JPH04141616A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH04141616A
JPH04141616A JP26550890A JP26550890A JPH04141616A JP H04141616 A JPH04141616 A JP H04141616A JP 26550890 A JP26550890 A JP 26550890A JP 26550890 A JP26550890 A JP 26550890A JP H04141616 A JPH04141616 A JP H04141616A
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Motoyoshi Kawabata
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Kenji Hiromatsu
広松 憲治
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
MX上二皿月」 本発明は、レーザを光源にする画像記録装置に関し、特
にfθレンズの特性による主走査画素記録密度むらの改
良に関する。 従沫jl支逝 レーザを光源とする画像記録装置は、ポリゴンミラーに
よって一次元方向に偏向されたレーザビムにより、フィ
ルムなどの画像記録担体を主走査すると共に、画像記録
担体を主走査方向と直交する方向(副走査方向)に相対
的に移動して、記録担体を二次元的に走査し画像情報の
記録を行う。 このような装置において、結像レンズとしては一般にf
θレンズが用いられる。このfθレンズによって記録担
体上にビームスポットを形成し、ガスレーザならAOM
等の変調器を用いて、レーザーダイオ−、ドなら直接に
変調されたレーザビームで、画像記録担体上に画像を記
録する。 レーザビームの変調は、レーザビームが主走査始点検出
センサを通過した後、一定周波数で発生される基準クロ
ックにより該当する画素の画像信号により行われる。 さて、主走査方向の、ビーム偏向装置にポリゴンミラー
等の反射平面が定角速度運動する偏向器を用い、結像レ
ンズとしてfθレンズを用いた場合、記録担体上の結像
面のビームスポ・ノドの走査速度は一定となる。すなわ
ち、一定の周波数の基準クロックで、結像面にある記録
担体に画像を記録した場合、画素記録密度は主走査方向
どの位置でも一定となり、主走査方向にむらのない画像
記録ができる。 次にこのことを、式を用いて説明する。fθレンズのビ
ーム入射角θと像高yの関係は次式で与えられる。 y=r ・θ     ・・・ill 上式を時間微分すると、 d y / d t = f−dθ/dt   ・・・
(2)となる。この(2)式において、左辺は像面のヒ
ーーム走査速度に相当し、右辺のdθ/diは、fθレ
ンズに入射するビームの入射角の時間的変化、つまり角
速度を示す。 ポリゴンミラーの角速度ω2が一定とすると、主走査方
向焼付は有効領域では、dθ/dtも一定となるため、
走査速度d y / d tも一定となる。 これによって、主走査方向にむらのなQ>画像記録が達
成される。 ゛しよ゛と る ところで、近年、fθレンズに対する要求として、有効
領域全域で結像スポット径を小さくして画像記録密度を
上げると共に、走査角度を大きくして画像記録の行える
有効領域をより広く取ろうとする要求がある。 このような要求を優先してfθレンズを設計した場合、
一方でfθ特性がいく分犠牲になるという問題が生しる
。即ち、第(1)式で示した入射角θと像高の関係が十
分に満たされなくなるために、たとえポリゴンミラーが
安定に回転したとしても、結像面上でのビームスポット
の走査速度が一定でなくなってしまい、主走査方向にお
いて画像記録密度にむらが生してしまうのである。 本発明はこのような点に鑑み、レンズ設計の際に犠牲と
なるレンズのfθ特性を電気的処理で補正し、安価で、
広い有効走査領域にわたって画素密度のむらなく、かつ
高精細に画像記録を行うことのできる有効な画像記録装
置を提供することを目的としている。 課■を”るための  − 上記目的を達成するために本発明は、レーザ光源から発
されたレーザビームを画像信号と基準クロックとに基づ
き変調する変調手段と、変調されたレーザビームを主走
査方向に走査する第1の走査手段と、前記レーザビーム
を結像して記録担体表面にビームスポットを形成するた
めのfθレンズ(必ずしもfθ特性が良好でなくても、
この種の平面走査用レンズは一般にfθレンズと呼ばれ
ており、本明細書でもそれに従っている。)と、記録担
体を主走査方向と直交する方向に相対移動させるための
第2の走査手段と、fθレンズの特性に起因したビーム
スポットの主走査速度の変化に対応して、前記変調手段
に加える基準クロックの周波数を制御する周波数制御手
段と、1回の主走査の度にレーザビームの主走査開始位
置と基準クロックの発生開始時期とを同期させる同期手
段と、を備え、前記周波数制御手段は、fθレンズの入
射角と像高の実測値又は計算値の関係を少なくとも走査
有効領域にわたって記憶した1ワード1ビットのライン
メモリを原基準クロックの発生源として用い、各主走査
開始後の前記入射角に比例したアドレス指定信号により
前記ラインメモリから読み出される原基準クロックをP
LL回路で逓倍し、基準クロックを得る構成であること
を特徴としている。 又、上記画像記録装置は、更に、基準クロックの周波数
に比例したアナログ電圧を得るアナログ電圧発生手段と
、このアナログ電圧を主走査方向の対応する位置におけ
る画像信号に乗算する乗算処理手段とを備え、乗算処理
手段から得た信号でレーザビームの強度を変化させるこ
とを特徴としている。 作ヨーーー度 本発明によれば、1ワード1ビットのラインメモリを基
準クロックの発生源として用いており、このラインメモ
リにfθレンズの入射角と像高の関係を記憶させている
。 fθレンズの入射角と像高の関係は、fθレンズの設計
データから光線トレースにより計算で求めることもてき
るが、製作誤差や配置誤差等を考慮すると実測で求める
方がより実用的である。 fθレンズの像高の実測値は、例えば製作したfθレン
ズを所定の光学的位置に配すると共に、その結像面に一
定ピンチで目盛りが刻まれた定規板を配し、fθレンズ
への入射角をどれだけ振ると結像面上のビームスボ・ノ
ドが1つの目盛りから次の目盛りへ移動するかを有効走
査領域の全域にわたって実測した値である。 この実測値又は計算値の関係をラインメモリに記録する
には、入射角の単位角を1ワードとし、ビームスポット
が1の目盛りに照射されているとき、そのワードのビッ
トを1とし、ビームスポットが目盛りと目盛りの間に照
射されているとき、そのワードのビットを0として行う
。 このようにじでfθレンズの像高の実測値又は計算値の
関係を記録したラインメモリを原基準クロックの発生源
として用いると、得られる原基準クロックのパルス幅は
、定角速度運動するポリゴンミラーで反射されfθレン
ズを通して結像したビームスポットが主走査方向に一定
間隔移動する時間に相当する。言い換えると、原基準ク
ロックの周波数はビームスポットの移動速度が速いとこ
ろでは高く、遅いところでは低いということになる。 この原基準クロックはPLL回路で逓倍されて基準クロ
ックとして使用される。原基準クロックを逓倍するのは
、少ない容量のラインメモリで、高い画素密度の記録を
実現するためである。 なお、このような節約が可能なのは、fθレンズの設計
にあたって、fθ特性をいく分犠牲にしたとはいえ、短
い区間で走査速度が急には変化しないことを確認してい
るからである。 画像信号と前記基準クロックとを用いてレーザビームを
変調し、この変調ビームをポリゴンミラーを介して前記
実測値を得た当該fθレンズに、基準クロックの発生開
始時期と変調ビームの主走査開始位置を合わせた状態で
入射すると、fθレンズの結像面上には一定の間隔で記
録が行われる。 実−−−施一一二医 第1図は本発明に係る画像記録装置の一実施例の全体構
成を示す図である。この装置は主走査手段としてポリゴ
ンミラーを備えた製版用スキャナであり、図中に示すX
方向、X方向が夫々主走査方向、副走査方向に相当する
。製版用スキャナでは画像信号に網点変調をかけて出力
するのが通例であるため本明細書もそれに従って記述す
るが、連続階調出力の画像記録装置にも本発明を適用で
きる。レーザ光#1で発生したレーザビームLBは、変
調手段としてのAOM (音響光学変調器)2へ入射さ
れる。AOM2は網点信号発生装置3よりレーザビーム
LBを0N10FF変言周する網点信号が入力されてい
る。 AOM2によって0N10FF変調されたレーザビーム
LBは、a方向に等速回転しているポリゴンミラー4の
ミラー面に入射される。ポリゴンミラー4のミラー面か
ら反射されるレーザビームLBは、ポリゴンミラー4の
回転に伴ってX方向に周期的に偏向される。偏向後のレ
ーザビームしBはfθレンズ5を通ってその結像面位置
に設けられた感光材6上にビームスポットとして結像す
る。感光材6はb方向に回転駆動されるドラム7に被着
されている。前記ポリゴンミラー4の回転とドラム7の
回転とにより、レーザビームLBは、感光材6表面に二
次元画像を記録する。 前記ドラム7の一例であって主走査方向Xの開始点側に
は、レーザビームLBO主走査開始位置を検出するため
のスタートセンサ8が設けられている。 前記fθレンズ5は、rθ特性をいく分犠牲にすること
によって、有効走査領域で結像スポ・7ト径を小さくし
て画像を高精細にし、かつ有効走査領域を広くするよう
設計されている。そのため、このfθレンズ5の入射角
θと像高の関係が第2図(a)に実線で示すようにリニ
アにはなっていない(破線は理想的なfθレンズの特性
を示している。)。 尚、fθレンズで結像されたビームスポットがスタート
センサ8で検出される時刻をt=Qとし、その時の入射
角をθ=0とすれば、入射角θと時間tとは一対−に対
応するので、第2図(a)の横軸は時間軸で表している
。又、像高はスタートセンサ8の位置を原点とすれば、
主走査方向の座標Xと同しなので、縦軸は主走査方向の
座標Xで表している。 ところで、上記のようにfθ特性として時間tと主走査
方間座標XとがリニアCニなっていないと、そのfθレ
ンズ5で結像されたビームスポットの感光材6上での速
度V (t)(−dx/dt)は、第2図(b)の実線
で示すように刻々変化することとなる。 今、AOM2に与える基準クロックの周波数をf d 
 (t) 、AOM2によるレーザビームのON/○F
F変調によって感光材6上に記録される主走査のビ、・
チを△P (t) 、ビームスポットの感光材6上での
主走査速度をV (t)とすると、ΔP (t)=Kl
 ・V (t)/fd (t)・・・(3) なる関係が成立している。但し、K、は定数である。こ
の関係式において、V (t)は第2図(b)に示した
ように時間tと共に変化するので、本発明の主題である
△P (t)を一定Q?するには、fd(t)がV (
t)と比例的に変化するものでなければならない。 網点信号発生装置3は、fd  (t)をこのような条
件を満たすように変化させる基準クロックの発生回路を
含むもので、その詳細を第3図に示す。 図に示すように網点信号発生装置3は、基準クロック発
生回路9と網点信号発生回路10とから成っている。基
準クロック発生回路9は、アドレスカウンタ91、ライ
ンメモリ92、波形整形回路93及びP L L (P
hase Locked Loop)回路94から成っ
ている。 アドレスカウンタ91は、スタート−センサ8によるビ
ームスポット検出信号が入力されるのを開始条件として
、以後、図示しないクロック発生器から出力される一定
周波数のクロックパルスを順次カウントし、そのときの
カウント値をラインメモリ92のアドレス指定信号とし
て出力する。この時、例えばポリゴンミラー4と同軸に
ロークリエンコーダを取付けて、入射角θに直接対応し
たクロックパルスを作り出して前記アドレスカウンタ9
1の一方の入力信号としても良いが、より簡便には水晶
発振器など等時性のある信号源から作り出した一定周波
数のクロック信号を前記アドレスカウンタ91の一方の
入力信号とすれば良い。 これと、ポリゴンミラー4の定角速度運動とから前記カ
ウント値は入射角θに比例した値となる。 アドレスカウンタ910カウント値がラインメモリ92
のワード数と同数になるとカウントを終了する。そして
、次にスタートセンサ8か°らのビームスポット検出信
号が入力されると、カウントリセットして後、再びカウ
ント動作を繰り返す。 ラインメモリ92は、1ワード1ビットの所定容量のメ
モリで、これには前記fθレンズ5の入射角と像高の実
測値の関係が記憶されている。実測値を記憶する方法は
作用の項で述べたように、一定間隔で目盛った目盛りを
結像面におき、製作直後のfθレンズに入射するレーザ
ビームの入射角を単位角ずつ振って行き、fθレンズで
結像されたビームスポットが目盛り上に位置するときは
バイナリ−ビットの1、目盛り上に位置しないときはハ
イナリービソトの0を記録するという方法である。この
場合、ラインメモリ92の各アドレス(ワード)は単位
入射角に対応させである。第4図は上記のようにして記
憶して行った場合のラインメモリ92の記憶内容を示し
ている。又、第2図(c)は一定間隔の目盛りとビーム
スポットが目盛りの間を横切る時間との対応関係を示す
図である。 波形整形回路93はラインメモリ32から読出したパル
スの波形を整える周知の回路であり、又PLL回路94
も、位相比較器95、ローパスフィルタ96、VC○(
Voltage Controlled 0scill
ator)  97及び1/N分周器98から成り、V
CO97の出力端から入力パルスの周波数をN倍逓倍し
た基準クロックDCを得る公知の回路である。 網点信号発生回路10は画像処理部101と網点信号発
生器102とドライバー103とから成る。画像処理部
101は入力機で得た画像信号を階調修正や色修正等の
処理を行う公知の回路である。網点信号発生機102は
画像処理部101で得た画像データを、基準クロック発
生回路9から得られる基準クロックDCによって2値化
する回路である。ドライバー103は、網点信号発生器
102から得られる網点信号を高周波信号(例えば80
MHzの搬送波)で振幅変調する回路で、この回路より
得た出力がAOM2に加えられ、レーザビームLBを0
N10FF変調する。この場合、0N10 F F変調
の周波数は基準クロック発生回路9から得る基準クロッ
クDCの周波数に等しい。 次に、上記構成の装置の動作を説明する。レーザ光源1
から発したレーザビームLBは、AOM2にて基準クロ
ックの周波数で0N10FF変調されて後、ポリゴンミ
ラー4で周期的にX方向に偏向され、fθレンズ5を通
して感光材6上に結像される。ここで、fθレンズ5は
高精細で有効領域は広いがfθ特性をいく分犠牲にした
レンズを用いている。又、基準クロック発生器9のライ
ンメモリ92に記憶した入射角θと像高の実測値の関係
は、前記fθレンズ5のそれである。従って、感光材6
上におけるビームスポットの主走査方向の速度は、第2
図(b)に示すように時間の関数となっており、一定し
ていない。 今、ビームスポットが主走査開始位置にあるスタートセ
ンサ8で検出され、感光材6の左端から右端まで1ライ
ンスキヤンされる場合を想定する。 ビームスポットがスタートセンサ8で検出されることに
より、基準クロック発生回路9のアドレスカウンタ91
がカウント値をリセフトし、一定周波数のクロックに同
期して0から順にカウントし始める。アドレスカウンタ
91の出力はアドレス指定信号としてラインメモリ92
に加えられ、ラインメモリ92.のメモリ内容を1ワー
ドずつ読出して行く。このため、ラインメモリ92の出
力には第5図に示すパルス(原基準クロック)があられ
れる。但し、このパルスは、記憶内容が1のときHレベ
ル、0のときLレベルにセントした場合の波形図である
。このパルスのパルス幅Δtは、ラインメモリ92にf
θレンズの入射角と像高の実測値の関係が記憶されてい
る経緯からして、感光材上でビームスポットが一定微小
距離を移動するのに要する時間であり、それは感光材上
でのビームスポットの主走査速度V (t)の逆数に比
例している。つまり、 ΔtcK1/V(t)   ・(41 である。 この場合、パルス幅Δtは周波数fp(t)の逆数に等
しいので、パルスの周波数fp(t)と主走査速度V(
t)とは次の関係がある。 fp  (t) o’V (t)   ・・・(5)又
はfp(t)−Kz  ・V (t)   ・・・(5
)′但し、K2は定数である。 一方、ラインメモリ92から出力されるパルスはPLL
回路94で逓倍して基準クロックとして用いられるので
、PLL回路94の逓倍数をN(整数)とすれば、基準
クロックの周波数fd(1)とラインメモリ92の出力
パルスの周波数fp(t)とは、 f  d  (t)=N−fp  (t)     ・
・・(6)という関係にある。これに(5)′弐を代入
し、fd  (t) −N、に2 ・V (t)  ・
・・(7)を得る。 このようにして得た基準クロックの周波数fd(1)に
よってレーザ光源1から発したレーザビームLBがAO
M2で0N10FF変調され、ポリゴンミラー4、fθ
レンズ5を通して感光材6上を主走査されるので、感光
材6上に形成される主走査ピンチ△P (t)は、(7
)式を(3)弐に代入し、整理することにより得る。即
ち、 八P (t)=に+ / (Kg  ・N) ・・・(
8)上式の右辺のに+ 、Kzは定数であり、Nもまた
定数であるから、左辺のΔP (t)は時間に依存しな
い定数となる。つまり、このことは、上記装置によれば
、fθ特性を犠牲にしたfθレンズを用いても、感光材
6上での主走査ピンチを常に一定に保つことができ、画
素密度にむらのない記録が可能なことを意味している。 尚、第2図(e)は上記(8)式の関係をグラフで表し
ている。但し、同口は、主走査ピンチΔPが主走査速度
■(1)とパルス幅t  (o:N/ f p  (t
) )の積に比例するして、第2図(b)と同図(d)
とを各時間毎に積算して描いている。しかし、物理的な
意味は第(8)式と同じである。 次に、第6図は本発明の他の一実施例を示している。上
記した実施例では、感光材上での主走査速度が変化して
も主走査ピッチを一定に保つことができるが、この場合
、主走査速度の変化があまり大きいと、レーザ光源の出
力パワーを一定にしても感光材上には一定の濃度で記録
することができず、濃淡を生しることがある。即ち、感
光材上での主走査速度の変化が大きいと、レーザ光源の
出力パワーが一定であっても、主走査速度が速いところ
では単位面積当たりの照射エネルギーが低いために記録
濃度が淡くなるし、逆に主走査速度が遅いところでは単
位面積当たりの照射エネルギーが高いために記録濃度が
濃くなる。 第6図の実施例は、主走査速度の大きな変化に起因した
このような濃度むらを防止するために工夫されたもので
ある。そのため、先ず、網点信号発生回路10の網点信
号発生器102とドライバ103との間に乗算処理部1
04を設けると共C:、基準クロック発生回路9のVC
○97の出力に周波数・電圧変換器99を接続し、この
周波数・電圧変換器99から得る信号を乗算処理部10
4に加えている。 上記構成の動作を第7図の波形図に従って説明する。■
C○97の出力である基準クロックDは第(6)式に示
したように感光材上でのビームスボ。 トの主走査速度に比例しているので、肩波数・電圧変換
器98の出力は第7図(a)に示すように主走査速度波
形である第2図(b)と相似形となる。一方、網点信号
発生器102の出力は、画像処理部101から受は取っ
た画像信号を基準クロ7りDCを受は取る毎に網点変調
したもので、通常は数クロックル数↓クロック分のON
状態およびOFF状態が交互に持続されるものであり、
例えば第7図(b)のような2値信号となる。但し、こ
の図では、便宜上画像信号は一定レベルとし、また基準
クロック周波数も一定周波数として描いている。乗算処
理部104は、上記した2つの信号の掛算を行うもので
あり、このため、乗算処理部104の出力に第7図(c
)に示す波形があられれる。この波形はドライバー10
3で高周波変言周されてAOM2にカロえられる。AO
M2は、この入力に基づきレーザビームLBを強度変調
する。 強度変調されたレーザビームを第7図(d)に示す。こ
の図からもわかるように、感光材上でのビームスポット
の主走査速度の速いところで(A領域、C領域)ではA
OMの出力光は強く、逆に主走査速度の遅いところ(B
領域)ではAOMの出力光は弱い。既述したように、も
ともとレーザビムのパワーが一定であれば、主走査速度
の速いところは照射エネルギーが低く、遅いところは照
射エネルギーが高いものであるから、上記のようにAO
Mの出力光が変化すると、感光材上全面にわたって、照
射エネルギーを均一にすることができる。これによって
濃度むらのない記録が実現する。 4゜ 発1廊ぢ1果 以上説明したように本発明によれば、結像スポット径を
小さくして画像を高精細にすると共に、走査角度を大き
くして有効領域を拡大するためにfθ特性を犠牲にした
fθレンズを用いたとしても、感光材上での主走査ピッ
チを常に一定に保つことができ、その結果、画素密度む
らのない、しかも高精細かつ有効走査幅の広い画像記録
装置を得ることができる。 その上、画素密度むらの解消をラインメモリとPLL回
路という電気的手段によって行っているので、安価に製
作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像記録装置の一実施例を示す全体構
成図、第2図(a)〜(e)はfθ特性がいく分犠牲に
されたfθレンズを用いて感光材上での主走査ピンチを
一定にすることのできる理由を説明する図、第3図は網
点信号発生装置の詳細なブロック図、第4図はラインメ
モリのメモリ内容を示す図、第5図はラインメモリの出
力パルス波形図、第6図は本発明の他の実施例を示すブ
ロック図、第7図(a)〜(d)は第6図の各部の波形
図である。 1・・・レーザ光源、2・・・AOM (変調手段)、
3・・・網点信号発生装置、4・・・ポリゴンミラー(
第1の走査手段)、5・・・fθレンズ、6・・・記録
担体、7・・・ドラム(第2の走査手段)、8・・・ス
タートセンサ(同期手段)、9・・・ドツトクロック発
生回路、10・・・網点信号発生回路、92・・・ライ
ンメモリ、94・・・PLL回路。 特許出願人:大日本スクリーン製造株式会社第 図 第4図 第5図 ・0010000001000 ・ 第 図 (94,面) 平成3年12月17日 特許庁長官  深 沢   亘 殿 1、事件の表示 平成2年特許願第265508号 2、発明の名称 画像記録装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 京都市上京区堀用通寺之内上る4丁目天神北町1
番地の1 名称 大口木スクリーン製造株式会社 代表者  石 1) 明 4、代理人 ◎531 住所 大阪市北区豊1・−3丁目2番1号6、補正の対
象 明細書及び図面 補正の内容 (1)明細書の全文を別紙の通り補正します。 (2)第2.3.6.7図を別紙の図と差し換えまず。 全文訂正明細書 1、発明の名称 画像記録装置 2、特許請求の範囲 (1)レーザ光源から発されたレーザビームを画像信号
と基準クロックと乙二基づき変調する変調手段と、変調
されたレーザビームを主走査方向に走査する第1の走査
手段と、 前記レーザビームを結像して記録担体表面にビームスポ
ットを形成するためのfθレンズと、記録担体を主走査
方向と直交する方向に相対移動させるための第2の走査
手段と、 fθレンズの特性に起因したビームスボ・7トの主走査
速度の変化に対応して、前記変調手段Qこ加える基準ク
ロックの周波数を制御する周波数制御■手段と、 1回の主走査の度にレーザビームの主走査開始位置と1
9クロツクの発生開始時期とを同期させる同期手段と、
を備え、 前記周波数制御手段は、fθレンズの入射角と像高の実
測値又は計算値の関係を少なくとも走査有効領域にわた
って記憶した1ワード1ビットのラインメモリを基準ク
ロックの発生源として用い、各主走査開始後の前記入射
角C二比例したアドレス指定信号により前記ラインメモ
リから読み出される原基準クロックをPLL回路で逓倍
し、基準クロ、りを得る構成であることを特徴とする画
像記録装置。 (2)請求項1の画像記録装置は、更に、基準クロック
の周波数に比例したアナログ電圧を得るアナログ電圧発
生手段と、このアナログ電圧を主走査方向の対応する位
置における画像信号乙二乗算する乗算処理手段とを備え
、乗算処理手段から得た信号でレーザビームの強度を変
化させることを特徴とする画像記録装置。 3、発明の詳細な説明 愈粟↓Ω科朋剪界 本発明は、レーザを光源にする画像記録装置に関し、特
に[θレンズの特性による主走査画素記録密度むらの改
良ムニ関する。 従邊四刈り逝 レーザを光源とする画像記録装置は、ポリゴンミラー等
によって一次元方向に偏向されたレーザビームにより、
フィルムなどの記録担体を主走査すると共に、記録担体
を主走査方向と直交する方向(副走査方向)に相対的に
移動して、記録担体を二次元的に走査し画像情報の記録
を行う。 このような装置において、結像レンズとしてはFxtこ
fθレンズが用いられる。このfθレンズによって記録
担体上にビームスポットを形成し、ガスレーザなろAO
M等の変調器を用いて、レーザーダイオードなら直接に
変調されたレーザビームで、記録担体上に画像を記録す
る。 レーザビームの変調は、レーザビームが主走査始点検出
センサを通過した後、一定周波数の基準クロ、りと画像
信号とに基づいて作成した網点信号により行われる。 さて、主走査方向の、ビーム偏向装置Sこポリゴンミラ
ー等の反射平面が定角速度運動する偏向器を用い、結像
レンズとしてfθレンズを用いた場合、記録担体上の結
像面のビームスポットの走査速度は一定となる。すなわ
ち、一定の周波数の基準クロ・アクで、結像面にある記
録担体に画像を記録した場合、画素記録密度は主走査方
向どの位置でも一定となり、主走査方向にむらのない画
像記録ができる。 次にこのことを、式を用いて説明する。rθレンズのビ
ーム入射角θと像高Xの関係は次式で与えられる。 x=r ・θ     ・・・(1) 上式を時間微分すると、 dx/dt=f−dθ/ d t   −(2)となる
。この(2)式において、左辺は像面のビーム走査速度
に相当巳、右辺のdθ/dtsま、fθレンズに入射す
るビームの入射角θの時間的変化、つまり角速度を示す
。 ポ゛21ゴンミラーの角速度が一定とすると、主走査方
向焼付は有効領域では、dθ/dtも一定となるため、
走査速度d y、 / d tも一定となる。これによ
って、主走査方向にむらのない画像記録が達成される。 が”しよ゛と−る ところで、近年、fθレンズに対する要求として、有効
領域全域で結像スポット径を小さくして画像記録密度を
上げると共に、走査角度を大きくして画像記録の行える
有効領域をより広く取ろうとする要求がある。 このような要求を優先してfθレンズを設計した場合、
一方でfθ特性かい(分犠牲になるという問題が生じる
。即ち、第(1)弐で示した入射角θと像高χの関係が
十分に満たされなくなるために、たとえポリゴンミラー
が安定に回転したとしても、結像面上でのビームスポッ
トの走査速度が一定でなくなって′−まい、主走査方向
において画像記録密度にむらが生じて!−まうのである
。 本発明はこのような点に鑑み、レンズ設計O際に犠牲と
なるレンズのfθ特性を電気的処理で補正し、安価で、
広い有効走査領域0二わたって画素密度のむらなく、か
つ高精細に画像記録を行うことのできる有効な画像記録
装置を提供することを目的としている。 課業し」L丸文−るため612段 上記目的を達成するために本発明は、レーザ光源から発
されたレーザビームを画像信号と基準クロックとに基づ
き変調する変調手段と、変調されたレーザビームを主走
査方向に走査する第1の走査手段と、前記レーザビーム
を結像して記録担体表面にビームスポットを形成するた
めのfθレンズ(必ずしもfθ特性が良好でなくても、
この種の平面走査用レンズは一般にfθレンズと呼ばれ
ており、本明細書でもそ乙に従っている。)と、記録担
体を主走査方向と直交する方向に相対移動させるための
第2の走査手段と、fθレンズの特性に起因巳たビーム
スポットの主走査速度の変化に対応して、前記変調手段
に加える基準クロックの周波数を制御する周波数制御手
段と、1回の主走査の度;ニレーザビームの主走査開始
位置と基準クロックの発生開始時期とを同期させる同期
手段と、を備え、前記周波数制御手段は、fθレンズの
入射角と像高の実測値又は計算値の関係を少なくとも走
査有効領域にわたって記憶した1ワード1ピノ1−のラ
インメモリを原74準クロックの発生源とし2て用い、
各主走査開始後の前記入射角に比例したアドレス指定信
号により前記ラインメモリから読み出される原基準クロ
ックをP L L回路て逓倍し、基準クロックを得る構
成であることを特徴としている。 又、上記画像記録装置は、更に、基準クロックの周波数
に比例したアナログ電圧を得るアナログ電圧発生手段と
、このアナログ電圧を主走査方向の対応する位置C二お
ける画像信号に乗算する乗算処理手段とを備え、乗算処
理手段から得た信号でレーザビームの強度を変化させる
ことを特徴とじている。 詐−一−−町 本発明によれば、1ワー1−′1ビットのラインメモリ
を基準クロックの発生源として用いており、このライン
メモリにfθレンズの入射角と像高の関係を記憶させて
いる。 fθレンズの入射角と像高の関係は、fθレンズの設計
データから光線トレースにより計算で求めることもでき
るが、製作誤差や配置誤差等を考慮すると実測で求める
方がより実用的である。 fθレンズの像高の実測値は、例えば製作したfθレン
ズを所定の光学的位置に配すると共に、その結像面に一
定ピノチで目盛りが刻まれた定規板を配し、fθレンズ
への入射角をどれだけ振ると結像面上のビームスポット
が1つの目盛りから次の目盛りへ移動するかを有効走査
領域の全域にわたって実測した値である。 この実測値又は計算値の関係をラインメモリに記録する
には、入射角の単位角を1ワードとし、ビームスポット
が1の目盛り乙こ照射されているとき、そのワードのビ
ア・トを1とし、ビームスポットが目盛りと目盛りの間
りこ照射されでいるとき、そのワードのピノ1−をOと
′−で行う。 二のようにしてfθレンズの像高の実測値又は計算値の
関係を記録巳たラインメモリを原基準クワ、りの発生源
とじて用いると、得ろれろ原基準クロックのパルス幅は
、記録担体上でビームスポットが主走査方向に一定間隔
移動する時間に相当する。言い換えると、原基準クロッ
クの周波数はビームスポ・7トの移動速度が速いところ
では高く、遅いところでは低いということになる。 この原基準クロックはPLL回路て逓倍されて基準クロ
ックとして使用される。原基準クロ、りを逓倍するのは
、少ない容量のラインメモリで、高い画素密度の記録を
実現するためである。 なお、このような節約が可能なのは、fθレンズの設計
にあたって、fθ特性をいく分犠牲ムニしたとはいえ、
短い区間で走査速度が泊には変化しないことを確認して
いるからである。 画像信号と前記基準クロックとを用いてレーザビームを
変調じ、この変調ビームを前記実測値を得た当該fθレ
ンズ二二、基準クロックの発生開始時期と変調ビームの
主走査開始位置を合わせた状態て入射すると、fθレン
ズの結像面上ムこは一定の間隔て記録が行われる。 災−」L−Ui 第1図は本発明に係る画像記録装置の一実施例の全体構
成を示す図である。この装置は主走査用の第1の走査手
段としてポリゴンミラーを備えた装板用スキャナである
。図中乙こ示すX方向、X方向が夫々主走査方向、副走
査方向に相当する。製版用スキャナでは画像信号に網点
変調をかけて出力するのが通例であるため本明細書もそ
れに従って記述する。 しかし、連続階調出力の画像記録装置にも本発明を適用
できる。レーザ光源1で発生巳たレーザビームLBは、
変調手段としてのAOM(音響光学変調器)2へ入射さ
れる。AOM2は網点信号発生装置3よりレーザビーム
LBを○N/○FF変調する網点信号が入力されている
。 AOM2Q二よって○\10FF変言周されたレーザビ
ームLBは、a方向に等速回転じているポ“ノゴンミラ
ー4のミラー面に入射される。ポリゴンミラ−40ミラ
ー面から反射さ力2るレーザビームLBは、ポリゴンミ
ラー4の回転に伴ってX方向に周期的Sこ偏向される。 偏向後のレーザビームLBはfθレンズ5を通ってその
結像面位置に設けられた感光材6上にビームスポットと
して結像する。感光材6はb方向に回転駆動されるドラ
ム7乙ニ被着されている。前記ポリゴンミラー4の回転
とドラム70回転とにより、レーザビームLBは、感光
材6表面6二二次元画像を記録する。 前記ドラム7の一例であって主走査方向Xの開始点側に
は、レーザビームLBO主走査開始位置を検出するため
のスタートセンサ8が設けられている。 前記fθレンズ5は、fθ特性をいく分犠牲C二するこ
と0二よって、有効走査領域で結像スボ、)・径を小さ
くしで画像を高精細にし、かつ有効走査領域を広くする
よう設計されている。そのため、このfθレンズ5の入
射角θと像高Xの関係が第2図(a)D二実線で示すよ
うにリニ−−二:よなっていない(破線は理想的なfθ
し・ンズの特性を示している。)。 尚、fθレンズ5て結像されたビームスポットがスター
トセンサ8で検8される時刻を1=0とし、その時の入
射角をθ−〇とすれば、入射角θと時間りとは一対一に
対応するので、第2図(a)の横軸は時間軸で表してい
る。又、像高Xはスタートセンサ8の位置を原点とすれ
ば、主走査方向の座標χと同しなので、継軸は主走査方
向Xの座標Xで表している。 ところで、上記のようにfθ特性として時間tと主走査
方向座標Xとがリニアになっていないと、そのfθレン
ズ5で結像されたビームスポンドの怒光材6上での主走
査速度v(L)(=aχ/dt)は、第2図(b)の実
線で示すように刻々変化することとなる。 今、AOM2を変調するだめの基準クロックの周波数を
fd (t)、AOM2によるレーザビームの○N/○
FF変調によって怒光材6上に記録される主走査のピッ
チをΔP (t)、ビームスポットの怒光材6上での主
走査速度をV(t)とすると、 八P (t)=に、  ・V(t)/fd(t)・・・
(3) なる関係が成立している。但し、K1は定数である。こ
の関係式において、主走査速度V(t)は第2図(b)
に示したように時間tと共に変化するので、本発明の主
題である主走査ピッチΔP(1)を一定にするには、第
2図(d)に示すように基準クロックの周波数fd(t
)が主走査速度v(t)と比例的に変化するものでなけ
ればなうない。 網点信号発生装置3は、基準クロックの周波数fd(t
)をこのような条件を満たすよう乙こ変化させる回路を
含むもので、その詳細を第3圓乙こ示ず。図乙こ示すよ
うに網点信号発生装置3;ま、基準クロック発生回路9
と網点信号発生回路10とから成っている。基準クワツ
ク発生回路9は、ア)レスカウンタ91、ラインメモリ
92、波形整形回路93及びP L L (Phase
 Locked Loop)回路94から成っている。 アドレスカウンタ91は、スタートセンサザ8り二よる
ビームスポア・ト検出信号が入力されるのを開始条件と
して、以後、図示しないクロック発生器から出力される
一定周波数のクロックパルスを順次カウントし、そのと
きのカウント値をラインメモリ92のアトし・ス指定信
号として出力する。この時、例えばポリゴンミラー4と
同軸にロークリエンコーダを取付けて、入射角θに直接
対応したクロックパルスを作り出して前記アドレスカウ
ンタ91の一方の入力信号としても良いが、より簡便に
は水晶発振器など等時性のある信号源から作り出した一
定周波数のクロック信号を前記アドレスカウンタ91の
一方の入力信号とすれば良い。 これと、ポリゴンミラー4の定角速度運動とから前記カ
ウント値は入射角θに比例した値となる。 ア)・レスカウンタ91のカウント値がラインメモリ9
2のワヘド数と同数になるとカウントを終了する。そし
て、次にスタートセンサ8かうのビームスボ・ノド検出
信号が入力されると、アドレスカウンタ91をリセント
して、再びカウント動作を繰り返す。 ラインメモリ92は、1ワード1ビ・ノドの所定容量の
メモリで、これには前記fθレンズ5の入射角θと像高
Xの実測値の関係が記憶されている。 実測値を記憶する方法は作用の項で述べたように、一定
間隔で目盛った目盛りX′を結像面におき、製作直後の
fθレンズ5に入射するレーザビームLBの入射角を単
位角ずつ振って行き、fθレンズ5で結像されたビーム
スボッ1〜が目盛りX′上に位置するときはハイナリー
ヒ゛ノドの1、目盛りX′上に位置しないときはバイナ
リ−ビットのOを記憶するという方法である。この場合
、ラインメモリ92の各アドレス(ワード)は単位入射
角S:対応させである。第4図は上記のよ・)Qこして
記Fして行った場合のラインメモリ92の記1、キ内容
を示している。又、第2図(C);ま結像面の主走査方
向に置いた一定間隔の目盛りX′とビームスポットが目
盛りx’(7)間を横切る時刻も(時間Δt)との対応
関係を示す図である。 波形整形回路93;よラインメモリ92から読出したパ
ルスの波形を整える周知の回路であり、又PLL回路9
4も、位相比較器95、ローパスフィルタ96、■C○
(Voltage Controlled 0sci1
1ator)  97及び1/N分周器98から成り、
■C○97の出力端から入カバルスの周波数をN倍逓倍
じた基準クロックDCを得る公知の回路である。 網点信号発生回路10は画像処理部101と網点信号発
生B102とドライバー103とから成る。画像処理部
101は入力機で得た画像信号を階調修正や色修正等の
処理を行う公知の回路である。網点信号発生器102は
画像処理部101で得た画像データを、基準クロック発
生回路9から得られる基準クロックDCによって2値化
する回路である。ト“ライバー103は、網点信号発生
器102から得られる網点信号を高周波信号(例えば8
0MHzの搬送波)で振幅変調する回路である。 このドライバー103より得た出力がAOM2にぢ口え
られ、レーザビームLBを○N/○FF変調する。この
場合、○N/○FF変調の周波数は基準クロ、り発生回
路9かち得る基準クロックDCの周波数fd(t)に等
しい。 次に、上記構成の装置の動作を説明する。レーザ光源1
から発したレーザビームLBは、AOM2を二で基準ク
ロックDCの周波数で0N10 F F変調されて後、
ポリゴンミラー4で周期約0こX方向に偏向され、fθ
レンズ5を通して感光材6上に結像される。ここで、f
θレンズ5は高精細で有効領域は広いがfθ特性をいく
分犠牲にしたレンズを用いている。又、基準クロック発
生回路9のラインメモリ92に記憶した入射角θと像高
Xの実測値の関係は、前記fθレンズ5の特性に対応し
ている。従って、感光材6上におけるビームスポットの
主走査方向の速度は、第2図(b)に示すように時間の
関数となっており、一定していない。 今、ビームスポットが主走査開始位置にあるスタートセ
ンサ8て検出され、感光材6の左端から右端まて1ライ
ンスキ島ンされる場合を想定する。 ビームスポットがスタートセンサ8て検出されることに
より、基準クロック発生回路9のアドレスカウンタ91
がカウント値をリセット瞑一定周波数のクロックに同期
してOから順にカウントし始める。アドレスカウンタ9
】の出力はアドレス指定信号としてラインメモリ92に
加えられ、ラインメモリ92のメモリ内容を1ワードず
つ読出して行く。このため、ラインメモリ92の出力に
は第5図に示すパルス(原基準クロック)があられれる
。但し、このパルスは、記憶内容が1のときHレヘル、
OのときLレヘルにセットした場合の波形図である。こ
のパルスのパルス幅△t J第2図(c)参照〕は、ラ
インメモリ92にfθレンズの入射角θと像高Xの実測
値の関係が記憶されている経緯からして、感光材6上で
ビームスボアFが一定微小距離を移動するのに要する時
間であり、それ;よ感光材6上でのビームスポットの主
走査速度V (t)の逆数に比例している。つまり、Δ
tに1/V(t)   ・・・(4)である。 この場合、パルス幅へtは周波数fp(t)Sラインメ
モリ92の出力周波数〕の逆数に等しいので、パルスの
周波数fp(t)と主走査速度V (t)とは次の関係
がある。 f Tll (t)ccV (t)   ・・・(5)
fp(t)工V(t)    ・・・(5)又(よfp
(t)−Kz ・V (t)   ・・・(5)′但し
、K2は定数である。 一方、ラインメモリ92がら出力されるパルスはPLL
回B94で逓倍して基準クロックDCとして用いられる
ので、P L I−回路94の逓倍数をN(整数)とす
れば、基準クロックDCの周波数fd (t)とライン
メモリ92の出力パルスの周波数fp(t)とは、 fd(t)=l・fp(t)   ・(6)という関係
にある。これ0二(5)′弐を代入し、fd (t、)
=N−に2□V (t)    −(7)を得る。 二のようにソで得た基準クロックDCの周波数fd(t
’):第2図(d)参照:によってレーザ光源1か七)
発巳た[・−ザビームLBがAOM2で○N/○FF変
調され、ポリゴンミラー4、fθレンズ5を通して感光
材6上を主走査されるので、感光材6上に形成される主
走査ピンチΔP (t)は、(7)弐を(3)式に代入
し、整理することにより得る。即ち、 ΔP (t)=に、/ (K2 ・N)   ・・・(
8)上式の右辺のに1、K2は定数であり、Nもまた定
数であるから、左辺の主走査ピッチΔP(t)は時間に
依存しない定数となる。つまり、このことは、上記装置
によれば、fθ特性を犠牲にしたfθレンズ5を用いて
も、感光材6上での主走査ピンチ八P(t)を常に一定
に保つことができ、画素密度にむらのない記録が可能な
ことを意味している。尚、第2図(e)は上記(8)弐
の関係をグラフで表している。但し、同図は、主走査ピ
ンチΔP (t)が主走査速度V(t)を基準クロック
DCの周波数[(1)で除した結果に比例するとして、
第2図(b)と同図(d)とを各時間毎に除算して描い
ている。しかじ、物理的な意味は第(8)式と同じであ
る。 次に、第6図は本発明の他の一実施例を示じている。上
記した実施例では、感光材6上での主走査速度V(t)
が変化しても主走査ピンチΔP(1)を一定に保つこと
ができるが、この場合、主走査速度V(t)の変化があ
まり大きいと、レーザ光源1の出力パワーを一定にして
も感光材6上には一定の濃度で記録することができず、
濃淡を生じることがある。即ち、感光材6上での主走査
速度V(t)の変化が大きいと、レーザ光源1の出力パ
ワーが一定であっても、主走査速度■(1)が速いとこ
ろでは単位面積当たりの照射エネルギーが低いために記
録濃度が淡くなるし、逆に主走査速度V(t)が遅いと
ころでは単位面積当たりの照射エネルギーが高いために
記録濃度が濃くなる。 第6図の実施例は、主走査速度V(t)の大きな変化に
起因したこのような濃度むらを防止するためCニ工夫さ
れたものである。そのため、先ず、網点信号発生回路1
0の網点信号発生器102とドライバー103との間に
乗算処理部104を設ける。 また、基準クロック発生回路9の■C○97の出力に周
波数・電圧変換器99を接続し、この周波数・電圧変換
器99から得る信号を乗算処理部104に加えている。 上記構成の動作を第7図の波形図に従って説明する。V
CO97の出力である基準クロックDCの周波数fd 
(t)は第(7)弐に示したように感光材6上でのビー
ムスポットの主走査速度V(t)に比例しているので、
周波数・電圧変換器99の出力は第7図(a)に示すよ
うに主走査速度V(1)の波形である第2図(b)と相
似形となる。 一方、網点信号発生器102の出力は、画像処理部10
1から受は取った画像信号を基準クロックDCを受は取
る毎に網点変調したもので、通常は数クロックル数÷ク
ロック分のON状態およびOFF状態が交互に持続され
るものであり、例えば第7図(b)のような2(l!倍
信号なる。但し、このばては、便宜上画像信号は一定し
ヘルとし、また基準クロックDCの周波@fd (t)
も一定周波数として描いている。乗算処理部104は、
上記した2つの信号の掛算を行うものである。このため
、乗算処理部104の出力に第7図(c)に示す波形が
あられれる。この乗算処理部104の出力はドライバー
103で高周波変調されてAOM2に加えられる。AO
M2は、この入力に基づきレーザビームLBを強度変調
する。強度変調されたレーザビームLBを第7図(d)
に示す。この図からもわかるように、感光材6上でのビ
ームスポットの主走査速度V(t)の速いところ(穴領
域、C領域)ではAOM2の出力光は強い。逆C二主走
査速度V(t、)の遅いところ(B Si域)ではA 
OM 2の出力光は弱い。既述したように、もともとレ
ーザビームLBのパワーが一定であれば、主走査速度〜
7(t)の速いところは照射エネルギが低く、遅いとこ
ろは照射エネルギーが高いものであるから、上記のよう
にAOM2の出力光が変化すると、感光材6上全面にわ
たって、照射エネルギーを1句−S:することができる
。これによって?ζ度むろのない記録が実現する。 光匪皇苅里 以上説明したように本発明によれば、結像スポット径を
小さくして画像を高精細にすると共に、走査角度を大き
くして有効領域を拡大するために4゜ fθ特性を犠牲にしたfθレンズを用いたとしでも、感
光材上での主走査ピンチを常に一定に保つことができ、
その結果、画素密度むらのない、しかも高精細かつ有効
走査幅の広い画像記録装置を得ることができる。 その上、画素密度むらの解消をラインメモリとPLL回
路という電気的手段によって行っているので、安価に製
作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像記録装置の一実施例を示す全体構
成図、第2図(a)〜(e)はfθ特性がいく分犠牲に
されたfθレンズを用いて記録担体としての感光材上で
の主走査ピッチを一定にすることのできる理由を説明す
る図、第3図は網点信号発生装置の詳細なブロック図、
第4図はラインメモリのメモリ内容を示す図、第5図は
ラインメモリの出力パルス波形図、第6図は本発明の他
の実施例を示すブロック図、第7図(a)〜(d)は第
6図の各部の波形図である。 1・・・レーザ光源、2・・・AOM (変調手段)、
3・・・網点信号発生装置、4・・・ポリゴンミラー(
第1の走査手段)、5・・・fθレンズ、6・・・感光
材(記録担体)、7・・・ドラム(第2の走査手段)、
訃・・スタートセンサ(同期手段)、9・・・基準クロ
・ツク発生回路、10・・・網点信号発生回路、92・
・・ラインメモリ、94・・・PLL回路。 特許出願人二大日本スクリーン製造株式会社第7 図 り走骨姓へ (父詠及牧) 旨 手続補正音(自発) 平成3年12月20日 特許庁長官  深 沢   亘 殿 1、事件の表示 平成2年特許願第265508号 2、発明の名称 画像記録装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 京都市上京区堀用通寺之内上る4丁目天神北町1
番地の1 名称 大日本スクリーン製造株式会社 代表者 石1)明 4、代理人 ◎531 住所 大阪市北区豊崎3丁目2番1号 淀川5番館5F 6゜ 補正の対象 平成3年12月17日提出の手続補正音の図佳の第2図 7゜ 補正の内容 別紙の通り差し替えます。 口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ光源から発されたレーザビームを画像信号
    と基準クロックとに基づき変調する変調手段と、変調さ
    れたレーザビームを主走査方向に走査する第1の走査手
    段と、 前記レーザビームを結像して記録担体表面にビームスポ
    ットを形成するためのfθレンズと、記録担体を主走査
    方向と直交する方向に相対移動させるための第2の走査
    手段と、 fθレンズの特性に起因したビームスポットの主走査速
    度の変化に対応して、前記変調手段に加える基準クロッ
    クの周波数を制御する周波数制御手段と、 1回の主走査の度にレーザビームの主走査開始位置と基
    準クロックの発生開始時期とを同期させる同期手段と、
    を備え、 前記周波数制御手段は、fθレンズの入射角と像高の実
    測値又は計算値の関係を少なくとも走査有効領域にわた
    って記憶した1ワード1ビットのラインメモリを基準ク
    ロックの発生源として用い、各主走査開始後の前記入射
    角に比例したアドレス指定信号により前記ラインメモリ
    から読み出される原基準クロックをPLL回路で逓倍し
    、基準クロックを得る構成であることを特徴とする画像
    記録装置。
  2. (2)請求項1の画像記録装置は、更に、基準クロック
    の周波数に比例したアナログ電圧を得るアナログ電圧発
    生手段と、このアナログ電圧を主走査方向の対応する位
    置における画像信号に乗算する乗算処理手段とを備え、
    乗算処理手段から得た信号でレーザビームの強度を変化
    させることを特徴とする画像記録装置。
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JP4418982B2 (ja) 2003-05-08 2010-02-24 株式会社オーク製作所 ビーム走査の制御信号を生成するパターン描画装置
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