JPH04142085A - 積層型変位素子 - Google Patents

積層型変位素子

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JPH04142085A
JPH04142085A JP2264689A JP26468990A JPH04142085A JP H04142085 A JPH04142085 A JP H04142085A JP 2264689 A JP2264689 A JP 2264689A JP 26468990 A JP26468990 A JP 26468990A JP H04142085 A JPH04142085 A JP H04142085A
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定村 茂
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純一 渡辺
Yoshiyuki Watabe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電気エネルギーと機械エネルギーとの変換に使
用する積層型圧電素子に関するものである。
[従来の技術] 従来の積層型圧電素子は、例えば第6図(a)に示すよ
うな構造のものか一般的である。同図において1aは圧
電効果層であり、例えばジルコン酸チタン酸鉛その他の
圧電材料により、10m+nX10mmX0.1mmの
板状に形成する。2aは内部電極であり、導電性の金属
膜により前記圧電効果層1aと接触させると共に、積層
型圧電素子の側面に露出するように形成する。上記圧電
効果層1aと内部電極2aとを交互に積層し、内部電極
2aを一層おきに外部電極端子3.4ζ接続する。
こうして両端部の内部電極2aの外方には保護層5を接
触させて、積層型圧電素子と外部との絶縁を保護すると
共に、他の部材との境界として利用できるようにする。
なお前記圧電効果層1aの積層数を例えば100層とし
て、積層型圧電素子としての厚さを10m[llに形成
する。以上の構成により、外部電極端子3.4に正負の
電圧を印加すると、前記内部電極2a間に電界が発生し
圧電効果層1aは圧電材料の縦効果により厚さ方向に伸
びて歪を発生する。一方上記電界の発生により圧電材料
の横効果のため圧電効果層1aは面に沿う方向に縮むた
め横歪も同時に発生する。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来の積層型圧電素子においては、前記のように両端部
の内部電極2aの外方に保護層を接着した構成となって
いるため、上記横方向変位が抑制されてしまう。すなわ
ち、保護層5と隣接している圧電効果層1aにおいては
、電界の印加によって圧電材料の横方向による力が発生
し、圧電効果層1aの面に沿う方向に縮もうとするが、
保護層Sにおいては電界の印加がないため、前記圧電材
料の縦効果及び横効果による伸び歪及び縮み歪を発生し
ないため、保護層5と隣接している圧電効果層1aに発
生する横効果による縮み変位を抑制することになり、前
記第6図(b)に鎖線で示したようなたわみ変形となる
。この結果圧電効果層1aと保護層5との界面に剪断応
力が発生し、積層型圧電素子の分極工程における電圧印
加時または実際の駆動時において割れその他の非所望な
現象発生の原因となり、信頼性を低下させるという問題
点がある。
上記問題点を解決するため、保護層5と圧電効果層1a
との間に圧電効果層の厚さより厚さを大にした圧電効果
層を含む緩衝層を挿入したものが提案されている(特公
昭63−10596号公報参照)。しかしながら上記の
ものにおけるような圧電効果層の厚さの異なるものを組
み合わせて構成することは、製造工程を別個にする必要
があるほか、圧電材料のように分極時の残留歪が残るも
のでは、圧電効果層の厚さを変化させて歪み量を連続的
に変化させることは困難であるため、細かな歪量の制御
は不可能である。
また別の方法として、圧電効果層の厚さは一様でも、駆
動層における内部電極面積をすべて一様に小さくして歪
を抑制したり(特開昭58−196o76公報参照)、
さらに、素子端部はと内部電極面積を小さくして歪み量
を連続的に変化させる方法も提案されている(セラミッ
クス21 (1986)No、3雑誌参照)。
しかしながら前者の方法では、保護層と駆動層の間の剪
断応力を小さくすると、素子の変位量も小さくなってし
まうという欠点がある。一方後者の方法では、内部電極
面積かすべて異なる圧電効果層を用意しなくてはならず
、製造工程上部品管理、その他が極めて煩雑になるとい
う欠点がある。
本発明は上記問題点を解決し、製造が容易であると共に
、分極時または駆動時においても割れの発生の恐れの無
い高信頼性を有する積層型圧電素子を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本発明においては、はぼ同
一の輪郭形状に形成した圧電効果層と内部電極とを交互
に積層し、両端部の内部電極の外方にこれらとほぼ同一
の輪郭形状に形成した圧電材料からなる保護層を接触さ
せ、前記内部電極を介して前記圧電効果層に電界を印加
するように構成した積層型圧電素子において、前記圧電
効果層とほぼ同一の輪郭形状を有する圧電効果層と、前
記圧電効果層の厚さの0. 5〜5倍の直径の最小内接
円を有する積層方向に貫通する複数の六を適宜設けるこ
とにより前記内部電極の面積の最大値の0.3〜0.8
倍で前記圧電効果層とほぼ同一の輪郭形状を有する内部
電極を交互に積層した緩衝層を配設するという技術的手
段を採用したのである。
さらに、前記内部電極における貫通孔の積層方向への重
なりを20層以内とする事により、圧電不活性な部分に
おける応力集中を避けるという技術的手段を採用したの
である。
[作用コ 本発明にかかる積層型圧′屯素子によれば、内部電極に
積層方向に貫通する複数の六を設けることにより、圧電
不活性な部分を作ることが出来、前記貫通孔の大きさあ
るいは個数を変えて内部電極の面積を変化させることに
より、圧電活性な部分と不活性な部分との比率を変化さ
せて、圧電横効果による縮み歪を自由に変化させること
か出来る。
さらに上記手段を緩衝層に用いて、緩衝層における内部
電極面積を駆動層におけるそれよりも小さくすることに
より緩衝層の横方面歪が小さくなり、保護層と駆動層間
に発生する剪断応力を緩和することが出来るため、電極
界面からの剥離などの機械的破壊の発生を防止すること
が出来るのである。
第1図は本発明における貫通孔の大きさ及び分布状態を
決定するための解析に用いた図である。
この素子は前記圧電材料1aより成り、内部に金属膜よ
り成る集子の輪郭とほぼ同一形状で、端面の少なくとも
一部かこの素子の側面に露出しており、素子中央部に内
部電極間隔tのa倍の直径を有する一つの貫通孔6を有
している内部電極2aを有している。内部電極2aは一
つおきに各々外部電極端子3.4に接続されており、外
部電極端子3,4に正負の電圧が印加されると内部電極
2aにはさまれた圧電材料内には電界が発生し、圧電活
性部分7となるため、積層方向に伸び積層方向と垂直な
方向には縮もうとするか、前記貫通孔部分は圧電不活性
部分8となり、圧電歪が生じないため圧電不活性部分8
内に積層方向に引っ張り応力が発生することになる。
第1図(b)は第1図(a)の圧電素子の斜線部分即ち
1/4区間を示すもので、前記圧電不活性部分8内に生
じる引っ張り応力を求めるための解析モデルである。圧
電効果層1aの厚さt=100μm、内部電極における
貫通孔6の直径をr=5Xt=500μmとし、外部電
極端子3.4間に直流電圧150Vを印加したときに、
積層枚数nを変化させたときの素子中央部の貫通孔6d
内に発生する積層方向の引っ張り応力を第2図(a)に
示す。引っ張り応力は積層枚数が増加すると共に単調に
増加しており、積層枚数か少ないほど小さいことは明か
である。圧電材料の引っ張り強度は100MP a程度
てあり第2図(a)より内部電極の貫通孔6の重なりは
20層以下がよいことがわかる。
第2図(b)は第1図(b)において圧電効果層1aの
厚さt=100μm、積層枚数n=20とし、外部電極
端子3.4間に直流電圧150Vを印加したときに、内
1lllll電極における貫通孔6の直径をr=aXt
としたときの貫通孔の直径と圧電効果層厚さtとの比a
を変化させたときに素子中央部の貫通孔6a内に発生す
る積層方向の引っ張り応力を示したものである。貫通孔
6の直径rが圧電効果層1aの厚さtに比べて小さすぎ
ると貫通孔6の直径rが圧電効果層1aの厚さtに比べ
て大きすぎると貫通孔6内の圧電不活性な部分8の引っ
張り応力が大きくなりすぎて素子の破壊を招く恐れかあ
る。一方、貫通孔6内に電界か回り込むために、圧電不
活性であるべき部分8も圧電活性となり貫通孔の効果が
なくなってしまう。
したかって内部電極2aにおける貫通孔6の大きさrは
圧電効果層1aの厚さLの0.5〜5倍かよい。
第3図は本発明を積層型圧電素子の駆動層と保護層の間
に発生する剪ml応力を緩和するための緩衝層として応
用した場合の例を示す。この素子は圧電材料1a、lb
よりなり内部に金属膜より成る素子の断面と同一の輪郭
形状で端面かこの素子の側面に露出している内部電極2
a及び2bを有している。内部電極2a及び2bは一つ
おきに各外部電極端子3及び4に接続されている。この
積層型圧電素子は、上端部及び下端部にそれぞれ電界の
かからない保護層5を有しており、保護層5に隣接して
いる緩衝層10の圧電効果層1bにそれぞれ電界を印加
するための内部電極2bの面積S1は、貫通孔6の数を
変えることにより、駆動層9の圧電効果層1aにそれぞ
れ電界を印加するだめの内部電極2dの面積S○より小
さくしである。
電圧か印加されると、圧電効果層1a及びlbは圧電材
料の縦効果によりこの積層型圧電素子の積層方向にそれ
ぞれ伸び歪を発生すると同時に圧電材料の横効果により
積層方向と垂直な方向に縮み歪を発生するか、保護層5
は電界が印加されないため圧電材料の縦効果及び横効果
による伸び歪及び縮み歪を発生しない。このため、駆動
層9に発生する前記横効果による縮み歪を抑制し、駆動
層9と保護層5との界面に剪断応力集中が発生するが、
保護層5に隣接する緩衝層10の圧電効果層1bに電界
を印加するための内部電極2bの面積siを他の内81
11電極2aの面積SOより小さくしであるため、前記
緩衝層10の横効果による縮み歪が小さくなり駆動層9
と保護層5との界面に発生する剪断応力集中を緩和する
ことが可能となる。
第4図(a)は第3図(b)の積層型圧電素子の斜線部
即ち1/4区間を示すもので、駆動層9と保護層5との
界面に発生する剪断応力を求めるための解析モデルであ
る。圧電効果層1a及び1bの厚さt、=100μm、
保護層5の層gh=05韮、外部電極端子3,4・\の
印加電圧を150■とし、緩衝層10における内部′電
極2bの面積51と駆動層9における内部電極2aの面
積SOの比率を変化させた場合の保護層5と緩衝層10
、及び緩衝層10と駆動層9の界面に発生する剪断応力
の値を第4図(b)に示す。第4図(b)において、S
L/5O=1の場合が従来の積層型圧電素子、即ち内部
電極2a及び2bの面積かすべて等しい場合に相当し、
二の場合の駆動層9と保護層5との界面に発生する剪断
応力の最大値は25MPa程度である。ここに、積層型
圧電素子の剪断応力による疲労強度は、安全係数を6と
すると実測値より約15MPa程度となり、緩衝層10
と駆動層9の内部電極の面積比率Sl/S○を約0.3
〜0.8とする事により、剪断応力を15〜iPa以下
とする事が可能となる。ここで、駆動層9における内部
電極2aの面積と、緩衝層1Qにおける内部電極2bの
面積の比SL/S。
か0.3よりも小さい場合は緩衝層10と駆動層9に発
生する剪断応力が大きくなり、またSl/S○か0.8
よりも太きいと保護層5と緩衝層10に発生する剪断応
力か大きくなり、前記実施例に記述したような剪断応力
の緩和効果か十分に得られない。
「実施例」 第5図は、本発明の積層型圧電素子に対する駆動回数と
変位量との関係を示す図である。
まず本発明における積層型圧′駐素子の作成方法を説明
する。重量比でP b O62,36%、SrC○34
.54%、TlO211,38%、ZrO220,60
%。
5b2031.12%からなる原料を24時間ボールミ
ルて混合後、soo’cで1時間仮焼する。仮焼粉末を
粉砕後、この仮焼粉末にポリビニルブチラールを添加し
、トリクレン中に分散させてスラリー化し、この混合材
料をドクターブレード法により厚さ100μmのシート
状の薄板に形成する。
秋にこの薄板の表面に白金導電ペースト若しくは銀−バ
ラシュームペーストをスクリーン印刷により塗布し、内
部電極2a、2bを形成した。この場合、駆動層9にお
ける内部電極2aの面積と、緩衝層1oにおける内部電
極2bの面積の比S1/Soを0.6にするため、スク
リーン印刷により前記内部電極2bにφ0.2mmの穴
を所定量形成した。上記のように形成した内部電極2a
、2bを有する薄板を第3図(a)に示すように例えば
100枚積層して圧着した後、所定の寸法に切断して積
層体とし、500 ’Cて脱バインダーを行った後、酸
素中1050〜1200°Cで1〜5時間焼結して積層
体を作成した。この積層体の寸法は10mmX 10n
+mX 1001111である。
前記のようにして得られた積層型圧電素子を150V、
10Hzのパルス電圧を印加し駆動耐久テストを行った
。比較のために従来の構造のものを併記して有る。第5
図から明らかなように従来のものにおいては駆動回数か
107回弱で駆動不能となるのに対して、本発明のもの
は、変位量が若干低下するものの駆動可能回数か飛躍的
に増大している。これは前記緩衝層10を設けたことに
より、剪断応力か緩和される結果、割れその他の積層型
圧電素子の機能喪失現象発生か大幅に低減されるためと
考えられる。
本実施例においては、保護層5、緩衝層10、駆動層9
の輪郭形状が正方形で、緩衝層10を駆動層9と保護層
5の間に各々2層のみ設けた例を示したか、駆動層9、
緩衝層10及び保護層5の輪郭形状は正方形以外にも他
の幾何学的形状を自由に選定することができると共に、
各々の層の肉厚及び積層数もまた適宜選定し得ることは
勿論である。また、緩衝層における電極面積は、必要に
応じて除々に変化させても良いことは勿論である。
さらに前記の実施例においては、電気機械変換材料が圧
電材料である場合について記述したが、キュリー温度が
室温よりも低いため、分極の必要がなく、かつ変位量か
大であると共にヒステリシスが少ない等の特徴を有する
電歪材料についても、前記と全く同様な作用を期待てき
る。
[発明の効果] 本発明は上記のような構成及び作用であるがら、積層型
圧電素子を構成する部材若しくは素子に発生する剪断応
力を緩和し、割れその他の機械的破壊の発生を阻止し、
寿命及び信頼性を飛躍的に向上させるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明における貫通孔の大きさ、
分布を決めるための解析に用いたモデル図、第2図(a
)(b)は第1図の解析結果、第3図(a)(b)は本
発明の積層型圧電素子を示す斜視図と断面図、第4図(
a)(、b)は本発明の実施例を示す説明図、第5図は
本発明の実施例を示す特性図、第6図(a)(b)は従
来の積層型圧電素子を示す斜視図と断面図である。 la、lb−一一圧電効果層、2a、2b−内部電極、
3.4−−−一外部電極端子、5−保護層、6−−−貫
通孔、7一−−圧電活性部分、8−m−圧電不活性部分
、9−m−駆動層、10−m−緩衝層 (a) (b) 第1図 積層枚数(枚) (a) a (=r/1) (b) 第2図 [b) 第3図 系千図 (a) 内部電極面積比率(St/SO) 第キ図 (b) 、駆動回数 第5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気機械変換材料からなる薄板とこれとほぼ同じ
    輪郭形状を有する内部電極を交互に積層して駆動層を形
    成し、両端部の内部電極の外方にこれらとほぼ同じ輪郭
    形状に形成した絶縁材料からなる保護層を接触させ、前
    記内部電極を介して前記薄板に電界を印加するように構
    成した積層型変位素子において、前記保護層近傍の内部
    電極に貫通孔を設け、前記駆動層部の内部電極面積の0
    .3〜0.8倍で、前記薄板とほぼ同一の輪郭形状とす
    ることにより緩衝層を形成したことを特徴とする積層型
    変位素子。
  2. (2)電気機械変換材料からなる薄板とこれとほぼ同じ
    輪郭形状を有する内部電極を交互に積層して駆動層を形
    成し、両端部の内部電極の外方にこれらとほぼ同じ輪郭
    形状に形成した絶縁材料からなる保護層を接触させ、前
    記内部電極を介して前記薄板に電界を印加するように構
    成した積層型変位素子において、前記保護層近傍の内部
    電極に最小内接円の直径か前記薄板の厚さの0.5〜5
    倍にした貫通孔を設けた前記薄板とほほ同一形状の内部
    電極を有する緩衝層を設けたことを特徴とする積層型変
    位素子。
  3. (3)電気機械変換材料からなる薄板とこれとほぼ同じ
    輪郭形状を有する内部電極を交互に積層して駆動層を形
    成し、両端部の内部電極の外方にこれらとほぼ同じ輪郭
    形状に形成した絶縁材料からなる保護層を接触させ、前
    記内部電極を介して前記薄板に電界を印加するように構
    成した積層型変位素子において、前記保護層近傍の内部
    電極に最小内接円の直径が前記薄板の厚さの0.5〜5
    倍にした貫通孔を設け、かつ、貫通孔の形状または個数
    を変えることにより、前記駆動層部の内部電極面積の0
    .3〜0.8倍で、前記薄板とほぼ同じ輪郭形状とする
    ことにより緩衝層を形成したことを特徴とする積層型変
    位素子。
  4. (4)請求項1支給3のいずれかに及至3のいずれかに
    記載の積層型変位素子において、駆動層と緩衝層の電気
    機械変換材料からなる薄板の厚さがほば等しい厚さであ
    ることを特徴とする積層型変位素子。
  5. (5)請求項1及至3のいずれかに記載の積層型変位素
    子において、連続して隣接する内部電極における貫通孔
    の積層方向への重なりを20層以内としたことを特徴と
    する積層型変位素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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