JPH04136380A - 振り子式長周期制振装置 - Google Patents

振り子式長周期制振装置

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JPH04136380A
JPH04136380A JP25818890A JP25818890A JPH04136380A JP H04136380 A JPH04136380 A JP H04136380A JP 25818890 A JP25818890 A JP 25818890A JP 25818890 A JP25818890 A JP 25818890A JP H04136380 A JPH04136380 A JP H04136380A
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rod
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JP25818890A
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Hisatoku Abiru
久徳 阿比留
Hideaki Harada
秀秋 原田
Kazumi Tamura
一美 田村
Manabu Fujishiro
藤城 学
Jun Hirai
潤 平井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高層ビルなどの長周期構造物の振動抑制に適用
される振り子穴長周期制振装置に関する。
〔従来の技術〕
長周期構造物に適用される割振装置は、人間が感じない
ような小さな加速度から作動させることができるものと
して、構造物周期にほぼ等しくなる吊り長さiのワイヤ
ー等で重錘が吊られた振り子構造が知られている。
ところで、制振対策を必要とするような高層ビルにおい
ては、その固有周期は約10秒程度にもなるものがあり
、割振装置の周期も同程度に設定する必要がある。ここ
で振り子の周期Tは振り子長さを!、加速度をgとする
と次式が与えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、約10秒の周期を得ようとすると、上式
の関係で約25mの吊り長さの振り子が必要となり、こ
のため制振装置をセットするための広い空間が必要であ
る。
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
全高をできるだけ低くしてしかも長周期をし有し、設置
スペースを小さくすることのできる振り子式長周期制振
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、上端が適宜間隔を存してそれぞれ
構造物に枢着され鉛直下方に延びる等長の左右1対の長
尺ロッドと、左右端がそれぞれ上記各長尺ロッドの下端
に枢着された左右方向のつなぎ梁と、上記つなぎ梁の左
右端にそれぞれ下端が枢着された鉛直上方へ延びる等長
の短尺ロッドと、上記つなぎ梁の左右端部にそれぞれ付
設され鉛直線に対する上記長尺ロッドの一方向への傾斜
角θとするとき上記短尺ロッドの他方向への傾斜角を常
にnθに等しくする両ロッドの傾斜角連動手段と、上記
角短尺ロッドの上部に左右端が枢着された重錘とを具え
たことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成によれば、振り子は振動時に長さ11の
長尺ロッドと長さ18の短尺口、ドとにより7字状をな
し、その周期Tは となる。
その結果、両ロッドの長さj!+、   Atの選定次
第で比較的低い全高にもかかわらず長周期の割振装置が
得られる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面について説明すると、第1図は
その側面図、第2図は第1図の部分平面図、第3図は第
1図の変形例を示す側面図、第4図は第3図の部分平面
図である。
まず第1〜2図において、1.1はそれぞれ適宜間隔で
上端が対象構造物7に枢着され下方に垂下された長さl
、の比較的長い左右1対の長尺ロフトで、各長尺ロッド
1の下端は比較的軽量のつなぎ梁5の左右端にそれぞれ
ピン3で枢着されている。
2.2はそれぞれ下端がつなぎ梁5の左右端で長尺ロッ
ドの下端枢着ピン3.3の近傍に枢着され上端が上方へ
延びる長さltの比較的短い左右1対の短尺ロッド、4
.4°はそれぞれ長尺ロッド1.短尺ロッド2の下端に
付設された同歯数比がn対1の1対のギヤで、互いに歯
合することで長尺ロッド1.短尺ロッド2の鉛直線に対
する左方傾斜角、右方傾斜角はそれぞれ長尺ロッドのそ
れのn倍に等しくするように、両ロッドを7字状に連動
する作用を行う、6は左右端がそれぞれ短尺ロッド2,
2の上部に穿設された複数のピン孔にピンで枢着された
重錘、8はつなぎ梁5と対象構造物7との間に付設さた
減衰器である。
このような装置において、重錘6が水平移動するとき、
長尺ロッド1が鉛直線に対して傾斜角θだけ一方へ傾け
ば、ギヤ4,4゛の関係で短尺ロッド2は傾斜角nθだ
け他方へ傾り。
従って、重錘6の水平変位δはθが比較的小さい範囲で
(11式で表わされる。
δ−1,sknθ+jllsinθ−し1 +n7g)
θ・・・・・・・・・+1) ここで、重錘6の上下移動量Δhは(2)式で表される
故、 Δh −C1,−1,cosθ)   (jt゛重錘が
図示の位置に移動したときの位置エネルギUは重錘質量
をmとすると(3)式4式% となり、ばね定数には(4)式 で与えられることから周期Tは(5)式となる。
ここで、’+  ”1.5m、1.−1m。
n=1.1とすると、 周期Tは約10秒となり、1.5mの吊り高さで長周期
化が可能となり、本装置によれば低い吊り高さで長周期
化が可能となる。
なお、周期Tは短尺ロッド2の実効長12の長さを変え
て重錘6を支持することで調整が可能である。
またつなぎ梁5に減衰器8をセントすることでストロー
クの短い減衰器でバフシブな制振器装置を得ることがで
きる。
なお、上記実施例は第3〜4図に示すようにギヤ4をそ
れぞれサーボモーター9で駆動することにより、アクテ
ィブな割振装置とすることも可能である。
このような装置によれば、下記の効果が奏せられる。
(11低い吊り高さで長周期の割振装置を得ることがで
きる。
(2)  またギヤをサーボモーター等で駆動すること
で、摺動部のないコンパクトなアクティブ制振装置にす
ることができる。
〔発明の効果〕
要するに本発明によれば、上端が適宜間隔を存してそれ
ぞれ構造物に枢着され鉛直下方に延びる等長の左右1対
の長尺ロフトと、左右端がそれぞれ上記各長尺ロッドの
下端に枢着された左右方向のつなぎ梁と、上記つなぎ梁
の左右端にそれぞれ下端が枢着された鉛直上方へ延びる
等長の短尺ロフトと、上記つなぎ梁の左右端部にそれぞ
れ付設され鉛直線に対する上記長尺ロッドの一方向への
傾斜角θとするとき上記短尺ロッドの他方向への傾斜角
を常にnθに等しくする両ロッドの傾斜角連動手段と、
上記角短尺ロッドの上部に左右端が枢着された重錘とを
具えたことにより全高をできるだけ低くしてしかも長周
期を有し、設置スペースを小さくすることのできる振り
子式長周期制振装置を得るから、本発明は産業上極めて
有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図の部分平面図、第3図は第1図の変形例を示す側面図
、第4図は第3図の部分平面図である。 1・・・長尺ロッド、2・・・短尺ロッド、3・・・ビ
ン、4.4″・・・ギヤ、5・・・つなぎ梁、6・・・
重錘、7・・・構造物、8・・・減衰器、9・・・サー
ボモーター第f図 代理人 弁理士 塚 本 正 文 第Z図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上端が適宜間隔を存してそれぞれ構造物に枢着され鉛直
    下方に延びる等長の左右1対の長尺ロッドと、左右端が
    それぞれ上記各長尺ロッドの下端に枢着された左右方向
    のつなぎ梁と、上記つなぎ梁の左右端にそれぞれ下端が
    枢着された鉛直上方へ延びる等長の短尺ロッドと、上記
    つなぎ梁の左右端部にそれぞれ付設され鉛直線に対する
    上記長尺ロッドの一方向への傾斜角θとするとき上記短
    尺ロッドの他方向への傾斜角を常にnθに等しくする両
    ロッドの傾斜角連動手段と、上記角短尺ロッドの上部に
    左右端が枢着された重錘とを具えたことを特徴とする振
    り子式長周期制振装置。
JP25818890A 1990-09-27 1990-09-27 振り子式長周期制振装置 Expired - Lifetime JP2706364B2 (ja)

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JPH04136380A true JPH04136380A (ja) 1992-05-11
JP2706364B2 JP2706364B2 (ja) 1998-01-28

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