JPH0413965B2 - - Google Patents

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JPH0413965B2
JPH0413965B2 JP17044686A JP17044686A JPH0413965B2 JP H0413965 B2 JPH0413965 B2 JP H0413965B2 JP 17044686 A JP17044686 A JP 17044686A JP 17044686 A JP17044686 A JP 17044686A JP H0413965 B2 JPH0413965 B2 JP H0413965B2
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pine
seedling
mentioned
seedling growing
box
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JP17044686A
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JPS6328326A (ja
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Takamichi Shimomura
Tooru Ishii
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Ishii Corp
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Ishii Corp
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Publication date
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Publication of JPS6328326A publication Critical patent/JPS6328326A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の分野 この発明は、育苗箱の床土代替として使用する
育苗マツトを育苗箱に充填する育苗マツト充填装
置に関する。
(ロ) 発明の背景 従来、上述の育苗マツトの充填装置としては、
例えば、特開昭60−118128号公報に記載の装置が
ある。
この従来装置の場合、育苗マツトは繰出し装置
で1枚ずつ育苗箱に繰出されるが、この繰出し装
置のケースに対する育苗マツトの補給は人為的に
行なわれている。
上述の育苗マツトが、従来のように発泡ウレタ
ンや紙材で形成されて、比較的取扱いやすい状態
のマツトであればよいが、例えば、育苗マツトの
材料としてロツクフアイバを使用し、さらに、こ
のマツトに肥料を含浸させて使用した場合、育苗
マツトを繰出し装置に補給するとき、マツトに含
浸した肥料が粉塵となつて飛散するため、衛生的
に非常に悪く、現場の作業環境が低下する問題点
がある。
また、上述のロツクフアイバを材料として育苗
マツトの場合、繊維を同一方向に配列して圧縮形
成しているので、比較的破損しやすい状態にあ
り、人為的なマツト充填を行なつた場合、作業者
によりマツトの保持力がまちまちとなり、上述の
ロツクフアイバを構成要素とする育苗マツトが破
損する可能性が多分にある問題点を有していた。
(ハ) 発明の目的 この発明は、育苗箱に対する育苗マツトの充填
を自動的に行なうことができ、例えば、ロツクフ
アイバ製のマツトに肥料を含浸させた育苗マツト
の充填時においても、粉塵が飛散することなく、
また、マツトの破損を防止することもできる育苗
マツト充填装置の提供を目的とする。
(ニ) 発明の要約 この発明は、多数のマツトを積層して載置した
台車をリフトアツプするリフト装置と、リフトア
ツプされた台車から積層マツトを載置台に移載す
る第1の移載手段と、載置台上の積層マツトを装
填部に移載する第2の移載手段と、装填部の積層
マツトを1枚ずつ分離して次端の育苗箱に供給す
るマツト供給部と、育苗箱の上面に供給されたマ
ツトを箱内部に押込む押込み部とを備えた育苗マ
ツト充填装置であることを特徴とする。
(ホ) 発明の効果 この発明によれば、上述の台車上に多段に積層
されたマツトは、リフト装置により台車と共にリ
フトアツプされ、このリフトアツプされた台車上
の積層マツトは第1の移載手段によつて載置台に
移載処理され、この載置台上に移載された積層マ
ツトは上述の第2移載手段によつて装填部に移載
された後に、マツト供給部で積層マツトを1枚ず
つ分離して育苗箱上面に供給される。さらに、育
苗箱上面に供給された単一のマツトは押込み部の
操作で育苗箱内へ自動充填される。
このように積層されたマツトを順次1枚ずつ分
離して育苗箱内へ自動的に充填することができる
ので、例えば、ロツクフアイバ製のマツトに肥料
を含浸させた育苗マツトを充填する場合において
も、粉塵の飛散がなく、また、自動充填によりマ
ツトに対する保持力が常に一定であるため、マツ
トの破損を防止することができる効果がある。
さらに、上述の肥料含浸の育苗マツトの包装を
解いて台車に載置するときは、集塵装置を完備し
た室内で行なうことによつて、作業者に粉塵に基
づく害を与えることが防止でき、作業環境を向上
させることができる。
(ヘ) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は育苗マツト充填装置を示し、第1図乃至
第5図において、この育苗マツト充填装置は、例
えば、ロツクフアイバ製のマツトに肥料を含浸さ
せた育苗マツトa(第3図参照)を、上下方向に
多段に積層して積層マツトAを形成し、この積層
マツトAを横方向に3列状に載置する台車Bと、 上述の台車Bをリフトアツプするリフト装置C
と、 リフトアツプされた台車Bから積層マツトAを
載置台Dに移載する第1の移載手段としての第1
移載装置Eと、 上述の載置台D上の積層マツトAを装填部Fに
に移載する第2の移載手段としての第2移載装置
Gと、 上述の装填部Fの積層マツトAを単一の育苗マ
ツトAに1枚ずつ分離してマツト搬送装置Hを介
して次段に育苗箱Jに供給するマツト供給部K
と、 上述の育苗箱Jを上面に供給された育苗マツト
a(育苗箱J内寸よりもマツト寸法が若干大きい
マツト)を該育苗箱J内に押込む押込み部Lと、 上述の育苗箱Jを所定方向に搬送する箱搬送装
置Mと、 上述の押込み部Lに配設された育苗箱Jを適宜
係止めするストツパ装置Nとを備えている。
前述の台車Bは第6図乃至第8図に示す如く、
L字状の台車ハウジング1の正面に取手2を一体
形成すると共に、底面に合計4個のキヤスタ3…
を取付けている。
上述の台車Bを昇降操作するリフト装置Cは、
第2図、第6図に示す如く構成している。
すなわち、左右の支柱4,4間の上端にチヤン
ネル5を張架して門形の架構6を形成し、上述の
支柱4,4間の上下に駆動軸7,8を横架すると
共に、これら各駆動軸7,8に嵌合したスプロケ
ツト9,10間にチエーン11を架設し、このチ
エーン11に逆L字状のリフタ12を取付けてい
る。
また、上述の架構6上部にブラケツト13を介
して昇降モータ14を取付け、このモータ14の
回転軸と上側の駆動軸7の突出端とのそれぞれ嵌
合したスプロケツト15,16間にチエーン17
を張架し、上述の昇降モータ14の正転時にチエ
ーン11を介して上述のリフタ12をリフトアツ
プすべく構成している。
前述の載置台Dは、第1図、第2図、第3図に
示す如く、リフトアツプされた台車Bのマツト載
置面と略同一高さに水平状に横架した台板18の
奥部にストツパ19を一体形成したL字状の台
で、この載置台Dと、リフトアツプされた台種B
の一端部との間には、積層マツトAの移載を案内
するガイドローラ20,20を横架している。
リフトアツプされた台車Bから積層マツトAを
上述の載置台Dに移載する第1移載装置Eは、第
2図、第6図乃至第8図に示す如く、前述のリフ
タ12に一体的に配設されている。
すなわち、上述のリフタ12の上端部に、断面
がコの字形のレール21を取付け、このレール2
1の左右両端に軸架したスプロケツト軸22,2
2にそれぞれスプロケツト23,23を嵌合する
と共に、これら各スプロケツト23,23間に張
架したチエーン24にスライダ25を介してマツ
ト押圧板26を取付けている。
また、上述のスプロケツト軸22,22のうち
の一方のスプロケツト軸22の上端部に嵌合した
従動スプロケツト27と、レール21に固定した
モータ28の回転軸に嵌合した原動スプロケツト
29との間にチエーン30を張架し、上述のモー
タ28の正転駆動時に、チエーン30,24を介
して上述のスライダ25をガイド31(第2図参
照)に沿つて横移動させると共に、このスライダ
25と上述のマツト押圧板26とを連動すべく構
成している。
前述の載置台Dの次段に形成した装填部Fは、
第1図乃至第4図に示す如く構成している。
すなわち、左右のベース32,32の上方にコ
の字形のマガジン33の立設し、このマガジン3
3の載置台D側を積層マツトAの移載部に設定す
ると共に、上述のマガジン33における載置台D
と同一高さ位置には、第9図、第10図にも示す
ように回動可能な受板34,34を配設してい
る。
上述の受板34,34は左右の軸35,35に
取付けていて、これらの各軸35,35の端部に
それぞれベベルギヤ36,36を嵌合すると共
に、軸受板37,37間に張架した連動軸38の
両端部には、上述のベベルギヤ36,36に通常
噛合するベベルギヤ39,39を嵌合し、上述の
連動軸38の軸端部に嵌合したレバー40の遊端
にシリンダ41のピストンロツド42を連結し、
このピストンロツド42の伸長往動時に、上述の
各要素35〜39からなる歯車装置43を介し
て、水平状態の受板34,34を第9図に仮想線
で示す如く、垂下状態に回動すべく構成してい
る。
また、上述のマガジン33の受板34,34と
対応する部分には、この受板34,34の回動を
許容する開口44,44を形成している。
ところで、前述の載置台D上の積層マツトAを
装填部Fに移載する第2移載装置Gは第2図、第
3図に示す如く構成している。
すなわち、上述のマガジン33の外側面にブラ
ケツト45,45を介してシリンダ46を取付
け、このシリンダ46のピストンロツド47先端
に連結板48を介してL字状のマツト押圧板49
を連結している。
そして、ノーマル状態下において積層マツトA
の反装填部側の端部に位置する上述のマツト押圧
板49を、シリンダ46の駆動により第2図の右
方向へ移動することで、上下のガイドロツド5
0,50に沿つて載置台D上の積層マツトAを装
填部Fに移載すべく構成している。
前述のマツト搬送装置Hは第3図に示すように
マツト供給部Kの下部と、押込み部Lの前位との
間に配置した搬送装置で、このマツト搬送装置H
は、モータ51(第5図参照)に連結した原動ロ
ーラ52と、従動ローラ53との間にエンドレス
状のベルト54を張架して構成している。
前述の装填部Fの下部に位置し、外装填部Fの
積層マツトAを順次単一の育苗マツトaに1枚ず
つ分離するマツト供給部Kは第3図、第5図、第
9図に示す如く構成している。
すなわち、左右の保持板55,55上に所定間
隔を隔てて下部ラツク56,56を配設し、これ
ら各下部ラツク56,56上にピニオン57,5
7を介して上部ラツク58,58を配設すると共
に、上述の下部ラツク56,56内端には受板5
9を、また上述の上部ラツク58,58内端には
ニードルホルダ60を介してニードル61をそれ
ぞれ取付けている。
また上述のピニオン57,57の軸端部にそれ
ぞれベベルギヤ62,62を嵌合する一方、軸受
板63,63間に張架した連動軸64の両端部に
は、上述のベベルギヤ62,62に常時噛合する
ベベルギヤ65,65を嵌合し、上述の連続軸6
4の軸端部に嵌合したレバー66の遊端にシリン
ダ67のピストンロツド68を連結し、このピス
トンロツド68の伸長往動時に、上述の各要素6
2,63,64,65からなる歯車装置69およ
び左右のラツク&ピニオン機構70,70を介し
て第10図に示す如く下側の受板59を後退さ
せ、上側のニードル61を前進させるように構成
している。
換言すれば、第10図に示す状態から上述のピ
ストンロツド68をシリンダヘツド側に復動させ
ることにより、歯車装置69、ラツク&ピニオン
機構70,70を介して第9図に示す如く下側の
受板59を前進させ、上側のニードル61を後退
させるように構成している。
つまり、第9図に示す状態から第10図に示す
ように、上述の受板59,59を後退させると同
時に、ニードル61,61を前進させて、これら
左右のニードル61,61により下部に位置する
複数の育苗マツトa,aを保持することで、最下
部の単一の育苗マツトaを1枚ずつ分離して、マ
ツト供給部K下方のマツト搬送装置Hにおける送
り始端側のベルト54上に落下すべく構成してい
る。
また前述のマガジン33におけるニードル61
と対向する部分には、このニードル61をマガジ
ン33内に突出させるためのニードル孔71,7
1を開口形成している。
上述のようにして1枚ずつ分離された育苗マツ
トaを育苗箱J内に押込む押込み部Lは第3図、
第5図、第11図乃至第14図に示す如く構成し
ている。
すなわち、箱搬送装置Mの左右のチエーン7
2,72の上方に所定間隔を隔てて軸73,73
を水平に横架し、該軸73,73上に育苗マツト
aの受けと押込みガイドとを兼ねる受板74,7
4を取付けている。
そして、上述の左右の各軸73,73の端部に
第5図に示す如くそれぞれベベルギヤ75,75
を嵌合すると共に、軸受板76,76間に張架し
た連動軸77の両端部には、上述のベベルギヤ7
5,75に常時噛合するベベルギヤ78,78を
嵌合し、上述の連動軸77の軸端部に嵌合したレ
バー79の遊端にシリンダ80のピストンロツド
81を連結し、このピストンロツド81の伸長往
動時に、上述の各要素74〜78からなる歯車装
置82を介して、第11図に示す水平状態の受板
74,74を第12図、第13図に示す如く傾斜
状に回動すべく構成している。
一方、上述の受板74,74の上方には、育苗
マツトaの平面積よりも若干小さい平面積の押込
み板83を配設し、この押込み板83にはシリン
ダ84のピストンロツド85を連結している。
そして、第11図に示すように単一に分離され
た育苗マツトaを上述の受板74,74で受けた
後に、第12図に示す如くシリンダ80および歯
車装置82を介して、上述の受板74,74を育
苗箱Jの開口部内端に沿つて傾斜させ、次に第1
3図に示す如くシリンダ84のピストンロツド8
5を当出させ、押込み板83の下動によつて左右
の受板74,74でセンタリングを行ないながら
上述の育苗マツトaを育苗箱J内に押込み、次い
で第14図に示す如く、シリンダ84,80およ
び歯車装置82の復帰動により再び元の状態に復
帰すべく構成している。
なお、上述の押込み板83には、第3図、第5
図に示す如く昇降用のガイト棒86を立設してい
る。
上述の育苗箱Jを搬送する箱搬送装置Mは、第
2図、第3図に示す如く、左右のベース32,3
2の始端部、終端部相互間に軸架した駆動軸8
7,88に、所定間隔を隔ててスプロケツト8
9,89,90,90を嵌合し、終始両端間の各
スプロケツト90,89間に前述のチエーン7
2,72を張架すると共に、終端側の駆動軸88
の端部に従動スプロケツト91を嵌合し、ベース
支柱92にブラケツト93を介して取付けたモー
タ94の回転軸に、原動スプロケツト95を嵌合
して、この原動スプロケツト95と上述の従動ス
プロケツト91との間にチエーン96を張架し、
上述のモータ94の駆動により2条のチエーン7
2,72を所定方向へ走行すべく構成している。
前述の押込み部Lに配設された育苗箱Jを適宜
係止するストツパ装置Nは第3図、第15図乃至
第17図に示す如く構成している。
すなわち、左右のベース32,32間に枢軸9
7を張架して、この枢軸97に枢着させた筒体9
8にL字状のストツパ片99を取付けると共に、
このストツパ片99下面のブラケツト100とベ
ース支柱92側のブラケツト101との間に、シ
リンダ102を張架し、さらに、上述のストツパ
片99の遊端下面とベース32側のバネ座103
との間に圧縮スプリング104を張架している。
そして、第15図に示すように育苗マツトa押
込み完了時まで、上述のストツパ片99で育苗箱
Jを定位置に保持し、上述の育苗マツトaの押込
み完了後においてシリンダ102のピストンロツ
ド105をシリンダヘツド側に下動させ、第16
図に示すように枢軸97を支点としてストツパ片
99を反時計方向へ回動して上述の育苗箱Jに対
する係止解除し、次の育苗箱J(育苗マツトaが
挿入されていない育苗箱)が所定位置まで搬送さ
れてきた時、上述のシリンダ102におけるピス
トンロツド側室に対する流体供給をカツトし、第
17図に示すように前述の圧縮スプリング104
の復元力で、ストツパ片99、ピストンロツド1
05をそれぞれ元位置に復帰し、次の育苗箱Jを
定位置に保持すべく構成している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
まず、第1図、第6図に示すように台車Bに積
層マツトAを3列に載置し、この台車Bをリフト
装置Cのリフタ12上に位置させる。
次に上述のリフト装置Cの昇降モータ14を正
転駆動すると、台車Bに載置された積層マツトA
…は台車Bごと上昇し、第7図の状態を経て第8
図に示す所定高さ位置に上昇設定される。
次に第1図、第2図に示す第1移載装置Eのモ
ータ28を正転駆動し、マツト押圧板26を同図
の矢印b方向へ走行させると、台車B上の積層マ
ツトAは、このマツト押圧板26で押されてガイ
ドローラ20,20上を通つて載置台Dの台板1
8上に移載される。
次に第1図、第2図に示す第2移載装置Gのシ
リンダ46を駆動し、同シリンダ46のピストン
ロツド47を同図の矢印c方向へ操作すると、上
述の載置台D上の積層マツトAはマツト押圧板4
9で同方向へ押圧され、装填部Fのマガジン33
開口部から水平保持位置にある受板34,34上
に移載される。
次に前述のマツト供給部Kの受板59を第9図
に示す如く、マガジン33内に突出させておいた
状態で、装填部Fのシリンダ41を駆動し、この
シリンダ41のピストンロツド42の突出動を歯
車装置43を介して上述の受板34,34に伝達
し、これら各受板34,34を第9図に仮想線で
示す如く垂下状態に回動すると、装填部Fの積層
マツトAはマツト供給部Kの受板59,59上に
落下する。
次に第10図に示す如く、前述のラツク&ピニ
オン機構70,70の操作により受板59,59
を後退させると同時に、ニードル61,61を前
進させると、積層マツトAの最下部の育苗マツト
aを除く同積層マツトAの下部の複数の育苗マツ
トaが上述のニードル61,61で保持されるの
で、最下部の育苗マツトaは1枚に分離されて、
マツト供給部K下方のマツト搬送装置Hにおける
ベルト54上に落下する。
次に上述のマツト搬送装置Hのモータ51を駆
動して、ベルト54を第1図の矢印d方向へ走行
させると、このベルト54上の育苗マツトaは第
3図に示す押込み部Lの受板74,74上に搬送
される。
次に、第11図に示す育苗マツトaを上載した
状態の上述の受板74,74をシリンダ80駆動
により傾斜させて第12図に示す如く、この受板
74,74をマツトセンタリング用のガイドに設
定する。
次に第13図に示す如くシリンダ84のピスト
ンロツド85を介して押込み板83を下動させる
と、上述の育苗マツトaは左右の受板74,74
で案内させながら育苗箱J内に押込まれる。
次に第14図に示す如く上述のシリンダ84の
ピストンロツド85および受板回動用のシリンダ
80を介して上述の押込み板83および受板7
4,74を元位置に復帰させる。
次に第15図に示すストツパ装置Nのシリンダ
102を操作し、同シリンダ102のピストンロ
ツド105を下動すると、ストツパ片99が枢軸
97を支点として反時計方向へ回動するので、定
位置に位置決めされていた育苗マツトa押込み完
了後の育苗箱Jは、箱搬送装置Mのチエーン7
2,72の駆動により第16図に示す如く、次工
程ラインたとえば播種ライン(図示せず)に向け
て搬送される。
次に第17図に示すように育苗マツトaが未だ
押込まれていない空の育苗箱Jが所定位置まで搬
送されてきた時、上述のストツパ装置Nにおける
シリンダ102のピストンロツド側室への流体供
給をカツトすると、圧縮スプリング104の復元
力によりストツパ片99およびピストンロツド1
05がノーマルな元位置に復帰して、空の育苗箱
Jに対する定位置での位置決めを行なう。
以下、上述の各動作を繰返すことにより積層マ
ツトAから順次1枚ずつ分離された育苗マツトa
は、押込み部Lにおいて育苗箱J内に順次押込ま
れ、押込み完了後の育苗箱Jは播種ラインを経て
覆土ライン搬送処理される。
以上要するに、台車B上に上下多段に積層され
たマツトaつまり積層マツトAは、リフト装置C
により台車Bごとにリフトアツプされ、このリフ
トアツプされた台車B上の積層マツトAは第1移
載装置Eによつて載置台Dに移載処理され、この
載置台D上に移載された積層マツトAは上述の第
2移載装置Gによつて装填部Fに移載された後
に、マツト供給部Kで積層マツトAを1枚ずつに
分離し、この分離した育苗マツトaを育苗箱J上
方に供給する。
さらに、育苗箱J上方に供給された育苗マツト
aは、押込み部Lの操作で育苗箱J内に自動充填
される。
このように積層されたマツトaを順次1枚ずつ
分離して育苗箱J内に自動的に充填することがで
きるので、例えばロツクフアイバ製のマツトに肥
料を含浸させた育苗マツトaの充填を行なう場合
においても、粉塵の飛散がなく、また自動充填に
よりマツトaに対する保持力が常に一定であるた
めマツトaの破損を防止することができる効果が
ある。
なお、実施例で示したように、装填部Fの下部
にマツト供給部Kを配設し、積層マツトAの最下
部から順次育苗マツトaを1枚ずつに分離すべく
構成すると、上部から積層マツトAの供給が可能
となるため、マツトAの連続供給および育苗マツ
トaの連続分離を行なうことができる効果があ
る。
この発明の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この発明の第1の移載手段は、実施例の第1移
載装置Eに対応し、 以下同様に、 第2の移載手段は、第2移載装置Gに対応する
も、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
また、上述の実施例においては肥料を含浸させ
たロツクフアイバ製の育苗マツトaを例示した
が、木材繊維の立体構造多孔体を用いて形成した
水稲用育苗マツトその他の育苗マツトを用いても
よいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は育
苗マツト充填装置の概略斜視図、第2図は育苗マ
ツト充填装置の概略平面図、第3図は第2図の
−線矢視図、第4図は第3図の−線矢視
図、第5図は第3図の−線矢視図、第6図は
台車とリフト装置との相関関係を示す側面図、第
7図はリフト装置による台車リフトアツプの初期
状態を示す側面図、第8図は台車のリフトアツプ
定位置を示す側面図、第9図は第3図の−線
に沿う要部の断面図、第10図は育苗マツト分離
動作を示す断面図、第11図は押込み部の断面
図、第12図は受板を傾斜回動させた状態で示す
押込み部の断面図、第13図は押込み板によるマ
ツト押込みを示す押込み部の断面図、第14図は
元位置に復帰した状態の押込み部の断面図、第1
5図はストツパ装置の側面図、第16図は係止状
態下におけるストツパ装置の側面図、第17図は
ストツパ片の元位置復帰状態を示すストツパ装置
の側面図である。 a……育苗マツト、A……積層マツト、B……
台車、C……リフト装置、D……載置台、E……
第1移載装置、F……装填部、G……第2移載装
置、J……育苗箱、K……マツト供給部、L……
押込み部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数のマツトを積層して載置した台車をリフ
    トアツプするリフト装置と、 リフトアツプされた台車から積層マツトを載置
    台に移載する第1の移載手段と、 載置台上の積層マツトを装填部に移載する第2
    の移載手段と、 装填部の積層マツトを1枚ずつ分離して次段の
    育苗箱に供給するマツト供給部と、 育苗箱の上面に供給されたマツトを箱内部に押
    込む押し込み部とを備えた 育苗マツト充填装置。
JP17044686A 1986-07-18 1986-07-18 育苗マツト充填装置 Granted JPS6328326A (ja)

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