JPH04140371A - 振り子式長周期制振装置 - Google Patents
振り子式長周期制振装置Info
- Publication number
- JPH04140371A JPH04140371A JP26059690A JP26059690A JPH04140371A JP H04140371 A JPH04140371 A JP H04140371A JP 26059690 A JP26059690 A JP 26059690A JP 26059690 A JP26059690 A JP 26059690A JP H04140371 A JPH04140371 A JP H04140371A
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- JP
- Japan
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- rods
- pivoted
- long
- short
- rod
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- Granted
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 11
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高層ビルなどの長周期構造物の振動抑制に適用
される振り子式長周期制振装置に関する。
される振り子式長周期制振装置に関する。
長周期構造物に適用される制振装置は、人間が感じない
ような小さな加速度から作動させることができるものと
して、構造物周期にほぼ等しくなる吊り長さlのワイヤ
ー等で重錘が吊られた振り子構造のものが知られている
。
ような小さな加速度から作動させることができるものと
して、構造物周期にほぼ等しくなる吊り長さlのワイヤ
ー等で重錘が吊られた振り子構造のものが知られている
。
ところで、割振対策を必要とするような高層ビルにおい
ては、その固有周期は約10秒程度にもなるものがあり
、制振装置のFil Oも同程度に設定する必要がある
。ここで振り子の周期Tは振り子長さをl、重力加速度
をgとすると次式で与えられる。
ては、その固有周期は約10秒程度にもなるものがあり
、制振装置のFil Oも同程度に設定する必要がある
。ここで振り子の周期Tは振り子長さをl、重力加速度
をgとすると次式で与えられる。
しかしながら、約10秒の周期を得ようとすると、上式
の関係で約25mの吊り長さの振り子が必要となり、こ
のため制振装置をセントするための広い空間が必要であ
る。
の関係で約25mの吊り長さの振り子が必要となり、こ
のため制振装置をセントするための広い空間が必要であ
る。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されtもので、全
高をできるだけ低くしてしかも長R期を有し、設置スペ
ースを小さくすることの1きる振り子式長周期制振装置
を提供すること4目的とする。
高をできるだけ低くしてしかも長R期を有し、設置スペ
ースを小さくすることの1きる振り子式長周期制振装置
を提供すること4目的とする。
(l[題を解決するための手段〕
そのために本発明は、下端が適宜間隔を存して対象構造
物にそれぞれ枢着され鉛直上方に剣びる等長の左右1対
の短尺ロッドと、左右部力それぞれ上記各短尺ロッドの
上端に枢着された左右方向のつなぎ梁と、上記フなぎ梁
の左右側にそれぞれ上端が枢着された鉛直下方へ延びる
等長の長尺ロッドと、上記つなぎ梁の左右部にそれぞれ
付設され鉛直線に対する上記長尺口7ドの一方向への傾
斜角を上記短尺ロッドの他方向への傾斜角の一定比倍に
常に等しくする両ロッドの傾斜角連動手段と、上記各長
尺ロッドの下部に左右部が枢着された重錘とを具えたこ
とを特徴とする。
物にそれぞれ枢着され鉛直上方に剣びる等長の左右1対
の短尺ロッドと、左右部力それぞれ上記各短尺ロッドの
上端に枢着された左右方向のつなぎ梁と、上記フなぎ梁
の左右側にそれぞれ上端が枢着された鉛直下方へ延びる
等長の長尺ロッドと、上記つなぎ梁の左右部にそれぞれ
付設され鉛直線に対する上記長尺口7ドの一方向への傾
斜角を上記短尺ロッドの他方向への傾斜角の一定比倍に
常に等しくする両ロッドの傾斜角連動手段と、上記各長
尺ロッドの下部に左右部が枢着された重錘とを具えたこ
とを特徴とする。
このような構成によれば、ギヤを介して倒立V字状に組
合せた短尺ロッドの長さを!2、長尺ロッドの長さを!
2、ギヤ及びつなぎ梁の質量をm8割振用重錘の質量を
m工とすると、本発明制振系の振動数は、次式となる。
合せた短尺ロッドの長さを!2、長尺ロッドの長さを!
2、ギヤ及びつなぎ梁の質量をm8割振用重錘の質量を
m工とすると、本発明制振系の振動数は、次式となる。
1、 、ftの選定次第で、比較的低い全高にもかかわ
らず、長周期の振り子が得られる。
らず、長周期の振り子が得られる。
本発明の一実施例を図面について説明すると、まず、第
1〜2図において、1.1はそれぞれ適宜間隔で下端が
対象構造物7上に固着された支持台8に枢着、され上方
へ延びる長さ11の比較的短い左右1対の短尺ロッドで
、各短尺ロッド1の上端は比較的軽量でしかも大きい剛
性を有するつなぎ梁5の左右部にそれぞれ連結ピン4で
枢着されている。
1〜2図において、1.1はそれぞれ適宜間隔で下端が
対象構造物7上に固着された支持台8に枢着、され上方
へ延びる長さ11の比較的短い左右1対の短尺ロッドで
、各短尺ロッド1の上端は比較的軽量でしかも大きい剛
性を有するつなぎ梁5の左右部にそれぞれ連結ピン4で
枢着されている。
2.2はそれぞれ上端がつなぎ梁5の左右部で短尺ロッ
ド1の上端の連結ピン4.4の近傍に枢着され下方へ延
びる長さ1tの比較的長い左右1対の長尺ロッド、3.
3はそれぞれ短尺口、ド1.長尺ロッド2の上端に付設
された同一サイズの1対のギヤで、互いに歯合すること
で短尺ロッド1.長尺ロッド2の鉛直線に対する左方傾
斜角θ、右方傾斜角θを等しくするように、両ロッドを
倒立V字状に連動する作用を行う。
ド1の上端の連結ピン4.4の近傍に枢着され下方へ延
びる長さ1tの比較的長い左右1対の長尺ロッド、3.
3はそれぞれ短尺口、ド1.長尺ロッド2の上端に付設
された同一サイズの1対のギヤで、互いに歯合すること
で短尺ロッド1.長尺ロッド2の鉛直線に対する左方傾
斜角θ、右方傾斜角θを等しくするように、両ロッドを
倒立V字状に連動する作用を行う。
6は左右端がそれぞれ長尺ロッド2.2の下部に等間隔
で穿設された複数のピン孔に支持ピン11で枢着された
重錘、9は重錘6の底面の振動方向の中心線に沿って凹
設された縦溝で、この帽1には構造物床面上に縦方向に
突設されたガイドレール10の上部が緩く挿入されてい
る。
で穿設された複数のピン孔に支持ピン11で枢着された
重錘、9は重錘6の底面の振動方向の中心線に沿って凹
設された縦溝で、この帽1には構造物床面上に縦方向に
突設されたガイドレール10の上部が緩く挿入されてい
る。
このような構造において、対象構造物が縦方向に振動し
、重錘6が水平移動すると、短尺ロッド1は一方向にθ
だけ傾斜し、同時にギヤ3゜3の作用で長尺ロッド2.
2は他方向に同一角度θだけ傾く。
、重錘6が水平移動すると、短尺ロッド1は一方向にθ
だけ傾斜し、同時にギヤ3゜3の作用で長尺ロッド2.
2は他方向に同一角度θだけ傾く。
そこで、あらかじめ、支持ビン11の位置を選定してお
くことにより、長さ!、を可変として下記の理により重
錘の同期調整が可能となる。
くことにより、長さ!、を可変として下記の理により重
錘の同期調整が可能となる。
すなわち、ギヤ3及びつなぎ梁5の質量をm。
、重錘6の質量をmオとすると、重錘6の固有振動数f
は(11,+21式で表わされる。
は(11,+21式で表わされる。
それ故、比較的低い高さの倒立v字状ロッドで重錘振子
の長周期化が可能となる。
の長周期化が可能となる。
ただし、振動系の安定化のために13)式が成立するよ
うにすることが重要である。
うにすることが重要である。
1、−1゜
なお、短尺ロッド1と支持台8との間に減衰器12を付
設することにより、ストロークの比較的短い減衰器にも
かかわらず、パッシブな割振装置を得ることができる。
設することにより、ストロークの比較的短い減衰器にも
かかわらず、パッシブな割振装置を得ることができる。
因みに、l+ −1,5mi 1g −2,5m;m
z# 5 m4.とすると、約10秒の周期の倒立V字
状振子が成立する。
z# 5 m4.とすると、約10秒の周期の倒立V字
状振子が成立する。
上記実施例では短尺ロッド1.長尺ロッド2の互いに歯
合するギヤ3.3は同一サイズのものとしたが、これを
所望のギヤ比のギヤとして、長尺ロッド2の傾斜角を短
尺ロッド1のそれのギヤ比倍とすることにより、全高を
より低く、しかも所望の長周期の振動数を得ることがで
きる。
合するギヤ3.3は同一サイズのものとしたが、これを
所望のギヤ比のギヤとして、長尺ロッド2の傾斜角を短
尺ロッド1のそれのギヤ比倍とすることにより、全高を
より低く、しかも所望の長周期の振動数を得ることがで
きる。
更に、上記実施例の構造を若干変形して第2〜3図に示
すように、減速器13を介して短尺ロッド、長尺ロッド
をサーボモーター14で駆動することによりアクチブな
制振装置を得ることも可能である。
すように、減速器13を介して短尺ロッド、長尺ロッド
をサーボモーター14で駆動することによりアクチブな
制振装置を得ることも可能である。
このような実施例、変形例によれば、下記の効果が奏せ
られる。
られる。
(11低い吊り高さで長周期の割振装置を得ることがで
き、設置するのに高い空間を必要としない。
き、設置するのに高い空間を必要としない。
(2) 制振装置を吊り下げるためのフレーム等は不
要となる。
要となる。
(3) ギヤ部をサーボモーター等で駆動することで
、摺動部のないコンパクトなアクチブ制振装置にするこ
とができる。
、摺動部のないコンパクトなアクチブ制振装置にするこ
とができる。
要するに本発明によれば、下端が適宜間隔を存して対象
構造物にそれぞれ枢着され鉛直上方に延びる等長の左右
1対の短尺ロッドと、左右部がそれぞれ上記各短尺ロッ
ドの上端に枢着された左右方向のつなぎ梁と、上記つな
ぎ梁の左右部にそれぞれ上端が枢着された鉛直下方へ延
びる等長の長尺ロッドと、上記つなぎ梁の左右部にそれ
ぞれ付設され鉛直線に対する上記長尺ロッドの一方向へ
の傾斜角を上記短尺ロッドの他方向への傾斜角の一定比
倍に常に等しくする両ロッドの傾斜角連動手段と、上記
各長尺ロッドの下部に左右部が枢着された重錘とを具え
たことにより全高をできるだけ低くしてしかも長周期を
有し、設置スペースを小さくすることのできる振り子式
長周期制振装置を得るから、本発明は産業上極めて有益
なものである。
構造物にそれぞれ枢着され鉛直上方に延びる等長の左右
1対の短尺ロッドと、左右部がそれぞれ上記各短尺ロッ
ドの上端に枢着された左右方向のつなぎ梁と、上記つな
ぎ梁の左右部にそれぞれ上端が枢着された鉛直下方へ延
びる等長の長尺ロッドと、上記つなぎ梁の左右部にそれ
ぞれ付設され鉛直線に対する上記長尺ロッドの一方向へ
の傾斜角を上記短尺ロッドの他方向への傾斜角の一定比
倍に常に等しくする両ロッドの傾斜角連動手段と、上記
各長尺ロッドの下部に左右部が枢着された重錘とを具え
たことにより全高をできるだけ低くしてしかも長周期を
有し、設置スペースを小さくすることのできる振り子式
長周期制振装置を得るから、本発明は産業上極めて有益
なものである。
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図の正面図、第3図は第1図の変形例を示す側面図、第
4図は第3図の正面図である。 1・・・短尺ロッド、2・・・長尺ロッド、3・・・ギ
ヤ、4・・・連結ピン、5・・・つなぎ梁、6・・・重
錘、7・・・対象構造物、8・・・支持台、9・・・縦
溝、1o・・・ガイドレール、11・・・支持ビン、1
2・・・減衰器、13・・・減速器、14・・・サーボ
モーター代理人 弁理士 塚 本 正 文 第1 図 第2 雉XロッF 漣を九ヒ゛ン F11禰衡宵 rイにレール 2− 費gロット 5一つりうl B・・−支将曾 If 支持′げン 3− ギヤ b−*n 9− 隣虜 /2− 、KIH# 第 図 /J−一・A!磯 14−一−サーFモーダー 第4図
図の正面図、第3図は第1図の変形例を示す側面図、第
4図は第3図の正面図である。 1・・・短尺ロッド、2・・・長尺ロッド、3・・・ギ
ヤ、4・・・連結ピン、5・・・つなぎ梁、6・・・重
錘、7・・・対象構造物、8・・・支持台、9・・・縦
溝、1o・・・ガイドレール、11・・・支持ビン、1
2・・・減衰器、13・・・減速器、14・・・サーボ
モーター代理人 弁理士 塚 本 正 文 第1 図 第2 雉XロッF 漣を九ヒ゛ン F11禰衡宵 rイにレール 2− 費gロット 5一つりうl B・・−支将曾 If 支持′げン 3− ギヤ b−*n 9− 隣虜 /2− 、KIH# 第 図 /J−一・A!磯 14−一−サーFモーダー 第4図
Claims (1)
- 下端が適宜間隔を存して対象構造物にそれぞれ枢着さ
れ鉛直上方に延びる等長の左右1対の短尺ロッドと、左
右部がそれぞれ上記各短尺ロッドの上端に枢着された左
右方向のつなぎ梁と、上記つなぎ梁の左右部にそれぞれ
上端が枢着された鉛直下方へ延びる等長の長尺ロッドと
、上記つなぎ梁の左右部にそれぞれ付設され鉛直線に対
する上記長尺ロッドの一方向への傾斜角を上記短尺ロッ
ドの他方向への傾斜角の一定比倍に常に等しくする両ロ
ッドの傾斜角連動手段と、上記各長尺ロッドの下部に左
右部が枢着された重錘とを具えたことを特徴とする振り
子式長周期制振装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26059690A JP2734488B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 振り子式長周期制振装置 |
NZ238798A NZ238798A (en) | 1990-08-30 | 1991-06-28 | Low height long period pendulum damping equipment for tall buildings |
AU80157/91A AU641027B2 (en) | 1990-08-30 | 1991-07-03 | Long period pendulum damping equipment |
DE69118280T DE69118280T2 (de) | 1990-08-30 | 1991-07-10 | Pendeldampfungsvorrichtung mit langer Periode |
EP91201812A EP0474269B1 (en) | 1990-08-30 | 1991-07-10 | Long period pendulum damping equipment |
US07/729,464 US5272847A (en) | 1990-08-30 | 1991-07-12 | Long period pendulum damping equipment |
CA002048082A CA2048082C (en) | 1990-08-30 | 1991-07-29 | Long period pendulum damping equipment |
HK17997A HK17997A (en) | 1990-08-30 | 1997-02-13 | Long period pendulum damping equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26059690A JP2734488B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 振り子式長周期制振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04140371A true JPH04140371A (ja) | 1992-05-14 |
JP2734488B2 JP2734488B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17350149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26059690A Expired - Lifetime JP2734488B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-10-01 | 振り子式長周期制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2734488B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06264960A (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-20 | Kajima Corp | 振り子式制震装置 |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP26059690A patent/JP2734488B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06264960A (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-20 | Kajima Corp | 振り子式制震装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2734488B2 (ja) | 1998-03-30 |
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Legal Events
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