JPH04145959A - ローラ式粉砕装置 - Google Patents

ローラ式粉砕装置

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JPH04145959A
JPH04145959A JP27002390A JP27002390A JPH04145959A JP H04145959 A JPH04145959 A JP H04145959A JP 27002390 A JP27002390 A JP 27002390A JP 27002390 A JP27002390 A JP 27002390A JP H04145959 A JPH04145959 A JP H04145959A
Authority
JP
Japan
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roller
crushing
ring
crushed
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP27002390A
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English (en)
Inventor
Eiji Murakami
英治 村上
Hidekazu Nishida
英一 西田
Kazunori Satou
一教 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ローラ式粉砕装置に係り、特に粉砕時に発生
する振動や応力を低減するのに好適なローラ式粉砕装置
に関する。
〔従来の技術] 第5図にローラ式粉砕装置の一部断面斜視図を示す。ヨ
ーク10は減速機11の出力軸上に回転可能なように取
付けられており、このヨーク10には粉砕リングlが固
定されている。粉砕リング1の上面外周にはリング状溝
の粉砕レースが設けられ、この中にローラブラケット3
に軸5およびベアリングにより回転可能なように固定さ
れたローラ2が配置されている。ローラブラケット3の
上部および加圧フレーム7には第7図に示すようにピン
4が入る溝が加工されており、ローラブラケット3およ
びローラ2はピン4を介して加圧フレーム7により粉砕
リング1に押付けられ、ローラ2が転倒しないようにな
っている。加圧フレーム7上には複数のスプリング8が
取付けられており、このスプリング8はスプリングフレ
ーム9に固定されている。スプリングフレーム9は第5
図に示すピボットアーム12およびローディングロッド
13を介して加圧シリンダ17につながっている。
図示していないモータにより減速機11の入力軸を回転
させると、減速機11の出力軸に取付けられたヨーク1
0およびヨーク10に固定された粉砕リング1が回転す
る。このとき、加圧シリンダ17はローディングロッド
13を引張っており、この引張力はピボットアーム12
を介してスプリングフレーム9を下側に押付け、スプリ
ングフレーム9はスプリング8、加圧フレーム7、ピン
4、ローラブラケット3を介してローラ2を粉砕リング
1に押付けている。被粉砕物(例えば、石炭)は中央上
部の供給管14から投入され、ローラ2と粉砕リング1
に挟まれ、圧潰作用により粉砕される。粉砕された被粉
砕物(例えば、微粉炭)は熱風に吹き上げられ、分級器
15を通り、所定の粒度のものは出口管16へ、それよ
り粒度の大きいものは分級器15で分級されて粉砕部へ
落下し、再び粉砕される構造になっている。
第6図にローラ式粉砕装置の粉砕部の側面図を示す。粉
砕時には、ローラ2は粉砕リングlの回転に伴って定置
回転を行い粉砕リング1上の被粉砕物18を圧潰しなが
ら粉砕する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、粉砕時にしばしばローラ2と被粉砕物
18がスリップし、このときローラ2が第7図の矢印で
示したような横方向および縦方向に振動し、このローラ
2の振動に伴い粉砕装置全体が大きく振動するという問
題があった。
本発明の目的は、ローラ式粉砕装置の振動の発生原因で
あるローラと被粉砕物のスリップを防止し、振動の少な
いローラ式粉砕装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 上記目的は、粉砕装置内下方の水平面内を回転する粉砕
リングと、同リング上に配置され、リング上に供給され
た被粉砕物を粉砕する複数個のローラと、各ローラを支
持軸を介して回転可能に支持するローラブラケットと、
ローラブラケットを介してローラを粉砕リング上に加圧
する加圧フレームとを備えたローラ式粉砕装置において
、ローラの質量m、ローラの半径a、ローラを被粉砕物
に押付ける力W、ローラと被粉砕物との間の摩擦係数μ
、ローラの回転角θの加速度i、重力の加速度gが次式
の関係を有するごとく構成したことを特徴とするローラ
式粉砕装置、 ma  θ および粉砕装置内下方の水平面内を回転する粉砕リング
と、同リング上に配置され、リング上に供給された石炭
を粉砕する複数個のローラと、各ローラを支持軸を介し
て回転可能に支持するローラブラケットと、ローラブラ
ケットを介してローラを粉砕リング上に加圧する加圧フ
レームとを備えた石炭粉砕用のローラ式粉砕装置におい
て、ローラの質量m (kg) 、ローラの半径a(m
m)、ローラの粉砕リングへの押付は力W(kg)が次
式の関係を有するごとく構成したことを特徴とするロー
ラ式粉砕装置、 により達成される。
〔作用〕
ローラの質量m(kg)と半径a(nun)およびロー
ラの粉砕リングへの押付は力W(kg)の関係が、を満
足すれば、ローラを回転させるために必要な力Fとロー
ラと被粉砕物の間に生じる摩擦力F”せるために必要な
力Fがローラと被粉砕物の摩擦力F“よりも小さくなる
ので、ローラと被粉砕物がスリップすることがなくなり
、ローラ式粉砕装置の振動発生を防止することができる
〔実施例〕
第1図に本発明になるローラ式粉砕装置の一実施例の粉
砕部の平面図を示す。第1図において、粉砕リング1上
に設置されたそれぞれのローラ2の質量m(kg)、外
半径a(mm)は次式を満足するように決定されている
ここで、W(kg)はそれぞれのローラ2を粉砕リング
1に押付ける力である。
第1図の実施例においては、上式を満足するようにロー
ラ2の質量m、外半径aを決定した後、所定の粉砕容量
を満足するためには4個のローラが必要と判断されたた
め、粉砕リング1上に4個のローラ2が設置されている
本実施例になるローラ式粉砕装置ではローラ2の質量m
(kgLローラ2の半径a(mm)およびローラ2の押
付は力W(kg)を用いて表わされるの値がE<430
となるようにローラ2の質量m1半径aおよび押付は力
Wが決定されており、これにより大幅に振動を低減する
ことができる。以下にその理由を記述する。
第2図のように、半径aのローラ2が粉砕リング1上を
被粉砕物18を介して定置回転する場合を考える。ロー
ラ2の慣性モーメントをI。(−8の接点Pに作用する
力をFとすると、ローラ2の重心G点まわりの回転運動
に対する方程式は、1、θ−aF      ・・・(
2)となる。慣性モーメントI。は なので、(2)式は と表わすことができる。ここで、θはローラ2の回転角
θの加速度であり、粉砕時の衝撃によるローラ2の回転
速度の変化に伴って生じる。また、力Fは粉砕リング1
から被粉砕物18を介してローラ2に摩擦力として伝え
られるものである。
一方、ローラ2と被粉砕物18の摩擦力F“は、摩擦係
数μ、ローラ2の被粉砕物18への押付は力をWとする
と、次式で求められる。
F’=μ(m g +W)  ・・・(4)ここで、g
は重力の加速度である。
わされ、 はスリップせずにローラ2には粉砕リング1からはロー
ラ2には粉砕リング1から力Fを伝えることができず、
ローラ2と被粉砕物18はスリップすることになる。前
述のように、このローラ2と被粉砕物18のスリップが
ローラ式粉砕装置の振動の発生原因である。したがって
、振動の発生原因であるローラ2と被粉砕物18のスリ
ップを生には、1)F“を大きくする、2)Fを小さく
することが考えられる。F’を大きくするためには、(
4)式または(5)式において摩擦係数μを大きくする
ことおよび押付は力Wを大きくすることが考えられるが
、μは被粉砕物固有の値であり大きくすることは不可能
である。また、Fを小さくするためには、(3)式にお
いて、maを小さくすることおよびθを小さくすること
が考えられるが、θは粉砕時の衝撃により生じるローラ
2の回転角の加速度であるので制御することは難しい。
本発明は(5)式におけるローラ質量m、ローラさせ、
これによりローラ2と被粉砕物18のスリップを防止し
、振動の発生を防いだものである。
ローラ2と被粉砕物1日がスリップせず、振動 示す。
実験は、 被粉砕物18として石炭を用い、 ■ ■ 半径aおよび質量mの異なるA〜Dの4種類のローラを
用いて押付は力Wを変えることにより、いて、ローラ半
径aおよびローラ質量mはA、B、C,Dの順に大きく
なっており、図中の斜線で示した値は押付は力Wを変え
ることにより変化させ一うの場合は20、Cのローラの
場合は308、Dのローラの場合は430であった。第
3図に示したように、A〜Cのローラを用いた粉砕実験
においては、ローラ2と被粉砕物18のスリップは発生
せず振動は起こらなかった。すなわち、(5)式におい
て□〈1が満足されていた。
F′ ■ しかしながら、 Dのローラを用いた粉砕実験では と被粉砕物18のスリップが発生し大きな振動が足され
、ローラ2と被粉砕物18(石炭)はスリップせず、振
動が発生しないことが明らかになった。
本発明になるローラ式粉砕装置の他の実施例の粉砕部の
平面図を第4図に示す。本実施例においても、それぞれ
のローラ2の質量m(kgL外半径a(s)は(1)式
を満足するように決定されている。しかし、第1図に示
した実施例の場合よりも比重の小さな材料を用いてロー
ラを製作しているため、第1図の実施例に較べてローラ
の外半径が大きくなっている。また、このローラを用い
た場合、所定の粉砕容量を満足するためには3個のロー
ラが必要と判断されたため、粉砕リング1上に3個のロ
ーラ2が設置されている。
本実施例においても、それぞれのローラは(1)式を満
足しており、その効果は第1図に示した実施例と全く同
様である。
[発明の効果] 本発明によれば、従来しばしば発生していたローラと被
粉砕物のスリップによる粉砕装置全体の大きな振動が防
止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例になるローラ式粉砕装置の粉
砕部の平面図、第2図は、ローラ式粉砕装置のローラに
作用する力を示した側面図、第3図は、ローラ式粉砕装
置におけるローラと被粉砕物のスリップ発生の有無を調
べた実験結果回、第4図は、本発明になるローラ式粉砕
装置の他の実施例の粉砕部の平面図、第5図は、従来の
ローラ式粉砕装置の全体図、第6図は、ローラ式粉砕装
置のローラの回転状態を示す側面図、第7図は、ローラ
式粉砕装置のローラの振動状態を示す断面図である。 1・・・粉砕リング、2・・・ローラ、3・・・ローラ
ブラケット、7・・・加圧フレーム、10・・・ヨーク
、11・減速機、14・・・被粉砕物供給管。 出願人 ハブコック日立株式会社 代理人 弁理士 川 北 武 長 1:粉砕リング 2二ローフ 粉砕リング ローフ ローラブラケット 加圧フレーム スプリング スプリングフレーム ヨーク 減速機 ピボットアーム ローディングロッド 供給管 分級器 16:出口管 17:加圧シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉砕装置内下方の水平面内を回転する粉砕リング
    と、同リング上に配置され、リング上に供給された被粉
    砕物を粉砕する複数個のローラと、各ローラを支持軸を
    介して回転可能に支持するローラブラケットと、ローラ
    ブラケットを介してローラを粉砕リング上に加圧する加
    圧フレームとを備えたローラ式粉砕装置において、ロー
    ラの質量m、ローラの半径a、ローラを被粉砕物に押付
    ける力W、ローラと被粉砕物との間の摩擦係数μ、ロー
    ラの回転角θの加速度■、重力の加速度gが次式の関係
    を有するごとく構成したことを特徴とするローラ式粉砕
    装置。 ma■/(2μ(mg+W))<1
  2. (2)粉砕装置内下方の水平面内を回転する粉砕リング
    と、同リング上に配置され、リング上に供給された石炭
    を粉砕する複数個のローラと、各ローラを支持軸を介し
    て回転可能に支持するローラブラケットと、ローラブラ
    ケットを介してローラを粉砕リング上に加圧する加圧フ
    レームとを備えた石炭粉砕用のローラ式粉砕装置におい
    て、ローラの質量m(kg)、ローラの半径a(mm)
    、ローラの粉砕リングへの押付け力W(kg)が次式の
    関係を有するごとく構成したことを特徴とするローラ式
    粉砕装置。 E=ma/(m+W)<430
JP27002390A 1990-10-08 1990-10-08 ローラ式粉砕装置 Pending JPH04145959A (ja)

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