JPH04139764A - 絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法Info
- Publication number
- JPH04139764A JPH04139764A JP26051590A JP26051590A JPH04139764A JP H04139764 A JPH04139764 A JP H04139764A JP 26051590 A JP26051590 A JP 26051590A JP 26051590 A JP26051590 A JP 26051590A JP H04139764 A JPH04139764 A JP H04139764A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor layer
- layer
- type
- region
- type semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- OFIYHXOOOISSDN-UHFFFAOYSA-N tellanylidenegallium Chemical compound [Te]=[Ga] OFIYHXOOOISSDN-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 21
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 16
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 93
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 11
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 claims description 7
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 abstract description 14
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 9
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 9
- 239000010703 silicon Substances 0.000 abstract description 9
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 abstract description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 8
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 238000000137 annealing Methods 0.000 abstract description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 3
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法に係り
、特にアライメント精度を向上させ、特性の優れた絶縁
ゲート型トランジスタを提供することができる絶縁ゲー
ト薄膜トランジスタの製造方法に関する。
、特にアライメント精度を向上させ、特性の優れた絶縁
ゲート型トランジスタを提供することができる絶縁ゲー
ト薄膜トランジスタの製造方法に関する。
[従来の技術]
従来、絶縁ゲート薄膜トランジスタのソースおよびドレ
インの抵抗値を小さくし、絶縁ゲート薄膜トランジスタ
の特性を向上させる方法としては、ソース領域とドレイ
ン領域の膜厚をチャンネル領域より厚くし、チャンネル
領域はキャリアの移動度を上げるため厚さを薄くする方
法が用いられていた。
インの抵抗値を小さくし、絶縁ゲート薄膜トランジスタ
の特性を向上させる方法としては、ソース領域とドレイ
ン領域の膜厚をチャンネル領域より厚くし、チャンネル
領域はキャリアの移動度を上げるため厚さを薄くする方
法が用いられていた。
第4図(a)〜(e)は従来の絶縁ゲート薄膜トランジ
スタの製造方法を説明するための工程図である。
スタの製造方法を説明するための工程図である。
まず第4図(a)に示す様に、P型シリコン基板工に酸
素をI X 10 ”(cm−”)打込んでアニルして
埋込酸化膜2とP型半導体層3を形成する。
素をI X 10 ”(cm−”)打込んでアニルして
埋込酸化膜2とP型半導体層3を形成する。
次に第4図(b)に示す様に、P型エピタキシャル成長
を8000人行なうと、P型半導体層3の膜厚は1μm
となる。
を8000人行なうと、P型半導体層3の膜厚は1μm
となる。
次に第4図(c)に示す様に、P型半導体層3をリアク
ティブ・イオン・エツチング(R,I。
ティブ・イオン・エツチング(R,I。
E、)にて島状にエツチングする。
次に第4図(d)に示す様に、P型半導体層3の中央部
を8000人エツチングして凹部を形成し、厚さ200
0人のチャンネル領域となる半導体領域15を形成した
後、ゲート絶縁膜7とゲート電極となる多結晶シリコン
8を形成する。
を8000人エツチングして凹部を形成し、厚さ200
0人のチャンネル領域となる半導体領域15を形成した
後、ゲート絶縁膜7とゲート電極となる多結晶シリコン
8を形成する。
次に第4図(e)に示す様にリンをゲート絶縁膜7を通
してP型半導体層3にイオン注入した後、PSG膜9を
5000人堆積してアニールするとソース領域lOとド
レイン領域11が形成される。その後コンタクト穴12
を開口し、ソース電極13とドレイン電極14を形成す
る。
してP型半導体層3にイオン注入した後、PSG膜9を
5000人堆積してアニールするとソース領域lOとド
レイン領域11が形成される。その後コンタクト穴12
を開口し、ソース電極13とドレイン電極14を形成す
る。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の絶縁ゲート薄膜トランジスタ
の製造方法では、第5図(a)に示す様にゲート電極と
なる多結晶シリコン8を形成するアライメント精度によ
り、ソース領域10及びP型半導体層3の境界18と半
導体領域15の端部との間の距離り、(なお、この距離
L1内の領域はチャネル領域の一部となる)の大きさが
変化し、移動度が変化する欠点があった。
の製造方法では、第5図(a)に示す様にゲート電極と
なる多結晶シリコン8を形成するアライメント精度によ
り、ソース領域10及びP型半導体層3の境界18と半
導体領域15の端部との間の距離り、(なお、この距離
L1内の領域はチャネル領域の一部となる)の大きさが
変化し、移動度が変化する欠点があった。
また第5図(b)に示す様にゲート電極となる多結晶シ
リコン8がR,1,E、により薄膜化した半導体領域1
5の距離L2内側になる様に、アライメント精度をとる
と、ソース領域10とドレイン領域11の距離が長(な
りトランジスタが大きくなる欠点を有すると共に、薄膜
化した半導体領域15にリンを拡散した領域(図中距離
L2内の領域)の抵抗が大きくなり、ソース領域10と
ドレイン領域11の抵抗が大きくなる欠点があった。
リコン8がR,1,E、により薄膜化した半導体領域1
5の距離L2内側になる様に、アライメント精度をとる
と、ソース領域10とドレイン領域11の距離が長(な
りトランジスタが大きくなる欠点を有すると共に、薄膜
化した半導体領域15にリンを拡散した領域(図中距離
L2内の領域)の抵抗が大きくなり、ソース領域10と
ドレイン領域11の抵抗が大きくなる欠点があった。
[課題を解決するための手段]
本発明の絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法は、絶
縁膜上の一導電型の第1の半導体層上に、該第1の半導
体層と反対導電型であって、高濃度不純物を含む第2の
半導体層を形成し、前記第1の半導体層と前記第2の半
導体層とを島状に形成する工程と、前言己第2の半導体
層の一部を、前記第1の半導体領域の界面まで選択的に
除去することで、チャンネル領域を形成するとともに、
前記第2の半導体層を二つに分離する工程と、分離され
た二つの第2の半導体層の高濃度不純物を下層の第1の
半導体層に拡散して、ソース領域及びドレイン領域を形
成する工程と、を有することを特徴とする。
縁膜上の一導電型の第1の半導体層上に、該第1の半導
体層と反対導電型であって、高濃度不純物を含む第2の
半導体層を形成し、前記第1の半導体層と前記第2の半
導体層とを島状に形成する工程と、前言己第2の半導体
層の一部を、前記第1の半導体領域の界面まで選択的に
除去することで、チャンネル領域を形成するとともに、
前記第2の半導体層を二つに分離する工程と、分離され
た二つの第2の半導体層の高濃度不純物を下層の第1の
半導体層に拡散して、ソース領域及びドレイン領域を形
成する工程と、を有することを特徴とする。
[作用]
本発明の絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法は、チ
ャネル領域の厚さを、−導電型の第1の半導体層の層厚
を制御し、且つ第2の半導体層の一部を選択的に除去す
る際に、半導体の選択比が高いエツチングを用いること
により、精度よく決定するものである。
ャネル領域の厚さを、−導電型の第1の半導体層の層厚
を制御し、且つ第2の半導体層の一部を選択的に除去す
る際に、半導体の選択比が高いエツチングを用いること
により、精度よく決定するものである。
また、ソース領域及びドレイン領域を、高濃度不純物を
含む前記第2の半導体層の一部を選択的に除去し、第2
の半導体層を二つに分離した後、分離された二つの第2
の半導体層の高濃度不純物を下層の第1の半導体層に拡
散することで形成することにより、ソース領域及びドレ
イン領域を精度よ(形成するものである。なおソース領
域及びドレイン領域が精度よく形成されるため同時にソ
ース領域、ドレイン領域と接するチャネル領域の幅も精
度よく形成されることとなる。
含む前記第2の半導体層の一部を選択的に除去し、第2
の半導体層を二つに分離した後、分離された二つの第2
の半導体層の高濃度不純物を下層の第1の半導体層に拡
散することで形成することにより、ソース領域及びドレ
イン領域を精度よ(形成するものである。なおソース領
域及びドレイン領域が精度よく形成されるため同時にソ
ース領域、ドレイン領域と接するチャネル領域の幅も精
度よく形成されることとなる。
[実施例コ
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
する。
第1図(a)〜(e)は、本発明の絶縁ゲート薄膜トラ
ンジスタの製造方法の第1実施例を示す工程図である。
ンジスタの製造方法の第1実施例を示す工程図である。
まず、第1図(a)に示す様に、P型シリコン基板1に
通常行なわれている様に、1×101#(cab−”)
の酸素を打込んでアニールし埋込酸化膜2と第1の半導
体層となるP型半導体層3を形成する。
通常行なわれている様に、1×101#(cab−”)
の酸素を打込んでアニールし埋込酸化膜2と第1の半導
体層となるP型半導体層3を形成する。
次に第1図(b)に示す様に、第3図に示したバイアス
・スパッタ装置にリンをlXl0”(cm−”)含むタ
ーゲット27を装着し、ウェハー温度を350(’C)
にしAr圧力を8 (mm Torr) 。
・スパッタ装置にリンをlXl0”(cm−”)含むタ
ーゲット27を装着し、ウェハー温度を350(’C)
にしAr圧力を8 (mm Torr) 。
RFパワーを120(W)、基板バイアス電圧を+10
(V)、ターゲットバイアス電圧を−200(V)とし
た条件で1時間成膜し、リンを1×10 ”(c+*−
”)含む第2の半導体層となるN型半導体層4を500
0人エピタキシャル成長させる。
(V)、ターゲットバイアス電圧を−200(V)とし
た条件で1時間成膜し、リンを1×10 ”(c+*−
”)含む第2の半導体層となるN型半導体層4を500
0人エピタキシャル成長させる。
次に第1図(c)に示す様に、P型半導体層3とN型半
導体層4をR,1,E、を用いて島状にエツチングする
。
導体層4をR,1,E、を用いて島状にエツチングする
。
次に第1図(d)に示す様に島状になったN型半導体層
4の中央部を高濃度のN型シリコンのエツチング速度が
速く、P型シリコンのエツチング速度が遅い選択エツチ
ング液旺/HNOs/CH1COOH=1/3/8を用
いて、N型半導体層4とP型半導体層3との界面までエ
ツチングすると、N型半導体層4は、N型半導体層5と
N型半導体層6とに分離される。
4の中央部を高濃度のN型シリコンのエツチング速度が
速く、P型シリコンのエツチング速度が遅い選択エツチ
ング液旺/HNOs/CH1COOH=1/3/8を用
いて、N型半導体層4とP型半導体層3との界面までエ
ツチングすると、N型半導体層4は、N型半導体層5と
N型半導体層6とに分離される。
次に第1図(e)に示す様に、ゲート絶縁膜7とゲート
電極となる多結晶シリコン8およびP S GIll[
9を形成後、アニールするとN型半導体層5とN型半導
体層6とからリンが直下のP型半導体層3に拡散してN
型になりソース領域10とドレイン領域11が形成され
る。残ったP型半導体層3はチャンネル領域15となる
。
電極となる多結晶シリコン8およびP S GIll[
9を形成後、アニールするとN型半導体層5とN型半導
体層6とからリンが直下のP型半導体層3に拡散してN
型になりソース領域10とドレイン領域11が形成され
る。残ったP型半導体層3はチャンネル領域15となる
。
さらに、コンタクト穴12を開口しソース電極13とド
レイン電極14を形成する。
レイン電極14を形成する。
ここではP型半導体層3上にN型半導体層4をエピタキ
シャル成長して、Nチャンネルの絶縁ゲート薄膜トラン
ジスタを形成する例について述べたが、N型半導体層上
にバイアス・スパッタにて高濃度のP型不純物のボロン
を含むP型エピタキシャル成長を行ない、第1図(d)
と同じ様にP型エピタキシャル層をエツチングして島状
にし、Pチャンネルの絶縁ゲート薄膜トランジスタを形
成してもよい。
シャル成長して、Nチャンネルの絶縁ゲート薄膜トラン
ジスタを形成する例について述べたが、N型半導体層上
にバイアス・スパッタにて高濃度のP型不純物のボロン
を含むP型エピタキシャル成長を行ない、第1図(d)
と同じ様にP型エピタキシャル層をエツチングして島状
にし、Pチャンネルの絶縁ゲート薄膜トランジスタを形
成してもよい。
第2図(a)〜(e)は、本発明の絶縁ゲート薄膜トラ
ンジスタの製造方法の第2実施例を示す工程図である。
ンジスタの製造方法の第2実施例を示す工程図である。
まず第2図(a)に示す様に、第1図(a)と同様にP
型シリコン基板1上に埋込酸化膜2と第1の半導体層と
なるP型半導体層3を形成後、チャンネル領域となるP
型半導体層3上に酸化膜16を500人形成する。
型シリコン基板1上に埋込酸化膜2と第1の半導体層と
なるP型半導体層3を形成後、チャンネル領域となるP
型半導体層3上に酸化膜16を500人形成する。
次に第2図(b)に示す様に、第3図に示したバイアス
・スパッタ装置でリンをlXl0”(am−”)含むN
型半導体層4を5000人エピタキシャル成長させると
、酸化膜16上にはリンを含んだアモルファス層17が
堆積する。なお、N型半導体層4とアモルファス層が第
2の半導体層となる。
・スパッタ装置でリンをlXl0”(am−”)含むN
型半導体層4を5000人エピタキシャル成長させると
、酸化膜16上にはリンを含んだアモルファス層17が
堆積する。なお、N型半導体層4とアモルファス層が第
2の半導体層となる。
ここで、第3図に示したバイアス・スパッタ装置の構成
について説明する。
について説明する。
同図において、20.21はDC電源であり、それぞれ
ローパスフィルター(LPF)22゜23を介して、反
応室26内のSiターゲット部、27、堆積基板装着部
28に接続されている。SLターゲット部部子7裏面に
は円環状のマグネット29が設置されており、高密度の
プラズマが発生可能となっている。Siターゲット部部
子7はRF電源24がマツチング・サーキット(M−C
)25を介して接続され高周波電圧が印加可能となって
いる0反応室26には所望のガス(ここではAr)が導
入可能となっており、反応室26は排気系と接続されて
いる。
ローパスフィルター(LPF)22゜23を介して、反
応室26内のSiターゲット部、27、堆積基板装着部
28に接続されている。SLターゲット部部子7裏面に
は円環状のマグネット29が設置されており、高密度の
プラズマが発生可能となっている。Siターゲット部部
子7はRF電源24がマツチング・サーキット(M−C
)25を介して接続され高周波電圧が印加可能となって
いる0反応室26には所望のガス(ここではAr)が導
入可能となっており、反応室26は排気系と接続されて
いる。
次に第2図(c)に示す様に、P型半導体層3とN型半
導体層4をR,1,E、を用いて島状にエツチングした
後、HF/HNOs/CHsCOOH=1/1/32で
エツチングすると、エツチング速度の速いアモルファス
層17のみが除去され、N型半導体層4はN型半導体層
5とN型半導体6とに分離する。さらにフッ酸で酸化膜
16を除去する。
導体層4をR,1,E、を用いて島状にエツチングした
後、HF/HNOs/CHsCOOH=1/1/32で
エツチングすると、エツチング速度の速いアモルファス
層17のみが除去され、N型半導体層4はN型半導体層
5とN型半導体6とに分離する。さらにフッ酸で酸化膜
16を除去する。
次に第2図(d)に示す様に、ゲート絶縁膜7とゲート
電極となる多結晶シリコン8を形成する。
電極となる多結晶シリコン8を形成する。
次に第2図(e)に示す様に、PSG膜9を堆積後アニ
ールしてソース領域lOとドレイン領域11を形成後、
ソース電極13とドレイン電極13を形成する。残った
P型半導体層3はチャンネル領域15となる。
ールしてソース領域lOとドレイン領域11を形成後、
ソース電極13とドレイン電極13を形成する。残った
P型半導体層3はチャンネル領域15となる。
以上説明した第1実施例及び第2実施例においては、チ
ャンネル領域となるP型半導体層3上のN型半導体層4
をエツチング除去してアニールすることにより、チャン
ネル領域15の形状とソース領域10およびドレイン領
域11の形状がN型半導体層4のエツチングで決定され
、ゲート電極となる多結晶シリコン8とP型半導体層3
および薄膜化したチャンネル領域15のアライメント精
度によるチャンネル形状およびソースとドレイン抵抗の
変化が無くなるので、ゲート長3μ真の薄膜トランジス
タの移動度の再現性の分布が従来の方法では10%あっ
たのに対し4%減少した。
ャンネル領域となるP型半導体層3上のN型半導体層4
をエツチング除去してアニールすることにより、チャン
ネル領域15の形状とソース領域10およびドレイン領
域11の形状がN型半導体層4のエツチングで決定され
、ゲート電極となる多結晶シリコン8とP型半導体層3
および薄膜化したチャンネル領域15のアライメント精
度によるチャンネル形状およびソースとドレイン抵抗の
変化が無くなるので、ゲート長3μ真の薄膜トランジス
タの移動度の再現性の分布が従来の方法では10%あっ
たのに対し4%減少した。
また、バイアス・スパッタによりP型半導体層3上に低
温でN型エピタキシャル成長を行なえるので、エピタキ
シャル成長中にN型不純物のリンがP型半導体層3に拡
散してP型半導体がN型に導電型が反転することが無く
、さらに、チャンネル領域15の厚さが初めのP型半導
体層3の厚さと高濃度N型半導体とP型半導体の選択比
が高いエツチングにより精度良く決定されるので、チャ
ンネル領域の膜厚バラツキによるトランジスタ特性の移
動度の再現性が良くなる効果があった。
温でN型エピタキシャル成長を行なえるので、エピタキ
シャル成長中にN型不純物のリンがP型半導体層3に拡
散してP型半導体がN型に導電型が反転することが無く
、さらに、チャンネル領域15の厚さが初めのP型半導
体層3の厚さと高濃度N型半導体とP型半導体の選択比
が高いエツチングにより精度良く決定されるので、チャ
ンネル領域の膜厚バラツキによるトランジスタ特性の移
動度の再現性が良くなる効果があった。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように、本発明の絶縁ゲート薄膜ト
ランジスタの製造方法によれば、チャンネル領域の厚さ
、チャンネル領域の幅、ソース領域及びドレイン領域の
大きさを高精度に設定することができるので、移動度等
の特性のバラツキ、ソース領域、トレイン領域の抵抗の
増大を防ぐことができる。
ランジスタの製造方法によれば、チャンネル領域の厚さ
、チャンネル領域の幅、ソース領域及びドレイン領域の
大きさを高精度に設定することができるので、移動度等
の特性のバラツキ、ソース領域、トレイン領域の抵抗の
増大を防ぐことができる。
なお、高濃度不純物を含む第2の半導体層をバイアス・
スパッタにより、エピタキシャル成長させれば、低温度
でエピタキシャル成長させることができるため、エピタ
キシャル成長時での下層の第1の半導体層への不純物拡
散を抑えることができる。
スパッタにより、エピタキシャル成長させれば、低温度
でエピタキシャル成長させることができるため、エピタ
キシャル成長時での下層の第1の半導体層への不純物拡
散を抑えることができる。
第1図(a)〜(e)は、本発明の絶縁ゲート薄膜トラ
ンジスタの製造方法の第1実施例を示す工程図である。 第2図(a)〜(e)は、本発明の絶縁ゲート薄膜トラ
ンジスタの製造方法の第2実施例を示す工程図である。 第3図はバイアス・スパッタ装置の構成を示す説明図で
ある。 第4図(a)〜(e)は従来の絶縁ゲート薄膜トランジ
スタの製造方法を説明するための工程図である。 第5図は従来の絶縁ゲート薄膜トランジスタの課題の説
明図である。 1:P型シリコン基板、2:埋込酸化膜、3:P型半導
体層、4,5,6:N型エピタキシャル層、7:ゲート
絶縁膜、8ニゲート多結晶シリコン膜、9 : PSG
膜、lO:ソース領域、llニドレイン領域、12:コ
ンタクト穴、13:ソース電極、14ニドレイン電極、
15:半導体領域(チャンネル領域)16:酸化膜、1
7:アモルファス・シリコン層、18:境界、20,2
1:D、C電源、22.23:ロー・バス・フィルター
、24 : RF電源、25:マツチング・サーキット
(M、C)、26: (チャンバー)反応室、27
: Siターゲット、28:堆積基板装着部、29:マ
グネット。 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第1 図 l θ− 第2図 第3図 第4図
ンジスタの製造方法の第1実施例を示す工程図である。 第2図(a)〜(e)は、本発明の絶縁ゲート薄膜トラ
ンジスタの製造方法の第2実施例を示す工程図である。 第3図はバイアス・スパッタ装置の構成を示す説明図で
ある。 第4図(a)〜(e)は従来の絶縁ゲート薄膜トランジ
スタの製造方法を説明するための工程図である。 第5図は従来の絶縁ゲート薄膜トランジスタの課題の説
明図である。 1:P型シリコン基板、2:埋込酸化膜、3:P型半導
体層、4,5,6:N型エピタキシャル層、7:ゲート
絶縁膜、8ニゲート多結晶シリコン膜、9 : PSG
膜、lO:ソース領域、llニドレイン領域、12:コ
ンタクト穴、13:ソース電極、14ニドレイン電極、
15:半導体領域(チャンネル領域)16:酸化膜、1
7:アモルファス・シリコン層、18:境界、20,2
1:D、C電源、22.23:ロー・バス・フィルター
、24 : RF電源、25:マツチング・サーキット
(M、C)、26: (チャンバー)反応室、27
: Siターゲット、28:堆積基板装着部、29:マ
グネット。 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第1 図 l θ− 第2図 第3図 第4図
Claims (3)
- (1)絶縁膜上の一導電型の第1の半導体層上に、該第
1の半導体層と反対導電型であつて、高濃度不純物を含
む第2の半導体層を形成し、前記第1の半導体層と前記
第2の半導体層とを島状に形成する工程と、 前記第2の半導体層の一部を、前記第1の半導体領域の
界面まで選択的に除去することで、チャンネル領域を形
成するとともに、前記第2の半導体層を二つに分離する
工程と、 分離された二つの第2の半導体層の高濃度不純物を下層
の第1の半導体層に拡散して、ソース領域及びドレイン
領域を形成する工程と、 を有する絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法。 - (2)前記第1の半導体層が単結晶である請求項1記載
の絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法。 - (3)前記高濃度不純物を含む第2の半導体層をバイア
ス・スパッタにより、エピタキシャル成長させた請求項
2記載の絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26051590A JPH04139764A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26051590A JPH04139764A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04139764A true JPH04139764A (ja) | 1992-05-13 |
Family
ID=17349038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26051590A Pending JPH04139764A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04139764A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5757048A (en) * | 1992-06-24 | 1998-05-26 | Seiko Epson Corporation | Thin film transistor, solid state device, display device and manufacturing method of a thin film transistor |
JP2002334994A (ja) * | 2001-03-07 | 2002-11-22 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置および電気光学装置の製造方法、電気光学装置用基板、投射型表示装置並びに電子機器 |
JP2010537401A (ja) * | 2007-08-15 | 2010-12-02 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 薄いsoiの集積化のためのmosトランジスタおよびその製造方法 |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP26051590A patent/JPH04139764A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5757048A (en) * | 1992-06-24 | 1998-05-26 | Seiko Epson Corporation | Thin film transistor, solid state device, display device and manufacturing method of a thin film transistor |
JP2002334994A (ja) * | 2001-03-07 | 2002-11-22 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置および電気光学装置の製造方法、電気光学装置用基板、投射型表示装置並びに電子機器 |
JP2010537401A (ja) * | 2007-08-15 | 2010-12-02 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 薄いsoiの集積化のためのmosトランジスタおよびその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4055884A (en) | Fabrication of power field effect transistors and the resulting structures | |
KR0183964B1 (ko) | 박막트랜지스터의 제조방법 | |
JPS6110279A (ja) | 薄膜電界効果トランジスタの製造方法およびその方法によつて得られるトランジスタ | |
US4868140A (en) | Semiconductor device and method of manufacturing the same | |
JPH02222546A (ja) | Mos型電界効果トランジスタの製造方法 | |
US5053345A (en) | Method of edge doping SOI islands | |
JPH04139764A (ja) | 絶縁ゲート薄膜トランジスタの製造方法 | |
KR910000020B1 (ko) | 반도체장치의 제조방법 | |
JPS6040702B2 (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JPS61207076A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3216173B2 (ja) | 薄膜トランジスタ回路の製造方法 | |
JPH11214368A (ja) | ウェーハの平坦化方法とその装置 | |
JPH02151037A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0645617A (ja) | 単結晶薄膜部材の製造方法 | |
KR100266560B1 (ko) | 박막트랜지스터제조방법 | |
JP3025342B2 (ja) | 薄膜トランジスタおよびその形成方法 | |
JPH04184937A (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JPH023243A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS5650579A (en) | Manufacture of junction type field effect semiconductor device | |
JPS5660015A (en) | Manufacture of semiconductor device | |
JPH02268440A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH02139920A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS5748270A (en) | Semiconductor device | |
JPH07221295A (ja) | 縦型mos半導体装置の製造方法 | |
JPS59202647A (ja) | 半導体装置の製造方法 |