JPH04149925A - 小形リレー - Google Patents

小形リレー

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JPH04149925A
JPH04149925A JP27483990A JP27483990A JPH04149925A JP H04149925 A JPH04149925 A JP H04149925A JP 27483990 A JP27483990 A JP 27483990A JP 27483990 A JP27483990 A JP 27483990A JP H04149925 A JPH04149925 A JP H04149925A
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JP
Japan
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armature
leg
facing
permanent magnet
small relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP27483990A
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English (en)
Inventor
Shintaro Inagaki
慎太郎 稲垣
Yoshifumi Takahashi
良文 高橋
Takeshi Shioiri
健 塩入
Manabu Tada
学 多田
Kaname Hanada
要 花田
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、永久磁石による電磁力がアーマチュアを常に
ブレイク側に吸引している片バイアス式で、実装高さ十
ミリメートル以下の小形リレーに関し、特に磁気回路の
重要な部分であるギャップ部分の対向面積を最適設計し
た高感度な小形リレーに係るものである。
[従来の技術] 代表的な従来技術の例として従来の片バイアス式の小形
リレー(特願昭63−190264号)の構成を第8図
に示す。この図は、磁気回路の構成を簡潔に示した図で
ある。第8図において、第1図と同一箇所には、同一符
号が付しである。図中実線矢印は永久磁石3より発生し
た磁束の流れを示し、磁束がコア1の第2の脚部1d、
中央部IC2第1の脚部1b、アーマチュア5、ヨーク
21を通過して永久磁石に戻る磁路がわかる。このよう
な磁路が形成されるため永久磁石による無励磁電磁力は
、アーマチュアの傾き(アーマチュアトラベル)にかか
わらず常にアーマチュアを上方(ブレイク側)に吸引し
ている。アーマチュアは第8図ではブレイク側に位置し
ているが、コイルの励磁電流により下方(メイク側)に
移動する0図中破線は、コアの中央部ICに巻回された
コイル2(図ではコイル断面を示す)の中の励磁電力に
より発生した磁束の流れを示す、この磁束が、コアの第
2の脚部1d、アーマチュア5、コアの第1の脚部1b
を通過して元の中央部1cに戻る磁路がわかる。コイル
電流による磁束はアーマチュア5を下方(メイク側)に
吸引し、永久磁石による磁束と合成されて真の励磁吸引
力となる。
以上の構成であるから片バイアス式リレーは構成が簡単
で小形化に適するという特徴を有する。
なお上記の永久磁石3、コア1、アーマチュア5、ヨー
ク21をめぐる磁路の中に在るギャップでは磁気抵抗を
最小ならしめることが重要であるから、従来は、ギャッ
プ部分の対向面積を、全体寸法の中で許される範囲で、
最大ならしめる設計がなされていた。すなわちコアの第
2の脚部の自由端面1eに対向するアーマチュアの第2
の対向面5cの面積S2と比べ、等しいかより大きな面
積を、ヨークの下面21aと対向するアーマチュアの第
1の対向面5dの面積51に持たしめることが必須であ
るとして設計が行われていた。
[発明が解決しようとする課題1 従来の片バイアス式の小形リレーの吸引力特性を磁界解
析により算定した結果を第5図に示す。
図の横軸は、アーマチュアトラベルで、ブレイクの時に
0.(1+mとしたアーマチュア先端部の位置を表わす
。図中に破線で示されるバネ負荷は、小形リレーの全体
寸法などの必然的技術制約より導出された代表的数値で
ある。バネ負荷は生産時のばらつきを考慮して2本の破
線で示している。リレーの良好動作のために、無励磁の
吸引力特性カーブは2本のバネ負荷カーブの上に在り、
かつ感動電力での励磁の吸引力特性カーブは2本のバネ
負荷カーブの下に在ることが必須である。第5図より、
従来形の特性は、アーマチュアトラベル0.15−  
において感動電力80−で励磁(励磁吸引力F2)した
場合、動作余裕を得ることができない励磁特性であるこ
とが分かる。原因は全体寸法が小形であるためコアにお
けるコイル励磁力が小さ(、必然的に吸引力幅(図中F
2−Flの値)が小さくなるためである。ここで、Fl
はアーマチュアトラベル0.15−曽における無励磁吸
引力である。
従来寸法のギャップ部分の対向面積を用いる限り動作余
裕を改善することができないことが、後で詳しく述べる
ように発明者等による磁界解析および実験により明らか
になった。
従って従来の片バイアス式小形リレーは、吸引力特性の
余裕度が小さいため、150tsw以上の大きな感動電
力の投入によらなければ良好な動作をせず、低電力では
良好動作が期待できない低感度な小形リレーであった。
本発明の目的は上に述べた従来の片バイアス式小形リレ
ーの問題点を解決し、全体寸法が小形でありながら吸引
力特性の余裕度を最大限に実現した、80mW程度の低
電力で良好動作する高感度な小形リレーを提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 発明者等は磁界解析と実験を行い、その結果に基づいて
、特に磁気回路中のギヤラフ二部骨の対向面積に着目し
、最適設計を行った0本発明の小形リレーは、ギャップ
部分の対向面積について、今までの小形リレーに無い特
徴を備えることで、上に述べた目的を達成している。
後に第4図及び第5図を用いて、詳しく説明するところ
であるが、小形リレーで形成される磁路の中で、基本的
に重要なギャップ部分があり、そ向 こてのギャップ部の対曇面積として、ヨークと対向 第2の対抗面5Cの面積S2がある。従来の技術では、
磁路の抵抗を少なくするという考えに基づいて、Slを
52と等しくあるいはS2より広くしていた。
句 この発明では、前記ギャップ部分の対抗面積について、
解析・検討をした結果、特許請求の範囲に限定記載した
ような特徴ある最適化数値を得たものである。
本発明の構成を第1図を用いて述べる。
本発明の小形リレーは、■細長い中央部ICと、該中央
部の長手方向両端に形成され、該中央部に対して同方向
に直角に延びる第1、第2の脚部1b  ldとを有す
るコア1、■前記中央部に巻回されたコイル2、■第1
極3aが前記第2の脚部に接触している永久磁石3、■
前記永久磁石の第2極3bと接触し、かつ前記第2の脚
部の自由端面1eに対向する面4aを有する位置まで延
びるヨーク4、■その一端5aを前記コアの第1O脚部
の自由端1aと当接した支点として回動し、他端の上面
において前記ヨークの前記対向する面に対向する第1の
対向面5bを有し、かつ他端の下面において前記第2の
脚部の自由端面と対向する第2の対向面5Cを有するア
ーマチュア5、■前記アーマチュアによって往復運動さ
れ、かつ、接触子6a、6bを備えたハふ部材6を含む
小形リレーにおいて、 前記第1の対向面の面積S1と、前記第2の対向面の面
積S2との比SL/S2が0≦(S1/S2)≦ 0.
5であることを特徴とする小形リレーである。
なお、図には、バネ部材の接触子と対向する端子7a、
7bも参考のために示しである。
[作用] 本発明の作用について説明する。
[課題を解決するための手段]の項で述べたように、本
発明の小形リレーでは、ギャップ部分の対向面積の比3
1/S2が0.5以下と、Slの小さな構成となってい
るため、Slの部分(アーマチュアとヨークの対向面部
分)において磁束が狭く絞られる。よって、31部分で
は磁束密度が増加し、かつ磁気抵抗は大きくなる。磁束
密度増加により特にアーマチュアが上方(ブレイク位置
)にある時に強い無励磁吸引力が得られる。同時に磁気
抵抗が大きいためブレイク位置以外のアーマチュア位置
では無励磁吸引力は低下する。さらにブレイク位置で要
求以上の吸引力が発生するためこれを適宜抑制すべく永
久磁石を若干小さく設計できるので、このため無励磁、
励磁の両方の吸引力は全体として低下(第5図の吸引力
特性図で下方へ移動)する。このような作用が総合され
て、従来の小形リレーの吸引力特性で問題を生していた
アーマチュアトラベル0.15mmのときの励磁吸引力
F2における動作余裕度が非常に改善される。
従来このような小さなSlの採用は全くかえりみられて
いなかったし、このような総合的な吸引力の作用を数値
的に評価することは困難とされていた。しかし、発明者
等は、有限要素法を用いた三次元磁界解析プログラムに
よれば、従来は理論解析が困難とされていた小形リレー
の如き実用形状の電磁力計算が可能であることに着目し
、上記の小さなSlを備えた小形リレーの特性を多数の
形状について系統的に数値解析して比較検討した。
その結果、片バイアス式小形リレーの最適形状として0
≦(Sl/S2)≦0.5を得るに到った。
代表例としてS l /S 2 =0.2の小形リレー
の吸引力特性の解析結果を第4図に示す。この特性と従
来形の特性(第5図)とを比較して明らかなように、従
来形の問題点であったアーマチュアトラベル0.151
1m付近における励磁吸引力がバネ負荷カーブから離れ
て大きな動作余裕度を実現している。
さらに詳しくアーマチュアトラベル0.15mnAのと
きのSl/S2と無励磁吸引力F1、励磁吸引力F2の
関係を解析した結果を第3図に示す。図中破線で示すの
がバネ負荷であり、Flは2木のバネ負荷線の上にあり
、F2は、2本のバネ負荷線の下になければならない。
図より、0≦(S1/32)≦0.5が最適設計の条件
であることがわかる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図は小形リレーの分解構成図である。図中第1図と
同一箇所には同一符号が付しである。同図において1は
コアであり、3は永久磁石、4はヨーク、5はアーマチ
ュア、6はバネである。コア1は棒状の中央部ICと、
この中央部ICの両端側に設けられた第1.第2の脚部
1b、ldから形成されている。そして、このコア1の
両脚部1b 1dにはコア補助体11a、11bがモー
ルドにより成型されるとともにコイルターミナル121
2の各挿入溝11c、llcがモールド成型される。し
かして、各挿入溝11c、11cにそれぞれコイルター
ミナル12.12が挿入されてコイルポビン11が形成
され、該コイルボビン11にコイル2が巻回されてコイ
ル組立13が形成される。
一方、アーマチュア5は各角部に凸部のあるほぼ長方形
に形成されていて、カード組立15に組み込まれる。
又、7a、7aはそれぞれメーク接点ターミナルであり
、7b、7bはブレイク接点ターミナル、7c、7cは
固定ターミナルである。
一方、】4はベースであって、このベース14には各タ
ーミナルの挿入溝14a=14c、14a〜14cが形
成されている。そして、永久磁石3、ヨーク4がコイル
組立13に組み込まれ、それとカード組立15、ハネ6
.6、各ターミナル7 a 〜7 c、  7 a 〜
7 cがベース14に組み込まれてリレー半組立16と
なり、ケース17が被せられてリレーがくみあがる。
この実施例においては、アーマチュアの第1の対向面5
bの面積S1と、第2の対向面5Cの面積S2との比S
l/S2は0.2である。
試しに、上記形状で対向面の面積比のみSL/S 2 
=i、oに変更して製作した従来形の小形リレーについ
て、その吸引力特性の実験結果を第7図に示す。感動電
力は80mWである。解析結果(第5図)で予測した通
り吸引力特性カーブの図中左部分で、ハネ負荷との動作
余裕が得られていない。
本実施例の吸引力特性の実験結果を第6図に示す。感動
電力は、従来形の実験と同しく801である。解析結果
(第4図)で予測した通り吸引力特性カーブは、大きな
動作余裕を示している。さらに本実施例の小形リレーは
動作について、非常に良好であることが実験で確認され
ている。
なお、本発明の実施においては、上述の実施例に限定さ
れず種々の変形が考えられる。
[発明の効果1 以上述べたように本発明の小形リレーでは、磁界解析と
実験に基づき最適設計したギャップ部分の対向面積を有
するので、全体寸法が小形でありながら吸引力特性の余
裕度を最大限に実現し、低電力で良好動作する高怒度な
小形リレーを実現している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る小形リレーの磁気回路の全体構成
を示す図、第2図は本発明の一実施例の分解構成図、第
3図はギャップ部分の対向面積の最適設計条件を示す図
、第4回は本発明に係る小形リレーの吸引力特性の解析
結果を示す図、第5図は従来技術に係る小形リレーの吸
引力特性の解析結果を示す図、第6図は本発明の一実施
例の吸引力特性の実験結果を示す図、第7図は従来技術
に係る小形リレーの吸引力特性の実験結果を示す図、第
8図は従来技術に係る小形リレーの磁気回路の全体構成
を示す図である。 1・・・コア、lb・・・第1の脚部、lc・・・中央
部、1d・・・第2の脚部、2・・・コイル、3・・・
永久磁石、4・・・ヨーク、5・・・アーマチュア、6
・・・バネ部材(ハネ)。 特許出願人   アンリツ株式会社 代理人  弁理士  小池 龍太部 第 図 i積比(St/Sλ) 第 図 第 図 ?−7’yz7トラヘ“ルLrn ml第 図 7−マ今ユ7トラぺ′ル(mrn〕 第7 図 7一マ号エアトラベル[mrnl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 細長い中央部(1c)と、該中央部の長手方向両端に形
    成され、該中央部に対して同方向に直角に延びる第1、
    第2の脚部(1b、1d)とを有するコア(1)と、 前記中央部に巻回されたコイル(2)と、 第1極(3a)が前記第2の脚部に接触している永久磁
    石(3)と、 前記永久磁石の第2極(3b)と接触し、かつ前記第2
    の脚部の自由端面(1e)に対向する面(4a)を有す
    る位置まで延びるヨーク(4)と、その一端(5a)を
    前記コアの第1の脚部の自由端(1a)と当接した支点
    として回動し、他端の上面において前記ヨークの前記対
    向する面に対向する第1の対向面(5b)を有し、かつ
    他端の下面において前記第2の脚部の自由端面と対向す
    る第2の対向面(5c)を有するアーマチュア(5)と
    、 前記アーマチュアによって往復運動され、かつ、接触子
    を備えたバネ部材(6)とを含む小形リレーにおいて、 前記第1の対向面の面積S1と、前記第2の対向面の面
    積S2との比S1/S2が0≦(S1/S2)≦0.5
    であることを特徴とする小形リレー。
JP27483990A 1990-10-12 1990-10-12 小形リレー Pending JPH04149925A (ja)

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