JPH0414965A - スーパーインポーズ装置 - Google Patents

スーパーインポーズ装置

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JPH0414965A
JPH0414965A JP11943590A JP11943590A JPH0414965A JP H0414965 A JPH0414965 A JP H0414965A JP 11943590 A JP11943590 A JP 11943590A JP 11943590 A JP11943590 A JP 11943590A JP H0414965 A JPH0414965 A JP H0414965A
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JP
Japan
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signal
fade
picture
title
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Application number
JP11943590A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Kaneko
滋博 金子
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH0414965A publication Critical patent/JPH0414965A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスーパーインポーズ装置に関し、特に、背景画
とは独立にタイトル画をフェードインおよびフェードア
ウトすることができるスーパーインポーズ装置に関する
[従来の技術] 現在普及している家庭用ビデオテープ等の、画像の撮像
、記録、および再生を行なう映像機器の多くは、撮影さ
れた画像にタイトル等の別の画像を挿入するスーパーイ
ンポーズ機能を備える。
第5図は、スーパーインポーズ機能を備えた従来のカメ
ラ一体型VTR(ビデオテープレコーダ)の概略ブロッ
ク図である。
第5図を参照して、外部の画像は、まずレンズ系1によ
って光学像として取込まれ、撮像素子の1っであるCC
D (Cha rge−Coup led  Devi
ce)2によって電気信号に変換される。次に、カメラ
信号処理回路3か、CCD2から出力される電気信号か
らアナログ輝度信号Y、とアナログ色差信号R−Yおよ
びB−Yとを作成し出力する。輝度信号Y、はMIX回
路19およびA/D変換器24に、色差信号R−YはM
IX回路20に、色差信号B−YはMIX回路21にそ
れぞれ与えられる。
MIX回路19は、後述するゲートアレイ15から出力
される輝度ブランキング5Y−BLKによって制御され
て、カメラ信号処理回路3から出力される輝度信号Y。
と、後述するY、マトリックス回路23から出力される
輝度信号y、  (sp)とを混合しカメラエンコーダ
4に出力する。
MIX回路20は、ゲートアレイ15から出力される色
ブランキング信号5C−BLKによって制御されて、カ
メラ信号処理回路3から出力される色差信号R−Yと、
後述するR−Y−B−Yマトリックス回路24から出力
される色差信号R,−Y(Sap)とを混合しカメラエ
ンコーダ4に出力する。同様に、MIX回路21は、色
ブランキング信号5C−BLKによって制御されて、カ
メラ信号処理回路3から出力される色差信号B−Yと、
前記R−Y−B−Yマトリックス回路24から出力され
る色差信号B−Y (S+ p )とを混合しカメラエ
ンコーダ4に出力する。
カメラエンコーダ4は、MIX回路19.20および2
1から出力される輝度信号YMおよび2つの色差信号R
−Y、B−Yに所定の処理を施し、それぞれ、カメラ部
における最終的な輝度信号Yおよびクロマ信号Cを作成
する。輝度信号YはVTR−Y処理回路6によって、磁
気テープ12への記録に適合するようにFM変調された
後、記録アンプ8によって増幅され磁気ヘッド10に与
えられる。同様に、クロマ信号CはVTR−カラー処理
回路7によって、前記磁気テープ12への記録に適合す
るように低域変換された後、加算器29においてVTR
−Y処理回路6からのFM輝度信号と混合される。この
混合後の信号は記録アンプ8によって増幅され磁気ヘッ
ド10に与えられる。磁気ヘッド10は、記録アンプ8
から与えられたFM輝度信号および低域クロマ信号を磁
気テープ12にRF (Radio  Flequen
cy)信号として記録する。
さて、このカメラ一体型VTRを用いてスーパーインポ
ーズを行なうにあたっては、まずユーザのキー操作によ
って挿入すべき画像(以下、これをタイトル画と呼ぶ)
に対応するデータが予めこのカメラ一体型VTRのメモ
リ16に記録される。
たとえば、タイトル画が“運動会”等の文字である場合
、ユーザはこれを白紙上に黒文字で書き、このタイトル
画か書かれた紙を撮影してモニタ家庭用テレビジョン等
のモニタ画面上にタイトル画を映し出す。ユーザは、こ
のモニタ画面上の画像を見ながらタイトル画の大きさ等
を調整した後、カメラ一体型VTR本体外部に設けられ
たキー人力スイッチ部17に含まれるスーパーインポー
ズ0N10FFキー170をONする。このキー人力を
表示マイコン(マイクロコンピュータ)14が検出する
。システムマイコン13は、表示マイコン14によって
キー人力が検出されたことに応答して、ゲートアレイ1
5.メモリIC16およびA/D変換器22を能動化す
る。能動化されたA/D変換器22は、カメラ信号処理
回路3から出力される輝度信号YHをディジタル化(2
値化)してゲートアレイ15に与える。つまり、レンズ
系1によって取込まれたタイトル画をディジタル白黒画
像データとしてゲートアレイ15に与える。
ゲートアレイ15は、シフトレジスタおよびH/Vカウ
ンタを含み、A/D変換器22からのディジタル白黒画
像データの黒に対応する部分、すなわち、タイトル画で
ある“運動会”等の、輝度信号の2値化データを前記シ
フトレジスタによってパラレルデータに変換し、これを
メモリIC16のI10ボート(図示せず)に出力する
。次に、ゲートアレイ15は、前記パラレルデータに変
換された2値化データをメモリIC16の所定のアドレ
スに与えるべく、外部からの水平同期パルスHDおよび
垂直同期パルスVDによって、前記H7Vカウンタを制
御してメモリIC16に、入力データをどのアドレスに
:C!憶させるかを指定するアドレス信号を出力する。
次に、ユーザはキー人力スイッチ部17に含まれるスー
パーインポーズメモリキー172を押す。システムマイ
コン17は、表示マイコン14かこのキー人力を検出し
たことに応答して、メモリI C1,6にデータの取込
みを指令する制御信号を与える。これに応答して、メモ
リIC16はゲートアレイ]5からのアドレス信号に従
って、与えられたパラレルデータを所定のアドレスに書
込む。
次に、ユーザはスーパーインポーズ0N10FFキー1
70をOFFする。システムマイコン13は、このキー
人力が表示マイコン14によって検出されたことに応答
して、メモリIC16の各アドレスに書込まれた記憶情
報の保持を指令する制御信号を出力する。これに応答し
て、メモリIC16は前記パラレルデータを保持する。
以上のようにして、タイトル画はこのカメラ−体型V 
T Rに白黒画像データとして記録される。
このタイトル画を所望の画像に挿入する場合、すなわち
、スーパーインポーズを行なう場合、ユーザはタイトル
画を挿入されるべき被挿入画像(以下、背景画とも呼ぶ
)を撮像しながら所望のタイミングでスーパーインポー
ズ0N10FFキー170をONL、キー人力スイッチ
部17に含まれる、タイトル画の色を指定するためのス
ーパーインポーズ色選択キー171を順送りして、タイ
トル画の色を所望の色に設定する。
システムマイコン13は、表示マイコン14がスーパー
インポーズ色選択キー171による色指定を検出したこ
とに応答して、ゲートアレイ15に、タイトル画のデー
タが記憶されている、メモリIC16のアドレスを指定
するアドレス信号をメモリIC16に出力させ、メモリ
IC16に記憶情報の読出を指令する制御信号を与える
。メモリIC16は、与えられた制御信号に応答して、
ゲートアレイ15からのアドレス信号に対応するアドレ
スからタイトル画のデータをパラレルに読出し、I10
ポートを介してゲートアレイ15に出力する。ゲートア
レイ15は、メモリIC16からのパラレルデータを前
述のシフトレジスタによってシリアル信号に変換する。
次に、システムマイコン13が、スーパーインポーズ色
選択キー171によって選択された色に応じた制御信号
R−CONT、G−CONT、およびB−CONTをゲ
ートアレイ15に出力する。
ゲートアレイ15は、さらにカラーシンセシス回路を含
み、このカラーシンセシス回路にてシステムマイコン1
3からの制御信号R−CONT、G−CONTおよびB
−CONTと前述のシリアル信号とに基づいて、色別の
信号YR,YG、YBR,G、Bを作成し出力する。ゲ
ートアレイ15からの色別の信号YR,YG  YBお
よびR,GBはY8マトリックス回路23およびR−Y
−B−Yマトリックス回路24にそれぞれ与えられる。
YHマトリックス回路23は与えられた色別の信号RY
、RG、RBに所定の演算を行ない、この演算後の信号
をタイトル画の輝度信号Y、I  (S+l))として
MIX回路19に与える。R−Y・B−Yマトリックス
回路24は、与えられた色別の信号R,G  およびB
に所定の演算を行なってタイトル画に対応する色差信号
R−Y(S:p)およびB−Y(Stp)を導出し、こ
れらをそれぞれMIX回路20および21に与える。つ
まり、所望の色のタイトル画に対応する輝度信号Y。
(Stp)7色差信号R−Y(Stp)およびB−Y 
(S、ρ)か各々、MIX回路19.20゜および21
に与えられ、カメラ信号処理回路3からの輝度信号Y8
1色差信号R−YおよびB−Yと混合される。
一方、ゲートアレイ15は与えられたパラレルデータに
基づいて、撮像されている画像における、タイトル画を
挿入されるべき部分(以下この部分をスーパーインポー
ズブランキング部分とも呼ぶ)に対応する輝度信号Y、
tと、色差信号R−YおよびB−Yとをそれぞれ消去す
るための輝度ブランキング信号5Y−BLKと色ブラン
キング信号5C−BLKとを出力する。
輝度ブランキング信号5Y−BLKは、カメラ信号処理
回路3から、スーパーインポーズブランキング部分に対
応する輝度信号Y。が出力されている期間にMIX回路
19かYl、Iマトリックス回路23からの輝度信号Y
。(S1p )を出力し、かつ、それ以外の期間にはM
I X回路19かカメラ信号処理回路3からの輝度信号
Y。を出力するように、MIX回路19の内部接続の切
換タイミングを制御する。したがって、MIX回路19
からは、現在撮像されている画像にタイトル画が挿入さ
れてできる画像、すなわち、スーパーインポーズされた
画像に対応する輝度信号が出力される。
同様に、色ブランキング信号5C−BLKは、カメラ信
号処理回路3からスーパーインポーズブランキング部分
に対応する色差信号R−YおよびB−Yが出力されてい
る期間には、MIX回路5および6からそれぞれR−Y
−B−Yマトリックス回路24からの色差信号R−Y(
S+o)およびB−Y (S、 p )か出力され、そ
れ以外の期間にはMIX回路20および21からそれぞ
れカメラ信号処理回路3からの色差信号R−YおよびB
−Yが出力されるように、MI X回路20および21
の内部接続の切換タイミングを制御する。したがって、
MIX回路20および21からは、それぞれ、スーパー
インポーズされた画像に対応する色差信号R−Yおよび
B−Yが出力される。
このようにして、カメラエンコーダ4には、スーパーイ
ンポーズされた画像に対応する輝度信号。
色差信号R−YおよびB−Yが与えられる。この結果、
タイトル画が重畳された画像のFM輝度信号および低域
クロマ信号が磁気テープ12に記録される。
なお、スーパーインポーズ0N10FFキー170がO
FFである場合には、ゲートアレイ15は、MIX回路
19,20.および21からカメラ信号処理回路3から
の輝度信号Y。および色差信号R−Y、B−Yか全期間
にわたって出力されるようにMIX回路19.20 お
よび21の内部接続を設定する色ブランキング信号5C
−BLKおよび輝度ブランキング信号5Y−BLKを出
力する。そこで、ユーザは背景画撮像時に、タイトル画
を表示したい場面でスーパーインポーズ0N10FFキ
ー170をONL、タイトル画の表示をやめたい場面で
スーパーインポーズON10FFキー170をOFFす
れば、所望の期間タイトル画が表示された画像を磁気テ
ープ12に記録することができる。
再生時には、磁気ヘッド10によって磁気テープ12か
らRF倍信号して読取られたFM輝度信号および低域ク
ロマ信号が再生アンプ9によって増幅された後、VTR
−Y処理回路6およびVTR−カラー処理回路7に与え
られる。VTR−Y処理回路6およびVTR−カラー処
理回路7においてはそれぞれ、再生アンプ9から与えら
れたFM輝度信号かFM復調されてAM信号となり、低
域クロマ信号かコンバータによって元のクロマ信号に変
換される。この結果得られた輝度信号(再生輝度信号)
およびクロマ信号(再生クロマ信号)は、出力回路部1
1において所定の処理を施されてモニタ画面上に画像を
表示するビデオ出力となる。
さて、このようなスーパーインポーズ機能を備えた映像
機器には、画面上に画像を徐々に映し出すフェードイン
機能や、画面上から画像を徐々に消し去るフェードアウ
ト機能である、いわゆるフェード機能を有するものがあ
る。フェード機能を有するカメラ一体型VTRでは、第
5図におけるカメラエンコーダ4に、フェード機能を実
現するための回路部が備えられる。
第6図は、フェード機能を有する従来のカメラ一体型V
TRのカメラエンコーダの内部構成およびフェード機能
に関する他の部分の構成を示す概略ブロック図である。
第6図を参照して、カメラエンコーダ4において、図示
されないカメラ部から出力される輝度信号YHは、ガン
マ回路40によってガンマ補正された後フェード回路4
1に入力される。フェード回路41は、システムマイコ
ン13か出力するフェードコントロール信号によって利
得制御される利得可変回路であり、フェードコントロー
ル信号に従って、ガンマ回路40からの輝度信号を徐々
にミュート(消去)するように、または、逆に立上げる
ように動作する。
セットアツプ回路42はガンマ回路41からフェード回
路11を介して入力される輝度信号の黒レベルを調整す
る。セットアツプ回路42によって黒レベルを調整され
た輝度信号は、同期信号混合回路43において、垂直/
水平同期信号を付加された後、最終的なカメラ輝度出力
YとしてVTR部に入力される。
一方、第5図におけるMIX回路20および21からそ
れぞれ出力された、タイトル画挿入後の色差信号R−Y
およびB−Yは、カメラエンコダ4において、コンバー
タ44によって、3.58MHzのサブキャリアで平衡
変調されてクロマ信号となる。
コンバータ44によって作成されたクロマ信号は、バー
スト混合回路45において、再生時のクロミナンス復調
の基準、VTR部における記録時のカラー位相およびテ
レビジョンにおける色同期信号の基準などとなるカラー
バースト信号を付加された後色抑圧回路46に入力され
る。
第7図(a)および(b)は、各々、バースト混合回路
40から出力されるクロマ信号および、MIX回路19
からの輝度信号Y、を示す波形図である。
第7図を参照して、バースト混合回路4oにおいて、ク
ロマ信号の各1水平走査期間ごとに、輝度信号Y、にお
ける水平同期信号の直後に対応する部分に小振幅のバー
スト信号が挿入される。
色抑圧回路46は、システムマイコン13が出力するフ
ェードコントロール信号に従って、たとえば、入力され
るバースト信号のレベルを制御することによってクロマ
信号のゲインを徐々に上昇または下降させて、クロマ信
号を徐々にミュートするように、または、徐々に立上げ
るように動作して、クロマ信号にフェードをかける。
色抑圧回路46によってフェードをかけられたクロマ信
号はBPF (バンドパスフィルタ)47によって帯域
制限された後、最終的なカメラクロマ出力Cとして、V
TR部に入力される。
なお、カメラエンコーダ4において輝度信号に混合され
る同期信号および、クロマ信号に混合されるカラーバー
スト信号ならびにコンバータ44に与えられるサブキャ
リアは、カメラエンコーダ4外部に設けられる、図示さ
れないSSG (同期信号発生器)から出力される。
スーパーインポーズおよびフェート機能を有するカメラ
一体型VTRは、一般に、フェード機能を実現するため
のフェードキー173.録画の開始/停止を行なうため
の録画開始/停止キー174、再生の一時停止を行なう
ためのポーズキー175、スーパーインポーズ機能を実
現するためのスーパーインポーズ0N10FFキー17
0.タイトル画の色を選択するためのスーパーインポー
ズ色選択キー171.およびタイトル画をメモリ16に
記憶させるためのスーパーインポーズメモリキー172
を含むキー人力スイッチ部]7を備え、これらのキーは
キー人力スイッチ部17内においてキーマトリックスを
構成するように結合させる。このキー人力スイッチ部1
7へのキー人力は、表示マイコン14によって読込まれ
、システムマイコン13は、表示マイコン14によって
読込まれたキー人力に応答して、所定の回路部が前記キ
ー人力に対応した動作を行なうように、種々の制御信号
を出力する。
録画時にフェードインを行なう場合には、ユーザはまず
カメラ/VTR切換キー190をカメラ側に切換える(
装置がVTRモードにある場合)か、または、パワーキ
ー178をONする(電流が入れられていない場合)。
システムマイコン13はこのキー人力に応答して装置を
録画待機状態にする。次に、ユーザがフェードキー17
3を押した後録画開始/停止キー174を押せば、フェ
ードインが始まるとともにVTR部の記録動作が再開さ
れる。逆に、フェードアウトを行なう場合、ユーザはフ
ェードキー173を押し、録画開始/修正キー174を
押す。これによって、フェードアウトか開始されて、画
面は徐々に白くなり、その後装置が録画待機状態となっ
てフェードが解除される。
第8図は、フェードインおよびフェードアウト時に、シ
ステムマイコン]3から出力されるフェードコントロー
ル信号を示す波形図である。
第8図を参照して、フェードインが行なわれる場合、フ
ェードキー173か押されると、システムマイコン13
は、フェード可能であることを示す文字表示を行なうべ
くキャラクタゼネレーションマイコン(図示せず)に所
定の制御信号を送出するとともに、フェードコントロー
ル信号を“L″レベルの待機状態にする。そして、その
後録画開始/停止キー174が押されると、フェードコ
ントロール信号は“L″レベルら徐々に(約1〜2秒か
けて)“H”レベルに立上がる。フェードコントロール
信号のレベルが低いほどフェード回路41の利得は低下
する。したかって、フェードコントロール信号が″L2
レベルのとき、カメラエンコーダ4におけるフェード回
路41は、ガンマ回路10からの輝度信号を白レベル(
または黒レベル)に揃えることによって、これをミュー
トするように動作し、フェードコントロール信号が立上
がるに従って、ガンマ回路40からの輝度信号に対する
ミュートを解除するように動作する。
そして、フェードコントロール信号か完全に“Hルベル
となると、フェード回路41はガンマ回路40からの輝
度信号をそのままのレベルで出力する。この結果、フェ
ードイン時には、カメラエンコーダ4から出力される輝
度信号は一旦白レベル(または黒レベル)となった後、
録画開始/停止キー174からのキー人力に応答して、
徐々にそのとき撮像されている被写体に対応するものと
なる。
一方、カメラ部から出力されるクロマ信号も、色抑圧回
路46のフェードコントロール信号に従った動作によっ
て、−旦白(または黒)に対応するものとなった後、徐
々に、そのとき撮像されている被写体の色に対応するも
のとなる。録画開始/停止キー174か押されるまでは
、VTR部の録画動作は停止されているため、録画開始
/停止キー174からのキー人力後のクロマ信号および
輝度信号がVTR部において磁気テープに記録される。
したかって、この磁気テープを再生すれば、撮像時にモ
ニタ画面に表示されると同しように、−旦真白となった
画面に画像か徐々に浮き出るように表示される。
その後フェードアウトか行なわれるばあい、フェードキ
ーニア3が押されると“フェードアウト″の文字が表示
されるとともに、フェードコントロール信号は“L°レ
ベルへの待機状態となる。その後、録画開始/停止キー
174が押されると、フェードコントロール信号は“H
ルベルから徐々に(約1〜2秒かけて)“L゛レベルと
立下がった後、装置は録画待機状態となる。したがって
、この場合にはフェード回路41が、ガンマ回路40か
らの輝度信号を徐々に白レベル(または黒レベル)にす
ることによって徐々にミュートするように動作し、色抑
圧回路46も、フェードコントロール信号に従って、バ
ースト混合回路45からのクロマ信号を徐々に白(また
は黒)に対応するものに変換する。この結果、カメラエ
ンコーダ4から出力される輝度信号Yおよびクロマ信号
Cは、そのとき撮像されている被写体に対応するものか
ら、徐々に一定輝度の白くまたは黒)に対応するものに
変化し、これらが磁気テープに記録される。したがって
、この磁気テープを再生すれば、画面上に映し出されて
いた画像が徐々に消えるという特殊効果を実現すること
ができる。
なお、フェードアウト時およびフェードイン時には各々
、音声信号が映像信号と同様に徐々にミュートおよびミ
ュート解除される。具体的には、これは、オーディオ回
路18内のALC(自動レベル制御)回路180によっ
て、前記オーディオ回路18内のラインアンプ181の
ゲインを調整することにより実現される。ラインアンプ
181は、外部から取込まれた音声信号を増幅する。こ
のALC回路180のラインアンプ181に対する制御
動作は、フェードコントロール信号がALC回路180
に入力されることによって実現される。つまり、ALC
回路180は、フェードコントロール信号によって制御
されて、ラインアンプ181の出力レベルを制御する。
この結果、ラインアンプ181から出力される音声出力
は、フェードイン時において一旦ミュートされた後、徐
々に本来のレベルに立上がり、フェードアウト時におい
て本来のレベルが徐々にミュートされる。ラインアンプ
181から出力された音声信号はVTR部において映像
信号とともに磁気テープに記録される。したかって、録
画時には、音声も映像とともにフェードインまたはフェ
ートアウトされる。
カメラ一体型VTRに代表される従来の家庭用映像機器
では、以上のようにして録画時に映像信号および音声信
号をフェードインまたはフェードアウトすることができ
る。
実際には、フェート回路41および色抑圧回路46には
、システムマイコン13が出力するフェードコントロー
ル信号か直接与えられるのではなく、フェードコントロ
ール回路25を介して与えられる。フェードコントロー
ル回路25は、タイトル画重畳時には、スーパーインポ
ーズブランキング部分に対応する輝度信号およびクロマ
信号かフェード回路41および色抑圧回路46に各々与
えられている期間に、フェード回路4]および色抑圧回
路46が各々、入力される輝度信号およびクロマ信号に
フェードをかけないように、ゲートアレイ15が出力す
る輝度ブランキング信号5Y−BLKおよび色ブランキ
ング信号5C−BLKに基づいて、この期間にシステム
マイコン13が出力するフェードコントロール信号を“
H゛レベル強制する。このため、スーパーインポーズ機
能とフェード機能とを同時に用いることにより、撮像画
面においてタイトル画を固定して表示しておき、背景画
のみをフェードイン/フェードアウトすることも可能で
ある。
背景画のみをフェードインする場合、ユーザは、撮像の
みか行なわれ録画が行なわれていない録画待機時にフェ
ードキー173を押した後、スーパーインポーズ0N1
0FFキー170を押す。フェードキー173が押され
ると、システムマイコン13からキャラクタゼネレーシ
ョンマイコンに“フェード”等の表示文字に対応する文
字表示用信号を出力させるための所定の制御信号か出力
される一方、装置はフェード待機状態となる。続いて、
スーパーインポーズ0N10FF−1−−170が押さ
れると、前述のようにして、カメラ部から出力される映
像信号(輝度信号およびクロマ信号)にタイトル画の映
像信号が混合され、カメラエンコーダ4からはタイトル
画が挿入された画像の映像信号が出力される。したがっ
て、このときモニタ画面にはタイトル画が背景画に重畳
されて映し出される。
次に、ユーザは所望のタイミングて録画開始/停止キー
174を押す。これに応答して、VTR部の録画動作か
開始されるとともに、フェードコントロール信号が一旦
“L”レベルに立下かった後、徐々に“H”レベルに立
上がる。たたし、このときフェードコントロール回路2
5が、システムマイコン13か出力するフェードコント
ロール信号を前述のように制御するので、録画開始/停
止キー174が押されると、フェード回路41および色
抑圧回路46は各々撮像された背景画の輝度信号および
クロマ信号のみを一旦、一定輝度の白(または黒)に対
応するものにミュートした後、徐々にそのとき撮像され
ている背景画に対応するものに戻す。したがって、モニ
タ画面には、タイトル画が映し出された状態で、背景画
のみが一旦ミュートされた後徐々に映し出される。
フェードが終了し一般撮影状態に入るとタイトル画は一
般には不要となる。そのため、ユーザはスーパーインポ
ーズON10 F Fキー170を押してタイトル画を
消す。
逆に、タイトル画を映し出した状態で、背景画のみをフ
ェードアウトする場合には、ユーザは撮像された画像が
磁気テープに記録される録画時に先の場合と同様に、フ
ェードキー173を押した後、スーパーインポーズON
10 F Fキー170を押してタイトル画の映像信号
を背景画の映像信号に重畳する。これによって、モニタ
画面にはタイトル画が背景画に重畳されて映し出される
。次に、ユーザが録画開始/停止キー174を押すと、
背景画かフェードアウトされ、その後、VTR部の記録
動作か停止される。録画開始/停止キー174が押され
ると、これに応答して、フェードコントロール信号か“
Hルベルから“L“レヘルに徐々に立下がる。ただし、
このときフェードコントロール回路25が、システムマ
イコン13か出力するフェードコントロール信号を前述
のように制御するので、録画開始/停止キー174が押
されると、フェード回路41および色抑圧回路46は各
々、撮像された背景画の輝度信号およびクロマ信号のみ
を徐々にミュートする。したがって、モニタ画面上では
、タイトル画が映し出された状態で、背景画のみが徐々
に消える。
そして、モニタ画面に映し出されたと同じ画がVTR部
にて磁気テープに記録されるため、この磁気テープを再
生することによってユーザはこのようなユニークな再生
画を見ることができる。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、フェード機能およびスーパーインポーズ
機能を有する従来の画像記録再生装置として代表的なカ
メラ一体型VTRは、タイトル画の映像信号を重畳され
た映像信号に対してフェードをかけるように構成される
。すなわち、たとえば第5図に示される装置ではフェー
ドのための回路部がタイトル画を嵌め込まれた画像の映
像信号を入力とするカメラエンコーダ内に設けられる。
このため、従来のカメラ一体型VTRに代表される画像
記録装置によれば、タイトル画に対応する部分の映像信
号が背景画に対応する映像信号とともにフェードイン/
フェードアウトしたり、フェードコントロール回路(第
6図参照)を設けることによって背景画のみをフェード
イン/フェードアウトすることはできたか、タイトル画
に対応する映像信号のみをフェードイン/フェードアウ
トすることは不可能であった。このため、録画時および
再生時において、背景画とは独立にタイトル画のみがフ
ェードイン/フェードアウトされるような効果を実現す
ることができない。
また、従来の画像記録再生装置では、通常のスーパーイ
ンポーズ時およびフェードイン完了時にタイトル画が一
定輝度で表示される。しかしながら、テレビ画面に映し
出される画像のコントラストを上げた状態で周囲の照明
を消すと、照明が点灯されていたときよりも画像のコン
トラストか強く感じられることからもわかるように、背
景画のコントラストが低いと、タイトル画と背景画の輝
度レベルの差か大きくなるため、人間の目には、表示さ
れたタイトル画か背景画のコントラストが高い場合より
も鮮明に感じられる。このため、コントラストの低い背
景画に重畳表示されたタイトル画は人間の眼を疲れさせ
る。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、撮像し
た背景画とは独立にタイトル画のみにフェードをかけて
前記背景画に重畳することができるスーパーインポーズ
装置および、背景画の輝度レベルに応じた適当な鮮明度
でタイトル画を前記背景画に重畳表示することかできる
スーパーインポーズ装置を提供することである。
[課題を解決するための手段〕 上記のような目的を達成するために本発明にかかるスー
パーインポーズ装置は、第1の画像に重畳されるべき第
2の画像の画像情報を記憶する記憶手段と、第1の画像
の映像信号の利得を制御する第1の利得制御手段と、前
記記憶手段から、第2の画像の画像情報を読出して、読
出された画像情報に基づいて、第2の画像に対応する映
像信号を作成する映像信号作成手段と、映像信号作成手
段によって作成された、第2の画像の映像信号の利得を
制御する第2の利得制御手段と、第1の画像の、第2の
画像が重畳されるべき部分に対応する映像信号の利得と
、第2の画像の映像信号の利得とが相補的に変化するよ
うに、第1および第2の利得制御手段を制御する制御手
段と、第1の利得制御手段の出力に、第2の利得制御手
段の出力を重畳する手段とを備える。
他の局面によれば、本発明にかかるスーパーインポーズ
装置は、第2の画像の画像情報を記憶する記憶手段と、
第1の画像の映像信号のレベルを検出するレベル検出手
段と、記憶手段から第2の画像の画像情報を読出す手段
と、この続出手段によって読出された画像情報に応答し
て、レベル検出手段の検出出力に基づいて第2の画像の
映像信号を作成する手段と、第1の画像の映像信号にこ
の作成手段によって作成された映像信号を重畳する手段
とを備える。
[作用] 上記のように本発明にかかるスーパーインポーズ装置は
、第1の画像の映像信号の利得を制御する第1の利得制
御手段と、第1の画像の映像信号に重畳されるべき第2
の画像の映像信号の利得を制御する第2の利得制御手段
とを備え、これらの利得制御手段が、第2の画像が重畳
されるべき部分に対応する第1の画像の映像信号の利得
と、第2の画像の映像信号の利得とが相補的に変化する
ように、制御されるように構成される。したがって、第
1の画像の映像信号のうち、第2の画像が重畳されるべ
き部分に対応する信号成分の利得が上昇するときには、
第2の画像の映像信号の利得が下降し、逆に、第1の画
像の前記信号成分の利得が下降するときには第2の画像
の映像信号の利得が上昇する。したがって、前者の場合
には、第1の画像の映像信号と第2の画像の映像信号と
か重畳された信号において、第2の画像に対応する部分
では、第2の画像の映像信号の第1の画像の映像信号に
対する混合比が徐々に小さくなり、後者の場合には、前
記重畳後の信号において、第2の画像に対応する部分で
は、第2の画像の映像信号の第1の画像の映像信号に対
する混合比が徐々に高くなる。このため、重畳後の信号
によって再生される画像において、第2の画像が第1の
画像上にフェードをかけられながら重畳表示される。
また、他の局面によれば、本発明にかかるスーパーイン
ポーズ装置は上記のように構成されるため、第1の画像
の映像信号のレベルを検出し、この検出結果に基づいて
、第1の画像の映像信号に重畳されるべき第2の画像の
映像信号を作成する。
このため、第2の画像の映像信号のレベルを、第1の画
像の映像信号のレベルに応じて制御して第1の画像の映
像信号に重畳することが可能となる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例のカメラ一体型VTRの全体
構成を示す概略ブロック図である。このカメラ一体型V
TRは、従来と異なりタイトル画のみをフェードインお
よびフェードアウトする機能を有する。
第1図を参照して、スーパーインポーズを行なわない通
常の撮影時において、外部の画像は従来と同様にレンズ
系1によって光学像として取込まれた後CCD2によっ
て電気信号に変換される。
CCD2から出力される電気信号からはカメラ信号処理
回路3によって従来通り輝度信号Y81色差信号R−Y
およびB−Yが作成される。しかし、従来と異なり、こ
れらの輝度信号Y。1色差信号R−YおよびB−Yはす
べて直接、カメラエンコーダ4に入力される。カメラエ
ンコーダ4は、第6図に示される従来のそれと同様の構
成を有し、与えられた輝度信号Y81色差信号R−Yお
よびB−Yからカメラ部における最終的な輝度信号Yお
よびクロマ信号Cを作成し、スーパーインポーズ処理回
路5に入力する。タイトル画は従来と同様に白黒データ
としてメモリュ6に記憶される。
第2図はスーパーインポーズ処理回路5ならびに、VT
R−Y処理回路6およびVTR−カラー処理回路7.お
よび出力回路11の内部構成を示す概略ブロック図であ
る。
第2図を参照して、スーパーインポーズ処理回路5にお
いて、カメラエンコーダ4からの輝度信号Yはスイッチ
回路SW1に与えられる。スイッチ回路SWIは、後述
する制御信号V−EE−Hによって制御されて、録画時
にはカメラエンコーダ4から人力される輝度信号Yを信
号線【1に与え、再生時には信号線(7を信号線銃1に
接続するように動作する。
したがって、録画時にはカメラエンコーダ4からの輝度
信号Yはスイッチ回路SWIを介して検波回路62およ
び、利得制御増幅器であるGCA(Gain  Con
trol  Amplifier)55に入力される。
GCA55は、後述するタイトルフェードコントローラ
61が出力する制御信号P−GC8(映像ゲインコント
ロール信号)によって利得制御されて、輝度信号Yをそ
のときの利得に応じたレベルで信号線悲2に出力する。
一方、検波回路62は、与えられた輝度信号のレベルを
検波し、そのレベルに応した直流電圧を電圧コントロー
ラ63および8色発生ゲインコントローラ54に出力す
る。電圧コントローラ63は、基準電圧源Refによっ
て駆動されて、検波回路62の検波出力レベルに基づい
て、タイトル画の輝度として適当なレベルの電圧をGC
A56に出力する。GCA56は、タイトルフェートコ
ントローラ61が出力する制御信号5−GC5(スーパ
ーインポーズゲインコントロール信号)によって利得制
御されて、電圧コントローラ63の出力電圧を、そのと
きの利得に応じたレベルに変換してこの変換後の電圧を
タイトル画の輝度信号として信号線鉦3に出力する。
信号線rL2に導出された信号、すなわち、そのとき撮
像されている画像の輝度信号と、信号線(3に導出され
た信号、すなわち、タイトル画の輝度信号とは、加算器
59によって合成され、VTR−Y処理回路6に入力さ
れる。この合成された信号は、VTR−Y処理回路6の
記録輝度処理回路602において、磁気テープの記録の
ためにFM変調等の所定の処理を施された後加算器29
に与えられる。
一方、第1図のカメラエンコーダ4からのクロマ信号C
は、スーパーインポーズ処理回路5において、スイッチ
回路SW3に与えられる。スイッチ回路SW3は、スイ
ッチ回路SWIと同様に、制御信号V−EE−Hによっ
て制御されて、録画時には、カメラエンコーダ4からの
クロマ信号を信号線(4に与え、再生時には信号線(8
を信号線η4に接続するように動作する。
したがって、録画時には、カメラエンコーダ4からのク
ロマ信号はスイッチ回路SW3を介してGCA57およ
びPLL (Pha s e  Locked  Lo
op)53に与えられる。
GCA57は、制御信号P−GC5によって利得制御さ
れて、与えられたクロマ信号をそのときの利得に応じた
振幅で信号線麩5に出力する。
方、PLL53は、入力されるクロマ信号に位相ロック
した信号を8色発生回路51に与える。8色発生回路5
1の色位相は、PLL3の出力信号と位相が一致するよ
うに制御(位相ロック)される。一方、システムマイコ
ン13から出力される、タイトル画の原色信号R,G、
Bは、マトリクス回路52によって所定の演算を施され
8色発生回路51に与えられる。
8色発生回路51は、マトリックス回路52からの信号
に応答して、ユーザによって指定される色に対応するク
ロマ信号を発生する。このクロマ信号は、8色発生ゲイ
ンコントローラ54を介してGCA58に入力される。
8色発生ゲインコントローラ54は、検波回路62の検
波出力に基づいて、8色発生回路51が出力するクロマ
信号を背景画の輝度レベルに適したレベルに補正する。
GCA58は、制御信号5−GC5によって利得制御さ
れて、8色発生ゲインコントローラ54から出力される
クロマ信号をそのときの利得に応じた振幅に制御し、タ
イトル画のクロマ信号として信号線迂6に出力する。
信号線fL5およびQ6に各々与えられた信号、すなわ
ち、撮像されている画像のクロマ信号およびタイトル画
のクロマ信号は加算器60において合成された後VTR
−カラー処理回路7に入力される。VTR−カラー処理
回路7において、前記合成されたクロマ信号は、記録ク
ロマ処理回路702によって磁気テープへの記録のため
の低域変換等の所定の処理を施された後加算器29に入
力される。
加算器29は、VTR−Y処理回路6からの輝度信号に
VTR−カラー処理回路7からのクロマ信号を重畳して
、記録用RF(Radio  Fr1quency)信
号を作成する。この記録用RF倍信号第1図における記
録アンプ8を介してヘッド10に与えられる。
さて、タイトルフェードコントローラ61は、システム
マイコン13が出力するスーパーインポーズフェード信
号およびゲートアレイ15が出力する輝度ブランキング
信号5Y−BLK、および色ブランキング信号5C−B
LKに応答して、前述の制御信号1”−GCSおよび5
−GCSを出力する。このカメラ一体型VTRには、録
画開始/停止キー1741画像再生を行なうための再生
キー176、再生機能を一時停止するためのポーズキー
175.タイトル画および背景画に従来と同様の方法で
フェードをかけるためのフェードキー173、タイトル
画の色を選択するための色選択キー171.タイトル画
をメモリ16に記憶させるためのメモリキー172.ス
ーパーインポーズ機能を能動化/不能化するためのスー
パーインポーズ0N10FFキー170に加えて、背景
画とは独立にタイトル画をフェードイン/フェードアウ
トするためのスーパーインポーズフェードキー]77を
含む。これらのキーは、キー人力スイッチ部17におい
て、キーマトリックス等を構成するように結合される。
従来と同様に、これらのキー人力は表示マイコン14に
よって取込まれ、システムマイコン13がこの取込まれ
たキー人力に対応した制御動作を実行する。
次に、メモリ16には予めタイトル画が記憶されている
ものとして、タイトル画のみにフェードかかけられる場
合のこのカメラ一体型VTRの動作について第3図およ
び第4図も参照しながら説明する。第3図および第4図
はタイトル画のみにフェードがかけられる場合のこのカ
メラ一体型VTRの動作を示す波形図である。
さて、従来のように、フェードイン時に一旦フエートイ
ンすべき画像の映像信号を白(または黒)に対応するも
のに変換すると、第3図(c)に示されるように、背景
画の、タイトル画か挿入されるべき部分の映像信号かフ
ェードイン開始時に一旦白(または黒)レベルとなる。
このため、このような方法では、タイトル画はフェード
イン開始時に背景画上に、−瞬、ユーザが指定した色と
は無関係に白くまたは黒)で映し出されてしまう。
このような現象を発生させないために、このカメラ一体
型VTRでは従来のフェード回路および色抑圧回路を用
いずGCA55〜58が用いられる。
録画時にタイトル画をフェードインする場合、ユーザは
、タイトル画を表示したい画面で録画開始/停止キー1
74を押してVTR部の記録動作を一時停止させた後、
スーパーインポーズフェードキー177を押す。次に、
ユーザはスーパーインポーズ0N10FFキー170を
押して、メモリ16に記憶されたタイトル画を読出した
後、色選択キー171を押してタイトル画の色を所望の
色に設定する。この一連のキー操作によって、タイトル
画のみをフェードインするための準備が完了する。最後
に、ユーザは再度録画開始/停止キー174を押す。こ
れに応答して、画面上において、タイトル画は一旦消え
た後徐々に背景画から漂出てくるように所望の色で映し
出される。
次に、上記一連のキー操作に応答した内部回路の動作に
ついて具体的に説明する。
第3図(a)を参照して、まずスーパーインポーズフェ
ードキー177が押されると、マイコン13は、ビュー
ファインダ部(図示せず)に装置がフェード可能状態で
あることを示す表示文字を映し出すべくキャラクタゼネ
レーションマイコン(図示せず)に所定の制御信号を送
出する。同時に、システムマイコン13は、スーパーイ
ンポーズフェード信号(第3図(a))を“L゛レベル
の待機状態にする。タイトル画のフェードが行なわれな
い通常時にはスーパーインポーズフェード信号は“Hル
ベルである。次にスーツく一インポーズ0N10FFキ
ー170が押されると、システムマイコン13は、ゲー
トアレイ15にメモリ16からタイトル画データが読出
されるように、メモリ16およびゲートアレイ15を制
御する。
これによって、ゲートアレイ15は、メモリ16から読
出されたタイトル画データに応答して、第4図(a)に
示されるような、表示すべきタイトル画に応じた期間一
定レベルの色ブランキング信号5C−BLKおよび輝度
ブランキング信号5Y−BLKをタイトル画フェードコ
ントローラ61および、第1図におけるフェードコント
ロール回路25に出力する。さらに、システムマイコン
13は、前記設定された色に応じた原色信号R,GBを
マトリックス回路52に与える。この結果、8色発生ゲ
インコントローラ54からGCA58に、前記設定され
たタイトル画の色に対応するクロマ信号が与えられる。
タイトルフェードコントローラ61は、輝度ブランキン
グ信号5Y−BLK、色ブランキング信号5C−BLK
およびスーパーインポーズフェード信号に応答して、後
述する制御信号P−GC5゜5−GCSを出力する。
制御信号P−GC8は、カメラエンコーダ4からスーパ
ーインポーズ処理回路5に入力される背景画の映像信号
のうち、タイトル画がスーパーインポーズされるべき部
分の利得を制御するための信号である。タイトル画のフ
ェードが行なわれない通常時には、制御信号P−GC3
は“L”レベルを示す。一方、制御信号5−GCSは、
背景画の映像信号のうち、タイトル画がスーパーインポ
ーズされるべき部分に対応する信号がカメラエンコーダ
4からスーパーインポーズ処理回路5に入力される期間
にのみ、タイトル画の映像信号の利得を制御するための
信号である。タイトル画のフェードが行なわれない通常
時には、制御信号5−GCSは“H”レベルを示す。
次に、任意のタイミングで録画開始/停止キー174が
再度押されると、VTR部の録画動作か再開される。こ
れに応答して、システムマイコン13は、スーパーイン
ポーズフェード信号を一旦“L”レベルに立下げた後、
徐々に“H”レベルに立上げる。タイトルフェードコン
トローラ61は、背景画の輝度信号およびクロマ信号の
うちタイトル画が挿入されるべき部分の信号成分がGC
A55および57に各々入力される期間において、この
スーパーインポーズフェード信号の立上がりに追従して
制御信号5−GCSのレベルを第4図(b)に示される
ように徐々に下げ、逆に、制御信号P−GC3のレベル
を第4図(C)に示されるように徐々に上げる。
GCA55および57の利得は制御信号P−GC8のレ
ベルか高いほど低下し、GCA56および58の利得は
制御信号5−GCSのレベルか高いほど低下する。した
がって、制御信号5−GCSおよびP−GCSが前述の
ように変化すると、スーパーインポーズブランキング部
分の輝度信号およびクロマ信号が入力される期間におい
て、GCA55および57の利得は徐々に低下する一方
、GCA56および58の利得は徐々に上昇する(第3
図Cb)参照)。このため、GCA55および57から
出力される背景画の輝度信号およびクロマ信号のうちタ
イトル画が挿入されるべき部分に対応する信号成分のレ
ベルは徐々に低下しく第4図(d)および(e)参照)
、逆に、この期間には、GCA56および58から出力
されるタイトル画の輝度信号およびクロマ信号のレベル
は徐々に本来のレベルへと立上がる(第4図(f)およ
び(g)参照)。そして、フェードイン完了時には、前
述の期間において、GCA55および57からは出力が
得られず、GCA56および58からのみ出力が得られ
るようになる。つまり、録画開始/停止キー174が押
されフェートインが開始されると、加算器59から出力
される輝度信号において、タイトル画か挿入されるべき
部分に含まれる、タイトル画の輝度信号成分か徐々に増
加する(第4図(h)参照)。この結果、モニタ画面上
には撮像された背景画にタイトル画か徐々に浮き出るよ
うに表示されるとともに、モニタ画面上に映し出される
と同し画が磁気テープに記録される。
さて、その後、表示されたタイトル画のみを徐々に消し
背景画のみを残す場合、ユーザは再度スーパーインポー
ズフェードキー177を押し、次に録画開始/停止キー
174を押す。これに応答して、システムマイコン13
は、スーパーインポーズフェード信号を第3図(a)に
示されるように″H#レベルから徐々に″L2レベルに
立下げる。これに応答して、タイトルフェードコントロ
ーラ61は、先の場合とは逆に動作する。すなわち、タ
イトルフェードコントローラ61は、背景画の輝度信号
およびクロマ信号のうちタイトル画が挿入されるべき部
分の信号成分がGCA55および57に各々入力される
期間において、このスーパーインポーズフェード信号の
立下がりに追従して、制御信号5−GC3のレベルを徐
々に上げ、逆に、制御信号P−GCSのレベルを徐々に
下げる。したがって、この場合には、スーパーインポー
ズブランキング部分の輝度信号およびクロマ信号が人力
される期間において、GCA55および57の利得は徐
々に上昇する一方、GCA56および58の利得は徐々
に低下する(第3図(b)参照)。このため、GCA5
5および57から出力される背景画の輝度信号およびク
ロマ信号のうち、タイトル画か挿入されるべき部分に対
応する信号成分は本来のレベルに徐々に復帰し、逆に、
この期間にはGCA56および58から出力されるタイ
トル画の輝度信号およびクロマ信号は徐々にミュートさ
れる。そして、フェードアウト完了時には、前述の期間
において、GCA55および57からのみ出力が得られ
、GCA56および58からは出力が得られないように
なる。つまり、スーパーインポーズフェードキー177
が再度押されフェードアウトか行なわれると、加算器5
9から出力される輝度信号においてタイトル画が挿入さ
れるべき部分に含まれるタイトル画の輝度信号成分は徐
々に減少し、加算器60から出力されるクロマ信号にお
いてタイトル画が挿入されるべき部分に含まれるタイト
ル画のクロマ信号成分が徐々に減少する。この結果、モ
ニタ画面上には、撮像された背景画に重畳して表示され
たタイトル画が徐々に消えるとともに、このタイトル画
が徐々に消える画像が磁気テープに記録され、その後、
装置は録画待機状態となる。
このように本実施例によれば、映し出されている背景画
にタイトル画を徐々に映し出したり、逆に、背景画から
タイトル画を徐々に消したりすることができる。
また、このカメラ一体型VTRにおいて、カメラエンコ
ーダ4は、第6図に示された従来のフェード機能を有す
るそれと同一の構成を有する。このため、カメラエンコ
ーダ4内のフェード回路および色抑圧回路によれば、従
来と同様に撮像された画像の映像信号にフェードをかけ
、撮像された画像を徐々に白(または黒)に消去したり
、真白(または黒)の画面に撮像された画像を徐々に映
し出したりすることも可能である。この場合には、ユー
ザの従来と同様の操作によってシステムマイコン13が
、第8図に示されると同様のフェードコントロール信号
をオーディオ回路18および第1図のフェードコントロ
ール回路25に出力する。
これによって、カメラエンコーダ4から出力される輝度
信号およびクロマ信号が一旦、一定輝度の白(または黒
)に対応するものに変換された後、徐々に撮像されてい
る画像に対応するものに戻されるフェードインまたは、
カメラエンコーダ4から出力される輝度信号およびクロ
マ信号が徐々にミュートされるフェードアウトが行なわ
れる。
スーパーインポーズフェードキー177がOFF状態の
ときには、タイトル画を表示するためのキー人力がない
限りタイトルフェートコントローラ61はGCA55お
よび57から撮像された画像の輝度信号およびクロマ信
号かそのまま出力されるように、かつ、GCA56およ
び58からは出力が得られないようにこれらGCA55
〜58の利得を制御する。スーパーインポーズフェード
キー177がON状態であるときにタイトル画を表示す
るだめのキー人力があると、タイトルフェードコントロ
ーラ61は、タイトル画が挿入された画像の輝度信号お
よびクロマ信号が各々加算器59および60から出力さ
れるように、GCA55〜58の利得を前述のように制
御する。
このカメラ一体型VTRは、さらに、再生時に磁気テー
プから読出された映像信号にタイトル画の映像信号を重
畳することも可能とする構成を有し、この構成は、本願
発明と同一発明者によって発明された、特願平1−23
6470に示されるカメラ一体型VTRのそれと同様で
ある。そして、本実施例のカメラ一体型VTRによれば
、再生時にもタイトル画のみにフェードをかけながら背
景画に重畳表示することができる。
なお、このカメラ一体型VTRにスーパーインポーズの
ためのタイトル画を記憶させる場合のユーザの操作およ
び各機能部の動作は従来と同様である。すなわち、ユー
ザはタイトル文字等が黒で書かれた白紙を撮像してモニ
タ画面上にタイトル画を映し出し、タイトル画の大きさ
等を調整する。
次に、ユーザはメモリキー172を押す。
タイトル画をモニタ画面上に映し出す際、ユーザはまず
、パワーキー178をONして、またはカメラ/VTR
切換キー(図示せず)をカメラ側に切換えて、このカメ
ラ一体型VTRを“撮影待機状態″に設定する。タイト
ル画記憶時には、上述のような各機能部の動作によって
、VTR−Y処理回路6内の記録輝度処理回路602か
ら、タイトル画が撮像されて得られた輝度信号Y(Sp
)がスーパーインポーズ処理回路5内のA/D変換回路
64に出力される。ここで、スーパーインポーズメモリ
キー172がオンされると、システムマイコン13は、
これに応答してA/D変換回路64.ゲートアレイ15
.メモリ16を能動化する。これによって、A/D変換
回路64に与えられた輝度信号Y (S i p)はA
/D変換回路64、ゲートアレイ15.およびシステム
マイコン13の従来と同様の動作によって、メモリ]6
に、2値化データとして記憶される。すなわち、タイト
ル画に対応する輝度信号Y(Sip)はA/D変換回路
64によってディジタル信号に変換された後ゲートアレ
イ15に与えられる。
ゲートアレイ15は、シフトレジスタを含み、A/D変
換回路64から与えられた輝度信号の2値化データを、
図示されないSSGからの垂直同期パルスVDおよび水
平同期パルスHDに基ライて、指定されたタイミングに
整理し、前記シフトレジスタによってパラレル変換し、
メモリ16の所定のアドレスに与えるべく出力する。次
に、メモリキー172が押されると、システムマイコン
13は、メモリ16に与えられたデータの取込みの開始
を指示する。これによって、ゲートアレイ15から出力
されるパラレルデータは、I10ボートを介してメモリ
16の所定のアドレスに書込まれる。最後に、スーパー
インポーズ0N10FFキー170がOFFされると、
システムマイコン13はこれに応答して、メモリ16に
、書込まれたデータの保持を指示する。これによって、
所望のタイトル画がメモリ16に記憶される。
次に、前述のような方法でメモリ16に既にタイトル画
が記憶されているものとして、再生時にタイトル画のフ
ェードを行なう場合の、このカメラ一体型VTRの動作
について簡単に説明する。
たとえば、再生時にタイトル画をフェードインする場合
、ユーザは再生キー176を押して画像を再生しながら
、タイトル画をフェードインしたい場面で、ポーズキー
175を押す。これに応答して、システムマイコン13
は、VTR部における磁気テープの走行を一時停止させ
る。
再生時には、第1図においてヘッド10か磁気テープ1
2からRF倍信号して映像信号を読取る。
読取られたRF倍信号再生アンプ9を介して、第1図に
おいて、VTR−Y処理回路6内の再生輝度処理回路6
01およびVTR−カラー処理回路7内の再生クロマ処
理回路702に入力される。
再生輝度処理回路601は、与えられた再生RF信号を
AM輝度信号に変換し、スーパーインポーズ処理回路5
および出力回路11に入力し、再生クロマ処理回路70
1は、与えられた再生RF信号をクロマ信号に変換しス
ーパーインポーズ処理回路5および出力回路11に人力
する。出力回路11は、加算器]11および75Ωドラ
イバ112を含み、75Ωドライバ112の出力は家庭
用テレビジョン等の受像機に接続される。出力回路]1
は、加算器111によって再生輝度信号および再生クロ
マ信号を合成してコンポジットビデオ信号を作成しドラ
イバ112を介して前記受像機に与える。
一方、再生時には、前述のようにシステムマイコン13
がスイッチ回路SWIおよびSW3に、記録時とは逆の
動作をさせるような制御信号V−EE−Hを出力する。
したがって、再生された輝度信号はスーパーインポーズ
処理回路5において、スイッチ回路SWIを介してGe
As5および検波回路62に入力され、再生されたクロ
マ信号は、スーパーインポーズ処理回路5において、G
eAs2およびPLL53に人力される。
再生機能か一時停止されている期間には、常に背景画と
なるべき画像の輝度信号およびクロマ信号がそれぞれ、
スイッチ回路SWIおよびSW3から出力されている。
ここで、ユーザはスーパーインボーズフェードキー17
7およびスーパーインポーズ0N10FFキー170を
押した後、再度ポーズキー175を押してVTR部にお
ける磁気テープの走行を再開させる。スーパーインポー
ズフェードキー177およびスーパーインポーズ0N1
0FFキー170が押されたことに応答して、システム
マイコン13は、録画時にタイトル画がフェードインさ
れる場合と同一の動作を行なう。これによって、GCA
58にタイトル画のクロマ信号が入力される一方、背景
画のタイトル画が挿入される部分の輝度信号およびクロ
マ信号が各々GCA55および57に入力される期間に
は、GeAs5および57の利得が徐々に下げられ、逆
にGCA56および58の利得が徐々に上げられる。そ
して、背景画のタイトル画が挿入されない部分の輝度信
号およびクロマ信号が各々GCA55および57に入力
される期間には、GCA56および58からは出力が得
られず、GeAs5および57からはタイトル画の輝度
信号およびクロマ信号が100%出力される。
一方、再度ボーズキー175が押されることによってシ
ステムマイコン13はVTR部における磁気テープの走
行を再開させる。この結果、VTR−Y処理回路6およ
びVTR−カラー処理回路7からスーパーインポーズ処
理回路5に入力される再生輝度信号および再生クロマ信
号に、タイトル画の輝度信号およびクロマ信号がフェー
ドをかけられながら重畳されて加算器59および60か
ら各々出力される。
加算器59および60の出力は、出力回路11に入力さ
れる。この結果、モニタ画面上の再生画像にはタイトル
画が徐々に浮き出るように表示される。
次に、このようにして再生画像に重畳して映し出されて
いるタイトル画を消すには、ユーザは再度スーパーイン
ポーズ0N10FFキー170を押せばよい。
逆に再生時にタイトル画をフェードアウトする場合には
、まず、ユーザはスーパーインボーズフェードキー17
7を押し、次にスーパーインポーズ0N10FFキー1
70を押し、最後にポーズキー175を押す。これによ
って、タイトル画が徐々に消え、磁気テープの走行は一
時停止される。
ポーズキー175が押されると、これに応答してシステ
ムマイコン13は、記録時に、−旦重畳したタイトル画
をフェードアウトする場合と同一の動作をする。これに
よって、タイトル画がフェードインされるときとは逆に
、0CA58にタイトル画のクロマ信号が入力され、背
景画のタイトル画が挿入される部分の輝度信号およびク
ロマ信号がGeAs5および57に入力される期間には
、GeAs5および57の利得が徐々に上げられ、逆に
GCA56および58の利得が徐々に下げられる。この
結果、スーパーインポーズ処理回路5において再生輝度
信号および再生クロマ信号に重畳されるタイトル画の輝
度信号およびクロマ信号は徐々にミュートされる。した
がって、モニタ画面において、再生画像に重畳されてい
たタイトル画は徐々に消える。
このように、本実施例によれば、従来と異なり撮影後に
、タイトル画をフェードインしながら挿大したり、フェ
ードインしたタイトル画をフェードアウトすることも可
能となる。また、上記のような再生スーパーインポーズ
時のビデオ出力を、“記録状態”に設定された他のVT
Rに与えれば、前記能のVTRの磁気テープに所望の場
面にタイトル画がフェードインまたはフェードアウトさ
れた画像が記録される。したがって、本発明は、既に録
画された画像に後でタイトル文字等をフェードをかけて
重畳し記念として残しておきたい場合などに便利である
さて本実施例では、電圧コントローラ63および8色発
生ゲインコントローラ54は各々、検波回路62の出力
レベルが高いとき、すなわち、スーパーインポーズ処理
回路5に人力される再生(または記録)輝度信号のレベ
ルが低いほど、GCA56および58に与える電圧のレ
ベルを下げるように動作する。このため、録画時および
再生時に輝度信号およびクロマ信号が各々第4図(i)
および(j)に示されるような低レベルである、輝度の
低い画にタイトル画をフェードインした場合の、フェー
ド完了時におけるGCA56および58の出力は、第4
図(k)および(鈷)で各々示されるように、輝度レベ
ルの高い画にタイトル画を重畳表示する場合よりも低く
なる。この結果、加算器59からは第4図(m)に示さ
れるように、背景画の輝度信号にタイトル画の輝度信号
が、背景画の輝度レベルが高いときよりも低いレベルで
重畳された信号が出力される。
本実施例では、電圧コントローラ63.検波回路62.
および8色発生ゲインコントローラ54が前述のように
動作するため、背景画のコントラストが弱く、映像信号
レベルが低い場合には、タイトル画が鮮明度を抑えて表
示される。このため、背景画に対してタイトル画の輝度
か強すぎユーザの眼か疲れるという問題か低減される。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、タイトル画である第2の
画像のみを、背景画である第1の画像とは独立にフェー
ドインおよびフェードアウトすることができる。このた
め、第1の画像に、第2の画像を徐々に浮き出るように
表示したり、第1の画像から第2の画像を徐々に消し去
るような特殊効果を得ることができる。結果的に、ユー
ザはこのような特殊効果を利用して幻想的な画を作成す
ることが可能となるなど、従来よりも多様な画像の作成
を楽しむことができる。
さらに、本発明によれば、第1の画像に重畳表示される
第2の画像の映像信号レベルが、第1の画像の映像信号
レベルに応じて制御されるため、第2の画像が第1の画
像の輝度に対して適正な輝度で表示される。この結果、
第2の画像の鮮明度が強すぎることによるユーザの眼の
疲れか低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のカメラ一体型VTRの全体
構成を示す概略ブロック図、第2図は第1図におけるス
ーパーインポーズ処理回路、  VTR−Y処理回路6
.VTR−カラー処理回路7゜および出力回路11の内
部構成を示す概略ブロック図、第3図および第4図は実
施例のカメラ一体型VTRの動作を説明するための波形
図、第5図は従来のスーパーインポーズ機能を備えたカ
メラ一体型VTRの全体構成を示す概略ブロック図、第
6図はスーパーインポーズ機能およびフェード機能を有
する従来のカメラ一体型VTRのカメラエンコーダの内
部構成を示す概略ブロック図、第7図および第8図は第
6図に示される回路部の動作を説明するための波形図で
ある。 図において、1はレンズ系、2はCCD、3はカメラ信
号処理回路、4はカメラエンコーダ、5はスーパーイン
ポーズ処理回路、6はVTR−Y処理回路、7はVTR
−カラー処理回路、8は記録アンプ、9は再生アンプ、
11は出力回路、13はシステムマイコン、]4は表示
マイコン、]5はゲートアレイ、16はメモリ、17は
キー人力スイッチ部、SWlおよびSW3はスイッチ部
、51は8色発生回路、52はマトリックス回路、53
はPLL、54は8色発生ゲインコントローラ、55〜
58はGCA、59および60は加算器、61はタイト
ルフェードコントローラ、62は検波回路、63は電圧
コントローラ、64はA/D変換回路である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 私げ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の画像に、第2の画像を重畳するスーパーイ
    ンポーズ装置であって、 前記第2の画像の画像情報を記憶する手段と、前記第1
    の画像の映像信号の利得を制御する第1の利得制御手段
    と、 前記記憶手段から、前記第2の画像の画像情報を読出し
    て、読出した画像情報に基づいて、第2の画像に対応す
    る映像信号を作成する映像信号作成手段と、 前記映像信号作成手段によって作成された、前記第2の
    画像の映像信号の利得を制御する第2の利得制御手段と
    、 前記第1の画像の、前記第2の画像が重畳されるべき部
    分に対応する映像信号の利得と、前記第2の画像に対応
    する映像信号の利得とを相補的に変化させるように、前
    記第1および第2の利得制御手段を制御する制御手段と
    、 前記第1の利得制御手段によって利得制御された、前記
    第1の画像の映像信号に、前記第2の利得制御手段によ
    って利得制御された、前記第2の画像に対応する映像信
    号を重畳する手段とを備えた、スーパーインポーズ装置
  2. (2)第1の画像に、第2の画像を重畳するスーパーイ
    ンポーズであって、 前記第2の画像の画像情報を記憶する手段と、前記記憶
    手段から、前記第2の画像の画像情報を読出す手段と、 前記第1の画像の映像信号のレベルを検出するレベル検
    出手段と、 前記読出手段によって読出された、前記第2の画像の画
    像情報に応答して、前記レベル検出手段によって検出さ
    れた、前記第1の画像の映像信号のレベルに基づいて、
    前記第2の画像の映像信号を作成する手段と、 前記作成手段によって作成された、前記第2の画像の映
    像信号を、前記第1の画像の映像信号に重畳する手段と
    を備えた、スーパーインポーズ装置。
JP11943590A 1990-05-08 1990-05-08 スーパーインポーズ装置 Pending JPH0414965A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7158153B2 (en) 2002-04-09 2007-01-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and circuit for adjusting background contrast in a display device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7158153B2 (en) 2002-04-09 2007-01-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and circuit for adjusting background contrast in a display device

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