JPH04144227A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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Publication number
JPH04144227A
JPH04144227A JP26882890A JP26882890A JPH04144227A JP H04144227 A JPH04144227 A JP H04144227A JP 26882890 A JP26882890 A JP 26882890A JP 26882890 A JP26882890 A JP 26882890A JP H04144227 A JPH04144227 A JP H04144227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
secondary electrons
ion implantation
generated
metal fittings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26882890A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Fujii
藤井 治久
Hirotaka Muto
浩隆 武藤
Koichiro Nakanishi
幸一郎 仲西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26882890A priority Critical patent/JPH04144227A/ja
Publication of JPH04144227A publication Critical patent/JPH04144227A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はイオン注入装置に関し、特に半導体製造プロ
セスにおいて、シリコンウェハ等の基板にイオンを注入
する際に、ウェハか帯電するのを抑制する手段を備えた
ものに関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は、例えば、雑誌「ニュークリア インストルメ
ンツ アンド メソッズ イン フィジックス リサー
チJ (Nuclear Instruments a
nd Methods in Physics Re5
earch)、 B 37 / 38巻(1989年)
572頁に示された従来のイオン注入装置を示す模式図
である。図において、■はイオンを注入すべきウェハを
搭載する回転ディスク、2はこの回転ディスク1を格納
するディスクチャンバ 3はビームチャンバ 4はこの
ビームチャンバ3に装着された電子シャワー装置、5は
電子シャワー用フィラメント、6はこの電子シャワー用
フィラメント5から引き出された1次電子、7はこの1
次電子6が衝突する電子シャワー用金属反射板、8はこ
の電子シャワー用金属反射板7がら放出される2次電子
、9は前記回転ディスクに装着されたウェハ lOはこ
のウェハ9を固定するウェハ保持金具、11は前記ウェ
ハ9に注入されるイオンビーム、12はこのイオンビー
ム11により発生する2次電子である。
次に動作について説明する。
イオン源で発生したイオンは偏向系により所要のイオン
種が選択され、回転ディスク1に導かれる。回転ディス
ク1に取りつけられたウェハ9にイオンビーム11か照
射されると、通常ウェハ9の表面にレジスト膜や酸化膜
等の極薄の絶縁膜か塗布あるいは形成されているため、
それらの絶縁膜上に正イオンが蓄積して帯電し、絶縁破
壊まで到る場合がある。この絶縁破壊は、LSI回路パ
ターンに損傷を与え、LSI製造の歩留り低下を招く。
これを防止するため、帯電したウェハ9表面及びイオン
ビーム11に、電子シャワー装置4より発生する電子を
当てることにより帯電の中和化を図っている。電子シャ
ワー装置4は、イオン注入特電子シャワー用フィラメン
ト5に電流を流すことにより電子シャワー用フィラメン
ト5から熱電子である1次電子6を発生し、この1次電
子6をイオンビーム11の中和化にを利用すると共に、
この1次電子6を電子シャワー用金属反射板7に当てて
、その2次電子8をも利用して帯電防止している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のイオン注入装置は以上のように構成されているの
で、注入時に発生する帯電を防止するために電子シャワ
ー装置4を用いねばならず装置も大かかりになるという
問題点があった。又、電子シャワー装置4を用いること
によって、ウエノ1の上に降り注ぐ電子の量が過剰とな
って絶縁破壊か起こることが多く、ウエノ1の歩留りが
改善されないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためなされた
もので、イオン注入時に電子シャワー装置4を用いずに
すむか、又、用いたとしてもその負荷を小さくすること
のできるイオン注入装置を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本願発明者は、前述のウエノ19のイオン注入工程にお
ける帯電現象を詳細に検討した結果、イオン注入時に電
子シャワー装置4を用いない場合でも、ウェハ9の帯電
電位は回転ディスク1へ照射されるイオンビーム11に
より生ずる2次電子12か、正に帯電したウェハ9に引
かれて正イオンを中和し、帯電電位を低下させていると
いうことを見出した。
そこで、本発明はこの検討結果を積極的に利用し、回転
ディスクに取り付けられたウェハ保持金具10に2次電
子12の増加機能を持たせるようにしたものである。
即ち、この発明に係るイオン注入装置は、ウェハ保持金
具10の内壁に傾斜をつけることにより、イオン注入時
にウェハ保持金具lOから発生する2次電子12の量を
増加させるようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、ウェハ保持金具の内壁にイオンビ
ーム照射により発生した2次電子かウェハ表面に到達す
るような傾斜をつけることにより、イオン注入時にウェ
ハ保持金具からの2次電子の発生量を増加させるように
したので、電子シャワー装置を不要とすることができる
、あるいは電子シャワー装置を用いたとしてもその負荷
を大幅に低減することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるイオン注入装置の回
転ディスク1のウェハ保持部における断面拡大図であり
、第2図と同一符号は同−又は相当部分を示している。
図において、13はウエノ1保持金具であり、その内壁
には例えば45°の傾斜角を持って傾斜部13Aが設け
られている。
次に動作について説明する。ウエノ1保持金具13に照
射されたイオンビーム11はそのエネルギーに応じて2
次電子12を放出するか、照射される面か傾斜している
ので2次電子発生率が大きく(例えば、ニス・エイチ・
ボッシュ(S、H,Bosch)氏によるフィジカル・
レビ:y、、 −(Physical Review)
誌、137巻(1965年)255頁掲載の論文参照)
、従って、ウェハ保持金具13の傾斜部13Aから発生
する2次電子12の単位面積当たりの数は、従来のウェ
ハ保持金具10の平坦部から発生する2次電子12の数
に比べ非常に多くなり、かつ傾斜部はウェハ9に最も近
接しているため発生した2次電子12か効率よくウェハ
9に到達し、ウェハ9の正帯電を効率的に抑制すること
かできる。
このように本実施例では、ウェハ保持金具13の内壁に
イオンビーム11の照射により発生した2次電子12が
ウェハ9表面に到達するような傾斜部13Aを設けたの
で、イオン注入時にウェハ保持金具13からの2次電子
12の発生量を増加させることができ、その結果、電子
シャワー装置を不用とすることができる、あるいは用い
たとしても、その負荷を大幅に低減することかできる。
又、イオンビーム11による2次電子12を用いてウェ
ハ9の帯電を中和するようにしたので、ウェハ9の2次
電子過剰蓄積による絶縁破壊か起こることはない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係るイオン注入装置によれば
、ウェハを固定するウェハ保持金具の内壁に傾斜をつけ
、イオン注入時にウェハ保持金具から生じる2次電子の
量を増加させるようにしたので、イオン注入時のウェハ
の帯電状態を効率的に中和することかでき、その結果、
電子シャワー装置を不用とすることができる、あるいは
用いたとしても、その負荷を大幅に低減することができ
るという効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例によるイオン注入装置の
回転ディスクのウェハ保持部における断面拡大図、第2
図は従来のイオン注入装置の模式図において、1は回転
ディスク、9はウェハ、11はイオンビーム、12は2
次電子、13はウェハ保持金具、13Aは傾斜部である
。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転ディスクの表面にウェハ保持金具を介して固
    定されたウェハにイオンビームを照射してイオン注入を
    行うイオン注入装置において、上記ウェハ保持金具の内
    壁に傾斜部を設け、該傾斜部へのイオンビーム照射によ
    り発生した2次電子を用いて、ウェハの帯電を中和する
    ようにしたことを特徴とするイオン注入装置。
JP26882890A 1990-10-05 1990-10-05 イオン注入装置 Pending JPH04144227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26882890A JPH04144227A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 イオン注入装置

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JP26882890A JPH04144227A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 イオン注入装置

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Publication Number Publication Date
JPH04144227A true JPH04144227A (ja) 1992-05-18

Family

ID=17463824

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26882890A Pending JPH04144227A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 イオン注入装置

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JP (1) JPH04144227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10223533B4 (de) * 2001-05-30 2007-08-09 Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon Ionenimplantiervorrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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