JPH0414486Y2 - - Google Patents

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JPH0414486Y2
JPH0414486Y2 JP64886U JP64886U JPH0414486Y2 JP H0414486 Y2 JPH0414486 Y2 JP H0414486Y2 JP 64886 U JP64886 U JP 64886U JP 64886 U JP64886 U JP 64886U JP H0414486 Y2 JPH0414486 Y2 JP H0414486Y2
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JP64886U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は道路橋等における床版端部に適用され
るフインガ形式の伸縮継手構造に係るものであ
る。
(従来の技術) 第4図及び第5図は従来のこの種の伸縮継手構
造を示し、道路橋主桁1上に配設された相隣る鉄
筋コンクリート床版2の対向部に伸縮継手金物3
が碇着され、相対する同継手金物3のフエースプ
レート4の対向面に設けたフインガ部4aが相対
的移動が可能なように遊〓を存して噛合されてい
る。
しかしながら道路橋の橋長が長い場合、第6図
の標準温度状態、第7図の低温度状態、第8図の
高温度状態に示されたように主桁の伸縮量が多く
なり、相対するフエースプレート4のフインガ部
4aの遊間L1,及びフインガ部ラツプ長さL2
多くとる必要がある。
このように橋長が長い場合には、低温時にフイ
ンガ部遊間L1による空間が大きく開くことにな
る。
このような状態は自動車の走行には支障がない
が、単車、自転車等の走行時にはフインガ部4a
間に生じた空間に車輪がとられて転倒するという
危険性がある。
このようなフインガ部間の空間をなくすため、
従来、第9図及び第10図に示すように平板より
なるカバープレート5を両フエースプレート4,
4上に跨るように載架し、一方のプレート4に止
めボルト6等で固着するか、第11図に示すよう
にカバープレート5を2分割して夫々の分割片を
各フエースプレート4にボルト6等で固着する構
造が採用されてきた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら第9図及び第10図に示す構造で
は、カバープレートの張出し長が長くなるので、
板厚が薄いとカバープレートに歪を生じ易く、そ
のために跳ねることがある。
またカバープレートの板厚が厚いと路面に段差
を生起する。
更に第11図に示す構造では、カバープレート
が分割され、その張出し長さが短縮され、歪の発
生が防止されるが、このように張出し長さを短か
くすると、前記両カバープレートの中間に温度伸
縮のための空間8を残す必要があるため、フイン
ガー部遊間による継手空間が大きく露出する。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、相対する一双のフエースプレー
トの対向端縁に設けられたフンイガ部を、相対移
動の可能なように互いに遊〓を存して噛合してな
る伸縮継手の上面に、対向端縁に設けられたフイ
ンガ部を相対移動の可能なように互いに遊〓を存
して噛合してなる一双のカバープレートを、同一
双のカバープレートの各フインガ部及び前記一双
のフエースプレートの各フインガ部の遊間が互い
に打ち消し合うように配設してなることを特徴と
する伸縮継手構造に係るものである。
(作用) 本考案においては前記したように、相対する一
双のフエースプレートの対向端縁に設けられたフ
インガ部を、相対移動の可能なように互いに遊〓
を存して噛合してなるフインガ形式の伸縮継手の
上面に、同伸縮継手と同様にフインガ形式に形成
された、対向端縁に設けたフインガ部を相対移動
の可能なように互いに遊〓を存して噛合してなる
一双のカバープレートを配設し、同一双のカバー
プレートにおける各フインガ部の遊間と前記一双
のフエースプレートの各フインガ部の遊間が互い
に打ち消し合うように配設したことによつて、伸
縮継手の空間が極めて小さくなる。
またカバープレートの板厚を厚くしても、路面
と同じ高さにでき、段差が生じない。
(考案の効果) このように本考案によれば低温度状態において
も、フインガ形式のカバープレートにより伸縮継
手における路面に開口する空間が極めて小さく、
且つ段差も小さいため、二輪車等の転倒が防止さ
れてその走行上の安全性が向上され、また一般車
輌の走行の平滑性が向上する。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図乃至第3図において、11は道路橋主桁
上に配設された鉄筋コンクリート床版で、相隣る
同床版11の対向部に伸縮継手金物12が碇着さ
れ、相対する同継手金物12のフエースプレート
13の対向面に設けたフインガ部13aが相対的
移動が可能なように遊〓を有して噛合している。
前記各フエースプレート13の上面に夫々止め
ボルト14を介してカバープレート15が取付け
られ、同各カバープレート15の対向面に設けら
れたフインガ部15aが互いに相対的移動が可能
なように遊〓を存して噛合し、且つ同各カバープ
レート15のフインガ部15aと前記フエースプ
レート13のフインガ部13aの遊間が互いに打
ち消し合うように配設されている。
図中16は路面である。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、前記カバープレート15及びフエースプレ
ート13の各フインガ部15a,13aの遊間が
互いに打消し合うことによつて、低温度の場合に
もカバープレート15によつて路面に開口する空
間は極く小さく抑えられ、更にまた段差も少ない
ため、二輪車の転倒が防止され、一般車輌の走行
の平滑性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る伸縮継手構造の平面図、
第2図はその縦断面図、第3図はカバープレート
の平面図、第4図は従来の伸縮継手構造の縦断面
図、第5図はその平面図、第6図及び第7図並に
第8図は夫々その標準温度時の状態及び低温度時
の状態並に高温度時の状態を示す平面図、第9図
は従来の伸縮継手構造の更に他の例を示す縦断面
図、第10図はその平面図、第11図は従来の伸
縮継手構造の更に他の実施例を示す縦断面図であ
る。 12……伸縮継手金物、13……フエースプレ
ート、13a……フインガ部、15……カバープ
レート、15a……フインガ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対する一双のフエースプレートの対向端縁に
    設けられたフインガ部を、相対移動の可能なよう
    に互いに遊〓を存して噛合してなる伸縮継手の上
    面に、対向端縁に設けられたフインガ部を相対移
    動の可能なように互いに遊〓を存して噛合してな
    る一双のカバープレートを、同一双のカバープレ
    ートの各フインガ部及び前記一双のフエースプレ
    ートの各フインガ部の遊間が互いに打ち消し合う
    ように配設してなることを特徴とする伸縮継手構
    造。
JP64886U 1986-01-09 1986-01-09 Expired JPH0414486Y2 (ja)

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JP64886U JPH0414486Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09

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JP64886U JPH0414486Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09

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JPS62114904U JPS62114904U (ja) 1987-07-22
JPH0414486Y2 true JPH0414486Y2 (ja) 1992-03-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014163104A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Ttk Corp 伸縮装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6224978B2 (ja) * 2013-10-01 2017-11-01 日本車輌製造株式会社 橋梁用伸縮装置
JP5606646B1 (ja) * 2014-04-09 2014-10-15 株式会社横河ブリッジホールディングス 橋梁用伸縮装置
JP6642869B2 (ja) * 2015-10-14 2020-02-12 ニッタ株式会社 伸縮装置

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JPS62114904U (ja) 1987-07-22

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