JPH04144766A - プラテンの紙挟み機構 - Google Patents

プラテンの紙挟み機構

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JPH04144766A
JPH04144766A JP26997090A JP26997090A JPH04144766A JP H04144766 A JPH04144766 A JP H04144766A JP 26997090 A JP26997090 A JP 26997090A JP 26997090 A JP26997090 A JP 26997090A JP H04144766 A JPH04144766 A JP H04144766A
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JP
Japan
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paper
platen
cam
nipping
paper bail
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Pending
Application number
JP26997090A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kamoda
仁 鴨田
Takumi Namekawa
巧 滑川
Hiroshi Doi
土肥 宏
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明プラテンの紙挟み機構を以下の項目に従って詳細
に説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1従来技術 り1発明が解決しようとする課題 E1課題を解決するための手段 F、実施例 a、プラテン、支持板[第1図乃至第6図] 51紙挟み部材、引張バネ[第1図乃至第6図コ C,カムリング、ストッパレバー[第1図乃至第6図〕 d、その他[第1図、第2図、第5図、第6図] 09作用[第5図、第6図コ e−1,用紙挿入口の形成[第5図 (A)] 用紙先端部の挟持[第5図 (A)、′fSs図(B)] 用紙の巻付等[第5図 (C)、5J5図(D)、第 5図(E)] 用紙に対する挟持の解除等 [第6図] 一 2 。
−4。
G0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規なプラテンの紙挟み機構に関する。詳しく
は、プラテンに巻き付けられる用紙の先端部をプラテン
の外周面に形成された紙挟み面とプラテンに回動自在に
支持された紙挟み部材で挟むプラテンの紙挟み機構に関
するものであり、プラテンが一の方向へ回転されるとき
だけ制御作用を奥するカム手段等を設けることにより、
上記紙挟み部材の位置制御を少数の部材で、しかも、プ
ラテンの回転力だけで行なうことができるようにした新
規なプラテンの紙挟み機構を提供しようとするものであ
る。
(B、発明の概要) 本発明プラテンの紙挟み機構は、紙挟み部材に被制御部
を設け、かつ、紙挟み部材にその紙押え部がプラテンの
紙挟み面と接触する方向への回動力を付勢すると共に、
プラテンの軸回り方向へ回転自在に支持されかつ一の方
向への回転を阻止されたカム部材を設け、プラテンが一
の方向へ回転して被制御部がカム部材のカム部に乗り上
げることにより紙押え部と紙挟み面との間が開き、その
状態からプラテンが更に一の方向へ回転すると被制御部
がカム部から外れて紙押え部が紙挟み面に弾接されるよ
うにしたものであり、これにより、少数の部材て、しか
も、プラテンの回転力だけで紙挟み部材による紙挟み動
作の制御を行なうことができる。
(C,従来技術) 例えば、単票紙型の用紙をプラテンに巻き付けて使用す
るプリンター等においては、用紙の先端部をプラテンに
着脱自在に固定するための適宜な紙挟み機構が設けられ
ることがある。
この種の紙挟み機構は、通常、プラテンの外周面に形成
された紙挟み面と、プラテンに回動自在に支持され上記
紙挟み面と対向した紙押え部を有する紙挟み部材と、該
紙挟み部材の位置をその紙押え部が紙挟み面に弾接した
位置(以下、「チャック位置」と言う、)と紙押え部が
紙挟み面から稍離間して紙押え部と紙挟み面との間に用
紙の先端部を挿入し得る間隙(以下、「用紙挿入口」と
言う。)が形成される位置(以下、「チャック解除位置
」と言う。)との間で切り替える制御手段等を備え、紙
挟み部材がチャック解除位置へと移動されている状態で
用紙の先端部が用紙挿入口に挿入されるようにし、その
挿入が為された後紙挟み部材をチャック位置へと移動さ
せることで用紙先端部がプラテンに固定され、その状態
からプラテンが回転されることで用紙がプラテンに巻き
付けられ、また、用紙をプラテンから外すときは紙挟み
部材をチャック解除位置へと移動させるように構成され
ている。
(D、発明が解決しようとするL1題)ところが、従来
のプラテンの紙挟み機構においては、その制御手段によ
る紙挟み部材の位置の切替を専用の駆動手段により行な
うようにしていたので、部品点数が多く、かつ、形状が
大きくなり、コストも高くなる等多くの問題があった。
(E、課題を解決するための手段) そこで、本発明プラテンの紙挟み機構は、上記課題を解
決するために、プラテンの外周面に形成された紙挟み面
と対向した紙押え部及び被制御部を有する紙挟み部材を
プラテンに回動自在に支持し、上記紙挟み部材にその紙
押え部が紙挟み面と接触する方向への回動力を付勢する
弾発手段と、プラテンの軸回り方向へ回転自在に支持さ
れたカム部材と、該カム部材の一の方向への回転を阻止
するストッパとを設け、プラテンが一の方向へ回転して
紙挟み部材の被制御部がカム部材のカム部に乗り上げる
ことにより紙押え部と紙挟み面との間が開き、その状態
からプラテンが更に一の方向へ回転すると被制御部がカ
ム部から外れて紙押え部が紙挟み面に弾接されるように
したものである。
従って、本発明プラテンの紙挟み機構にあっては、プラ
テンが一の方向へ回転して紙挟み部材の被制御部がスト
ッパにより一の方向への回転を阻止されているカム部材
のカム部に乗り上げることによって紙押え部と紙挟み面
との間が開かれ、また、その状態からプラテンが更に一
の方向へ回転すると被制御部がカム部から外れて紙押え
部が弾発手段の弾発力によって紙挟み面に弾接されるの
で、紙押え部と紙挟み面との間が開かれている状態でそ
こに用紙の先端部が挿入されていたときは該用紙の先端
部が紙挟み面と紙押え部により挟まれてプラテンに固定
され、そして、その状態からプラテンが一の方向と反対
の方向へ回転してゆくと用紙がプラテンに巻き付けられ
て行き、かつ、カム部材は紙挟み部材と一体的に回転さ
れて行き、更に、その状態からプラテンが一の方向へ回
転されると、ある時点から、一の方向への回転が阻止さ
れたカム部材のカム部に紙挟み部材の被制御部が乗り上
げて紙押え部が紙挟み面から離間され、それにより用紙
の先端部のプラテンへの固定が解除される。
しかして、本発明プラテンの紙挟み機構によれば、用紙
の先端部の固定及びその解除に必要な紙挟み部材の位置
の制御や用紙のプラテンへの巻付等の全てをプラテンの
回転動作だけで行なうことができる。
(F、実施例) 以下に、本発明プラテンの紙挟み機構の詳細を図示した
実施例に従って説明する。
(a プラテン、支持板)[第1図乃至第6図] 1は紙挟み機構、2は用紙3が巻き付けられるプラテン
である。
プラテン2はゴム弾性を有する材料により比較的太い円
柱状に形成され、その中心部を軸方向へ貫通した孔2a
に回転軸4が挿通された状態で該回転軸4に固定されて
いる。そして、回転軸4は図示しない軸受部材に回転自
在に支持されると共に、図示しない駆動手段により回転
され、それによりプラテン2が軸回り方向へ回転される
5はプラテン2の外周面2bに形成された切欠であり、
該切欠5はプラテン2を軸方向から見て略非等脚台形状
をしており、プラテン2の軸方向全体に亘フて形成され
、その底面6、即ち、プラテン2が5FS2図に示す向
きとなった位置(以下、「初期位置」と言う。)に来て
いる状態で略前上方(第1図における下方へ向う方向を
前側とし、上方へ向う方向を後側とする。また、同図に
おける左方へ向う方向を左側とし、右方へ向う方向を8
側とする。また、第2図の上方へ向う方向を上側とし、
下方へ向う方向を下側とする。以下の説明において向き
を示すときはこの方向によるものとする。)を向いた面
6の左右両端部に浅い凹部6a、6aが形成されている
そして、上記切欠5の他の2面のうちプラテン2が初期
位置に来ているとき真上を向く面7が紙挟み面、即ち、
後述する紙挟み部材と協働して用紙3の先端部3aを挟
む面になっている。
8.8は支持板である。該支持板8.8は、平板状をし
た主部8a、8aと、第4図に示す向きとなっている状
態で見て上記主部8a、8aの上側縁の略中央部から内
側へ向けて突出し矩形をしたストッパ片8b、8bと、
前側縁と下側縁とが交わる角部から外側へ向けて突出し
たバネ掛片8C18Cとが金属板により一体に形成され
、主部8a、8aの中央部には比較的大きな円形をした
挿通孔8d、8dが形成され、また、主部8a、8aの
上端部の前後方向における略中間の位置には軸方向が左
右方向に延びる比較的小さな支持ピン9.9が外側へ向
けて突設されている。
そして、このような支持板8.8は、その挿通孔8d、
8dに回転軸4のうちプラテン2の左右両端面2c、2
cから突出した部分が挿通されて主部8a、8aかプラ
テン2の両端面2c、2cと各別に接するように位置さ
れ、かっ、そのストッパ片8b、8bがプラテン2の切
欠5に形成された前記浅い凹部6a、6a内に各別に位
置されることでプラテン2にそれと一体的に回転するよ
うに取着される。
(b、紙挟み部材、引張バネ)[第1図乃至第6図] 10は紙挟み部材である。
紙挟み部材10は左右方向に長くプラテン2の長さより
僅かに長い長さを有する帯板状をした主片11と、第4
図に示す向きとなっている状態て見て前後方向に長い板
状をした側片12.12と、主片11の前側縁から上方
へ向けて折曲された背の低い紙押え部13とが金属板に
より一体に形成されており、側片12.12の上側縁の
後端部寄りの部分から上方へ稍突出した部分と主片11
の左右両端とが連続されている。そして、側片12.1
2の後端寄りの位置にはその下側縁に開口したダルマ孔
12a、12aが形成され、また、側片12.12の前
端部にはバネ掛孔12b、12bが形成され、更に、側
片12.12の前端寄りの位置には軸方向が左右方向に
延びる被制御ピン14.14が互いに反対側へ向けて突
設されている。
15.15は合成樹脂製の軸受部材であり、円筒状をし
た軸受部15a、15aとその一端部から外方へ突出し
たフランジ15b、15bとが一体に形成されている。
そして、紙挟み部材10の側片12.12に形成された
ダルマ孔12a、12aの大径部内に支持板8.8の支
持ピン9.9が位置され、その状態から上記軸受部材1
5.15が支持ピン9.9に外嵌状に圧入されてその軸
受部15a、15aがダルマ孔12a、12aの大径部
に回動自在に挿通され、それにより、紙挟み部材1oが
軸受部材15.15を介して支持板8.8の支持ピン9
.9に回動自在に支持され、紙挟み部材10の主片11
はプラテン2に形成された切欠5内にその紙押え部13
が紙挟み面7と対向するように配置される。
16.16は引張バネてあり、その一端部が支持板8.
8のバネ掛片8c、8cに係止され、その他端部が紙挟
み部材10の側片12.12に形成されたバネ掛孔12
b、12bに係止される。
しかして、この引張ハネ16.16の引張力によって、
紙挟み部材1oは左方から見て時計回り方向への回動力
が付勢され、従って、紙挟み部材10は反時計回り方向
へ押圧されていない間はその紙押え部13が第5図(C
)に示すようにプラテン2の紙挟み面7に仲接された位
置(以下、「チャック位置」と言う。)に保持される。
(C,カムリング、ストッパレバー)[第1図乃至第6
図] 17.17はカムリングである。カムリング17.17
は外径かプラテン2の外周面2bの直径の略半分の大き
さを有するリング状をした主部18.18と、該主部1
8.18の外周面18a、18aから突出したカム部1
9.19と、該カム部19.19の一側面から突出した
ストッパ部20.20とが合成樹脂により一体に形成さ
れており、主部18.18が回転軸4に回転自在に外嵌
され、軸方向においては紙挟み部材10の側片12.1
2に近接した位置、即ち、その主部18、“18の外周
面18a、18aに紙挟み部材10が有する被制御ピン
14.14の先端部が対向されるところに位置され、こ
のような位置は回転軸4に外嵌状に固定された位置規制
部材21.21(第1図にのみ示しである。)等によっ
て保持される。
そして、カム部19.19は、カムリング17.17を
軸方向から見て、略非等脚台形状を為すように形成され
ている。即ち、カム部19.19の先端面19a、19
aは前記チャック位置に来ている紙挟み部材10の被制
御ピン14.14の軸心の回転軌跡より鞘体側に位置さ
れ、かつ、主部18.18の軸心を中心とした円弧面に
形成され、また、該先端面19a、19aの左方から見
た反時計回り方向側端と主部18.18の外周面18a
、18aとの間を連続している面19b、19b (以
下、「案内面」と言う、)は先端面19a、19aに対
して略45°傾いた平坦な面に形成され、そして、カム
部19.19の案内面19b、19bと反対の面19c
、19c(以下、「被押圧面」と言う。)は主部18.
18の半径方向と略平行に延びる平坦な面に形成されて
いる。
そして、ストッパ20.20はカム部19.19の互い
に反対側を向いた面の側面のうち左方からら見た反時計
回り方向側の端部から水平に突出されている。
22.22は上記カムリング17.17の左方から見て
時計回り方向への回転を阻止するためのストッパレバー
である。該ストッパレバー22.22は前後方向に延び
る板状をした主部23.23と、該主部23.23の略
中央部に位置して軸方向が左右方向へ延びる略円筒状を
したボス部24.24とが合成樹脂により一体に形成さ
れており、主部23.23の下側面の後端部23a、2
3aは、ストッパレバー22.22が水平な姿勢になっ
ている状態で、前下がりの斜面に形成されている。
25はプラテン2に前方から近接した位置を通って回転
軸4と平行に延びるように配置された軸であり、ストッ
パレバー22.22はカムリング17.17のストッパ
部20.20の回転軌跡に前方から各別に対向する位置
にあフてそのボス部24.24が上記軸25に回動自在
に支持されている。そして、ストッパレバー22.22
には、図示しないトーションバネにより、左方から見た
反時計回り方向への回動力が付勢されており、同方向へ
の回動力は主部23.23の前端部がプラテン2の前方
に略水平に配置された給紙ガイド26に下方から当接し
たところで阻止され、この状態で、主部23.23は前
後方向へ水平に延びる姿勢に保持され、かっ、その後端
部がカムリング17.17のストッパ部2o、2oの回
転軌跡と交差するところに位置される。
(d、その他)[第1図、第2図、第5図、第6図] 27は無端状の給紙ベルトであり、プラテン2から前方
へ離間した位置に配置され、互いに前後方向に離間した
2つの給紙ローラ28及び28′に架は渡されており、
該2つの給紙ローラ28.28′の一方28が回転され
ることにより走行され、通常はその下側の走行系路にお
いて後方へ移動する方向へ走行され、従フて、用紙3.
3、・・・が重ねられて成る用紙束が第2図に示すよう
に給紙ベルト27に下方から押し付けられると、その−
容土の用紙3が給紙ベルト27によって後方へ送り出さ
れて行く。
前記給紙ガイド26は給紙ベルト27によって上記した
ように送り出されて行く用紙3の走行系路をペーパーフ
ラップ29と協働して案内するためのものであり、左右
方向に長い板状をしており、その前端部を除く大部分の
上面は初期位置に来ているプラテン20紙挟み面7と路
間一の平面内に位置されている。
30はベーパーガイドであり、その前部30aは給紙ガ
イド26の上方にあってそれと平行に配置され、その後
部30bはプラテン2を上方から覆うように配置されて
いる。
31は上記ベーパーガイド30にその前部30aに上方
から平行に対向するように支持された第1の排紙ガイド
であり、その前下りに傾斜した前端部に給紙ベルト27
と弾接された排紙ローラ32が回転自在に支持されてい
る。
33は給紙ベルト27の前方に略水平に延びるように配
置された第2の排紙ガイドである。
ペーパーフラップ29は左右方向に長い板状をした主部
29aとその左右両端部から前方へ向けて突出した腕2
9b、29b(図面では一方の腕のみを示しである。)
とから成り、給紙ガイド26の上方にあって、腕29b
、20bの前端部が第1の排紙ガイド31の左右両側壁
に路上下方向へ回動自在に支持され、かつ、図示しない
トーションバネによって左方から見て反時計回り方向へ
の軽い回動力を付勢されており、時計回り方向へ押圧さ
れていない状態では主部29aが稍前下りに傾いた姿勢
となってその後端部が給紙ガイド26に軽く弾接され、
それにより、このペーパーフラップ29の主部29aと
給紙ガイド26とによって前方に向って略■字状に開い
た給紙案内路34が形成される。
35はペーパーカイト30に回転自在に支持されたピン
チローラであり、プラテン2の外周面2bに略前上方か
ら弾接されている。
(e、作用)[第5図、第6図] 上記した紙挟み機構1による用紙3の先端部3aの挟持
とプラテン2への巻付及び上記挟持の解除等は次のよう
に行なわれる。
(e−1用紙挿入口の形成)[第5図 (A)コ プラテン2が時計回り方向へ回転されて初期位置に来る
のと略同時に、紙挟み部材10の紙押え部13が紙挟み
面7から相離間されて、紙押え部13と紙挟み面7との
間に間隙36(以下、「用紙挿入口jと言う。)が形成
される。
即ち、前記したように、ストッパレバー22.22が水
平な姿勢となっている状態ではその主部23.23の後
端部がカムリング17.17の主部18.18の軸心の
略前方にあり、かつ、該カムリング17.17のストッ
パ部20.20の回転軌跡と交差するところに位置され
るので、時計回り方向へ回転されるカムリング17.1
7はそのストッパ部20.20がストッパレバー22.
22の主部23.23の後端部に上方から当接した被阻
止位置に来たところでそれ以上時計回り方向へ回転する
のを阻止される。また、紙挟み部材1oか引張バネ16
.16の引張力に抗して反時計回り方向へ押圧されてい
ない状態ではその被制御ビン14.14の回転軌跡はカ
ムリング17.17のカム部19.19の先端面19a
、19aより稍軸心側へ寄った位置を通るので、この状
態からプラテン2が時計回り方向へ回転されると、被制
御ビン14.14がカムリング17.17のカム部19
.19の案内面19b、19bに当接され、この当接が
カムリング17.17が上記被阻止位置に来ていない状
態で為されたときは被制御ビン14.14が案内面19
b、19bを押圧することでカムリング17.17を被
阻止位置まで回転させる。
そして、カムリング17.17が被阻止位置に来ており
、かつ、被制御ビン14.14がカム部19.19の案
内面19b、19bに当接した状態からプラテン2か更
に時計回り方向へ回転されると、被制御ビン14.14
はカム部19.19の案内面19b、19bを経て先端
面19a、19aに乗り上げて行き、それにより、紙挟
み部材10かプラテン2に対して相対的に反時計回り方
向へ押圧され、プラテン2が初期位置に到達した時点で
被制御ビン14.14は、第5図(A)に示すように、
カム部19.19の先端面19a、19aの被押圧面1
9c、19c寄りの位置と当接している。
しかして、紙挟み部材10は反時計回り方向へ押圧され
てその紙押え部13が紙挟み面7から相離間した位置(
以下、「チャック解除位置」と言う。)へと移動され、
それにより、紙押え部13と紙挟み面7との間に用紙挿
入口36が形成され、この用紙挿入口36は略前方に向
って開かれる。
(e−2用紙先端部の挟持)[第5図 (A)、第5図(B)コ プラテン2への用紙3の給送はプラテン2が初期位置に
来ている状態で行なわれ、給紙へルト27により送られ
て行く用紙3は前記給紙案内路34を通されることでB
動方向を後方へ案内され、かつ、ペーパーフラップ29
を稍押し上げながらそこを通過し、その先端部3aが用
紙挿入口35内に挿入される(第5図(A)参照)。
そして、用紙3の先端部3aが用紙挿入口35内に挿入
されたことが検出されると、プラテン2が稍時計回り方
向へ回転される。
すると、この回転の開始直後に被制御ビン14.14が
カム部19.19の先端面19a119aから外れるの
で、紙挟み部材10に対する反時計回り方向への押圧が
解除され、従って、紙挟み部材10は引張バネ16.1
6の引張力によってチャック位置へと移動され、それに
より、紙押え部13が用紙3の先端部3aを挟んで紙挟
み面7と弾接される(第5図(B)参照)。即ち、用紙
3の先端部3aがプラテン2の紙挟み面7と紙挟み部材
10の紙押え部13とによって挾持される。
(e−3,用紙の巻付等)[第5図(C)、第5図(D
)、第5図(E)] 上記したように先端部3aか挟持された用紙3は、プラ
テン2か反時計回り方向へ回転されることで該プラテン
2の外周面2bに巻き付けられる。
即ち、プラテン2は、第5図(B)に示す位置からは反
時計回り方向へ回転され、それにより、用紙3が同図(
C)に示す状態及び同図(D)に示す状態を経てプラテ
ン2の外周面2bに巻き付けられて行き、その一部はピ
ンチローラ35によってプラテン2に押し付けられ、そ
れによって、用紙3のプラテン2に対する巻付状態が安
定に保持される。
そして、プラテン2が初期位置から時計回り方向へ回転
して紙挟み部材10がチャック位置へと移動された時点
てはその被制御ビン14.14はカム部19.19の被
押圧面19c、19cと対向するように位置されるので
、この状態からプラテン2が反時計回り方向へ回転され
ると、カムリング17.17はその被押圧面19c、1
9cが被制御ビン14.14によって押圧されることで
紙挟み部材10及びプラテン2と一体的に反時計回り方
向へ回転されて行く(第5図(C)、(D)参照)。
また、プラテン2が略1回転して来ると、第5図(D)
に示すように、カムリング17.17のストッパ部20
.20がストッパレバー22.22の主部23.23の
後端部下面の斜面23a、23aに略下方から当接して
そこを上方へ向けて押圧し、ストッパレバー22.22
を時計回り方向へ回転させ、ストッパ部20.20が主
部23から外れると、該ストッパレバー22.22は、
第5図(E)に示すように、これに付勢された回動力に
よって元の位置へと戻される。
しかして、プラテン2が反時計回り方向へ回転されると
きは、カムリング17.17は常にプラテン2と一体的
に回転される。
(e−4,用紙に対する挟持の解除等)[第6図] プラテン2に巻き付けられた用紙3を排紙するときは、
プラテン2が、−旦、反時計回り方向へ回転されて第5
図(E)に示す位置に至る相手前の位置へと移動され、
その状態から時計回り方向へ回転される。
即ち、プラテン2か上記した位置まで回転して来ると、
用紙3の後端部3bがペーパーフラップ29の主部29
aの上面を指向するように位置されるので、この状態か
らプラテン2が時計回り方向へ回転されると、用紙3の
後端側の部分はその剛性によってより平坦な形状に戻り
ながらペーパーフラップ29の上面に乗り上げて行き、
それにより、プラテン2に対するそれまでの巻付を解か
れながらペーパーガイド30と第1の排紙ガイド31と
の間の通路を通フで前方へ向けて延びて行く(第6図(
A)参照)。
そして、プラテン2が時計回り方向へ回転されている間
は、被制御ビン14.14によるカムリング17.17
のカム部19.19に対する押圧は為されないので、カ
ムリング17.17は被阻止位置から積尺時計回り方向
へ寄った位置に取り残されるかあるいは回転軸4との間
の摩擦によって時計回り方向へ回転されて被阻止位置へ
と移動され、上記位置に取り残されていたときは時計回
り方向へ回転して来た被制御ピン14.14がカム部1
9.19の案内面19b、19bに当接した時点から時
計回り方向へ押圧されて被阻止位置へと移動される。
しかして、プラテン2が少なくとも初期位置に至る直前
の位置まで来ると、第6図(B)に示すように、カムリ
ング17.17は被阻止位置において時計回り方向への
回転を阻止され、かつ、被制御ピン14.14がカム部
19.19の案内面19b、19bに当接されており、
従って、この状態からプラテン2が更に時計回り方向へ
回転されて初期位置に到達される間に被制御ピン14.
14がカム部19.19の先端面19a、19aに乗り
上げて紙挟み部材10がチャック解除位置へと移動され
、それにより、用紙挿入口35が開いて用紙3の先端部
3aに対する挟持が解除される(第6図(C)参照)。
尚、用紙3は給紙ベルト27と排紙ローラ32とによっ
て前方へ送られ、かつ、第2の排紙ガイド33によって
走行経路を案内されながら移動されて行く。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明プラ
テンの紙挟み機構は、外周面に紙挟み面が形成されたプ
ラテンと、該プラテンに回動自在に支持され、上記紙挟
み面と対向した紙押え部と被制御部を有する紙挟み部材
と、該紙挟み部材にその紙押え部が上記紙挟み面と接触
する方向への回動力を付勢する弾発手段と、プラテンの
軸回り方向へ回転自在に支持されたカム部材と、該カム
部材の一の方向への回転を阻止するストッパとを備え、
プラテンが一の方向へ回転して紙挟み部材の被制御部が
カム部材のカム部に乗り上げることにより紙押え部と紙
挟み面との間が開き、その状態からプラテンか更に一の
方向へ回転すると被制御部がカム部から外れて紙押え部
が紙挟み面に弾接されるようにしたことを特徴とする。
従って、本発明プラテンの紙挟み機構にあっては、プラ
テンか一の方向へ回転して紙挟み部材の被制御部がスト
ッパにより一の方向への回転を阻止されているカム部材
のカム部に乗り上げることによって紙押え部と紙挟み面
との間が開かれ、また、その状態からプラテンが更に一
の方向へ回転すると被制御部がカム部から外れて紙押え
部が弾発手段の弾発力によって紙挟み面に弾接されるの
で、紙押え部と紙挟み面との間が開かれている状態でそ
こに用紙の先端部が挿入されていたときは該用紙の先端
部が紙挟み面と紙押え部により挟まれてプラテンに固定
され、そして、その状態からプラテンか一の方向と反対
の方向へ回転してゆくと用紙がプラテンに巻き付けられ
て行き、かつ、カム部材は紙挟み部材と一体的に回転さ
れて行き、更に、その状態からプラテンが一の方向へ回
転されると、ある時点から、一の方向への回転が阻止さ
れたカム部材のカム部に紙挟み部材の被制御部か乗り上
げて紙押え部が紙挟み面から離間され、それにより用紙
の先端部のプラテンへの固定が解除される。
しかして、本発明プラテンの紙挟み機構によれは、用紙
の先端部の固定及びその解除に必要な紙挟み部材の位置
の制御や用紙のプラテンへの巻付等の全てをプラテンの
回転動作だけで行なうことができる。
尚、前記実施例に示した各部の形状ないしは構造は、本
発明の実施に当っての具体化の一例を示したものにすぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されるものでは無い。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明プラテンの紙挟み機構の実施の一例を示す
ものであり、第1図は給紙ガイド等と共に示す平面図、
第2図は第1図のII−II線に沿う拡大断面図、第3
図は斜視図、第4図は分解斜視図、第5図はプラテンに
よる紙の巻取動作を(A)から(E)へ経時的に示す一
部を切り欠いた拡大側面図、第6図はプラテンに巻き付
けられた紙の排紙動作を(A)から(C)へ経時的に示
す一部を切り欠いた拡大側面図である。 符号の説明 1・・・紙挟み機構、 2b・・・外周面、  7・・ 10・・・紙挟み部材、 13・・・紙押え部、 16・・・弾発手段、 19・・・カム部、 2 ・ 14・・・被制御部、 17・・・カム部材、 22・・・ストッパ ・・プラテン、 ・紙挟み面、 一部切欠拡大側面図 第5図(/1) 一部切欠机大ti11面図 第5図CB) 一帥切欠拡大側面図 第5図(C) −なβ七刀矢1広大側面図 第5図CD’) 一部切欠拡大側面図 第5図(E) 一41!切欠1広大側面図 第6図(A) 一部切欠1広大側@図 第6図CB)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外周面に紙挟み面が形成されたプラテンと、該プラテン
    に回動自在に支持され、上記紙挟み面と対向した紙押え
    部と被制御部を有する紙挟み部材と、 該紙挟み部材にその紙押え部が上記紙挟み面と接触する
    方向への回動力を付勢する弾発手段と、 プラテンの軸回り方向へ回転自在に支持されたカム部材
    と、 該カム部材の一の方向への回転を阻止するストッパとを
    備え、 プラテンが一の方向へ回転して紙挟み部材の被制御部が
    カム部材のカム部に乗り上げることにより紙押え部と紙
    挟み面との間が開き、その状態からプラテンが更に一の
    方向へ回転すると被制御部がカム部から外れて紙押え部
    が紙挟み面に弾接されるようにした ことを特徴とするプラテンの紙挟み機構
JP26997090A 1990-10-08 1990-10-08 プラテンの紙挟み機構 Pending JPH04144766A (ja)

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