JPH04146804A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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Publication number
JPH04146804A
JPH04146804A JP2271327A JP27132790A JPH04146804A JP H04146804 A JPH04146804 A JP H04146804A JP 2271327 A JP2271327 A JP 2271327A JP 27132790 A JP27132790 A JP 27132790A JP H04146804 A JPH04146804 A JP H04146804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
closed
straight grooves
noise
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2271327A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadakuni Tsujimoto
禎邦 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2271327A priority Critical patent/JPH04146804A/ja
Publication of JPH04146804A publication Critical patent/JPH04146804A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、ノイズの発生を抑制した空気入りタイヤに関
する。
[従来の技術と発明か解決しようとする課題]最近の空
気入りタイヤは、高速化の要求から偏平率が小さくなっ
てきており、接地幅が広くなる傾向にある。接地幅の拡
大に伴ない、接地面内での低ノイズ化及び排水性を考慮
して、タイヤの主溝をタイヤ周方向にストレートかつ無
端状に設けたトレッドパターンの採用が多くなっている
第10図は、ストレート溝を有する従来の空気入りタイ
ヤの接地面を示す。
このタイヤの接地面には、タイヤ周方向に複数の無端ス
トレート溝8 (溝幅d)が互いに平行に設けられてい
る。これらのストレート溝8によって区分されるリブ上
にはトラクシジン及び排水性向上のために横方向のスリ
ット16を設けている。
このタイヤから発生するノイズとして、(1)無端スト
レート溝8から生じる気柱管共鳴音と、(2)スリット
16によるピッチノイズとを挙げることかできる。
このタイヤが接地長gで路面に接するとき、無端ストレ
ート溝8が両端開放の気柱管を形成する。長さがタイヤ
接地長gにほぼ等しいこの気柱管には、第11図に示す
ように両端8a、 8bを腹とする基本振動が走行中に
生じる。これが気柱管共鳴音である。この気柱管共鳴音
の基本周波数は、同図かられかるようにタイヤ接地長g
を半波長とするものであり、常用走行速度範回内では接
地長ρが大きく変動することはないため、気柱管共鳴音
の周波数は走行中はぼ一定である。
一方、あるピッチでタイヤ周方向に設けられたスリット
16は、その含有空気が接地の際に周期的に圧縮・放出
が繰り返されてノイズを生じる。これがピッチノイズで
ある。このピッチノイズの周波数は、走行速度にほぼ比
例して変化する。
さて、ピッチノイズについてはイレギュラーピッチの採
用によるホワイトノイズ化が進められており、耳障りな
音が緩和されてきている。
ところが、完全なホワイトノイズ化は不可能であって、
走行速度に対応した特定周波数の音がピークを呈するこ
とは避けられない。したがって、ある走行速度において
ピッチノイズのピークと気柱管共鳴音との共振現象が生
じ、タイヤノイズのオーバーオールが極度に増大する。
そして、この共振現象については抜本的な解決策がない
まま現在に至っている。
本発明は、上記ピッチノイズと気柱管共鳴音との共振を
防止してノイズの発生を抑制した空気入りタイヤを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ接地面の周方向
に断続的に閉鎖ストレート溝を設けたものである。
[作 用〕 閉鎖ストレート溝とは、タイヤ周方向の従来の無端スト
レート溝を寸断して端部を閉鎖したものである。したが
って、従来の無端ストレート溝の接地長が一定であって
発生する気柱管共鳴音の周波数がほぼ一定であったのに
対して、閉鎖ストレート溝の接地長は走行中に時々刻々
変化する結果、気柱管共鳴音が周波数分散されて大幅に
減少し、ピッチノイズとの共振が回避できる。
[実施例コ 第1図は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの接地
面を示す。
このタイヤの接地面には、タイヤ周方向に断続的に閉鎖
ストレート溝10(溝幅d)が設けられており、タイヤ
周方向の閉鎖ストレート満10とおしの間に無溝部12
が形成されている。そして、このような閉鎖ストレート
溝10の複数の列がラテラル方向に互いに平行に設けら
れている。
閉鎖ストレート溝10の平均ピッチ長は、タイヤ接地長
pとの比が2以下であることが望ましい。
第2図(a)〜(e)は、第1図のタイヤの閉鎖ストレ
ート溝IOが発する気柱管共鳴音の経時的説明図である
このタイヤでは周方向の閉鎖ストレート溝10どおしの
間に無溝部12が形成されているので、接地の際に路面
との間にできる気柱管は、各閉鎖ストレート溝10の無
溝部12側の端部10aで閉じられ、この溝10の接地
端部10bで開放している。つまり、この気柱管には閉
鎖端部10aを節とし、開放端部10bを腹とする基本
振動が走行中に生じる。しかも、この気柱管の長さは、
同図(a)〜(e)に時間をおって示すように走行中に
時々刻々変化する。したがって、閉鎖ストレート溝10
から出る気柱管共鳴音は周波数分散されて大幅に減少し
、ピッチノイズとの共振が回避できる。
第3図は、本発明の他の実施例に係る空気入りタイヤの
接地面を示す。
このタイヤは、タイヤ周方向に断続的に設けた閉鎖スト
レート溝10(溝幅d)をこれより細い副tj14(溝
幅g)でタイヤ周方向に連結したものである。副溝14
の幅gは、閉鎖ストレート溝10の幅dの75%以下と
することが望ましい。
第4図は、本発明の更に他の実施例に係る空気入りタイ
ヤの接地面を示す。
このタイヤは、リブ上に横方向のスリット16を設けて
隣接する閉鎖ストレート溝IOを連結するとともに、閉
鎖ストレート溝10の側壁面にサイプ18を施したもの
である。
第5図は、本発明の更に他の実施例に係る空気入りタイ
ヤの接地面を示す。
このタイヤは、閉鎖ストレート溝10のイレギュラーピ
ッチ化をはかったものであり、この溝IOの長さについ
てロングピッチLとショートピッチSとの2ピツチバリ
エーシヨンを採用している。なお、閉鎖ストレート溝1
0のピッチバリアプル比率は、10%以上であることが
望ましい。
第6図は、本発明の更に他の実施例に係る空気入りタイ
ヤの接地面を示す。
このタイヤは、閉鎖ストレート溝10の列間にタイヤ周
方向の位相差Tを与えたものである。
第7図〜第9図は、閉鎖ストレート溝を有する実施例I
と無端ストレート溝を有する従来例■とのタイヤノイズ
を比較したものであって、第7図は走行速度の変化に対
するタイヤノイズの音圧レベル変化を、第8図及び第9
図は一定走行速度下のタイヤノイズの周波数特性をそれ
ぞれ示す。ただし、タイヤサイズ205/60R15、
リム15X6−1内圧2.0kg/cm2、負荷荷重4
00kgで試験を行なった。
実施例Iはタイヤ接地面に2列の閉鎖ストレート溝をピ
ッチ105mmで設けたものであり、従来例■は2列の
無端ストレート溝を設けたものである。
第7図から、A特性の騒音計で測定したタイヤノイズの
オーバーオールが80 k m / h以上の走行速度
下で大幅に改善されていることがわかる。第8図に示す
走行速度40 k m / h時のタイヤノイズの周波
数特性によれば、ノイズの周波数分散かはかられてピー
クが緩和されていることがわかる。40 k m / 
h走行時の1kHzピークレベル測定値は、従来例■か
53・、OdBであるのに対して実施例Iは45.0d
Bであった。第9図に示す走行速度80 k m / 
h時のタイヤノイズの周波数特性でも、ノイズビークが
緩和されている。
[発明の効果] 以上のとおり、本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ
接地面の周方向に断続的に閉鎖ストレート溝を設けたも
のであって、ストレート溝の接地長が走行中に時々刻々
変化する結果、この溝から生じる気柱管共鳴音が周波数
分散されて大幅に減少し、ピッチノイズとの共振が回避
できる。したがって、本発明によれば、低ノイズの空気
入りタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの接地
面を示す平面図、 第2図(a)〜(e)は、前図のタイヤの閉鎖ストレー
ト溝が発する気柱管共鳴音の経時的説明図、 第3図〜第6図は、本発明の他の実施例に係る空気入り
タイヤの接地面を示す平面図、第7図は、実施例Iと従
来例■とについて走行速度の変化に対するタイヤノイズ
の音圧レベル変化をそれぞれ示すグラフ、 第8図は、実施例Iと従来例■とについて走行速度40
 k m / h時のタイヤノイズの周波数特性をそれ
ぞれ示すグラフ、 第9図は、実施例Iと従来例■とについて走行速度80
 k m / h時のタイヤノイズの周波数特性をそれ
ぞれ示すグラフ、 第10図は、従来の空気入りタイヤの接地面を示す平面
図、 第11図は、前図のタイヤの無端ストレート溝が発する
気柱管共鳴音の説明図である。 符号の説明 8・・・無端ストレート溝、lO・・・閉鎖ストレート
溝、12・・・無溝部、14・・・副溝、16・・・ス
リット、18・・・サイプ、d・・・ストレート溝幅、
g・・・副溝幅、p・・・タイヤ接地長、L・・・ロン
グピッチ、S・・・ショートピッチ、T・・・位相差。 特許出願人 東洋ゴム工業株式会社 第1図 第3図 一++d 第6図 走行嫂友 にm/h 第7図 考2圧しぺ2しdB

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、タイヤ接地面の周方向に断続的に閉鎖ストレート溝
    を設けた空気入りタイヤ。
JP2271327A 1990-10-08 1990-10-08 空気入りタイヤ Pending JPH04146804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2271327A JPH04146804A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 空気入りタイヤ

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JP2271327A JPH04146804A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 空気入りタイヤ

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JPH04146804A true JPH04146804A (ja) 1992-05-20

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ID=17498508

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JP2271327A Pending JPH04146804A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 空気入りタイヤ

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JP (1) JPH04146804A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0776203A (ja) * 1993-06-17 1995-03-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
US5618360A (en) * 1993-12-22 1997-04-08 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire including pitches
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JP2001071711A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Bridgestone Corp 二輪車用空気入りタイヤ
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JP2008179289A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
US20220185022A1 (en) * 2020-12-15 2022-06-16 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Tire

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