JPH04139161A - 光学活性化合物、光学活性化合物合成用中間体および液晶組成物 - Google Patents

光学活性化合物、光学活性化合物合成用中間体および液晶組成物

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JPH04139161A
JPH04139161A JP2263578A JP26357890A JPH04139161A JP H04139161 A JPH04139161 A JP H04139161A JP 2263578 A JP2263578 A JP 2263578A JP 26357890 A JP26357890 A JP 26357890A JP H04139161 A JPH04139161 A JP H04139161A
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formula
optically active
liquid crystal
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group
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Pending
Application number
JP2263578A
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English (en)
Inventor
Sadao Takehara
貞夫 竹原
Masashi Osawa
大沢 政志
Kayoko Nakamura
佳代子 中村
Tamejirou Hiyama
檜山 為次郎
Tetsuo Kusumoto
哲生 楠本
Akiko Nakayama
中山 昭子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な光学活性化合物、その中間体および液
晶組成物に係わり、特に応答性、メモリー性に優れた強
誘電性液晶表示用材料に関するものである。
〔従来技術〕
液晶表示素子は、そのすぐれた特徴(低電圧作動、低消
費電力、薄型表示が可能、明るい場所でも使用でき目が
疲れない、)によって、現在法(用いられている。しか
しながら、最も一般的であるTN型表示方式では、CR
Tなどの発光型表示方式と比較すると応答が極めて遅く
、かつ印加電場を切った場合の表示の記憶(メモリー効
果)が得られないため、高速応答の必要な光シャタープ
リンターヘッド、時分割駆動の必要なテレビなどの動画
面などへの応用には多くの制約があり、適した表示方式
とは言えなかった。
最近、強誘電性液晶を用いる表示方式が報告され、これ
によるとTN型液晶の100〜tooo倍という高速応
答とメモリー効果とが得られるため、次世代の液晶表示
素子として期待され、現在盛んに研究、開発が進められ
ている。
強誘電性液晶は液晶相としては、チルト系のキラルスメ
クチック相に属するものであるが、実用的には、その中
で最も低粘性であるキラルスメクチックC(以下Sc・
と省略する)相が最も望ましい。
Sc*相を示す液晶化合物は、既に数多く合成されて、
検討されているが、強誘電性表示素子として用いるため
の以下の条件、すなわち(イ)室温を含む広い温度範囲
でSC・相を示すこと、(ロ)良好な配向を得るために
、SC・相の高温側に適当な相系列を有し、かつその螺
旋ピッチが大きいこと、(ハ)適当なチルト角を有する
こと、(ニ)粘性が小さいこと、(ホ)自発分極がある
程度大きいこと、を単独で満足するものは知られていな
い。
このため他のSC・相を示す液晶化合物(以下、Sc軍
化合物という、)等と混合されてSc・相を示す液晶組
成物(以下、SC・液晶組成物という、)として用いら
れているが、いずれにせよS。・相を示す液晶化合物と
しては粘性の小さいことと、ある程度以上大きな自発分
極を有することが、特に高速応答を実現するためには必
要である。
またキラルドーハントとして光学活性化合物を示す液晶
化合物または組成物に添加することによりSC*液晶組
成物として用いることができ、この方法によれば液晶組
成物の低粘度化が可能であるので、より高速の応答が可
能となり一般的に用いられている。キラルドーへントと
して用いる化合物は単独では必ずしもSC・相を示す必
要はないが、 Ifl成物とした場合に同様の性質を示
すことが必要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のSc・相を示す液晶化合物は、その粘性およびそ
の誘起する自発分極、および螺旋ピッチ等において充分
な性能を有していなかったので5高速応答性の液晶材料
を提供するには問題があり、その改善が望まれていた。
大きな自発分極を誘起するためには、強い双極子モーメ
ントを有する基が、液晶分子の中心骨格(コア)および
不斉炭素になるべ(近接していることが必要であること
は知られている0強い双極子モーメントを有する基とし
てはカルボニル基がてシアノ基をあげることができる。
しかしこのシアノ基を不斉炭素に直結させた化合物とし
てはわずかに、 N ()−c o o CH−R で表わされる化合物(第12回国際液晶学会予稿集に記
載、および特願昭61−243055号)と。
N 0− o −CH−R (米国特許4777280号およびWalbarらJ、
Org、 、Chem、 、54.4339(1989
))が知られているに過ぎず、シアノ基がさらにコアに
近接したような化合物は知られていなかった。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであっ
て、Sc相あるいは SC・相を示す母体液晶にキラル
ドーハントとして添加することにより大きな自発分極を
誘起することが可能であり、かつ誘起する螺旋ピッチが
大きい光学活性化合物を提供すると共に、高速応答が可
能でかつ配向性の優れた強誘電性液晶表示用材料の提供
を可能にすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記課題を解決するために、次の一般式(I
)で表わされる光学活性化合物を提供するものである。
H2 式中、R1は未i換または任意の1個もしくは2個の水
素をフッ素、塩素またはシアノ基で置換した炭素原子数
1〜18のアルキル基、アルコキシル基、アルコキシカ
ルボニル基、アルカノイルオキシ基、アルコキシカルボ
ニルオキシ基、アルコキシアルキル基、アルコキシアル
コキシル基またはアルコキシアルカノイルオキシ基を表
わし、置換または分岐によって不斉炭素が存在する場合
には、光学的に活性であっても、あるいはラセミ体であ
ってもよいが、好ましくは炭素原子数4〜12のアルキ
ル基、アルコキシル基あるいはH3 R30C”*HCOO− で表わされる光学活性アルカノイルオキシ基を表わす。
R2は炭素原子数1〜18のアルキル基を表わすが、炭
素原子数1〜10の直鎖状アルキル基が表わす、Xはフ
ッ素または塩素原子を表わすが、好ましくはフッ素原子
を表わす、Yは一〇〇〇−または−CH20−を表わす
が、好ましくは炭素原子数2〜8のアルキル基を表わす
、C・C・・、CC・・・はその炭素原子がそれぞれ独
立的に、(R)または(S)配量の不斉炭素原子であ本
発明はまたこれらの一般式(I)に属する新規な光学活
性化合物を含有する液晶組成物を提供するものである。
本発明にいうところの液晶組成物は、前記一般式(I)
の化合物の少なくとも1種を構成成分として含有するも
のである。特に強誘電性液晶表示材料用としては、主成
分であるSc相を示す母体液晶中に前記一般式(I)の
化合物の少なくとも1種をキラルドーバントの一部また
は全部として添加してなるSc・液晶組成物が適してい
る。
前記一般式(I)のシアノ基を有する光学活性化合物を
製造するには、Yが−COO−を表わす場合には、次の
一般式(■■)で表わされる化合物と一般式(vr )
で表わされる酸塩化を勿とをピリジン等の塩基存在下で
反応させること、により容易に製造できる。あるいは一
般式(II )で表わされる化合物と一般式(VII)
で表わされるカルボン酸とをジシクロへキシルカルボジ
イミド(DCC)等の縮合剤存在下で反応させることに
よっても製場合には一般式([)で表わされる化合物と
一般式(VIII)で表わされるハライドとを四フッ化
硼酸銀等の銀塩存在下で反応させること等により製造す
ることができる。
数式(I)のものと同じものを表わす。)ここで一般式
(II)のシアノ基を有する光学活性なフェノール誘導
体も新規な化合物であり、本発明は本化合物をも提供す
るものである。
一般式(II)の化合物は以下のようにして製造するこ
とができる。
4−(4−メトキシフェニル)アセトニトリルと一般式
(or)で表わされる光学活性エポキシドをブチルリチ
ウムあるいはリチウムジイソプロピルアミド(LDA)
等の強塩基存在下に反応させて、一般式(rv)で表わ
される化合物を得る。
l−12 この化合物はジアステレオマー混合物であるが、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー等の通常の分離手段によ
り分離が可能であり、各異性体を得ることができる。
各異性体をピリジン存在下、塩化p−)ルエンスルホニ
ルによりOH基をトシル化した後、このトシル基を有す
る化合物を強塩基と反応させて次次いでメチル基を塩化
アルミニウムージメチルスルフィドと反応させる等して
、脱メチル化し、一般式(II)の化合物を得ることが
できる。
H2 (式中、R2、C8、C8”は前記一般式(I)のもの
と同じ意味を有する。) また一般式(VI)および(vr■)の化合物はほとん
どが既に知られており、通常の合成化学的手法により、
あるいは一般式(vr )の化合物を還元した後に臭素
化することにより得ることができる。
前記のようにして本発明の一般式(r)の光学活性化合
物が得られるが、これらに属する個々の具体的な化合物
および前記一般式(■■)の光学活性化合物合成用中間
体はいずれも、融点、相転移温度、赤外線吸収スペクト
ル(IR)、核磁気共鳴スペクトル(NMR) 、質量
分析(MS)等の手段により確認することができる。
かくして得られた一般式(I)の化合物の例を第1表に
掲げる。
第1表中、Crは結晶相、S はスメクチックA相、■
は等方性液体相を表わす、なお実施例3は長時間低温に
放漫しても結晶化しないため、その融点は不明である。
一般式(1)の化合物の優れた特徴の1つとしては、自
発分極(Ps)が十分に大きいことを挙げることができ
る。
例えば後述の実施例2に示された化合物10重量%(以
下、「%」は「重量%」を表わす、)と、Sc相を示す
母体液晶90%からなるSc*液晶組成物では、25°
CにおけるP s (iは138nC/cm2と大きい
ものである。この備を、液晶に於ける不斉源として最も
普通に用いられる<5)2−メチルブチル p−デシル
オキシベンジリデンアミノベンソエート(DOBAMB
c)などが単独でも4 nC/cm2程度であるのと比
較すると非常に大きいことがわかる。これは、一般式(
I)の化、金物における不斉中心が、液晶分子の中央骨
格部分(コア)および強い双極子モーメントを有するシ
アノ基に直結していることに加えて、シクロプロパン環
に固定されていることによって分子軸回りの自由回転が
抑制されていることと考えられる。特にR1中に不斉炭
素が存在する場合には、両側のキラル基による相乗効果
が著しいと考えられる。このため非キラルの化合物また
は液晶組成物に一般式<1)の化合物をキラルドーへン
トとして少なくとも1〜2%程度以上添加すれば、高速
応答に十分な程度の自発分極を誘起することが可能とな
る。
さらに本発明の一般式(I)の化合物においては不斉炭
素の絶対配置を適当に選ぶことにより、その誘起する螺
旋ピッチを非常に太き(することができるという利点も
ある。
例えば実施例3の化合物lO%とSc相を示す母体液晶
90%とから成るSc・組成物のN・相における螺旋ピ
ッチは20μm以上と非常に大きい。
螺旋ピッチが大きいために面倒な螺旋ピッチの調整作業
が不必要となり、本発明の光学活性化合物を母体液晶に
添加するだけで配向性のよいSc”組成物を得ることが
できる。
本発明の一般式(1)の化合物は単独で用いるよりも、
液晶組成物に添加することにより好適に用いられる。そ
の場合には、一般式(I)の光学活性化合物の少なくと
も1種と必要に応じて他の光学活性化合物とからなるキ
ラルドーパントを、これ以外の液晶化合物または液晶組
成物に加える。
特にこの液晶組成物を強誘電性液晶表示素子として用い
る場合には、主成分としてのSc相を示すキラルでない
液晶化合物あるいは液晶組成物に本発明の光学活性化合
物をキラルドーパントとして加えることが望ましい、こ
れは既に述べたように一般式(I)の光学活性化合物は
充分大きな自発分極を誘起し得るものであるのでSc液
晶中に1〜2%以上添加すれば、組成物にある程度の自
発分極を誘起し、高速応答が可能となるためである。
一般式(1)の化合物は単独ではSc・相を示さないが
、それを添加することにより液晶組成物のSc・相の温
度範囲をあまり狭くすることもない。
また一般式(I)の化合物をネマチック液晶に小量添加
することによりTN液晶としていわゆるリノ\−ストメ
インの防止、あるいはSTN??!晶としての用途等に
用いることもできる。
本発明の一般式(I)で示される光学活性化合物をキラ
ルドーバントとして添加するSc液晶組成物として用い
るべきSc化合物としては、例えば、下記一般式(A)
で表わされるようなフェニルベンツエート系化合物や一
般式(B)で表わされるピリミジン系化合物をあげるこ
とができる。
(式中、R1およびRbは直鎖または分岐のアルキル基
、アルコキシル基、アルコキシカルボニル基、アルカノ
イルオキシ基またはアルコキシカルボニルオキシ基を表
わし、同一であっても異なっていても良い、) (式中、R2、Rbは前記一般式Aと同じである。)ま
た一般式(A)、(B)を含め、一般式(C)で表わさ
れる化合物も同様の目的に使用することができる。
(式中、 Rbは一般式Aと同じであり、 あるいはこれらのハロゲン置換体を表わし、互いに同一
であっても異なっていてもよい、ZlはCOO−−−O
CO−−CHO− 0CH−1−CH2CH−−CEC−まま たは単結合を表わす、) またSc相の温度範囲を高温域に拡大する目的には、一
般式(D)で表わされる3環型化合物を用いることがで
きる。
(式中、R1、R5は一般式Aと同様であり、互いに同
一であっても異なっていても良く、zaZ5は前記一般
式(C)の21と同様であって、互いに同一であっても
異なっていてもよい、)これらの化合物は混合してSc
液晶組成物として用いるのが効果的であるが、組成物と
してSc相を示せばよいのであって、個々の化合物すべ
てが必ずしもSc相を示す必要はない。
こうして得られたSc液晶組成物に本発明の一般式(I
)で示される化合物、および必要とあれば他の光学活性
化合物をキラルドーハントとして加えることにより、容
易に室温を含む広い温度範囲でSc・相を示す液晶組成
物を得ることができる。
本発明の一般式(I)の光学活性化合物をSC化合物あ
るいはSc液晶組成物に添加して得られた液晶組成物を
、2枚の透明ガラス電極間に1〜20μm程度の薄膜と
して封入することにより表示用セルとして使用できる。
良好なコントラストを得るために、均一に配向したモノ
ドメインとする必要がある。このために多(の方法が試
みられているが、良好な配向性を示すためには液晶材料
としては(I)−(N’)−(SA)−(Sc”)の相
系列を示すことと、N・相およびSc・相における螺旋
ピッチを大きくすることが必要である。
螺旋ピッチを大きくするには、互いにねじれの向きが逆
のキラル化合物を適量混合すればよいわけであるが、前
記のように本発明の一般式(I)の光学活性化合物が誘
起する螺旋のピッチは、特にN・相の温度範囲で充分大
きいのでその調整も容易である。
本発明の一般式(1)で表わされる光学活性化合物には
少なくとも2個の不斉炭素(C*およびC′″I)が存
在する。
C8”の絶対配置は、原料として用いる一般式(II)
で表わされる光学活性エポキシド化合物の絶対配置に依
存し、このエポキシド化合物における絶対配置が(R)
の場合、C*”の絶対配置は(S)であり、エポキシド
化合物における絶対配lが(S)の場合、C*ゝの絶対
配置は(R)である。
一方、C8の絶対配lは(R)と(S)の両方が得られ
るが、これらはその原料段階で分離が可能である。
本発明の一般式(I)の光学活性化合物が誘起する自発
分極の極性は他に不斉炭素を含まない場合、不斉炭素C
*の絶対配置に依存し、 (R)では■であり、(S)
ではeである。
一方N9相が誘起する螺旋ピッチの方向はC9よりはC
*8に依存し、C”の絶対配置が(S)の場合では左、
(R)の場合では右である。したがってC*、C*”の
絶対配置の組み合わせ(すべての場合について合成が可
能である。)によって(左−■)、(左−〇)、(右−
■)、(右−〇)のすべてに組み合わせが得られること
なる。
これはキラルドーハントの調整上、極めて有利なことで
ある。一般式(I)の化合物はいかなる光学活性化合物
と組み合わせても、その自発分極を打ち消すことなく、
螺旋ピッチを長(調整することが可能であり、また一般
式(r)の化合物だけを用いて、自発分極を打ち消すこ
となく螺旋ピッチを調整することも容易である。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、勿
論、本発明の主旨および速用範囲はこれらの実施例によ
り制限されるものではない。
なお化合物の構造は核磁気共鳴スペクトル(NMR)、
赤外吸収スペクトル(IR)、質量スペクトル(MS)
により確認した。相転移温度の測定は温度調節ステージ
を備えた偏光顕微読と示差走査熱量計(DSC)を併用
して行った。IRにおける(KBr)は錠剤成形による
測定を、(neat)は液膜による測定を、(Nujo
l)は流動パラフィン中の懸濁状態での測定を表わす。
NMRにおける( CDCl、)および(CCI4)は
溶媒を、Sは1重線、dは2重線、tは3重線、qは4
重線、mは多重線を、broadは輻広い吸収を表わし
、Jはカップリング定数を表わす。MSにおけるM+は
親ピークを表わし、0内の数値はそのピークの相対強度
を表わす。また温度は℃を表わす。組成物中における%
はすべて重量%を表わす。
(実施例1) 一般式(II)の化合物の合成 −a 4−(4−メトキシフェニル)フェニル酢酸エチルの合
成 ジシクロビス(トリフェニルフォスフイン)ニッケル2
.6g (4,0mmo l)   )リフェニルフオ
スフィン2.1 g (8,0mmo l)のエーテル
30m1をアルゴン雰囲気O℃に冷却し、1゜8M臭化
エチルマグネシウム−エーテル溶液4゜4mm l (
8,0mmo l)を加え、1時間攪拌した。溶媒を減
圧下留去し、4−ブロモ−4゜−メトキシビフェニル4
.3g (16,4mmo l)、テトラヒドロフラン
溶液(THF)20ml、ジメトキシメタン30m1溶
液を加え、ヘキサメチルリン酸トリアミド(HMPA)
10m lを加えた。これにブロム酢酸エチルl O,
Og (60,0mmo I) 、亜鉛6.5g (1
00mmo l)メ  チ  ラ  −  ル  10
m1   よ  リ  調  整  し  たRefO
rmatO5kii反応剤を0℃で加え、室温−晩攪拌
した。3M塩酸50m1を加え、エーテル250m1で
抽出し、精製水で洗浄後減圧下濃縮した。残さをカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5 : 
1)で分離精製して4−り4メトキシフエニル)フェニ
ル酢酸エチル216g(収率51%)を得た。
無色板状晶、融点68℃ IR(KBr) 3000.2930,1740,1615,1510,
1375.12g0゜1260.1210.1185.
1040.820,800.500m− ’HNMR(CDCI、)δ 1.26(t、J=7.1Hz、IH)、 3.63(
S、2H)、3.84(s、 3H)、4.16(q、
J=7.1Hz、2H)。
6.96(d、J=8.8Hz、2H)。
7.34(d、J=8.1,2H)、 7.50(d、 J=8.3Hz、2H)、7.51(
d、 J=8.8Hz、 2H)MS m/z:270
(M”、78)、19g(16)、197(100)。
元素分析:C17H1103として 計算値: C,75,53; H,6,71%実測値:
 C,75,63; H,6,76%−b 4−(4−メトキシフェニル)フェニル酢酸の合成 4− (4−メトキシフェニル)フェニル酢酸エチル2
50mg (0,93mmo l)のエタノール30m
1溶液に水冷下40%水酸化ナトリウム溶液5mlを加
え室温で2日間攪拌した。3M塩酸で中和し、減圧下溶
媒を留去した。さらに3M塩酸でpH1とし、エーテル
200m1で抽出、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥濾過後、濃縮して4−(4−メトキシフェ
ニル)フェニル酢酸524mg (収率94%)を得た
無色板状晶、融点186〜188℃ IR(KBr) 3050.2950,1725,1695,1610,
1505.1420.1295.1275.1210、
ll80.1135.815.660m − HNMR(CDCI、)δ 3.62(s、2H)3.
82(s、38)、6.97(d、J=8.9Hz、2
H)。
7.32(d、J=8.3Hz、2)()。
7.52(d、J=8.3Hz、2)1)、7.53(
d、J=8.9HzJ MS  m/z  :  242(M’″、+00)、
198(13)、197(84)、154(16) 元素分析:C15H1403として 計算値: C,73,36,H,5,83%実測値: 
C,74,43,H,5,81%−c 4−(4−メトキシフェニル)フェニルアセトニトリル
の合成 4−(4−メトキシフェニル)フェニル酢酸1.0 g
 (5,4mmo l)のPPE20ml溶液をアンモ
ニア雰囲気下2時間攪拌した。さらにPPElomlを
加え、アルゴン雰囲気下2時間加熱攪拌した。飽和炭酸
ナトリウム水溶液を加えて中和し、エーテル250m 
lで抽出し、飽和食塩水T洗浄後、減圧下濃縮した。残
さをカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
=3 : 1)で分離精製して4−(4−メトキシフェ
ニル)フェニルアセトニトリル809mg (収率67
%)を得た。
無色結晶、融点129〜130℃ IR(KBr)  2250,1615,1505,1
410.]、285゜1260.11g0,1040.
805 cm−HNMR(CDCI、)53.7g(s
、2H)。
3.85(d、3H)、6.98(d、J=8.8Hz
、2H)。
7.37(d、J=8.4Hz、2H)。
7.51(d、J=8.8Hz、2H)、7.56(d
、J=8.4Hz、2H) MS m/z :223(M”、100)、20g(1
9)。
180(30)、152(+5)、139(+2)元素
分析: C1,H,、Noとして 計算値; C,80,69;H,5,84;N、6.2
7%実演I+(直 :  C,80,59;  H,5
,84;  N、6.11  %1〜 d (4R)−2−シアノ−4−ヒドロキシ[4−(4−メ
トキシフェニル)フェニル]カンニトリルの合成 デ 4−(4−メトキシフェニル)フェニルアセトニトリル
1.02g (4,6mmo l)のテトラヒドロフラ
ン(TMF)40ml溶液に、−78℃にて1.5Mブ
チルリチウム−ヘキサン溶液3゜6ml  (5,5m
mo l)を加え、1時間攪拌した。(R) −エポキ
シオクタン705mg(5゜5mmo l)のTMF2
0ml溶液、ヘキサメチルリン酸アミド5mlを加え、
室温まで昇温し、−晩攪拌した。3M塩酸で中和し、酢
酸エチル300m1で抽出、飽和金塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過、濃縮後、残さをカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3 
: 1)で分離精製して(4R)−2−シアノ74−ヒ
ドロキシ−2−[4−(4−メトキシフェニル)フェニ
ルアセトニトリル1.05g(収率65%)を得た。、 無色結晶 IR(KBr)3450.2950.2240.161
0.1500.1250.1100.1040.820
 cmHNMR(CDCI、)δ 0.86(t、J=7.2Hz) and 0.89(
t、J=6.7Hz)total 3H,1,22−1
,39(m、8H)。
1.42−1.47(m、2H) 2.01(ddd、J=13.8,9.7,3.2Hz
) andl、86(ddd、J=13.9,10.6
.4.4Hz) totalIH,2,14(ddd、
J−13,9,97,5、5Hz ) a n d2.
04(ddd、 J−13,9,1O86,2,4Hz
)totallH13,85(s、3H)、 3.46
(dat、 J=9.7.6.4.33Hz) and
  3.99(dat、J=10.4.6.4.3.4
Hz) total IH14,10(dd、J=9.
6 and5.5Hz) and 4.21(dd、J
=11.5 and 4.4Hz)total  18
.6.98(d、J=8.8Hz、2H)、7.40(
d、J=8.2Hz、2H)、7.51(d、J=8.
9Hz、2)()、7.56(d、J=8.48a、2
H)。
MS  m/z  :351(M”、27)、333(
24)、248(11)36(1g)、 235(10
0)、 223(18)、 222(40)、−e (4R)−2−シアノ−4−トシルオキシ−2−[4−
(4−メトキシフェニル)フェニルコブカンニトリルの
合成 (4R)−2−シアノ−4−ヒドロキシ−2[4−(4
−メトキシフェニル)フェニルコブカンニトリル186
mg (0,53mmoi)のピリジン10m1溶液に
トシルクロリド303mg (1,6mmo I)のピ
リジン20m1溶液、ジメチルアミノピリジンl Om
gを加え、室温で一晩攪拌した。減圧下ピリジンを留去
し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
−4:1)にて分離精製して(4R)−2−シアノ−4
トシルオキシ−2−(4−(4−メトキシフェニル)フ
ェニルコブカンニトリル130rr+g(収率49%)
を得た。
無色粘稠液体 IR(neat)3050.2950.2875.22
50.1740.1610.1505.1465.13
70.1250.1175.1100、l040.90
0.820 cm− ’HNMR(CDCI、)δ 0.83(t、J=7.3Hz) and 0.85(
t、J=6.9Hz)total 3H,1,09−1
,24(m、8H)。
1.58−1.67(m、2H)、 2.11−2.2
0(m) and2.38−2.49(m) tota
l 2H12,45(s)  and2.46(s) 
total 3H13,85(s) and 3.86
(s)total 3H13,85−3,89(m) 
and3.95(dd、J=8.2 and 6.6H
z) total IH,4,55(m) and4.
76(m) total IH16,98(d、 J=
8.8Hz) and6.99(d、J=8.8Hz)
total  2H,7,30−7,39(m、4H)
、7.49−7.57(m、3H)、 7.80(d、
J=S!、3Hz)and  7.87(d、J=8.
4Hz)total  2HMS m/z :505(
M”、1.0)、333(57)、235(53)、2
22(100)、179(18)   −f (IR12S)−1−シアノ−2−ヘキシル−1−[4
−(4−メトキシフェニル)フェニルコシクロプロパン
の合成 水素化ナトリウム(60%油性)107mg(2,8m
m o I )のジメチルホルムアルデヒド(DMF)
lomlに、水冷化(4R)−4−)シルオキシ−2−
[4−(4−メトキシフェニル)フェニルコブカンニト
リル1.13 g (2,2mmo1)のDMF10m
l溶液を加えた。室温で1時間攪拌し、3M塩酸で中和
、酢酸エチル250m1で抽出した。抽出液を減圧化濃
縮し、残さをカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢
酸エチル=10:1)で分離し、さらに分収用高速液体
クロマトグラフィー(東ソー Silikagel−6
0,21,5mmDx300mm、ヘキサン:酢酸エチ
ル=20:1)で分離精製して非極性成分(IR12S
)=1−シアノ〜2−へキシル−1−[4−(4メトキ
シフエニル)フェニルコシクロプロパン641mg(収
率86%)、極性成分(Is、2S)−1−シアノ−2
−へキシル−1−[4−(4−メトキシフェニル)フェ
ニル1シクロプロパン66mg(収率9%)を得た。
非極性成分(IR12S)−1−シアノ−2−ヘキシB
y −1−[4−(4−メトキシフェニル)フェニルコ
シクロプロパン 無色板状晶、融点101〜102℃ Ca 〕D20+50.8” (cm1.07. CD
Cl、)IR(KBr)296(1,2Q2(1,7R
’n   ’))tn   +Anfl   t500
、1440、1290、1250. 1035、820
、800cm − 8HMR(CDCI、)δ 0.89(【、J=6.9Hz、3H)、1.30−1
.42(m、6H)。
1.43(dd、J=7.0and4.9Hz、]H)
、1.51−1.61(m、3H)。
1.62(dd、J=8.4and4.9Hz、IH)
、1.70−1.77(m、2H)、3.84(s、 
 3H)。
6.70(d、J=8.8Hz、2H)。
7.31(d、J=8.4Hz、2H)、7.50(d
、J=8.8Hz、2H)、7.51(d、J=8.4
Hz、2H)MS  m/z  :333(M”、32
)、236(19)。
235(100)、220(10)192(11)元素
分析: C2,H,、NOとして 計算値; C,82,84,H,8,16;N、4.2
0%実測値: C,82,92,H,826,N、4.
06%−g (IR12S)−1−シアノ−2−ヘキシル1− [4
−(4−ヒドロキシフェニル)フェニルコシクロプロパ
ンの合成 塩化アルミニウム562mg (4,2mm。
1) ジメチルスルフィド3mlの塩化フチ1220m
1溶液に、0℃で(IR,2S)−1−シアノ−2−ヘ
キシル−1−[4−(4−メトキシフェニル)フェニル
コシクロプロパンの468mg (1,4mmo l)
の塩化メチレン10m1溶液を加え、30分間加熱攪拌
した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和、セライト
濾過後、エーテル250m1で抽出、カラムクロマトグ
ラフィ(ヘキサン:酢酸エチル=3 : 1)で分離精
製して、(IR,2S)−1−シアノ−2−ヘキシル−
1−[4−(4−ヒドロキシフェニル)フェニルコシク
ロプロパン358mg (収率79%)を得た。
無色柱状晶、融点114〜115℃ Ca〕 20  +52.8’  (cm0.91.C
HCl、)TR(KBr)3420.2970,294
0.2860.2240.1630、1520、127
0、1220、1175、830.805  am ’HNMR(CDCI、)δ 0.89(t、J=6.9Hz、3H)、1.28−1
.42(m、6H)。
1.43(dd、J=7.0and5.0Hz、IH)
、1.50−1.61(m、IH)。
1.62(dd、J=8.4and4.9Hz、IH)
1.68−1.79(m、2H)  、  6.99(
d、J=8.7Hz、2H)、7.30(d、J=8.
5Hz、2H)、 7.44(d、J=8.7Hz、2
H)、7.50(d、J=8.5Hz、2H)MS  
m/z  :319(M”、15)、222(20)、
221(10)元素分析:C2□T(25Noとして 計算値; C,82,72;H,7,89;N、4.3
9%実測値:C,82,77、H,195; N、43
8%(実施例2) トランス−4−へブチルシクロヘキサンカルボン酸 4
−[4−(IR12S)−1−シアノ−2−へキシルシ
クロプロピル)フェニル]フェニルの合成 トランス−4−へブチルシクロヘキサンカルボン酸クロ
リド60mg及び実施例1で得られた(IR12S)−
1−シアノ−2−ヘキシル−1−[4−(4−ヒドロキ
シフェニル)フェニルコシクロプロパン51mgをジク
ロロメタン10 m lに溶解し、ピリジン1.5ml
を加え、還流下6時間攪拌した。放冷後、エーテル50
m1を加え、希塩酸、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで脱水した。溶媒を留去して得られた
残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:ヘ
キサン:酢酸エチル=l:5)で分離精製して表記化合
物の白色結晶53mgを得た。
IR(Nujol)2250.1755.1605.1
500.132帆1210.1170.1160.11
30.1010.980.930.825.560.5
35 cm− ’HNMR(CDCI、)δ 0.87−1.00(m、6H)、1.23−2.16
(m、34H)、2.49(m、IH)、7.13(d
、  J=8.5Hz、2H)7.33(d、J=8.
5Hz、2H)、7.5(m、4H)さらにエタノール
から再結晶して精製し、こめ化合物の相転移温度を測定
したところ、103゜5℃以下でSA相を示し、その融
点し92.5℃であった。
(実施例3) (S)−4−(2−プロポキシプロパノイルオキシ)安
息香酸 4− [4−(IR12S)−1−シアノ−2
−へキシルシクロプロピル)フェニルJフェニルの合成 実施例2において、トランス−4−ヘプチルシクロヘキ
サンカルボン酸クロリドに換えて(S)−4−(2−プ
ロポキシプロパノイルオキシ)安息香酸クロリドを用い
、同様の反応を行なって表記化合物を得た。本化合物は
低温で長時間放置しても結晶化しないため、その融点は
不明であるが、39℃以下でSA相を示した。
(実施例4) Sc*液晶組成物の調整 以下の組成からなる母体液晶(A)を調整した。
この組成物は以下の相転径島度 (’C) を示し た。
Cr−+Sc =陀 =N ;:工 (ただしNはネマチック相を示す。
また以下の組成からなる母体液晶 (B) を調 整した。
この組成物は以下の相転移温度(℃) 65.5    68      83Sc =亡S 
;± N#■ なお、融点は不明瞭であった。
をボした。
次にこれらの母体液晶に実施例2および3で得られた化
合物(表1におけるNo、1およびNO,2の化合物)
を5〜15%添加してSc”組成物を調整した。得られ
た組成物M−1−M−5の相転移温度を表2に示した。
(実施例5) 表示用素子の作成 実施例4で得られた各Sc”組成物を加熱して等方性液
体(I)相とした。これを間隔約2μmの2枚の透明電
極板(ポリイミドコーティングラビングによる配向処理
を施しである。)からなるガラスセル間に充填し、薄膜
セルを作成した。
これを室温まで徐冷し、均一に配向したSc”相のセル
を得た。特に組成物M−4およびM−5を用いた組成物
のN*相における螺旋ピッチは非常に大きく、これを室
温まで徐冷したところ、均一に配向したSc”相のモノ
ドメインのセルを得た。
このセルに電界強度10Vp−p/pm、50Hzの矩
形波を印加してその25℃における電気光学的応答を測
定した。その結果を第3表に示す。
〔発明の効果〕
本発明の一般式(I)で示される光学活性化合物は液晶
相を示し、他のSc”液晶組成物あるいはSc液晶組成
物にいわゆるキラルドーバントとして用いることにより
、大きい自発分極を誘起することができ、高速応答を可
能にすることができる。
また発明の一般式(I)で示される光学活性化合物およ
びその中間体は工業的にも容易に製造でき、無色で水、
光、熱等に対する化学的安定性に優れており実用的であ
る。
さらに本発明におけるキラルスメクチック液晶化合物ま
たは組成物からなる液晶材料では約30□秒という高速
応答を実現することも可能であり、表示用光スイツチン
グ素子として極めて有用である。
出願人 大日本インキ化学工業株式会社財団法人 相模
中央化学研究所

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )で表わされる光学活性化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は未置換または任意の1個もしくは2個
    の水素をフッ素、塩素またはシアノ基で置換した炭素数
    1〜18のアルキル基、アルコキシル基、アルコキシカ
    ルボニル基、アルカノイルオキシ基、アルコキシカルボ
    ニルオキシ基、アルコキシアルキル基、アルコキシアル
    コキシル基またはアルコキシアルカノイルオキシ基を表
    わし、R^2は炭素原子数1〜18のアルキル基を表わ
    し、▲数式、化学式、表等があります▼は▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼を表わし、Xはフッ 素または塩素原子を表わし、Yは−COO−または−C
    H_2O−を表わし、C^*およびC^*^*は各々独
    立的に(R)または(S)配置の不斉炭素原子を表わす
    。)
  2. (2)R^1がアルキル基、アルコキシル基またはアル
    コキシカルボニル基であり、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼が ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼である請求項1記載 の光学活性化合物。
  3. (3)Yが−COO−である請求項3記載の光学活性化
    合物。
  4. (4)R^1が下記一般式で表わされる光学活性基であ
    る請求項3記載の光学活性化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^3は炭素原子数1〜15のアルキル基を表
    わし、C^*^*^*は(R)または(S)配置の不斉
    炭素を表わす。)
  5. (5)請求項1記載の光学活性化合物を含有する液晶組
    成物。
  6. (6)強誘電性キラルスメクチック相を示す請求項5記
    載の液晶組成物。
  7. (7)一般式(II)で表わされる光学活性化合物合成用
    中間体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2は炭素原子数1〜18のアルキル基を表
    わし、C^*およびC^*^*は各々独立的に(R)ま
    たは(S)配置の不斉炭素原子を表わす。)
JP2263578A 1989-12-22 1990-10-01 光学活性化合物、光学活性化合物合成用中間体および液晶組成物 Pending JPH04139161A (ja)

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EP90125085A EP0438754B1 (en) 1989-12-22 1990-12-21 Optically active compound, intermediate therefor, process for producing the intermediate, and liquid-crystal composition
DE69011653T DE69011653T2 (de) 1989-12-22 1990-12-21 Optisch aktive Verbindung, Intermediate hierzu, Verfahren zur Herstellung der Intermediate, und flüssigkristalline Zusammensetzung.

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