JPH04139655A - 再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は記録媒体に記録されている画像信号を再生する
再生装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来より、画像信号を記録媒体に記録し、該記録媒体に
記録されている画像信号を再生する画像信号記録再生装
置としては電子スチルビデオシステムがある。

該電子スチルビデオシステムは静止画像信号を記録媒体
である磁気ディスクに記録し、該磁気ディスクに記録さ
れている静止画像信号を再生し、モニター装置に表示し
たり、ビデオプリンタにてプリントアウトしたりするシ
ステムである。

ところで、該モニター装置は例えばＮＴＳＣＰＡＬＳＥ
ＣＡＭといったテレビジョン方式に夫々対応しているた
め、電子スチルビデオシステムも各テレビジョン方式に
夫々対応した専用のシステムが用意されている。

［発明が解決しようとしている課題］ しかしながら、従来のシステムは各テレビジョン方式の
専用のシステムとして設計されているため、例えばＮＴ
ＳＣ方式に対応したシステムにて記録された磁気ディス
クをＰＡＬ方式に対応したシステムにて再生しようとし
ても、磁気ディスクの回転速度が両システムにおいて異
なるため、再生信号からの同期信号の分離を正確に行な
う事ができず、再生動作を行なう事ができないという問
題があり、非常に使い勝手の悪いものであった。

本発明は上述の問題を解決し、互いに異なるテレビジョ
ン方式に対応した画像信号が夫々記録されている記録媒
体より、該画像信号を良好に再生する事ができる再生装
置を提供する事を目的とする。

［問題を解決するための手段］ 本発明の再生装置は、 互いに異なるテレビジョン方式に対応した複数種の画像
信号が夫々記録されている記録媒体より、該画像信号を
再生する装置であって、 前記記録媒体より画像信号を再生するためのへ、ント′
と、 前記ヘッドに対し、前記記録媒体を移動させる移動手段
と、 前記移動手段により記録媒体が第１の速度で移動されて
いる間に、前記ヘッドにより再生される画像信号中の同
期パルスの数に応じて、前記移動手段における記録媒体
の移動速度を制御する制御手段とを備えたものである。

［作用］ 上述の構成によれば、互いに異なるテレビジョン方式に
対応した画像信号が夫々記録されている記録媒体より、
該画像信号を良好に再生する事ができる様になる。

［実施例］ 以下、本発明を本発明の実施例を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例として、本発明を適用した電
子スチルビデオシステムの再生装置の概略構成を示した
図である。

第１図において、１は磁気ディスク、２は該磁気ディス
クｌのコアに設けられているディスクの回転位相検出用
のＰＧヨーク、３は前記ＰＧヨーク２を検出し、ＰＧパ
ルスを発生するためのＰＧコイル、４は磁気ヘッド、５
は磁気ディスク１を回転させるモーター、６は該モータ
ー５の回転を制御するモーターサーボ回路、７は前記磁
気ヘッド４により再生された信号を増幅するプリアンプ
、８は該プリアンプ７より出力される信号を復調とする
復調器、９は該復調器８において復調された信号に各種
処理を施こす事により元の画像信号を復元する信号処理
回路、１０は前記復調器８において復調された信号より
同期信号を分離する同期分離回路、１１は該同期分離回
路ＩＯにおいて分離された同期信号の同期パルス数をカ
ウントし、カウントデータを出力するカウンター、１２
は前記ＰＧコイル３より出力されるＰＧパルスを波形成
形するためのアンプ、１３は前記カウンター１１より出
力されるカウントデータに基づいて磁気ディスクｌに記
録されている画像信号の対応しているテレビジョン方式
を判別する方式判別回路、１４は前記信号処理回路９よ
り出力される画像信号を不図示のモニター装置やビデオ
プリンター等の外部機器に供給するための出力端子であ
る。

まず、第１図に示す再生装置がＮＴＳＣ方式に対応して
いるものとして以下、その動作を説明する。

装置に磁気ディスク１が装填されると、モーターサーボ
回路６はモーター５が磁気ディスクｌを３６０Ｏｒｐｍ
にて回転させる様に制御する。

ところで、モーターサーボ回路６には磁気ディスク１の
コアに設けられているＰＧヨーク２がＰＧコイルを横切
る毎に該ＰＧコイル３から出力されるＰＧパルスａ（第
２図（ａ）参照）がアンプ１２により波形成形されてか
ら供給されており、該モーターサーボ回路６は供給され
るＰＧパルスが所定の同期になる様にモーター５の回転
動作を制御している。

そして、該磁気ディスク１が３６００ｒｐｍで回転する
状態となった後、不図示の操作部を操作する事により、
磁気ディスクｌ上に設けられている複数のトラックのう
ち、任意のトラックが指定されると、不図示のシステム
コントローラは不図示のヘッド移動機構に指示を与え、
磁気ヘッド４を指定トラック上に移動する事により、磁
気ヘッド４は該指定トラックをトレースし、該指定トラ
ックに記録されている信号を再生し、プリアンプ７に供
給する。

プリアンプ７では磁気ヘッド４より供給される再生信号
を増幅された後、復調器８において復調される事により
ベースバンド信号となり、信号処理回路９、同期分離回
路１０に供給される。

同期分離回路１０では該復調器８より供給されるベース
バンド信号から同期信号ｂ（第２図（ｂ）参照）を分離
し、後段のカウンター１１に供給すると共に、分離され
た同期信号に同期した各種タイミング信号（例えば、ク
ランプパルスやブランキングパルス等）を形成し、前記
信号処理回路９に供給している。

そして、信号処理回路９では復調器８より供給されてい
るベースバンド信号に対し、前記同期分離回路１０より
供給されている各種タイミング信号に基づき、例えばク
ランプ処理、デイエンファシス処理等の各種信号処理を
施す事により元の画像信号を復元し、出力端子１４より
出力する。

一方、同期分離回路１０において分離され、同期信号す
が供給されているカウンタ１１では、該同期信号すの同
期パルス数をカウントしており、前記アンプ１２より出
力されるＰＧパルスａが入力され毎にカウント値に対応
したカウントデータを後段の方式判定回路１３に供給す
ると共にカウント値をリセットしている。

第２図はＰＧパルスａと同期信号すとの関係を示したタ
イミングチャートで、第２図に示す様に図中の１．から
ｔ２までの期間中すなわち磁気ディスクｌが１回転する
期間中に該カウンター１１においてカウントされたカウ
ント値に対応したカウントデータが方式判定回路１３に
供給される事になる。

そして、方式判別回路１３では前記カウンター１１より
供給されるカウントデータに応じて、現在、磁気ヘッド
４により再生されている磁気ディスク１上のトラックに
記録されている画像信号が対応しているテレビジョン方
式はＮＴＳＣ方式であるかＰＡＬ方式であるかを判別す
る。

ところで、磁気ディスクｌはモータ５により３６００ｒ
ｐｍにて回転されているため、磁気ディスクｌ上のトラ
ックに記録されている画像信号がＮＴＳＣ方式に対応し
ている場合はカウンタ１１より出力されるカウントデー
タは“２６２”〜“２６３”であり、またＰＡＬ方式に
対応している場合は“３１２”〜“３１３”である。

そこで、方式判定回路１３では計測誤差を考慮したとし
てカンウタ−１１より供給されるカウントデータが“２
６０”〜“２６５”である場合には現在再生中の画像信
号はＮＴＳＣ方式に対応しているものと判定し、ロニレ
ベルの判定信号Ｃを出力し、“３１０“〜“３１５”で
ある場合にはＰＡＬ方式に対応しているものと判定し、
ハイレベルの判定信号Ｃを出力し、該判定信号Ｃはモー
ターサーボ回路６に供給される。

モーターサーボ回路６では、方式判定回路１３より供給
される判定信号Ｃがローレベルの場合にはそのまま磁気
ディスク１を３６００ｒｐｍで回転させる様にモーター
５を制御し、ハイレベルの場合には磁気ディスクｌを３
００Ｏｒｐｍで回転させる様にモーター５を制御する。

以上の様に、本実施例のＮＴＳＣ方式に対応した再生装
置は装填された磁気ディスクに記録されている画像信号
が対応しているテレビジョン方式がＮＴＳＣ方式である
かＰＡＬ方式であるかを判別し、その判別結果に応じて
、磁気ディスクの回転動作を制御する事により、例えＰ
ＡＬ方式に対応したンステムにて画像信号が記録されて
いる磁気ディスクが装填されても、画像信号を再生し、
モニター装置等に良好な状態で表示し、内容を確認する
事ができる様になる。

尚、上述の実施例においては本発明をＮＴＳＣ方式に対
応した再生装置に適用した場合について説明して来たが
、ＰＡＬ方式に対応した再生装置に本発明を適用する場
合には、磁気ディスクを３０００ｒｐｍにて回転させた
状態で磁気ヘッドより再生された信号から分離される同
期信号の同期パルスの数が、磁気ディスクが１回転する
間に“２６０”〜“２６５”であれば現在再生中の画像
信号はＮＴＳＣ方式に対応しているものとして、磁気デ
ィスクが３６００ｒｐｍで回転する様にモーターサーボ
回路にてモーターの回転動作を制御し、該同期パルスの
数が“３１０”〜“３１５”であれば現在再生中の画像
信号はＰＡＬ方式に対応しているものとして磁気ディス
クがそのままの回転数（すなわち３０００ｒｐｍ）にて
回転する様にモーターサーボ回路にてモーターの回転動
作を制御する様に構成すれば良い。

以上説明した様に、ＮＴＳＣ方式あるいはＰＡＬ方式の
いずれに対応した再生装置であっても、再生時に得られ
る同期信号中の同期パルスの数に応じて磁気ディスクの
回転動作を制御する事により対応するテレビジョン方式
によらずにＮ　Ｔ　Ｓ　Ｃ方式に対応した画像信号ある
いはＰＡＬ方式に対応した画像信号のいずれも再生し、
モニター装置により良好な状態にて表示し、内容の確認
を行なう事ができ、使い勝手を向上させる事ができる様
になる。

［発明の効果］ 以上、説明して来た様に、本発明によれば互いに異なる
テレビジョン方式に対応した画像信号が夫々記録されて
いる記録媒体より、該画像信号を良好に再生する事がで
きる再生装置を提供する事ができる様になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例として、本発明を適用した電
子スチルビデオンステムの再生装置の概略構成を示した
図である。 第２図は第１図における動作を説明するため、ＰＧパル
スと同期信号との関係を示したタイミングチャートであ
る。 １・・磁気ディスク、　　　２・・ＰＧココア３・・・
ＰＧコイル、　　　　４・・・磁気ヘッド、５・・・モ
ーター ６・・・モーターサーボ回路、 ７・プリアンプ、　　　　８・・復調器、９　信号処理
回路、 １０・・・同期分離回路、 １１・・・カウンター　　　　１２・・・アンプ、１３
・・・方式判定回路、 Ｉ４・・出力端子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 互いに異なるテレビジョン方式に対応した複数種の画像
   信号が夫々記録されている記録媒体より、該画像信号を
   再生する装置であって、 前記記録媒体より画像信号を再生するためのヘッドと、 前記ヘッドに対し、前記記録媒体を移動させる移動手段
   と、 前記移動手段により記録媒体が第１の速度で移動されて
   いる間に、前記ヘッドにより再生される画像信号中の同
   期パルスの数に応じて、前記移動手段における記録媒体
   の移動速度を制御する制御手段を備えたことを特徴とす
   る再生装置。