JPH04146646A - 熱処理用ボートの位置決め装置 - Google Patents

熱処理用ボートの位置決め装置

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JPH04146646A
JPH04146646A JP2270892A JP27089290A JPH04146646A JP H04146646 A JPH04146646 A JP H04146646A JP 2270892 A JP2270892 A JP 2270892A JP 27089290 A JP27089290 A JP 27089290A JP H04146646 A JPH04146646 A JP H04146646A
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wafer boat
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Yoshiyuki Harima
喜之 播磨
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、位置決め方法に関する。
(従来の技術) 半導体デバイスの製造工程における成膜工程や熱拡散工
程においては、同時に多数の半導体ウェハに対して処理
するバッチ式熱処理を施すことが行われている。一方、
半導体ウニ/1の搬送(嘘、一般に樹脂製のウエノ\カ
セ・ソトに多数枚収容して行っているが、上述したよう
な)(・ソチ式で熱処理するに際しては、半導体ウニl
\をウニl\カセ・ソトから上記熱処理温度に耐え、コ
ンタミのな0石英等からなるウニ/Xボートに移載する
ことが行われている。このウニ/Xボートは、多数例え
ば150枚のウェハを縦型炉においては棚積み収容する
ように構成されたものである。
このような半導体ウエノ1の移載は、1枚もしくは複数
枚のウニ/1を一括して把持する移載機構1こより行わ
れる。そして、このような移載機構を使用するにあたっ
ては、移載を行うそれぞれの容器、具体的にはウニ/X
カセットとウェハボート双方の位置を正確に移載位置に
位置決めすること力く重要である。
そこで、上記移載位置におけるウェハボートの位置決め
は、ウニノー面が垂直状態で移載が可能なようにウェハ
ボートを水平方向に配置した状態で、例えばウェハボー
トの両方の端面をエアーシリンダ等で押圧することによ
って行っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記石英等によって構成されたウェハボート
は、両端面間の距離と各ウェハ収納棚の位置の双方を正
確に作製することは困難であると共に高価となるため、
通常、一方の端面を基準面とし、この基準面から各ウェ
ハ収納棚(溝または爪)の位置を設定している。このた
め、両端面から各ウェハ収納棚間までの距離には、作製
誤差によってばらつきが存在している。
このように、端面間距離にばらつきを有しているウェハ
ボートの位置決めを、上述したような両端面を押圧する
方法によって行うと、上記端面間距離のばらつきに起因
して、設定位置から位置ずれか生じてしまうという問題
がある。
また、ウェハボートの基準面と反する側の端面は、基準
面との平行度にも狂いが生じている場合があり、このよ
うな場合には、さらに位置ずれを助長する結果となる。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたも
ので、例えばウェハボートのように、少なくとも一方の
端面のみが正確に加工設定されている被位置決め体の該
基準面による位置決めを、容易にかつ正確に行うことを
可能とした位置決め方法を提供することを目的としてい
る。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) すなわち本発明の位置決め方法は、少なくとも一方の端
面が基準面とされた被位置決め体の前記基準面および他
方の端面にそれぞれ位置決め用部材を押し当てて位置決
めを行うに際し、前記被位置決め体の基準面側の前記位
置決め用部材による押圧力を、前記他方の端面側の押圧
力より大きく設定することを特徴としている。
(作 用) 本発明の位置決め方法においては、位置決め用部材によ
り基準面側の端面を押圧する力を、他方の端面側の押圧
力より大きく設定している。これにより、両端面間の距
離が設定距離から多少ずれていたとしても、設定した押
圧力が低い他方の端面側の押圧は補助的な役割を果たし
、設定した押圧力が高い基準面側の位置が正確に位置決
めされる。
(実施例) 以下、本発明方法をウェハボートの位置決めに適用した
実施例について、図面を参照して説明する。
第1図に示すように、例えば前工程から搬送されてきた
ウェハボート1は、垂直方向の位置決めを行うボート載
置台2上に水平方向に配置される。
なお、ここでは上記ウェハボート1が位置決め処理を行
う被処理物となる。
上記ボート載置台2上に配置されたウェハボート1の両
端面1a、1bから所定の距離離れた位置には、位置決
め用の押圧駆動機構例えばエアーシリンダ3.4がそれ
ぞれ配置されている。上記エアーシリンダ3.4には、
それぞれレギュレータ5およびスピードコントローラ6
が介挿されたエアー供給配管7が接続されており、この
エアー供給配管7はエアー源8に接続されている。
また、上記エアーシリンダ3.4の可動ロッド3a、4
aには、それぞれコ字形の位置決め用部材9が設置され
ており、これら位置決め用部材9の先端には、それぞれ
石英等からなる押圧片10がそれぞれねじ止め固定され
ている。また、上記位置決め用部材9は、可動ロッド3
a、4aに対する設置位置を中心として、数置(図中、
θで示す)の範囲で揺動可能となるように取付けられて
いる。
上記ウェハボート1は、石英からなる一対の支持板11
.12間に、石英からなる4本の支持棒13が一方側を
開放する如く平行に取り付けられて構成されている。上
記各支持棒13には、半導体ウェハ14が棚積み収納さ
れるように、多数の収納用切り込み13aが設けられて
いる。
ここで、上記一対の支持板11.12のうち、一方の支
持板11の外面(1a)が基準面とされており、この基
準面1aに対して各支持棒13は直角に設置されている
。また、各ウェハ収納用切り込み13aは、それぞれ基
準面1aと平行に、かつ基準面1aからの距離が設定距
離となるように設けられている。
次に、上記構成のウニ/1ボート位置決め機構を用いた
位置決め方法について説明する。
まず、上記ウェハボート1の基準面1a側に配置された
エアーシリンダ3の押圧力を、他方のエアーシリンダ4
の押圧力より大きく設定する。
このように、エアーシリンダ3.4間の押圧力を変えて
設定するためには、例えばそれぞれに対して供給するエ
アー圧をレギュレータ5によって変化させるか、あるい
は異なる径のエアーシリンダ3.4を用いることによっ
て行うことができる。
この実施例においては、基準面1a側のエアーシリンダ
3に供給するエアー圧を5kg/c−とじ、他方のエア
ーシリンダ4に供給するエアー圧を3kg/cdとする
ことによって、基準面1a側のエアーシリンダ3の押圧
力を大きく設定している。
位置決め動作は、以下の通りである。
まず、第2図(a)に示すように、基準面1a側のエア
ーシリンダ3にエアーを供給して駆動させ、ボート載置
台2上に配置されたウニ/1ボート1の基準面1aに対
して、位置決め用部材9を押圧片10を介して押し当て
る。
この基準面la側のエアーシリンダ3による伸縮量は、
ウエノ\ボート1の基準面1aが設定した所定の位置と
なるように、正確に設定する。このエアーシリンダ3の
位置決め用部材9による押圧によって、ウェハボート1
の基準面1aは所定の位置に位置決めされる。なお、こ
の基準面la側の位置決め用部材9の取付は方法は、固
定としてもよい。
次に、第2図(b)に示すように、他方のエアーシリン
ダ4にエアーを供給して駆動させ、ウェハボート1の他
方の端面1bに対して、位置決め用部材9を押し当てる
このエアーシリンダ4の伸縮量は、ウニノーボート1の
端面1a、1b間距離gが所定の最大誤差で加工された
場合でも、ウエノ\ボート1を十分押圧と開放できるよ
うに設定する。
ここで、上記エアーシリンダ4の押圧力は、基準面1a
側のエアーシリンダ3の押圧力より小さく設定されてい
るため、上記ウェハボート1の端面1a、1b間距離g
が所定の誤差範囲内で長くもしくは短く加工されていた
としても、基準面1aの位置を狂わせることはない。ま
た、ウェハボート1の他方の端面1bが、基準面1aと
の平行度に狂いが生じている場合においても、このエア
−シリンダ4先端部に位置決め用部材9の中心部が揺動
可能に取付けられているため、ウェハボート1を所定の
位置に位置決めすることができる。
このようにして位置決めを行うことにより、端面間距離
gに誤差が生じている可能性が高く、かつその誤差量が
比較的大きい石英製のウェハボート1の位置決めを、正
確にかつ容易に行うことができる。
また、上記したようなウェハボート位置決め機構は、例
えば第3図に示すような熱処理装置内に設置される。
第3図において、21は縦型の熱処理炉本体であり、こ
の炉本体21は並列して複数配置されている。これら炉
本体21の前方位置には、炉本体21と平行してウェハ
ボート1を垂直な状態で搬送するボート搬送機構22が
設けられている。
一方、上記したウェハボート位置決め機構30は、半導
体ウェハ14が多数枚例えば25枚収納されるウェハキ
ャリ31の載置位置33と近接して設置されており、ウ
ェハボート位置決め機構30上に配置されたウェハボー
ト1と上記ウニ11キャリ31間で、図示を省略したウ
ェハ突き上げ部とウェハ把持移動部とからなるウエノ\
移載機構により、半導体ウェハ14の移載が行われる。
また、ボート搬送機構22とつf−7\ボート位置決め
機構30間でのウエノ\ボート1の受は渡しは、ウェハ
ボート1を垂直状態から水平状態および水平状態から垂
直状態に変換しながら搬送する水平垂直変換搬送装置3
3により行われる。
上記構成の熱処理装置においては、半導体ウェハ14の
移載およびウェハボート1の受は渡しを、ウェハボート
位置決め機構30によってウェハボート1を正確に位置
決めした状態で行うことができるため、ウェハボート1
の寸法等に誤差が生じている場合においても、半導体ウ
ェハ14の移載時の半導体ウェハ14とウェハボート1
の接触による破損等を防止することが可能となると共に
、水平垂直変換搬送装置33によるウェハボート1の受
は渡しも確実に行うことが可能となる。またウェハボー
ト1と半導体ウェハ14の不要な接触によって、半導体
ウェハ14の微細な割れや膜はがれか発生し、この塵が
半導体ウェハ14に付着して半導体素子の歩留りを低下
させることも改善することかできる。これらによって、
熱処理工程の処理効率および処理品質の向上が図れる。
また、上記したように複数の炉本体21を有する熱処理
装置において、各炉本体21で異なる処理を行うような
場合、例えば位置決め時の押圧駆動機構であるエアーシ
リンダ3(4)は、第4図に示すように、複数例えば2
セツトのエアーシリンダ3を枠体41で保持すると共に
、この枠体41を回転可能とし、各処理に応じたエアー
シリンダ3を適宜使用することによって、異なる熱処理
がされたウェハボート1に対して同一のウェハボート位
置決め部材9に設けられた押圧片10が接触しないよう
にすることができ、異なる処理間でのクロスコンタミの
発生を防止することができ、処理品質の向上が図れる。
また、ボート載置台2も、第5図に示すように、回転可
能な支持台42の両面に、例えば石英からなるボート載
置部材43を配置することによって、同様に異なる処理
間でのクロスコンタミの発生を防止することができ、処
理品質の向上が図れる。
なお、上記実施例においては、本発明方法を熱処理装置
におけるウェハボートの位置決めに適用した例について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
各種物品の位置決めに適用することが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の位置決め方法によれば、
例えばウェハボートのように寸法誤差を有しているよう
な物品の位置決めを正確に、かつ容易に行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用した一実施例のウェハボート
位置決め機構の構成を模式的に示す図、第2図(a)お
よび(b)は第1図の位置決め機構による位置決め動作
を示す図、第3図は第1図の位置決め機構を適用した熱
処理装置の概略構成を示す図、第4図はウェハボート位
置決め機構における押圧駆動機構の一例を示す図、第5
図はウェハボート位置決め機構におけるボート載置台の
一例を示す図である。 1・・・・・・ウェハボート、1a・・・・・・基準面
、2・・・・・・ボート載置台、3.4・・・・・・エ
アーシリンダ、5・・・・・・レギュレータ、7・・・
・・・エアー供給配管、8・・・・・・エアー源、9・
・・・・位置決め用部材、1o・・・・・・石英からな
る押圧片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  少なくとも一方の端面が基準面とされた被位置決め体
    の前記基準面および他方の端面にそれぞれ位置決め用部
    材を押し当てて位置決めを行うに際し、 前記被位置決め体の基準面側の前記位置決め用部材によ
    る押圧力を、前記他方の端面側の押圧力より大きく設定
    することを特徴とする位置決め方法。
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