JPH04142548A - 高分子フィルム基板の位置合わせ装置 - Google Patents

高分子フィルム基板の位置合わせ装置

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JPH04142548A
JPH04142548A JP2265963A JP26596390A JPH04142548A JP H04142548 A JPH04142548 A JP H04142548A JP 2265963 A JP2265963 A JP 2265963A JP 26596390 A JP26596390 A JP 26596390A JP H04142548 A JPH04142548 A JP H04142548A
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JP
Japan
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polymer film
film substrate
substrate
plate
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP2265963A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Miyabori
透 宮堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高分子フィルムを真空吸着して固定する高分
子フィルム基板の位置合わせ装置に関する。
従来の技術 従来、フォトレジストをスピナー又はロールコータ等を
用いて高分子フィルム基板上に塗布し、この高分子フィ
ルム基板を位置合わせ装置(アライナ−)の基台上に真
空吸着させ、その高分子フィルム基板と露光マスクとの
位置合わせを行った状態で高分子フィルム基板上に電極
のパターンニングを行う高分子フィルム基板の位置合わ
せ装置としては、種々のものが発案されている。
その第一の従来例として、第4図(a)に示すようなも
のがある。これは、アライナ−1の基台2上の有効パタ
ーンニング領域aの外部の外周縁にバキュームライン3
(真空吸着口)と呼ばれる凹部を形成し、そのバキュー
ムライン3を有するアライナ−1上に高分子フィルム基
板4を真空吸着して位置合わせを行うものである。
その第二の従来例として、第5図(a)に示すようなも
のがある。これは、直径0. 1−0. 3mmの円形
の貫通孔5が5〜10mm毎にマトリクス状に形成され
た基台2を用いて、高分子フィルム基板4を真空吸着し
て位置合わせを行うものである。
発明が解決しようとする課題 第一の従来例のように、バキュームライン3の形成され
た基台2を有するアライナ−1の場合、第4図(b)に
示すように、実際にパターンニングを行う高分子フィル
ム基板4と基台2とが完全に密着しているわけではなく
、両者が部分的に接触している状態を保って固定されて
いるため、接触部と非接触部とが混在し、電極パターン
形成の際にニュートンリングが発生することが観測され
ている。このため、理想的にはフラットであるべき高分
子フィルム基板4の表面が凹凸となってしまい、微細パ
ターンを形成する際に大きな寸法誤差或いはパターン不
良を起こす原因となっていた。
第二の従来例のように、基台2の全面に多数の貫通孔5
を有するアライナ−1の場合、第5図(b)に示すよう
に、円形の貫通孔5とその近傍部分とでは、高分子フィ
ルム基板4は吸着力の差により変形を生じ、凹凸のある
状態で真空吸着される。
この場合、通常のストライプ状の電極パターンの加工寸
法は、幅300ALm、隣接する電極パターンとのギャ
ップ間隔は30μmであり、直径0.1の円形な貫通孔
5により生じる基板表面の凹凸は、その形成される電極
パターンの精度に重大な影響を与える。また、真空吸着
力の増減は、それら円形の貫通孔5の単位面積当りの個
数の増減により制御されるが、そのような大きな径をも
つ高分子フィルム基板4を用いることによって、アライ
ナ−1の基台2の加工及び目づまり除去のためのクリー
ニングも大変難しい作業となる。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明で
は、高分子フィルム基板を位置合わせ装置のバキューム
ラインの形成されている基台上に真空吸着法により吸着
させ、その吸着された状態の高分子フィルム基板上にフ
ォトリソグラフィー法により電極のパターンニングを行
うために前記高分子フィルム基板と露光マスクとの位置
合わせを行う高分子フィルム基板の位置合わせ装置にお
いて、前記バキュームラインの形成された前記基台上に
全面に渡り多数の微細な貫通孔を有する多孔質吸着板を
配設し、この多孔質吸着板を介して前記高分子フィルム
基板を前記基台上に固定するようにした。
また、多孔質吸着板は、直径約0.5〜10μmの貫通
孔を有するようにした。
作用 多数の微細な貫通孔を有する多孔質吸着板を用いたこと
により、従来のように基台と高分子フィルム基板との間
の吸着面に凹凸による部分的な非接触面が発生するよう
なことがなくなり、高分子フィルム基板を変形(そり、
たわみ等)なく強い吸着力で固着することができるため
、電極部の高精度なパターンニングを行うことができる
また、多孔質吸着板の貫通孔を直径約0.5〜10μm
に設定したことにより、従来に比べ基台の加工及び目づ
まり除去のためのクリーニングが容易となる。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図及び第2図に基づいて説
明する。位置合わせ装置6 (アライナ−)の基台7の
上部にはバキュームライン8が形成されている。この基
台7としては、例えば、5US304の表面を研磨した
ものを用いる。また、前記バキュームライン8の設けら
れた基台7上には、多孔質吸着板としての多孔質焼結セ
ラミックス板9が配置されている。この多孔質焼結セラ
ミックス板9には、直径0.5〜10ALmの微細な貫
通孔9aが20〜50個/ m m ”程度その全面に
渡って形成されており、その板の厚さは約3mmとなっ
ている。
また、前記多孔質焼結セラミックス板9の上面には、電
極パターンの形成される高分子フィルム基板10が配設
されている。この高分子フィルム基板10としては、こ
こでは、−軸延伸PET(ポリエチレンテレフタレート
)で、その厚さ100μmのものを用いる。この高分子
フィルム基板IOの表面には、I T O(I ndi
um−Tin−○xide)からなる厚さ1000〜2
000人の透明な導電膜が形成されている。なお、前記
多孔質焼結セラミックス板9は、前記高分子フィルム基
板10の外周寸法より各辺を2mmずつ短縮したサイズ
のものを用い、これにより外縁部からのリークを防止し
ている。
さらに、前記基台7の下面側には排気口11が形成され
ている。この排気口11には、ベローズバルブ12を介
して油回転真空ポンプ13が接続されている。
このような構成において、まず、高分子フィルム基板1
0上にスピンコード法によりフォトレジストを厚さ1.
2〜1.5μm程度に塗布し、100’ C,45m1
nのプリベイダを施す。そして、このようなフォトレジ
ストの形成された高分子フィルム基板10を基台7に置
かれた多孔質焼結セラミックス板9上に配置する。この
状態で油回転真空ポンプ13を駆動させることにより基
台7のバキュームライン8中の空気は排気され、これに
より高分子フィルム基板10は多孔質焼結セラミックス
板9の面上に真空吸着されることになる。
この時、多孔質焼結セラミックス板9には、多数の微細
な貫通孔9aが設けられているため吸着部分の大幅な拡
大を図ること7J’でき、これにより従来のように多孔
質焼結セラミックス板9と高分子フィルム基板10との
接触面に凹凸に起因する非接触部が発生する(第4図(
b)や第5図(b))ようなことがなくなる。従って、
この状態で図示しない露光マスクとの位置合わせを行う
ことにより、高分子フィルム基板10上に電極パターン
を高精度に配線することが可能となる。このようにして
高分子フィルム基板10に電極パターンを形成すること
により、例えば、液晶表示素子用のコモン基板やセグメ
ント基板を精度良く作製することができることになる。
次に、本発明の第二の実施例を第3図に基づいて説明す
る。ここでは、多孔質吸着板として、前述した多孔質セ
ラミックス板9の代わりにステンレスメツシュ14を用
いたものである。この場合、ステンレスメツシュ14は
、スクリーン印刷等に利用されるスクリーンマスク用メ
ツシュを用いる。
また、このステンレスメツシュ14は、スクリーン印刷
板のように不必要部分にはコーティングが施されており
、真空吸着にかかわらない構造となっている。
このような構造のステンレスメツシュ14は、支持枠1
5間で一定の張力をもってスクリーンテンショナー16
により固定されており、その支持枠15は基台7上に設
けられたOリング17と接した形で設置されている。
このような構成において、今、ステンレスメツシュ14
として、スクリーンマスク用メツシュの165番及び4
00番の2種類を用いて、高分子フィルム基板】4を真
空吸着させて電極パターンを形成する実験を行った。ま
ず、165番程度のメツシュでは、微細加工時に、スト
ライプ状の電極パターンのエツジに、そのステンレスメ
ツシュ14と高分子フィルム基板10との接触、非接触
の凹凸に起因すると居われる非直線パターンが現われる
が、400番程度のステンレスメツシュ14ではそのよ
うな接触面での凹凸に起因する非直線パターンは現われ
ず、特に問題なく実用化に適している。
従って、本実施例の場合にも、用途の適切なステンレス
メツシュ14を用い、露光マスクとの位置合わせを行う
ことにより、高分子フィルム基板10上に電極パターン
を高精度に配線することが可能となる。
発明の効果 本発明では、高分子フィルム基板を位置合わせ装置のバ
キュームラインの形成されている基台上に真空吸着法に
より吸着させ、その吸着された状態の高分子フィルム基
板上にフォトリソグラフィー法により電極のパターンニ
ングを行うためにその高分子フィルム基板と露光マスク
との位置合わせを行う高分子フィルム基板の位置合わせ
装置において、前記バキュームラインの形成された前記
基台上に全面に渡り多数の微細な貫通孔を有する多孔質
吸着板を配設し、この多孔質吸着板を介して前記高分子
フィルム基板を萌記基台上に固定するようにしたので、
従来のように基台と高分子フィルム基板との間の吸着面
に凹凸による部分的な非接触面が発生するようなことが
なくなり、高分子フィルム基板を変形(そり、たわみ等
)なく強い吸着力で固着することができるため、電極部
の高精度なパターンニングを行うことができるものであ
る。
また、多孔質吸着板は直径的0.5〜10μmの貫通孔
を有するようにしたので、従来に比べ基台の加工及び目
づまり除去のためのクリーニングが容易となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す側面図、第2図は
その排気系を含めて示す平面図、第3図は本発明の第二
の実施例を示す側面図、第4図は第一の従来例を示す構
成図、第5図は第二の従来例を示す構成図である。 7・・・基台、8・・・バキュームライン、9・・・多
孔質吸着板、9a・・・貫通孔、10・・・高分子フィ
ルム、14・・・多孔質吸着板 出 願 人    株式会社 リ コ 」 図 図 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高分子フィルム基板を位置合わせ装置のバキューム
    ラインの形成されている基台上に真空吸着法により吸着
    させ、その吸着された状態の高分子フィルム基板上にフ
    ォトリソグラフィー法により電極のパターンニングを行
    うために前記高分子フィルム基板と露光マスクとの位置
    合わせを行う高分子フィルム基板の位置合わせ装置にお
    いて、前記バキュームラインの形成された前記基台上に
    全面に渡り多数の微細な貫通孔を有する多孔質吸着板を
    配設し、この多孔質吸着板を介して前記高分子フィルム
    基板を前記基台上に固定するようにしたことを特徴とす
    る高分子フィルム基板の位置合わせ装置。
JP2265963A 1990-10-03 1990-10-03 高分子フィルム基板の位置合わせ装置 Pending JPH04142548A (ja)

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JP2265963A JPH04142548A (ja) 1990-10-03 1990-10-03 高分子フィルム基板の位置合わせ装置

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JP (1) JPH04142548A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028170A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Taiheiyo Cement Corp 真空吸着装置及びその製造方法
JP2012076204A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd 吸着テーブル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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