JPH04148499A - ワイヤレスセキュリティー送信器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、ワイヤレスセキュリティー送信器に係り、更
に許し・くは、内蔵電池の電圧レベルが低下し始めたと
きに、できる限り消費電流を削減して発報監視時間を延
長させるようにしたことに特徴を有したものに関する。

［従来の技術］ 近似、防犯センサーや防災センサーなとのセキュリティ
ーセンサーが発報したときには、別置されたワイヤレス
受信機側にワイヤレス信号による発報信号を送信して警
報報知を行わせるようにしたワイヤレスセキコリティー
システムが開発されている。

ｖ１３図は、このようなシステムの一例を示したものて
、例えば、防犯センｆ　−Ｓ　ａが発報すると発報信号
がワイヤレスセキュリティー送信器１００に伝送され、
送信器１００ては発報信号を電波信号によってワイヤレ
ス受信機２００側に送信し、受信機２００では伝送され
た電波信号による発報信号を受信復調して信η１を介し
てアラームユニットなどに警報信号を伝送して警報報知
を行わせるようになっており、防犯センサーＳａと受信
機２００との間に配線を敷設する必要がなく施工性が向
上されている。また、携帯型のワイヤレスセキュリティ
ー送信器１０１，１０２などをお年寄りなどに携帯させ
、急に体の具合が悪くなったときに非常操作スイッチ１
０１ａ、　　１０２ａを操作して受信ｌｌ１２００側に
通報するようにしたワイヤレス救急システムとしても使
用されている。

ところで、このようなセキュリティーシステムでは、セ
キュリティー送信器１００〜１０２を内蔵電池で駆動す
るようになっているためく特に、送信器１００は施工性
を向上させるために電池から電源を供給して配線を削減
するようにしている）、セキュリティー送信器１００（
１０１，１０２）から受信機２００側に電池切れなとの
情報を含んだ定期信号を所定の周期毎に伝送し、受４ｇ
機２００側では、電池切れ情報を受信したときや、所定
の期間定期信号が受信されなかったときにはセキュリテ
ィー送信器１００（１０１，１０２）の異常発生とみな
して報知するようにして、電池切れなどによって監視動
作が停止することを防止してい　る。

ところが、このセキコリティー送信器１００（１０１，
１０２）では、第４図（ａ）〜（ｄ）に示り、たように
、内蔵電池の端子電圧レベルが所定値Ｅｒよりも低下す
ると、電池切れ検出回路から電池切れ信号が継続して出
力され、これ以降は、定期信号に電池切れ情報が含まれ
て所定の周ＩＩｊｉｂｉに送信されることになり、電池
の端子電圧が低下１ノ始めている状態で所定周期Ｔ勿に
定期信号を送信するため、電波信号の送信による電力消
費によって電池の端子電圧が急激に低下しでしまい、電
％（Ｊ換を行う前にセキュリティー送信器の動作が完全
に停止してＬ）まうようなことが多く改善が望まれてい
た。

［発明が解決しようとする課題］ 上記目的を達成するために提案される本発明は、内蔵電
池の端子電圧が所定レベル以下に低下して受信機側に電
池切れ報知を行った後は、定期信号の送信を停止させて
電池の消費電流を極力抑え、これによって、発報監視時
間をできる限り延ばすようにしたワイヤレスセキコリテ
ィー送信器を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために提案される請求項１に記載の
本発明は、内蔵電池の端子電圧が所定の基準レベルより
も低下したときには電池切れ信号を出力する電圧低下検
出回路と、予め定められた所定の周ｌＩＪ＋毎に」二記
受信機側にワイヤレス信号によって定期信号を送信させ
る一方、上記電圧低下検出Ｍ路から電池切れ信号が出力
されたときには、定ＸＩ］＋Ｓ号に電池切れデータを含
ませて送信するとともに、その定期信号以降の定期信号
の送信を停止させる信号処理部とを備えた構成とされて
いる。

このような本発明のワイヤレスセキュリティー送信器は
、防災センサーや防犯センサーなとのセキュリティーセ
ンサーと接続され、これらのセンサーからの発報信号を
ワイヤレス信号で受信機側に送出するものや、お年寄り
などが携帯し、急に体の具合が悪くなったときに非常操
作スイッチを操作してワイヤレス信号で発報信号を送出
するなどの構成とすることができる。

また、請求項２に記載の本発明は、上記電圧低下検出回
路が、！油清れ信号を上記信号処理部側に出力したとき
には、内蔵電池から供給される電源の通電が信号処理部
側から返信される通電遮断信号によって遮断される構成
とされている。

［作用］ 請求項１に記載の本発明では、通常は、信号処理部から
所定の周期毎にワイヤレス信号によって定期信号が送信
されているが、内蔵電池の端子電圧が所定の基準レベル
よりも低下したときには、電圧低下検出回路から信号処
理部に電池切れ信号が伝送され、信号処理部ては、次の
定期信号に電池切れデータを含ませて送信した後、それ
以降の定期信号の送信を停止する。このため、内蔵電池
の端子電圧が低下しつつあるときの消費電流が抑えられ
るので、送信器自体の発報監視時間を延ばすことができ
る。

請求項２に記載の本発明では、内蔵電池の端子電圧が基
準レベルよりも低下して電圧低下検出回路から信号処理
部に電池切れ信号を出力すると、信号処理部から電圧低
下検出回路に通電遮断信号が返信され、これによって、
内蔵電池から電圧低下検出回路への電源供給が遮断され
て内蔵電池の消費電力が一層削減される。

［実施例］ 以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明す　る。

第１図は、本発明のワイヤレスセキュリティー送１ｇ器
１の要部構成例を示したもので、図において、ＢＡＴは
内部回路各部へ電源を供給するために着脱自在に設けら
れた内蔵電池、　ｌＯは信号処理部、　１１は内蔵電池
ＢＡＴの端子電圧Ｅを監視して所定の基準電圧レヘルＥ
ｒよりも低下したときに電池切れ信号を出力するｔｌｌ
圧低下検出回路、１２は非常操作スイッチ１２ａを有し
た検知部、１３は電波信号によるワイヤレス信号を送信
アンテナＡ　Ｎ　Ｔから送信するワイヤレス送信部であ
る。

信号処理部１０は予め定められた所定の周朋］゛毎にワ
イヤレス送信部１３から定期信号を送信出力する。よう
にされており、この定期信号を別置された受信機側て受
信することによって送信器ｌが正常に動作しでいること
を確認するようになっている。また、内蔵電池ＢＡＴの
端子電圧が電圧低下検出回路１１で定められた基準レヘ
ルＥｒよりも低下して信号処理部】Ｏに電池切れ信号が
伝送されたときには、次に送信される定Ｘ１１信号に電
池切れデータを含ませて送信した後、それ以降の定期信
号の送信を停止するようになっている。

検知部１２の非常操作スイッチ１２ａを操作すると信号
処理部１０側に発報信弓が伝送されるよっになっている
が、このような非常操作スイッチ１２ａに代えて、セキ
コリティーセンサー（不図示）から伝送される発報信号
を信号処理部１０ここ加える構成としても良い。

このような構成の本発明のワイヤレスセキユリ１イー送
信器１の動作を、第２図（ａ）〜（ｄ）のタイムチャー
トを参照して説明する。

■内蔵電池ＢＡＴの端子電圧が基準しヘルＥｒよりも高
いときには、信号処理部１０は、所定の周ＸＪＩＴ毎に
定期信号をワイヤレス送信部１３から送１大させる。そ
して、ワイヤレス受信機（不図示）側では、この定期信
号が所定時間勿に伝送されて来るときには送信器１が正
常に動作していると判別するが、定Ｋｌｌ信号が所定時
間以上伝送されて来ないときには、送（Ｅ器１の異常と
判別して必要な警報報知を行う。また、非常操作スイッ
チ１２ａが操作されたり、あるいは、セキコリティーセ
ンサー（不図示）が発報して信号処理部１０に発報信号
が伝送されたときには、直ちに、ワイヤレス受信機１３
から電波信号による発報信号が送信され　る。

■一方、内蔵電池の端子電圧ト〕が基準電圧Ｅｒよりも
低下すると、電圧低下検出回路】１から信号処理部１０
に電池切れ信号が伝送され、信号処理部１０ては、次に
送信される定期信号に電池切れデータを含ませて、ワイ
ヤレス送信８ト１３から電波信号で送信出力した後、そ
れ以降の定期信号の送信を停止する。また、信号処理部
１０から電圧低下検出回路】１に通電遮断信号が伝送さ
れて、内蔵型Ｉｔ！！Ｉミから電圧低下検出回路１１へ
の電源供給が遮断される（請求項２に対応）。

このように、本発明によれば、内蔵電池の端子電圧が所
定レベルよりも低下すると、定Ｋｌｌ信号に電池切れ信
号を含ませて送信し・た後に、以降の定Ｋｌｌ信号の送
信を遮断するのて、電波信号の送信のための電流消費が
削減されることになる。

次に、本発明によって消費電力が削減される度合いを、
具体的な数値を用（・て説明する。例えば、ワイヤし・
ス送信部］３から送信する定期信号の送信時間を０．　
６秒、送信時の消費Ｔ４流を２０　ｍ　Ａ、送イ８周期
を１時間とすると、　１日における定＋ＩＪＩ信号送信
のための消費電力Ｐ１は Ｐ　１＝２０　（ｍＡ）Ｘｏ、６　Ｃ秒〕Ｘ　（２４Ｃ
時間〕／ｌ〔時間〕） ＝２８８（ｍＡ・秒〕 ＝０．０８（ｍＡ・時間〕 また、電断信号の送信を行わないときに内部回路各部で
消費されるアイドリング１１Ｌ流を１０μＡとすると、
　１日におけるアイドリング電流による消費電力Ｐｏは
、 Ｐｏ＝１０　（μＡ）Ｘ２４　（時間〕＝２４０　［〃
Ａ・時間〕 ＝０．２４（ｍＡ−時間〕 これより、消費電力の削減率αは ａ＝　（ＰＩ／　（Ｐｏ＋Ｐ１））Ｘ１００＝０．０８
／　（０，２４＋ｏ、ｏｓ）ｘｘｏ。

＝２５〔％〕 となり、消費電力を大幅に削減することができ、これに
よって、内蔵電池の端子電圧の低下を抑制して、セキュ
リティー送信器の発報監視時間を延長させることが可能
となる。

尚、上記説明では、内蔵電池の端子電圧が低下したとき
には、電断信号に電池切れデータを含ませて送信させる
構成として述べているが、このような構成に限らず、例
えば、電池切れが検出されたときには、電断信号とは別
に、直ちに電池切れ信号を送信し、以降の電断信号の送
信を停止させるようにしても良い。

また、上記説明では、ワイヤレス信号として電波信号を
用いた構成として述べているが、電波信号以外にも、光
信号や超音波信号などを使用することも可能である。

［発明の効果］ 以上の説明から理解されるように、本発明のワイヤレス
セキュリティー送信器によれば、内蔵電池の端子電圧が
所定レヘルよりも低下すると、ワイヤレス信号によって
電池切れ信号を受信機側に送信した後に送信動作を停止
させて電池の電力消費を抑えるので、発ｆｌｉｔ監視時
間を延長することが可能となり信頼性を向上させること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のワイヤレスセキュリティー送信器のブ
ロック構成制菌、第２図（ａ）〜（ｄ）はその動作を説
明する波形図、第３図はワイヤレスセキュリティーシス
テムの構成制菌、第４図（ａ）〜（ｄ）は従来のセキュ
リティー送信器の動作を説明する波形図である。 ［符号の説明］ １・・・ワイヤレスセキュリティー送信器１０・・・信
号処理部 １１・・・電圧低下検出回路 ＢＡＴ・・・内蔵電池

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）内蔵電池によって動作し、検知部で異常を検知し
   たときに出力される発報信号を、ワイヤレス信号によっ
   て別置された受信機側に送出して警報報知を行うように
   したワイヤレスセキュリティー送信器において、 上記内蔵電池の端子電圧が所定の基準レベルよりも低下
   したときには電池切れ信号を出力する電圧低下検出回路
   と、 予め定められた所定の周期毎に上記受信機側にワイヤレ
   ス信号によって定期信号を送信させる一方、上記電圧低
   下検出回路から電池切れ信号が出力されたときには、定
   期信号に電池切れデータを含ませて送信するとともに、
   その定期信号以降の定期信号の送信を停止させる信号処
   理部とを備えたワイヤレスセキュリティー送信器。
2. （２）上記電圧低下検出回路が、電池切れ信号を上記信
   号処理部側に出力したときには、上記内蔵電池から供給
   される電源の通電が、上記信号処理部側から返信される
   通電遮断信号によって遮断される構成とした、請求項１
   に記載のワイヤレスセキュリティー送信器。