JPH04139198A - 新規ペプチド - Google Patents

新規ペプチド

Info

Publication number
JPH04139198A
JPH04139198A JP2263567A JP26356790A JPH04139198A JP H04139198 A JPH04139198 A JP H04139198A JP 2263567 A JP2263567 A JP 2263567A JP 26356790 A JP26356790 A JP 26356790A JP H04139198 A JPH04139198 A JP H04139198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peptide
resin
group
protected
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2263567A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Morita
昭仁 守田
Yoshimasa Inagaki
好昌 稲垣
Yuichi Akiyama
裕一 秋山
Tomoko Kashiwabara
柏原 智子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Brewery Co Ltd filed Critical Kirin Brewery Co Ltd
Priority to JP2263567A priority Critical patent/JPH04139198A/ja
Publication of JPH04139198A publication Critical patent/JPH04139198A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 く技術分野〉 本発明は、エンドセリン拮抗作用を有する新規なペプチ
ドに関するものである。
〈従来の技術〉 従来、下記の式で示されるペプチドであるエンドセリン
は、様々な生理作用、例えば、種々の血管平滑筋収縮作
用、血圧上昇作用、血管以外の気管支・子宮・輸精管平
滑筋収縮作用、心臓における陽性変力・変時作用や心房
性ナトリウム利尿ペプチド分泌促進作用、腎臓における
腎血流量・糸球体ろ過早・尿量・ナトリウムおよびカリ
ウム排泄量の低下作用、副腎からのカテコラミン遊離促
進およびアルドステロン合成促進作用、血管平滑筋にお
けるDNA合成促進作用などを有することが知られてい
る(T、 Ishikawa、日本臨床;47.225
−234 (1989))。
また、最近、種々の高血圧あるいは腎不全患者において
血中エンドセリン濃度が上昇していること、急性心筋梗
塞やクモ膜下出血の発症時および開復・開胸手術時のよ
うな出血や梗塞による血管傷害によって血中エンドセリ
ン濃度が上昇すること、また、心厚性ショックやエンド
トキシンショックによっても血中エンドセリン濃度が上
昇することなどが報告され、これら病態におけるエンド
セリンの関与が示唆されている(Y、Hirata、実
験医学;8.28−35 (1990))。
このことは、エンドセリンの作用を抑制する、すなわち
エンドセリン拮抗作用を持つ、物質が上記の病態に対す
る治療薬となる可能性を示唆している。
〔発明の概要〕
く要 旨〉 本発明は、エンドセリンの血管収縮作用に対して拮抗作
用を示す新規なペプチドを提供することを目的とするも
のである。
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意研究を
行った結果、エンドセリンの特定部位のアミノ酸を他の
特定アミノ酸におきかえた新規なペプチドおよびその薬
理学的に許容しうる塩が、エンドセリンの血管収縮作用
に対して拮抗作用を示すことを見出し、この知見をもと
に本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明による新規ペプチドは、次式(1)で
示される化合物またはその薬理学的に許容しうる塩であ
る。
く効 果〉 本発明による新規ペプチドは、エンドセリンの血管収縮
作用に対する拮抗作用を有している。
本発明によるこのペプチドは、基本的にはエンドセリン
のアミノ酸構成における2つのアミノ酸が他のアミノ酸
とおきかわったものであるか、このような構成によって
上記のようなエンドセリンに対する拮抗作用を有すると
いう特性は当業者にとって思いがけなかったことと解さ
れる。
〔発明の詳細な説明〕
く化合物(I)およびその塩〉 本発明によるペプチドは、次式(1)で示される化合物
またはその薬理学的に許容しつる塩であることは前記し
たところであり、基本的にはエンドセリンのアミノ酸構
成における特定位置の2つのアミノ酸、すなわち第8位
のAspおよび第10位のG l u sが他の特定の
アミノ酸、すなわちそれぞれAsnおよびGln、にお
きかわったものである。
本発明によるペプチドを構成するアミノ酸の光学的配置
は、すべてL型であることが好ましい。
前記の式において、アミノ酸は次に示すような当該技術
分野で慣用されている略号あるいはIUPAc−IUB
の命名委員会で採用された略号が使用されている。
Asp+アスパラギン酸 Asn:アスパラギン Ser:セ リ ン Glu:グルタミン酸 Gin+グルタミン Cysニジスティン Val:バ リ ン Met:メチオニン 11e:イソロイシン Leu:ロイシン Tyr:チロシン Phe:フェニルアラニン Lys:  リ  ジ  ン His:ヒスチジン Trp:)リブトファン 本発明によるペプチドは、遊離のアミノ基およびカルボ
キシル基の部位において酸付加塩および塩基性塩が存在
する。酸付加塩としては、たとえば無機酸(たとえば、
塩酸、硫酸、硝酸、燐酸)あるいは有機酸(たとえば酢
酸、プロピオン酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、シュ
ウ酸、メタンスルホン酸)などの塩が挙げられる。また
、塩基性塩としては、たとえば無機塩基との塩(たとえ
ばナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩)あるい
は有機塩基との塩(たとえばトリエチルアミン塩、ジイ
ソプロピルアミン塩、N−メチルモルフォリン塩)など
が挙げられる。
くペプチドの製造法〉 本発明によるペプチドは、合目的的な任意の方法によっ
て製造することかできる。たとえば、式(1)で示され
るアミノ酸の順序で、それぞれ保護されたアミノ酸を一
般的に行われているペプチド固相合成法に従い、C末端
側から縮合を繰り返すことにより保護ペプチドを得、さ
らに酸分解、アミツリシスなどの既知手段により、保護
基および担体を除去することによって製造することがで
きる。このようなペプチドの合成法および使用され得る
原料アミノ酸誘導体は、数多くの参考書に詳しく述べら
てれおり、たとえば、Gross anc1Meien
hofer著「ザ・ペプチド(The Peptide
s) J第2巻、^cadeajc Press、Ne
w York、U、S、A、、1980年、泉屋信夫ら
著「ペプチド合成の基礎と実験」丸善(株)、1985
年などを参照することができる。
本発明によるペプチドの合成に用いられる固相担体は、
通常ペプチド合成で使用されるものが可能であり、例え
ば、クロルメチル樹脂などのハロメチル樹脂、オキシメ
チル樹脂、4〜 (オキシメチル)−フェニルアセトア
ミドメチル樹脂などである。
アミノ酸の縮合法は、通常ペプチド合成で使用される方
法、例えば、ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC
)法、酸無水物法、活性エステル法などを使用すること
ができる。
本発明によるペプチドの原料として使用される保護アミ
ノ酸の保護基は、ペプチド合成において既知のもの、す
なわち、酸分解、還元、アミツリシスのような既知の手
段によって容易に除去できるものを用いることができる
アミノ基の保護基としては、たとえばベンジルオキシカ
ルボニル基、オルト−(またはバラ−)クロロベンジル
オキシカルボニル基、オルト(またはバラ−)ブロモベ
ンジルオキシカルボニル基などの置換ベンジルオキシカ
ルボニル基、tブチルオキシカルボニル基、t−アミル
オキシカルボニル基などの脂肪族オキシカルボニル基な
どがあげられる。カルボキシル基はエステル基によって
保護される。従って、カルボキシル基の保護基としては
、例えば、ベンジルエステル、メトキシベンジルエステ
ル、などの置換ベンジルエステル、シクロヘキシルエス
テル、t−ブチルエステルなどのアルキルエステル基が
用いられる。ヒスチジンのイミダゾール基は、トシル基
、ベンジル基、ジニトロフェニル基などで保護される。
システィンのメルカプト基は、アセトアミドメチル基、
ベンジル基、バラ−メトキシベンジル基、メチルベンジ
ル基などで保護される。チロシンのフェノール性水酸基
は、ベンジル基、2,6−ジクロロベンジル基、2−ブ
ロモベンジルオキシカルボニル基などで保護される。メ
チオニンは、無保護のまま、あるいはあらかじめ酸化し
メチオニンスルホキシド体とするなどチオメチル基を保
護した形で使用することができる。セリンのアルコール
性水酸基は、ベンジル基、置換ベンジル基、tブチル基
などで保護される。トリプトファンは無保護のまま、あ
るいはホルミル基、メシチレン2−スルホニル基などで
インドール基を保護した形のものを用いることができる
本発明によるペプチドの最終的な脱保護基および支持体
からの遊離は、例えば、様々なスカベンジャーを含むト
リメチルシリルトリフルオロメタンスルホン酸、トリフ
ルオロメタンスルホン酸、無水フッ化水素などにより行
うことができる。スカベンジャーとしては、通常ペプチ
ド合成に使用されるもの、例えば、アニソール、チオア
ニソール、クレゾール、エタンジチオールなどが使用さ
れる。
このようにして合成された本発明によるペプチドを精製
するためには、一般的に用いられる精製法、例えば、ゲ
ルろ過、イオン交換クロマトグラフィー、高圧および低
圧における逆相クロマトグラフィーなどが適している。
また、本発明ペプチドは、それ自体公知の方法により、
前記のようなそれらの薬理学的に許容しうる塩の形にす
ることができる。
くペプチドの用途〉 本発明によるペプチドは、後述する実験例に示すように
エンドセリン受容体へ特異的に結合し、大動脈において
エンドセリンの血管収縮作用に対して拮抗作用を示す。
従って、本発明によるペプチドは、エンドセリンおよび
エンドセリン関連ペプチドによって媒介され、生起され
、または支持される病理学的状態に対する治療薬、例え
ば、高血圧、腎不全などの病理学的状態に対する治療薬
となり得る。
く実 験 例〉 以下の実験例は本発明をさらに具体的に説明するための
ものであるが、これらによって本発明はなんら限定され
るものではない。
なお、以下の実験例の記載において、アミノ酸に関して
は前記したと同様に当該技術分野で慣用されている略号
、あるいはIUPAc−IUBの命名委員会で採用され
た略号か使用されている。また、保護基に関しては、下
記のような略号が使用されている(アミノ酸については
すでに前記した通りである)。
Boc  : Acm  : MBzl: Bzl  : CI−Z: t−ブチルオキシカルボニル アセトアミドメチル バラメトキシベンジル ベンジル 2−クロロベンジルオキシカルボ ニル Br−Z:2−ブロモベンジルオキシカルボニル Tos  :バラトルエンスルホニル OBz l :ベンジルエステル 実験例1 ラット大動脈由来の平滑筋細胞を培養して実験に用いた
。細胞に放射活性を有したヨウ素(125I)で標識し
たエンドセリン、および本発明ペプチド(1−1000
0nM)を同時に投与し、4℃で6時間放置して、細胞
膜上のエンドセリン受容体に放射標識したエンドセリン
を結合させた。
放置後、細胞膜に結合している放射活性を測定すること
で、エンドセリン受容体へのエンドセリン結合に対する
本発明ペプチドの阻害作用を測定した。
(実験結果1) 本発明ペプチドによるエンドセリンの特異的結合阻害率
を第1図に示す。本発明ペプチドは、エンドセリン受容
体へのエンドセリンの結合を阻害し、そのIC5o値(
エンドセリンの特異的結合を50%阻害する濃度)は、
1.3X10’Mであった。
実験例2 放血致死させたウィスター系雄性ラット(体重250〜
350sr)より速やかに胸部大動脈を摘出し、幅31
■の輪切り標本を作成した。標本を、混合ガス(95%
02+5%C02)を通気した37℃のクレブス−リン
ゲル(Krebs−Ringer)液を満たした10m
1のオルガンバス(organ bath)中に静止張
力1gを負荷して、懸垂した。
標本の張力が安定した後、本発明ペプチド(0,3,1
,0μM)をオルガンバス内に添加し、20分間前処理
した。その後、さらにエンドセリンを累積的にオルガン
バス内に添加し、発生する張力をトランスジューサーを
介して等氏姓に記録した。収縮率は、同標本における4
0+aMK”による最大収縮を100%として表した。
(実験結果2) 本発明ペプチド存在下、非存在下におけるエンドセリン
の収縮率を第2図に示す。本発明ペプチドは、ラット胸
部大動脈においてエンドセリンの血管収縮作用に対して
競合的拮抗作用を示し、その効力をあられす指標p A
 2値(エンドセリンの濃度作用曲線を2倍だけ高用量
側に移動させるのに必要な本発明ペプチドのモル濃度の
negatjVelogarithIll)は6.88
であった。
実施例1 市販の保護トリプトファン樹脂(Boc−Trp (C
HO)−PAM樹脂、アプライド・バイオシステムズ社
製) 0. 7g (0,5Ila+ol)を用い、ペ
プチド合成機(アプライド・バイオシステムズ社製、モ
デル430A)を使用し、通常の方法により合成した。
縮合方法は、樹脂上のBoc基を塩化メチレン中、50
%トリフルオロ酢酸(T F A)で処理し、末端アミ
ノ基を遊離させ、この遊離のアミノ基にBoc−1ie
Boc−Asp (OBz 1) 、Boc−Leu。
Boc−Hi s  (Tos) 、Boc−Cys(
A c m)  (1位と15位のCys残基)、Bo
c−Cys (MBz 1)(3位と11位のCys残
基) 、Boc−Phe、Boc−Ty r(Br−Z
) 、Boc−Va 1、Boc−Gin。
Boc−Lys  (C1−Z) 、Boc−Asn。
Boc −Me t  (0) 、Boc−5e r 
(Bz l)をC末端側より本発明のペプチドのアミノ
酸配列通りに、ジシクロへキシルカルボジイミド(DC
C)の存在下に縮合させる反応を繰り返した。このよう
にして得られた保護ペプチド樹脂1.9gのうち500
■gをメタクレゾール750μm、エタンジチオール3
75μlの存在下、20m1の1Mトリメチルシリルブ
ロマイド−チオアニソール/TFA系の脱保護基試薬で
0℃、1時間処理し、Acm以外の保護基を除去した。
ペプチド樹脂をTFAで洗浄後、メタクレゾール750
μ11エタンジチオール375μmの存在下、20m1
の1Mトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネー
ト−チオアニソール/TFA系の脱保護基試薬で0℃、
2,5時間処理し、ペプチド鎖を樹脂より切り離した。
これを6Mグアニジン・塩酸溶液10m1に溶解し、5
%アンモニア水でpH8,0に調整した後、フッ化アン
モニウムを加え、0℃で30分間処理し、トリメチルシ
リル化された化合物を加水分解するとともに、Ser残
基において考えられるN−hOシフトを戻した。次にI
N酢酸でpH6,0に調整し、ジチオスレイトール(D
TT)を加え、室温に一晩放置した。これを50%酢酸
水を溶出液とする5epha−dex G−25(商品
名;ファルマシア社製)を用いてケルろ過し、主分画を
集め、凍結乾燥した。次に、これを高速液体クロマトグ
ラフィー(カラム:YMCD−ODS−5、溶媒=A液
−0.1%トリフルオロ酢酸水とB液−0,1%トリフ
ルオロ酢酸含有アセトニトリルの直線型濃度勾配溶出)
で分取した後、5%アンモニア水でI)H8,0に調整
し、晩空気酸化に付した。これに酢酸を加え、pn4.
0とした後、凍結乾燥した。これをIN酢酸を溶出液と
する5ephadex G−10(商品名;ファルマシ
ア社製)を用いてゲルろ過し、主要分画を集め、凍結乾
燥した。この30mgを6N塩酸30μlを加えた80
%メタノール15m1に溶解し、0.1Mヨウ素のメタ
ノール溶液1.81m1を加え、室温で1分間攪拌し、
その後、15分間放置した。これに1Mアスコルビン酸
のクエン酸溶液を添加後、高速液体クロマトグラフィー
(カラム:YMCD−ODS−5、溶媒=A液−0.1
%トリフルオロ酢酸水とB液−0,1%トリフルオロ酢
酸含有アセトニトリルの直線型濃度勾配溶出)にて分取
し、目的物として本発明ペプチドを得た。
実施例2 市販の保護トリプトファン樹脂(Boc−Trp (C
HO)−PAM樹脂、アプライド・バイオシステムズ社
製)0.7g (0,5−■of)を用い、ペプチド合
成機(アプライド・バイオシステムズ社製、モデル43
0A)を使用し、通常の方法により合成した。縮合方法
は、樹脂上のBoc基を塩化メチレン中、50%トリフ
ルオロ酢酸(T F A)で処理し、末端アミノ基を遊
離させ、この遊離のアミノ基にBoc−11e。
Boc−Asp (OBz l) 、Boc−Leu。
Boc−Hi s  (Tos) 、Boc−Cys(
MBz り 、Boc−Phe、Boc−Tyr(Br
−Z) 、Boc−Va L Boc−Gin。
Boc−Lys  (CI −Z) 、Boc−Asn
Boc−Me t  (0) 、Boc−5e r (
Bz 1)をC末端側より本発明ペプチドのアミノ酸配
列通りに、ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)
の存在下に縮合させる反応を繰り返した。このようにし
て得られた保護ペプチド樹脂1.9gのうち500■を
メタクレゾール750μm、エタンジチオール375μ
lの存在下、20m1の1Mトリメチルシリルブロマイ
ド−チオアニソール/TFA系の脱保護基試薬で0℃、
1時間処理し、全保護基を除去した。ペプチド樹脂をT
FAで洗浄後、メタクレゾール750μm、エタンジチ
オール375μlの存在下、20m1の1Mトリメチル
シリルトリフルオロメタンスルホネート−チオアニソー
ル/TFA系の脱保護基試薬で0℃、2.5時間処理し
、ペプチド鎖を樹脂より切り離した。これを6Mグアニ
ジン・塩酸溶液10m1に溶解し、5%アンモニア水で
pH8,0に調整した後、フッ化アンモニウムを加え、
0℃で30分間処理し、トリメチルシリル化された化合
物を加水分解するとともに、Ser残基において考えら
れるN→Oシフトを戻した。次にIN酢酸でpH6,0
に調整し、ジチオスレイトール(D T T)を加え、
室温に一晩放置した。これを50%酢酸水を溶出液とす
る5ephadex G−25(商品名:ファルマシア
社製)を用いてゲルろ過し、主分画を集め、凍結乾燥し
た。次に、これを高速液体クロマトグラフィー(カラム
: YMCD−ODS−5、溶媒・A液−0,1%トリ
フルオロ酢酸水とB液−0,1%トリフルオロ酢酸含有
アセトニトリルの直線型濃度勾配溶出)で分取した後、
5%アンモニア水でpH8,0に調整し、−晩空気酸化
に付した。これに酢酸を加え、pH4,0とした後、凍
結乾燥した。これを高速液体クロマトグラフィー(カラ
ム:東ソーDEAE−5PW、溶媒:A液−20%アセ
トニトリル含有50mMトリス塩酸とB液−1MNaC
1含有A液の直線型濃度勾配溶出)で分取し、凍結乾燥
した。これをIN酢酸を溶出液とする5ephadex
G−10(商品名:ファルマシア社製)ヲ用いてゲルろ
過し、目的物として本発明ペプチドを得た。
本発明ペプチドの物性値 (1)  アミノ酸分析 試料を6N  MCIで110℃、24時間加水分解し
、これを日立アミノ酸分折機L−8500型で分析した
。この結果は次長の通りである。
但し、 本条件下ではTrpは分解されてしまい、検出するとは
できない。
N、D。
非検出 (2)  高速液体クロマトグラフィーカラム:ケムコ
社製 ヌクレオシル300−5C18(4,6關φ×150關
) 溶出液:A液−0,1%トリフルオロ酢酢酸水液液−0
,1トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル を用いて、B液30%から45%へ直線型濃度勾配溶出
(30分)を行った。
流 速: l、 Qwl/1n、  検出:UV280
nm上記の条件により行なった高速液体クロマトグラフ
ィーによるクロマトグラムを第3図に示す。
(3)  アミノ酸配列の分析 本発明ペプチドを直接、もしくは、 endopepttdase Asp−Nて切断後、各
ペプチド断片を分離し、以下の条件で気相プロテインシ
ークエンサーにより分析を行なった。
分析条件:シークエンサー;アプライド・バイオシステ
ムズ社 470型 PTH〜アミノ酸の同定系 その結果、 溶離液 10 mMギ酸ナナトリウム 緩衝液pH3,1)−アセト ニトリル(805/400容量 比、0.06% SDS含有) カラムYMCAM−302 0D S  (4,6X 150 m+n)流   速
 0.71/akin 温   度 38℃ 内部標準 PTH−ノルバリン (Phenyl−thjo−hydantoinノルバ
リン) 次のような配列が確認された。
アミノ酸西己ダリ: yi er ys et er eu Me+ ^sn ys ln ys 1)IIi接分析  2) endopeptldas
e Asp−Nで切断後、分析(車:エドマン反応中の
分解により同定不可能)a yr he ys eu Asp rp
【図面の簡単な説明】
第1図は、平滑筋細胞膜上のエンドセリン受容体へのエ
ンドセリンの結合に対する本発明ペプチドの阻害作用を
結合阻害率として示したグラフである。 第2図は、摘出ラット大動脈標本におけるエンドセリン
の収縮作用に対する本発明ペプチドの拮抗作用を示した
グラフである。 第3図は、本発明ペプチドを高速液体クロマトグラフィ
ーにより精製した場合のクロマトグラムを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次式( I )で示されるペプチドまたはその薬理学的に
    許容しうる塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )
JP2263567A 1990-10-01 1990-10-01 新規ペプチド Pending JPH04139198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2263567A JPH04139198A (ja) 1990-10-01 1990-10-01 新規ペプチド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2263567A JPH04139198A (ja) 1990-10-01 1990-10-01 新規ペプチド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04139198A true JPH04139198A (ja) 1992-05-13

Family

ID=17391346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2263567A Pending JPH04139198A (ja) 1990-10-01 1990-10-01 新規ペプチド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04139198A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5446130A (en) Parathyroid hormone antagonists
EP0477885B1 (en) Parathyroid hormone derivatives
EP0561412B1 (en) Parathyroid hormone derivatives
JPS61118400A (ja) 成長ホルモン放出性因子類似体及びその製造方法
JPH05507939A (ja) 成長ホルモン放出因子の類似体
US5049654A (en) Calcitonin gene related peptide derivatives
JPS6319520B2 (ja)
JPH0684400B2 (ja) 新規な生長ホルモン遊離ペプチド
CA2047313A1 (en) Polypeptides
Spiess et al. Sequence analysis of rat hypothalamic corticotropin-releasing factor with the o-phthalaldehyde strategy
HUT55803A (en) Process for producing vip-analogues ii
JPH0222292A (ja) 高カルシウム体液性因子拮抗薬
JPH08509960A (ja) 骨原性成長オリゴペプチドおよびそれを含む医薬組成物
EP0300737B1 (en) Calcitonin gene related peptide derivatives
JPH04139198A (ja) 新規ペプチド
EP0478775B1 (en) Peptide derivatives
JP2678993B2 (ja) 新規なアルキル化された成長ホルモン放出ペプチド及びそれにより哺乳動物を処理する方法
JPS60105697A (ja) ペプチド及びその製造方法並びに該ペプチドを含有する医薬
EP0370165B1 (en) Novel calcitonin derivative and salt thereof
JPH05320193A (ja) 副甲状腺ホルモン誘導体
JPH0676436B2 (ja) 新規な生理活性ペプチド
JPH04217997A (ja) ペプチド誘導体
JPH0421699A (ja) カルシトニン遺伝子関連ペプチド誘導体
JPH05279387A (ja) 新規ペプチド
JPH05194595A (ja) ポリペプチドおよびその用途