JP6310325B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部アンテナを利用する無線通信装置に関する。
近年、無線通信装置に設置されたアンテナによる無線通信では十分なアンテナ特性を得られない場合に、外部アンテナを利用する技術が開発されている(特許文献1)。
特許文献1には、ケーシング内において、アンテナ回路と電気的に接続する板ばねおよび内部磁石を備える無線通信装置が開示されている。無線通信装置は、外部磁石を備える外部アンテナが取り付けられると、内部磁石が磁力によって外部磁石に引き付けられ、外部アンテナおよびアンテナ回路が電気的に接続する。これにより、外部アンテナを利用して無線通信を行うことができる。
特開2012−109782号公報(2012年6月7日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の無線通信装置では、外部アンテナの取り付けは、ユーザが必要に応じて手動で行わなければいけない。そのため、ユーザに負担が掛かってしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、外部アンテナを利用する無線通信装置において、利便性を向上させることを主たる目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線通信装置は、自装置に設置された装置アンテナと、上記装置アンテナに接続された無線回路部と、上記無線回路部が測定した上記装置アンテナのアンテナ特性が閾値未満のとき、自装置から分離されている外部アンテナを探索する探索手段と、上記探索手段が発見した外部アンテナを、上記無線回路部と高周波的に接続するように自装置に取り付ける取付手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、無線通信装置に設置された装置アンテナのアンテナ特性が良好でない場合、無線通信装置は、自律的に、外部アンテナを探索し、発見した外部アンテナを自装置に取り付ける。これにより、外部アンテナの取り付けをユーザが行う必要がなくなるため、外部アンテナを利用する無線通信装置における利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る無線通信装置の外観を模式的に示す正面図であり、(b)〜(d)は、本発明の一実施形態における外部アンテナの取り付けの様子を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態における処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態における処理の流れの一部を詳細に説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態における外部アンテナの取り付けの様子を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態における外部アンテナの取り付けの様子を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態における外部アンテナの取り付けの様子を模式的に示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。各実施形態では、本発明に係る無線通信装置を、自律型ロボットとして構成した場合について説明しているが、本発明に係る無線通信装置は自律型ロボットに限定されず、外部アンテナを利用する無線通信装置一般に適用することができる。なお、本明細書において、「自律型ロボット」とは、少なくとも一部の動作を自律的に(外部からの指令なしに)行うことができる機械を指し、本発明に係る自律型ロボットは、少なくとも、外部アンテナを自装置に取り付ける動作を自律的に行うことができるようになっている。また、各実施形態では、本発明に係る無線通信装置を、人型の自律型ロボットとして構成した場合について説明しているが、自律型ロボットの形状は、特に限定されず、人型の他、各種動物型であってもよく、その他の形状であってもよい。
〔実施形態1〕
図1は、本実施形態に係る無線通信装置1の概略構成を示すブロック図である。図2の(a)は、本実施形態に係る無線通信装置1の外観を模式的に示す正面図であり、(b)〜(d)は、外部アンテナ30の取り付けの様子を模式的に示す図である。図1に示すように、無線通信装置1は、無線回路部10、画像取得部(探索手段)11、記憶部(探索手段)12、主制御部(探索手段、取付手段、分離手段)13、アンテナ保持部(取付手段、分離手段)14、駆動部(取付手段)15、および内蔵アンテナ(装置アンテナ)20を備えている。
また、図2の(a)に示すように、無線通信装置1は、人型の自律型ロボットであり、頭部1a、腕部1b、胴部1c、脚部1d、およびこれらの間を連結する駆動部15によって構成されている。腕部1bの先には、アンテナ保持部14が配置されており、アンテナ保持部14には、内蔵アンテナ20が配置されている。また、頭部1aには、画像取得部11が搭載されている。なお、これらの形状および配置は、一例に過ぎない。
内蔵アンテナ20は、無線通信装置1の筐体内に設置されたアンテナである。なお、本発明は、無線通信装置1が、自装置に設置された装置アンテナを備えていればよく、内蔵アンテナ20は、当該装置アンテナの一例である。無線通信装置1は、無線通信装置1の筐体内に設置された内蔵アンテナ20に換えて、無線通信装置1の筐体外に露出しているアンテナを備えていてもよい。
なお、内蔵アンテナ20の設置位置は、後述するように外部アンテナ30と高周波的に結合可能な位置であれば特に限定されないが、無線通信装置1の先端となる位置に配置することが好ましい。内蔵アンテナ20は、腕部1bの先の代わりに、例えば、脚部1dの先または頭部1aに配置されていてもよい。
駆動部15は、無線通信装置1の可動部分を駆動する部材であり、例えば、モータ、アクチュエータ、ソレノイド、あるいはそれらの組み合わせなどによって構成され得る。駆動部15が、無線通信装置1の脚部1dを駆動することにより、無線通信装置1は移動可能に構成されていてもよい。また、別の実施形態において、無線通信装置1が車両部を備え、駆動部15が車両部を駆動することにより、無線通信装置1は移動可能に構成されていてもよい。
画像取得部11は、無線通信装置1の周囲を撮影して、撮影画像を取得するものであり、例えば、公知のカメラであり得る。なお、画像取得部11は、特に限定されず、頭部1aの代わりに、腕部1b、胴部1cまたは脚部1dに設置されていてもよい。また、画像取得部11は、複数箇所に設置されていてもよい。
アンテナ保持部14は、外部アンテナ30を保持する。アンテナ保持部14が外部アンテナ30を保持することによって、外部アンテナ30が無線通信装置1に取り付けられる。アンテナ保持部14は、内蔵アンテナ20と高周波的に結合するような位置に、外部アンテナ30を保持するようになっており、これにより、内蔵アンテナ20と外部アンテナ30とを高周波的に結合し、内蔵アンテナ20のアンテナ特性を改善することができる。
詳細には、図2の(b)に示すように、アンテナ保持部14は固定部22を備え、外部アンテナ30は被固定部位31を備えている。そして、図2の(c)に示すように、まず、固定部22に被固定部位31が固定されることによって、内蔵アンテナ20と外部アンテナ30とが容量結合される。また、別の実施形態において、図2の(d)に示すように、固定部22に被固定部位31が固定されることによって、内蔵アンテナ20と外部アンテナ30(の被固定部位31)とが物理的に結合するようになっていてもよい。
外部アンテナ30は、無線通信装置1から分離された状態、または、無線通信装置1に取り付けられた状態で存在し、無線通信装置1に取り付けられた状態において、内蔵アンテナ20に高周波的に結合することにより、内蔵アンテナ20のアンテナ特性を向上させるためのアンテナである。外部アンテナ30の形状は特に限定されないが、例えば、棒状、杖状、傘状等の形状を有し、意匠性に優れた外観を備えていることが好ましい。
また、外部アンテナ30は、無線通信装置1から分離された状態において、専用の載置台等の所定の場所に載置されていてもよいし、任意の場所に載置されていてもよい。
無線回路部10は、内蔵アンテナ20に接続されており、内蔵アンテナ20を介して無線通信を行う無線回路部である。無線回路部10は、複数の回路素子の組み合わせによって構成されてもよく、RFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)によって構成されてもよい。
なお、無線回路部10は、公知の手段を用いて、無線回路部10に接続されたアンテナ(内蔵アンテナ20)のアンテナ特性を測定するようになっている。アンテナ特性は、例えば、受信感度、利得等を指し、これらはアンテナの周囲の環境によって変動し得る。そのため、無線回路部10によって、内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定することにより、無線通信装置1は、内蔵アンテナ20のアンテナ特性が劣化したことを検知することができる。
主制御部13は、無線回路部10、アンテナ保持部14、画像取得部11および駆動部15を制御する制御部であり、無線通信装置1が、自動的に外部アンテナ30を取り付ける動作を制御する。記憶部12には、外部アンテナ30の形状や色などの特徴を示す外部アンテナ情報が格納されている。また、記憶部12には、その他、無線回路部10が測定した測定結果、画像取得部11が撮影した画像データ、主制御部13が検出した外部アンテナ30の位置情報等が格納されてもよい。
(処理の流れ)
図3は、本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、外部アンテナ30が、無線通信装置1から分離されている状態で開始する。まず、無線回路部10は、内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定する(ステップS1、測定工程)。測定工程において測定されたアンテナ特性が、予め設定された閾値以上の場合(ステップS2:YES)、主制御部13は、本処理を終了し、内蔵アンテナ20を用いた無線通信を継続する。
一方、測定工程において測定されたアンテナ特性が、予め設定された閾値未満の場合(ステップS2:NO)、主制御部13は、外部アンテナ30を無線通信装置1に取り付けるための制御を開始する(ステップS3)。主制御部13は、画像取得部11等を制御して、無線通信装置1から分離された外部アンテナ30を探索する(ステップS4、探索工程)。探索工程の詳細は後述する。探索工程において、外部アンテナ30が発見されなかった場合(ステップS5:NO)、主制御部13は、本処理を終了し、内蔵アンテナ20を用いた無線通信を継続する。
一方、探索工程において、外部アンテナ30が発見された場合(ステップS5:YES)、主制御部13は、アンテナ保持部14等を制御して、発見された外部アンテナ30を無線通信装置1に取り付ける(ステップS6、取付工程)。取付工程の詳細は後述する。そして、主制御部13は、本処理を終了し、外部アンテナ30が高周波的に結合された内蔵アンテナ20を用いた無線通信を行う。
以上のように、無線通信装置1は、内蔵アンテナ20のアンテナ特性が良好でない場合、自律的に、外部アンテナ30を探索し、発見した外部アンテナ30を無線通信装置1に取り付け、外部アンテナ30を利用して無線通信を行う。これにより、外部アンテナの取り付けをユーザが行う必要がなくなるため、外部アンテナを利用する無線通信装置における利便性を向上させることができる。
なお、目的の通信が終了したとき、主制御部13は、アンテナ保持部14等を制御して、外部アンテナ30を無線通信装置1から分離させてもよい(分離工程)。分離工程では、駆動部15によって無線通信装置1が移動可能な場合は、無線通信装置1は、外部アンテナ30が元々あった場所、または予め設定していた場所に移動してから、外部アンテナ30を分離してもよい。
(探索工程および取付工程)
続いて、探索工程および取付工程の詳細を説明する。図4は、本実施形態における処理の一部(探索工程および取付工程)の詳細を説明するフローチャートである。図4には、ステップS4、S5に対応するステップS11〜S16およびステップS6に対応するステップS17、S18を示す。
まず、主制御部13は、画像取得部11を制御して、無線通信装置1の周囲の画像を撮影させる(ステップS11、第一撮影工程)。主制御部13は、記憶部12から取得した外部アンテナ情報を参照して、第一撮影工程において撮影された画像から、公知の画像解析技術を用いて、外部アンテナ30の像の有無およびその位置を検出する(ステップS12、第一検出工程)。第一検出工程1において、外部アンテナ30が発見されなかった場合(ステップS13:NO)、主制御部13は、駆動部15を制御して画像取得部11の撮影範囲を変更させ(例えば、頭部1aを前後に傾ける、頭部1aを水平方向に回転させる等)、画像取得部11に、画像を再度撮影させる(ステップS14、撮影範囲変更工程、第二撮影工程)。そして、主制御部13が、第二撮影工程において撮影された画像について再度検出工程を行う(ステップS15、第二検出工程)。第二検出工程において、外部アンテナ30が発見されなかった場合(ステップS16:NO)、主制御部13は本処理を終了する。なお、別の実施形態において、第二検出工程において、外部アンテナ30が発見されなかった場合に、主制御部13は、ステップS14〜S16を所定回数、または所定の撮影範囲(例えば、無線通信装置1の周囲360度)を撮影するまで繰り返しても良い。
一方、第一検出工程または第二検出工程において、外部アンテナ30が発見された場合(ステップS13、S16:YES)、主制御部13は、駆動部15を制御して、アンテナ保持部14を、外部アンテナ30の固定が可能な位置まで移動させる(ステップS17、移動工程)。移動工程では、この方法に限定するものではないが、例えば、主制御部13は、第一検出工程または第二検出工程において検出した外部アンテナ30の位置を参照して、アンテナ保持部14を、外部アンテナ30の近傍まで移動させる。その後、例えば、以下のような方法を用いて、アンテナ保持部14の固定部22と、外部アンテナ30の被固定部位31とを重ねる:(1)固定部22および被固定部位31にそれぞれマーカを配置し、画像取得部11が取得する画像を参照し、マーカ同士が重なるようにアンテナ保持部14を移動させる;(2)固定部22および被固定部位31を同じ材質の物質で形成し、材質センサ(不図示)を用いて、同じ材質同士が重なるようにアンテナ保持部14を移動させる;または(3)固定部22に被固定部位31と嵌合する凹みを形成し、画像取得部11が取得する画像を参照して凹みを検出し、被固定部位31が固定部22の凹みに入るようにアンテナ保持部14を移動させる。
そして、アンテナ保持部14の固定部22が外部アンテナ30の被固定部位31を固定することによって、外部アンテナ30を無線通信装置1に取り付ける(ステップS18、固定工程)。固定部22が、外部アンテナ30の被固定部位31を固定する方法は、特に限定されないが、例えば、以下のような方法を挙げることができる:(1)固定部22および被固定部位31が重なった状態で、固定部22が被固定部位31を機械的に持つ、挟む、または押さえる;(2)固定部22および被固定部位31に、互いに異なる極の磁石が付加されていることにより、固定部22が被固定部位31を磁力で固定する;または(3)固定部22および被固定部位31の少なくとも一方に粘着物(例えば、糊、テープなど)が付加されていることにより、固定部22が被固定部位31を粘着力で固定する。
(変形例)
なお、上記では、外部アンテナ30を無線通信装置1に取り付けたとき、外部アンテナ30が、内蔵アンテナ20に高周波的に結合する構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、特許文献1に記載の技術のように、外部アンテナ30を無線通信装置1に取り付けたとき、外部アンテナ30が、内蔵アンテナ20に換えて無線回路部10に接続する構成であってもよい。但し、外部アンテナ30を、内蔵アンテナ20に高周波的に結合させることにより、特許文献1のような複雑な機構が不要となり、かつ、外部アンテナ30を取り付けたときにも内蔵アンテナ20を有効利用することができるため、好ましい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係る無線通信装置1は、実施形態1におけるステップS1において測定した内蔵アンテナ20のみのアンテナ特性を記憶部12に記憶しておき、ステップS6の処理を実行した後、外部アンテナ30が高周波的に結合された内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定し、当該アンテナ特性が、記憶部12に記憶された内蔵アンテナ20のみのアンテナ特性よりも劣化した場合、外部アンテナ30を無線通信装置1から分離する動作を行う構成である。これにより、外部アンテナ30が装置アンテナに高周波的に結合させたとき、装置アンテナのアンテナ特性が劣化した場合、無線通信装置1は、自律的に、外部アンテナ30を分離することができる。この点において、本実施形態と実施形態1とは異なっており、その他の構成は共通である。
詳細には、ステップS1(測定工程)において、主制御部13が、無線回路部10が測定した内蔵アンテナ20のみのアンテナ特性を記憶部12に記憶させる。そして、ステップS6の後、すなわち、外部アンテナ30が無線通信装置1に取り付けられている状態において、無線回路部10は、外部アンテナ30が高周波的に結合された内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定する(再測定工程)。再測定工程において測定されたアンテナ特性が、記憶部12に記憶されている、測定工程において測定されたアンテナ特性よりも劣化した場合、主制御部13は、アンテナ保持部14を制御して、外部アンテナ30を無線通信装置1から分離させる(分離工程)。
分離工程では、例えば、アンテナ保持部14の固定部22が、磁力によって外部アンテナ30の被固定部位31を固定している場合(図5の(a))、固定部22の磁石のSNを反転させることにより、外部アンテナ30を無線通信装置1から分離することができる(図5の(b))。また、例えば、アンテナ保持部14の固定部22が、挟持することによって外部アンテナ30の被固定部位31を固定している場合(図5の(c))、固定部22が開くことにより、外部アンテナ30を無線通信装置1から分離することができる(図5の(d))。なお、分離工程では、その場で外部アンテナ30を分離してもよいし、駆動部15によって無線通信装置1が移動可能な場合は、無線通信装置1は、外部アンテナ30が元々あった場所、または予め設定していた場所に移動してから、外部アンテナ30を分離してもよい。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、外部アンテナ30は、複数の被固定部位31a〜31cを有しており(図6の(a))、アンテナ保持部14の固定部22が、被固定部位31a〜31cの何れかを固定する(図6の(b))。なお、主制御部13は、アンテナ保持部14を制御して、一旦、外部アンテナ30を分離してから、固定部22が、前とは異なる被固定部位(31a、31bまたは31c)を固定するようにすることで、外部アンテナ30が何れの被固定部位(31a、31bまたは31c)において内蔵アンテナ20と高周波的に結合するかを変更することができる。
このとき、本実施形態では、ステップS6において、無線回路部10が、外部アンテナ30が被固定部位31a〜31cの各々において内蔵アンテナ20と高周波的に結合しているときの内蔵アンテナ20のアンテナ特性をそれぞれ測定する(第二測定工程)。詳細には、例えば、主制御部13が、上述したように、外部アンテナ30が何れの被固定部位(31a、31bまたは31c)において内蔵アンテナ20と高周波的に結合するかを順に変更させながら、無線回路部10が、内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定することにより、外部アンテナ30が被固定部位31a〜31cの各々において内蔵アンテナ20と高周波的に結合しているときの内蔵アンテナ20のアンテナ特性をそれぞれ測定することができる。そして、主制御部13が、第二測定工程における測定結果を参照して、外部アンテナ30が高周波的に結合された内蔵アンテナ20のアンテナ特性が向上するように、外部アンテナ30が何れの被固定部位(31a、31bまたは31c)において内蔵アンテナ20と高周波的に結合するかを変更する。これにより、無線通信装置1は、自律的に、アンテナ特性を向上させることができ、ユーザが最良なアンテナ特性を得られる被固定部位を探す手間を省略することができる。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、アンテナ保持部14において固定部22は、外部アンテナ30を固定する位置を変更可能である。外部アンテナ30を固定する位置を変更可能な構成の例として、(1)固定部22が複数存在する、(2)固定部22が所定の範囲を有する、(3)固定部22における固定位置が移動する、を挙げることができる。
このとき、本実施形態では、ステップS6において、無線回路部10が、外部アンテナ30が取り付けられている位置毎に、外部アンテナ30が高周波的に結合された内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定する(第三測定工程)。詳細には、例えば、図7の(a)〜(c)に示すように、主制御部13が、内蔵アンテナ20と外部アンテナ30との間の距離が変化するように外部アンテナ30の位置を変更しながら、無線回路部10が内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定する。無線回路部10は、例えば、これに限定されないが、両アンテナ間の距離が、5mm、10mmおよび15mmであるときのアンテナ特性を測定する。主制御部13は、例えば、アンテナ保持部14上に印されたマーカを、画像取得部11が撮影した画像によって認識することにより、両アンテナ間の距離を調整してもよい。また、別の実施形態において、図7の(d)〜(e)に示すように、所定の範囲(アンテナ保持部14上に印されたマーカ23a〜23dに囲まれた固定部22)において外部アンテナ30の位置を変更しながら、無線回路部10が内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定してもよい。以上により、無線回路部10は、外部アンテナ30が取り付けられている位置毎に、外部アンテナ30が高周波的に結合された内蔵アンテナ20のアンテナ特性を測定することができる。
そして、主制御部13が、第三測定工程における測定結果を参照して、外部アンテナ30が高周波的に結合された内蔵アンテナ20のアンテナ特性が向上するように、外部アンテナ30が取り付けられている位置を変更する。これにより、無線通信装置1は、自律的に、アンテナ特性を向上させることができ、ユーザが最良なアンテナ特性を得られる被固定部位を探す手間を省略することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
無線通信装置1の制御ブロック(特に主制御部13)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、無線通信装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る無線通信装置(1)は、自装置に設置された装置アンテナ(内蔵アンテナ20)と、上記装置アンテナに接続された無線回路部(10)と、上記無線回路部が測定した上記装置アンテナのアンテナ特性が閾値未満のとき、自装置から分離されている外部アンテナ(30)を探索する探索手段と、上記探索手段が発見した外部アンテナを、上記無線回路部と高周波的に接続するように自装置に取り付ける取付手段(主制御部13、アンテナ保持部14、駆動部15)と、を備えている。
上記の構成によれば、装置アンテナのアンテナ特性が良好でない場合、無線通信装置は、自律的に、外部アンテナを探索し、発見した外部アンテナを自装置に取り付ける。これにより、外部アンテナの取り付けをユーザが行う必要がなくなるため、外部アンテナを利用する無線通信装置における利便性を向上させることができる。
本発明の態様2に係る無線通信装置は、上記態様1において、上記取付手段は、上記探索手段が発見した外部アンテナを、上記装置アンテナと高周波的に結合するように自装置に取り付けるものであってもよい。
上記の構成によれば、外部アンテナと装置アンテナとが高周波的に結合されることにより、装置アンテナのアンテナ特性を向上させることができる。これにより、無線通信装置は、自律的に、装置アンテナのアンテナ特性を向上させることができ、外部アンテナを利用する無線通信装置における利便性を向上させることができる。
本発明の態様3に係る無線通信装置は、上記態様2において、上記外部アンテナが自装置に取り付けられているとき、上記無線回路部が測定した上記アンテナ特性が、上記外部アンテナが自装置から分離されているときよりも劣化した場合、上記外部アンテナを自装置から分離させる分離手段(主制御部13、アンテナ保持部14)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、外部アンテナを装置アンテナに高周波的に結合させたとき、装置アンテナのアンテナ特性が劣化した場合、無線通信装置は、自律的に、外部アンテナを分離する。これにより、外部アンテナを利用する無線通信装置における利便性をさらに向上させることができる。
本発明の態様4に係る無線通信装置は、上記態様2または3において、上記外部アンテナは、上記無線通信装置に固定されるための被固定部位(31)を複数備え、上記取付手段は、上記外部アンテナが何れの上記被固定部位において上記無線通信装置に固定されるかを変更可能であり、上記無線回路部は、上記外部アンテナが上記被固定部位の各々において上記無線通信装置に固定されているときの上記アンテナ特性をそれぞれ測定し、上記取付手段は、上記無線回路部の測定結果を参照して、上記アンテナ特性が向上するように、上記外部アンテナが何れの上記被固定部位において上記無線通信装置に固定されるかを変更するものであってもよい。
上記の構成によれば、取付手段は、外部アンテナが何れの被固定部位において無線通信装置に固定されるかを変更可能であるため、無線回路部が、外部アンテナがその被固定部位の各々において無線通信装置に固定されているときのアンテナ特性をそれぞれ測定することができる。そして、取付手段は、無線回路部が測定した結果を参照することにより、アンテナ特性が向上するように、外部アンテナが何れの被固定部位において無線通信装置に固定されるかを変更することができる。すなわち、無線通信装置は、自律的に、アンテナ特性を向上させることができる。これにより、外部アンテナを利用する無線通信装置における利便性をさらに向上させることができる。
本発明の態様5に係る無線通信装置は、上記態様2〜4において、上記取付手段は、上記外部アンテナが取り付けられている位置を変更可能であり、上記無線回路部は、上記外部アンテナが取り付けられている位置毎に、上記アンテナ特性を測定し、上記取付手段は、上記無線回路部の測定結果を参照して、上記アンテナ特性が向上するように上記外部アンテナが取り付けられている位置を変更するものであってもよい。
上記の構成によれば、取付手段は、外部アンテナが取り付けられている位置を変更可能であるため、無線回路部が、外部アンテナが取り付けられている位置毎に、アンテナ特性を測定することができる。そして、取付手段は、無線回路部が測定した結果を参照することにより、アンテナ特性が向上するように、外部アンテナが取り付けられている位置を変更することができる。すなわち、無線通信装置は、自律的に、アンテナ特性を向上させることができる。これにより、外部アンテナを利用する無線通信装置における利便性をさらに向上させることができる。
本発明の態様6に係る無線通信装置の制御方法は、自装置に設置された装置アンテナと、上記装置アンテナに接続された無線回路部とを備えた無線通信装置の制御方法であって、上記無線回路部が上記装置アンテナのアンテナ特性を測定する測定工程と、上記測定工程において測定した上記装置アンテナのアンテナ特性が閾値未満のとき、自装置から分離されている外部アンテナを探索する探索工程と、上記探索工程において発見した外部アンテナを、上記無線回路部と高周波的に接続するように自装置に取り付ける取付工程と、を包含する。
上記の構成によれば、上記態様1と同等の効果を奏する。
本発明の各態様に係る無線通信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記無線通信装置が備える各手段として動作させることにより上記無線通信装置をコンピュータにて実現させる無線通信装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、無線通信装置の製造分野、特に、無線通信機能を有する自律型ロボットの製造分野において利用可能である。
1 無線通信装置 10 無線回路部 11 画像取得部(探索手段) 12 記憶部(探索手段) 13 主制御部(探索手段、取付手段、分離手段) 14 アンテナ保持部(取付手段、分離手段) 15 駆動部(取付手段) 20 内蔵アンテナ(装置アンテナ) 30 外部アンテナ 31 被固定部位

Claims (5)

  1. 自装置に設置された装置アンテナと、
    上記装置アンテナに接続された無線回路部と、
    上記無線回路部が測定した上記装置アンテナのアンテナ特性が閾値未満のとき、自装置から分離されている外部アンテナを探索する探索手段と、
    上記探索手段が発見した外部アンテナを、上記無線回路部と高周波的に接続するように自装置に取り付ける取付手段と、を備えていることを特徴とする無線通信装置。
  2. 上記取付手段は、上記探索手段が発見した外部アンテナを、上記装置アンテナと高周波的に結合するように自装置に取り付けることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 上記外部アンテナが自装置に取り付けられているとき、上記無線回路部が測定した上記アンテナ特性が、上記外部アンテナが自装置から分離されているときよりも劣化した場合、上記外部アンテナを自装置から分離させる分離手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 上記外部アンテナは、上記無線通信装置に固定されるための被固定部位を複数備え、
    上記取付手段は、上記外部アンテナが何れの上記被固定部位において上記無線通信装置に固定されるかを変更可能であり、
    上記無線回路部は、上記外部アンテナが上記被固定部位の各々において上記無線通信装置に固定されているときの上記アンテナ特性をそれぞれ測定し、
    上記取付手段は、上記無線回路部の測定結果を参照して、上記アンテナ特性が向上するように、上記外部アンテナが何れの上記被固定部位において上記無線通信装置に固定されるかを変更することを特徴とする請求項2または3に記載の無線通信装置。
  5. 上記取付手段は、上記外部アンテナが取り付けられている位置を変更可能であり、
    上記無線回路部は、上記外部アンテナが取り付けられている位置毎に、上記アンテナ特性を測定し、
    上記取付手段は、上記無線回路部の測定結果を参照して、上記アンテナ特性が向上するように上記外部アンテナが取り付けられている位置を変更することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の無線通信装置。
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