JPH04152052A - 生産機械の稼働予定修正装置 - Google Patents

生産機械の稼働予定修正装置

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JPH04152052A
JPH04152052A JP2272013A JP27201390A JPH04152052A JP H04152052 A JPH04152052 A JP H04152052A JP 2272013 A JP2272013 A JP 2272013A JP 27201390 A JP27201390 A JP 27201390A JP H04152052 A JPH04152052 A JP H04152052A
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森桶 義嗣
Takuo Hida
飛田 拓郎
Eiko Fujimoto
藤本 永子
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生産機械の稼働予定修正装置、特に、処理対象
となる複数の品目を、複数の生産機械を動作させて順次
処理するための稼働予定において、同じ時間帯に複数の
品目を同時処理する際に、同一部品を異なる機械で使用
するという機械間の干渉が生じるような予定が組まれた
ときに、この干渉を解消するように稼働予定を修正する
装置に関する。
〔従来の技術〕
種々の生産工程では、それぞれ処理能力が異なった生産
機械を複数台同時に用い、いくつもの品目をそれぞれの
生産機械に割り当てて処理することが一般に行われてい
る。たとえば、印刷物の処理では、種々の大きさ、種々
の色をもった印刷物の印刷が複数の印刷機で処理される
。この場合、最も効率良く印刷機を稼働させるために、
どの印刷機でどの品目をどの順番で処理するかという予
定を立案する必要がある。特に、雑誌の印刷物では、発
刊時期が定まっているため、納期の条件を最優先させて
予定を組まなければならない。また、各印刷機ごとに処
理能力が異なるため、その機械の能力を十分に活用でき
るような予定を組まなければならない。たとえば、4色
までの印刷を行う能力のある印刷機では、2色刷りの品
目を処理させるより、4色刷りの品目を処理させた方が
効率的である。このような稼働予定の立案を自動的に行
う装置は、特願平1−165039号明細書に開示され
ており、また、この装置を用いた稼働予定管理装置が、
特願平2−56875号明細書に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のような稼働予定立案装置によって
立案された稼働予定には、異なる生産機械間において干
渉という不都合な状態が生じることがある。ここで、こ
の干渉という現象は、同じ時間帯に複数の品目を同時処
理する際に、同一部品を異なる機械で使用する必要が生
じることをいう。たとえば、複数の印刷機を稼働させる
場合、所定の柄の版(以下シリンダと呼ぶ)を、異なる
印刷機間で兼用することがある。この同一のシリンダを
使用する時間帯が、各印刷機ごとにずれていれば問題は
生じない。ところが、立案された稼働予定に従って各印
刷機を稼働させると、同じ時間帯に同一のシリンダを複
数の印刷機で使用するような状況に陥る場合がある。こ
のような干渉が発生すると、立案された予定どおりに機
械を稼働させることは物理的に不可能となる。
そこで従来は、立案された予定について、このような干
渉が生じていないかを人手によりチェックし、干渉が生
じていた場合には、適宜、人手による修正を加えていた
。しかしながら、このような人手による修正は、多大な
労力と時間を必要とし効率的ではない。
そこで本発明は、立案された稼働予定に発生した干渉を
解消させるような修正を自動的に行うことのできる生産
機械の稼働予定修正装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(1)  本願箱1の発明は、処理対象となる複数の品
目を、複数の生産機械を動作させて順次処理するための
稼働予定において、同じ時間帯に複数の品目を同時処理
する際に、同一部品を異なる機械で使用するという機械
間の干渉が生じるような予定が組まれたときに、この干
渉を解消するように稼働予定を修正する装置において、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを入
力しこれを記憶する手段と、 処理対象となる各品目ごとに、処理能力に関連した個々
の処理内容および使用部品を示す品目データを入力しこ
れを記憶する手段と、 処理能力データおよび品目データに基づいて立案され、
各生産機械ごとに処理対象となる品目を割り当て、これ
を処理順に並べた情報から構成される稼働予定、を入力
しこれを記憶する手段と、品目データにおける使用部品
を参照することにより、稼働予定に組まれている品目に
ついて、干渉が生じているか否かをチェックする手段と
、互いに干渉が生じている品目のうち、第1の生産機械
に割り当てられた第1の品目と、第2の生産機械に割り
当てられた第2の品目と、を抽出する手段と、 処理能力データと品目データとに基づいて、第1の品目
を第2の生産機械に割り当てることが可能か否かを判断
し、可能な場合には第1の品目を第2の生産機械の第2
の品目に隣接する位置に割り当てるような修正を、稼働
予定に対して行う第1の修正手段と、 処理能力データと品目データとに基づいて、第2の品目
を第1の生産機械に割り当てることが可能か否かを判断
し、可能な場合には第2の品目を第1の生産機械の第1
の品目に隣接する位置に割り当てるような修正を、稼働
予定に対して行う第2の修正手段と、 を設けたものである。
(2)  本願箱2の発明は、上述の第1の発明に係る
生産機械の稼働予定修正装置において、稼働予定によっ
て割り当てられたすべての品目の処理が完了する完了時
刻を各生産機械ごとに求め、この完了時刻に基づいて各
生産機械の順位を決定し、最も早い生産機械と最も遅い
生産機械との間の完了時刻の偏差が所定の設定値以上で
ある場合に、片寄り有りとの判断をする手段と、片寄り
有りとの判断がなされた場合に、完了時刻の遅い生産機
械から完了時刻のより早い生産機械へ、品目の割り当て
を修正する作業を行う手段と、 を更に設けたものである。
(3)  本願箱3の発明は、上述の第1または第2の
発明に係る生産機械の稼働予定修正装置において、 修正完了後の稼働予定について、各品目の納期に関する
条件が満足されているか、ならびに、干渉が生じている
か、をチェックし、納期に関する条件が満足されていな
い場合、あるいは干渉が生じている場合には、その旨の
警告を表示する手段を更に設けたものである。
〔作 用〕
(1)  本願箱1の発明によれば、立案された稼働予
定に組まれている品目について、干渉が生じているか否
かがチェックされた後、干渉が・生じている1対の品目
が1組ずつ抽出される。抽出された1対の品目について
は、これらが同一の生産機械によって相前後して処理さ
れるように割り当ての修正が行われる。こうして、干渉
が生じている1対の品目を1組ずつ抽出しては修正する
処理を繰り返してゆくことにより、干渉を順次解消して
ゆくことができる。
(2)  上述した本願箱1の発明による処理を行って
ゆくと、特定の生産機械に品目が片寄って割り当てられ
る場合がある。本願第2の発明によれば、各生産機械ご
とにすべての品目の処理が完了する完了時刻が求められ
、片寄りが生じているか否かが判断される。すなわち、
完了時刻の遅い生産機械には過剰に品目が割り当てられ
ていることになる。そこで、片寄りが生じた場合には、
完了時刻の遅い生産機械から完了時刻のより早い生産機
械へ、品目の割り当て修正を行うことにより、片寄りが
解消される。
(3)  上述した本願第1の発明による処理および本
願第2の発明による処理を行った結果、納期の条件が満
たされないとか、干渉が完全に解消しきらないといった
不都合が残ってしまう場合がある。本願第3の発明によ
れば、このような不都合が残っている場合には警告が表
示される。警告が表示された場合、オペレータが手作業
によって最終的な修正を施すことになる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図は本発明の一実施例に係る生産機械の稼働予定修正
装置の基本構成を示すブロック図である。稼働予定記憶
手段100、処理能力データ記憶手段200、品目デー
タ記憶手段300は、それぞれデータを入力し、これを
記憶する手段である。すなわち、稼働予定記憶手段10
0は、立案された稼働予定を入力してこれを記憶し、処
理能力データ記憶手段200は、各生産機械固有の処理
能力に関する処理能力データを入力してこれを記憶し、
品目データ記憶手段300は、処理対象となる各品目ご
とに、各生産機械の処理能力に関連した個々の処理内容
および使用部品を示す品目データを入力しこれを記憶す
る。
干渉チェック手段11は、品目データ記憶手段300内
の品目データを参照しながら、稼働予定記憶手段100
内に記憶された稼働予定についての干渉発生の有無をチ
ェックする機能を有する。
干渉が発生した品目は、干渉品目抽出手段12によって
抽出される。なお、ここで抽出される品目は、後述する
ように、互いに干渉を生じている1対の品すである。順
方向修正手段13および逆方向修正手段14は、干渉品
目抽出手段12が抽出した1対の品目に対して、干渉を
解消させるような修正を行う。いま、抽出された1対の
品目の一方が、第1の生産機械に割り当てられた第1の
品目であり、もう一方が、第2の生産機械に割り当てら
れた第2の品目であるとする。この場合、順方向修正手
段13は、処理能力データ記憶手段200内の処理能力
データと品目データ記憶手段300内の品目データとに
基づいて、第1の品目を第2の生産機械に割り当てるこ
とが可能か否かを判断し、可能な場合には第1の品目を
第2の生産機械の第2の品目に隣接する位置に割り当て
るように、稼働予定記憶手段100内の稼働予定に対し
て修正を施す。また、逆方向修正手段14は、処理能力
データ記憶手段200内の処理能力データと品目データ
記憶手段300内の品目データとに基づいて、第2の品
目を第1の生産機械に割り当てることが可能か否かを判
断し、可能な場合には第2の品目を第1の生産機械の第
1の品目に隣接する位置に割り当てるように、稼働予定
記憶手段100内の稼働予定に対して修正を施す。ここ
で、順方向修正手段13による順方向の修正を行っても
、逆方向修正手段14による逆方向の修正を行っても、
いずれにしても抽出した1対の品目間での干渉は解消す
るが、この実施例の装置では、順方向の修正が可能であ
ればこれを優先して行うようにしている。したがって、
逆方向の修正は、順方向の修正ができない場合に限って
行われる。
逆方向の修正もできない場合は、この1対の品目につい
ては、この時点では修正は行われない。干渉品目抽出手
段12は、こうして互いに干渉した1対の品目を順次抽
出する動作を続けるので、この抽出された品目について
の干渉を解消させるための修正が逐次行われてゆくこと
になる。
以上のような修正が行われると、稼働予定記憶手段10
0内の稼働予定は、干渉が完全に、あるいはある程度ま
で解消した状態となる。片寄りチェック手段21は、こ
のような修正後の稼働予定について、片寄りが生じてい
るか否かを判断する機能を有する。具体的には、稼働予
定によって割り当てられたすべての品目の処理が完了す
る完了時刻を各生産機械ごとに求め、この完了時刻に基
づいて各生産機械の順位を決定し、最も早い生産機械と
最も遅い生産機械との間の完了時刻の偏差が所定の設定
値以上である場合に、片寄り有りとの判断をする。片寄
り修正手段22は、片寄りチェック手段21により片寄
り有りとの判断がなされた場合に、完了時刻の遅い生産
機械から完了時刻のより早い生産機械へ、品目の割り当
てを修正する作業を行う。すなわち、稼働予定記憶手段
100内の稼働予定は、再度修正を受けることになる。
警告表示手段30は、このように再度修正を受けた稼働
予定について、各品目の納期に関する条件が満足されて
いるか、ならびに、干渉が生じているか、をチェックし
、納期に関する条件が満足されていない場合、あるいは
干渉が生じている場合には、その旨の警告を表示する。
したがって、警告表示手段30による警告表示がなされ
なかった場合は、稼働予定記憶手段100内に最終的に
得られた稼働予定は、納期についても問題なく、干渉も
生じていないことをオペレータは認識できる。この場合
、この稼働予定を最終的なものとして、実際に機械の稼
働を行って構わない。一方、警告表示手段30によって
警告表示がなされた場合は、稼働予定記憶手段100内
に最終的に得られた稼働予定には納期あるいは干渉の問
題が生じていることをオペレータは認識できる。この場
合、オペレータはこの稼働予定に対して手作業による修
正を加えることになる。このように、警告表示がなされ
た場合には、手作業による修正が必要になるが、もとも
と与えられた稼働予定についての干渉をすべて手作業で
解消させる場合に比べると、オペレータの労力は著しく
軽減される。
なお、実際には、この装置はコンピュータによって構成
される。すなわち、稼働予定記憶手段100、処理能力
データ記憶手段200、品目データ記憶手段300は、
コンビエータ用のメモリ、あるいはディスクなどの記憶
装置によって構成され、他の構成要素はこのコンピュー
タのCPUおよびこれを動作させるためのソフトウェア
によって実現される。
装置の具体的な動作 以上、この装置の基本構成を説明したが、続いて、この
装置の動作を具体例に側して説明する。
この装置の動作は、第1段階:干渉を解消する処理、第
2段階二片寄りを修正する処理、第3段階:警告表示処
理、の3つの段階から構成される。第2図は第1段階の
処理、第3図および第4図は第2段階の処理、そして第
5図は第3段階の処理、についての流れ図である。以下
、これらの流れ図を参照しながら、各段階の処理を詳述
する。
なお、ここでは便宜上、複数の印刷機を用いて印刷処理
を行う具体例に基づいて説明を行うことにする。まず、
第1段階の処理を行う前に、各記憶手段100,200
.300に所定のデータを入力しておく必要がある。こ
こでは、処理能力データ記憶手段200に入力する処理
能力データとして第6図に示すデータを、品目データ記
憶手段300に入力する品目データとして第7図に示す
データを、そして稼働予定記憶手段100に入力する稼
働予定として第8図に示す予定を、それぞれデータとし
て入力したものとする。
第6図に示す処理能力データは、3台の印刷機i、n、
mについての処理能力を示すものである。
印刷機■は4色の色数にまで対応でき、判サイズも大/
小の2とおりに対応できる。印刷機■は2色の色数にま
でしか対応できないが、判サイズは大/小の2とおりに
対応できる。印刷機■は4色の色数にまで対応できるが
、判サイズは小にしか対応できない。実際には、この他
にも種々の処理能力についてのデータが入力されるが、
ここでは、このような単純な例について説明を行うこと
にする。
第7図に示す品目データは、上述の3台の印刷機を用い
て、印刷を行うべき対象となる品目である。ここでは、
品目a〜0までの15品目が与えられている。たとえば
、品目aについては、色数を2色用いる印刷物であり、
判サイズは大、用いるシリンダは1番、納期は1日目(
ここでは、この稼働予定によって機械を稼働させた時点
から何日目という日数で納期を表現することにする)と
いうデータが与えられている。
こうして、処理能力データと品目データとが与えられる
と、これらに基づいて稼働予定の立案を行うことができ
る。たとえば、品目aは、印刷機■に割り当てることは
できない(サイズが適用できない)が、印刷機Iおよび
■のいずれかに割り当てることはできる。このように、
各品目について割り当て可能な印刷機を選び、かつ、納
期が守られるような稼働予定の立案を行う必要がある。
このような稼働予定の一例が、第8図に示された予定で
ある。図の破線は1日の区切りを示し、破線から破線ま
での間隔が24時間に対応する。印刷機Iは、品目a、
 b、  c、 d、  eの順に処理を行い、印刷機
■は、品目f、  g、 h、  t、  jの順に処
理を行い、印刷機■は、品目に、fl、m、n。
0の順に処理を行うような予定が立案されている。
このような予定を自動的に立案する装置は、前述した特
願平1−165039号明細書に開示されている。この
予定の立案処理については、本願発明の本旨ではないた
め、説明は省略する。
さて、第8図にハツチングで示した品目すと品目gとに
着目してみる。第7図の品目データに示されているよう
に、品目すも品目gもともに2番シリンダを用いる。す
なわち、立案された予定によれば、印刷機Iと■とで、
同じ時間帯に同一のシリンダを用いることになる。これ
は物理的に不可能であり、干渉が生じていることになる
。本願発明の装置は、このような干渉を解消させるため
に、稼働予定に対して修正を加えることを目的とするも
のである。なお、ここに示す実施例では、干渉を回避す
る処理を行う対象となる期間を定めている。具体的には
、干渉回避処理期間として2日目までという条件を与え
ており、第8図に示す稼働予定において、2日目までに
割り当てられた品目についての干渉を回避するような修
正を行っている。一般に、立案された稼働予定はあくま
でも予定であり、実際に機械を稼働させて処理を行った
場合、予定どおり作業が進行するとは限らないため、あ
まり先の予定まで確実に決定してしまうことは無意味で
ある。したがって、このように、干渉回避処理期間を定
め、とりあえず当座の予定に関しては干渉の生じないよ
うな修正処理を施すのが現実的である。
第1段階:干渉を解消させる処理 以下、この第1段階の処理を第2図の流れ図に基づいて
説明する。まず、ステップS21において、干渉チェッ
クが行われる。これは、第1図における干渉チェック手
段11により、稼働予定記憶手段100内の稼働予定に
ついての干渉のチェックを行う処理である。具体的には
、第8図に示す稼働予定に組まれている15品目のすべ
てについて、他の品目と干渉が生じているか否かをチェ
ックする作業が行われる。たとえば、品目aについては
、他の14品目b〜0のそれぞれに対して干渉チェック
がなされる。ここで説明する例では、干渉の対象となる
部品はシリンダだけである。したがって、第7図の品目
データ内のシリンダ遥を参照して干渉のチェックを行う
ことになる。すなわち、品目aについては、1番シリン
ダを使用する品目d、eの処理が同じ時間帯に予定され
ているときに干渉が生じることになる。第8図の稼働予
定では、品目aについての干渉は生じていない。
続いて、品目b〜0についてのチェックも同様に行われ
る。この干渉チェックの結果、第8図の稼働予定では、
ハツチングで示す品目すと品目gとの間に干渉が生じて
いることがわかる。なお、前述のように、この干渉チェ
ックはあらかじめ設定された干渉回避処理期間(この実
施例では2日目まで)においてのみ行われる。
続くステップS22で、干渉が生じているかが判断され
る。干渉が生じていなければ、この第1段階の処理は終
了である。干渉が生じている場合には、ステップS23
において、干渉対象となる1組の品目が抽出される。こ
れは、第1図における干渉品目抽出手段12によってな
される。ここで、抽出される1組の品目は必ず互いに干
渉を生じている1対の品目となる。この例では、前述の
ように、品目すと品目gとの間に干渉が生じているため
、抽出される1対の品目は品目すと品目gである。一般
に、互いに干渉が生じる品目は2品目には限らず、3品
目以上についても互いに干渉が生じることがある。この
ような場合でも、ステップS23で抽出されるのは、常
にそのうちの2品目である。また、複数箇所で干渉が生
じている場合であっても、ステップ323で1回に抽出
されるのは、特定箇所の1対の品目が1組だけである。
抽出すべき組が複数ある場合には、いずれの組を抽出し
てもかまわない。
干渉品目抽出手段12は、こうして抽出した1対の干渉
品目を、まず順方向修正手段13に与える。ステップS
24では、この順方向修正手段13において、順方向の
修正が適合するか否かが判断される。ここで、順方向お
よび逆方向の意味について説明しておく。いま、抽出さ
れた1対の品目をそれぞれ第1の品目および第2の品目
と呼び、第1の品目が割り当てられている生産機械を第
1の機械、第2の品目が割り当てられている生産機械を
第2の機械と呼ぶことにする。本願発明の装置による基
本思想は、第1の品目を第2の機械に割り当てるような
修正を行うか、あるいは、第2の品目を第1の機械に割
り当てるような修正を行い、干渉の発生を解消すること
にある。そして、一方の修正を順方向、もう一方の修正
を逆方向と呼んでいる。この実施例では、より具体的に
、印刷機の番号(I、  II、 m)の大きなものか
ら小さなものへ干渉品目を移動させる修正を順方向の修
正、小さなものから大きなものへ干渉品目を移動させる
修正を逆方向の修正、と定義している。したがって、こ
こで説明している具体例では、抽出された2つの品目b
(印刷機lに割り当てられている)と品目fI(印刷機
■に割り当てられている)とについて、品目gを印刷機
Iに割り当てるような修正が順方向の修正、品目すを印
刷機■に割り当てるような修正が逆方向の修正というこ
とになる。
したがって、ステップS24における順方向の適合判断
は、品目gを印刷機Iに割り当てることが可能かどうか
の判断となる。第7図に示す品目データによると、品目
gは色数4、判すイズ小であり、一方、第6図に示す処
理能力データによると、印刷機■は色数4、判すイズ大
/小であるため、品目gを印刷機■で処理することは可
能である。すなわち、順方向に適合したことになる。そ
こで、ステップS25において順方向の移動が行われる
。この移動は、移動する品目を干渉の対象となった品目
の前後に挿入することによって行われる。この実施例で
は、干渉の対象となった品目のうしろに移動する品目を
挿入するようにしている。すなわち、品目gは印刷機■
から印刷機Iに割り当て直され、印刷機Iにおける品目
すのうしろに挿入される。第9図は、この順方向の移動
を行った後の稼働予定を示す。印刷機Iでは、品目a、
  bの後に品目gが予定として組まれ、以後の品目c
、d、eは順に後に送られている。一方、印刷機■では
、品目gがなくなり、後の品目m。
n、  oが順に先に送られている。こうして、ステッ
プS25が実行されることにより、稼働予定記憶手段1
00内に記憶されている稼働予定は、第8図のものから
第9図のものに修正されることになる。
続くステップS28では、ステップS21でチェックさ
れた干渉品目が、全組抽出されたか否かが判断される。
まだ抽出されていない組が残っていたら、再びステップ
S23からの処理が繰り返される。ここで説明してい3
例では、干渉品目は品目すと品目gのみであったので、
全組が抽出されたことになり、ステップS29を経て、
ステップS21へと戻る。ここで、再び干渉チェックが
行われるが、注意すべき点は、干渉を解消するための修
正を行うと、別な新たな干渉が発生することがあるとい
う点である。たとえば、第9図の稼働予定では、ハツチ
ングを施した品目gと品目mとの間に新たな干渉が生じ
てしまっている。このように、ステップS21では、依
然として解消していない干渉品目とともに新たに発生し
た干渉品目がチェックされ、以下、ステップS22以降
の処理が繰り返される。すなわち、ここで説明している
例では、ステップS22において干渉有りと判断され、
ステップ323において、品目gと品目mとが抽出され
る。そして、ステップS24における順方向の適合判断
は、品目mを印刷機■に割り当てることが可能かどうか
の判断となる。第7図に示す品目データによると、品目
mは色数4、判サイズ小であり、一方、第6図に示す処
理能力データによると、印刷機■は色数2、判すイズ大
/小であるため、品目mを印刷機■で処理することはで
きない。すなわち、順方向には適合しないことになる。
そこで、ステップS26において逆方向の適合判断がな
される。すなわち、品目gを印刷機■に割り当てること
が可能かどうかの判断がなされる。第7図に示す品目デ
ータによると、品目gは色数2、判サイズ小であり、一
方、第6図に示す処理能力データによると、印刷機■は
色数4(4色まで対応可能であるので、2色には当然対
応可能である)、判サイズ小であるため、品目gを印刷
機■で処理することは可能である。すなわち、逆方向に
適合したことになる。そこで、ステップS27において
逆方向の移動が行われる。
すなわち、品目gは印刷機■から印刷機mに割り当て直
され、印刷機■における品目mのうしろに挿入される。
第10図は、この逆方向の移動を行った後の稼働予定を
示す。続くステップ528では、全組が抽出されている
ためステップS29へと進み、再びステップS21から
の手順が繰り返される。ここで説明している例では、第
10図のように稼働予定が修正された時点で、すべての
干渉は解消している。そこで、ステップS22で干渉無
しと判断され、第1段階の処理を終了することになる。
上述の手順において、順方向にも逆方向にも適合しない
場合は、何ら修正は行われない。ただ、ステップS28
やステップS29によって形成されるループにより、同
じ手順が繰り返し行われてゆくため、次第に干渉はなく
なってゆくことになる。ただ、上述の手順を何回繰り返
しても解消しないような干渉が存在する場合もある。こ
のような場合に、処理が無限ループに陥ることを防ぐた
め、ステップS29ではn回という繰り返し回数の上限
を設け、これ以上の回数は繰り返し処理を行わないよう
にしている。
第2段階:片寄りを修正する処理 次に、第2段階の処理を第3図および第4図の流れ図に
基づいて説明する。この第2段階の処理の目的は、干渉
を解消させるための修正処理によって、各生産機械ごと
に割り当てられた品目に片寄りが生じた場合、これを修
正することである。
たとえば、第10図に示す稼働予定では、干渉はすべて
解消されているが、印刷機Iに割り当てられた品目は、
印刷機■に割り当てられた品目に比べて処理量が多く、
印刷機Iの負荷が大きくなっている。このように、特定
の生産機械に負荷が集中することは好ましくない。そこ
で、第2段階では次のような処理を行っている。
まず、ステップS31において、完了時刻平均値の計算
が行われる。これは、各生産機械を現在の稼働予定によ
って稼働させた場合に、それぞれの生産機械が全品目に
対する処理を完了する時刻を求め、これらを平均する処
理である。たとえば、第10図の稼働予定では、印刷機
Iの完了時刻は4日目の18時、印刷機■の完了時刻は
3日目の4時、印刷機■の完了時刻は3日目の17時、
というように完了時刻が求まるので、平均値としては、
3日目の21時(図では一点鎖線でその位置を示す)な
る時刻が求まる。
続くステップS32では、完了時刻の偏差が計算される
。すなわち、各生産機械の完了時刻について、平均値と
の偏差が計算される。上述の例であれば、印刷機Iの偏
差は+21時間、印刷機■の偏差は一17時間、印刷機
■の偏差は一4時間、となる。そして、この偏差から完
了時刻の順位が決定される。すなわち、上述の例では、
遅い方から印刷機1.III、  ■の順となる。
次のステップ833では、片寄りの有無が判定される。
この判定は、完了時刻の一番遅い生産機械と一番早い生
産機械との間の完了時刻の差が所定の設定値以上である
かという判断基準によってなされる。この例では、所定
の設定値を24時間とし、差がこれ以上あった場合には
片寄りと判断している。上述の例では、差は38時間と
なり、片寄り有りとの判断がなされることになる。
以上の片寄りチェックは、第1図に示す装置における片
寄りチェック手段21によって行われる。
片寄り有りとの判断がなされると、その旨が片寄り修正
手段22に知らされ、ステップS34以降の修正処理が
なされることになる。なお、片寄り無しとの判断がなさ
れた場合には、第2段階の処理は終了する。
さて、片寄り修正の処理は次のとおりである。
まず、ステップS34において、移動元機械が選択され
る。これは、完了時刻の遅い機械から順に選択されるこ
とになる。したがって、上述の例では、印刷機Iが移動
元機械として選択される。続くステップS35では、移
動元機械の完了時刻が平均値より遅いことが確認される
。上述の例では、印刷機Iの完了時刻(4日目の18時
)は平均値(3日目の21時)より遅いので、更にステ
ップS36における品目選択へと進むことになる。この
品目選択では、移動元機械に割り付けられた品目のうち
、終了時刻が平均値より遅い品目を着手順に選択すると
いう処理がなされる。第10図の例では、移動元機械で
ある印刷機■に割り当てられた品目Jl、  b、 p
、  c、 d、  eのうち、それぞれの終了時刻が
平均値(3日目の21時)より遅いものは、品目dとe
との2つだけであり、このうち先に着手すべき品目dが
選択品目となる。ステップS37では、選択された品目
があるか否かが判断され、選択品目があれば次のステッ
プへと進む。選択品目がない場合(すなわち、ステップ
S36の条件を満たす品目がない場合)は、再びステッ
プS34へと戻り、次の機械を選択する(完了時刻の遅
い順に順次選択する)。
選択品目が決まると、ステップ541(第4図)におい
て、この選択品目の着手時刻が干渉回避処理の期間外か
否かが判断される。ここで説明している例では、第1段
階の処理で述べたとおり、干渉回避処理の期間として、
2日目までを設定している。選択品目の着手時刻がこの
干渉回避処理の期間内にある場合、この選択品目に対し
ての修正を行うと、せっかく解消した干渉が再び生じて
しまうおそれがある。したがって、選択品目の着手時刻
が干渉回避処理の期間内である場合には、ステップS4
1からステップS36へと戻り次の順位の品目を新たな
選択品目として選択しなおす処理がなされる。
選択品目の着手時刻が干渉回避処理の期間外であれば、
この選択品目に対する修正を行っても問題はない。そこ
でステップ342へと進み、移動先機械の選択が行われ
る。この選択は完了時刻の早い順になされる。そして、
ステップ543において、選択された移動先機械の完了
時刻が平均値より早いことが確認され、ステップ544
において、選択品目を移動先機械に移動することが可能
かが判断される。すなわち、品目データと処理能力デー
タとを参照し、選択品目についての処理が移動先機械で
可能か否かが判断される。移動できない場合には、ステ
ップS42に戻り、次の機械を選択する(完了時刻の早
い順に順次選択する)。
移動可能の場合は、ステップS45において、選択品目
が移動先機械の最終品目の更に後ろへ移動される。最後
に、ステップS46において、ステップS31へと戻り
、同様の処理が上限値m回まで繰り返される。
上述の具体例について、この処理を追ってみよう。第1
0図に示す稼働予定についてこの処理を行うと、前述の
ように、ステップS34における移動元機械として印刷
機Iが選択され、ステップS36における選択品目とし
て品目dが選択される。ステップS41では、この品目
dの着手時刻が干渉回避処理の期間(2日目まで)の外
であることが確認される。ステップ342では、移動先
機械として完了時刻の最も早い印刷機■が選択され、ス
テップ843において、この印刷機■の完了時刻が平均
値より早いことが確認される。続く、ステップS44に
おいては、選択品目dが移動先機械としての印刷機■へ
移動可能かどうかが判断される。ところが、品目dは色
数4であるのに対し、印刷機■は色数2までにしか対応
できない。
したがって、ステップS44では、移動不能なる判断が
なされ、ステップS42において再度、移動先機械が選
択される。すなわち、今度は完了時刻が2番目に早い印
刷機■が選択され、ステップ843において、この印刷
機■の完了時刻が平均値より早いことが確認される。続
く、ステップS44においては、選択品目dが移動先機
械としての印刷機■へ移動可能かどうかが判断される。
ところが、品目dは色数4、判すイズ大であるのに対し
、印刷機■は色数は4色まで対応できるが判サイズは小
であるため、再び移動不能なる判断がなされる。こうし
て、ステップS42において再度、移動先機械が選択さ
れる。すなわち、今度は完了時刻が3番目に早い印刷機
■が選択される(この例では、単純なモデルとして3台
の印刷機を用いた例を示しであるので、ここでは、移動
元機械と移動先機械とが一致してしまっている)。
ところが、この移動先機械である印刷機Iの完了時刻は
平均値よりも遅いため、ステップ343からステップS
36へ戻り、新たな選択品目として、品目dの次に位置
する品目eが選択されることになる。この新たな選択品
目eの着手時刻は干渉回避処理の期間外であるので、ス
テップS41からステップS42へと進み、移動先機械
として、完了時刻の最も早い印刷機■が選択される。ス
テップS43で、この印刷機■の完了時刻が平均値より
早いことが確認され、ステップS44において、選択品
目eが移動先機械としての印刷機■へ移動可能かどうか
が判断される。品目eは色数2、判すイズ大であり、印
刷機■は色数は4色まで、判サイズは大/小に対応でき
るため、移動可能なる判断がなされる。こうして、ステ
ップS45において、選択品目eが印刷機Hの最終品目
jの後尾へ移動される。第11図は、この移動を行った
後の稼働予定を示す図である。このような修正が行われ
た後、ステップS46を経て再びステップS31からの
手順が繰り返されるが、今回は、ステップS33におい
て片寄り無しく最も遅いものと最も早いものとの差が設
定1i124時間以内)と判断され、この第2段階の処
理は終了する。この時点で、まだ片寄りがあった場合に
は、この片寄りを無くすための修正が更に続けられてゆ
く。ただし、ステップ546において、繰り返し回数の
上限値mが定められているため、m回以上の繰り返しは
行われず、無限ループに陥ることは避けられる。
第3段階:警告表示処理 最後に、第3段階の処理を第5図の流れ図に基づいて説
明する。この1113段階の処理の目的は、第1段階お
よび第2段階の処理によって修正を受けた最終的な稼働
予定についての最終チェックを行うことであり、この処
理は第1図における警告表示手段30によって行われる
。この最終チェックは、納期に関するチェックと干渉に
関するチェックとの2つのチェックからなる。
第5図の流れ図において、まず、ステップS51におい
て納期チェックが行われる。これは、第11図に示すよ
うな最終的な稼働予定について、第7図の品目データに
示されている納期が守られているかを判断するチェック
である。すべての品目についての納期が守られていれば
、ステップS52を経てステップ353の干渉チェック
が行われる。これは、第2図のステップS21において
説明した干渉チェックと全く同じことを行えばよい。干
渉が全く生じていなければ、ステップS54を経て、こ
の第3段階の処理は終了である。ステップS52におい
て、1品目でも納期の条件を満たさないものがあったり
、ステップS54において、1組でも干渉が発生してい
たりした場合には、ステップS55において警告表示が
なされる。
この警告表示は、オペレータに対して、最終的に稼働予
定記憶装置100内に得られた稼働予定が不完全なもの
であることを知らしめる表示であり、デイスプレィ装置
などを用いて、具体的にどの品目の納期が満足されてい
ないか、あるいは、どの品目間に干渉が生じているか、
を表示するようにするのが好ましい。
オペレータは、このような警告表示がなされた場合には
、最終的に得られた稼働予定を再度検討し、手作業によ
って適宜修正を行う。なお、最終的な稼働予定をデイス
プレィ上に表示させるようにして、オペレータによる修
正作業をマウスやキーボードなどの入力機器によって行
えるようにしておくと便利である。
以上、本発明を図示する一実施例に基づいて説明したが
、本発明はこの実施例のみに限定されるものではなく、
この他にも種々の態様で実施可能である。特に、各処理
手順における細かな規則は、適宜変更しうるちのである
〔発明の効果〕
以上のとおり、本願第1の発明によれば、立案された稼
働予定に干渉が生じている場合、干渉が生じている1対
の品目を1組ずつ抽出し、干渉を解消してゆく修正処理
を順次行うようにしたため、干渉回避処理を自動的に行
うことが可能になる。
また、本願第2の発明によれば、干渉回避処理後の稼働
予定に片寄りが生じていた場合、この片寄りを是正する
修正処理が自動的に行われるため、片寄りのないより適
切な稼働予定を博ることができる。更に、本願第3の発
明によれば、最終的な稼働予定について、納期の条件が
満たされていなかったり、干渉が残っていたりしたとき
に、オペレータに対する警告表示がなされるので、警告
を受けたオペレータはこれに対して適宜手作業による修
正処理を行うことができ、確実な稼働予定を得ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る生産機械の稼働予定修
正装置の基本構成を示すブロック図、第2図は第1図の
装置における干渉を解消する処理の手順を示す流れ図、
第3図および第4図は第1図の装置における片寄りを修
正する処理の手順を示す流れ図、第5図は第1図の装置
における警告表示処理の手順を示す流れ図、第6図は第
1図の装置に入力する処理能力データの一例を示す図、
第7図は第1図の装置に入力する品目データの一例を示
す図、[8図は第1図の装置に入力する稼働予定の一例
を示す図、第9図は第8図に示す稼働予定に対して干渉
を解消するための処理を施す状態を示す図、第10図は
l/48図に示す稼働予定における干渉を完全に解消し
た状態を示す図、第11図は第10図に示す稼働予定に
対して片寄りを修正する処理を行った状態を示す図であ
る。 特許出願人 大日本印刷株式会社 出願人代理人  弁理士 志 村  浩1JF51図 蝉5図 殆8図 蝉9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理対象となる複数の品目を、複数の生産機械を
    動作させて順次処理するための稼働予定において、同じ
    時間帯に複数の品目を同時処理する際に、同一部品を異
    なる機械で使用するという機械間の干渉が生じるような
    予定が組まれたときに、前記干渉を解消するように前記
    稼働予定を修正する装置であって、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを入
    力しこれを記憶する手段と、 処理対象となる各品目ごとに、前記処理能力に関連した
    個々の処理内容および使用部品を示す品目データを入力
    しこれを記憶する手段と、 前記処理能力データおよび前記品目データに基づいて立
    案され、各生産機械ごとに処理対象となる品目を割り当
    て、これを処理順に並べた情報から構成される稼働予定
    、を入力しこれを記憶する手段と、 前記品目データにおける使用部品を参照することにより
    、前記稼働予定に組まれている品目について、干渉が生
    じているか否かをチェックする手段と、 互いに干渉が生じている品目のうち、第1の生産機械に
    割り当てられた第1の品目と、第2の生産機械に割り当
    てられた第2の品目と、を抽出する手段と、 前記処理能力データと前記品目データとに基づいて、前
    記第1の品目を前記第2の生産機械に割り当てることが
    可能か否かを判断し、可能な場合には前記第1の品目を
    前記第2の生産機械の前記第2の品目に隣接する位置に
    割り当てるような修正を、前記稼働予定に対して行う第
    1の修正手段と、 前記処理能力データと前記品目データとに基づいて、前
    記第2の品目を前記第1の生産機械に割り当てることが
    可能か否かを判断し、可能な場合には前記第2の品目を
    前記第1の生産機械の前記第1の品目に隣接する位置に
    割り当てるような修正を、前記稼働予定に対して行う第
    2の修正手段と、 を備えることを特徴とする生産機械の稼働予定修正装置
  2. (2)請求項1に記載の装置において、 稼働予定によって割り当てられたすべての品目の処理が
    完了する完了時刻を各生産機械ごとに求め、この完了時
    刻に基づいて各生産機械の順位を決定し、最も早い生産
    機械と最も遅い生産機械との間の完了時刻の偏差が所定
    の設定値以上である場合に、片寄り有りとの判断をする
    手段と、片寄り有りとの判断がなされた場合に、完了時
    刻の遅い生産機械から完了時刻のより早い生産機械へ、
    品目の割り当てを修正する作業を行う手段と、 を更に設けたことを特徴とする生産機械の稼働予定修正
    装置。
  3. (3)請求項1または2に記載の装置において、修正完
    了後の稼働予定について、各品目の納期に関する条件が
    満足されているか、ならびに、干渉が生じているか、を
    チェックし、納期に関する条件が満足されていない場合
    、あるいは干渉が生じている場合には、その旨の警告を
    表示する手段を更に設けたことを特徴とする生産機械の
    稼働予定修正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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