JPH0413874Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413874Y2 JPH0413874Y2 JP1985165262U JP16526285U JPH0413874Y2 JP H0413874 Y2 JPH0413874 Y2 JP H0413874Y2 JP 1985165262 U JP1985165262 U JP 1985165262U JP 16526285 U JP16526285 U JP 16526285U JP H0413874 Y2 JPH0413874 Y2 JP H0413874Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding member
- wall
- handset
- guide
- handset stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、電話機を壁等に取り付け固定する壁
掛装置に関する。 (ロ) 従来の技術 最近各種の電話機が製品化されているが、使用
用途に応じて、机等の上に据え置いて使用するも
のと、壁等に掛けて使用するものとがある。電話
機を壁に取り付ける技術としては、例えば実公昭
60−2699号公報に記載されたものがある。 (ハ) 考案が解決しようとする課題 前述した従来の技術では、壁掛保持部材の爪と
送受話器置台のキヤビネツト底面に形成されてい
るはめ込溝とを嵌合させる操作が、容易に行えな
いという問題がある。本考案は、斯かる問題を解
決した電話機の壁掛装置を提供しようとするもの
である。 (ニ) 課題を解決するための手段 本考案の壁掛装置は、壁等に固定される保持部
材を末広がり状に形成すると共にその上部に両側
が平行な平行平板部を形成し、且つ下部両端に一
対の垂直部を形成し、送受話器置台に設けられて
いる取り付け部材を前記保持部材の側面に形成さ
れているガイドリブによつてガイドされるガイド
溝を有する末広がり状に形成すると共その上部及
び下部両端にそれぞれ前記平行平板部及び垂直部
をガイドするストレートガイド部を設けたもので
ある。 (ホ) 作用 本考案は、壁等に固定される保持部材を末広が
り状に形成すると共に送受話器置台に設けられて
いる取り付け部材を末広がり状に形成することに
よつて送受話器置台の保持部材との嵌合動作を容
易に行うことが出来るようにしたものである。 (ヘ) 実施例 第１図、第２図及び第３図は、各々壁等に取り
付けた状態を示す正面図、底面図及び側面図であ
る。１は送話を行うためのマイクロフオン（図示
せず）及び受話を行うためのスピーカー（図示せ
ず）が組み込まれている送受話器、２はダイヤル
ボタン等の操作部が設けられていると共に前記送
受話器が載置される載置部が形成されている送受
話器置台であり、第１キヤビネツト３と第２キヤ
ビネツト４によつて構成されている。５は、前記
送受話器置台を机等に据え置く場合に該送受話器
置台２を安定して支持する置台足であり、該送受
話器置台２の裏面である第２キヤビネツト４の四
すみに配置されている。６は前記送受話器置台２
の裏面の上方中央部に配置されているハの字状の
取り付け部材であり、前記第２キヤビネツト４に
一体形成されている。また、前記取り付け部材６
の上部と下部には垂直なストレートガイド部７，
８が形成されていると共にそのハの字状の部分に
はガイド溝９が形成されている。１０は前記取り
付け部材６のハの字状の部分に形成されているガ
イド溝９と嵌合するガイドリブが形成されている
ハの字状の保持部材であり、その上部には前記取
り付け部材６の上部に形成されているストレート
ガイド部７と嵌合する両側が平行な平行平板部１
３が形成されていると共にその下部の両端には前
記取り付け部材６の下部に形成されているストレ
ートガイド部８と嵌合する一対の垂直部１２が形
成されている。また、前記保持部材１０に形成さ
れている平行平板部１３の先端部は図示したよう
に丸みを持つようにされていると共に該保持部材
１０を壁等に固定するためのネジ穴１４が設けら
れている。 以上の如く、本考案の壁掛装置は構成されてい
るが、次に取り付け動作について説明する。電話
機を壁に掛けて使用する場合には、前記保持部材
１０に設けられているネジ穴１４を通してネジを
壁等にネジ込むことによつて該保持部材１０を壁
等に固定する。このように取り付け固定されてい
る保持部材１０に対して、上方より前記送受話器
置台２の裏面の上方中央部に配置されているハの
字状の取り付け部材６を嵌合させるべく操作す
る。斯かる操作をすると、取り付け部材６に形成
されているガイド溝９が、保持部材１０に形成さ
れているガイドリブ１１によつてガイドされるた
め、保持部材１０に対する取り付け部材にして前
記保持部材１０に対する取り付け部材６の嵌合動
作が行われることになる。このようにして前記保
持部材１０と取り付け部材６との嵌合動作が行わ
れるが、斯かる状態にあるとき、該保持部材１０
の上部に形成されている平行平板部１３と取り付
け部材６の上部に形成されているストレートガイ
ド部７との嵌合及び該保持部材１０の下部に形成
されている垂直部１２と取り付け部材６の下部に
形成されているストレートガイド部８との嵌合に
よつて左右の変位が規制されることになる。従つ
て、前記保持部材１０を壁等に正確に取り付けて
おけば、前記送受話器置台２を垂直方向に対して
正確に取り付けることが出来る。 以上の如く、前記送受話器置台２は前記保持部
材１０に対する取り付け部材６の嵌合によつて壁
等に取り付け固定されるが、該送受話器置台２は
上方への変位に対しての規制は、何ら受けていな
い。従つて、前記送受話器置台２を上方へ引き上
げると、前記保持部材１０と取り付け部材６との
嵌合状態が解除されることになり、該送受話器置
台２を簡単に取り外すことが出来る。それ故、前
記送受話器置台２を机等の上面に据え置いて使用
したい場合に便利である。 (ト) 考案の効果 本考案の壁掛装置は、壁等に固定される保持部
材及び送受話器置台に設けられている取り付け部
材を共に末広がり状にしただけでなく、保持部材
の上部に平行平板部を設けたので、送受話器置台
を壁等に取り付ける場合に、前記平行平板部の取
り付け部材との当接によるガイド動作が行われる
ため、前記保持部材に対する取り付け部材の嵌合
動作を容易に行うことが出来るという利点を有し
ている。また、前記保持部材の上部に形成されて
いる平行平板部と取り付け部材の上部に形成され
ているストレートガイド部との嵌合及び該保持部
材の下部に形成されている垂直部と取り付け部材
の下部に形成されているストレートガイド部との
嵌合によつて左右の変位を規制するようにしたの
で、送受話器置台を傾くことなく正しい位置に取
り付けることが出来、本考案の実用的価値は非常
に高いものである。
掛装置に関する。 (ロ) 従来の技術 最近各種の電話機が製品化されているが、使用
用途に応じて、机等の上に据え置いて使用するも
のと、壁等に掛けて使用するものとがある。電話
機を壁に取り付ける技術としては、例えば実公昭
60−2699号公報に記載されたものがある。 (ハ) 考案が解決しようとする課題 前述した従来の技術では、壁掛保持部材の爪と
送受話器置台のキヤビネツト底面に形成されてい
るはめ込溝とを嵌合させる操作が、容易に行えな
いという問題がある。本考案は、斯かる問題を解
決した電話機の壁掛装置を提供しようとするもの
である。 (ニ) 課題を解決するための手段 本考案の壁掛装置は、壁等に固定される保持部
材を末広がり状に形成すると共にその上部に両側
が平行な平行平板部を形成し、且つ下部両端に一
対の垂直部を形成し、送受話器置台に設けられて
いる取り付け部材を前記保持部材の側面に形成さ
れているガイドリブによつてガイドされるガイド
溝を有する末広がり状に形成すると共その上部及
び下部両端にそれぞれ前記平行平板部及び垂直部
をガイドするストレートガイド部を設けたもので
ある。 (ホ) 作用 本考案は、壁等に固定される保持部材を末広が
り状に形成すると共に送受話器置台に設けられて
いる取り付け部材を末広がり状に形成することに
よつて送受話器置台の保持部材との嵌合動作を容
易に行うことが出来るようにしたものである。 (ヘ) 実施例 第１図、第２図及び第３図は、各々壁等に取り
付けた状態を示す正面図、底面図及び側面図であ
る。１は送話を行うためのマイクロフオン（図示
せず）及び受話を行うためのスピーカー（図示せ
ず）が組み込まれている送受話器、２はダイヤル
ボタン等の操作部が設けられていると共に前記送
受話器が載置される載置部が形成されている送受
話器置台であり、第１キヤビネツト３と第２キヤ
ビネツト４によつて構成されている。５は、前記
送受話器置台を机等に据え置く場合に該送受話器
置台２を安定して支持する置台足であり、該送受
話器置台２の裏面である第２キヤビネツト４の四
すみに配置されている。６は前記送受話器置台２
の裏面の上方中央部に配置されているハの字状の
取り付け部材であり、前記第２キヤビネツト４に
一体形成されている。また、前記取り付け部材６
の上部と下部には垂直なストレートガイド部７，
８が形成されていると共にそのハの字状の部分に
はガイド溝９が形成されている。１０は前記取り
付け部材６のハの字状の部分に形成されているガ
イド溝９と嵌合するガイドリブが形成されている
ハの字状の保持部材であり、その上部には前記取
り付け部材６の上部に形成されているストレート
ガイド部７と嵌合する両側が平行な平行平板部１
３が形成されていると共にその下部の両端には前
記取り付け部材６の下部に形成されているストレ
ートガイド部８と嵌合する一対の垂直部１２が形
成されている。また、前記保持部材１０に形成さ
れている平行平板部１３の先端部は図示したよう
に丸みを持つようにされていると共に該保持部材
１０を壁等に固定するためのネジ穴１４が設けら
れている。 以上の如く、本考案の壁掛装置は構成されてい
るが、次に取り付け動作について説明する。電話
機を壁に掛けて使用する場合には、前記保持部材
１０に設けられているネジ穴１４を通してネジを
壁等にネジ込むことによつて該保持部材１０を壁
等に固定する。このように取り付け固定されてい
る保持部材１０に対して、上方より前記送受話器
置台２の裏面の上方中央部に配置されているハの
字状の取り付け部材６を嵌合させるべく操作す
る。斯かる操作をすると、取り付け部材６に形成
されているガイド溝９が、保持部材１０に形成さ
れているガイドリブ１１によつてガイドされるた
め、保持部材１０に対する取り付け部材にして前
記保持部材１０に対する取り付け部材６の嵌合動
作が行われることになる。このようにして前記保
持部材１０と取り付け部材６との嵌合動作が行わ
れるが、斯かる状態にあるとき、該保持部材１０
の上部に形成されている平行平板部１３と取り付
け部材６の上部に形成されているストレートガイ
ド部７との嵌合及び該保持部材１０の下部に形成
されている垂直部１２と取り付け部材６の下部に
形成されているストレートガイド部８との嵌合に
よつて左右の変位が規制されることになる。従つ
て、前記保持部材１０を壁等に正確に取り付けて
おけば、前記送受話器置台２を垂直方向に対して
正確に取り付けることが出来る。 以上の如く、前記送受話器置台２は前記保持部
材１０に対する取り付け部材６の嵌合によつて壁
等に取り付け固定されるが、該送受話器置台２は
上方への変位に対しての規制は、何ら受けていな
い。従つて、前記送受話器置台２を上方へ引き上
げると、前記保持部材１０と取り付け部材６との
嵌合状態が解除されることになり、該送受話器置
台２を簡単に取り外すことが出来る。それ故、前
記送受話器置台２を机等の上面に据え置いて使用
したい場合に便利である。 (ト) 考案の効果 本考案の壁掛装置は、壁等に固定される保持部
材及び送受話器置台に設けられている取り付け部
材を共に末広がり状にしただけでなく、保持部材
の上部に平行平板部を設けたので、送受話器置台
を壁等に取り付ける場合に、前記平行平板部の取
り付け部材との当接によるガイド動作が行われる
ため、前記保持部材に対する取り付け部材の嵌合
動作を容易に行うことが出来るという利点を有し
ている。また、前記保持部材の上部に形成されて
いる平行平板部と取り付け部材の上部に形成され
ているストレートガイド部との嵌合及び該保持部
材の下部に形成されている垂直部と取り付け部材
の下部に形成されているストレートガイド部との
嵌合によつて左右の変位を規制するようにしたの
で、送受話器置台を傾くことなく正しい位置に取
り付けることが出来、本考案の実用的価値は非常
に高いものである。
図面は、いずれも本考案の壁掛装置に関し、第
１図、第２図及び第３図は、各々壁等に取り付け
た状態を示す正面図、底面図及び側面図、第４図
は送受話器置台の背面図、第５図は保持部材の正
面図、第６図は保持部材を壁に取り付けた状態を
示す側面図、第７図は保持部材と取り付け部材と
の嵌合状態を示す要部の側断面図である。 主な図番の説明、１……送受話器、２……送受
話器置台、６……取り付け部材、７，８……スト
レートガイド部、９……ガイド溝、１０……保持
部材、１１……ガイドリブ、１２……垂直部、１
３……平行平板部。
１図、第２図及び第３図は、各々壁等に取り付け
た状態を示す正面図、底面図及び側面図、第４図
は送受話器置台の背面図、第５図は保持部材の正
面図、第６図は保持部材を壁に取り付けた状態を
示す側面図、第７図は保持部材と取り付け部材と
の嵌合状態を示す要部の側断面図である。 主な図番の説明、１……送受話器、２……送受
話器置台、６……取り付け部材、７，８……スト
レートガイド部、９……ガイド溝、１０……保持
部材、１１……ガイドリブ、１２……垂直部、１
３……平行平板部。
Claims (1)
- 壁等の取り付け場所に電話機の送受話器置台を保
持する為の保持部材を取り付けると共に送受話器
置台に前記保持部材に嵌合される取り付け部材を
設けて該送受話器置台を壁等に取り付ける電話機
の壁掛装置において、前記保持部材を末広がり状
に形成すると共にその上部に両側が平行な平行平
板部を形成し、且つ下部両端に一対の垂直部を形
成し、前記取り付け部材を前記保持部材の側面に
形成されているガイドリブによつてガイドされる
ガイド溝を有する末広がり状に形成すると共その
上部及び下部両端にそれぞれ前記平行平板部及び
垂直部をガイドするストレートガイド部を設けた
ことを特徴とする電話機の壁掛装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985165262U JPH0413874Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985165262U JPH0413874Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6273659U JPS6273659U (ja) | 1987-05-12 |
| JPH0413874Y2 true JPH0413874Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=31095140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985165262U Expired JPH0413874Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0413874Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2553683Y2 (ja) * | 1992-06-22 | 1997-11-12 | 株式会社田村電機製作所 | コードレス電話機用充電器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61140656U (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-30 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP1985165262U patent/JPH0413874Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6273659U (ja) | 1987-05-12 |
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