JPH0415186Y2 - - Google Patents

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JPH0415186Y2
JPH0415186Y2 JP1985126609U JP12660985U JPH0415186Y2 JP H0415186 Y2 JPH0415186 Y2 JP H0415186Y2 JP 1985126609 U JP1985126609 U JP 1985126609U JP 12660985 U JP12660985 U JP 12660985U JP H0415186 Y2 JPH0415186 Y2 JP H0415186Y2
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band
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spring
spring guide
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭において使用する洗濯機の
防振装置に関するものである。
従来の技術 従来の構成について第5図〜第9図によつて説
明する。1は本体でその内部に洗濯受槽2を支持
杆3により、サスペンシヨン4を介して垂下防振
支持している。5は洗濯受槽2の側壁の下部に固
着した支持体で、洗濯受槽2はこの支持体5にて
サスペンシヨン4の上部に弾性支持される。6は
水槽で、その内部で衣類の洗濯作用を行ない、か
つ高速回転させて脱水作用を行なう。また、洗濯
受槽2の胴部には帯体9と巻着し、この帯体9の
両端部を本体1に固定し、略中間部には引張りバ
ネ10を張設して、水平方向の減衰機構を構成し
ている。11はバネガイドで、引張りバネ10の
端部に嵌合し、脱水受槽2の胴部にすべり接触し
ている。
考案が解決しようとする問題点 以上のような従来の構成では、水槽6内部の衣
類が不均一に分布して脱水運転を行ない、脱水受
槽2が、本体1に衝突した場合に、前記バネガイ
ド11が本体1と脱水受槽2の間に挟まれ、そこ
で固定された状態となる。この場合に帯体9の一
端は本体1に固定されているとともに脱水受槽2
は振れまわつているため、本来ならば脱水受槽2
の動きに伴なつて引張りバネ10が変形するべき
ものが前記のごとくバネガイド11が固定された
状態となつているために、引張りバネ10の端部
に無理な力が作用し、バネ端部の変形および破断
が生じ、減衰機構の耐久性を著しく減少させると
ともに、減衰作用が不安定なものとなつていた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
減衰機構の耐久性を増すとともに、減衰作用を安
定なものとすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案の洗濯機の
防振装置は、帯体の引張りバネ取り付け部にバネ
ガイド11を設けたものである。
作 用 以上の構成によれば、アンバランス起動時に脱
水受槽が本体に衝突した場合にバネガイドが相互
間に挟まれても、このバネガイドは帯体9に取付
けられているため、引張りバネには無理な力が作
用せず、引張りバネの変形破断等は皆無となる。
実施例 以下、本考案の実施例について第1図〜第4図
を参照して説明する。なお従来例と変わらない構
成部品については同一符号を付し説明を省略す
る。
図において、12は本体1に固定された上部支
持体で、この上部支持体12から、支持杆3およ
びサスペンシヨン4を介して、洗濯受槽が防振支
持されている。13は上部支持体12にネジにて
締着された帯体支柱である。この帯体支柱13に
両端部を輪形状に処理した帯体9の一端を掛止す
るとともに前記洗濯受槽2に巻着し、また、帯体
支柱13の略対角位置において引張りバネ10を
帯体9に掛止している。14はバネガイドで、帯
体9端部の輪形状部、および引張りバネ10胴部
の両方に嵌着している。また、この引張りバネ1
0の他端部には、前記と同形状の帯体9が掛止さ
れ、同様に前記帯体支柱13にこの帯体9の他端
部が掛止されている。
バネガイド14の詳細について説明する。
このバネガイド14は、帯体9端部への嵌入部
14aと、引張りバネ10胴部への嵌入部14b
から成り一体的に成形されている。前記帯体9へ
の嵌入部14aは下端部が鏃形状をしているとと
もに、この鏃形状の両側に帯体9の厚さと同程度
の幅yの空間を設け、帯体9がバネガイド14の
嵌入部14aに嵌入した後、抜けにくい構造とな
つている。また、引張りバネ10胴部への嵌入部
14bは内径が引張りバネ10の外径とほぼ同程
度であり、その外周部は洗濯受槽2胴部側面と接
触するため滑らかな面となつている。さらにこの
嵌入部14bには前記引張りバネ外径の2/3程度
の幅を有するスリツト14cを上下方向に設けて
いる。このスリツト14cは引張りバネ10胴部
が前記嵌入部14bへ容易に嵌入できるように設
けたものである。
また、帯体9の嵌入部14aから引張りバネ1
0の嵌入部に渡る外周部分は、洗濯受槽2側面胴
部への接触部であり、この接触が確実に行なえる
ように、引張りバネ嵌入部14b外周を大とする
テーパ形状としている。
このような2組のバネガイド14、帯体9、引
張りバネ10の組合せを、平面的に対角位置に有
して、水平方向の減衰機構としている。
以上のようなバネガイド14を有する水平方向
減衰機構においては、衣類の異常なアンバランス
で洗濯受槽2が本体1に衝突するようなことがあ
つても、バネガイド14は、力学的に引張りバネ
10の端部と分離されているため、引張りバネ1
0の端部に異常な力が作用するということは皆無
となり、破断や伸びを防止できる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、引張りバネの端
部に異常な力が作用することが無くなり、その破
断や伸びを防止でき、それにより、水平方向減衰
機構の耐久性を著しく向上させることができると
ともに、安定した減衰機能を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における洗濯機の防振装置の要
部断面図、第2図は同斜視図、第3図は本考案の
実施例における洗濯機の底面図、第4図はバネガ
イドの四面図、第5図は従来における脱水兼用洗
濯機の縦断面図、第6図は同底面図、第7図は同
要部斜視図、第8図は従来における引張りバネの
要部断面図、第9図は同斜視図である。 1……本体、2……脱水受槽、9……帯体、1
0……引張りバネ、14……バネガイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 洗濯受槽を本体の上部より支持杆によりサス
    ペンシヨンを介して垂下防振支持するととも
    に、前記洗濯受槽に巻着した帯体の両端側を引
    張りバネを介して連結するバネガイドを設け、
    このバネガイド内方に引張りバネの一端側を挿
    入した洗濯機の防振装置。 (2) バネガイドの略中心部に鏃形状を設け、その
    両端に帯体の厚さと同程度の〓間を有する実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の洗濯機の防振
    装置。
JP1985126609U 1985-08-20 1985-08-20 Expired JPH0415186Y2 (ja)

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JP1985126609U JPH0415186Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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JPS6233783U JPS6233783U (ja) 1987-02-27
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713318A (en) * 1980-06-27 1982-01-23 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd Rice chest with measuring capability
JPS5722600A (en) * 1980-07-17 1982-02-05 Kobe Steel Ltd Canister rotation supporting device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49137377U (ja) * 1973-03-23 1974-11-26

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JPS6233783U (ja) 1987-02-27

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