JPH04141632A

JPH04141632A - フアインダー

Info

Publication number: JPH04141632A
Application number: JP26535490A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Eto; 江藤　和彦; Toshiharu Mamiya; 敏晴間宮
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-10-02
Filing date: 1990-10-02
Publication date: 1992-05-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は複数のレンズを持つファインダーに関するもの
である。

［従来の技術］カメラのファインダーは、様々な構造がとられているが
、その代表的な例を第４図、第５図に示す。

１１はファインダー構造体で、１２．１３はそれぞれフ
ァインダー用のレンズである。レンズ１２．１３は該構
造体に対して、嵌合又は圧入等で径方向の位置決めがな
される。また、ファインダー構造体の段差等に突き当て
ることにより、光軸方向の位置決めがなされ、固定方法
には圧入、スナツプフィツト、接着、カシメ等がある。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら、上記従来例にも以下の様な欠点があった
。

（１）ファインダー構造体と各レンズの間にゴミの侵入
経路となる隙間が生じぬ様にすることが困難である。

つまり、プラスチックレンズの場合、過度の圧入は、レ
ンズの面精度が変化する可能性があると同時に、圧入時
に削れによりゴミが発生してしまう可能性もある。また
、スナツプフィツト方式では、寸法設定上隙間が生じや
すい。

（２）第４区の従来例では、組込後発見されたゴミの除
去が困難であり、分解時に部品破損の確率が高くなり、
その場合にはユニットごと廃却せねばならないといった
組立上の問題もある。

［課題を解決するための手段〕本発明は、レンズに光軸方向に延出する延出部を形成し
て、レンズ同士を直接当接させて位置決めしたことによ
り、レンズの組立性を向上させたと共に、レンズ組立時
でのレンズのファインダー構造体への圧入等の際でのゴ
ミの発生を押さえ、更にはレンズ間に侵入するゴミも少
な（するファインダーを提供する。

［実施例］以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明による第１の実施例であるカメラのコン
バージョンレンズのファインダ一部の概要断面図である
。１はコンバージョン本体、２．３はレンズ、４はレン
ズ押さえ板、５は止めビスである。レンズ２は、コンバ
ージョン本体１の嵌合部１ａに段差部２ａが嵌合し、位
置が決められている。更にレンズ３は光軸方向の延出部
３ａが設けられ、レンズ２の段差部２ｂに直接嵌合し、
径方向の位置を決めると同時に、直接突き当てることで
光軸方向の位置（レンズ間隔）を決めている。レンズ押
さえ板４は、コンバージョン本体１とレンズ２と３を隙
間な（固定できる様に、多少たわませる形で該コンバー
ジョン本体１に対して止めビス５にて固定する。

［他の実施例］第２図は本発明をファインダー内の一部に組み入れた第
２の実施例である。

６は、ファインダー構造体、７，８，９．１０はそれぞ
れレンズであるが、図はレンズ７．８間に防塵の必要が
ある場合の実施例である。すなわち、レンズ８には光軸
方向の延出部８ａが設けられ、レンズ７と直接嵌合する
ことによって位置決めされる。この様にレンズの枚数が
多いファインダー内にて部分的に使用しても良い。

また、第３図は本発明を３枚構成のレンズ間の防塵に用
いた第３の実施例である。すなわち、ファインダー構造
体２ｏに対して、レンズ２１．２２および２３を組込む
のに関し、レンズ２１を該構造体２０の嵌合部２０ａに
対して嵌合させる。そして、レンズ２１と２３には各々
光軸方向に延出しな延出部２１ｂ、２３ｂが形成されレ
ンズ２２は該延出部２１ｂ、２３ｂによって位置決めさ
れる。これにより、レンズ２１．２２及び２３の３つの
レンズの径方向及び光軸方向（レンズ間隔）の位置決め
が達成される。

なお、図において、２４はレンズ押さえ板であり、止め
ネジ２５によってファインダー構造体２０に固定される
ことによって、レンズ２３を押さえる役目を果たす。

上述実施例において、レンズの延出部３ａ、８ａ、２１
ｂ、２３ｂはレンズ本体３．８．２１．２３と一体成形
されるものであり、特にコスト高とはならない。また、
この延出部３ａ、８ａ、２１ｂ、２３ｂは略円筒状に成
形することが防塵効果を高める上で有利だが、特にゴミ
等の侵入しやすい場所のみカバーするようにしても従来
に比べて著しく防塵効果は向上する。

［発明の効果］本発明は、所定間隔をあけて位置決めする必要のある複
数のレンズを、少な（とも１つのレンズには光軸方向に
延出する延出部を形成し、複数のレンズを直接当接させ
て位置決めしたことにより、ファインダー構造体への組
込性を向上させると共に、組立時及び組立後のゴミのレ
ンズ間への侵入を従来に比べて大幅に減らすことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例としてのコンバージョンレ
ンズのファインダ一部の断面図。第２図は本発明の第２の実施例によるファインダ一部の
断面図。第３図は本発明の第３の実施例による３枚構成の場合の
ファインダ一部の断面図。第４図、第５図は従来例としてのファインダー部の断面
図。

Claims

【特許請求の範囲】

所定間隔をあけて位置決めする必要のある複数のレンズ
を有するファインダーにおいて、少なくとも１つのレン
ズには光軸方向に延出する延出部を形成して、レンズ同
士を直接当接させて位置決めしたことを特徴とするファ
インダー。