・・−ワード線 BL・・・・・・Lビット線 BR・・・・・・Rビット線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の+ワード線と、複数の−ワード線と、複数の
    ビット線と、上記ワード線とビット線の交点に配された
    複数のフリップフロップ形のメモリセルとを含み、上記
    メモリセルは、ドレインが上記メモリセル内のセルノー
    ドに接続され、ゲートが上記+ワード線に接続され、ソ
    ースが上記ビット線に接続されるN形伝導性の電界効果
    トランジスタと、ドレインが上記メモリセル内のセルノ
    ードに接続され、ゲートが上記−ワード線に接続され、
    ソースが上記ビット線に接続されるP形伝導性の電界効
    果トランジスタとを含むことを特徴とする半導体メモリ
    。 2、複数の第1及び第2の+ワード線と、複数の第1及
    び第2のーワード線と、複数の第1及び第2のLビット
    線と、複数の第1及び第2のRビット線と、上記ワード
    線とビット線の交点に配された複数のフリップフロップ
    形のメモリセルとを含み、上記メモリセルは、ドレイン
    が上記メモリセル内の第1のセルノードに接続され、ゲ
    ートが上記第1の+ワード線に接続され、ソースが上記
    第1のLビット線に接続されるN形伝導性の電界効果ト
    ランジスタと、ドレインが上記メモリセル内の第1のセ
    ルノードに接続され、ゲートが上記第1の−ワード線に
    接続され、ソースが上記第2のLビット線に接続される
    P形伝導性の電界効果トランジスタと、ドレインが上記
    メモリセル内の第2のセルノードに接続され、ゲートが
    上記第2の+ワード線に接続され、ソースが上記第1の
    Rビット線に接続されるN形伝導性の電界効果トランジ
    スタと、ドレインが上記メモリセル内の第2のセルノー
    ドに接続され、ゲートが上記第2の−ワード線に接続さ
    れ、ソースが上記第2のRビット線に接続されるP形伝
    導性の電界効果トランジスタとを含むことを特徴とする
    半導体メモリ。 3、請求項2記載のワード線またはビット線のうち少な
    くとも2本を共通にしたことを特徴とする半導体メモリ
    。 4、請求項1、2または3記載の複数の+ワード線と複
    数の−ワード線は、それぞれ1対1に対応しており、1
    方が高電位の時、他方が低電位になるように駆動するこ
    とを特徴とする半導体メモリ。 5、請求項1または2記載のメモリセルへの情報書き込
    みを、書き込み情報に応じて、ビット線を高電位にまた
    は低電位に駆動することによって行ったことを特徴とす
    る半導体メモリ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07153277A (ja) * 1993-12-01 1995-06-16 Nec Corp スタティックランダムアクセスメモリ
JP2005275382A (ja) * 2004-02-25 2005-10-06 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2007323801A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toshiba Corp Sramセル、sramアレイ、sramの制御方法
JP2008112537A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Denso Corp 半導体メモリ回路装置
JP2010181877A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Samsung Mobile Display Co Ltd 発光表示装置及び発光表示装置の駆動方法

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