JPH0414139Y2 - - Google Patents
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- JPH0414139Y2 JPH0414139Y2 JP1986021506U JP2150686U JPH0414139Y2 JP H0414139 Y2 JPH0414139 Y2 JP H0414139Y2 JP 1986021506 U JP1986021506 U JP 1986021506U JP 2150686 U JP2150686 U JP 2150686U JP H0414139 Y2 JPH0414139 Y2 JP H0414139Y2
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- Japan
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- spray nozzle
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- joint
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Landscapes
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は缶胴体形成装置で形成された缶胴体の
内面側の接合部にスプレーノズルにより塗料を塗
布する装置に関する。
内面側の接合部にスプレーノズルにより塗料を塗
布する装置に関する。
(従来の技術)
従来から缶胴体形成装置でテイン・フリー・ス
チール、ブリキ等の金属製薄板材料の両端縁を重
合して溶接或いは接着剤により接合してスリーピ
ース缶の缶胴体を形成し、その接合部の内面側に
塗料をスプレーノズルにより塗布して接合部の端
縁露出部の補修塗装が行われている。
チール、ブリキ等の金属製薄板材料の両端縁を重
合して溶接或いは接着剤により接合してスリーピ
ース缶の缶胴体を形成し、その接合部の内面側に
塗料をスプレーノズルにより塗布して接合部の端
縁露出部の補修塗装が行われている。
かかる補修塗装方法としては特開昭47−3893号
公報や米国特許第4337281号公報で開示のごとく
エアレススプレーノズルを用いて液状塗料を霧化
させ、扇形の塗布状態(スプレーパターン)を形
成せしめエアレススプレーノズル先端と被塗布面
との間を適宜調整しスプレーパターンの面状部
分、小滴状部分あるいは霧化部分を被塗布面にあ
て塗布してきた。
公報や米国特許第4337281号公報で開示のごとく
エアレススプレーノズルを用いて液状塗料を霧化
させ、扇形の塗布状態(スプレーパターン)を形
成せしめエアレススプレーノズル先端と被塗布面
との間を適宜調整しスプレーパターンの面状部
分、小滴状部分あるいは霧化部分を被塗布面にあ
て塗布してきた。
しかしながら、かかる塗装方法は第5図示のよ
うに缶胴体aの接合部bの内面側に所定のスプレ
ーパターン幅で液状塗料を塗布する際、スプレー
ノズル先端と被塗布面との間隔調整、スプレーパ
ターンの調整を行つてもスプレーパターンの両側
近傍で霧化状あるいは小滴状の塗料が飛散して、
これら塗料が所定幅のストライプ状塗膜cの側縁
近傍に飛沫dとして付着する。従つて該塗膜cを
加熱乾燥させるとき飛沫d部分を含めて塗布面全
体を幅広く加熱乾燥する必要があるため極めて熱
効率が低く、また飛沫dが飛散しているので外観
を損ねるという不都合が生じる。更に熱効率を高
めるためにストライプ状に塗布した塗膜cの加熱
乾燥を、その所定幅に限定し、局部的に行う方法
を採用すると、側縁近傍に付着した飛沫dの乾燥
硬化が不十分となり、かかる缶胴体aを用いて缶
蓋を巻締し缶容器として用いる場合にこれら飛沫
dの抽出成分が多くなり内容物のフレーバーを悪
くするという問題がある。
うに缶胴体aの接合部bの内面側に所定のスプレ
ーパターン幅で液状塗料を塗布する際、スプレー
ノズル先端と被塗布面との間隔調整、スプレーパ
ターンの調整を行つてもスプレーパターンの両側
近傍で霧化状あるいは小滴状の塗料が飛散して、
これら塗料が所定幅のストライプ状塗膜cの側縁
近傍に飛沫dとして付着する。従つて該塗膜cを
加熱乾燥させるとき飛沫d部分を含めて塗布面全
体を幅広く加熱乾燥する必要があるため極めて熱
効率が低く、また飛沫dが飛散しているので外観
を損ねるという不都合が生じる。更に熱効率を高
めるためにストライプ状に塗布した塗膜cの加熱
乾燥を、その所定幅に限定し、局部的に行う方法
を採用すると、側縁近傍に付着した飛沫dの乾燥
硬化が不十分となり、かかる缶胴体aを用いて缶
蓋を巻締し缶容器として用いる場合にこれら飛沫
dの抽出成分が多くなり内容物のフレーバーを悪
くするという問題がある。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案はかかる従来の不都合を解決し、缶胴体
の内面側の接合部に液状塗料を所定幅にその近傍
に飛沫を付着させることなしに能率よく塗布する
ことが出来る装置を提供しようとするものであ
る。
の内面側の接合部に液状塗料を所定幅にその近傍
に飛沫を付着させることなしに能率よく塗布する
ことが出来る装置を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、前記問題点を解決するためになされ
たものであつて、缶胴体形成装置で形成された缶
胴体の内面側の接合部を上向きに保持して該接合
部に液状塗料をスプレーノズルにより塗布する装
置において、スプレーノズルの下方位置に塗料受
けを設け、缶胴体内面の軸方向に沿つて対向する
1対の隔壁を塗料受けの上方に着脱自在に立設
し、スプレーノズルの射出方向に一致せしめ塗料
塗布幅より僅かに広い幅とした開口部を両隔壁の
上縁間に設け、該開口部を缶胴内面に近接配置し
たことを特徴とする。
たものであつて、缶胴体形成装置で形成された缶
胴体の内面側の接合部を上向きに保持して該接合
部に液状塗料をスプレーノズルにより塗布する装
置において、スプレーノズルの下方位置に塗料受
けを設け、缶胴体内面の軸方向に沿つて対向する
1対の隔壁を塗料受けの上方に着脱自在に立設
し、スプレーノズルの射出方向に一致せしめ塗料
塗布幅より僅かに広い幅とした開口部を両隔壁の
上縁間に設け、該開口部を缶胴内面に近接配置し
たことを特徴とする。
(実施例)
以下本考案を図面によつて説明する。
第1図ないし第4図は本考案の実施の1例を示
すものである。
すものである。
図面で、1はスプレーノズル、2は塗料受け、
3は隔壁を示す。
3は隔壁を示す。
スプレーノズル1は缶胴体形成装置4のアーム
5の先端部に設けたものであつて、ノズル先端6
により液状塗料を霧化させ、第2図および第3図
の仮想線示のように扇形の塗布状態としたスプレ
ーパターンSPを形成せしめ、缶胴体形成装置4
によつて筒状に形成され接合部8を上向きに保持
された缶胴体7の接合部8の内面側に第4図示の
ように所定幅のストライプ状塗膜9を塗布させる
ものであつて、該スプレーノズル1の構成は従来
と相違しない。
5の先端部に設けたものであつて、ノズル先端6
により液状塗料を霧化させ、第2図および第3図
の仮想線示のように扇形の塗布状態としたスプレ
ーパターンSPを形成せしめ、缶胴体形成装置4
によつて筒状に形成され接合部8を上向きに保持
された缶胴体7の接合部8の内面側に第4図示の
ように所定幅のストライプ状塗膜9を塗布させる
ものであつて、該スプレーノズル1の構成は従来
と相違しない。
塗料受け2はスプレーノズル1のノズル先端6
より上方に向つて霧化状の液体塗料を射出した
際、缶胴体7の内面に向つて塗布された余分の塗
料が小滴化して下方に落下するのを受け取るため
のものであつて、上方に開口部10を備えた箱体
であり、スプレーノズル1の下方位置に着脱自在
に配設した。
より上方に向つて霧化状の液体塗料を射出した
際、缶胴体7の内面に向つて塗布された余分の塗
料が小滴化して下方に落下するのを受け取るため
のものであつて、上方に開口部10を備えた箱体
であり、スプレーノズル1の下方位置に着脱自在
に配設した。
隔壁3は缶胴体7内面の軸方向Xに沿つて相互
に対向した位置に配設したものであつて、該隔壁
3の1対を前記塗料受け2の上方に着脱自在に立
設すると共に、対向する両隔壁3の上縁11間に
スプレーノズル1の射出方向に一致せしめ缶胴体
7の接合部8の内面側に塗料を塗布するストライ
プ状塗膜9の所定塗布幅W1より僅かに広い幅W2
とした開口部12を設けた。
に対向した位置に配設したものであつて、該隔壁
3の1対を前記塗料受け2の上方に着脱自在に立
設すると共に、対向する両隔壁3の上縁11間に
スプレーノズル1の射出方向に一致せしめ缶胴体
7の接合部8の内面側に塗料を塗布するストライ
プ状塗膜9の所定塗布幅W1より僅かに広い幅W2
とした開口部12を設けた。
尚図面で、13は缶胴体形成装置4の溶接ロー
ラーである。
ラーである。
かくするときは、スプレーノズル1の下方位置
に配設された塗料受け2に立設した1対の隔壁3
の両上縁11間に塗料の塗布幅W1より僅かに広
い幅W2とした開口部12を設けたので、缶胴体
1に形成された接合部8を上向きに保持し、接合
部8の内面側にスプレーノズル1のノズル先端6
より液状塗料を塗布するときは、従来のようにス
プレーノズル1のノズル先端6と被塗布面間の調
整、スプレーパターンの調整を行うことなく、1
対の隔壁3によつて霧化状あるいは小滴状の塗料
の飛散を防止出来て、第4図示のように缶胴体7
の接合部8の内面側に所定の塗布幅W1のストラ
イプ状塗膜9を塗布出来ると共に、ストライプ状
塗膜9の側縁近傍に従来のような塗料の飛沫の付
着を防止することができる。従つて缶胴体7の接
合部8に塗布されたストライブ塗膜9は所定の塗
布幅W1に形成出来るからストライプ塗膜9の加
熱乾燥を局部的に行うことが出来て熱効率が高
い。かつストライプ塗膜9の近傍に塗料の飛沫が
付着することがないので外観を損ねることがな
く、更に缶容器の缶胴体として用いたとき従来の
ように飛沫が付着していないため内容物のフレー
バー等の品質低下をおこすことがない。
に配設された塗料受け2に立設した1対の隔壁3
の両上縁11間に塗料の塗布幅W1より僅かに広
い幅W2とした開口部12を設けたので、缶胴体
1に形成された接合部8を上向きに保持し、接合
部8の内面側にスプレーノズル1のノズル先端6
より液状塗料を塗布するときは、従来のようにス
プレーノズル1のノズル先端6と被塗布面間の調
整、スプレーパターンの調整を行うことなく、1
対の隔壁3によつて霧化状あるいは小滴状の塗料
の飛散を防止出来て、第4図示のように缶胴体7
の接合部8の内面側に所定の塗布幅W1のストラ
イプ状塗膜9を塗布出来ると共に、ストライプ状
塗膜9の側縁近傍に従来のような塗料の飛沫の付
着を防止することができる。従つて缶胴体7の接
合部8に塗布されたストライブ塗膜9は所定の塗
布幅W1に形成出来るからストライプ塗膜9の加
熱乾燥を局部的に行うことが出来て熱効率が高
い。かつストライプ塗膜9の近傍に塗料の飛沫が
付着することがないので外観を損ねることがな
く、更に缶容器の缶胴体として用いたとき従来の
ように飛沫が付着していないため内容物のフレー
バー等の品質低下をおこすことがない。
また両隔壁3の上縁11間に塗布幅W1より僅
かに広い幅W2とした開口部12を設けたから開
口部12の幅W2を調整することによつて缶胴体
7の接合部8の内面側に塗布されるストライプ塗
膜9の幅W1を任意に設定することが出来る。更
に該開口部12を缶胴体7の被塗布面により近ず
けることによつてストライプ塗膜9をその側縁が
乱れることなしに均一幅で塗布することが出来て
ストライプ塗膜9の外観をより優れたものにする
ことが出来る。
かに広い幅W2とした開口部12を設けたから開
口部12の幅W2を調整することによつて缶胴体
7の接合部8の内面側に塗布されるストライプ塗
膜9の幅W1を任意に設定することが出来る。更
に該開口部12を缶胴体7の被塗布面により近ず
けることによつてストライプ塗膜9をその側縁が
乱れることなしに均一幅で塗布することが出来て
ストライプ塗膜9の外観をより優れたものにする
ことが出来る。
またスプレーノズル1の下方位置に上方に1対
の隔壁3を備える塗料受け2を配設したから、接
合部8の被塗布面以外の缶胴体7内面は隔離され
た状態となるため、スプレーノズル1のノズル先
端6から射出される塗料が四方に飛散した場合或
いは小滴化して落下する液状塗料が缶胴体7の内
面側に付着することを防止することが出来る。更
に塗料受け2および隔壁3を夫々着脱自在とした
から塗料受け2および隔壁3の掃除、交換などを
容易に行うことが出来る等優れた作業性を有す
る。
の隔壁3を備える塗料受け2を配設したから、接
合部8の被塗布面以外の缶胴体7内面は隔離され
た状態となるため、スプレーノズル1のノズル先
端6から射出される塗料が四方に飛散した場合或
いは小滴化して落下する液状塗料が缶胴体7の内
面側に付着することを防止することが出来る。更
に塗料受け2および隔壁3を夫々着脱自在とした
から塗料受け2および隔壁3の掃除、交換などを
容易に行うことが出来る等優れた作業性を有す
る。
(考案の効果)
このように本考案によるときは、スプレーノズ
ルの下方位置に塗料受けを設け、缶胴体内面の軸
方向に沿つて対向する1対の隔壁を塗料受けの上
方に着脱自在に立設し、スプレーノズルの射出方
向に一致せしめ塗料塗布幅より僅かに広い幅とし
た開口部を両隔壁の上縁間に設け、該開口部を缶
胴内面に近接配置した。
ルの下方位置に塗料受けを設け、缶胴体内面の軸
方向に沿つて対向する1対の隔壁を塗料受けの上
方に着脱自在に立設し、スプレーノズルの射出方
向に一致せしめ塗料塗布幅より僅かに広い幅とし
た開口部を両隔壁の上縁間に設け、該開口部を缶
胴内面に近接配置した。
従つて、スプレーノズルの射出方向に一致せし
め両上縁間に塗料の塗布幅より僅かに広い幅とし
た開口部を設けた1対の隔壁を塗料受けに立設し
たので、缶胴体の接合部を上向きに保持してその
内面側にスプレーノズルから液状塗料を所定幅の
塗膜をその側縁近傍に飛沫を付着させることなく
塗布することが出来るから、塗布された塗膜の加
熱乾燥を局部的に行うことが出来て熱効率が高
く、かつ塗膜の側縁近傍に飛沫が付着していない
ため外観を損ねることなく、更に缶容器の缶胴体
として用いたときは従来のように飛沫の剥離によ
る内容物のフレーバー等の品質低下をおこすこと
がない。また、開口部を缶胴内面に近接配置さ
せ、かつ開口部の幅を塗料塗布幅より僅かに広い
幅としたので、缶胴内面への液状塗料の塗布の
際、スプレーの周辺に僅かに飛散する液滴を両隔
壁の上縁で遮蔽することが出来て、缶胴内面の補
正不要個所で加熱されない面への液状塗料の付着
を防止すると共に、塗料の無駄を極力押さえるこ
とが出来、また、開口部を備える1対の隔壁を塗
料受けに着脱自在に立設するようにしたから、接
合部幅の異なる缶胴の内面塗装の際、1対の隔壁
の交換を容易に行うことが出来ると共に、缶胴の
接合部幅に合わせて液状塗料を所定幅に塗布する
ことが出来、更にスプレーノズルの下方位置に上
方に1対の隔壁を備えた塗料受けを配設したから
接合部の被塗布面以外の缶胴体内面は隔離された
状態となるため該内面に塗料の飛散付着を防止出
来て、能率よく接合部内面側に塗料を塗布するこ
とが出来る缶胴体の内面塗装装置を提供するの効
果がある。
め両上縁間に塗料の塗布幅より僅かに広い幅とし
た開口部を設けた1対の隔壁を塗料受けに立設し
たので、缶胴体の接合部を上向きに保持してその
内面側にスプレーノズルから液状塗料を所定幅の
塗膜をその側縁近傍に飛沫を付着させることなく
塗布することが出来るから、塗布された塗膜の加
熱乾燥を局部的に行うことが出来て熱効率が高
く、かつ塗膜の側縁近傍に飛沫が付着していない
ため外観を損ねることなく、更に缶容器の缶胴体
として用いたときは従来のように飛沫の剥離によ
る内容物のフレーバー等の品質低下をおこすこと
がない。また、開口部を缶胴内面に近接配置さ
せ、かつ開口部の幅を塗料塗布幅より僅かに広い
幅としたので、缶胴内面への液状塗料の塗布の
際、スプレーの周辺に僅かに飛散する液滴を両隔
壁の上縁で遮蔽することが出来て、缶胴内面の補
正不要個所で加熱されない面への液状塗料の付着
を防止すると共に、塗料の無駄を極力押さえるこ
とが出来、また、開口部を備える1対の隔壁を塗
料受けに着脱自在に立設するようにしたから、接
合部幅の異なる缶胴の内面塗装の際、1対の隔壁
の交換を容易に行うことが出来ると共に、缶胴の
接合部幅に合わせて液状塗料を所定幅に塗布する
ことが出来、更にスプレーノズルの下方位置に上
方に1対の隔壁を備えた塗料受けを配設したから
接合部の被塗布面以外の缶胴体内面は隔離された
状態となるため該内面に塗料の飛散付着を防止出
来て、能率よく接合部内面側に塗料を塗布するこ
とが出来る缶胴体の内面塗装装置を提供するの効
果がある。
第1図ないし第4図は本考案実施の1例を示す
もので、第1図は側面図、第2図は第1図のA部
分の拡大図、第3図は拡大正面図、第4図は本考
案装置を用いて缶胴体の内面側接合部に塗料を塗
布した状態を示す説明用図、第5図は従来装置を
用いて缶胴体の内面側接合部に塗料を塗布した状
態を示す説明用図である。 1……スプレーノズル、2……塗料受け、3…
…隔壁、7……缶胴体、8……接合部、11……
上縁、12……開口部、W1……塗布幅、W2……
開口部の幅、X……軸方向。
もので、第1図は側面図、第2図は第1図のA部
分の拡大図、第3図は拡大正面図、第4図は本考
案装置を用いて缶胴体の内面側接合部に塗料を塗
布した状態を示す説明用図、第5図は従来装置を
用いて缶胴体の内面側接合部に塗料を塗布した状
態を示す説明用図である。 1……スプレーノズル、2……塗料受け、3…
…隔壁、7……缶胴体、8……接合部、11……
上縁、12……開口部、W1……塗布幅、W2……
開口部の幅、X……軸方向。
Claims (1)
- 缶胴体形成装置で形成された缶胴体の内面側の
接合部を上向きに保持して該接合部に液状塗料を
スプレーノズルにより塗布する装置において、ス
プレーノズルの下方位置に塗料受けを設け、缶胴
体内面の軸方向に沿つて対向する1対の隔壁を塗
料受けの上方に着脱自在に立設し、スプレーノズ
ルの射出方向に一致せしめ塗料塗布幅より僅かに
広い幅とした開口部を両隔壁の上縁間に設け、該
開口部を缶胴内面に近接配置したことを特徴とす
る缶胴体の内面塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986021506U JPH0414139Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986021506U JPH0414139Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62136260U JPS62136260U (ja) | 1987-08-27 |
JPH0414139Y2 true JPH0414139Y2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=30818015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986021506U Expired JPH0414139Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0414139Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5627389B2 (ja) * | 2010-10-21 | 2014-11-19 | 株式会社ササクラ | 管内面の塗装装置および角管の製造方法 |
JP5866725B2 (ja) * | 2011-07-11 | 2016-02-17 | 川崎重工業株式会社 | ストライプコート塗装装置及びストライプコート塗装方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS562873A (en) * | 1979-06-20 | 1981-01-13 | Hokkai Can Co Ltd | Method and apparatus for coating inner surface of welded seam of welded can body |
JPS5827668A (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-18 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 金属缶胴体の側面接合部の補修方法 |
JPS5845773A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-17 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 金属缶の補修方法 |
JPS6031854A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Dainippon Ink & Chem Inc | 厚膜塗膜の形成方法 |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP1986021506U patent/JPH0414139Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS562873A (en) * | 1979-06-20 | 1981-01-13 | Hokkai Can Co Ltd | Method and apparatus for coating inner surface of welded seam of welded can body |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62136260U (ja) | 1987-08-27 |
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