JPH0414949Y2 - - Google Patents

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JPH0414949Y2
JPH0414949Y2 JP1984199987U JP19998784U JPH0414949Y2 JP H0414949 Y2 JPH0414949 Y2 JP H0414949Y2 JP 1984199987 U JP1984199987 U JP 1984199987U JP 19998784 U JP19998784 U JP 19998784U JP H0414949 Y2 JPH0414949 Y2 JP H0414949Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、表面側および裏面側の絶縁カバー
フイルムから配線パターンを露出させたフレキシ
ブルプリント基板に関する。
<従来技術> 例えば第12図に示すように3枚のフレキシブ
ルプリント基板FPC31,FPC32,FPC33
を重ね合わせて、それらフレキシブルプリント基
板FPC31,FPC32,FPC33の配線パター
ンどうし61,62,63,64を電気接続する
場合、上下のフレキシブルプリント基板FPC3
2,FPC33に挾まれる中央のフレキシブルプ
リント基板FPC31における表面側および裏面
側の配線パターン62,63をともに絶縁カバー
フイルム65,66から露出させる必要がある。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、この場合、中央のフレキシブルプリ
ント基板FPC31の対向する表裏同一位置に絶
縁カバーフイルム65,66が無い部分ができ、
その部分が他の部分より弱くなる。特に、上記フ
レキシブルプリント基板FPC31を曲げた状態
で設置したり、組立作業中に誤つて曲げたりした
場合には、上記配線パターンの露出部分における
絶縁カバーフイルムの境界端部に応力が集中して
配線パターンが断線し、破損する問題がある。
そこで、この考案の目的は、フレキシブルプリ
ント基板を折曲げても、絶縁カバーフイルムの境
界端部に生じる応力集中を軽減できて露出部分の
配線パターンが簡単に破損しないようにすること
である。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この考案のフレキシ
ブルプリント基板は、フレキシブル基板の表面側
および裏面側の配線パターンの略対向する箇所を
ともに絶縁カバーフイルムから露出したフレキシ
ブルプリント基板において、上記配線パターンの
露出部分における上記表面側と裏面側との絶縁カ
バーフイルムの境界端部を互いに対向しない異な
る位置に配置すると共に、上記配線パターンの上
記絶縁カバーフイルムから露出した部分の幅を上
記絶縁カバーフイルムによつて覆われた部分の幅
よりも広くしたことを特徴としている。
<実施例> 以下、この考案をカメラを用いた実施例につい
て説明する。
第4図に示すように、フイルムパトローネ室1
1を形成するカメラボデーCBの壁部の側端前面
部は、カメラの横方向及び前後方向に対して傾い
た傾斜面12に形成されており、本来隅部となる
ところを上下方向に切落とした格好になつている
が(これは形状を言つているのであつて、実際に
切落として形成してあるかどうかは問題ではな
く、例えばプラスチツクか軽合金の成形によつて
形成できる)、フイルムパトローネ室11の内壁
面が周状になるため、このように隅部を切落とし
た格好の傾斜面を形成しても、フイルムパトロー
ネ室11に対して十分な肉厚を保証できている。
なお、傾斜面12上には上下方向へ縦に伸びる突
起12aが形成されているが、これらは後述のよ
うに3つのフレキシブルプリント基板の配線パタ
ーン同士の電気接続を良好にするために役立つ。
一方、第5図に示したように、この実施例のカ
メラは、測光回路、演算回路、表示回路、カメラ
全体のシーケンス制御回路が配設されたフレキシ
ブルプリント基板FPC1、ラインセンサーを含
む合焦検出回路、第1、第2の駆動モータ6,1
0の制御回路が配設されたフレキシブルプリント
基板FPC2、フイルムパトローネ上のフイルム
情報に関するコードパターンの読取り接点及びフ
イルム情報読取り回路が配設されたフレキシブル
プリント基板FPC3を備えている。フレキシブ
ルプリント基板FPC1は第5図に示すようにカ
メラ上部において2つ折りされ、ペンタプリズム
17の上方の部分に、上記各回路を構成する4つ
の集積回路が取付けられている。そして、ペンタ
プリズム17に向かつて左側において、このフレ
キシブルプリント基板FPC1は一部が表示部1
8を構成している外部表示用の液晶装置LCDに
接続され、一部がもう一つのフレキシブルプリン
ト基板FPC2の一部に接続されている。このフ
レキシブルプリント基板FPC1,FPC2の接続
には、弾性ゴム14と押え板15が用いられ、弾
性ゴム14を介して加えられる押え板15の圧力
により、対向する配線パターン同士が良好に電気
接続されている。他方、ペンタプリズム17の向
かつて右側において、フレキシブルプリント基板
FPC1は一部がカメラボデーCBの前壁前面に沿
うように折曲げられさらにその先端部は向かつて
右側に伸びて上述の傾斜面12の位置まで達して
いる。
次に、フレキシブルプリント基板FPC2は中
央部がカメラボデーCBに固定された補強板20
に沿つて伸びており、その略中央位置で焦点検出
装置21に接続されると共に、向かつて左側の部
分は一部が後述の昇圧回路用基板22に設けられ
た導電ピン22a,22bに接続されると共に、
一部は、カメラボデーCBの前壁を形成するサイ
ドカバー25後面と前枠26とで形成された空間
内を上下方向に伸長するよう折曲げられ、その上
端部が上述の弾性ゴム14及び押え板15によつ
てフレキシブルプリント基板FPC1の一部に接
続されている。他方、フレキシブルプリント基板
FPC2の向かつて右側の部分はミラーボツクス
MB側壁に略沿うように立上がり、フイルムパト
ローネ室11を形成するカメラボデーCBの前壁
前面に沿つてその先端が傾斜面12にまで達して
いる。
さらに、フレキシブルプリント基板FPC3は、
フイルムパトローネ室11を形成するカメラボデ
ーCBの壁部外周に沿うように配設されている。
又フレキシブルプリント基板FPC3のフイルム
パトローネ室11を形成するカメラボデーCBの
壁部外周に対向する部分には、フイルムパトロー
ネ外壁のフイルム情報に関するコードパターンに
接触する導電性検出ピン24に当接する導電部が
形成されており、フイルムパトローネのコードパ
ターンの各コード領域の導通、非導通が上記検出
ピン24を介して読取られる。ここで、上記検出
ピン24は1個しか図示していないが、実際には
紙面上下方向に複数個並べて設けられている(詳
しくは、例えば特開昭57−202524号公報参照)。
フレキシブルプリント基板FPC3の一端も上述
のフレキシブルプリント基板FPC1,FPC2と
同様、上述の傾斜面12にまで達しており、この
傾斜面上で、第4図に示すように、フレキシブル
プリント基板FPC1,FPC2,FPC3が重ね合
わされ、弾性ゴム30を介して、カメラボデー
CBにねじ止めされた押え板31によつて挾持さ
れている。なお、これらのプリント基板の重ね合
わせの順序は、FPC2が一番上で、真中がFPC
1であり、傾斜面12に直接当接する一番下が
FPC3である。
第1図a,bから第3図は、フレキシブルプリ
ント基板FPC1,FPC2,FPC3の傾斜面12
上に置かれる端部の拡大図であり、第1図aはフ
レキシブルプリント基板FPC2とFPC3の間に
配設されるフレキシブルプリント基板FPC1の
表面側を示している。H1,H2は傾斜面12上に
突起12aとは別に形成された図示しない位置決
め突起に嵌合する孔、P1〜P13,P1′〜P13′は配線
パターン、FB1は配線パターンP1〜P13,P1′〜
P13′がそれぞれ表裏面に敷設されたフレキシブル
基板、6,6′は配線パターンP1〜P13,P1′〜
P13′を被覆する絶縁カバーフイルム、TH1〜
TH6はスルーホールである。上記フレキシブル
基板FB1と配線パターンP1〜P13,P1′〜P13′と
絶縁カバーフイルム6,6′からフレキシブルプ
リント基板FPC1が構成される。押え板31と
重なる領域Aの部分が電気接続部であり、この部
分で各配線パターンは幅広になつている。又、第
1図aに示した実線6a及び破線6a′の波形は、
図の左側から伸びている電気絶縁性の絶縁カバー
フイルムの境界端部であつて第4図で言えば、傾
斜面12の左端部でフレキシブルプリント基板
FPC1が折曲げられている位置にある。このよ
うに絶縁カバーフイルムの境界端部を波形に形成
したのは、仮に直線状であれば、折曲げに対して
絶縁カバーフイルムの境界端部で急激に折曲が
り、配線パターンが断線する傾向があるのを防ぐ
ためであり、この実施例の場合、配線パターン
P1〜P13,P1′〜P13′の繰返しピツチと同一のピツ
チで波形が形成されている。ここで、第1図aで
実線の波形6aはフレキシブルプリント基板
FPC1の表面の絶縁カバーフイルムの境界端部
を示し、破線の波形6a′は同基板の裏面の絶縁カ
バーフイルムの境界端部を示しているが、これか
らも理解されるように、フレキシブルプリント基
板FPC1の表裏では絶縁カバーフイルムの境界
端部の波形位相が180°ずれており、これにより位
相が一致している場合よりも折曲げに対して、急
激な折曲がりが緩和される。
第1図bに示すように、配線パターンP1〜P13
P1′〜P13′の露出部分に対する絶縁カバーフイル
ム6,6′の境界端部6a,6b′が表裏で一致し
ていないことに加えて上記境界端部6a,6b′を
逆位相の波形にして絶縁カバーフイルム6,6′
の面積が境界端部6a,6b′に近づくに従つて連
続的に減少するようにしているので、フレキシブ
ルプリント基板FPC1の急激な折曲がりを防止
して、配線パターンP1〜P13,P1′〜P13′の破損を
防止できる。なお、上記波形のピツチは必ずしも
配線パターンP1〜P13,P1′〜P13′のピッチと同一
でなくてもよく、それよりも大きくてもよい。ス
ルーホールTH1,TH3,TH4,TH5はフレ
キシブルプリント基板FPC1の表面側にある配
線パターンの一部P1,P8,P9,P10と裏面側にあ
る配線パターンの一部P1′,P8′,P9′,P10′とを
電気的に接続するために設けられている。
第2図に示したフレキシブルプリント基板
FPC2は、傾斜面12に形成された上述の図示
しない位置決め突起に嵌合する孔H1′,H2′と、
配線パターンP1″〜P13″と配線パターンP1″〜
P13″が敷設されたフレキシブル基板PB3と、配
線パターンP1″〜P13″が被覆された絶縁カバーフ
イルム7を備えている。このフレキシブルプリン
ト基板FPC2の場合も、押え板31と重なる領
域Aが電気接続部であり、この部分で配線パター
ンが幅広に形成されている。
第3図に示したフレキシブルプリント基板
FPC3も、傾斜面12に形成された上述の図示
しない位置決め用突起に嵌合する孔H1,H2
と、配線パターンP1〜P13と、配線パターン
P1〜P13が敷設されたフレキシブル基板33
と、配線パターンP1〜P13が被覆された絶縁
カバーフイルム10を備えている。そして、領域
Aは押え板31に重なる部分で、電気接続部であ
る。
フレキシブルプリント基板FPC1,FPC2,
FPC3間の電気接続は電源の供給と種々の信号
の授受のために必要である。例えば、電源は導電
ピン22a,22bを介して昇圧回路用基板22
に接続されたフレキシブルプリント基板FPC2
を介してFPC1,FPC3にも供給される。一方、
FPC1からFPC2へはシーケンス制御の信号等
が送られる。又、FPC3からFPC1へは、フイ
ルムパトローネの外壁上のコードから読取られた
フイルム感度等の信号が送られる。
上記フレキシブルプリント基板FPC1,FPC
2,FPC3の配線パターンP1〜P13,P1′〜P13′,
P1″〜P13″,P1〜P13について見ると、その配
列のピツチは互に同一であり、しかも配列の位相
も同一である。フレキシブルプリント基板FPC
1,FPC2,FPC3の上述の電気接続部におけ
る配線パターンP1〜P13,P1′〜P13′,P1″〜P13″,
P1〜P13の配列のピツチ及び位相が同一であ
ることにより、弾性ゴム30を介して加えられる
押え板31からの押圧力は、互に対向する配線パ
ターンに集中して加わるから、押圧効率が良くな
る。これに対し、仮に配線パターンP1〜P13
P1′〜P13′,P1″〜P13″,P1〜P13の配列のピ
ツチ又は位相がずれていると、押え板31により
押圧力を加えたときにフレキシブルプリント基板
FPC1,FPC2,FPC3がたわんで押圧効率が
悪くなる。すなわち、フレキシブルプリント基板
どうしが互いに接触して、押圧力が配線パターン
に集中せずに分散する。なお、第1図a、第2
図、第3図に示したフレキシブルプリント基板は
いずれも、配線パターンが、絶縁カバーフイルム
から露出している部分の一部が絶縁カバーフイル
ムで覆われている部分よりも幅広に形成されてい
るが、第6図aに示すように、絶縁カバーフイル
ムから露出している部分全体を絶縁カバーフイル
ムで覆われている部分よりも幅広に形成したほう
が、折り曲げに対する配線パターンの損傷をより
防止できることはいうまでもない。
この考案は上記実施例以外にも設計変更でき、
第6図a,b,cに示すようにフレキシブルプリ
ント基板FPC11は、表面側および裏面側にお
いて配線パターン41,42が、絶縁カバーフイ
ルム43,44から露出している。図中表面の絶
縁カバーフイルム43における露出部分の境界端
部43aは、実線で示すように角部が円弧状に形
成された矩形を形成している。また、配線パター
ン41,42の配列方向両側には絶縁カバーフイ
ルム43が配線パターン41,42の露出部分の
側方に残されており、上記フレキシブルプリント
基板FPC11の曲げ応力が配線パターン41,
42の露出部分で小さくなるように改善してい
る。第6図a中裏面の絶縁カバーフイルム44に
おける露出部分の境界端部44aは、破線で示す
ように、フレキシブルプリント基板FPC11の
一端から他端までの互いに平行な2本の直線を形
成している。図において明らかな如く、表面側の
絶縁カバーフイルム43の配線パターン41の露
出部分は、裏面側の絶縁カバーフイルム44の配
線パターン42の露出部分より図中横方向に大き
く、且つ、境界端部43a,44aが互いに異な
つた位置にある。なお、上記表面側の露出部分の
境界端部43aを取除き、表面側の境界端部が裏
面側の境界端部44aと同じように平行な2本の
直線で、表面側と裏面側とで境界端部が互いに異
なつた位置を形成するようにしてもよい。また、
第7図aおよびbに示すように、フレキシブルプ
リント基板FPC12は、フレキシブルプリント
基板FPC11の配線パターン41と電気接続さ
れるように絶縁カバーフイルム45から露出され
た配線パターン46を備えている。また、第8図
aおよびbに示すように、フレキシブルプリント
基板FPC13は、フレキシブルプリント基板
FPC11の配線パターン42と電気接続される
ように絶縁カバーフイルム47から露出された配
線パターン48を備えている。
第9図に示すように、これらのフレキシブルプ
リント基板FPC11,FPC12,FPC13を重
ね合わせ、壁部傾斜面50と押え部材51によつ
て挾持させることにより、絶縁カバーフイルム4
3,44,45,47から露出された配線パター
ン41と46,42と48が電気接続される。こ
のような接続構成において、基板FPC11は、
配線パターンの露出部分からはその近傍が曲げら
れた状態で配置されるが、絶縁カバーフイルム4
3,44の境界端部43a,44aの位置が互い
に異なるため、曲げ応力が一個所で急に小さくな
ることがなく、配線パターン41,42の一個所
が極端に曲げられて破損するのを防止する。つま
り、これは、図中のイ部上にフレキシブルプリン
ト基板の曲り面を持つ配線パターン41,42に
引張応力及び圧縮応力が発生するが、これらの応
力のかかる折曲げ部、すなわち図中のイ部および
第6図a中のロ部上の配線パターンを広くし、か
つ、絶縁カバーフイルムを配線パターン上面に接
着して、配線パターンの断線を防止したためであ
る。
また、第10図a,b,cおよび第11図はさ
らに異なる実施例を示している。
フレキシブルプリント基板FPC21は表面側
および裏面側において配線パターン53,54が
絶縁カバーフイルム55,56から、それぞれ露
出している。図中表面の絶縁カバーフイルム55
における露出部分の境界端部55aは、実線で示
すようにフレキシブルプリント基板FPC21の
一端から他端までの互いに平行な2本の直線を形
成しており、図中裏面側の絶縁カバーフイルム5
6における露出部分の境界端部56aは破線で示
すように略矩形を形成している。上記境界端部5
5aおよび56aは、表面側と裏面側における互
いに異なる位置にある。この実施例においては、
第11図に示す如く、フレキシブルプリント基板
FPC21において、曲げられて外方へ向く面、
すなわち曲げられて引張り応力が生じる面の配線
パターン53が絶縁カバーフイルム55によつて
覆われ、その裏面の内方へ向く面の絶縁カバーフ
イルムが除かれている。これによつて、配線パタ
ーン53が引張力を受け断線するのを防止してい
る。
この考案は、上記各実施例のようにフレキシブ
ルプリント基板が曲げられた状態で配設されたと
きに有効である点について述べたが、それ以外の
フレキシブルプリント基板に適用しても有効であ
る。すなわち、フレキシブルプリント基板は、装
置組立作業時に、曲げ伸ばしされることが多く、
そのとき絶縁カバーフイルムの境界端部における
配線パターンに応力が集中すると、その配線パタ
ーンがすぐに破損してしまう。そこで、フレキシ
ブルプリント基板にこの考案を適用しておくと、
配線パターンの破損のおそれを軽減でき、組立作
業時にフレキシブルプリント基板が取扱いやすく
なり、作業性が向上する。
したがつて、この考案が有効に適用できるフレ
キシブルプリント基板は、フレキシブルプリント
基板同士の重ね合わせにより電気接続を行なうも
のに限らず、半田付、導電コネクタを介した接続
等を行なうものであつて、略同位置における表裏
両面の配線パターンを絶縁カバーフイルムから露
出させるものであればよい。
<考案の効果> 以上の説明から明らかなように、この考案のフ
レキシブルプリント基板は、配線パターンの露出
部分における絶縁カバーフイルムの境界端部を互
いに対向しない異なる位置に配置すると共に、上
記配線パターンの上記絶縁カバーフイルムから露
出した部分の幅を上記絶縁カバーフイルムによつ
て覆われた部分の幅よりも広くしたので、配線パ
ターンの露出部分を折曲げて使用したり、誤つて
作業中に配線パターンを折曲げたりしても絶縁カ
バーフイルムの境界端部に発生する応力集中を緩
和することができ、したがつて、配線パターンの
破損を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案の一実施例のフレキシブル
プリント基板FPC1における配線パターンの露
出部分を示す図、第1図bは第1図aの−線
断面図、第2図はフレキシブルプリント基板
FPC2における配線パターンの露出部分を示す
図、第3図はフレキシブルプリント基板FPC3
における配線パターンの露出部分を示す図、第4
図はカメラの水平方向の断面図、第5図はカメラ
の垂直方向の断面図、第6図aはフレキシブルプ
リント基板FPC11における配線パターンの露
出部分を示す図、第6図bは第6図aの−線
断面図、第6図cは第6図aの−線断面図、
第7図aはフレキシブルプリント基板FPC12
における配線パターンの露出部分を示す図、第7
図bは第7図aの−線断面図、第8図aはフ
レキシブルプリント基板FPC13における配線
パターンの露出部分を示す図、第8図bは第8図
aの−線断面図、第9図はFPC11,FPC
12,FPC13を重ね合せて取付けた状態図、
第10図aはフレキシブルプリント基板FPC2
1における配線パターンの露出部分を示す図、第
10図bは第10図aの−線断面図、第10
図cは第10図aの−線断面図、第11図は
FPC21,FPC12,FPC13を重ね合せて取
付けた状態図、第12図は従来のFPC31,
FPC32,FPC33を重ね合せて取付けた状態
図である。 6,6′,43,44,55,56……絶縁カ
バーフイルム、6a,6a′,43a,44a,5
5a,56a……境界端部、P1〜P13,P1′〜
P13′,41,42,46,53,54……配線パ
ターン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フレキシブル基板の表面側および裏面側の配
    線パターンの略対向する箇所をともに絶縁カバ
    ーフイルムから露出したフレキシブルプリント
    基板において、 上記配線パターンの露出部分における上記表
    面側と裏面側との絶縁カバーフイルムの境界端
    部を互いに対向しない異なる位置に配置すると
    共に、上記配線パターンの上記絶縁カバーフイ
    ルムから露出した部分の幅を上記絶縁カバーフ
    イルムによつて覆われた部分の幅よりも広くし
    たことを特徴とするフレキシブルプリント基
    板。 (2) 上記配線パターンの露出部分の側方に絶縁カ
    バーフイルムを配置したことを特徴とする上記
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のフレキ
    シブルプリント基板。
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JPS61117266U (ja) 1986-07-24

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