JP5053725B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴イメージング(以下、MRIと呼ぶ。)装置に係り、特に、複数の高周波磁場受信コイル(以下、単に受信コイルと呼ぶ。)を用い、被検体を移動させて被検体の全身を撮影するMRI装置の受信コイルの位置検出および撮影位置決め技術に関する。
近年、被検体を乗せたベッドを連続的または断続的に移動させながら被検体の全身を撮影する全身MRI撮影が行なわれている。その代表的な方法に、ベッドを断続的にステップ移動させながら行うマルチステーション撮影がある(例えば、非特許文献1参照。)。
一般に、受信コイルは被検体の体の一部をカバーできる大きさしかない。このため、マルチステーション撮影では、このような通常サイズの1つの受信コイルをステーションの撮影毎にスライドさせて用いる(たとえば、非特許文献2参照。)。この場合、受信コイルをスライドさせる度に被検体をガントリから出して、再度受信コイルを設置する必要があり、全体の検査時間が長くなる。
これを避けるため、有効撮像範囲の広い全身撮像用の特別な受信コイルを用意して使用する方法(たとえば、非特許文献3参照。)がある。しかし、全身撮像用の受信コイルは非常に高価である。そこで、通常サイズの受信コイルを複数用いて撮像範囲を広げる方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
ところで、撮像時のFOVは、受信コイルの有効視野の範囲内に設定する必要がある。このため、複数の受信コイルを用いる場合、撮影時のFOVの設定にあたり、各受信コイルの有効視野の範囲を正確に把握する必要がある。複数の受信コイルが固定されて構成されるマルチアレイコイルでは、GUI上でFOVを設定する事により、使用するアレイコイルの組合せをMRI装置が自動的に決定する技術がある(例えば、特許文献2参照。)
特開2001−198100号公報 特許3455530号公報 whole-Body MRI:A SimpleApproach using Automatic Table Movement and Dedicated Post-Processing : ISMRM10,(2002) Comparison of BodyDiffusion Weighted Imaging Using Diffusion Weighted Whole Body Imaging withBackground Body Signal Suppression (DWIBS) and 18FDG-PET for the Detection ofTumors,日獨医報50(4),(2005) Cardiovascular Screeningwith Parallel Imaging Techniques and a Whole-Body MR Imaging Radiology236(l).(2005)
撮像範囲を広げるために複数の受信コイルを用いる場合、マルチアレイコイルとは異なり各コイルが予め固定されていないため、各受信コイルの被検体、または、ベッドに対する位置はわからない。従って、被検体、または、ベッドに対する有効視野を把握して撮影のためのFOVを設定するため、ベッドが移動して使用するコイルが変わる度に、コイルの位置あわせが必要となり、依然として余分な時間がかかる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、マルチステーション撮影において、短時間で容易に受信コイルの設置位置を取得する技術を提供することを目的とする。
本発明は、本撮影前に行う位置決め画像の撮影時に、受信コイルの位置を検出し、位置決め画像に重畳して表示させる。
具体的には、被検体が置かれる空間に静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記被検体から発生する核磁気共鳴信号を受信コイルで受信する受信手段と、前記核磁気共鳴信号を用いて画像再構成演算を行い画像を再構成する信号処理手段と、前記被検体を載置する寝台を前記空間へ移動させる移動手段と、所定のパルスシーケンスに従って前記受信手段、信号処理手段および移動手段の動作を制御する制御手段と、を備え、前記被検体を前記移動手段により前記空間内で移動させ撮像を行なう磁気共鳴イメージング装置において、前記寝台の動距離を管理する寝台移動管理手段と、前記受信コイルの情報を取得する受信コイル情報取得手段と、記受信コイル情報を表示させる表示手段と、を備え、前記受信コイル情報取得手段は、前記受信コイルの情報を取得したタイミングの前記移動距離の情報を前記寝台移動管理手段から取得し、前記表示手段は、前記受信コイル情報と前記移動距離とが対応づけて表示することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置を提供する。
本発明によれば、マルチステーション撮影において、短時間で容易に受信コイルの設置位置を取得できる。
<<第一の実施形態>>
以下、本発明を適用する第一の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のMRI装置の概略構成を説明するためのブロック図である。本実施形態のMRI装置は、被検体301の周囲に静磁場を発生する磁石302と、静磁場空間に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル303と、同空間に高周波磁場を発生する高周波磁場照射コイル(RF照射コイル)304と、被検体301が発生するMR信号を検出する受信コイル305と、RF送信部310と、傾斜磁場電源309と、RF送信部310と、信号検出部306と、信号処理部307と、画像処理部313と、表示部308と、制御部311と、ベッド312と、を備える。
傾斜磁場コイル303は、X、Y、Zの3方向の3つのコイルで構成され、傾斜磁場電源309からの信号に応じてそれぞれ傾斜磁場を発生する。RF照射コイル304はRF送信部310からの信号に応じて高周波磁場を発生する。受信コイル305で受信した信号は、信号検出部306で検出され、信号処理部307で信号処理されて画像信号に変換される。画像信号は、画像処理部313での演算処理により画像化され表示部308に表示される。制御部311は、予め定められたタイムチャートに従って、傾斜磁場電源309、RF送信部310、信号検出部306それぞれの動作を制御する。このタイムチャートは、一般にパルスシーケンスと呼ばれる。
本実施形態のMRI装置では、複数の受信コイル305を用いる。各受信コイル305には、それぞれ受信コイルを特定するためのマーカが付与される。以下、本実施形態では、マーカとしてバーコードを用いる場合を例にあげて説明する。マーカは、ガントリに配設される後述するマーカ検出モジュールが読み取り可能な位置、例えば、受信コイルのガントリ(上部)側に付される。また、バーコード(マーカ情報)には、各受信コイル305を一意に識別する識別番号と、当該受信コイルの種類、サイズなどが記録される。種類は、例えば、頭用(Head)、体用(Body)などその受信コイルの用途または機能等を特定する情報であり、サイズは、例えば、受信コイルの有効視野の体軸方向の長さおよびそれに直交する方向の幅の情報などである。
さらに、本実施形態のMRI装置は、被検体301が横たわるベッド312を駆動するベッド駆動部314と、受信コイル305に付されているマーカを検出するマーカ検出モジュール315と、計算機205と、位置決め撮影指示受付部(不図示)を備える。
計算機205は、受信コイル位置検出部620と、ベッド駆動制御部630と、GUI処理部640と、を備える。また、そのメモリには、各受信コイルの情報である受信コイル情報690が保持される。
位置決め撮影指示受付部は、マルチステーション位置決め撮影実行の指示を受け付ける。マルチステーション位置決め撮影とは、本撮影の前に、本撮影を行う領域の位置(FOV)を設定するための簡易画像を取得する撮影で、一般に低分解能で高速なパルスシーケンスを用いて撮影される。ここで得られる簡易画像を、全身位置決め画像と呼ぶ。制御部311は、位置決め撮影指示受け付け部を介して指示を受け付けると、予め定められた低分解能で高速なパルスシーケンスを実行する。また、位置決め撮影指示受付部は、指示を受け付けると、受信コイル位置検出部620に処理開始の指示を送信する。なお、位置決め撮影指示受付部は備えなくてもよい。予め定められたパルスシーケンスの実行の指示を受け付けた場合、受信コイル位置検出部620が処理を開始するよう構成してもよい。
また、本実施形態の画像処理部313は、全身位置決め画像の再構成を終えると、GUI処理部640にその旨通知する。
ベッド駆動制御部630は、ベッド駆動部314を制御してベッド312を駆動させる。ベッド駆動制御部630は、ベッド312の駆動を制御するにあたり、駆動中のベッド312の初期位置からの移動距離(以後、単に移動距離と呼ぶ。)を常に把握する。本実施形態では、マルチステーション位置決め撮影時は、駆動中のベッド312の移動距離を所定の時間間隔で制御部311に通知する。なお、本実施形態では、ベッド312の移動は一方向である。ここでは、被検体301の体軸方向にベッド312が移動する場合を例にあげて説明する。
マーカ検出モジュール315は、受信コイル位置検出部620が処理を開始すると、マーカ読み取り用のレーザを発する。そして、各受信コイルが備えるマーカを検出すると、受信コイル位置検出部620に通知する。なお、本実施形態では、上述のようにマーカがバーコードであるため、マーカ検出モジュール315は、周知の光学式のいわゆるバーコードリーダである。マーカ検出モジュール315は、ガントリの、被検体301を配置する空間側に設けられる。
受信コイル情報690には、受信コイル305毎に、識別番号691と、種類692と、サイズ693と、位置を示す情報である位置情報694とが登録される。識別番号691と種類692とサイズ693とはマーカ(バーコード)に記録されている情報が登録される。位置情報694は、マーカ(バーコード)が読み取られた時点のベッド312の移動距離が登録される。図2は、計算機205のメモリに保持される受信コイル情報690の一例である。
受信コイル位置検出部620は、位置決め撮影指示受付部からマルチステーション位置決め撮影を実行する旨の指示を受け付けると、受信コイルの検出を開始する。ここでは、ベッド312の移動に伴い、マーカ検出モジュール315からマーカ情報(バーコード情報)を受信すると、受信したマーカ情報を受信コイル情報690に登録するとともに、そのマーカ情報を受信したタイミングのベッド312の移動距離を位置情報694としてマーカ情報に対応付けて登録する。受信コイル位置検出部620は、移動距離を以下のように取得する。受信コイル位置検出部620がマーカ情報を受信すると、ベッド駆動制御部630にその時点のベッド312の移動距離の通知を要求する。要求を受け付けたベッド駆動制御部630は、その時点のベッド312の移動距離を受信コイル位置検出部620に通知する。
GUI処理部640は、画像処理部313から全身位置決め画像の再構成を終えた旨の通知を受け取ると、受信コイル情報確認画面500として表示するための受信情報確認画面情報510と、GUI画面700として表示するためのGUI画面情報710とを生成する。また、GUI画面700を介して操作者からの指示を受け付け、撮影指示情報として制御部311に通知する。本実施形態では、撮影指示情報として、例えば、本撮影の各ステーションのFOVの設定などを受け付ける。
受信コイル情報確認画面500の一例を図3に示す。本図に示すように、本実施形態の受信コイル情報確認画面500は、全身位置決め画像に受信コイル305の位置を重畳して表示する画像部503と、種類692を表示するコイル種類表示部501と、位置情報694を表示するベッド位置表示部502とを備える。本実施形態では、画像部503には、サイズ693として登録されている受信コイル305の長さ情報と位置情報694とからベッド312に対する各受信コイル305の長さ方向の位置および情報を画像化して表示する。
GUI画面700の一例を図4に示す。本図に示すように、本実施形態のGUI画面700は、全身位置決め画像702に受信コイル305の画像701を重畳して表示する。これは、上記受信コイル情報確認画面500の画像部503に表示される画像と同じものである。また、このGUI画面700を介して、操作者から本撮像時のFOV703の設定を受け付ける。操作者は、マウスの操作手段を用い、GUI画面710上で実際にFOV703を入力する。
制御部311は、撮影指示情報に基づき、各ステーションにおけるベッド312の移動距離を算出し、ベッド駆動制御部630に通知する。ベッド駆動制御部630は、本撮影時に、算出された移動距離に基づいてベッド駆動部314を制御し、ベッド312を移動させる。また、制御部311は、本撮影時に、撮影指示情報を用い、各受信コイルそれぞれのステーションにおいて、パルスシーケンスに従って本撮影を実行する。
なお、受信コイル位置検出部620、ベッド駆動制御部630、GUI処理部640はそれぞれ計算機205内のメモリに格納されたプログラムを、計算機205のCPUが実行することにより実現される。また、本実施形態では、計算機205を別途設け、そこでこれらの機能を実現しているが、制御部311を実現する演算装置で実現するよう構成してもよい。
次に、本実施形態のMRI装置において、マルチステーション位置決め撮影時に受信コイルの検出を行う受信コイル検出処理について以下に説明する。本実施形態の受信コイル検出処理のイメージを図5に示す。ガントリ302の端部に設置されるマーカ検出モジュール315が、ベッド312の移動に伴い、各受信コイル305に付されているマーカ202を検出して読み取ったマーカ情報(バーコード情報)を計算機205の受信コイル位置検出部620に送信する。受信コイル位置検出部620は、マーカ情報と、マーカ情報を受け取ったタイミングのベッド312の移動距離を受信コイル情報690に登録する。
図6は、本実施形態の受信コイル検出処理を含むマルチステーション位置決め撮影処理の処理フローである。ここでは、撮影を行うステーション数をNとする。また、受信コイル検出処理に関連する箇所のみ抽出して説明する。なお、位置決め撮影は、ガントリ302に内蔵されている受信コイルを用いて行う。以下の処理は、被検体301をベッド312に載置し、複数の受信コイルを設置した後、位置決め撮影指示受付部を介した操作者の指示を受けて開始する。位置決め撮影指示受付部は、マルチステーション位置決め撮影を実行する旨の指示を受け付けると、制御部311および受信コイル位置検出部620に通知する。
制御部311は、マルチステーション位置決め撮影を開始の指示を受け付けると、ステーション数をカウントするカウンタnを1とする。また、受信コイル位置検出部620は受信コイル位置検出処理を開始する(ステップ102)。
制御部311は、n番目のステーション撮影位置までベッド312を移動させるため、ベッド駆動制御部630にベッド移動を開始させる(ステップ103)。
ベッド312の移動中に、マーカ検出モジュール315がマーカ(バーコード)を検出した場合(ステップ104)、受信コイル位置検出部620は、マーカ情報と検出時のベッド312の移動距離を受信コイル情報690に登録する(ステップ113)。
制御部311は、ベッド駆動制御部630から受信している移動距離によりベッド312がn番目のステーション撮影位置に到達したことを判断すると、ベッド駆動制御部630にベッド312の移動を停止させる(ステップ105)。
制御部311は、n番目のステーションにおける位置決め撮影を行う(ステップ107)。
撮影が終了すると、制御部311は、全ステーション分の撮影が終了したか判別し(ここでは、n=Nか判別する。)(ステップ108)、全ステーション分の撮影を終えていると判断した場合は、受信コイル位置検出処理部620に受信コイル位置検出処理を終了させ(ステップ109)、ステップ110へ進む。一方、まだ未撮影のステーションが残っていると判断した場合は、nを1インクリメントし、ステップ103に戻る。
制御部311は、全ステーション分の撮影が終了した場合、GUI処理部640にその旨通知する。GUI処理部640は、GUI画面情報700を生成し、GUI画面710を表示する(ステップ110)。
GUI処理部640は、操作者の入力を受け付けると(ステップ111)、撮影指示情報として制御部311に通知し、制御部311は、撮影指示情報に基づき、本撮像のパラメータ等を決定するとともにベッド駆動制御部630に通知する(ステップ112)。
操作者から本撮像開始の指示を受け付けると、制御部311は以上のマルチステーション位置決め撮影で決定したパラメータを用いて本撮像を実行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、マルチステーション位置決め撮影時に、複数の受信コイルのベッド上の設置位置およびそれぞれの種類を取得できる。また、位置決め画像上に、取得した受信コイルの情報を重畳し、操作者に提供することができる。このため、操作者は、マルチステーション位置決め撮影を行うだけで、受信コイルの位置および種類を、位置決め画像上で把握することができる。従って、操作者は受信コイルの位置および種類とベッド上の被検体の位置との関係を容易に把握でき、マルチステーション撮影の各ステーションで使用する受信コイルの決定、各ステーションの位置の設定を容易に行うことができる。また、本撮像のFOVの設定を画像上で正確かつ容易に行うことができる。
本実施形態によれば、複数の受信コイルを用いるマルチステーション撮影において、短時間で容易に撮像のためのFOV設定できるため、撮影全体の作業(操作)を簡略化でき、検査時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態では、受信コイル位置検出部620からマーカ情報受信時にベッド駆動制御部630に移動距離の通知を要求し、移動距離の情報を得ている。しかし、移動距離の取得は本構成に限られない。例えば、ベッド駆動制御部630が移動距離を所定の時間間隔に制御部311に通知するとともに受信コイル位置検出部620にも通知するよう構成してもよい。この場合、受信コイル位置検出部620は、マーカ情報を受信したタイミングで受信した移動距離を位置情報694として登録する。
また、マーカ検出モジュール315も、上記のように光学式のバーコードリーダに限られない。各受信コイルに付与される上記受信コイル情報を読み取り可能であれば、光学式、機械式等を問わず、周知の方式を採用できる。
<<第二の実施形態>>
次に、本発明を適用する第二の実施形態を説明する。第一の実施形態では、ベッド312の移動方向は、一方向である。しかし、本実施形態では、ベッド312は、複数方向に移動可能である。以下、本実施形態では、一例として2方向に移動可能な構成を有する場合を例にあげて説明する。それに伴い、本実施形態では、各受信コイルについて2方向の位置を検出する。
良好な撮影のためには、受信コイルの中心をガントリ中心にすることが望ましい。例えば、トンネル型のガントリを有するMRI装置ではベッドの移動方向は体軸方向のみであるが、オープンガントリのMRI装置では、ベッドは体軸方向に直交する方向にも移動が可能である。すなわち、2次元的にベッドを移動させることができる。本実施形態では、このように、2次元的にベッドを移動可能なMRI装置であって、受信コイルの中心をガントリ中心に合致させることが可能なMRI装置を用いる。
本実施形態は基本的に第一の実施形態と同様の構成を有する。ただし、本実施形態では、第一の実施形態のマーカ検出モジュール315、受信コイル位置検出部620、GUI処理部640、受信コイル情報690の機能が異なる。以下、第一の実施形態と異なる構成について主眼をおいて説明する。
本実施形態においても、ベッド312を体軸方向に移動させながら行う、マルチステーション位置決め撮影時に各受信コイルに付されたマーカを検出し、各受信コイルのベッド312上の位置を算出する。
本実施形態のマーカ検出モジュール315−2は、体軸方向に直交する方向にマーカ検出部(バーコードリーダ)を振動または回転させる機構を有する。図7は、本実施形態のマーカ検出モジュール315−2のイメージ図である。マーカ検出モジュール315−2は、自身(バーコードリーダ)の向きの初期位置からの角度を常に把握し、マーカ(バーコードリーダ)検出時には、バーコード情報に加え、その時点でのバーコードリーダの角度も受信コイル位置検出部620に通知する。
本実施形態の受信コイル情報690には、受信コイル305毎の識別番号691、種類692、サイズ693、位置を示す情報である位置情報694、に加え、第二の位置情報695が登録される。第二の位置情報695は、バーコードリーダの角度の情報から算出される、体軸と直交する方向の受信コイル305の位置である。
本実施形態の受信コイル位置検出部620は、マーカ検出モジュール315−2から受信したバーコード情報およびベッド駆動制御部630から受信したベッド312の移動距離に加え、マーカ検出モジュール315−2から受信したバーコードリーダの初期位置からの角度から、受信コイルの体軸と直交する方向の位置を算出し、第二の位置情報695として受信コイル情報690に登録する。
本実施形態のGUI処理部640は、GUI画面情報において、ベッド312に対する受信コイルの体軸方向の位置および体軸に直交する方向の位置を基に、受信コイル305の画像を生成する。このとき、サイズ693として登録されている受信コイル305の有効視野の長さ情報のみでなく、幅情報も用い、各受信コイルを画像化する。本実施形態のGUI画面800の一例を図8に示す。本実施形態のGUI画面800は、全身位置決め画像802に受信コイル305の画像801を重畳して表示する。
本実施形態のGUI処理部640は、このGUI画面800を介して操作者から本撮像時のFOV803の設定を第一の実施形態と同様に受け付ける。ただし、本実施形態では、2次元の設定を受け付ける。
GUI画面800を介して受け付けた情報、および、受信コイル情報690−2に登録された情報は、制御部311に通知される。制御部311はそれをベッド駆動制御部640に通知する。ベッド駆動制御部640は、本撮影時にこれらの情報に基づいてベッド312を体軸方向およびそれに直交する方向に移動させ、各ステーション撮影において受信コイルの中心がガントリ中心に合致するようベッド駆動部314を制御してベッド312を移動させる。
なお、本実施形態において、マーカ検出モジュール315−2は、体軸方向に直交する方向に検出部を振動または回転させる機構を有するバーコードリーダを例にあげて説明したが、マーカ検出モジュール315−2の構成はこれに限られない。例えば、マーカ検出モジュール315−2を光学カメラとしてもよい。この場合、光学カメラで取得した画像から計算機205がマーカの位置、種類、サイズを検出する。画像内に存在するマーカの位置を特定する手法は、例えば、特許文献3、特許文献4に記載がある。種類等については、パターンを識別し、予めパターンとともに種類、サイズが登録されているデータベースから取得する。
特開2005−312698号公報 国際公開03/026505号パンフレット
以上のように、本実施形態によれば、第一の実施形態の効果に加え、さらに、受信コイルの中心をガントリ中心に容易に合致させることができる。従って、ベッドを2次元方向に移動可能なMRI装置において、より良好な画像を取得することができる。
<<第三の実施形態>>
次に、本発明を適用する第三の実施形態を説明する。第一の実施形態では、マルチステーション位置決め撮影時に受信コイルの情報を受信コイルに予め付与したマーカ(バーコード)を読み取ることによって取得している。本実施形態では、受信コイル設置時に受信コイルの情報を電気的手段により取得する。
本実施形態のMRI装置は、基本的に第一の実施形態と同様の構成を有する。ただし、本実施形態では、マーカ検出モジュール315、受信コイル位置検出部620の機能が異なる。以下、第一の実施形態と異なる構成に主眼をおいて説明する。
図9は、本実施形態の受信コイル305の検出の仕組みを説明するための図である。本図に示すように、本実施形態の受信コイル検出モジュール400は、ベッド312に固定されるスライド402と、受信コイル404に固定されるコネクタ403とを備える。スライド402は、計算機205が備える受信コイル位置検出部620に接続される。
コネクタ403は、スライド402に嵌合し、スライド402に沿って移動可能な構成を有する。スライド402は、コネクタ403を介して嵌合する受信コイル404がベッド401の被検体の体軸方向全体に移動可能なように配設される。また、コネクタ403は、各受信コイル404が有するID情報を、スライド402を介して受信コイル位置検出部620に送信する。ID情報には、各受信コイル404を一意に識別する識別情報、当該受信コイル404の種類、サイズなどが含まれる。また、スライド402は特定の電気抵抗を持つ。各コネクタ403は、スライド402の電気特性から、当該コネクタ403を備える受信コイル404の、ベッド312の1の端部からの体軸方向の距離を検出し、ID情報とともに受信コイル位置検出部620に送信する。
本実施形態の受信コイル位置検出部620は、上記取得した各情報を受信コイル情報690に登録する。
GUI処理部640は、別途行われるマルチステーション位置決め撮影で画像処理部313が生成した全身位置決め画像とともに、受信コイル情報690に登録されている情報を用い、第一の実施形態と同様に、受信コイル情報確認画面情報510およびGUI画面情報700を生成する。また、GUI画面710を介して操作者から受け付けた情報を制御部311に通知する。
以上説明したように、本実施形態によれば、受信コイルを設置した時点で、各受信コイルのベッド上の設置位置およびそれぞれの種類を取得できる。そして、通常行われるマルチステーション位置決め撮像で取得した位置決め画像上に取得した受信コイルの情報を重畳し、操作者に提供できる。
従って、本実施形態によれば、第一の実施形態と同様に、本撮像のFOVの設定にあたり、精度を高め、かつ、作業(操作)を簡略化でき、検査時間を短縮することができる。
また、本実施形態では、上記のように受信コイルを設置した時点でその位置の情報を取得できる。従って、受信コイル位置検出部620が、受信コイルの位置が変更される度に、その情報で受信コイル情報690を更新し、受信コイル情報690が更新される度に、GUI処理部640が表示画面情報にその更新を反映するよう構成すれば、受信コイルの位置が変更された場合でも、操作者はその位置を即座に把握することができる。従って、受信コイルの設置位置が不適切である場合も容易に適切な位置に配置を変更することができる。
なお、上記各実施形態では、受信コイルが複数の場合を例にあげて説明した。しかし、受信コイルが、例えば、広い有効撮像範囲を持つ全身用受信コイル1つの場合であっても、上記各実施形態によれば、本撮像の正確なFOVの設定を容易に行うことができる。第三の実施形態のように、電気的に位置を把握可能な構成にすれば、位置の変更も容易である。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、予め設置した複数の受信コイルの情報をマルチステーション位置決め撮影時に取得することができる。従って、受信コイルのセッティングはマルチステーション位置決め撮影前の1回で済む。このため、複数の受信コイルを用いたマルチステーション撮影の検査時間が短縮できる。また、複数の受信コイルの情報と位置決め画像とを1画面で確認できるので、その後の操作も簡便になる。
第一の実施形態のMRI装置の概略構成を説明するためのブロック図である 第一の実施形態の受信コイル情報の一例を示す図である。 第一の実施形態の受信コイル情報確認画面の一例を示す図である。 第一の実施形態のGUI画面の一例を示す図である。 第一の実施形態の受信コイル検出処理を説明するための図である。 第一の実施形態のマルチステーション位置決め撮影処理の処理フローである。 第二の実施形態のマーカ検出モジュールを説明するための図である。 第二の実施形態のGUI画面の一例を示す図である。 第三の実施形態の受信コイル検出の仕組みを説明するための図である。
符号の説明
301:被検体、302:静磁場磁石、303:傾斜磁場コイル、304:RF照射コイル、305:受信コイル、306:信号検出部、307:信号処理部、308:表示部、309:傾斜磁場電源、310:RF送信部、311:制御部、312:ベッド、313:画像処理部、314:ベッド駆動部、315:マーカ検出モジュール、202:マーカ、205:計算機、402:スライド、403:コネクタ、404:受信コイル、500:受信コイル情報確認画面、501:コイル種類表示部、502:受信コイル位置表示部、503:ベッド位置表示部、620:受信コイル位置検出部、630:ベッド駆動制御部、640:GUI処理部、690:受信コイル情報、700:GUI画面、701:受信コイルの画像、702:全身位置決め画像、703:本撮像FOV、800:GUI画面、801:受信コイルの画像、802:全身位置決め画像。

Claims (6)

  1. 被検体が置かれる空間に静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記被検体から発生する核磁気共鳴信号を受信コイルで受信する受信手段と、前記核磁気共鳴信号を用いて画像再構成演算を行い画像を再構成する信号処理手段と、前記被検体を載置する寝台を前記空間へ移動させる移動手段と、所定のパルスシーケンスに従って前記受信手段、信号処理手段および移動手段の動作を制御する制御手段と、を備え、前記被検体を前記移動手段により前記空間内で移動させて撮像を行ない、
    前記寝台の移動距離を管理する寝台移動管理手段と、
    前記受信コイルの情報を取得する受信コイル情報取得手段と、
    前記受信コイルの情報を表示させる表示手段と、を備え、
    前記受信コイル情報取得手段は、前記受信コイルの情報を取得したタイミングの前記移動距離の情報を前記寝台移動管理手段から取得し、
    前記表示手段は、前記受信コイルの情報と前記移動距離とが対応づけて表示する気共鳴イメージング装置において、
    前記移動手段は、前記寝台を複数の方向に移動可能であり、
    前記受信コイル情報取得手段は、前記受信コイルの情報を取得するタイミングにおける当該受信コイルの前記複数の方向への位置をバーコードリーダーの角度から算出して検出する複数方向位置検出手段を備え、
    前記表示手段は、前記受信コイルの情報に対応づけて当該受信コイルの前記複数の方向の位置を表示すること
    を特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記信号処理手段が再構成した画像に、前記受信コイルの情報を重畳し、前記表示手段に表示するGUI(Graphical User Interface)画面を生成するGUI画面情報生成手段をさらに備え、
    前記重畳する受信コイルの情報は、前記受信コイルを特定する情報および当該受信コイルの前記移動距離であること
    を特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 請求項1または2に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記受信手段は、複数の受信コイルを備え、
    前記表示手段は、各受信コイルの前記受信コイルの情報と前記移動距離とが対応づけて表示すること
    を特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記受信コイル情報取得手段は、前記制御手段による撮像動作において前記受信コイルの情報を取得することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記受信コイルはマーカを備え、前記受信コイル情報取得手段は、前記マーカを読み取る読取手段を備えること
    を特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記受信コイルは、自身の情報を接続先に送出するコネクタを備え、
    前記寝台は、前記コネクタに接続し、当該コネクタから受信した前記情報をおよび前記コネクタが接続した位置の情報を前記受信コイル情報取得手段に送信するスライダを備えること
    を特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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