JP3065340B2 - アンテナ結合器 - Google Patents
アンテナ結合器Info
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- JP3065340B2 JP3065340B2 JP2325804A JP32580490A JP3065340B2 JP 3065340 B2 JP3065340 B2 JP 3065340B2 JP 2325804 A JP2325804 A JP 2325804A JP 32580490 A JP32580490 A JP 32580490A JP 3065340 B2 JP3065340 B2 JP 3065340B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- electrode plate
- wireless device
- coupling electrode
- shield case
- Prior art date
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、アンテナを内蔵する小形携帯無線機の内部
アンテナを外部アンテナ又はブースタアンプに電磁結合
によって切替え接続するためのアンテナ結合器に関する
ものである。
アンテナを外部アンテナ又はブースタアンプに電磁結合
によって切替え接続するためのアンテナ結合器に関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 例えば、自動車電話などにおいて、無線電話機を車外
に持ち出して携帯通話するときは内蔵アンテナを使用
し、車内で通話するときは車に装備したアンテナ又はブ
ースタアンプに切替え接続して通信を行う。このために
従来は携帯無線電話機本体にアンテナ切替回路を設け、
外部からコネクタ等を装着して機械的ガイドピン又はリ
レー等で内部アンテナを外部アンテナ又はブースタアン
プに切替える方式がある。
に持ち出して携帯通話するときは内蔵アンテナを使用
し、車内で通話するときは車に装備したアンテナ又はブ
ースタアンプに切替え接続して通信を行う。このために
従来は携帯無線電話機本体にアンテナ切替回路を設け、
外部からコネクタ等を装着して機械的ガイドピン又はリ
レー等で内部アンテナを外部アンテナ又はブースタアン
プに切替える方式がある。
しかし、この方式は実際に外部アンテナなどを使用す
る頻度が少ないにも係わらず、無線機本体に切替回路を
標準装備するために、次のような欠点がある。
る頻度が少ないにも係わらず、無線機本体に切替回路を
標準装備するために、次のような欠点がある。
(1)無線機本体の価格が上る。
(2)切替回路に高周波損失が発生するため無線機全体
の消費電流が増す。
の消費電流が増す。
(3)リレーを動作させるため、無線機本体にアンテナ
切替信号を外部から入力する必要がある。
切替信号を外部から入力する必要がある。
(4)外部アンテナとの切替回路があるため、無線機体
の小形化ができない。
の小形化ができない。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記欠点を解決するためのアンテナ
結合器を提供することである。
結合器を提供することである。
(発明の構成と動作) 本発明のアンテナ結合器は、携帯無線機の内蔵アンテ
ナ部分を覆うシールドケースと、内蔵アンテナ素子と電
磁結合する電極と、電磁結合により得られた高周波電力
をケーブルの特性インピーダンスに整合した電力に変換
するインピーダンス変換器とを備えたとを特徴とするも
のである。
ナ部分を覆うシールドケースと、内蔵アンテナ素子と電
磁結合する電極と、電磁結合により得られた高周波電力
をケーブルの特性インピーダンスに整合した電力に変換
するインピーダンス変換器とを備えたとを特徴とするも
のである。
以下に実施例について説明する。
第1図は逆F形アンテナを内蔵する無線機のケーブル
14の上から本発明のアンテナ結合器30を装着する様子を
示す斜視図である。図において、無線機のケース14内に
配置された逆F形アンテナは、アンテナ素子11とアンテ
ナグランド12及びアンテナ給電線13より構成される。1
は内蔵逆F形アンテナのアンテナ素子11と電気結合する
ための結合電極板である。2は内蔵アンテナのアンテナ
グランド12と結合度を大きくした結合器のシールドケー
スであり、4は結合電極板1で電磁結合した電力を結合
器出力線3を通して、外部アンテナ又はブースタアンプ
に接続するフィーダ5の特性インピーダンスに整合させ
電力変換するインピーダンス変換器である。
14の上から本発明のアンテナ結合器30を装着する様子を
示す斜視図である。図において、無線機のケース14内に
配置された逆F形アンテナは、アンテナ素子11とアンテ
ナグランド12及びアンテナ給電線13より構成される。1
は内蔵逆F形アンテナのアンテナ素子11と電気結合する
ための結合電極板である。2は内蔵アンテナのアンテナ
グランド12と結合度を大きくした結合器のシールドケー
スであり、4は結合電極板1で電磁結合した電力を結合
器出力線3を通して、外部アンテナ又はブースタアンプ
に接続するフィーダ5の特性インピーダンスに整合させ
電力変換するインピーダンス変換器である。
本発明のアンテナ結合器を矢印の方向に移動して無線
機のケース14の上から覆せて装着したとき、結合電極板
1からアンテナ素子11をみたときのインピーダンスと、
結合電極板1とシールドケース2との浮遊容量と、長さ
がλ/4より短い結合電極板1とによって共振回路が形成
される。この共振回路は、結合する周波数帯域を無線機
の周波数に合わせて選択性をもたせると同時にフィーダ
5の特性インピーダンスをインピーダンス変換器4によ
りアンテナインピーダンスに整合させる。
機のケース14の上から覆せて装着したとき、結合電極板
1からアンテナ素子11をみたときのインピーダンスと、
結合電極板1とシールドケース2との浮遊容量と、長さ
がλ/4より短い結合電極板1とによって共振回路が形成
される。この共振回路は、結合する周波数帯域を無線機
の周波数に合わせて選択性をもたせると同時にフィーダ
5の特性インピーダンスをインピーダンス変換器4によ
りアンテナインピーダンスに整合させる。
第2図は本発明のアンテナ結合器を無線機に装着した
状態を示す断面図である。図において、アンテナグラン
ド12の側面部分と、結合器シールドケース2とが電磁結
合するように間隙を狭くし、結合部分の長さはλ/8〜λ
/4位である。これににより、アンテナグランド12のアー
ス電流が結合器シールドケース2に流れるようになる。
状態を示す断面図である。図において、アンテナグラン
ド12の側面部分と、結合器シールドケース2とが電磁結
合するように間隙を狭くし、結合部分の長さはλ/8〜λ
/4位である。これににより、アンテナグランド12のアー
ス電流が結合器シールドケース2に流れるようになる。
結合電極板1の長さがλ/4とれない場合は、図3に示
すように、切欠きを入れて長くする方法と、結合電極板
1とシールドケース2との間隔15の部分に誘導体を入れ
て電気長を長くする方法がある。
すように、切欠きを入れて長くする方法と、結合電極板
1とシールドケース2との間隔15の部分に誘導体を入れ
て電気長を長くする方法がある。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明を実施することに
より、切替回路が不要になるため価格及び消費電流の低
減と小形化の効果が極めて大きい。
より、切替回路が不要になるため価格及び消費電流の低
減と小形化の効果が極めて大きい。
図1図は本発明の実施例を説明する斜視図、第2図は第
1図の縦断面図、第3図は本発明の結合電極板の他の形
状を示す平面図である。 1,10……結合電極板、2……シールドケース、 3……導線、4……インピーダンス変換回路、 5……フィーダ、11……アンテナ素子、 12……アンテナグランド、13……給電線、 14……無線機のケース、15……間隙。
1図の縦断面図、第3図は本発明の結合電極板の他の形
状を示す平面図である。 1,10……結合電極板、2……シールドケース、 3……導線、4……インピーダンス変換回路、 5……フィーダ、11……アンテナ素子、 12……アンテナグランド、13……給電線、 14……無線機のケース、15……間隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−42347(JP,U) 実開 昭57−7246(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/00 - 1/52 H04B 1/38 - 1/58
Claims (1)
- 【請求項1】携帯無線機に組込まれた内部アンテナを外
部アンテナに切替接続するために、 前記無線機の前記内部アンテナが配置されたケース部分
を覆うように装着するための導電性シールドケースと、 該シールドケースの内部にその一端が固定され前記内部
アンテナのアンテナ素子と並行するように配置された結
合電極板と、 該結合電極板の所定の位置に一端が接続され前記シール
ドケースを貫通して外部に他端を有する導線と、 該導線の他端に接続され前記外部アンテナへのフィーダ
の特性インピーダンスに整合させるためのインピーダン
ス変換回路と を備えて、前記シールドケースを無線機に装着して前記
結合電極板が無線機の頂面に当接したとき該結合電極板
と内部アンテナの前記アンテナ素子とが電磁結合状態と
なるとともに前記内部アンテナがシールドされるように
構成されたアンテナ結合器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325804A JP3065340B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | アンテナ結合器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325804A JP3065340B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | アンテナ結合器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04199902A JPH04199902A (ja) | 1992-07-21 |
JP3065340B2 true JP3065340B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=18180783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2325804A Expired - Fee Related JP3065340B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | アンテナ結合器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065340B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007066406A1 (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-14 | The University Of Tokyo | 通信装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6310325B2 (ja) * | 2014-05-19 | 2018-04-11 | シャープ株式会社 | 無線通信装置 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2325804A patent/JP3065340B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007066406A1 (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-14 | The University Of Tokyo | 通信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04199902A (ja) | 1992-07-21 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |