JPH0415291Y2 - - Google Patents

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JPH0415291Y2
JPH0415291Y2 JP1987024989U JP2498987U JPH0415291Y2 JP H0415291 Y2 JPH0415291 Y2 JP H0415291Y2 JP 1987024989 U JP1987024989 U JP 1987024989U JP 2498987 U JP2498987 U JP 2498987U JP H0415291 Y2 JPH0415291 Y2 JP H0415291Y2
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JP
Japan
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bathtub
holding plate
scale
collecting
hot water
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JP1987024989U
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JPS63133315U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、浴槽用湯あか捕集用湯口蓋に関し、
特に、浴槽釜内から吐出される湯あかを効果的に
捕集するための新規な改良に関する。
b 従来の技術 従来、用いられていたこの種の浴槽用湯口蓋と
しては、種々の構成が提案され、採用されている
が、その中で代表的な構成について述べると、こ
こではその構成を示す文献名等を開示していない
が、第5図にて示す構成を挙げることができる。
すなわち、第5図において符号1で示されるも
のは、全体がほぼリング状をなし、その中央部に
開口2を有する保持板であり、この保持板1の一
面側には、3本の弾性を有する足部3が120度間
隔で配設されている。
前記保持板1の他面側には、前記開口2よりも
大径をなす円板状の蓋体4が、蝶番部5を介して
矢印Aの方向に作動自在に設けられ、この開口2
は前記蓋体4によつて開閉自在に形成されてい
る。
従来の浴槽用湯口蓋は、前述したように構成さ
れており、以下に、その動作について説明する。
まず、第3図で示す浴槽釜6の吐出口7に各足
部3を挿入し、保持板1を浴槽8の内径8aに密
合させることにより、浴槽用湯口蓋9の浴槽8へ
の装着が完了する。
前述の状態で、浴槽釜6の加熱が開始される
と、浴槽釜6内の高温湯は、吐出口7を経て開口
2から蓋体4を押し開けて浴槽8内に供給され
る。
c 考案が解決しようとする問題点 従来の浴槽用湯口蓋は、以上のように構成され
ているため、次のような問題点を有していた。
(1) 湯わかし中において、浴槽釜中に滞留又は付
着した湯あかが、吐出口から吐出される場合、
開口には何らの捕集手段もないため、湯あかが
浴槽内に入り込み、湯が汚されていた。
(2) 前述のように湯が汚された場合、捕集網など
を用いて、たびたび湯あか取りを行わねばなら
ず、手間がかかつていた。又、湯あかが取り切
れない場合には、湯が汚れ、極めて不衛生な状
態となつていた。
(3) 又、湯あかを捕集しない場合には、湯を浴槽
からあふれさせることにより、上部に浮遊した
湯あかを溢水と共に除去する手段も用いられて
いたが、湯あかを完全に除去することが難し
く、湯も大巾に無駄となつていた。
本考案は、以上のような種々の問題点を除去す
るためになされたもので、特に、浴槽釜内から吐
出される湯あかを効果的に捕集するようにした浴
槽用湯あか捕集用湯口蓋を得ることを目的とす
る。
d 問題点を解決するための手段 本考案による浴槽用湯あか捕集用湯口蓋は、開
口を有すると共にリング状をなす第1保持板と、
前記第1保持板に設けられ弾性を有する複数の足
部と、前記開口を覆うように前記第1保持板に設
けられた湯あか捕集部と、前記第1保持板の前記
開口に設けられた開閉自在な蓋部とを備え、前記
各足部を浴槽釜の吐出口に挿入し、前記捕集部に
より前記浴槽釜内からの湯あかを捕集する構成で
ある。
〔作用〕
本考案による浴槽用湯あか捕集用湯口蓋におい
ては、前記各足部を浴槽釜の吐出口に設け、第1
保持板を浴槽の内壁に密合させた後、浴槽釜を加
熱すると、加熱された湯は蓋部を押し浴槽内へ流
れ込み、このとき浴槽釜内の湯あかは、吐出口か
ら開口を経て、捕集部内で捕らえられ、浴槽内に
は吐出されず、浴槽内の湯は、湯あかによつて汚
されることなく、加熱される。また、浴槽釜によ
る加熱が終了した場合、蓋部は浴槽内の水圧によ
り吐出口を塞ぎ、浴槽釜の湯あかが浴槽へ流れ込
むことを阻止する。
従つて、湯あかが発生したとしても、湯が汚さ
れることがなく、何らの捕集作業を行うこともな
く、清潔な湯を保つことができる。
f 実施例 以下、図面と共に本考案による浴槽用湯あか捕
集用湯口蓋の好適な実施例について詳細に説明す
る。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を
用いて説明する。
第1図から第4図に示す構成は、本考案による
浴槽用湯あか捕集用湯口蓋を示すためのもので、
第1図は第1実施例、第4図は第2実施例、第3
図は第1図の構成を浴槽に装着した構成を示して
いる。
まず、第1図において、符号1で示されるもの
は、全体がほぼリング状をなし、その中央部に開
口2を有する第1保持板であり、この第1保持板
1の一面側には、3本の弾性を有する足部3が
120度間隔で配設されている。
前記各足部3の一端3aは、図面において水平
方向に延長されており、これらの各一端3aの各
端部には、前記第1保持板1と同外径で且つ同内
径の開口2aを有する第2保持板10が一体状に
スポツト溶接等で設けられている。
前記各保持板1及び10は、互いに離隔した状
態で、間隔をおいて配設されており、前記各保持
板1及び10間及び開口2aには、金属又は樹脂
等からなる100〜200メツシユ程度の網又は布袋等
からなる捕集部11がこれらを覆うような状態で
設けられ、この捕集部11は、第2保持板10の
外面に設けられた抑えリング12により保持され
ている。前記第1保持板1の外面には、リング状
のパツキン部材13が設けられている。
さらに、第4図で示す構成は、他の実施例を示
すもので、前記第1保持板1の外面には、開口2
よりも大径の蓋体4が蝶番部5により、矢印Aの
方向に作動自在に設けられ、開口2はこの蓋体4
によつて開閉自在に構成されている。
前記第1保持板1の外面には、袋状をなす前述
の捕集部11が設けられ、この開口2の外面側は
この捕集部11によつて覆われている。
本考案による浴槽用湯あか捕集用湯口蓋は、前
述したように構成されており、以下に、その動作
について説明する。
まず、第3図で示す浴槽釜6の吐出口7に各足
部3を挿入し、第1保持板1を浴槽8の内壁8a
にパツキン部材13を介して密合させることりに
より、湯口蓋9の浴槽8への装着が完了する。
前述の状態で、浴槽釜6の加熱が開始される
と、浴槽釜6内の高温湯は、吐出口7を経て開口
2から捕集部11を経て浴槽8内に供給される。
また、浴槽釜による加熱が終了した場合、蓋部
は浴槽内の水圧により吐出口を塞ぎ、浴槽釜の湯
あかが浴槽へ流れ込むことを阻止する。
前述の場合、浴槽釜6内から発生した湯あか等
の汚物は、捕集部11内で全て捕集され、浴槽8
内への侵入は効果的に阻止される。
g 考案の効果 本考案による浴槽用湯あか捕集用湯口蓋は、以
上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。
(1) 浴槽釜内の湯あか等の汚物は、全て捕集部に
より捕集できるため、浴槽内の湯は、常に清潔
に保たれる。
(2) 捕集部は交換又は洗浄が可能であるため、長
期使用にも十分に耐えることができる。
(3) 浴槽釜による加熱が終了した場合、蓋部によ
り浴槽釜の湯あかが浴槽へ流れ込むことを阻止
し、浴槽内の湯の温度低下を防止することがで
きると共に、蓋部により吐出口が塞がれた場合
でも、浴槽内を流れる湯あかを湯あか捕集部で
効果的に捕らえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、本考案による浴槽用湯あ
か捕集用湯口蓋を示すためのもので、第1図は第
1実施例を示す正面図、第2図は第1図の右側面
図、第3図は浴槽に装着した状態を示す概略構成
図、第4図は第2実施例を示す正面図、第5図は
従来構成を示す正面図である。 1は第1保持板、2は開口、3は足部、4は蓋
部、6は浴槽釜、7は吐出口、10は第2保持
板、11は捕集部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 開口2を有すると共にリング状をなす第1保
    持板1と、前記第1保持板1に設けられ弾性を
    有する複数の足部3と、前記開口2を覆うよう
    に前記第1保持板1に設けられた湯あか捕集部
    11と、前記第1保持板1の前記開口2に設け
    られた開閉自在な蓋部4とを備え、前記各足部
    3を浴槽釜6の吐出口7に挿入し、前記捕集部
    本考案11により前記浴槽釜6内からの湯あか
    を捕集する構成としたことを特徴とする浴槽用
    湯あか捕集用湯口蓋。 (2) 前記足部3には、前記第1保持板1と離隔し
    て設けられた第2保持板10を有し、前記捕集
    部11は、前記第1および第2保持板(1及び
    10)間に設けられていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の浴槽用湯あ
    か捕集用湯口蓋。 (3) 前記捕集部11は、網よりなることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の浴槽用湯あか捕集用湯口蓋。 (4) 前記捕集部11は、金網よりなることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の浴槽用湯あか捕集用湯口蓋。 (5) 前記捕集部11は、布袋よりなることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の浴槽用湯あか捕集用湯口蓋。
JP1987024989U 1987-02-24 1987-02-24 Expired JPH0415291Y2 (ja)

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JPS63133315U JPS63133315U (ja) 1988-08-31
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JPS63133315U (ja) 1988-08-31

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