JPH0414731Y2 - - Google Patents

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JPH0414731Y2
JPH0414731Y2 JP1983081145U JP8114583U JPH0414731Y2 JP H0414731 Y2 JPH0414731 Y2 JP H0414731Y2 JP 1983081145 U JP1983081145 U JP 1983081145U JP 8114583 U JP8114583 U JP 8114583U JP H0414731 Y2 JPH0414731 Y2 JP H0414731Y2
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JP
Japan
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optical fiber
wire
thermoplastic resin
pipe
braided
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JP1983081145U
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JPS59186804U (ja
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  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光フアイバーケーブルに関するもの
で、より具体的には光フアイバー素線を熱硬化性
樹脂で被覆補強してなる光フアイバーケーブルに
関するものである。
従来、この種の光フアイバーケーブルは、光フ
アイバー素線を補強繊維と熱硬化性樹脂とからな
る比較的肉厚の所謂FRP層で被覆補強している
ため、比較的剛直なものとなつている。従つて、
この光フアイバーケーブルを比較的小さな曲率半
径でもつて折曲げることはできないし、また折曲
げ部分等に切り傷が付くとこの傷がケーブルの半
径方向へ徐々に深く進行してケーブルの引張強度
を著しく低下させると言つた問題があつた。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は充分な引張り強度を有すると
ともに、比較的屈曲性に優れた光フアイバーケー
ブルを提供するにある。
以下に本考案の好適な実施例に係る光フアイバ
ーケーブルについて、添付図面を参照にして説明
する。
第1図に示された本考案の光フアイバーケーブ
ルは、その中心部の熱可塑性樹脂からなるパイプ
2内に光フアイバー素線1を挿通してなる芯線3
が配設されている。この芯線3の外周面には6本
の複合線材4がロープ状に編組されている。この
各複合線材4はガラス繊維等からなる補強繊維束
を熱硬化性樹脂で一体化したFRP芯部5とこれ
を被覆する熱可塑性樹脂層6とからなつている。
上記のような光フアイバーケーブルを製造する
方法の一例について第2図を参照にして説明す
る。
先づ、光フアイバー素線1をそのボビン2から
引出し、この素線1をパイプ製造押出機7の中心
部に導く。このパイプ製造押出機7では光フアイ
バーケーブル1の周囲に溶融した熱可塑性樹脂が
パイプ状に押出され、光フアイバー素線1を熱可
塑性樹脂製パイプの中心に配設する。次いで、ガ
ラス繊維等の補強繊維ロービング8が6組の分離
した束となつて各ボビン9から引き揃えて繰り出
され、これらロービングには含浸槽10において
未硬化の熱硬化性樹脂に浸漬される。これらの熱
硬化性樹脂を含浸したロービング8は、前記パイ
プ2を取り囲むように配設されかつ6個の円形透
孔を有する多ホール賦形ノズル11を通して所定
の断面形状に賦形される。その後、これら6本の
ロービング8は多ホール被覆押出ダイ12を通過
する間にそれぞれその外周を溶融した熱可塑性樹
脂6で被覆され、6本の複合線材4aが形成され
る。この複合線材4a及び光フアイバー素線1を
中心に配設したパイプ状物は、直ちに冷却槽13
に導かれ、これらの外周の熱可塑性樹脂層6及び
パイプ状物が冷却固化される。このようにして成
形された複合線材4aの内部の熱硬化性樹脂は未
だ硬化していないため複合線材4a自体は軟弱な
ものとなつている。これら6本の複合線材4aは
次にロープ状に編組するための回転案内板14に
導入され、これによつて光フアイバー素線1を中
心部に配設してなる熱可塑性樹脂製パイプ2の外
周に複合線材4aがロープ状に編組されるのであ
る。次いで、このロープ状物は熱湯を満たした硬
化槽15に導かれて、ここで熱硬化性樹脂が硬化
され、最後に回転引取機16及び回転巻取機17
によつて本考案の光フアイバーケーブルがドラム
上に巻取られるのである。
以上のように本考案に係る光フアイバーケーブ
ルでは、光フアイバー素線1を熱可塑性樹脂製パ
イプ2内に配設した芯線3の外周に、補強繊維束
を熱硬化性樹脂で一体的に結着し更にその周面に
熱可塑性樹脂を被覆してなる複数本の複合線材4
をロープ状に編組してなるため、テンシヨンメン
バーとしてFRPを使用しているが、これをロー
プ形状に編組し、しかもロープ状に編組された複
合線材4は相互に結着されていないので、屈曲性
に優れ比較的小さな曲率半径でもつて弯曲するこ
とができるとともに、側圧に対する耐圧縮性にも
優れた光フアイバケーブルとして極めて優れたも
のとなる。また、芯線3の外周の複合線材4はロ
ープ状に編組されてから硬化されているので、い
かなる場所で切断されても撚り戻りがない。ま
た、複数の複合線材4は編組されているだけであ
るから、端部における光フアイバー素線1のむき
出しが簡単で端末作業が楽となる等の効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光フアイバーケーブルの
部分断面斜視図、第2図は第1図に示した光フア
イバーケーブルを製造する方法の概略図である。 1……光フアイバー素線、2……熱可塑性樹脂
製パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光フアイバ素線と、この光フアイバ素線が挿通
    される熱可塑性樹脂製のパイプとを備えた芯線
    と、この芯線の前記パイプの外周に非結着状態で
    ロープ状に編組配設された複数本の複合線材とを
    有し、前記複合線材は、補強繊維束と、この補強
    繊維束に未硬化状態で含浸させられ、周面を熱可
    塑性樹脂で被覆した後に編組硬化させられて前記
    補強繊維束を一体的に結着する熱硬化性樹脂とか
    らなることを特徴とする光フアイバケーブル。
JP8114583U 1983-05-31 1983-05-31 光フアイバ−ケ−ブル Granted JPS59186804U (ja)

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JPS59186804U JPS59186804U (ja) 1984-12-11
JPH0414731Y2 true JPH0414731Y2 (ja) 1992-04-02

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ID=30211115

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428082Y2 (ja) * 1986-05-30 1992-07-07
JPH07104467B2 (ja) * 1987-01-14 1995-11-13 宇部日東化成株式会社 光フアイバ担持用スペ−サ

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5156643A (ja) * 1974-11-13 1976-05-18 Sumitomo Electric Industries
JPS5760303A (en) * 1980-09-30 1982-04-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Reinforced optical fiber cord

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