JPH04146A - 空気調和装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は空気調和装置に関するものであり、詳しくは自
動制御によって居住空間の温度分布及び快適性を向上さ
せようとする技術に関するものである。

［従来の技術１ 従来、一般的に室内の空気調和機としては一つの吹出口
を有するのみであり、暖房時には室内の設定温度に近付
くように吹出口より温風を噴出させることによって室内
の暖房を行ったり、吹出口より冷風を噴出させることに
よって冷房を行うというものであった。

［発明が解決しようとする課題１ ところで、冷風は吹出口より噴出されると下降するとい
う特性を持も、また、温風は吹出口より噴出されると上
昇するという特性を持っている。

しかし上述のような従来例にあっては、一つの吹出口よ
り温風及び冷風の噴出を行っているため、例えば吹出口
が室内の天井付近に設けられている場合、吹出口より噴
出された温風は噴出後上昇して床付近には滞留せず、ま
た、吹出口より噴出された冷風は噴出後下降して天井付
近に滞留せず、室内の温度が天井付近と床付近とは不均
一なものとなり、温風、冷風の特性を考えると室内温度
分布を快適なものにすることだで鯵ないという問題があ
った。

本発明は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、温風及び冷風の特性を利用して
効率良く冷暖房を行うことができ、また、温風や冷風で
ある空調空気の噴出、吸引を室温、気流速度、輻射温度
、湿度等から算出される快適指標により制御するセンサ
ー兼制御部にて制御することで快適な空調を行うことが
できる空気調和装置を提供するにある。

［課題を解決するための手段ｊ 上記目的を達成するために、本発明における空気調和装
置は、暖房時には床１付近より温風を噴出すると共に天
井２付近より室内空気を吸引し、冷房時には天井２付近
より冷風を噴出すると共に床１付近より室内空気を吸引
する噴出、吸引可能なダクト３を備え、上記ダクト３か
らの空調空気の噴出、吸引を室温、気流速度、輻射温度
、湿度等から算出される快適指標により制御する制御部
４を備えて成るものである。

［作用１ 暖房時にはダクト３を介して床１付近から温風が噴出さ
れると共に天井２付近より室内空気が吸引されて暖房を
行うものであり、冷房時にはダクト３を介して天井２付
近から冷風が噴出されると共に床１付近より室内空気が
吸引されて冷房が行なわれるものであり、空調空気を室
内で循環させるようにし１″温風や冷風の特性を利用し
て冷暖房を効率良く行うことができる。また、ダクト３
を介して噴出される温風及び冷風は室温、気流速度、輻
射温度、湿度等から算出される快適指標により制御する
制御部４にて行なわれるため快適な空調が行なわれる。

［実施例１ 以下、本発明を図示された実施例に基づいて詳述する。

空気調和装置は室内に温風や冷風等の空調空気を噴出す
ると共に室内の空調空気を吸引するためのダクト３と、
このダクト３を介して噴出される空調空気を制御する制
御部４とにより主体を構成しである。ダクト３を介して
噴出される空調空気は冷暖房機５から送られるようにし
てあり、この冷暖房機５は上記制御部４によって制御さ
れて温風または冷風をダ２クト３に供給するようにしで
ある。　ＩＩＩ御部襠部４温、気流速度、輻射温度、湿
度等から算出される快適指１１（ＰＭＶ（予測平均温感
）、５ＥＴ）に基づいて冷暖房ｆｉ５を制御するように
してあり、室内に設置しである。そして、この室内に設
置された制御部４によって室内の状況を検知して快適指
標に基づいて冷暖房機５を制御し、室内の空調が行なわ
れるようにしである。ダクト３は室外に配ＩＩｌされた
冷暖房機５から天井裏及び壁表に亘って形成してあり、
それぞれ天井開口２ａに配置されたファン装置６と壁間
ロアに配置されたファン装置６を介して室内に連通させ
である。

そして、このファン装置６によってダクト３がら空調空
気を噴出させることがでおると共に室内の空調空気を吸
引することがで凄るようにしである。

各ファン装置６の内方には切換自在となったダンパー８
を配−置しである。上記ダクト３の外側方には空調空気
が循環する循環ダクト９を形成してあり、ダンパー８を
切り換えることによって空調空気はダクト３内または循
環ダクト９内を流れるようにしである。上記ダンパー８
としては空調空気の温度によって自動的に切替わる周知
のダンパー８を用いるものであり、例えば特開平１−２
１９４３３号公報にて示されているダンパーを用いるも
のである。そして、冷房時には第１図に示されるように
冷風は天井２付近より室内に向けて噴出されるものであ
り、噴出後は下降することによって室内を天井２付近か
ら順に冷房していくこととなり、効率よく冷房を行うこ
とができるようにしである。このとき、冷風は天井開口
２ａに設けたファン装置６によって天井２から噴出され
るものであるが、天井２からの噴出に伴って床１付近に
設けたダクト３がらは第１図中矢印イに示されるように
室内の空調空気を吸引し、再び冷暖房１９１５に戻して
冷風として天井２より室内に噴出させるよう−にしであ
る。このように空調空気を循環させることによって空調
を短時間で行うことができると共に室内の温度分布が均
一になるようにしである。そして、暖房時には第１図中
想僧線にて示されるように天井２のダクト３に設けたグ
ンパー８は循環ダクト９側に切替わり、床］のダクト３
に設けたグンバー８はダクト３側に切替わることとなり
、床１付近に向けて温風が吹き出されることとなって床
１付近より順次室内を暖房することとなる。この場合に
あっても、床１付近から温風が室内に噴出されるに伴っ
て天井２に設けたダクト３からは室内の空調空気が吸引
されて第１図中矢印口に示されるように循環ダクト９か
ら冷暖房機５を介して再び床１付近より室内に噴出され
るようにしである。

第２図は本発明の他の実施例を示すものであり、このも
のにあっては、上部に位置するダクト３及び下部に位置
するダクト３が高さ１ｌＩｊｆ５自在となったものであ
り、各ダクト３の位置を変えることによって局所的に空
調を行うことができるようにしたものである。つまり、
第３図（ａ）に示されるように下部に位置するダクト３
を最下に位置させた状態で上部に位置するダクト３を下
方に移動させることによって冷暖房時における空調空気
の移動範囲を小さくして空ｌｌｌ領域を小さくし、局所
的な空調を行うことができるようにしである。また、第
３図（ｂ）に示されるように上部に位置するダクト３を
最上に位置させることによって空調空気の移動範囲を大
きくして空１ｌｌｆＩ域を大きくし、全体的に空調を行
うこともできるものである。

［発明の効果１ 本発明の空気調和装置は叙述のように暖房時には床付近
より温風を噴出すると共に天井付近より室内空気を吸引
し、冷房時には天井付近より冷風を噴出すると共に床付
近より室内空気を吸引する噴出、吸引可能なダクトを備
えているので、噴出された温風または冷風は上昇または
下降する特性を有効に利用しながら床付近または天井付
近より吸引されることによって室内全体が均一温度に設
定されるものであり、温風や冷風の特性を利用して冷暖
房を効率良く行うことができるものである。

また、ダクトからの空調空気の噴出、吸引を室温、気流
速度、輻射温度、湿度等から算出される快適指標により
制御する制御部を備えているので、ダクトを介しての空
調空気の制御を細かく行うことができて室内の種々の状
況に応じた′ｇ！調を行うことができ、快適な空調を行
うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は同上
の他の実施例を示す構成図、第３図（ａ）（ｂ）は空調
範囲を説明する説明図であって、１は床、２は天井、３
はダクト、４は制御部である。 ・床 制御１１１部 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第２ 図 手続補正書（ 自 発 １、事件の表示 平成２年特許願第９８７０４号 ２、発明の名称 空気調和装置 ３゜ ４゜ 補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　大阪府門真市大字門真１０４８番地名称（５８
３）松下電工株式会社 代表者　　三　好　俊　夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］暖房時には床付近より温風を噴出すると共に天井
   付近より室内空気を吸引し、冷房時には天井付近より冷
   風を噴出すると共に床付近より室内空気を吸引する噴出
   、吸引可能なダクトを備え、上記ダクトからの空調空気
   の噴出、吸引を室温、気流速度、輻射温度、湿度等から
   算出される快適指標により制御する制御部を備えて成る
   ことを特徴とする空気調和装置。