JPH04146940A - 通信ケーブル用発泡ポリエチレン樹脂組成物 - Google Patents

通信ケーブル用発泡ポリエチレン樹脂組成物

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JPH04146940A
JPH04146940A JP2269524A JP26952490A JPH04146940A JP H04146940 A JPH04146940 A JP H04146940A JP 2269524 A JP2269524 A JP 2269524A JP 26952490 A JP26952490 A JP 26952490A JP H04146940 A JPH04146940 A JP H04146940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blowing agent
amount
polyethylene
adca
communication cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP2269524A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kato
賀登 誠
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、発泡度70%前後或いはそれ以上の高発泡絶
縁層を有する通信ケーブルを製造するための、特定の化
学発泡剤2種を特定量ポリエチレンに添加した発泡ポリ
エチレン樹脂組成物に関する。
〔従来の技術及びその問題点] ポリエチレンは耐候性、耐薬品性、電気特性、特に、高
周波特性等が優れており、通信ケーブルの絶縁外被とし
て従来より広く用いられている。
又、ポリエチレンを発泡することによって、更に、緩衝
性、保温性、電気絶縁性などが向上するため、通信ケー
ブルの外被を発泡構造とすれば、誘電率の低下等により
一層の特性向上を図ることができる。
発泡成形体を製造するためには、通常、ポリエチレンに
化学発泡剤を添加した組成物を使用するか或いは不活性
気体発泡剤を使用して発°泡させている。
又、通信ケーブルに発泡の技術を適用する場合、ケーブ
ルの電気特性の更なる向上及びケーブルの細径化のため
、発泡度60%以上或いは70%以上もの高発泡絶縁外
被も要求されているが、これまで通常使用されていた発
泡ポリエチレンでは、この要求性能を満たす絶縁外被を
得るとこは難しく、更なる改良が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、特定の化学発泡剤2種を、その相対的な量及
び合計量を特定してポリエチレンに添加した発泡樹脂組
成物を使用することにより、発泡度70%前後或いはそ
れ以上の、高発泡絶縁外被を有する通信ケーブルを製造
するための、発泡ポリエチレン樹脂組成物を提供するも
のである。
即ち、本発明は、ポリエチレンに、発泡剤としてベンゼ
ンスルホニルヒドラジッドとアゾジカルボンアミドを、
合計1.2〜2.5重量%添加した発泡ポリエチレン樹
脂組成物であって、アゾジカルボンアミドは全発泡剤量
に対して10〜40重量%でアリ、且つ、ベンゼンスル
ホニルヒl”yジッドの添加量の上限が2.0重量%で
あることを特徴とする通信ケーブル用発泡ポリエチレン
樹脂組成物に関する。
ポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、線状低密度ポリエチレンなどのエチレンの
単独重合体の他、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−アクリル酸エステル共重合体などのエチレンの共
重合体或いはこれらを混合したものなどが挙げられる。
本発明の通信ケーブル用発泡ポリエチレン樹脂組成物は
、特定の化学発泡剤2種を、その相対的な量及び合計量
を特定してポリエチレンに添加したものである。
発泡ポリエチレンを絶縁外被として使用する通信ケーブ
ルでは、発泡度、空泡径或いはその均−性等の発泡形態
が良好であって、且つ、静電容量、減衰量、誘電率、誘
電体損等の電気特性が優れていなければならない。上記
の発泡剤の種類及びその使用量の限定は、これらの各特
性を総体的に考慮して、最適の絶縁外被を得るためのも
のである。
特定の2種の化学発泡剤としては、4,4′−オキシビ
ス(ベンゼンスルホニルヒドラジッド)(以下、0BS
Hと略す)とアゾシカ−ボンアミド(以下、ADCAと
略す)を使用する。0BSHとADCAとの合計量は、
ポリエチレン樹脂に対して1.2〜2.5重量%の範囲
であり、ADCAは全発泡剤量に対して10〜40重量
%の割合で添加される。又、0BSHの使用量の上限は
ポリエチレン樹脂に対し2重量%である。
0BSHとADCAの合計量カ月、2重景%未満では、
発泡度は高々60%程度にしがならず、−方、合計量が
2.5重置%を越える場合は、それ以上の発泡度の向上
はみられず無意味である一発泡度を高くすることのみを
考えれば、発泡剤は全て0BSHであってもよい。しか
し、0BSHのみを使用した場合、発泡度を高くすると
気泡径が過大となり、通信ケーブルの機械的強度が低下
する(例えば、外力が加わった場合ケーブル断面が楕円
形に変形する)。そのため適量のADCAを組み合わせ
る。全発泡剤量に対してADCAが10%組み合わせる
。全発泡剤量に対してADCAが10%未満では、発泡
径を適度な大きさに保つことができず、40%を越える
場合は、発泡度は70%を越えるもののADCAの分解
残渣の増加によりケーブルの減衰量は増加する。
又、0BSHの添加量がポリエチレン樹脂に対して2重
量%を越える場合、たとえ上記の条件を満たしていたと
しても、発泡径が過大となり好ましくない。
以下に実施例によって本発明を更に詳しく説明する。
尚、発泡度は比重法で測定したもので、次式で定義され
るものである。
ρ ρ0=発泡前の樹脂の密度 ρ =発泡体の密度 又、静電容量は発泡ケーブル成形時の静電容量検出器(
ベータ社キャパシタンスモニターKI700)データ、
減衰量は直接法に従って測定した。
本発明の通信ケーブル用発泡ポリエチレン組成物は、ポ
リエチレン樹脂、化学発泡剤、その他必要であれば各種
添加剤を、例えば、押出機、バンバリーミキサ−等に供
給して充分溶融混練し、得られた組成物をペレタイザー
に供給してペレット化することにより製造することがで
きる。又、ペレット化をせず、押出機から直接、ケーブ
ルの芯線表面に押出す等の方法により、発泡ポリオレフ
ィンを絶縁層とする通信ケーブルとすることもできる。
各成分の溶融混練中、化学発泡剤の実質的な分解を抑え
るため、混練温度は、化学発泡剤の分解温度を越えない
ように充分管理する必要がある。
実施例1〜2及び比較例1〜4 メルトインデックス0.8g710分、密度01928
g/cmffの低密度ポリエチレン(実施例1及び比較
例1)及びメルトインデックス1 g / l 0分、
密度0.922 g 7cm3の低密度ポリエチレンと
、メルトインデックス0.8 g / 10分、密度0
.952 g/cm’の高密度ポリエチレンとを、トラ
イブレンドによって重量比で1:1に混合(実施例2〜
3及び比較例2〜4)した。この樹脂に第1表に示す種
類と量の発泡剤を加え、バンバリールーグーによって1
20°Cの温度で5分間溶融混練した後、押出し、ペレ
ット化した。
次いで、ケーブル成形用のクロスへラドダイを取り付け
た90mmφの押出機により、グイ温度180℃、成形
速度40m/sinの条件で通信ケーブルを成形した。
得られた通信ケーブルは、銅芯線の径が1.8mn+、
発泡外被を含めた外径が7.3mm(従って、発泡ポリ
エチレン絶縁層の厚さは2.75n+mとなる)である
第1表に、得られた発泡ポリエチレン絶縁層の性能を併
せて示す。
実施例1では、発泡剤の全量がポリエチレンに対して1
.3重量%、A、 D CAは全発泡剤量に対して20
重量%である。
実施例2では、発泡剤の全量が1.7重量%、ADCA
は全発泡剤量に対して33.3重量%である。
実施例3では、発泡剤の全量力月、9重量%、ADCA
は全発泡剤量に対して15重量%である。
実施例4では、発泡剤の全量が2.3重量%、ADCA
は全発泡剤量に対して33.3重量%である。
発泡度は発泡剤量の少ない実施例1以外は、いずれも7
0%を越えている。又、生ずる気泡は、ADCAの割合
が30%を越えると導体回りの気泡がやや大きくなるが
、特に問題はない。減衰量はすべての実施例共、衛星放
送受信用高発泡プラスチック絶縁ラミネートシース同軸
ケーブルの規格に合格している。
一方、比較例1では、発泡剤の全量が1.0重量%は、
ADCAは全発泡剤量に対して20重量%である。
比較例2では、発泡剤の全量カ月、7重量%で、すべて
0BSHである。
比較例3では、発泡剤の全量が1.7重量%、ADCA
は全発泡剤量に対して66.7重量%である。
比較例4では、発泡剤の全量が2.5重量%、ADCA
は全発泡剤量に対して15重量%である。
比較例1では、発泡剤量が少ない為発泡度が上がらず、
減衰量の値も大きい。比較例2〜4では、発泡度は70
%前後になっている。しかし、何れも生ずる気泡は、径
が不均一で大きさが不揃いであり、過大な気泡が存在す
る。そのため、導体との密着力が弱く、外力に対しても
変形し易い。また、減衰量の値も大きくなっている。
(発明の効果) 本発明の通信ケーブル用発泡ポリエチレン樹脂組成物で
は、特定の2種の化学発泡剤を特定量(それぞれの使用
量及びその量比)使用することにより、発泡度が70%
前後以上であり、且つ、空泡の径が過大となることがな
く、電気特性及び機械的強度共に優れた通信ケーブルを
得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ポリエチレンに、発泡剤としてベンゼンスルホニルヒ
    ドラジッドとアゾジカルボンアミドを、合計1.2〜2
    .5重量%添加した発泡ポリエチレン樹脂組成物であっ
    て、アゾジカルボンアミドは全発泡剤量に対して10〜
    40重量%であり、且つ、ベンゼンスルホニルヒドラジ
    ッドの添加量の上限が2.0重量%であることを特徴と
    する通信ケーブル用発泡ポリエチレン樹脂組成物。
JP2269524A 1990-10-09 1990-10-09 通信ケーブル用発泡ポリエチレン樹脂組成物 Pending JPH04146940A (ja)

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