JPH0413846Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413846Y2 JPH0413846Y2 JP1985176863U JP17686385U JPH0413846Y2 JP H0413846 Y2 JPH0413846 Y2 JP H0413846Y2 JP 1985176863 U JP1985176863 U JP 1985176863U JP 17686385 U JP17686385 U JP 17686385U JP H0413846 Y2 JPH0413846 Y2 JP H0413846Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular waveguide
- circular
- printed circuit
- circuit board
- waveguide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 18
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 9
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案はパラボラアンテナ等に使用される一次
放射器の改良に関する。
放射器の改良に関する。
[従来技術とその欠点]
従来、パラボラアンテナに取り付ける放射器と
して、例えば第2図a,bに示すような構造のも
のが使用されていた。同図において、11は前面
にホーン12が一体化された円形導波管である。
円形導波管11の内周壁には短絡片13の基端部
が固定され、この短絡片13に励振素子14の一
端が連結され、さらにこの励振素子14の他端に
は中心導体16が接続されており、これによりル
ープアンテナが構成されている。この中心導体1
6は導波管11の後面部に設けられた開孔15を
介して外部に導出されている。開口15部におい
て中心導体16の周囲は絶縁物17で絶縁支持さ
れている。
して、例えば第2図a,bに示すような構造のも
のが使用されていた。同図において、11は前面
にホーン12が一体化された円形導波管である。
円形導波管11の内周壁には短絡片13の基端部
が固定され、この短絡片13に励振素子14の一
端が連結され、さらにこの励振素子14の他端に
は中心導体16が接続されており、これによりル
ープアンテナが構成されている。この中心導体1
6は導波管11の後面部に設けられた開孔15を
介して外部に導出されている。開口15部におい
て中心導体16の周囲は絶縁物17で絶縁支持さ
れている。
このように従来の一次放射器にあつては、例え
ば増幅器及びコンバータの回路が形成されたプリ
ント基板18を組込む場合、プリント基板18は
破線で示すように導波管11の後面に配置させる
構造となつていた。
ば増幅器及びコンバータの回路が形成されたプリ
ント基板18を組込む場合、プリント基板18は
破線で示すように導波管11の後面に配置させる
構造となつていた。
しかしながら、このような構成であると、同図
aに矢印aに示すように中心導体16をプリント
基板18の回路パターンに接続させる場合、中心
導体16をプリント基板18方向に向けて湾曲さ
せなければならず、その結果励振素子14との接
続端に負担がかかるという欠点があつた。また、
このような構成であると、ホーン部12とプリン
ト基板18を一体化した製品を作る場合、製品が
大型化するという欠点があつた。
aに矢印aに示すように中心導体16をプリント
基板18の回路パターンに接続させる場合、中心
導体16をプリント基板18方向に向けて湾曲さ
せなければならず、その結果励振素子14との接
続端に負担がかかるという欠点があつた。また、
このような構成であると、ホーン部12とプリン
ト基板18を一体化した製品を作る場合、製品が
大型化するという欠点があつた。
[考案の目的]
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、プリント基板等を直接接続させること
ができ、中心導体の接続部に負担がかからず、か
つ広帯域特性を有すると共に製品の小型化を図る
ことのできる円形一次放射器を提供することにあ
る。
の目的は、プリント基板等を直接接続させること
ができ、中心導体の接続部に負担がかからず、か
つ広帯域特性を有すると共に製品の小型化を図る
ことのできる円形一次放射器を提供することにあ
る。
[考案の要点]
本考案は、円形導波管の内周面にループアンテ
ナを設置してなる一次放射器において、同軸ケー
ブル、プリント回路等との接続部を円形導波管の
外周部に位置させるものである。
ナを設置してなる一次放射器において、同軸ケー
ブル、プリント回路等との接続部を円形導波管の
外周部に位置させるものである。
[考案の実施例]
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。第1図a〜dは円形一次放射器の構成を示
すもので、円形導波管21の前面にはホーン22
が一体化されている。円形導波管21の内周壁に
は短絡片23の基端部が固定され、この短絡片2
3には励振素子24が水平に連結されている。こ
の励振素子24の他端側には、同図bに拡大して
示すように円形導波管21の内周部から外部に導
出された同軸管の中心導体25の一端部が連結さ
れている。この中心導体25の周囲は絶縁物26
で絶縁され、さらにこの絶縁物26の周囲は円形
導波管21の導体壁と連結させた外部導体27で
覆われており、これにより同軸線路28が構成さ
れている。円形導波管21の後部には反射板29
が配置されている。この反射板29は、後部が取
付ねじ30,30…により固定された蓋を兼ねる
短絡板31に接触し、かつ上面部及び下面部がそ
れぞれ円形導波管21の導体壁に接触している。
この反射板29は励振素子24の近傍にこれとの
接触を避けるため切欠き部29aが設けられ、こ
の切欠き部29aの下部29bが同軸線路28の
外部導体27に接触している。
する。第1図a〜dは円形一次放射器の構成を示
すもので、円形導波管21の前面にはホーン22
が一体化されている。円形導波管21の内周壁に
は短絡片23の基端部が固定され、この短絡片2
3には励振素子24が水平に連結されている。こ
の励振素子24の他端側には、同図bに拡大して
示すように円形導波管21の内周部から外部に導
出された同軸管の中心導体25の一端部が連結さ
れている。この中心導体25の周囲は絶縁物26
で絶縁され、さらにこの絶縁物26の周囲は円形
導波管21の導体壁と連結させた外部導体27で
覆われており、これにより同軸線路28が構成さ
れている。円形導波管21の後部には反射板29
が配置されている。この反射板29は、後部が取
付ねじ30,30…により固定された蓋を兼ねる
短絡板31に接触し、かつ上面部及び下面部がそ
れぞれ円形導波管21の導体壁に接触している。
この反射板29は励振素子24の近傍にこれとの
接触を避けるため切欠き部29aが設けられ、こ
の切欠き部29aの下部29bが同軸線路28の
外部導体27に接触している。
プリント基板32は、円形導波管21の外周部
に平行に配設され、このプリント基板32の裏面
に形成された増幅器及びコンバータ等の回路パタ
ーンに対し、上記同軸線路28の中心導体25が
孔33を介して接続されるようになつている。
に平行に配設され、このプリント基板32の裏面
に形成された増幅器及びコンバータ等の回路パタ
ーンに対し、上記同軸線路28の中心導体25が
孔33を介して接続されるようになつている。
すなわち、この一次放射器にあつては、ホーン
22で受信された電磁波は、円形導波管21内に
導かれ、短絡片23、励振素子24及び同軸線路
28で構成されるループアンテナにより電流が誘
起され、この電流が中心導体25を通して円形導
波管21の外周部に並設されたプリント基板32
の回路部に流れる。また、反射板29により電磁
波の短絡板31側への洩れが阻止されると共に、
切欠き部29aの下の同軸線路28部においてイ
ンピーダンスが小さくなり、その結果磁界結合が
大となる。
22で受信された電磁波は、円形導波管21内に
導かれ、短絡片23、励振素子24及び同軸線路
28で構成されるループアンテナにより電流が誘
起され、この電流が中心導体25を通して円形導
波管21の外周部に並設されたプリント基板32
の回路部に流れる。また、反射板29により電磁
波の短絡板31側への洩れが阻止されると共に、
切欠き部29aの下の同軸線路28部においてイ
ンピーダンスが小さくなり、その結果磁界結合が
大となる。
このように本考案の一次放射器においては、同
軸線路28部が円形導波管21の外周部に設けら
れ、外周部から中心導体25が突出した構造とな
つているため、プリント基板32を平行に配置す
ることにより中心導体25をプリント基板32の
方向に曲げることなく、容易に回路パターンに接
続させることができる。このため、従来のように
励振素子24との接続端に負担がかかることはな
い。また、円形導波管21の外周面に沿つてプリ
ント基板32を配設できるため、従来に比べ製品
の小型化を図ることができる。
軸線路28部が円形導波管21の外周部に設けら
れ、外周部から中心導体25が突出した構造とな
つているため、プリント基板32を平行に配置す
ることにより中心導体25をプリント基板32の
方向に曲げることなく、容易に回路パターンに接
続させることができる。このため、従来のように
励振素子24との接続端に負担がかかることはな
い。また、円形導波管21の外周面に沿つてプリ
ント基板32を配設できるため、従来に比べ製品
の小型化を図ることができる。
また、第3図は上記第1図aに示した円形一次
放射器をケース34内に収納し、ケース34及び
ホーン22の前方に防水カバー35を施した例で
あり、ケース34の側面側にコネクタ36又は裏
側にコネクタ37が取付けられるようになつてい
る。
放射器をケース34内に収納し、ケース34及び
ホーン22の前方に防水カバー35を施した例で
あり、ケース34の側面側にコネクタ36又は裏
側にコネクタ37が取付けられるようになつてい
る。
なお、周波数3.7〜4.2GHz帯における円形一次
放射器の単体でのVSWR(定在波比)特性を調べ
たが、本考案の場合は従来の特性と比較して同等
あるいはそれ以上の良好な値(VSWR<1.2)を
示した。
放射器の単体でのVSWR(定在波比)特性を調べ
たが、本考案の場合は従来の特性と比較して同等
あるいはそれ以上の良好な値(VSWR<1.2)を
示した。
尚、上記実施例においては、ストリツプ線路
(プリント基板32)を接続させる構成について
説明したが、給電線として同軸ケーブル等を用い
る場合にも適用できることは勿論である。
(プリント基板32)を接続させる構成について
説明したが、給電線として同軸ケーブル等を用い
る場合にも適用できることは勿論である。
[考案の効果]
以上のように本考案によれば、プリント基板等
を使用する場合、その接続端に負担をかけること
なく、容易に取付けることができ、しかも、優れ
た電気性能は勿論のこと製品の小型化を図ること
のできる円形一次放射器を提供できる。
を使用する場合、その接続端に負担をかけること
なく、容易に取付けることができ、しかも、優れ
た電気性能は勿論のこと製品の小型化を図ること
のできる円形一次放射器を提供できる。
第1図a〜dは本考案の一実施例に係る一次放
射器の構成を示すもので、同図aは部分断面図、
同図bは同図aの同軸部分の拡大図、同図cは左
側面図、同図dは右側面図、第2図a,bは従来
の円形一次放射器の構成を示すもので、同図aは
部分断面図、同図bは左側面図、第3図は第1図
aにおける円形一次放射器をケース内に収納して
防水カバーを施した例を示す図である。 21……円形導波管、22……ホーン、23…
…短絡片、24……励振素子、25……中心導
体、28……同軸線路、29……反射板、32…
…プリント基板。
射器の構成を示すもので、同図aは部分断面図、
同図bは同図aの同軸部分の拡大図、同図cは左
側面図、同図dは右側面図、第2図a,bは従来
の円形一次放射器の構成を示すもので、同図aは
部分断面図、同図bは左側面図、第3図は第1図
aにおける円形一次放射器をケース内に収納して
防水カバーを施した例を示す図である。 21……円形導波管、22……ホーン、23…
…短絡片、24……励振素子、25……中心導
体、28……同軸線路、29……反射板、32…
…プリント基板。
Claims (1)
- 円形導波管と、この円形導波管の一端を短絡す
る短絡板と、前記円形導波管の短絡板の近くに導
波管壁を貫通して設けられた給電用の同軸管と、
一端が前記円形導波管の内壁に接続され、他端が
前記同軸管の中心導体に接続されたループアンテ
ナと、前記短絡板に直角かつ円形導波管の中央に
設けられ、前記ループアンテナの給電端より前方
に延びると共に上下が円形導波管の管壁に接続さ
れ、更に下部においては前記同軸管の外導体に接
続されて前記ループアンテナの給電部分との接触
を避けるための切欠き部を設けた反射板と、前記
円形導波管の外周部に前記円形導波管と平行に設
置されたプリント基板とから成り、このプリント
基板と前記給電用同軸管とを電気的に直結したこ
とを特徴とする円形一次放射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985176863U JPH0413846Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985176863U JPH0413846Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6285006U JPS6285006U (ja) | 1987-05-30 |
JPH0413846Y2 true JPH0413846Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=31117515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985176863U Expired JPH0413846Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0413846Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2546041Y2 (ja) * | 1989-11-30 | 1997-08-27 | 日本電気株式会社 | 導波管型偏分波器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567202A (en) * | 1978-11-15 | 1980-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | Circular polarized wave feed unit |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP1985176863U patent/JPH0413846Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567202A (en) * | 1978-11-15 | 1980-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | Circular polarized wave feed unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6285006U (ja) | 1987-05-30 |
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