JPH049580Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049580Y2 JPH049580Y2 JP3008883U JP3008883U JPH049580Y2 JP H049580 Y2 JPH049580 Y2 JP H049580Y2 JP 3008883 U JP3008883 U JP 3008883U JP 3008883 U JP3008883 U JP 3008883U JP H049580 Y2 JPH049580 Y2 JP H049580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal shaft
- circuit meter
- measurement
- zero adjustment
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 26
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 24
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、抵抗測定レンジのゼロ調整に改良を
加えた回路計に関するものである。
加えた回路計に関するものである。
まず、第1図を用いて、従来の回路計で抵抗測
定レンジのゼロ調整する操作を説明する。第1図
において、1は指示計であり測定量を読み取るた
めのものである。3は測定レンジスイツチであ
り、測定量の大きさに合わせてレンジを切換える
ものである。5,7は測定用プローブ、51,7
1は測定棒であり、手でつかめるように中空の絶
縁物で構成されている。52,72は測定棒の先
端部であり、導電性材料で構成され、測定棒5
1,71の中空部を介して測定用プローブ5,7
へ電気的に接続される。9は抵抗測定レンジのゼ
ロ調整用ツマミであり、これを回転すること(こ
のゼロ調整用ツマミと連動するゼロ調整用ボリユ
ームを回転すること)によりゼロを合わせるもの
である。
定レンジのゼロ調整する操作を説明する。第1図
において、1は指示計であり測定量を読み取るた
めのものである。3は測定レンジスイツチであ
り、測定量の大きさに合わせてレンジを切換える
ものである。5,7は測定用プローブ、51,7
1は測定棒であり、手でつかめるように中空の絶
縁物で構成されている。52,72は測定棒の先
端部であり、導電性材料で構成され、測定棒5
1,71の中空部を介して測定用プローブ5,7
へ電気的に接続される。9は抵抗測定レンジのゼ
ロ調整用ツマミであり、これを回転すること(こ
のゼロ調整用ツマミと連動するゼロ調整用ボリユ
ームを回転すること)によりゼロを合わせるもの
である。
以上のような第1図の回路計において抵抗レン
ジのゼロ調整を行なうには、第1図の如く測定棒
の先端部52と72を一方の手で接触させてお
き、他方の手でゼロ調整用ツマミ9を回転させて
指示計1の指針をゼロに合わせる。つまり、ゼロ
調整を行なうには、両方の手を必要としているの
である。従つて、回路計本体は適当な場所に置く
などして、上記の調整を行なうわけであるが、使
用状態によつては、適当な置き場所がなくゼロ調
整をすることができない場合もある。また、従来
の回路計のゼロ調整用ツマミ(以下単にツマミと
略す)9は、ケースから出つ張つて設けられてい
るため不用意の接触によりゼロ点の変動を生じさ
せることがある。
ジのゼロ調整を行なうには、第1図の如く測定棒
の先端部52と72を一方の手で接触させてお
き、他方の手でゼロ調整用ツマミ9を回転させて
指示計1の指針をゼロに合わせる。つまり、ゼロ
調整を行なうには、両方の手を必要としているの
である。従つて、回路計本体は適当な場所に置く
などして、上記の調整を行なうわけであるが、使
用状態によつては、適当な置き場所がなくゼロ調
整をすることができない場合もある。また、従来
の回路計のゼロ調整用ツマミ(以下単にツマミと
略す)9は、ケースから出つ張つて設けられてい
るため不用意の接触によりゼロ点の変動を生じさ
せることがある。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたもの
であり、片手でゼロ調整を行なうことができると
同時に、不用意にツマミ9に接触することのない
ようにした回路計を提供しようとするものであ
る。
であり、片手でゼロ調整を行なうことができると
同時に、不用意にツマミ9に接触することのない
ようにした回路計を提供しようとするものであ
る。
本考案の動作概要を述べると、ゼロ調整用ボリ
ユームの金属シヤフト(通常、市販されているボ
リユームの回転シヤフトは、ほとんど金属で構成
されている)へ、回路計測定端子の1端を予め電
気的に接続しておき、かつ、この金属シヤフト端
へ溝を設けるようにし、回路計測定端子の他方へ
接続したプローブの測定棒の先端部を前記金属シ
ヤフトの溝へ挿入し、これを回転させることでゼ
ロ調整を行なうことができるようにしたものであ
る。更に、従来のツマミ9を除去し、金属シヤフ
トの先端が回路計のケースから出つ張らないよう
に配置し、不用意の接触によるゼロ変動を防止す
るようにしたものである。
ユームの金属シヤフト(通常、市販されているボ
リユームの回転シヤフトは、ほとんど金属で構成
されている)へ、回路計測定端子の1端を予め電
気的に接続しておき、かつ、この金属シヤフト端
へ溝を設けるようにし、回路計測定端子の他方へ
接続したプローブの測定棒の先端部を前記金属シ
ヤフトの溝へ挿入し、これを回転させることでゼ
ロ調整を行なうことができるようにしたものであ
る。更に、従来のツマミ9を除去し、金属シヤフ
トの先端が回路計のケースから出つ張らないよう
に配置し、不用意の接触によるゼロ変動を防止す
るようにしたものである。
以下図面に基づいて本考案を詳しく説明する。
第2図は本考案の要部構成例を示した図であり
回路計の断面図である。第3図は、本考案に係る
回路計の電気的構成例を示す図である。第2図及
び第3図において、1は指示計、7は測定用ブロ
ーブ、71は測定棒、72は先端部であり第1図
で説明したものと同じものである。11はゼロ調
整用ボリユームであり、金属シヤフト111を回
転させるとボリユーム11に内蔵している抵抗
RVが可変して、抵抗測定レンジのゼロ点を調整
することができる。この金属シヤフト111の端
には、第2図及び第3図に示す如く溝が設けられ
ている。この溝は、1本の溝又は2本をクロスし
たような構成或いは別の形状をした溝でもよい。
そして、この金属シヤフト111には、第3図に
示す如く、回路計の測定端子(第3図ではマイナ
ス端子)の1端から電気的配線がなされている。
なお、ボリユーム11の単体の構成としては、こ
の金属シヤフト111は、その内蔵されている抵
抗RVとは電気的に絶縁されているものとする
(もちろん、通常の市販されているボリユームは、
そのような構成となつている)。そして、この金
属シヤフト111の先端が回路計のケース表面か
ら出つ張らないようにボリユーム11はケース内
に配置されている。Eは抵抗測定に使用する直流
電源、13は抵抗値を正しく指示計1へ表示する
ための回路であり公知のものが使用される。15
は上述したケースであり、回路計の構成素子をそ
の内部に設けるものである。そして、このケース
15には貫通穴151が設けられており、この貫
通穴151の中に金属シヤフト端が配置されてい
る。もつとも、この金属シヤフト端は、ケース1
5の表面から完全に下側にある必要はなく、不用
意の接触があつても金属シヤフトが回転しない程
度の実質的表面の位置に配置されていればよい。
回路計の断面図である。第3図は、本考案に係る
回路計の電気的構成例を示す図である。第2図及
び第3図において、1は指示計、7は測定用ブロ
ーブ、71は測定棒、72は先端部であり第1図
で説明したものと同じものである。11はゼロ調
整用ボリユームであり、金属シヤフト111を回
転させるとボリユーム11に内蔵している抵抗
RVが可変して、抵抗測定レンジのゼロ点を調整
することができる。この金属シヤフト111の端
には、第2図及び第3図に示す如く溝が設けられ
ている。この溝は、1本の溝又は2本をクロスし
たような構成或いは別の形状をした溝でもよい。
そして、この金属シヤフト111には、第3図に
示す如く、回路計の測定端子(第3図ではマイナ
ス端子)の1端から電気的配線がなされている。
なお、ボリユーム11の単体の構成としては、こ
の金属シヤフト111は、その内蔵されている抵
抗RVとは電気的に絶縁されているものとする
(もちろん、通常の市販されているボリユームは、
そのような構成となつている)。そして、この金
属シヤフト111の先端が回路計のケース表面か
ら出つ張らないようにボリユーム11はケース内
に配置されている。Eは抵抗測定に使用する直流
電源、13は抵抗値を正しく指示計1へ表示する
ための回路であり公知のものが使用される。15
は上述したケースであり、回路計の構成素子をそ
の内部に設けるものである。そして、このケース
15には貫通穴151が設けられており、この貫
通穴151の中に金属シヤフト端が配置されてい
る。もつとも、この金属シヤフト端は、ケース1
5の表面から完全に下側にある必要はなく、不用
意の接触があつても金属シヤフトが回転しない程
度の実質的表面の位置に配置されていればよい。
以上のように構成された本考案に係る回路計に
おいて抵抗測定レンジのゼロ点を調整するには、
次のような操作を行なう。
おいて抵抗測定レンジのゼロ点を調整するには、
次のような操作を行なう。
まず、プラスの測定端子へプローブ7を接続し
測定棒71の先端部72を金属シヤフト111の
端部に設けられている溝へ落し込む。こうするこ
とにより、第3図に示す如く、回路計の2つの測
定端子間は短絡されたことになる。そして、先端
部72を回転させることにより、抵抗RVを可変
することができ、ゼロ調整を行なうことができ
る。以上の操作は、1本の測定棒を持つて行なう
だけなので、片手の操作でゼロ調整をすることが
できる。
測定棒71の先端部72を金属シヤフト111の
端部に設けられている溝へ落し込む。こうするこ
とにより、第3図に示す如く、回路計の2つの測
定端子間は短絡されたことになる。そして、先端
部72を回転させることにより、抵抗RVを可変
することができ、ゼロ調整を行なうことができ
る。以上の操作は、1本の測定棒を持つて行なう
だけなので、片手の操作でゼロ調整をすることが
できる。
なお、本考案に係る回路計においては、第1図
に示したような操作でゼロ調整を行なうこともで
きる。
に示したような操作でゼロ調整を行なうこともで
きる。
また、本考案に係る回路計に用いる測定棒の先
端部72は、金属シヤフト111の溝へ落し込む
ことができ、これを回転させることができるよう
な構造になつている。
端部72は、金属シヤフト111の溝へ落し込む
ことができ、これを回転させることができるよう
な構造になつている。
また、以上の説明では金属シヤフト111をマ
イナスの測定端子へ接続し、プラスの測定端子へ
はプローブ7を接続するとして説明したが、これ
を入れ替えて接続するようにしても本考案が成り
立つことは明らかである。
イナスの測定端子へ接続し、プラスの測定端子へ
はプローブ7を接続するとして説明したが、これ
を入れ替えて接続するようにしても本考案が成り
立つことは明らかである。
また正確なゼロ調整を行なうために、金属シヤ
フトへ回路の測定端子の一方を電気的に接続する
うえにおいて1本分の測定用プローブに対応する
等価抵抗rを介して電気的に接続するようにして
もよい。何故なら、第3図の接続においては、通
常の場合と異なり測定用プローブの1本分の内部
抵抗(リード線抵抗)が含まれていないからであ
る。
フトへ回路の測定端子の一方を電気的に接続する
うえにおいて1本分の測定用プローブに対応する
等価抵抗rを介して電気的に接続するようにして
もよい。何故なら、第3図の接続においては、通
常の場合と異なり測定用プローブの1本分の内部
抵抗(リード線抵抗)が含まれていないからであ
る。
第1図は従来の回路計でゼロ調整する場合を説
明するための図、第2図は本考案の要部構成例を
示した図、第3図は本考案に係る回路計の電気的
構成例を示す図である。 1……指示計、5,7……測定用プローブ、5
1,71……測定棒、52,72……先端部、1
1……ゼロ調整用ボリユーム、111……金属シ
ヤフト、13……回路、15……ケース、151
……貫通穴、E……直流電源、r……抵抗。
明するための図、第2図は本考案の要部構成例を
示した図、第3図は本考案に係る回路計の電気的
構成例を示す図である。 1……指示計、5,7……測定用プローブ、5
1,71……測定棒、52,72……先端部、1
1……ゼロ調整用ボリユーム、111……金属シ
ヤフト、13……回路、15……ケース、151
……貫通穴、E……直流電源、r……抵抗。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 抵抗測定をすることができる回路計におい
て、金属シヤフト端に溝を設けた抵抗測定レン
ジのゼロ調整用ボリユームと、回路計の構成素
子をその内部に設けると同時に貫通穴151を
有しこの穴における実質的表面又はその穴の中
へ前記金属シヤフト端を配置するようにゼロ調
整用ボリユームを内部に設けたケースと、を備
え、 前記金属シヤフトへ回路計の測定端子の一方
を予め電気的に接続しておき、測定端子の他端
へは測定用プローブを接続し、このプローブの
測定棒の先端部を前記金属シヤフトの溝へ挿入
しこれを回転させることでゼロ調整を行なうこ
とができるようにした回路計。 (2) 前記金属シヤフト端の溝の構成として、一本
の溝又は複数本の溝の組み合せとしたことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
回路計。 (3) 前記金属シヤフトへ回路計の測定端子の一方
を電気的に接続するうえにおいて、1本分の測
定用プローブに対応する等価抵抗rを介して電
気的に接続するようにした実用新案登録請求の
範囲第1項記載の回路計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3008883U JPS59137574U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 回路計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3008883U JPS59137574U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 回路計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137574U JPS59137574U (ja) | 1984-09-13 |
JPH049580Y2 true JPH049580Y2 (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=30160959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3008883U Granted JPS59137574U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 回路計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59137574U (ja) |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP3008883U patent/JPS59137574U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59137574U (ja) | 1984-09-13 |
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