JPH0414A - 真空ポンプ - Google Patents

真空ポンプ

Info

Publication number
JPH0414A
JPH0414A JP2101161A JP10116190A JPH0414A JP H0414 A JPH0414 A JP H0414A JP 2101161 A JP2101161 A JP 2101161A JP 10116190 A JP10116190 A JP 10116190A JP H0414 A JPH0414 A JP H0414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum pump
circuit
drive circuit
permanent magnet
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2101161A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamamura
章 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FERROFLUIDICS KK
Original Assignee
NIPPON FERROFLUIDICS KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FERROFLUIDICS KK filed Critical NIPPON FERROFLUIDICS KK
Priority to JP2101161A priority Critical patent/JPH0414A/ja
Publication of JPH0414A publication Critical patent/JPH0414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/44Centrifugal pumps
    • F16C2360/45Turbo-molecular pumps

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は真空ポンプに関するものであって、特に回転
軸方向のみ能動型磁気軸受とする一方、径方向は受動型
磁気軸受とした一軸制御型磁気軸受装置を応用した真空
ポンプに関するものである。
一軸制御型磁気軸受を応用した真空ポンプにおいては、
ロータの両側を径方向の受動型磁気軸受にて支持するの
が一般的であるが、この径方向の受動型磁気軸受は減衰
特性が良好なものではなく、そのため共振点での振幅倍
率が大きく、共振点通過時の事故防止のため渦電流を応
用したダンパー磁気軸受のステータ部を金属バネ等で可
動とじたダンパー等の対策が施されているが、渦電流応
用のものは減衰効率が悪く、大きな体積を必要とし、ス
テータ部可動弐のものは、外乱に弱く組立性が悪い等の
欠点がある。また能動的に制御している軸方向用の電磁
石や変位センサーも、比較的大きな部品となるため、真
空ポンプ全体の小型化、低コスト化が困難になっている
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、減衰特性に優れると共に、共振点での振幅倍
率を小さくでき、外乱にも強く、しかも組立再現性に優
れている、高速回転可能な一軸制御型磁気軸受を真空ポ
ンプに利用することにより、小型で低コストでしかも信
頼性の高い真空ポンプを提供することにある。
すわなちこの発明の真空ポンプは、軸方向を能動的に支
持するための軸方向電磁石と、軸方向変位センサーと、
軸方向電磁石駆動回路と、径方向を支持するための永久
磁石装置と、振動吸収装置と、ロータを回転させるため
の回転駆動装置と、回転駆動回路とを含んで構成されて
おり、これにより上記目的を達成している。
次にこの発明の真空ポンプの具体的な実施例について、
図面を参照しつつ各部分について詳細に説明する。
第2図に本発明全体をターボ分子ポンプに応用した一実
施例を示すが、第2図はその中心線から右側半分だけを
図示している。このポンプ1は本体ケーシング2内に配
置した例えばかご形高周波誘導モータであるモータ3と
モータ駆動回路3aによってロータシャフト(軸)4を
回転駆動し、これによってターボ翼5を回転させ、吸気
口からの吸気を排気口から排気する構造のものである。
なお上記ロータシャフト4は上端部のボルト6でターボ
翼5と連結している。上記ロータシャフト4は、その上
下両端部において、上部永久磁石装置10と、上部振動
吸収装置33と、下部永久磁石装置11と、下部振動吸
収装置33aとによって径方向支持がなされており、モ
ータ3の直下部に設けた軸方向電磁石12と、軸方向変
位センサー12bと、軸方向電磁石駆動回路12cとに
よって軸方向支持がなされている。なお13〜15は安
全用ころがり軸受であって、ロータシャフト4の最大変
位量を規制するものである。
次に上記上部永久磁石装置10と上部振動吸収装置33
の具体的構造を第1図〜第4図に基づいて説明すると、
第1図において、20は上記本体ケーシング2に固定さ
れた支持部材である。この支持部材20の上端部には略
円筒状をなすブラケット21が、その下端部を上記支持
部材20の内周面に嵌合して支持部材20に固定されて
いる。
したがって、ブラケット21も支持部材の一部として機
能する。このブラケット21と回転部材である上記ロー
タシャフト4及びターボ翼5との間には、全周にわたっ
て連続した環状をなす中間部材22が設けられている。
中間部材22の上端外周面とターボ翼5の内周面との間
には、永久磁石装置23が介設されている。中間部材2
2の下端部内周面とロータシャフト4との間には上記こ
ろがり軸受13が中間部材22の揺動を許容した状態で
介設されている。したがって中間部材22は上記永久磁
石装置23によってロータシャフト4及びターボ翼5に
対して略同軸に揺動自在に設けられている。
第1図の要部拡大図である第3図に示すように、上記中
間部材22の下端面には環状の永久磁石24が固定され
ており、永久磁石24の下面には複数個のボール25・
・を設ける。このボール25・・はホールガイド孔を有
する円板26で保持されている。したがって上記永久磁
石24め磁力で中間部材22が上方へ浮き上がることを
防止すると共に、ボール25・・で中間部材22を図中
の水平方向すなわちロータシャフト4の径方向に揺動自
在に保持している。
また中間部材22の中間部外周面に形成された環状凹部
30と上記ブラケット21の内周面との間にはゴム製の
01Jング(弾性部材)31が介設されている。二〇〇
リング31は自身の弾性で図中の水平方向すなわちロー
タシャフト4の径方向に発生する中間部材22の振動ま
たは揺動を抑制して中間部材22を水平方向に安定化さ
せる機能を果たしている。この0リング31は、第5図
に示すように、A点よりも大変位側では、それよりも小
変位側よりも復元力/変位が大となる非線型バネの特性
を有するものである。すなわち変位〇−A間では、回転
部材を減衰させるための最適値が、非常に安定な特性で
維持できる一方、A点以上の変位に対しては高い剛性を
持たせることにより外乱による回転部材の最大変位を小
さくし得るようなされているのである。さらに上記環状
凹部30の上側近傍の段付面32とブラケット21の上
端部内周面との間には、粘弾性高分子材料(シリコン樹
脂、ウレタン樹脂、ボソノルホルネン樹脂等)製の振動
吸収装置33が介設されている。
この振動吸収装置33は、全周にわたって連続した略正
方形断面の環状に形成されている。振動吸収装置33の
下面は環状の内側リング34を介して上記段付面32に
連結し、振動吸収装置33の上面は環状の連結リング3
6を介して上記ブラケット21の上端部内周面に連結し
ている。上記粘弾性高分子材料は任意の形状に成形可能
で、粘弾性高分子材料自身が変形するときの弾性力及び
剪断抵抗力で振動吸収装置33に加えられた振動または
揺動を減衰する機能を備えている。
なお上記Oリング31の代わりに金属ばね或いは永久磁
石等を利用することも可能である。また振動吸収装置3
3は第1図及び第3図に示すように上下方向から金属リ
ングで挟み付ける場合に限らず横方向から円筒状リング
で挟み付けることも可能である。上記下部永久磁石装置
11及び下部振動吸収装置33aでは横方向から円筒状
リングで挟み付ける場合の構造を採用しており、第2図
に示すように、中間部材22aを磁気軸受23aで揺動
自在に軸支し、永久磁石24a及びボール25aを備え
、振動吸収装置33aを円筒状の内側リング34aと外
側リング35aとで横方向から挟み付けている。
次に上記永久磁石装置と振動吸収装置の作動状態を説明
する。上記ロータシャフト4及びターボ翼5がモータ3
の回転駆動に伴って水平方向すなわちロータシャフト4
の径方向に振動すると、この振動は上記永久磁石装置2
3を介して中間部材22に伝わる。中間部材22は上記
ボール25で水平方向に振動自在であるので、永久磁石
装置23から伝わる外力つまりロータシャフト4及びタ
ーボ翼5の振動の起振力によって水平方向に振動する。
このとき中間部材22には上記0リング31の弾性力が
中間部材22の振動を抑制して中間部材22を水平方向
に安定させるように働いているが、0リング31の振動
を減衰する能力はあまり大きなものではなく、0リング
31だけでは振動が継続する。そこで振動吸収装置33
の振動減衰能力によって中間部材22の振動を減衰して
中間部材22の振動を防止する。
上記のような装置を備えたターボ分子ポンプにおいては
、ロータシャフト4及びターボ翼5の振動に対して充分
な減衰効果を付与し得ると共に、共振点での振幅倍率を
小さ(し得ることから、モータ3の起動、停止時には共
振点を安全に通過でき、信転性が高くなる。しかも振動
吸収装置33はそれ自身が高い減衰能力を備えた粘弾性
高分子材料製であるので、構造が簡単で、軸受装置全体
の外形も小さくなる。また逆にロータの振動を外部に伝
えないようにする効果もある。
以上にこの発明の永久磁石装置と振動吸収装置の具体的
な実施例について説明したが、この発明は上記実施例に
限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更
して実施することが可能であり、以下にその変更例につ
いて説明する。
まず第5図に示すのは、中間部材22と支持部材20と
の間に介設する減衰材51を粘弾性高分子材(例えば、
シリコン樹脂系、ウレタン樹脂系、ポリノルボルネン樹
脂系)でもって一体成形し、これにより小型、低コスト
を実現したものである。
同図において、52はロータシャフト4の軸方向の運動
を規制する鋼球、53はロータシャフト4を中心に位置
決めするためのOリング、コイルバネ等の補助バネをそ
れぞれ示している。また第6図は上記のような一体成形
された減衰材51と共に、軸方向運動規制手段としてコ
イルバネ、板バネ等のバネ54を使用した例を示す。
第7図及び第7A図には、粘弾性高分子材料製の円柱状
の減衰材55を、円周方向に複数個配置した例を示して
いる。この場合、第8図に示すように、中間部材22と
支持部材20との間に、軸方向の運動を規制するための
鋼球56を介設することもある。
第9図は、中間部材22と支持部材20との間に、渦電
流と摩擦とが作用するようにした例を示している。同図
において、57.57は固定側に設けた渦電流用の永久
磁石、58・・58は銅板、59・・59は軟磁性材製
のジャバラ部材をそれぞれ示し、このジャバラ部材59
・・59でもって、磁場変調、摩擦ダンパー、寸法誤差
の吸収等を実現しようとするものである。
また第10図には、径方向支持用の上下2つの永久磁石
装置23.23aを、単一構成の中間部材60に取付け
たアウターロータ方式の例を模式的に示している。この
場合、減衰材としては、第1図及び第3図に示す構造の
ものを使用したり、あるいは第10図のように磁性流体
61を使用してもよいし、さらに上下2つの永久磁石装
置23、23aを、単一構成の中間部材を取付ける構造
は、インナロータ方式においても同様に実施可能である
第11図は、減衰材の変更例を示しているが、これは、
粘弾性体をサンドイッチした非常に弱い複合板バネ62
を多量に使用して中間部材22を支持するゼンマイ型構
造の減衰材の適用例を示すものである。いずれにしても
本発明は以上のような構造に限定されず、少なくとも支
持部材と回転部材との間に、中間部材を介設した構造の
永久磁石装置と振動吸収装置であれば、すべて本発明の
真空ポンプに適用できる。
次に軸方向を能動的に支持するための軸方向電磁石と軸
方向変位センサーと軸方向Nfl1石駆動回路について
説明する。
第12図に示すように、101はロータであって、この
ロータ101にはアーマチャーディスク102が、一体
回転可能に取着されている。このアーマチャーディスク
102を挟んで、軸方向の両側の位置には、一対の軸受
要素103.103が配置されている。
各軸受要素103は、永久磁石104の両磁極面に一対
の磁極片105.106を取着した構造のもので、各磁
極片105.106はアーマチャーディスク102と平
行に延びる部分と、この部分からアーマチャーディスク
102に近接する位置まで延びる先端部分とを有してい
る。そして上記一対の磁極片105.106間の位置に
おいて、上記永久磁石104よりも先端側に制御コイル
107が配置され、この制御コイル107よりもさらに
先端側にセンサーコイル108が配置されている。上下
一対のセンサーコイル10B 、108でブリッジを構
成し、コイル108とアーマチャーディスク102との
距離の変化を差動出力し得るようなされている。
次に上記のような軸方向電磁石と軸方向変位センサーが
一体となった構造における制御コイル107での制御電
流の制御方式について説明する。まず第13図に示すよ
うな簡単な例に基づいて考えると、制wJN流をI、ア
ーマチャーディスク102の変位量をX、ロータ101
の重量をmgとした場合、アーマチャーディスク102
に作用する力Fは、F=al”/x となる(ただし、aは比例定数)。
したがってF=sgとなる条件は、 となる。すわなち制御コイル107において必要な電流
Iは、制御コイル107の吸引力とロータ101の重量
とがバランスする位置Xに応じて変化することになる。
そこで従来は、制?Ilt流Iを、I=に−xとなるよ
うに制御している。この場合、x = I / kとな
ることから、これを上式ム二代入すると、1  =B/
 a−に となり、これによりゲインkを大きく設定するほど、少
ない電流でロータ101の支持が行えることが明らかで
ある。
以上のことから、制御電流Iを設定するためのゲインに
は大であるほど、好ましいことになるが、ゲインkを大
きく設定した場合には、反面、次のような不具合が生ず
る。すなわちそれは、−ロータ101の安定領域がゲイ
ンにの増加に応じて狭くなってしまうということである
。いま制?Il電流供給用の電源の最大許容電流を10
とすると、第14図及び第15図に示すように、x >
 Io/ kの領域では制御コイル107の吸引力が低
下してしまい、支持作動を不安定になってしまうためで
ある。
そこでこの真空ポンプ番こ採用する軸方向電磁石駆動回
路では、ロータを上下方向に支持する制御コイルと、制
御コイルとロータとの離間距離の増大に応じて制御電流
を増大させる電流制御手段とを備えた軸方向電磁石駆動
回路において、上記電流制御手段は、上記制御コイルと
ロータとの離間距離が所定距離よりも短いときには、そ
れより長いときよりも大きなゲインで制御Il電流を制
御するゲイン制御手段を備えている。
次にこの電磁石駆動回路の具体的な実施例について、図
面を参照しつつ詳細に説明する。
まずこの電磁石駆動回路では、第16図(a)(b)に
示すような変位X−制制御電流時特性び変位X吸引力F
特性(静的特性)になるような制御方式を採用する。す
なわちX、は、mg/a−に2〈X1となるようにする
と共に、そのときのゲインkを大きくし、Q < x 
< x 、の領域ではロータ101の重量と制御コイル
107の吸引力とが釣り合う際の制御電流を小さ(する
一方、X、<X<X2の領域ではゲインkを通常の小さ
な値に戻して安定領域0<X<X2を広くするのである
。このような特性を得るための具体的な方策としては、
上記X3点における制御コイル107用制御電流11に
対応する指令電圧■、でゲインkを低下する(第17図
)ためのソフトリミッタ−を制御回路に挿入しておくの
である。
ところで上記のような制御方式を採用した場合、0〈χ
<x、の零点近傍では、ゲインkが高くなるため、静的
には安定するものの、高周波領域で発振し易くなるとい
う欠点が生ずるが、この点を防止するため、第18図に
示すような制御回路を採用する。すなわち同図において
、111はセンサーコイル108の出力回路、112は
補償回路、113はソフトリミッタ−(ゲイン制御手段
) 、114は低周波通過フィルタ(周波数応答制御手
段)、115は加算器、116は制御コイル駆動回路を
それぞれ示しているが、このような制御構成を採用する
ことにより、低周波領域において上記のようなゲインに
の制御を行う一方で、高周波領域においては、Q<x<
x2の全ての領域において従来通りの小さなゲインkを
維持するようにするのである(第19図参照)。
またこの発明を実現する回路例として第18図に示す例
以外に、第20図に示すように、振幅によって低周波数
領域周波数特性の時定数を選択する例もある。第20図
の低周波数領域周波数特性用回路150に増幅回路を用
いた例を第21A図及び第21B図に示す。
第21A図において、151は振幅弁別回路、152は
増幅回路、153は大振幅用時定数回路、154は小振
幅用時定数回路、155は低周波数領域周波数特性用回
路、156は高周波数領域周波数特性回路をそれぞれ示
し、また第21B図において、161は振幅検出回路、
162は切換回路、163は大振幅用時定数回路、16
4は小振幅用時定数回路、165は増幅回路、166は
低周波数領域周波数特性用回路、167は高周波数領域
周波数特性回路をそれぞれ示している。第21八図のさ
らに具体的な回路例としては、第22図、第24関に示
すようになり、そのときの周波数特性は、第23図、第
25図のようになる。
軸方向電磁石駆動回路は上記のように構成されたもので
あり、そのためこの軸方向電磁石駆動回路によれば、不
安定領域の拡大という従来の不具合を防止しつつも、制
御電流を小さくし、効率の良い磁気支持をなし得ること
になる。
ところで上記のような軸方向電磁石駆動回路においては
、第26図で示す可動体201の基準位置からの変位方
向に応じてコイル207.214への通電方向の切換え
を行うために、通常正極性電源243と負極性電源24
4との2個の電源を必要とし、この結果、回路が大形化
し、また製作費が高くなるという問題がある。特に第2
7図に示す各電源243.244に、停電時のバックア
ップ用としてバッテリをそれぞれ搭載させる構成とする
場合には、このバッテリも2個必要となるために、さら
に構造の大形化と製作費の増加とを生じるものとなって
いる。
本回路は上記に鑑みなされたものであって、その目的は
、小型化が可能であると共に、製作費をより安価になし
得ることにある。
次にこの実施例について、模式的に表した図面を参照し
つつ詳細に説明する。
具体的な構造の一例について第26図を参照して説明す
る。同図において、201は軟磁性体より成る可動体で
あって、この可動体201を挟んで両側に、第1、第2
支持体202.203がそれぞれ配置されている。第1
支持体202内には、永久磁石204、この永久磁石2
04のNTl!L極面に取着されたN極側磁極片205
、上記永久磁石204のS磁極面に取着された断面り字
状のS極側磁極片206、このS極側磁極片206に巻
装された第1コイル207から成る第1軸受要素208
が設けられている。上記N極側磁極片205とS極側磁
極片206との各先端面は、可動体201における図に
おいて左側の端面に沿って上下に離間する箇所で、上記
可動体201に近接してそれぞれ位置するようになされ
ており、これにより図中実線矢印で示すように、永久磁
石204による磁束がN極側磁極片205から可動体2
01 、S極側磁極片206を介して流れる閉ループ状
の磁路が形成され、したがってこの磁路における磁束密
度に応じた磁気吸引力が第1支持体202から可動体2
01に作用する。
そして上記第1コイル207へ通電する場合、永久磁石
204による磁束と同方向、或いは逆方向の磁束が通電
方向に応じて上記磁路内に生じ、これによって上記の磁
気吸引力が、第1コイル207への通電電流値に応じて
増減される。図の場合には、第1コイル207にその一
方の接続端子a側から他方の接続端子す側へと向かう方
向で通電する場合に、永久磁石204による磁束と逆方
向の磁束が生じる一方、接続端子す側から接続端子a側
へと向かう方向で通電する場合に、永久磁石204によ
る磁束の方向と同方向の磁束が生じるように、第1コイ
ル207のS極側磁極片206への巻付は方向が設定さ
れている。
一方、第2支持体203内にも、上記第1支持体202
内の構成と同様に、永久磁石211、この永久磁石21
1のN、Sの各磁極面にそれぞれ取着されたN極側磁極
片212及びS極側磁極片213、そしてS極側磁極片
213に巻装された第2コイル214から成る第2軸受
要素215が、可動体201を挟んで上記第1軸受要素
218と対称位置に設けられている。上記第2コイル2
14に、その一方の接続端子C側から他方の接続端子d
側へと向かう方向で通電することによって、第2支持体
203から、図において右方向に可動体201に作用す
る磁気吸弓力の増加がなされる一方、上記第2コイル2
14に接続端子d側から他方の接続端子C側へと向かう
方向で通電する場合に、上記磁気吸引力が減少するよう
になされている。
そして上記第1コイル207と第2コイル214とは、
ここでは接続端子すと接続端子Cとを接続することで相
互に直列接続されているが、並列接続でも特に問題はな
い。両コイル207.214には同時通電が行われ、こ
の通電を接続端子a側から接続端子d側に向かう方向で
行う場合に、第1支持体202から可動体201に作用
する磁気吸引力の減少と、第2支持体203から可動体
201に作用する磁気吸引力のの増加とが同時になされ
、これにより可動体201には、これを第2図において
右方向に移動させる力の増加を生じる。一方、接続端子
d側から接続端子a側に向かう方向の通電を行・う場合
に、第1支持体202から可動体201に作用する磁気
吸引力の増加と、第2支持体203から可動体201に
作用する磁気吸引力のの減少とが同時になされ、これに
より可動体201には、これを第2図において左方向に
移動させる力の増加を生じる。
なお図示してはいないが、上記可動体201との離間距
離に応じてインダクタンスの変化を生じるセンサコイル
等で構成される状態検出素子が、上記可動体201に近
接する位置にさらに配置されており、第26図において
可動体201の左右方向の移動に応じた電気信号が上記
状態検出素子から出力されるようになされている。
第28図には、上記コイル207.214への通電を制
御する制御ブロック図を示している。同図において、2
20は例えば正極性の直流電源であり、この直流電源2
20には、停電時のバックアップ用のバッテリ221が
付設されている。そして上記直流電源220と接地ライ
ン222との間に、第1通電用配線223と第2通電用
配線224とが互いに並列に接続され、第1通電用配線
223には、例えばFET (Field Effec
t Transistor )で構成される第1スイッ
チ回路225及び第1駆動回路226が、また第2這電
用配線224には第2スイッチ回路227及び第2駆動
回路228がそれぞれ上記直流電源220側から順次介
設されている。なお上記各スイッチ回路225.227
は、上記FETの他、バイポーラトランジスタや機械式
スイッチ等で構成することも可能である。
一方、上記各スイッチ回路225.227の開閉と各駆
動回路226.228の作動を、上記した状態検出素子
からの電気信号に基づいて制御するために、状態検出回
路(状態検出手段) 229 、制御回路230、スイ
ッチ切換回路231がそれぞれ設けられている。上記状
態検出回路229は、状態検出素子からの電気信号を、
可動体201が基準位置、例えば第2図において第1、
第2支持体202.203間における空間部の左右方向
の中心に可動体201の中心が合致する位置に位置する
ときの基準値と比較し、基準値に対する大小関係で可動
体201の変位方向信号を求め、さらに基準値との差の
絶対値に応じた変位量信号を求めて、これらを制御回路
230へと出力する。上記変位方向信号は、制御回路2
30を介してスイッチ切換回路231に入力され、これ
によって上記第1スイッチ回路225と第2スイッチ回
路227とが上記変位方向信号に応じて択一的に閉成さ
れる。
一方、上記制御回路230では、状態検出回路229か
ら入力される変位量信号に応した駆動信号を発生し、こ
れを上記変位方向信号に応じて第1駆動回路226と第
2駆動回路228との一方を択一的に選択して出力する
。これによりこの駆動信号の入力された駆動回路を介す
る電流径路が形成される。なお後述するように、第1ス
イッチ回路225が閉成される場合には第2駆動回路2
28に、また第2スイッチ回路227が閉成される場合
には第1駆動回路226にそれぞれ上記駆動信号が入力
されるようにスイッチ切換回路231 と制御回路23
0とは連動し、したがって上記スイッチ切換回路231
と制御回路2′30とによって、切換手段232を構成
している。
そして前記のように相互に直列または並列に接続された
第1、第2コイル207.214は、前記接続端子aが
、第1通電用配線223における第1スイッチ回路22
5と第1駆動回路226との間に、また接続端子dが第
2通電用配線224における第2スイッチ回路227と
第2駆動回路228との間にそれぞれ接続されている。
次に上記構成における軸方向電磁石駆動回路での作動状
態について説明する。
まず可動体201がほぼ基準位置で保持されている状態
、すなわち第1支持体202及び第2支持体203から
の上記可動体201に対する各磁気吸引力がバランスし
ている状態から、外力の変化で上記可動体201が第2
6図において左方向に変位した場合について説明する。
このときこの左方向への変位方向信号と変位量信号とが
状態検出回路229から制御回路230に入力され、さ
らに上記変位方向信号はスイッチ切換回路231に入力
される。これにより第1スイッチ回路225が選択され
て、この第1スイッチ回路225の閉成作動が上記スイ
ッチ切換回路231によって行われる。一方、制御回路
230では、上記変位量信号に応じた大きさの駆動信号
を発生すると共に、上記左方向の変位方向信号に対応じ
て第2駆動回路228の選択を行い、上記駆動信号を第
2駆動回路228に入力する。これにより第2駆動回路
228における出力トランジスタT2がON作動し、こ
の結果、第28図において実線矢印で示すように、直流
電源220から第1スイッチ回路、第1コイル207、
第2コイル214、第2駆動回路228を介して、この
第2駆動回路への駆動信号に応じた電流値の電流が接地
ライン222へと流れる。したがって両コイル207.
214には、第26図において接続端子d側から接続端
子d側へと電流が流れることから、前記したように、第
1支持体202から可動体201に作用する磁気吸引力
の減少と、第2支持体203から可動体201に作用す
る磁気吸引力の増加とが同時になされ、これにより可動
体201への磁気吸引力の総和は、第26図において右
方向に作用する。この結果、左方向に変位した可動体2
01の基準位置への復帰移動が行われる。
一方、可動体201が第26図において基準位置から、
右方向に変位した場合には、状態検出回路229から右
方向の変位信号と変位量信号とが発生され、このときに
はスイッチ切換回路231によって、第2スイッチ回路
227が閉成される。また制御回路230における駆動
信号は、第1駆動回路226に入力され、この第1駆動
回路226における出力トランジスタT1がON作動さ
れる。この結果、第28図中破線矢印で示すように、直
流電源220から第2スイッチ回路、第2コイル214
、第1コイル207、第1駆動回路226を介して接地
ライン222へと電流が流れる。したがって各コイル2
07.214には、第26図において接続端子a側から
接続端子a側へと電流が流れることから、前記したよう
に、第1支持体202から可動体201に作用する磁気
吸引力の増加と、第2支持体203から可動体201に
作用する磁気吸引力の減少とを生じ、これにより可動体
201への磁気吸引力の総和は、第26図において左方
向に作用し、この結果、右方向に変位した可動体201
の基準位置への復帰作動が行われる。
このように可動体201の基準位置からの変位方向と変
位量とを検出し、検出される変位方向に応じて各コイル
207.214への通電方向を切換え、また変位量に応
じて通電電流値を制御することによって、上記可動体2
01は第1、第2支持体202.203間で、かつこれ
らとは非接触状態での基準位置に位置するように制御さ
れる。
以上の説明のように上記実施例においては、1個の直流
電源220を設ける構成でコイル207.214への通
電方向の切換えを行うことが可能である。
このためにスイッチ回路と駆動回路とをそれぞれ2組設
けることが必要となっているが、駆動回路は、択一的に
機能させる2個の出力トランジスタを内蔵する従来の駆
動回路を二つに分割した構成となされているものであり
、したがって構成部品や専有空間に大きな変化はなく、
また各スイッチ回路及びスイッチ切換回路は比較的少な
い構成部品で構成し得るものである。したがって全体的
には、電源及びバッテリをそれぞれ2個ずつ必要として
いた従来の制御回路構成に比べて、上記では電源及びバ
ッテリの容量を半減することができ、したがって製作費
を大幅に低減することが可能であると共に、全体の形状
を小形化することができる。
なお上記実施例においては、状態検出回路229で可動
体201の基準位置からの変位を検出する構成としたが
、可動体201の速度や加速度を検出してコイル207
.214への通電を制御する構成とすることも可能であ
り、また第1、第2通電用配線223.224へのスイ
ッチ回路225.227と駆動回路226.22Bの介
設順序を上記とは逆にした回路構成とすることも可能で
ある。さらに可動体201の状態変化の方向信号を制御
回路230を介さずにスイッチ切換回路231に入力す
ることも可能である。しかも駆動回路226.22Bは
、コイル207.214に流れる電流を制御するために
定電流駆動回路に構成可能であり、また出力トランジス
タは、FET、サイリスク等を用いることも可能である
最後にロータを回転駆動するモータとその駆動回路につ
いて簡単に説明する。
第2図には、かご型高周波モータを図示しているが、こ
の形式のモータを採用した場合、モータのロータ部の構
造が強固なため、超高速回転を必要とする真空ポンプに
最適である。欠点としては、効率が悪いためステータ部
の発熱が大きいことと、モータ駆動回路が比較的複雑な
ことである。一方反対にブラシレスDCモータをロータ
の回転駆動用に採用すると、ロータ部に永久磁石をつけ
ることになるため超高速回転には不適であるが、高効率
なため駆動回路の小型化、低コスト化に有利であり、し
かもステータ部の発熱を小さくできるので不用なガスの
発注を抑えるのに有効である。したがって真空ポンプの
特徴に応じてモータを使いわけるのが有効である。
以上に上記のような軸方向を能動的に支持するための軸
方向電磁石と、軸方向変位センサーと、軸方向!磁石駆
動回路と、径方向を支持するための永久磁石装置と、振
動吸収装置と、ロータを回転させるための回転駆動装置
と、回転駆動回路とを含んだ真空ポンプにおいては、ロ
ータシャフトの振動に対して充分な減衰効果を付与し得
ると共に、共振点での振幅倍率を小さくし得ることがら
、ロータの起動、停止時には、共振点を安全に通過でき
、その上定常回転時における外部への振動も小さ(、し
かも組立再現性が良くなる。また外乱にも強く高速回転
可能な一軸制御型磁気軸受を利用しているため、従来の
ものに比べて、非常に小型で低コストでしかも信頼性が
高く低振動な真空ポンプになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の真空ポンプの一実施例において使用
する上部永久磁石装置と上部振動吸収装置との構造略図
、 第2図はこの発明の真空ポンプの一実施例の全体構造略
図、 第3図は上部永久磁石装置と上部振動吸収装置との要部
構造略図、 第4図は0リングの変位−復元力特性の関係を示すグラ
フ、 第5図、第6図、第7図、第7A図、第8図、第9図、
第10図、及び第11図はいずれも振動吸収装置の変更
例を示す構造略図、 第12図は軸方向電磁石、軸方向変位センサー軸方向電
磁石駆動回路の一例を示す要部構造略図、第13図は上
記制御コイルでの制?111電流の制御方式を説明する
ための説明図、 第14図は従来の変位と制御電流との関係を示すグラフ
、 第15図は従来の変位と吸引力との関係を示すグラフ、 第16図(a)(b)は上記実施例での変位−制御電流
特性、及び変位−吸引力特性を示すグラフ、第17図は
ゲイン変更を説明するためのグラフ、第18図はゲイン
制御を行うための回路構成の一例のブロック図、 第19図は周波数とゲインとの関係を示すグラフ、 第20図は低周波数領域周波数特性用回路の機能ブロッ
ク図、 第21A図及び第21B図はゲイン制御回路の変更例の
機能ブロック図、 第22図は上記第214図のゲイン制御回路の回路図、 第23図はその周波数特性を示すグラフ、第24図は第
21A図の他のゲイン制御回路の回路図、 第25図はその周波数特性を示すグラフ、第26図は軸
方向電磁石駆動回路の作動状態を説明するための説明図
、 第27図は従来の軸方向電磁石駆動回路の回路図、 第28図は軸方向電磁石駆動回路の一例の回路図である
。 10・・・上部永久磁石装置、11・・・下部永久磁石
装置、12・・・軸方向電磁石、12b・・軸方向変位
センサー、12c  ・・・軸方向電磁石駆動回路、3
3・・・上部振動吸収装置、33a・・・下部振動吸収
装置。 特許出願人    日本フェロ−フルイデイクス株式会
社 第4図 第5図 第8図 第10図 第9図 第11図 第 図 第14図 第15図 XO”IQ/に 入 Xo=1o/k 第17 図 第18 図 第19 図 第21A図 第21B図 第20図 第22図 第24図 第25図 第26図 第27図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気軸受を応用して、ロータを無接触支持する方式
    の真空ポンプにおいて、軸方向を能動的に支持するため
    の軸方向電磁石と、軸方向変位センサーと、軸方向電磁
    石駆動回路と、径方向を支持するための永久磁石装置と
    、振動吸収装置と、ロータを回転させるための回転駆動
    装置と、回転駆動回路とを含んでいることを特徴とする
    真空ポンプ。 2、振動吸収装置には、回転部材と連動揺動する自由揺
    動体を設け、自由揺動体と支持部材の間に減衰材を設け
    た構造であることを特徴とする第1請求項記載の真空ポ
    ンプ。 3、回転部材と連動揺動する自由揺動体との間において
    、回転部材と自由揺動体との無接触結合手段に磁気力を
    利用していることを特徴とする第2請求項記載の真空ポ
    ンプ。 4、支持部材に減衰材を介して中間部材を揺動可能に支
    持し、この中間部材にロータを径方向支持するための永
    久磁石装置を設け、中間部材全体が振動吸収装置になっ
    ていることを特徴とする第1請求項記載の真空ポンプ。 5、径方向を支持する上下2つの永久磁石装置が1つの
    中間部材に設けられ一体化していることを特徴とする第
    4請求項記載の真空ポンプ。 6、減衰材が粘弾性高分子材料であることを特徴とする
    第2または第4請求項記載の真空ポンプ。 7、減衰材が粘流体であることを特徴とする第2または
    第4請求項記載の真空ポンプ。 8、減衰材が粘弾性材をはさんだ複合板バネであること
    を特徴とする第2または第4請求項記載の真空ポンプ。 9、振動吸収装置が渦電流と摩擦を同時に利用する方式
    であることを特徴とする第2または第4請求項記載の真
    空ポンプ。 10、中間部材と支持部材とその間を介する減衰材を一
    体で成形したことを特徴とする第4請求項記載の真空ポ
    ンプ。 11、中間部材又は自由揺動体の軸方向の運動の規制手
    段として磁気吸引力または弾性バネ力等を利用したこと
    を特徴とする第2または第4請求項記載の真空ポンプ。 12、軸方向電磁石と軸方向変位センサーが一体となっ
    ていることを特徴とする第1請求項記載の真空ポンプ。 13、軸方向電磁石駆動回路において、電磁石電流制御
    手段が、ロータが平衡位置近傍にあるときの方が、平衡
    位置近傍から離れているときよりも、高ゲインで電磁石
    電流を制御するゲイン制御手段を備えていることを特徴
    とする第1請求項記載の真空ポンプ。 14、第13請求項記載のゲイン制御手段を増幅回路の
    負帰還路に挿入したことを特徴とする第13請求項記載
    の真空ポンプ。 15、軸方向電磁石においては、第1コイル及び永久磁
    石を有する第1支持体と、第2コイル及び永久磁石を有
    する第2支持体とを可動体を挟んで配置すると共に、上
    記第1コイルと第2コイルとを相互に直列または並列に
    接続し、さらに上記可動体の変位等の状態を検出する状
    態検出手段を設け、この状態検出手段での検出状態に応
    じて上記両コイルへの通電方向の切換えを行うことによ
    り上記第1、第2支持体からそれぞれ可動体に作用する
    吸引力を変化させて、上記可動体を各支持体への非接触
    状態で支持すべく構成して、さらに直流電源と接地ライ
    ンとの間に第1通電用配線と第2通電用配線とを互いに
    並列に接続すると共に、上記第1通電用配線には第1ス
    イッチ回路と第1駆動回路とを、また上記第2通電用配
    線には第2スイッチ回路と第2駆動回路とを、上記直流
    電源側からの介設順序を同一にしてそれぞれ順次介設し
    、上記第1コイルにおける反第2コイル側の接続端子を
    上記第1スイッチ回路と第1駆動回路との間に、また上
    記第2コイルにおける反第1コイル側の接続端子を上記
    第2スイッチ回路と第2駆動回路との間にそれぞれ接続
    すると共に、上記状態検出手段での検出状態に応じて、
    上記第1スイッチ回路及び第2駆動回路の同時閉成状態
    と、上記第2スイッチ回路及び第1駆動回路の同時閉成
    状態とを切換えて上記両コイルへの通電方向の切換えを
    行う切換手段を設けた軸方向電磁石駆動回路を設けたこ
    とを特徴とする第1請求項記載の真空ポンプ。 16、回転駆動用モータが、かご型高周波モータまたは
    ブラシレスDCモータであることを特徴とする第1請求
    項記載の真空ポンプ。
JP2101161A 1990-04-17 1990-04-17 真空ポンプ Pending JPH0414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2101161A JPH0414A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 真空ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2101161A JPH0414A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 真空ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0414A true JPH0414A (ja) 1992-01-06

Family

ID=14293325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2101161A Pending JPH0414A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 真空ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0414A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4962749A (en) * 1989-11-13 1990-10-16 Carrier Corporation Method of operating a natural gas furnace with propane
JPH0653198A (ja) * 1992-06-03 1994-02-25 Hitachi Ltd 洗浄剤、および、これを用いた半導体基板の洗浄方法
JP2008275152A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Pfeiffer Vacuum Gmbh 軸受装置
JP2015117832A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 エスカエフ・マニュティック・メシャトロニク 能動型磁気ベアリングのためのデジタル非線形補正器
JP2016161132A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー 本体部分を非接触式に保持する磁気軸受及び方法と本体部分の位置変位を検出する装置
JP2018132166A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社島津製作所 磁気軸受装置および真空ポンプ
US11228235B2 (en) 2015-08-10 2022-01-18 Board Of Regents, The University Of Texas System Adjustable locking surgical retractor

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4962749A (en) * 1989-11-13 1990-10-16 Carrier Corporation Method of operating a natural gas furnace with propane
JPH0653198A (ja) * 1992-06-03 1994-02-25 Hitachi Ltd 洗浄剤、および、これを用いた半導体基板の洗浄方法
JP2008275152A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Pfeiffer Vacuum Gmbh 軸受装置
JP2015117832A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 エスカエフ・マニュティック・メシャトロニク 能動型磁気ベアリングのためのデジタル非線形補正器
JP2016161132A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー 本体部分を非接触式に保持する磁気軸受及び方法と本体部分の位置変位を検出する装置
US11228235B2 (en) 2015-08-10 2022-01-18 Board Of Regents, The University Of Texas System Adjustable locking surgical retractor
JP2018132166A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社島津製作所 磁気軸受装置および真空ポンプ
CN108457984A (zh) * 2017-02-17 2018-08-28 株式会社岛津制作所 磁轴承装置及真空泵
US10683893B2 (en) 2017-02-17 2020-06-16 Shimadzu Corporation Magnetic bearing device and vacuum pump

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7825558B2 (en) Fan with active magnetic bearing
JP2644374B2 (ja) 磁気軸受構造体
JPS5993992A (ja) 軸流分子ポンプ
CN111852883B (zh) 一种高效率磁力耦合悬浮泵
JPH09303283A (ja) 磁気浮上型ポンプ
JP4352170B2 (ja) 排気ガスターボチャージャ
JPH09105414A (ja) ロータを軸支する磁気軸受
JPH0414A (ja) 真空ポンプ
WO2009104376A1 (ja) スラスト力発生装置及び該スラスト力発生装置を適用した電磁機械
JP6801481B2 (ja) 磁気軸受装置および真空ポンプ
JPH0642531A (ja) 磁気軸受装置及びその制御方法
JP2002257136A (ja) 磁気軸受
JPH06173948A (ja) 磁気軸受の磁気ダンパ装置及び磁気軸受装置
JP2541371B2 (ja) 高速度回転真空ポンプの磁気軸受構造
JPH04209996A (ja) 高速度回転真空ポンプの磁気軸受
Vitner et al. Experimental verification of the hybrid magnetic bearing operation
JPS6399742A (ja) 磁気軸受一体型モ−タ
JPH1162878A (ja) ターボ分子ポンプ
JPH0674234A (ja) 反発磁気浮上型回転装置
Crane Magnetic bearings for high speed turbo molecular pumps
JPS60256620A (ja) 剛性可変機構を有する磁気軸受
JPH0733838B2 (ja) クリーンポンプ
JP4532783B2 (ja) 磁気軸受励磁回路及びターボ分子ポンプ装置
JP4521846B2 (ja) 電磁吸引式磁気軸受とその非線形制御方法
KR20220131526A (ko) 원심 냉매 압축기용 축방향 자기 베어링