JPH04146190A - 連続用紙を利用した冊子伝票自動製本機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は印刷された連続用紙を複数枚丁合し、１セツト
ずつカットした単体伝票を所定数だけ集積部で重ねると
共に、上下に表紙と裏当紙を供給して結合することによ
り冊子伝票に製本する連続用紙を利用した冊子伝票自動
製本機に関する。

［従来の技術］ 従来の製本技術では、印刷された連続用紙をのりづけ丁
合し、これをカッター又はバースター等によって１セツ
トずつの単体伝票を作る段階までは自動化されていた。

しかし単体伝票を作った後には、この単体伝票の複数を
重合せ、これに上下から表紙、裏当紙を当てて冊子とす
るには、手作業又は別工程で行っていた。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来一般的に広く用いられている伝票を冊子に構成する
には、前記のように手作業又は２〜３工程で行われ、更
に背のりと称するのりかけ作業が必要であった。即ち、
重合された複数単体伝票のバラ状を集積して揃えて、背
部に人手によって接着剤を塗布し、乾燥させて接着剤が
背の内部に浅く浸透すると共に、表面にも乾燥皮膜を作
り、これ等の接着力によって結合させて冊子を構成する
。従って、この背のり工程は、機械化できないため多く
の手作業を必要とし、また接着剤の乾燥に時間を要する
等の不都合があった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は斯様な実情に鑑み、これ等の不都合を解消する
ため一１従来の丁合→表紙挿入→背のりの少なくとも三
工程を要したものを大巾に改良したもので、即ち、一定
ピッチに横ミシン目を施した複数の連続用紙を、機枠に
配した複数の紙送り車で夫々送り呂すと共に、紙送り車
と対応したのり噴射ノズルで流れ方向の一辺に線のりを
施して重ねる丁合部と、丁合部に連続させて、丁合され
た連続用紙上の流れ方向の一辺に線のりを施し横ミシン
目を境にカットするカット手段を配し、更にカットされ
た単体の伝票を集積部で所定数だけ集積する手段の第１
ラインと、一定ピッチの横ミシン目を施すと共に、表紙
、裏当紙と交互になる連続用紙の供給部と、連続用紙を
送り出す紙送り車と、紙送り車と対応して、裏当て紙面
だけの流れ方向の一辺に線のりを施すのり噴射ノズルを
設け、更に、表紙と裏当紙とカッテングするカット手段
を配して、カットされた表紙或いは裏当紙を集積部に送
り出す第２ラインを有し、前記第１、第２ラインを切換
検出手段に連絡させ、第１、第２ラインの切換で集積部
上に裏当紙と所定数の単体伝票と表紙を所定の順序に送
り、重ねて結合して冊子伝票とする事を特徴とした連続
用紙を利用した冊子伝票自動製本機で、人手による煩わ
しさを省き、作業を自動化して一工程で行うようにした
ものである。

［作　　　用］ 丁合部Ａは、これに配した紙送り車２ａ〜２ｄとガイド
２ｅに掛架した一定ピッチの横ミシン目を施した連続用
紙ａ　−ｅを送り出す一方、紙送り車２ａ〜２ｄに対応
して設けたのり噴射ノズル３．°３・で連続用紙に線の
りをつけ移動する間に連続用紙ａ　−ｅを重ねて丁合す
る。また、第２ラインに設けた表紙側の連続用紙は各送
り車１１で送り出される時、裏当紙Ｎの一辺にのり噴射
ノズル１２により線のりが施され、更に進んでバースタ
ー１３で分離し、この−枚の裏当紙Ｎが送りベルト１５
から９を経て集積部Ｃの載置体２１に送られる。そして
、この裏当紙Ｎを検知するセンサーから発する信号によ
って第２ラインから第１ラインに切換え、のりづけ丁合
された連続用紙はバースター１３の入口で丁合ＩＡより
丁合された連続用紙の最上面の一辺に線のりがのり噴射
ノズル１２により施されてバースター１３により横ミシ
ン目を境にして分離され、単体伝票となって所定数例え
ば５セツトの単体伝票を集積部Ｃの載置体２１上に送り
ベルト８を介して送り出して集積すると、プリセットカ
ウンター１６が動作し、信号により第１ラインは作業は
停止する。この作業が停止する一方、前記した第２ライ
ンが動作し送り車で送る表紙Ｍは表面側にのりは施され
ずにバースター１３まで送られ、バースター１３で分離
されて送りベルト９を介して載置体２１上の５セツトの
単体伝票に重ねられ上下表紙付冊子伝票が完成する。こ
れを繰返し行うことにより目的とするのりづけされた冊
子伝票が作成される。

［実　施　例コ 次に本発明に係る連続用紙を利用した伝票自動製本機の
一実施例を図面に基いて説明する。

１は機枠で、二〇機枠１には入口側に丁合部Ａを設け、
更にこの丁合部Ａに連続させたバースタ一部Ｂと、この
バースタ一部Ｂに続いて他端側に集積部Ｃを配した第１
ラインを構成する。

また、機枠１の上部には、表紙供給部りと、前記バース
タ一部Ｂの上部に表紙バースタ一部Ｅを配して前記集積
部Ｃに連絡させた第２ラインを構成する。

第１ラインの前記丁合部Ａの機枠１には、伝票の１セツ
トを構成する複数の連続用紙ａ、ｂ。

ｃ、　ｄ、　ｅを夫々送り出す紙送り車２ａ、　　２ｂ
。

２ｃ、２ｄとガイド２ｅ、紙送り車２ｆ、２ｇを配し、
この紙送り車２ａ〜２ｄには夫々線のりを施すのり噴射
ノズル３を対応させて位置させ、各紙送り車２ａ〜２ｄ
を介して送り出す連続用紙ａ　−ｄの流れ方向の一辺に
線のりを施し、これ等の連続用紙ａ〜ｅを順次重ね丁合
する。

前記連続用紙ａ　−ｅは夫々一定ピッチに横ミシン目が
施しである。

次に、第１ラインのバースタ一部Ｂ及び第２ラインのバ
ースタ一部Ｅは夫々一対の送出しロール４，５と、この
送出しロール４，５の送り出し速度より速い速度の引き
ロール６を配し、引きロール６には押圧ロール７が、引
きロール６上の丁合した連続用紙を押圧し、速度の差に
よる引裂きで丁合連続用紙を横ミシン目を境に分離する
。即ち、のりづけ丁合された連続用紙を１セツトずつ分
離して単体伝票を作り、この単体伝票を次の集積部Ｃに
送り出しベルト８゜９により送るようにする。また、ハ
ースタ一部Ｂ及びＥの入口側には送出し車１０或いは１
０ａを配し、更に、この送出し車１０或いは１０ａには
送り出される連続用紙の上面に線のりを施すのり噴射ノ
ズル１２．１２を対応して配し、更に、引きロール６．
７の前後にはベルト１４゜１５を配しである６ また、バースターにはプリセット、カウンタ１６を設け
、単体伝票の所定数をプリセット、カウンタ１６に設定
することにより第１ラインと第２ラインの切換を行い、
運転作業を交互に行うようにしである。

集積部Ｃは支持盤１７上で支えた振動体１８を有し、こ
の振動体１８上には、受板１９と、これに直角とした揃
え板２０からなる載置体２１を、揃え体２０側を低くな
るよう傾斜させて取付け、送られて来た単体伝票を揃え
るようにしである。第２ラインの表紙供給部りの連続用
紙には横ミシン目が施されると共に、これに表紙Ｍ、裏
当紙Ｎとなるように交互に印刷されており送り出される
時流れ方向の一辺に裏当紙Ｎのみにのり噴射ノズル１２
によって線のりをでつけるようにする。

また前記第１ライン及び第２ラインの切換はプリセット
カウンター１６を用いたが、これに限定するものではな
く各連続用紙に印刷されたマークの光学的読取りでもよ
く、更にバースターの代りにロータリーカッターを用い
て丁合された伝票を単位毎に分離することもある。

本発明において、表紙Ｍ及び裏当紙Ｎは一連の連続用紙
を使用したが、その代りに毎葉紙の表紙及び裏当紙を利
用する場合がある。

この場合には、第２ラインのバースタ一部Ｅはバースタ
ーでなく毎葉紙の給紙装置となり、この場合はバースタ
一部の上にのり噴射ノブル１２及びコンベアベルト９を
設ける。そして作業は、前述のものと同様な方式に基づ
いて行われる。

［効　　　果］ 本発明は上述のように一定ピッチに横ミシン目を施した
複数の一連続用紙を、機枠に配した複数の紙送り車で夫
々送り出すと共に、紙送り車と対応したのり噴射ノズル
で流れ方向の一辺に線のりを施して重ねる丁合部と、丁
合部に連続してのりづけ丁合された連続用紙上の一辺に
線のりを施し横ミシン目を境にカットするカット手段を
配し、更にカットされた単体の伝票を集積部で所定数だ
け集積する手段の第１ラインと、一定ピッチの横ミシン
目を施されると共に、表紙、裏当紙と交互になる連続用
紙の供給部と、この連続用紙を送り出す紙送り車と、紙
送り車と対応して、裏当て紙面だけの一辺に線のりを施
すのり噴射ノズルを設け、更に、表紙と裏当紙とカッテ
ングするカット手段を配して、カットされた表紙或いは
裏当紙を集積部に送り出す第２ラインを有し、前記第１
、第２ラインを切換検出手段に連絡させ、第１、第２ラ
インの切換で集積部上に裏当紙と所定数の単体伝票と表
紙を送り重ねて線のりにより結合して冊子伝票とする事
を特徴とした連続用紙を利用した冊子伝票自動製本機で
あって、第１、第２ラインの切換で集積部上に先ず裏当
紙を供給し、その上に所定数の単体伝票を線のりを施し
て供給し、更にその上部に表紙を重ねて冊子伝票とした
ものであって、手作業による煩わしさ不都合を省き、全
て自動化することで作業の合理化が計られ、−工程で作
業ができ、省力化及び作業の能率向上による安価な製品
が得られる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る連続用紙を使用した冊子伝票自動製
本機の一実施例を示したもので、第１図は側面図、第２
図は冊子伝票の斜視図、第３図は表紙及び裏当紙を印刷
した連続用紙の一部展開図である。 １・・・機枠　２ａ〜２ｄ、２ｆ・・・紙送り車　２ｅ
・・・ガイド　３，１２・・・のり噴射ノズル　４゜５
・・・送出しロール　６・・引きロール　７・・・押圧
ロール　８，９，１４．１５・・・ベルト　１０゜１０
ａ、１１・・・送出し車　１３・・バースター１６・・
プリセット・カウンタ　１７・・・支持盤１８・・振動
体　１９・・・受板　２ｏ・・・揃え板２１・・・載置
体　Ａ・・・丁合ｉＪＢ、Ｅ・・・バースタ一部　Ｃ・
・・集積部　Ｄ・・・表紙供給部　ａ　−ｅ・・連続用
紙 特許出願人　　南精機株式会社夕）＼ 代　理　人　　土　橋　秀　夫とン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定ピッチに横ミシン目を施した複数の連続用紙を、機
   枠に配した複数の紙送り車で夫々送り出すと共に、紙送
   り車と対応したのり噴射ノズルで流れ方向の一辺に線の
   りを施して重ねる丁合部と、丁合部に連続して丁合され
   た連続用紙上に施された横ミシン目を境にカットするカ
   ット手段を配し、更にカットされた単体の伝票を集積部
   で所定数だけ集積する手段の第１ラインと、一定ピッチ
   の横ミシン目を施されると共に、表紙、裏当紙と交互に
   なる連続用紙の供給部と、連続用紙を送り出す紙送り車
   と、紙送り車と対応して、裏当て紙面だけの一辺に線の
   りを施すのり噴射ノズルを設け、更に、表紙と裏当紙と
   カッテングするカット手段を配して、カットされた表紙
   或いは裏当紙を集積部に送り出す第２ラインを有し、前
   記第１、第２ラインを切換検出手段に連絡させ、第１、
   第２ラインの切換で集積部上に所定の順序に裏当紙と所
   定数の単体伝票と表紙を送り重ねて線のりにより結合し
   て冊子伝票とする事を特徴とした連続用紙を利用した冊
   子伝票自動製本機。