JPH04145941A - 医療用吸着材の微粒子除去方法および装置 - Google Patents

医療用吸着材の微粒子除去方法および装置

Info

Publication number
JPH04145941A
JPH04145941A JP26904590A JP26904590A JPH04145941A JP H04145941 A JPH04145941 A JP H04145941A JP 26904590 A JP26904590 A JP 26904590A JP 26904590 A JP26904590 A JP 26904590A JP H04145941 A JPH04145941 A JP H04145941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
fine particles
mesh
cleaning liquid
particulates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26904590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ogoshi
洋 大越
Toshio Sakaguchi
敏雄 坂口
Kazuoki Takigawa
瀧川 一興
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP26904590A priority Critical patent/JPH04145941A/ja
Publication of JPH04145941A publication Critical patent/JPH04145941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は血液中の有害物質を直接血液かん流力式にて除
去する際に用いる医療用吸着材の微粒子除去方法および
装置に関する。
[従来の技術] 従来の吸着材の微粒子除去方法は吸着材と微粒子の含ま
れていない洗浄水とを容器内で混合し、適度に振とうし
た後上澄み液を捨て、再び微粒子の含まれていない洗浄
水を加えて振とうするというプロセスを繰り返していた
しかしながらこの方法では微粒子除去に多大な時間と労
力を要するという欠点かあった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は吸若+イに多大なストレスをljえて傷つける
ことなく、短時間でかつ少ない労力で効率的に微粒子を
除去する方法および装置を提(1+。
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明により、吸着材を通過させずに微粒子を通過させ
るメツシュを設けた容器内の洗浄液に吸着材を分散させ
、微粒子をトラップするフィルターを有する循環・微粒
子除去ラインを用いてメツシュで区切られた吸着材の入
っていない箇所より洗浄液を循環させ複数のノズルを経
てメツシュの反対側に洗浄液を再注入し、洗浄液中の微
粒子をフィルターによってトラップすることを特徴とす
る医療用吸着材の微粒子除去方法が提供される。
さらに本発明により洗浄液に吸着材を分散させる容器と
、吸着材を通過させずに微粒子を通過させるメツシュと
、微粒子をトラップするフィルターおよび洗浄液を循環
させるポンプを有する複数系統の循環・微粒子除去ライ
ンとからなる微粒子除去装置が提供される。
[作 用] 本発明の方法および装置によれば、洗浄液の容器への注
入を複数のノズルを用いて行うので、容器内の洗浄液を
充分に攪拌する。これにより吸着材から微粒子が分離し
、微粒子たけがメツシュを通過して循環ラインに送られ
、循環ライン中に設け□られたフィルターによりトラッ
プされるので連続的に効率よく微粒子の除去を行うこと
ができる。
[実施例] つぎに本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す除去装置の概略図、第
2図および第3図はそれぞれ本発明の別の実施例を示す
除去装置の概略図である。
図において(1)は容器、(2) 、(12)、(22
)はメツシュ、(8) 、(4)は微粒子除去フィルタ
ー(5) 、(B)は循環ポンプ、(7) 、(8)は
循環・微粒子除去ラインとしての洗浄液循環ライン、(
9) 、(In)はノズルを示す。
本発明の装置は第1図にその一実施例を示すように、容
器(1)内を吸着材は通過させないが微粒子を通過させ
ることができるメツシュ(2)で区切り、このメツシュ
で区切られた吸着材の入っていない箇所より洗浄液を循
環させるラインを設けである。
循環ライン中には洗浄液を強制的に循環させるポンプ(
5) 、(6)と微粒子をトラップするフィルター(3
) 、(4)が設置されている。
この循環ラインは2系統(7)、(8)にわかれており
、循環ラインの出口部(ノズル)(9)、(10)は吸
着材を洗浄液中に均一に分散させるために適した管径と
吹き出し方向を有する。吹き出し方向は、なるべく吸着
材にストレスを与えずに均一分散させ、積極的に上下流
を与えるために一つは下向きとし、もう一方は円周方向
に沿った向きとすることが好ましい。
本発明の方法および装置は、たとえばセルロースを担体
とした吸着+4自身から剥離(分離)し、それが微粒子
となったものをRO水(逆浸透水) 、UP水(限界濾
過水)などの洗浄液を用いて洗浄するばあい、外部から
混入した微粒子(異物)をRO水、UP水などの洗浄液
を用いて洗浄するばあいなどに適用しうる。
容器(1)内を区切るメツシュ(2)としては、吸着材
を通過させずに微粒子を通過させ、メツシュ表面に吸着
材が接触しても吸着材をいためないように鋭利な部分が
ないものであればよく、たとえばウェッジワイヤーを用
いた網状体、パンチングメタル、スクリーンメツシュな
どが用いられる。
容器(1)の材質としては防蝕、錆成分混入防止の点で
SUS 304またはSUS 316などのステンレス
鋼の表面を電解研磨したものが好ましい。
洗浄液を循環させるためのポンプ(5) 、(6)とし
ては、たとえばサニタリー型の遠心ポンプ、ダイヤフラ
ム型ポンプなどが好適に用いられる。
洗浄液の循環ライン(7) 、(8)を複数に分けるこ
とにより、l)吸tlf 174に極カス!・レスをり
えずに均一分散させる循環条件を設定しやすい、2)単
位時間当りの循環量をUPさせることができ、微粒子除
去効率が向上する、などの利点がある。
また洗浄液の容器への再注入を複数のノズル(9) 、
(10)により行うので容器(1)内の洗浄液中を均一
にかつ充分に撹拌することができる。
具体的な装置構成としては、容器は容量約20リツトル
のステンレス鋼製で、メツシュとしては、吸着材の粒径
が約400μmのばあいに目開き約150μmのウェッ
ジワイヤーを用いた。メツシュは本実施例のウェッジワ
イヤーに特定されるものではなく、吸着オイを通過させ
ずに微粒子を通過させ、メツシュ表面に吸着材が接触し
ても吸着材を痛めないように鋭利な部分かないものであ
ればよい。
またメツシュの取り付は位置、形状は第2図、第3図の
位置、形状でも本微粒子除去のL+的を達成できるが、
特に第1図、第2図、第3図の位置、形状に特定される
ものではなくメツシュで区切られた吸着材がない箇所か
ら洗浄液か循環できる構造であればよい。
ポンプはサニタリー型の遠心ポンプを用いた。
微粒子除去フィルターは0.2μmの除菌グレーFとし
たか、除去したい微粒子の粒子径に応じてフィルターの
ポアーザイズを決めればよい。
前記装置を用いて微粒子除去した実施例を示す。
容器に吸着材の濃度か15%程度になるように洗浄液量
を調整し、2系統の循環ポンプを起動させ、流量を20
リットル/分程度に調整した。
循環ライン出口の管内径はφl Ommて、この時の循
環ラインからの噴出速度は約4.2 m1秒となった。
この状態で微粒子除去を行った。
その結果は第1表の通りであった。
第1表に示すように短時間に微粒子除去できた。
[以下余白] 第1表 微粒子除去実験結果 [発明の効果] 本発明により医療用吸着材の微粒子除去に多大な時間と
労力を要することなく、短時間でかつ効率的に微粒子を
除去することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す除去装置の概略図、第
2図および第3図はそれぞれ本発明の別な実施例を示す
除去装置の概略図である。 (図面の主要符号ン (1)、容 器 (2)、 (12)、 (22) :メッシュ (3)、(4):微粒子除去フィルタ (5)、(6):循環ポンプ (7)、(8):洗浄液循環ライン(循環・微粒子除去
ライン) ノズル (9)、 (10) ξ)!−丁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸着材を通過させずに微粒子を通過させるメッシュ
    を設けた容器内の洗浄液に吸着材を分散させ、微粒子を
    トラップするフィルターを有する循環・微粒子除去ライ
    ンを用いてメッシュで区切られた吸着材の入っていない
    箇所より洗浄液を循環させ複数のノズルを経てメッシュ
    の反対側に洗浄液を再注入し、洗浄液中の微粒子をフィ
    ルターによってトラップすることを特徴とする医療用吸
    着材の微粒子除去方法。 2 洗浄液に吸着材を分散させる容器と、吸着材を通過
    させずに微粒子を通過させるメッシュと、微粒子をトラ
    ップするフィルターおよび洗浄液を循環させるポンプを
    有する複数系統の循環・微粒子除去ラインとからなる医
    療用吸着材の微粒子除去装置。
JP26904590A 1990-10-05 1990-10-05 医療用吸着材の微粒子除去方法および装置 Pending JPH04145941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26904590A JPH04145941A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 医療用吸着材の微粒子除去方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26904590A JPH04145941A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 医療用吸着材の微粒子除去方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04145941A true JPH04145941A (ja) 1992-05-19

Family

ID=17466910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26904590A Pending JPH04145941A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 医療用吸着材の微粒子除去方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04145941A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006009179A1 (ja) * 2004-07-23 2008-05-01 株式会社カネカ 水不溶性微粒子を除去した吸着材を充填した直接血液灌流用吸着器、および水不溶性微粒子を除去した直接血液灌流用吸着材の取得方法
JPWO2006046685A1 (ja) * 2004-10-29 2008-05-22 株式会社カネカ 予備発泡粒子の洗浄方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006009179A1 (ja) * 2004-07-23 2008-05-01 株式会社カネカ 水不溶性微粒子を除去した吸着材を充填した直接血液灌流用吸着器、および水不溶性微粒子を除去した直接血液灌流用吸着材の取得方法
US8272518B2 (en) 2004-07-23 2012-09-25 Kaneka Corporation Direct hemoperfusion adsorber packed with adsorbent having water insoluble microparticle removed therefrom, and method of obtaining direct hemoperfusion adsorbent having water insoluble microparticle removed therefrom
KR101236046B1 (ko) * 2004-07-23 2013-02-21 카네카 코포레이션 수불용성 미립자를 제거한 흡착재를 충전시킨 직접 혈액관류용 흡착기, 및 수불용성 미립자를 제거한 직접 혈액관류용 흡착재를 얻는 방법
JPWO2006046685A1 (ja) * 2004-10-29 2008-05-22 株式会社カネカ 予備発泡粒子の洗浄方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1988004951A1 (en) Filter apparatus and method
JPH04326907A (ja) 微粒子懸濁液を濃縮する方法および装置
JP2947314B2 (ja) 吸着・反応装置
JP3290204B2 (ja) 粒状媒体再生装置及び方法
JPH04145941A (ja) 医療用吸着材の微粒子除去方法および装置
JP3440402B2 (ja) 浄水処理方法
US7019440B2 (en) Ultrasonic cleaning tank
JPH0667456B2 (ja) 濾過装置
MY132792A (en) Apparatus for treatment of contaminated liquids
JP2021079361A (ja) 洗浄液の浄化装置及び浄化方法
JP3171546B2 (ja) 吸着装置
JP3467736B2 (ja) 濾過装置
KR200428879Y1 (ko) 침지형막여과시스템의 오염 방지 장치
JP2000197884A (ja) 濾過装置の目詰まり防止装置
JPS63302910A (ja) 多孔質フィルタの洗浄方法
CN208104074U (zh) 一种黑河道二次沉淀及生化处理装置
JP2001120915A (ja) 懸濁液濃縮方法及び濃縮装置
JP2002001377A (ja) 廃水処理装置
JP2753853B2 (ja) 中空糸膜による汚水処理方法および装置
JP2597017Y2 (ja) 浴槽またはプールの浄化装置
JPH03188928A (ja) ろ過処理装置
JP2000107783A (ja) 水処理装置
JPS63315116A (ja) セラミックフィルタの運転方法
JPH06182396A (ja) 膜分離による廃水の生物処理方法及び装置
JPH02194894A (ja) 汚水処理装置