JPH11146288A - 映像装置 - Google Patents
映像装置Info
- Publication number
- JPH11146288A JPH11146288A JP30676597A JP30676597A JPH11146288A JP H11146288 A JPH11146288 A JP H11146288A JP 30676597 A JP30676597 A JP 30676597A JP 30676597 A JP30676597 A JP 30676597A JP H11146288 A JPH11146288 A JP H11146288A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画面に表示する画像の最適画質を自動設定
し、外部入力端子にAV機器を接続して使用する毎に煩
瑣な画質設定操作を行う必要がない映像装置を提供す
る。 【解決手段】 表示手段5に表示される画像の画質を設
定する画質データを記憶する記憶手段8と、この記憶手
段8に画質データを記憶させる指示を与える記録指示手
段9aと、この記録指示手段9aから記録指示信号が入
力した後、外部入力端子1を介して映像信号が入力する
と、この映像信号の画質データを前記記憶手段8に記憶
させ、次いで、前記外部入力端子1を介して映像信号が
入力したとき、この映像信号の画質データと前記記憶手
段8の画質データとを比較して、両者が一致した場合に
その映像信号を前記表示手段5に送出し前記記憶手段8
の画質データに基づいて画像を表示させる制御手段7と
を備えた。
し、外部入力端子にAV機器を接続して使用する毎に煩
瑣な画質設定操作を行う必要がない映像装置を提供す
る。 【解決手段】 表示手段5に表示される画像の画質を設
定する画質データを記憶する記憶手段8と、この記憶手
段8に画質データを記憶させる指示を与える記録指示手
段9aと、この記録指示手段9aから記録指示信号が入
力した後、外部入力端子1を介して映像信号が入力する
と、この映像信号の画質データを前記記憶手段8に記憶
させ、次いで、前記外部入力端子1を介して映像信号が
入力したとき、この映像信号の画質データと前記記憶手
段8の画質データとを比較して、両者が一致した場合に
その映像信号を前記表示手段5に送出し前記記憶手段8
の画質データに基づいて画像を表示させる制御手段7と
を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部入力端子を備
えたテレビジョン受像機やビデオ一体型テレビジョン受
像機等の映像装置に係り、特に、ゲーム機の最適画質を
自動設定してプレイ時の操作を簡略化し得る映像装置に
関する。
えたテレビジョン受像機やビデオ一体型テレビジョン受
像機等の映像装置に係り、特に、ゲーム機の最適画質を
自動設定してプレイ時の操作を簡略化し得る映像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等は、受像機本体の
パネルに外部入力端子を設けてあり、VTR、LDプレ
イヤー、ゲーム機といった各種AV機器を接続して、こ
れらを使用できるようになっている。例えば、ゲーム機
を接続してプレイする場合、このゲーム機のパワースイ
ッチをオンにすると、CRTの画面にテレビ番組が表示
されているときは外部入力側に切り換わってゲーム機の
画像が表示される。この切り換えは、ゲーム機等のAV
機器から映像信号が入力したときに、そのSYNCを検
出して自動的に行うのであるが、ソフトウエアによって
最適の画質が異なるためにユーザー側で所謂ポジション
を設定する必要がある。
パネルに外部入力端子を設けてあり、VTR、LDプレ
イヤー、ゲーム機といった各種AV機器を接続して、こ
れらを使用できるようになっている。例えば、ゲーム機
を接続してプレイする場合、このゲーム機のパワースイ
ッチをオンにすると、CRTの画面にテレビ番組が表示
されているときは外部入力側に切り換わってゲーム機の
画像が表示される。この切り換えは、ゲーム機等のAV
機器から映像信号が入力したときに、そのSYNCを検
出して自動的に行うのであるが、ソフトウエアによって
最適の画質が異なるためにユーザー側で所謂ポジション
を設定する必要がある。
【0003】このポジションは、再生画像の画質を定め
るもので、明るさ、色の濃さ、シャープネス(画像の細
かさや粗さの度合)といった情報からなり、磁気テープ
や光ディスクに記録された静止画および動画ともに、記
録内容によって異なる。前記ゲーム機のゲームポジショ
ンは、明るさを抑えて色の濃さを際立たせるのが最適で
あり、リモコン操作で所要の画質レベルを選択すると、
その画質データがメモリに記憶されることにより画質設
定がなされる。この設定後は、ゲーム機から映像信号が
入力したとき、そのゲームポジションでCRTの画面に
画像を表示する制御が行われ、最適の画質でゲームのプ
レイに入ることができることになる。
るもので、明るさ、色の濃さ、シャープネス(画像の細
かさや粗さの度合)といった情報からなり、磁気テープ
や光ディスクに記録された静止画および動画ともに、記
録内容によって異なる。前記ゲーム機のゲームポジショ
ンは、明るさを抑えて色の濃さを際立たせるのが最適で
あり、リモコン操作で所要の画質レベルを選択すると、
その画質データがメモリに記憶されることにより画質設
定がなされる。この設定後は、ゲーム機から映像信号が
入力したとき、そのゲームポジションでCRTの画面に
画像を表示する制御が行われ、最適の画質でゲームのプ
レイに入ることができることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
テレビジョン受像機は、外部入力端子にAV機器を接続
して使用する場合に、画像の種類によって画質が異なる
ために最適の画質状態で画像を見るためのポジションを
定める必要があり、リモコンによる手動の設定操作は甚
だ面倒なものであった。特に、ゲーム機等を接続してプ
レイする場合、前に使用された他のAV機器のポジショ
ンでは最適な画質にならないことから、ゲームを開始す
る毎に新たな画質設定を行わねばならず、極めて煩瑣な
操作となっていた。
テレビジョン受像機は、外部入力端子にAV機器を接続
して使用する場合に、画像の種類によって画質が異なる
ために最適の画質状態で画像を見るためのポジションを
定める必要があり、リモコンによる手動の設定操作は甚
だ面倒なものであった。特に、ゲーム機等を接続してプ
レイする場合、前に使用された他のAV機器のポジショ
ンでは最適な画質にならないことから、ゲームを開始す
る毎に新たな画質設定を行わねばならず、極めて煩瑣な
操作となっていた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、画面に表示する画像の最適画質を自動設定し、外
部入力端子にAV機器を接続して使用する毎に煩瑣な画
質設定操作を行う必要がない映像装置を提供することを
目的としている。
ので、画面に表示する画像の最適画質を自動設定し、外
部入力端子にAV機器を接続して使用する毎に煩瑣な画
質設定操作を行う必要がない映像装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る請求項1に記載の発明は、外部入力端
子を介して映像信号が入力したとき、この映像信号を表
示手段に送出して画像を表示させる映像装置において、
前記表示手段に表示される画像の画質を設定する画質デ
ータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に画質データ
を記憶させる指示を与える記録指示手段と、この記録指
示手段から記録指示信号が入力した後、前記外部入力端
子を介して映像信号が入力すると、この映像信号の画質
データを前記記憶手段に記憶させ、次いで、前記外部入
力端子を介して映像信号が入力したとき、この映像信号
の画質データと前記記憶手段の画質データとを比較し
て、両者が一致した場合にその映像信号を前記表示手段
に送出し前記記憶手段の画質データに基づいて画像を表
示させる制御手段とを備えたことを特徴としている。ま
た、本発明に係る請求項2に記載の発明は、請求項1の
構成における外部入力端子に、静止画像の映像信号と動
画像の映像信号とが導かれることを特徴としている。ま
た、本発明に係る請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは2の構成における外部入力端子に、ゲーム機からの
映像出力が導かれることを特徴としている。
め、本発明に係る請求項1に記載の発明は、外部入力端
子を介して映像信号が入力したとき、この映像信号を表
示手段に送出して画像を表示させる映像装置において、
前記表示手段に表示される画像の画質を設定する画質デ
ータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に画質データ
を記憶させる指示を与える記録指示手段と、この記録指
示手段から記録指示信号が入力した後、前記外部入力端
子を介して映像信号が入力すると、この映像信号の画質
データを前記記憶手段に記憶させ、次いで、前記外部入
力端子を介して映像信号が入力したとき、この映像信号
の画質データと前記記憶手段の画質データとを比較し
て、両者が一致した場合にその映像信号を前記表示手段
に送出し前記記憶手段の画質データに基づいて画像を表
示させる制御手段とを備えたことを特徴としている。ま
た、本発明に係る請求項2に記載の発明は、請求項1の
構成における外部入力端子に、静止画像の映像信号と動
画像の映像信号とが導かれることを特徴としている。ま
た、本発明に係る請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは2の構成における外部入力端子に、ゲーム機からの
映像出力が導かれることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る映像装置を示す電気的ブロック線図である。この映
像装置は、普及型のテレビジョン受像機やビデオ一体型
のテレビジョン受像機等に適用されるもので、受像機本
体のパネルに外部入力端子1を設けてあり、この外部入
力端子1にゲーム機、ディジタルカメラ、VTR、LD
プレイヤーといった各種AV機器のジャックを接続し
て、これらを使用可能な構成となっている。外部入力端
子1には、Y/C分離回路2が接続されており、前記A
V機器にセットされる磁気記録媒体や光ディスク等から
の再生映像信号を輝度信号(Y)と搬送色信号(C)と
に分離して出力する。このY/C分離回路2には、映像
信号処理回路3およびA/D変換器6が接続されてい
る。
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る映像装置を示す電気的ブロック線図である。この映
像装置は、普及型のテレビジョン受像機やビデオ一体型
のテレビジョン受像機等に適用されるもので、受像機本
体のパネルに外部入力端子1を設けてあり、この外部入
力端子1にゲーム機、ディジタルカメラ、VTR、LD
プレイヤーといった各種AV機器のジャックを接続し
て、これらを使用可能な構成となっている。外部入力端
子1には、Y/C分離回路2が接続されており、前記A
V機器にセットされる磁気記録媒体や光ディスク等から
の再生映像信号を輝度信号(Y)と搬送色信号(C)と
に分離して出力する。このY/C分離回路2には、映像
信号処理回路3およびA/D変換器6が接続されてい
る。
【0008】映像信号処理回路3は、色信号出力回路や
同期分離回路等から構成され、CRT5に直接接続され
る一方、偏向回路4を介してCRT5に接続されてい
る。前記色信号出力回路は、輝度信号(Y)と色差信号
とをマトリックスして生成したR,G,Bの3原色信号
を増幅し、CRT5のカソードに供給する。また、同期
分離回路は、映像信号から同期信号を振幅分離して水平
同期信号(H.SYNC)と垂直同期信号(V.SYN
C)とを偏向回路4に送出する。この偏向回路4は、水
平ドライブ信号(H.DRIVE)と垂直ドライブ信号
(V.DRIVE)とをCRT5側に送出するようにな
っている。なお、A/D変換器6は、Y/C分離回路2
より出力されるアナログ波形信号をディジタル信号に変
換して制御部7に供給するものである。
同期分離回路等から構成され、CRT5に直接接続され
る一方、偏向回路4を介してCRT5に接続されてい
る。前記色信号出力回路は、輝度信号(Y)と色差信号
とをマトリックスして生成したR,G,Bの3原色信号
を増幅し、CRT5のカソードに供給する。また、同期
分離回路は、映像信号から同期信号を振幅分離して水平
同期信号(H.SYNC)と垂直同期信号(V.SYN
C)とを偏向回路4に送出する。この偏向回路4は、水
平ドライブ信号(H.DRIVE)と垂直ドライブ信号
(V.DRIVE)とをCRT5側に送出するようにな
っている。なお、A/D変換器6は、Y/C分離回路2
より出力されるアナログ波形信号をディジタル信号に変
換して制御部7に供給するものである。
【0009】この制御部7は、マイクロコンピュータで
あって、メモリ8を備えており、前記映像信号処理回路
3とは双方向性に接続されている。また、図示省略して
いるが、パネルに設けた操作キーからの操作信号および
受信部7aを介しリモコン9より送出されてくる操作信
号が導かれるようになっている。メモリ8は、前記CR
T5の画面に表示される再生画像のデータやその画像の
画質を設定するための画質データ等を記憶するものであ
る。リモコン9は、テレビ操作の一般キーやビデオを動
作させる機能キーの他に記録キー9aを備えている。こ
の記録キー9aは、メモリ8に画質データを記憶させる
指示を与えるもので、例えば、ゲーム機を接続してプレ
イする場合等に押圧操作すると、記録指示信号が制御部
7に送出される。
あって、メモリ8を備えており、前記映像信号処理回路
3とは双方向性に接続されている。また、図示省略して
いるが、パネルに設けた操作キーからの操作信号および
受信部7aを介しリモコン9より送出されてくる操作信
号が導かれるようになっている。メモリ8は、前記CR
T5の画面に表示される再生画像のデータやその画像の
画質を設定するための画質データ等を記憶するものであ
る。リモコン9は、テレビ操作の一般キーやビデオを動
作させる機能キーの他に記録キー9aを備えている。こ
の記録キー9aは、メモリ8に画質データを記憶させる
指示を与えるもので、例えば、ゲーム機を接続してプレ
イする場合等に押圧操作すると、記録指示信号が制御部
7に送出される。
【0010】この制御部7は、受像機全体の動作制御を
行うとともに、パネル側またはリモコン9側の操作キー
がパワー・オンにされた時点で外部入力の検出を開始
し、CRT5の画面に選択されたチャンネルの画像を表
示中に、外部入力端子1に接続されたAV機器がパワー
・オンにされて映像信号が入力すると、外部入力側に切
り換えてCRT5にその画像を表示させる動作制御を行
う。また、リモコン9より記録指示信号が与えられ、画
質データをメモリ8に記憶するとき、A/D変換器6で
ディジタル変換された映像信号のSYNCデータを取り
込み、ゲーム機のような静止画では1フレーム分だけ画
像データをメモリ8に記憶させることで、その画質デー
タを自動設定しておく。この後、映像信号が入力したと
きに、その画質データと前記メモリ8の画質データとを
比較して、両者が一致した場合にその映像信号を映像信
号処理回路3に送出する制御を行う構成となっている。
行うとともに、パネル側またはリモコン9側の操作キー
がパワー・オンにされた時点で外部入力の検出を開始
し、CRT5の画面に選択されたチャンネルの画像を表
示中に、外部入力端子1に接続されたAV機器がパワー
・オンにされて映像信号が入力すると、外部入力側に切
り換えてCRT5にその画像を表示させる動作制御を行
う。また、リモコン9より記録指示信号が与えられ、画
質データをメモリ8に記憶するとき、A/D変換器6で
ディジタル変換された映像信号のSYNCデータを取り
込み、ゲーム機のような静止画では1フレーム分だけ画
像データをメモリ8に記憶させることで、その画質デー
タを自動設定しておく。この後、映像信号が入力したと
きに、その画質データと前記メモリ8の画質データとを
比較して、両者が一致した場合にその映像信号を映像信
号処理回路3に送出する制御を行う構成となっている。
【0011】次に、上記テレビジョン受像機でゲーム機
を使用する場合の動作について、図2および図3のフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。ユーザーがゲーム機
を使用したい場合、リード線のジャックを外部入力端子
1に接続してゲーム機のパワースイッチをオンにする
と、制御部7はこのオン信号を受けた時点で、記録キー
9aの操作による記録指示信号が入力したか否かを判断
する(ステップS11)。ユーザーが、ゲーム機のオン
操作に続き記録キー9aを操作すると、記録指示信号に
従ってA/D変換器6によりディジタル変換される映像
信号のSYNCデータを取り込み、メモリ8に記憶する
(ステップS12)。この際、CRT5の画面で表示さ
れる1フレーム分の画像データが記憶されることによ
り、ゲーム機にセットされたゲームソフトに記録されて
いるゲームポジションがそのまま自動設定される。
を使用する場合の動作について、図2および図3のフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。ユーザーがゲーム機
を使用したい場合、リード線のジャックを外部入力端子
1に接続してゲーム機のパワースイッチをオンにする
と、制御部7はこのオン信号を受けた時点で、記録キー
9aの操作による記録指示信号が入力したか否かを判断
する(ステップS11)。ユーザーが、ゲーム機のオン
操作に続き記録キー9aを操作すると、記録指示信号に
従ってA/D変換器6によりディジタル変換される映像
信号のSYNCデータを取り込み、メモリ8に記憶する
(ステップS12)。この際、CRT5の画面で表示さ
れる1フレーム分の画像データが記憶されることによ
り、ゲーム機にセットされたゲームソフトに記録されて
いるゲームポジションがそのまま自動設定される。
【0012】つまり、 磁気記録媒体や光ディスク等
は、静止画および動画ともに、CRT5に表示させる初
期画面のポジションを予め設定してあるので、ゲーム機
の場合は1フレームの画像データを記録すると、明る
さ、色の濃さ、シャープネスといったゲームポジション
が最適の値で設定されるものである。この後、続いて外
部入力があると、制御部7はSYNCデータが有るか否
かを判断し(ステップS21)、SYNCデータがなけ
ればTVモードとして(ステップS22)、現在CRT
5の画面に表示中のテレビ番組のままとする。一方、S
YNCデータが入力したときは、外部入力モードに切り
換えて(ステップS23)、画像データを比較処理する
(ステップS24)。
は、静止画および動画ともに、CRT5に表示させる初
期画面のポジションを予め設定してあるので、ゲーム機
の場合は1フレームの画像データを記録すると、明る
さ、色の濃さ、シャープネスといったゲームポジション
が最適の値で設定されるものである。この後、続いて外
部入力があると、制御部7はSYNCデータが有るか否
かを判断し(ステップS21)、SYNCデータがなけ
ればTVモードとして(ステップS22)、現在CRT
5の画面に表示中のテレビ番組のままとする。一方、S
YNCデータが入力したときは、外部入力モードに切り
換えて(ステップS23)、画像データを比較処理する
(ステップS24)。
【0013】ここでは、メモリ8に記憶されたSYNC
データと外部入力のSYNCデータとを比較し、両者が
一致しない場合には、外部入力画質モードにしてその映
像信号を映像信号処理回路3側へ送出する。よって、C
RT5の画面には、外部入力端子1に接続されたVTR
やLD等の再生画像が表示される。一方、メモリ8に記
憶されたSYNCデータと外部入力のSYNCデータと
が一致した場合は、その映像信号を映像信号処理回路3
側へ送出するとともに、ゲームポジションをオンにする
(ステップS26)。このため、CRT5の画面には、
明るさ、色の濃さ、シャープネスといった画質がゲーム
のプレイにとって最適の状態で表示される。このよう
に、外部入力があるとゲームポジションが最適の画質状
態で自動設定されるので、ユーザー側で面倒な設定操作
を行う必要がなく、ゲーム機をオン操作するだけで直ぐ
にゲームのプレイに入ることができるものである。
データと外部入力のSYNCデータとを比較し、両者が
一致しない場合には、外部入力画質モードにしてその映
像信号を映像信号処理回路3側へ送出する。よって、C
RT5の画面には、外部入力端子1に接続されたVTR
やLD等の再生画像が表示される。一方、メモリ8に記
憶されたSYNCデータと外部入力のSYNCデータと
が一致した場合は、その映像信号を映像信号処理回路3
側へ送出するとともに、ゲームポジションをオンにする
(ステップS26)。このため、CRT5の画面には、
明るさ、色の濃さ、シャープネスといった画質がゲーム
のプレイにとって最適の状態で表示される。このよう
に、外部入力があるとゲームポジションが最適の画質状
態で自動設定されるので、ユーザー側で面倒な設定操作
を行う必要がなく、ゲーム機をオン操作するだけで直ぐ
にゲームのプレイに入ることができるものである。
【0014】なお、上記実施の形態においては、テレビ
ジョン受像機にゲーム機を接続して使用する場合につい
て説明したが、静止画像の例ではディジタルカメラ等も
最適の画質に自動設定してCRT5の画面に表示するこ
とができる。また、動画像の例として、LDプレイヤー
等を接続し、CD−ROMからの再生画像データをメモ
リ8に記憶させ、その最適画質であるポジションを自動
設定することも可能である。すなわち、このような光デ
ィスクやVTR用の磁気テープ等に画像を記録する場合
は、予めメーカー側で最初の画面に表示させる画像の画
質を最適値に設定してあるが、この種のテレビジョン受
像機に内蔵されるY/C分離回路2が3次元Y/C分離
を行うので、制御部7が1フレーム分の動画像データを
取り込むと、前述のようにポジションの自動設定がなさ
れる。よって、ユーザー側で手動の設定操作を行う必要
がなく、これらのAV機器をオン操作するだけで直ぐに
最適画質の画像を視認することができるものである。
ジョン受像機にゲーム機を接続して使用する場合につい
て説明したが、静止画像の例ではディジタルカメラ等も
最適の画質に自動設定してCRT5の画面に表示するこ
とができる。また、動画像の例として、LDプレイヤー
等を接続し、CD−ROMからの再生画像データをメモ
リ8に記憶させ、その最適画質であるポジションを自動
設定することも可能である。すなわち、このような光デ
ィスクやVTR用の磁気テープ等に画像を記録する場合
は、予めメーカー側で最初の画面に表示させる画像の画
質を最適値に設定してあるが、この種のテレビジョン受
像機に内蔵されるY/C分離回路2が3次元Y/C分離
を行うので、制御部7が1フレーム分の動画像データを
取り込むと、前述のようにポジションの自動設定がなさ
れる。よって、ユーザー側で手動の設定操作を行う必要
がなく、これらのAV機器をオン操作するだけで直ぐに
最適画質の画像を視認することができるものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1に記載の発明は、外部入力端子を介して入力する映
像信号の画質データを記憶手段に記憶させ、次に入力す
る映像信号の画質データと記憶手段の画質データとを比
較し、両者が一致すれば記憶手段の画質データに基づい
て画像を表示させるので、外部入力端子に接続される各
種AV機器に固有の最適画質が自動設定されるため、従
来のように外部入力端子にAV機器を接続する毎に伴っ
ていた煩瑣な画質設定操作が不要となり、映像装置の操
作性が格段に向上する効果がある。また、本発明に係る
請求項2に記載の発明は、外部入力端子に静止画像の映
像信号と動画像の映像信号とが導かれるので、各種AV
機器の再生画像を最適の画質で表示し得る効果がある。
また、本発明に係る請求項3に記載の発明は、外部入力
端子にゲーム機からの映像出力が導かれるので、ゲーム
機に特有のゲームポジションを手動で設定操作する必要
がなくなり、ゲーム機側でオン操作を行うだけの簡単な
操作により最適の画質でゲームを楽しむことができる効
果がある。
項1に記載の発明は、外部入力端子を介して入力する映
像信号の画質データを記憶手段に記憶させ、次に入力す
る映像信号の画質データと記憶手段の画質データとを比
較し、両者が一致すれば記憶手段の画質データに基づい
て画像を表示させるので、外部入力端子に接続される各
種AV機器に固有の最適画質が自動設定されるため、従
来のように外部入力端子にAV機器を接続する毎に伴っ
ていた煩瑣な画質設定操作が不要となり、映像装置の操
作性が格段に向上する効果がある。また、本発明に係る
請求項2に記載の発明は、外部入力端子に静止画像の映
像信号と動画像の映像信号とが導かれるので、各種AV
機器の再生画像を最適の画質で表示し得る効果がある。
また、本発明に係る請求項3に記載の発明は、外部入力
端子にゲーム機からの映像出力が導かれるので、ゲーム
機に特有のゲームポジションを手動で設定操作する必要
がなくなり、ゲーム機側でオン操作を行うだけの簡単な
操作により最適の画質でゲームを楽しむことができる効
果がある。
【図1】本発明の実施の形態に係る映像装置を示す電気
的ブロック線図である。
的ブロック線図である。
【図2】画像データの記録動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】画質の自動設定動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
1 外部入力端子 5 表示手段 7 制御手段 8 メモリ 9a 記録指示手段
Claims (3)
- 【請求項1】 外部入力端子を介して映像信号が入力し
たとき、この映像信号を表示手段に送出して画像を表示
させる映像装置において、 前記表示手段に表示される画像の画質を設定する画質デ
ータを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に画質データを記憶させる指示を与える記
録指示手段と、 この記録指示手段から記録指示信号が入力した後、前記
外部入力端子を介して映像信号が入力すると、この映像
信号の画質データを前記記憶手段に記憶させ、次いで、
前記外部入力端子を介して映像信号が入力したとき、こ
の映像信号の画質データと前記記憶手段の画質データと
を比較して、両者が一致した場合にその映像信号を前記
表示手段に送出し前記記憶手段の画質データに基づいて
画像を表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とす
る映像装置。 - 【請求項2】 前記外部入力端子に、静止画像の映像信
号と動画像の映像信号とが導かれることを特徴とする請
求項1に記載の映像装置。 - 【請求項3】 前記外部入力端子に、ゲーム機からの映
像出力が導かれることを特徴とする請求項1に記載の映
像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30676597A JPH11146288A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30676597A JPH11146288A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 映像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11146288A true JPH11146288A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17961028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30676597A Pending JPH11146288A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 映像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11146288A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100790639B1 (ko) * | 2000-05-25 | 2007-12-31 | 소니 가부시끼 가이샤 | 영상처리 장치 및 방법과 기록매체 |
JP2009094610A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Sharp Corp | テレビジョン受信機及びテレビゲームシステム |
US7636127B2 (en) | 2004-11-09 | 2009-12-22 | Funai Electric Co., Ltd. | Video display device including video device |
KR101496464B1 (ko) * | 2008-09-08 | 2015-02-26 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 기기와 그에 따른 비디오 자동 조정 방법 |
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1997
- 1997-11-10 JP JP30676597A patent/JPH11146288A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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