JPH041504Y2 - - Google Patents

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JPH041504Y2
JPH041504Y2 JP19151086U JP19151086U JPH041504Y2 JP H041504 Y2 JPH041504 Y2 JP H041504Y2 JP 19151086 U JP19151086 U JP 19151086U JP 19151086 U JP19151086 U JP 19151086U JP H041504 Y2 JPH041504 Y2 JP H041504Y2
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metal needle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 回路計の測定用導線の構造に関するものであ
る。
〔考案の背景と目的〕
回路計による抵抗測定に於ては、必ず、測定前
に零オーム調整という操作が必要である。
従来この操作は、1方の手で回路計に接続した
2本の測定用導線の金属針相互に接触させ、この
状態で他方の手で回路計パネル面上の零オーム調
整器つまみを回して調整していた。
そのため、両手がふさがつて居り、回路計を持
つてのこれ等の操作が困難であるばかりでなく、
金属針互相の接触が不確実となる不便があつた。
本発明は、このような不便を解決すべく改良し
た測定用導線を提供しようとするものである。
〔従来の技術〕
以下図によつて説明する。
第1図は従来の測定用導線の縦断面図である。
10は測定用導線のプラグである。1は金属製
バネ材で作つた断面がU形の金属片で、ビニルコ
ード4と接続点5に於て電気的に接続されて居
り、プラスチツク製絶縁つまみ3内に固定されて
いる。
3′は円筒形でつまみ3の1部分であり金属片
1をおおつている。
20は測定用導線の測定用接触子である。22
は金属針で中空の絶縁棒23の1端にカシメなど
の方法で固定されている。絶縁棒23の他端から
は、プラグ10に固着されたビニルコード4の延
長線が挿入され、前記金属針22と接続点25で
電気的に接続されている。
このような構造の測定用導線の使用状態を、以
下第2図によつて説明する。
第2図では説明を簡略にするため、同一の測定
用導線2本を用いている。
30は回路計である。この測定端子33及び3
4に夫々測定用導線のプラグ10を接続する。次
に測定レンジ切替えつまみ35を抵抗レンジΩに
セツトし、測定導線の2本の測定用接触子20の
金属針22を1方の手で互に接触(短絡)させ、
回路計30の指針36を動作させる。
然る後、他方の手で零オーム調整器つまみ32
を回転させ、指針36を所定の零オーム点に合わ
せている。
以後の測定操作については、本考案とは直接関
係ないので省略する。
〔考案が解決しようとする従来技術の問題点〕
以上のような方法では金属針22相互の接触が
不確実となりやすく、しかも両手を用いなければ
ならないため、回路計本体は何らかの安定した台
上に置かなければ指針を零オーム点に合わせる操
作は困難である。特に屋外作業では極めて不便で
非能率という問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
抵抗測定の前に必要な+、−、両測定端子間の
短絡操作のため、回路計本体測定端子に接続され
た+、−、両方の測定用導線の両接触子先端の金
属針相互の接触という従来方式に代へ、両測定導
線の中任意の一方の線の方の金属針を残る他方の
線の方のプラグ内部の金属部分と外部から継続的
に接続出来る方式としたものである。
尚、残る他方の導線の断線による抵抗測定の不
動作が懸念されるときは、この線についても同様
の操作で断線の有無が確認出来る。
〔本考案の実施例〕
第3図は本考案の実施例であり、実施例の測定
用導線のプラグ部11を縦断面図で表わしてい
る。
第3図で、第2図と同記号のものは、同一部品
であるので説明は省略する。
本考案の従来品との相違は、プラグ11のプラ
スチツク製絶縁つまみ13の背部に、テスト棒2
0の金属針22を挿入できる小孔6を設けたこと
にある。
13′は絶縁つまみ13と1体の筒状部分であ
る。前記絶縁つまみ13の小孔6の形状は丸でも
四角でもよく特に限定しない。
かかる構造の測定用導線を用いて、先に説明し
た零オーム調整時における測定端子の短絡方法
を、第4図によつて説明する。
30は回路計であり、その測定端子33には1
本の測定用導線のプラグ11′を接続し、測定端
子34には別の1本の測定用導線のプラグ11を
接続する。
然る後、例えば、測定端子33間の測定用導線
のテスト棒20′の金属針22′を、測定端子34
間の測定用導線のプラグ11の小孔6に挿入す
る。
この操作により、金属針22′とプラグ11内
の金属片1とが接触することにより、測定端子3
3,34間が短絡される。
第5図により金属針22′と金属片1との接触
状態を縦断面図にて表わしている。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、1方の測定用導
線の金属針22′を他方の測定用導線のプラグの
小孔6に挿入するだけで、回路計の測定端子3
3,34間を容易に短絡することができる。
そればかりでなく、測定用導線から手を離すこ
とができるので、1方の手で回路計を持ち、他方
の手で零オーム調整が可能となるので屋外作業で
の不便さが解消し、測定が能率的になる、更に金
属片1は金属性バネ材でできているので、金属針
22′に対して圧接状態にすれば、接触部の接触
抵抗を減じる効果がある。
尚、本実施例に於ては、プラグ11の小孔6を
絶縁つまみ13の背部に設けているが、絶縁つま
み13の側方に小孔6を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の測定用導線の断面図、第2図
は、従来の測定用導線を用いた零オーム調整を説
明する図、第3図は、本発明の実施例、第4図
は、本発明の実施例を説明する図、第5図は、実
施例を説明する補助図。 1……金属片、4……ビニルコード、6……小
孔、11,11′……プラグ、13……絶縁つま
み、20,20′……測定用接触子、22,2
2′……金属針。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1方にプラグを、他方に金属針を有するテスト
    棒をとり付けた回路計用の測定用導線に於て、前
    記プラグの絶縁つまみの背部に小孔を設け、その
    小孔に前記テスト棒の金属針を挿入し、その金属
    針と前記プラグの金属片とを電気的に接続できる
    ようにした測定用導線。
JP19151086U 1986-12-12 1986-12-12 Expired JPH041504Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19151086U JPH041504Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19151086U JPH041504Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6396467U JPS6396467U (ja) 1988-06-22
JPH041504Y2 true JPH041504Y2 (ja) 1992-01-20

Family

ID=31145720

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JP19151086U Expired JPH041504Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

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JPS6396467U (ja) 1988-06-22

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