JPH04136373A - 駐車塔の防振構造 - Google Patents

駐車塔の防振構造

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JPH04136373A
JPH04136373A JP26121490A JP26121490A JPH04136373A JP H04136373 A JPH04136373 A JP H04136373A JP 26121490 A JP26121490 A JP 26121490A JP 26121490 A JP26121490 A JP 26121490A JP H04136373 A JPH04136373 A JP H04136373A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建造物の防振構造に関する。
(従来の技術) 建造物は、その内部に機械その他の振動源かあると建造
物全体が振動する。例えば、第24図に示すように、駐
車塔aの場合、内部に設けられている機械式駐車装置が
運転されると、これが振動源となって駐車塔aが振動し
、その結果、外壁が振動板となって周辺の家屋す、cに
低周波振動を与えることがある。
これに対して、上記駐車塔の防振のために、その内部の
機械式駐車装置に防振装置を付設するという提案はある
。例えば、実開昭59−48962号公報には駐車装置
の支持台を駐車塔に吊り下げ支持するという提案が開示
され、実開昭6271435号公報や実開昭63−20
1237号公報には、駐車装置の台座に防振手段を取り
付けるという提案が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述のような提案は、機械式駐車装置の振動が駐車塔に
伝わることを低減しようとするものであるが、それなり
の効果はあるものの、駐車塔自体の振動を抑制するもの
ではなく、また、駐車装置の支持構造が複雑になり、充
分な防振効果を得ようとすればコスト高になる憾みがあ
る。
すなわち、本発明の課題は、駐車塔自体の振動を効果的
に且つ低コストで抑制できるようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような課題に対して、駐車塔等の建造物
に質量体と弾性体とからなる振動体を取り付けて、その
振動を抑えるものである。
すなわち、そのための手段は、建造物の路面に対し振動
する部位に、質量体と、この質量体を建造物に対し弾性
的に結合する弾性体とを備えてなる振動体が設けられて
いることを特徴とする建造物の防振構造である。
建造物と質量体とはダンパーによって別途連結すること
ができる。
振動体の弾性体としては、一端が建造物の柱または梁に
ブラケットを介して結合された板ばねを用いることがで
き、その場合には板ばねの他端に質量体を結合する。
また、振動体の弾性体としては、中間が上記柱または梁
にブラケットを介して結合された板ばねを用いることが
でき、その場合には、板ばねの両端に質量体をそれぞれ
結合する。
また、建造物の梁に取付壁を立設し、この取付壁に質量
体を弾性体によって弾性的に結合し、この質量体を上記
梁の上に摺動可能に若しくは車輪によって移動可能に支
持するようにしてもよい。
また、振動体の質量体は建造物の柱に突設した水平支持
板または梁の上に積層ゴムによって弾性的に結合するよ
うにしてもよい。
また、振動体の弾性体は以上の他に、丸棒、角棒、六角
棒等の棒状体によって構成してもよい。
(作用) 上記建造物の防振構造においては、建造物の振動部位の
固有振動数と当部位に作用する外力の振動数とが一致す
るとき、共鳴を起こして当部位は大きな振幅で振動する
が、この振動部位に振動体が別に設けられているから、
全体が2自由度の系になって、つまり、共振点が2つに
なって上記外力の振動数からずれ、上記部位の振幅が小
さくなる。この場合、振動体の固有振動数を上記外力の
振動数に一致せしめれば、その振動数での上記部位の振
幅が零になる。
また、上記振動体にダンパーを設けたものにおいては、
このダンパーによって外力のエネルギーが消費されてか
なり広い振動数の範囲にわたって共鳴が抑えられ、外力
の振動数が変化する場合でも振幅を小さくすることがで
きる。
振動体の弾性体を板ばねで構成したものでは、板ばねの
板面に垂直な一方向の振動に対応することができ、当該
方向の振動を効果的に抑えることができる。
板ばねの両端に質量体を結合したものでは、振動系が2
つになり、全体が3自由度の系になって比較的広い振動
数の範囲にわたって防振効果を得ることができる。
建造物の梁に立設した取付壁に質量体を弾性体によって
弾性的に結合し、この質量体を上記梁の上に摺動可能に
若しくは車輪によって移動可能に支持したものでは、質
量体の移動方向の振動に対応することができ、また、建
造物の柱に突設した水平支持板または梁の上に質量体を
積層ゴムによって弾性的に結合したものでは、全方位の
振動に対応することかできる。
また、振動体の弾性体を棒状体によって構成した場合も
、全方位の振動に対応できる。
(発明の効果) 従って、建造物の路面に対し振動する部位に、質量体と
、この質量体を建造物に対し弾性的に結合する弾性体と
を備えてなる振動体を設けたものによれば、外力の振動
数か略一定のときに、外力の振動数に上記振動体の振動
数を一致せしめることにより、効果的な防振を行なうこ
とができる。
振動体にダンパーを設けたものによれば、外力の振動数
がかなり広い範囲にわたる場合でも、防振の目的を達成
することかできる。
振動体の弾性体を板ばねで構成したものによれば、板ば
ねの板面に垂直な方向の振動を効果的に抑えることがで
き、板ばねの上下両端に質量体を結合したものでは、全
体を3自由度の系にして広い振動数範囲にわたって防振
効果を得ることができる。
質量体を弾性体によって梁の取付壁に弾性的に結合し、
この質量体を梁の上に車輪によって移動可能に支持した
ものでは、車輪による質量体の移動方向の振動を効果的
に抑えることができ、質量体を積層ゴムによって柱に突
設した水平支持板または梁の上に弾性的に結合したもの
では、全方位の振動を抑えることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本例は建造物が駐車塔(立体駐車場)である場合であり
、第1図に全体構成が示されている。
同図において、1は上下のスプロケット23に懸回した
チェーン4により、車両Wを収容載置する多数のケージ
5を循環移動可能に支持した駐車装置、6はこの駐車装
置1を収容した鉄骨構造の駐車塔である。この駐車塔6
は、その刊組み、つまり鉄骨部材として、柱7.上下に
間隔をおいて配設された梁8.及び斜材9を備えている
。そして、第2図にも示す如く、上記梁8にタテ胴縁1
1を介して外壁板12が支持されている。なお、第1図
ではタテ胴縁の図示を省略している。また、第1図中、
10はチェーン4にケージ5を支持するブラケットであ
る。
しかして、上記駐車塔6には、その防振のために振動体
が設けられているものである。第1図では、柱7に取り
付けた吊り下げ型の振動体15、梁8に取り付けた吊り
下げ型の振動体16、梁8の上に設けた台車型振動体1
7、梁8の上に設けた全方位型振動体18及び柱7設け
た全方位型振動体19の5種類の振動体を記載している
が、この全てが駐車塔6に同時に併設されるわけではな
く、これらから適宜選択して使用されるものである。以
下、振動体の各実施例及びその変形例について説明する
実施例1 本例は柱7に取り付けた吊り下げ型の振動体15に関し
、第3図乃至第5図に示されている。
すなわち、同図において、21は弾性体としての板ばね
であって、上下方向に延び、上端がブラケット22を介
して柱7に結合され、下端に質量体23が柱7との間に
隙間ができるように結合されている。また、上記板ばね
21の下端部は柱7にダンパー(減衰器)24によって
連結されている。質量体23は、板ばね21の表裏にそ
れぞれ複数枚の錘板23aを重ねてボルトにより結合し
てなる。
実施例の場合、駐車塔6における振動体15の取付位置
は、第6図に示す2次モードの振動を考慮して、最も振
幅が大きくなる駐車塔高さ方向の略中夫の部位P1に設
定しているか、第7図に示すように1次モードの振動が
問題となる場合には、最も振幅が大きい駐車塔上端部位
P2に振動体15の取付位置を設定する。この取付位置
に関しては、以下に説明する他の実施例ないしは変形例
でも同しである。
第8図には上記振動体15を設けた駐車塔6の振動系の
モデルか示されている。同図において、m  、k  
及びclは、駐車塔6の質量、弾性係数及び減衰係数て
あり、m  、k  及びC2は、振動体15の質量、
弾性係数及び減衰係数である。
駐車塔6及び振動体15の角振動数ω1、ω2、並びに
減衰率ζ1、C2は次式の通りである。
−一!冒−2””□丁 ■ ζ−c/2Ji「τT〒 ζ =c  /2J17τ玉 ζ −0,001の場合のmlの振動特性は第9図に示
す通りである。すなわち、同図の破線は、振動体15が
設けられていない場合の振動特性であり、駐車装置1の
作動による外力の角振動数ωが駐車塔6のω に等しい
共鳴点ω/ω1−1において振幅が最大となっている。
同図の2本の実線は、C2−0,01(ダンパー19の
減衰係数小)の場合と、C2−0,1(ダンパー24の
減衰係数大)の場合の各々の振動特性であり、C2か大
きくなるにつれてなだらかな曲線となり、極端なピーク
がなくなっていくことがわかる。
従って、外力の角振動数ωかあまり変化しないときは、
例えばζ2=O,Olを目はとして上記振動体15の特
性、つまり、質MA m 2 、弾性係数k 及び減衰
係数C2(板ばね21の弾性係数、質量体23の重さ及
びダンパー24の特性)を設定し、外力の角振動数ωが
比較的広い範囲で変化する場合には、C2−0,1ない
しはそれよりも高い値を目標として上記振動体15の特
性を設定することになる。
上記振動体15の場合、質量体23を構成する錘板23
aの枚数を変えることにより、その固有振動数を所望の
特性が得られるように調整することができる。
一実施例1の変形例1− 第10図乃至第12図は、振動体15の第1の変形例と
しての振動体15Aを示す。この振動体15Aは、板ば
ね21と質量体26とにより構成されていて、板ばね2
1への質量体26の取付構造に特徴があるものである。
なお、図面上では、の振動体15と実質的に同一の要素
には同し符号をとっている。この符号に関しては他の変
形例の場合も同じである。
同図において、27は板ばね21の下端に水平にして固
定された固定板、28は中央に貫通孔を有する水平な可
動板であり、この可動板28は、上記固定板27の上方
において板ばね21に上下動可能に嵌挿され、下面が上
記固定板27に下方より螺合した調整ねじ29の上に支
持されている。
そして、板ばね21の表裏にそれぞれ板ばね21よりも
幅広の複数枚の錘板26aが重ねられて上記可動板28
の上の支持されており、上記表裏の錘板26aは板ばね
21の両側に張り出した部分がボルトにより連結されて
いる。
すなわち、上記複数枚の錘板26aが質量体26を構成
するものであり、上記調整ねじ29を進退させることに
より、板ばね21における上記質量体26の位置を上下
に調整することができるものである。
従って、本例の場合、板ばね21における質量体26の
取付位置を上下に変化させることにより、振動体15A
の固有振動数を駐車塔6の防振に最も適した値に調整す
ることができる。
一実施例1の変形例2− 第13図乃至第16図は、振動体15の第2の変形例と
しての振動体15Bを示す。この振動体15Bは板ばね
31に特徴があるものである。
すなわち、板ばね31は、上部にH形鋼よりなる柱7の
フランジ7aよりも幅広の取付部31aを有し、この取
付部31aにおけるフランジ7aの両側に張り出した部
分に複数のクランププレート32がボルトにより取り付
けられている。そして、板ばね31は、上記取付部31
aとクランププレート32とにより柱7のフランジ7a
を挾みボルトを締め付けることにより、柱7に結合され
ている。
また、上記板ばね31は、上記取付部3.1aの下方部
分が柱7より離反するよう曲げられて傾斜しており、こ
の傾斜部の下端に先の振動体15と同様の質量体23が
結合されている。
従って、上記振動体15Bの場合、クランブプレート3
2の取付ボルトを緩めると、板ばね31は柱7を上下動
自在になり、板ばね31の取付位置を駐車塔6の防振に
最適な部位へ上下に変えることかできる。
一実施例1の変形例3 第17図は振動体15の第3の変形例としての振動体1
5Cを示す。この振動体15Cは、実質的に2つの振動
系を有することを特徴とする。
すなわち、同図において、35は上下方向に延び中間部
が柱7にブラケット22によって結合された板ばねであ
り、この板ばね35の上端及び下端の各々に質量体23
.23か結合されている。
従って、本例の振動体15Cの場合、板ばね35の上部
と上端の質量体23とによって構成される上部振動系と
、板ばね35の下部と下端の質量体23とによって構成
される下部振動系とを有し、全体が3自由度の系になり
、上部振動系と下部振動系との固有振動数を変えること
により、比較的広い振動数範囲にわたって防振効果が得
られることになる。
なお、上記振動体15A〜15Cではダンパーを省略し
ているか、振動体15のものと同様のダンパーを別途設
けてもよい。
一実施例2 次に梁8に取り付けた吊り下げ型の振動体16について
説明する。
この振動体16は、第18図と第19図とに示されてお
り、基本的には先の振動体15と同し構成であって、上
下方向に延びる板ばね41の上端が梁8にブラケット4
2を介して結合され、値居たばね41の下端に複数の錘
板43a・からなる質量体43が結合され、さらに、板
ばね41の下端部がダンパー44にて柱7に連結されて
なる。防振特性は先の振動体15と同じである。
一実施例3− 次に梁8の上に設けた台車型振動体17について説明す
る。
この振動体17は第20図に示されている。同図におい
て、45は梁8の上に固定した水平プレトであり、この
プレート45の一端に取付壁46か立設されている。4
7は質量体としての砂を充填した箱型台車であり、上記
プレート45の上に梁8の長手方向へ移動自在に設けら
れているとともに、一端か上記取付壁46に弾性体48
を介して弾性的に結合されている。弾性体48は複数の
積層ゴム板48aと鋼板48bとを交互に積層してなる
本例の場合、箱型台車47の移動方向に防振効果がある
。そして、上記箱型台車47への砂の充填量を変えるこ
とにより、振動体17の固有振動数を防振に最適な値に
変えることができる。
実施例3の変形例− 第21図及び第22図には上記振動体17の変形例とし
ての振動体17Aが示されている。この振動体17Aは
、H形鋼による梁8のウェブ8aを箱型台車47の車輪
の転勤面とし、梁8のフランジ8bを箱型台車47のガ
イドとしたものである。
従って、本例の場合、箱型台車47の梁8からの脱輪を
防止することができる。
一実施例4− 次に柱7設けた全方位型振動体19について説明する。
なお、梁8の上に設けた全方位型振動体18については
、上記振動体19と実質的に同一であるため、その説明
を省略する。
この振動体19は第23図に示されている。同図におい
て、51は柱7より突設された水平支持板であり、この
水平支持板51の上に質量体52が弾性体53を介して
結合されている。質量体52は複数の錘板52aを積み
重ねて底板52bにボルトに結合してなるものであり、
弾性体53は複数の積層ゴム板53aと鋼板53bとを
積層してなるものである。
本例の場合、弾性体53か全方位(水平方向)に変形す
ることができるから、水平方向の全方位の振動を抑える
ことができる。
なお、上記振動体17.17A、18.19ではダンパ
ーを省略しているが、ダンパーを別途設けてもよい。
なお、板ばねを用いる場合、この板ばねは水平方向ある
いは斜め方向に配置してもよい。
また、上記各実施例ないし変形例は駐車塔の防振構造に
関するか、本発明が他の建造物の防振にも適用できるこ
とはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第23図は本発明の実施例に関し、第1図は
外壁の一部を外して示す建造物の正面図、第2図は建造
物を一部省略して示す横断面図、第3図乃至第5図は実
施例1の防振構造を示すもので、第3図は側面図、第4
図は正面図、第5図は断面図、第6図は建造物の2次振
動モードを示す説明図、第7図は建造物の1次振動モー
ドを示す説明図、第8図は防振構造の振動モデルを示す
説明図、第9図は振動特性図、第10図乃至第12図は
実施例1の変形例1の防振構造を示すもので、第10図
は側面図、第11図は正面図、第12図は一部を拡大し
て示す正面図、第13図乃至第16図は実施例]の変形
例2の防振構造を示すもので、第13図は側面図、第1
4図は正面図、第15図は第13図のA−A線断面図、
第16図は第15図のB−B線断面図、第17図は実施
例]の変形例3の防振構造を示す側面図、第18図及び
第19図は実施例2の防振構造を示すもので、第18図
は側面図、第19図は一部断面にした正面図、第20図
は実施例3の防振構造を示す側面図、第21図及び第2
2図は実施例3の変形例の防振構造を示すもので、第2
1図は側面図、第22図は断面図、第23図は実施例4
の防振構造を示す側面図、第24図は駐車塔の振動によ
る周囲の家屋への影響を示す側面図である。 1・・・・・・駐車装置 6・−・・・・駐車塔(建造物) 7・・・・・・柱 8・・・・・梁 15〜19.17A。 15A〜15C・・・・・振動体 21.31,35゜ 41.48.53・・・・・・弾性体)2242・・・
・・・ブラケット 2B、26.43゜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建造物の路面に対し振動する部位に、質量体と、
    この質量体を建造物に対し弾性的に結合する弾性体とを
    備えてなる振動体が設けられていることを特徴とする建
    造物の防振構造。
  2. (2)建造物の路面に対し振動する部位に、質量体と、
    この質量体を建造物に対し弾性的に結合する弾性体と、
    建造物と上記質量体とを連結するダンパーとを備えてな
    る振動体が設けられていることを特徴とする建造物の防
    振構造。
  3. (3)建造物は柱と梁と外壁とを備えた鉄骨構造物であ
    り、振動体の弾性体は一端が上記柱または梁にブラケッ
    トを介して結合された板ばねであり、この板ばねの他端
    に質量体が結合されている請求項(1)または(2)に
    記載の建造物の防振構造。
  4. (4)建造物は柱と梁と外壁とを備えた鉄骨構造物であ
    り、振動体の弾性体は中間が上記柱または梁にブラケッ
    トを介して結合された板ばねであり、この板ばねの両端
    に質量体がそれぞれ結合されている請求項(1)または
    (2)に記載の建造物の防振構造。
  5. (5)建造物は柱と梁と外壁とを備えた鉄骨構造物であ
    り、上記梁に取付壁が立設され、振動体の質量体は上記
    取付壁に弾性体によって弾性的に結合されているととも
    に、上記梁の上に摺動可能に若しくは車輪によって移動
    可能に支持されている請求項(1)に記載の建造物の防
    振構造。
  6. (6)建造物は柱と梁と外壁とを備えた鉄骨構造物であ
    り、振動体の質量体は上記柱に突設された水平支持板ま
    たは梁の上に積層ゴムによって弾性的に結合されている
    請求項(1)に記載の建造物の防振構造。
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