JP6157808B2 - シート、磁気共鳴装置、およびプログラム - Google Patents

シート、磁気共鳴装置、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、クレードルに敷かれるシート、このシートを有する磁気共鳴装置、およびこの磁気共鳴装置のプログラムに関する。
従来より、受信コイルの位置を検出する方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−398号公報
特許文献1には、マルチステーション位置決め撮影処理を行うときに、受信コイルの位置を検出する方法が示されている。しかし、この方法では、受信コイルの位置を検出する場合、ベッドを移動させながら、受信コイルのマーカ(バーコード)を検出し、マーカ(バーコード)検出時のベッドの移動距離を求める必要があり、受信コイルの位置の検出処理が複雑になるという問題がある。したがって、受信コイルの位置を簡単な方法で検出できることが望まれている。
また、被検体を撮影する場合、被検体はクレードルに寝る。被検体がクレードルに寝るときの体位としては、例えば、仰臥位、俯臥位、右側臥位、左側臥位などがある。被検体がクレードルに寝るときの体位は、撮影断面の位置を正しく認識するために必要な情報である。したがって、オペレータは、被検体の体位の情報を手動で入力している。しかし、オペレータの作業負担を軽減する観点から考えると、被検体の体位を自動で検出できることが望まれている。
更に、被検体は、頭部をマグネット側に向けた状態で寝る場合と、脚部をマグネット側に向けた状態で寝る場合がある。頭部をマグネット側に向けて寝た場合、被検体は頭部からマグネットに搬入され、一方、脚部をマグネット側に向けて寝た場合、被検体は脚部からマグネットに搬入される。一般的に、被検体が頭部からボアに搬入されることを、ヘッドファーストHF(Head First)と呼び、被検体が脚部からボアに搬入されることを、フィートファーストFF(Feet First)と呼んでいる。被検体がヘッドファーストHFでマグネット2に搬入されるのか、それとも、フィートファーストFFでマグネット2に搬入されるのかについても、撮影断面の位置を正しく認識するために必要な情報である。したがって、オペレータは、被検体をマグネットに搬入するときに、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの情報も手動で入力している。しかし、オペレータの作業負担を軽減する観点から考えると、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかについても、自動で検出できることが望まれている。
本発明の第1の態様は、被検体を支持するクレードルを有する磁気共鳴装置で前記被検体を撮影するときに前記クレードルに敷かれると共に、当該シートの表面にコイルが置かれるシートであって、
前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段と、
前記圧力の分布を表す圧力分布データと、前記コイルにより生じる圧力のパターンを表すテンプレートデータとに基づいて、前記コイルの位置を検出する検出手段と、を有するシートである。
本発明の第2の態様は、被検体を支持するクレードルを有する磁気共鳴装置で前記被検体を撮影するときに前記クレードルに敷かれるシートであって、
前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段と、
前記圧力の分布を表す圧力分布データと、人間の体位に応じた圧力パターンを表す複数のテンプレートデータとに基づいて、前記クレードルで支持されている前記被検体の体位を検出するとともに、前記被検体は頭部から前記磁気共鳴装置のマグネットに搬入されるのか、それとも、脚部から前記マグネットに搬入されるのかを検出する検出手段と、を有するシートである。
本発明の第3の態様は、被検体を撮影する磁気共鳴装置であって、
被検体を支持するクレードルを有するテーブルと、
前記クレードルに敷かれるシートと、
前記シートに置かれるコイルと、
前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段と、
前記圧力の分布を表す圧力分布データと、前記コイルにより生じる圧力のパターンを表すテンプレートデータとに基づいて、前記コイルの位置を検出する検出手段と、を有する磁気共鳴装置である。
本発明の第4の態様は、被検体を撮影する磁気共鳴装置であって、
マグネットと、
前記被検体を支持するクレードルを有するテーブルと、
前記クレードルに敷かれるシートと、
前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段と、
前記圧力の分布を表す圧力分布データと、人間の体位に応じた圧力パターンを表す複数のテンプレートデータとに基づいて、前記クレードルで支持されている前記被検体の体位を検出するとともに、前記被検体は頭部から前記マグネットに搬入されるのか、それとも、脚部から前記マグネットに搬入されるのかを検出する検出手段と、を有する磁気共鳴装置である。
本発明の第5の態様は、被検体を支持するクレードルを有するテーブルと、前記クレードルに敷かれるシートと、前記シートに置かれるコイルと、前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段とを有する磁気共鳴装置のプログラムであって、
前記圧力の分布を表す圧力分布データと、前記コイルにより生じる圧力のパターンを表すテンプレートデータとに基づいて、前記コイルの位置を検出する検出処理を計算機に実行させるためのプログラムである。
本発明の第6の態様は、マグネットと、被検体を支持するクレードルを有するテーブルと、前記クレードルに敷かれるシートと、前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段とを有する磁気共鳴装置のプログラムであって、
前記圧力の分布を表す圧力分布データと、人間の体位に応じた圧力パターンを表す複数のテンプレートデータとに基づいて、前記クレードルで支持されている前記被検体の体位を検出するとともに、前記被検体は頭部から前記マグネットに搬入されるのか、それとも、脚部から前記マグネットに搬入されるのかを検出する検出処理を計算機に実行させるためのプログラムである。
シートに掛かる圧力の分布を表す圧力分布データと、コイルにより生じる圧力のパターンを表すテンプレートデータとを用いることにより、コイルの位置を検出することができる。
第1の形態の磁気共鳴装置の概略図である。 シート5の内部構造を概略的に示す図である。 コイル4を概略的に示す図である。 コイル4の位置を検出するときのフローを示す図である。 被検体13にコイル4が取り付けられたときの様子を示す図である。 圧力分布データPを概略的に示す図である。 圧力分布データPを二値化するときの説明図である。 二値化された後の圧力分布データPに基づいてコイル4の位置を検出する方法の一例の説明図である。 相関が最大となるテンプレートデータTの位置を示す図である。 凹部4cが形成されていないコイル4の一例を概略的に示す図である。 図10に示すコイル4を使用した場合の二値化後の圧力分布データPの一例を示す図である。 第2の形態において、被検体13の体位の検出と、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの検出を行うときのフローを示す図である。 被検体13をクレードル3aに寝かせたときの様子を示す図である。 算出された圧力分布データPを概略的に示す図である。 テンプレートデータT1〜T4を概略的に示す図である。 被検体の体位の検出と、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの検出を行うときの説明図である。 被検体の体位の検出と、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの検出を行うときの説明図である。 別のテンプレートV1〜V4の一例を示す図である。 第3の形態の磁気共鳴装置の説明図である。 シート5のコネクタ55をクレードル3aのコネクタ3bに取り付けたときの様子を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
(1)第1の形態
図1は、第1の形態の磁気共鳴装置の概略図である。
磁気共鳴装置(以下、「MR装置」と呼ぶ。MR:Magnetic Resonance)100は、マグネット2、テーブル3、コイル4などを有している。
マグネット2は、被検体13が収容されるボア21を有している。また、マグネット2には、超伝導コイル、勾配コイル、RFコイル(図示せず)などが内蔵されている。
テーブル3は、クレードル3aを有している。クレードル3aは、ボア21内に移動できるように構成されている。クレードル3aによって、被検体13はボア21に搬送される。
また、クレードル3aの上にはシート5が敷かれている。図2に、シート5の内部構造を概略的に示す。図2(a)は、シート5の斜視図、図2(b)は、シート5の上面図である。シート5の内部には、圧力センサ51〜5zが内蔵されている。圧力センサ51〜5zは、シート5に掛かる圧力を表す圧力信号を検出する。シート5の役割については後述する。
シート5はクレードル3aに敷かれており、被検体13はシート5の上に寝ている。また、シート5の表面には、被検体の磁気共鳴信号を受信するコイル4が置かれている。図3にコイル4を概略的に示す。図3(a)はコイル4を斜め上から見たときの斜視図、図3(b)はコイル4を斜め下から見たときの斜視図、図3(c)は図3(b)のA−A断面図である。コイル4は、被検体の頭部を収容するための収容空間4aを有している。また、コイル4の底面4bには、図3(b)および(c)に示すように、複数の凹部4cが形成されている。
このように構成されたコイル4がシート5の表面に置かれている。第1の形態では、シート5を用いて、コイル4が置かれた位置を検出する。コイル4の位置の検出方法については後述する。
図1に戻って説明を続ける。
MR装置100は、更に、送信器6、勾配磁場電源7、受信器8、制御部9、操作部10、および表示部11を有している。
送信器6は、RFコイルに電流を供給し、勾配磁場電源7は、勾配コイルに電流を供給する。
受信器8は、コイル4で受信された信号に対して検波などの信号処理を行い、制御部9に出力する。
制御部9は、表示部11に必要な情報を伝送したり、受信器8から受け取ったデータに基づいて画像を再構成するなど、MR装置100の各種の動作を実現するように、MR装置100の各部の動作を制御する。制御部9は、例えばコンピュータ(computer)によって構成される。制御部9は、算出手段91および検出手段92などを有している。
算出手段91は、シート5の圧力センサ51〜5z(図2参照)が検出した圧力信号に基づいて、シート5に掛かる圧力の分布を表す圧力分布データを算出する。
検出手段92は、算出手段91により得られた圧力分布データに基づいて、コイルの位置を検出する。
制御部9は、算出手段91および検出手段92を構成する一例であり、所定のプログラムを実行することにより、これらの手段として機能する。尚、シート5に内蔵された圧力センサ51〜5zと制御部9の算出手段91とを合わせたものが、測定手段に相当する。
操作部10は、オペレータにより操作され、種々の情報を制御部9に入力する。表示部11は種々の情報を表示する。
MR装置100は、上記のように構成されている。
次に、シート5を用いてコイル4の位置を検出する方法について説明する。
図4は、コイル4の位置を検出するときのフローを示す図である。
ステップST1では、オペレータは、クレードル3aにシート5を敷き、シート5に被検体13を寝かせ、被検体13の頭部にコイル4を取り付ける。図5に、被検体13にコイル4が取り付けられたときの様子を示す。図5(a)はシート5に寝ている被検体13を上から見た図、図5(b)は図5(a)のA−A断面図である。
コイル4はシート5の表面に置かれるので、シート5に接触している。ただし、コイル4の底面には凹部4cが形成されているので(図5(b)参照)、凹部4cの部分では、コイル4はシート5に対して非接触になっている。被検体13にコイル4を取り付けたら、ステップST2に進む。
ステップST2では、シート5に掛かる圧力の分布を測定する。以下に、図5を参照しながら、シート5に掛かる圧力の分布を測定する方法について説明する。
先ず、シート5に内蔵されている圧力センサ51〜5z(図2参照)を用いて、シート5に掛かる圧力を表す圧力信号Sを検出する。圧力信号Sは制御部9に送信される。圧力信号Sが制御部9に送信されると、算出手段91が、圧力信号Sに基づいて、シート5に掛かる圧力の分布を表す圧力分布データPを算出する。図6に、算出された圧力分布データPを概略的に示す。
圧力分布データPは、主に、3つの領域Ra、Rb、およびRcに分けられる。領域Raは被検体13が寝ている領域であり、領域Rbはコイル4が置かれている領域であり、領域Rcは被検体13およびコイル4に接触していない領域である。
被検体13が寝ている領域Raは、被検体13によって押圧されるので、圧力値は大きくなる。
コイル4が置かれている領域Rbはコイル4によって押圧されるので、コイル4が置かれている領域Rbも圧力値は大きくなる。ただし、コイル4の底面には、図5(b)に示すように、凹部4cが形成されているので、凹部4cの部分では、圧力値はゼロ又はゼロに近い値になる。したがって、コイル4が置かれた領域Rbには、凹部4cの形状を反映した圧力パターンが現れる。
被検体13およびコイル4に接触していない領域Rcでは、被検体13およびコイル4の重量の影響をほとんど受けないので、圧力値はゼロ又は十分に小さい値となる。
シート5に掛かる圧力の分布を測定した後、ステップST3に進む。
ステップST3では、検出手段92がコイルの位置を検出する。以下に、ステップST3について説明する。
サブステップST31では、圧力分布データPの中で、ゼロ又はゼロに近い圧力値には「0」が割り当てられ、十分に大きい圧力値には「1」が割り当てられるように、圧力分布データPを二値化する。
図7は、圧力分布データPを二値化するときの説明図である。図7(a)は二値化される前の圧力分布データPを示す図、図7(b)は二値化された後の圧力分布データPを示す図である。
被検体13が寝ている領域Raは圧力値が大きくなるので、「1」が割り当てられる。また、被検体およびコイルから離れている領域Rcは圧力値がゼロ又は十分に小さい値になるので、「0」が割り当てられる。一方、コイル4が置かれている領域Rbは、コイル4に押されて圧力値が大きくなる領域と、コイル4の凹部4cによって圧力値がゼロ又は十分に小さくなる領域に分けられる。したがって、コイル4が置かれた領域Rbは、凹部4cが形成されていない部分には「1」が割り当てられるが、凹部4cが形成された部分には「0」が割り当てられる。この結果、コイル4が置かれた領域Rbでは、コイル4の凹部4cの形状を反映した二値パターンが現れる。
尚、圧力値に対して「1」を割り当てるのか「0」を割り当てるのかを判断する方法としては、例えば閾値処理を使用することができる。具体的には、圧力の閾値Pthを決めておき、圧力値が閾値Pth以上の場合は圧力値が大きいとして「1」を割り当て、圧力値が閾値Pthより小さい場合は圧力値が小さいとして「0」を割り当てればよい。また、複数の閾値を用意しておき、複数の閾値の中から、被検体の体重に応じた閾値を選択し、選択された閾値を用いて「1」、「0」を割り当ててもよい。二値化した後、ステップST32に進む。
ステップST32では、検出手段92が、二値化された後の圧力分布データPに基づいて、コイル4の位置を検出する(図8参照)。
図8は、二値化された後の圧力分布データPに基づいてコイル4の位置を検出する方法の一例の説明図である。
第1の形態では、テンプレートデータTを使用してコイル4の位置を検出する。テンプレートデータTは、コイル4により生じる圧力のパターンを二値データで表したものであり、被検体13を撮影する前に、事前に作成されているデータである。テンプレートデータTの作成方法の一例としては、被検体13を撮影する前にシート5にコイル4のみを置き、シート5に掛かる圧力の分布を表す圧力分布データを求め、求められた圧力分布データを二値化する方法などが考えられる。
検出手段92(例えば、図5(a)参照)は、二値化された後の圧力分布データPに対してテンプレートデータTを移動させながら、テンプレートデータTの移動位置ごとに、二値化された後の圧力分布データPとテンプレートデータTとの相関を求め、相関が最大になるときのテンプレートデータTの位置を検出する。図9に、相関が最大となるテンプレートデータTの位置を示す。相関が最大になるときのテンプレートデータTの位置を検出することにより、二値化された後の圧力分布データPの中から、テンプレートデータTの二値パターンに最も近い二値パターンが現れる領域を特定することができる。したがって、圧力分布データPの中から、コイル4により生じる圧力のパターンが現れる領域を検出することができるので、コイル4が置かれた位置を検出することができる。コイル4の位置を検出したら、フローを終了する。
第1の形態では、圧力分布データPを二値化し、二値化された圧力分布データPの中から、テンプレートデータTに最も近い二値パターンを有する領域を検出することができる。したがって、コイル4がクレードル3a上のどの位置に置かれても、テンプレートデータTを用いることによって、コイル4の位置を検出することができる。また、第1の形態では、クレードル3aにシート5を敷き、シート5にコイル4を置くだけでコイル4の位置を検出することができるので、コイル位置の検出を容易に行うことができる。
第1の形態では、圧力分布データPを二値化し、二値化された後の圧力分布データPと、圧力パターンを二値データで表したテンプレートデータTとを比較することにより、コイル4の位置を検出している。しかし、二値化処理は必ずしも行う必要はない。例えば、二値化する前の圧力分布データPとテンプレートデータTとを比較し、コイル4の位置を検出してもよい。更に、n値データ(n≧3)で表された圧力分布データPと、m値データ(m≧3)で表されたテンプレートデータとを比較し、コイル4の位置を検出してもよい。
また、第1の形態では、コイル4の底面4bに凹部4cを形成しているが、コイル4の位置を検出することができるのであれば、このような凹部4cは形成しなくてもよい(図10参照)。
図10は、凹部4cが形成されていないコイル4の一例を概略的に示す図である。図10(a)はコイル4を斜め上から見たときの斜視図、図10(b)はコイル4を斜め下から見たときの斜視図である。
コイル4の左側面の下端には湾曲部4dが形成されており、一方、コイル4の右側面の下端には湾曲部4eが形成されている。したがって、コイル4の底面4bの右側および左側は、湾曲した形状パターンを有している。図11に、図10に示すコイル4を使用した場合の二値化後の圧力分布データPの一例を示す。図10に示すコイル4を使用する場合は、湾曲部4dおよび4eを有するコイル4により生じる圧力のパターンを表すテンプレートデータTが使用される。テンプレートデータTを用いることによって、圧力分布データPの中から、コイル4の位置を検出することができる。
尚、テンプレートデータTの代わりに、標準的な体型の人の圧力分布を表すテンプレートデータT′を用意しておき、このテンプレートデータT′と、圧力分布データPとの差を求め、求めた圧力の差分データに基づいてコイル4の位置を検出してもよい。尚、被検体が肥満又は痩身であったり、あるいは被検体が大柄又は小柄である場合は、被検体の体型に合わせてテンプレートデータT′を拡大又は縮小し、拡大又は縮小したテンプレートデータT′と、圧力分布データPとの差を求めればよい。テンプレートデータT′を拡大又は縮小する方法としては、アフィン(affine)変換を使用することができる。
更に、被検体にコイル4を取り付ける前の圧力分布と、被検体にコイル4を取り付けた後の圧力分布とを計測し、これらの圧力分布の差を求め、求めた圧力分布の差に基づいてコイル位置を検出してもよい。
尚、第1の形態では、算出手段91および検出手段92を制御部9に設けている。しかし、算出手段91および検出手段92をシート5に設けてもよい。
(2)第2の形態
被検体13を撮影する場合、被検体13はクレードル3aに寝る。一般的に、被検体13は、以下の4つの体位(a)〜(d)のうちのいずれかの体位でクレードル3aに寝る。
(a)仰臥位
(b)俯臥位
(c)右側臥位
(d)左側臥位
被検体13の撮影を行う場合、被検体13が4つの体位(a)〜(d)のうちのどの体位でクレードル3aに寝ているのかは、撮影断面の位置を正しく認識するために必要な情報である。
また、被検体13は、クレードル3aに寝るときに、頭部をマグネット2側に向けた状態で寝る場合と、脚部をマグネット2側に向けた状態で寝る場合がある。頭部をマグネット2側に向けた状態で寝た場合、被検体13は頭部からマグネット2のボア21に搬入され、一方、脚部をマグネット2側に向けた状態で寝た場合、被検体13は脚部からマグネット2のボア21に搬入される。一般的に、被検体が頭部からマグネットに搬入されることを、ヘッドファーストHF(Head First)と呼び、被検体が脚部からマグネットに搬入されることを、フィートファーストFF(Feet First)と呼んでいる。被検体がヘッドファーストHFでマグネット2に搬入されるのか、それとも、フィートファーストFFでマグネット2に搬入されるのかは、被検体13の体位と同様に、撮影断面の位置を正しく認識するために必要な情報である。
第2の形態は、被検体13が4つの体位(a)〜(d)のうちのどの体位でクレードル3aに寝ているのかを自動的に検出し、更に、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかを自動的に検出する方法について説明する。尚、第2の形態のMR装置のハードウェア構成は、第1の形態と同じである。
図12は、第2の形態において、被検体13の体位の検出と、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの検出を行うときのフローを示す図である。
ステップST1では、オペレータは、被検体13をクレードル3aに寝かせる。図13に、被検体13をクレードル3aに寝かせたときの様子を示す。被検体13をクレードル3aに寝かせた後、ステップST2に進む。
ステップST2では、被検体13にコイル4を取り付ける前に、シート5に掛かる圧力の分布を測定する。以下に、図13を参照しながら、シート5に掛かる圧力の分布を測定する方法について説明する。
先ず、シート5に内蔵されている圧力センサ51〜5z(図2参照)を用いて、シート5に掛かる圧力を表す圧力信号Sを検出する。圧力信号Sは制御部9に送信される。圧力信号Sが制御部9に送信されると、算出手段91が、圧力信号Sに基づいて、シート5に掛かる圧力の分布を表す圧力分布データPを算出する。図14に、算出された圧力分布データPを概略的に示す。
圧力分布データPは、主に、2つの領域RaおよびRcに分けられる。領域Raは被検体13が寝ている領域であり、領域Rcは被検体13に接触していない領域である。尚、第2の形態では、被検体13にコイル4を取り付ける前に、シート5に掛かる圧力の分布を計測するので、圧力分布データPには、コイル4による圧力パターンは現れない。
被検体13が寝ている領域Raは、被検体13によって押圧されるので、圧力値は大きくなる。一方、被検体13に接触していない領域Rcでは、被検体13の重量の影響をほとんど受けないので、圧力値はゼロ又は十分に小さい値となる。
シート5に掛かる圧力の分布を測定した後、ステップST3に進む。
ステップST3では、検出手段92(図13参照)は、ステップST2で得られた圧力分布データPと、4つのテンプレートデータT1〜T4とを用いて、被検体13の体位の検出と、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの検出を行う。図15に、テンプレートデータT1〜T4を概略的に示す。テンプレートデータT1〜T4は、それぞれ、以下のようなデータである。
テンプレートデータT1:人間が仰臥位でシート5に寝たときにシート5が受ける圧力のパターン
テンプレートデータT2:人間が俯臥位でシート5に寝たときにシート5が受ける圧力のパターン
テンプレートデータT3:人間が右側臥位でシート5に寝たときにシート5が受ける圧力のパターン
テンプレートデータT4:人間が左側臥位でシート5に寝たときにシート5が受ける圧力のパターン
これらのテンプレートデータT1〜T4は、被検体13を撮影する前に、事前に作成されているデータである。テンプレートデータT1〜T4の作成方法の一例としては、様々な体形の人間に、仰臥位、俯臥位、右側臥位、左側臥位でシート5に寝てもらい、各体位ごとの圧力分布データを求め、求められた圧力分布データを体位ごとに平均化する方法などが考えられる。
このようなテンプレートデータT1〜T4を事前に用意しておき、被検体の体位の検出と、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの検出を行う(図16および図17参照)。
図16および図17は、被検体の体位の検出と、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの検出を行うときの説明図である。
検出手段92は、先ず、図16(a)に示すように、圧力分布データPに対してテンプレートデータT1をz方向に移動させながら、テンプレートデータT1の移動位置ごとに、圧力分布データPとテンプレートデータT1との相関を算出する。そして、テンプレートデータT1の移動位置ごとに算出した相関の中から、相関の最大値At1を求める。
次に、図16(b)に示すように、圧力分布データPに対してテンプレートデータT2をz方向に移動させながら、テンプレートデータT2の移動位置ごとに、圧力分布データPとテンプレートデータT2との相関を算出する。そして、テンプレートデータT2の移動位置ごとに算出した相関の中から、相関の最大値At2を求める。
以下同様に、圧力分布データPとテンプレートデータT3との相関の最大値At3(図16(c)参照)、圧力分布データPとテンプレートデータT4との相関の最大値At4(図16(d)参照)を求める。
次に、検出手段は、図17(a)〜(d)に示すように、テンプレートデータT1〜T4を180°回転させて、テンプレートデータT1〜T4の頭部の位置と脚部の位置を反対にする。そして、回転させた後のテンプレートデータT1〜T4をz方向に移動させながら、各テンプレートデータごとに、相関の最大値Bt1〜Bt4を求める。
そして、検出手段92は、得られた相関の最大値At1〜At4およびBt1〜Bt4の中から、最も大きい値を特定する。相関が大きいほど、圧力分布データPは、テンプレートデータT1〜T4に近い圧力パターンを有していることを意味している。したがって、相関の最大値At1〜At4およびBt1〜Bt4の中から、最も大きい値を特定することによって、被検体13の体位の検出と、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかも検出することができる。ここでは、図16(a)において得られた相関の最大値At1が最も大きいとする。したがって、被検体13の体位は仰臥位であり、ヘッドファーストHFでマグネットに搬入されることがわかる。
このようにして、被検体の体位(仰臥位)と、ヘッドファーストHFでマグネットに搬入されることを自動的に認識し、フローを終了する。
第2の形態では、テンプレートデータT1〜T4を回転させない場合(図16参照)と、テンプレートデータT1〜T4を回転させた場合(図17参照)の両方について、圧力分布データPとテンプレートデータT1〜T4との相関を求めている。このようにして相関を求めることにより、被検体の体位を検出することができ、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかを検出することもできる。したがって、オペレータが被検体の体位の情報を手入力したり、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかの情報を手入力する必要がなく、オペレータの作業負担を軽減することができる。
また、被検体が肥満又は痩身であったり、あるいは被検体が大柄又は小柄である場合は、被検体の体型に合わせてテンプレートを拡大又は縮小し、拡大又は縮小したテンプレートと、圧力分布データPとの相関を求めればよい。尚、圧力分布データPの振幅の最大値と、テンプレートデータT1〜T4の振幅の最大値との差Δdが大きすぎると、求めた相関値の信頼性が低くなる。したがって、差Δdが大きすぎる場合は、Δdが小さくなるように、圧力分布データP又はテンプレートデータT1〜T4の振幅を規格化する処理を行えばよい。
尚、第3の形態ではテンプレートデータT1〜T4を使用しているが、別のテンプレートデータを使用してもよい(図18参照)。
図18は、別のテンプレートV1〜V4の一例を示す図である。
テンプレートデータV1〜V4は、それぞれ、テンプレートデータT1〜T4の圧力の段差が大きくなる位置を強調したデータである。圧力の段差が大きくなる位置は、テンプレートデータT1〜T4を微分することにより特定することができる。
圧力の段差が現れる位置は、人間の体位によって異なる。したがって、テンプレートデータT1〜T4の代わりに、テンプレートデータV1〜V4を用いても、被検体の体位を検出することができ、ヘッドファーストHFかフィートファーストFFかを検出することもできる。尚、テンプレートデータV1〜V4を用いる場合は、圧力分布データPを求めた後、圧力分布データPの中で圧力の段差が大きくなる位置を強調し、圧力の段差が強調された後の圧力分布データPとテンプレートデータV1〜V4とを比較すればよい。
(3)第3の形態
図19は、第3の形態のMR装置の説明図である。
第3の形態のMR装置のシート5は、圧力センサ(図示せず)の他に、ケーブル51〜54およびコネクタ55が内蔵されている。
ケーブル51はパニックスイッチに接続され、ケーブル52は脈波センサに接続され、ケーブル53はECGセンサに接続され、ケーブル54はベローズに接続される。ケーブル51〜54はコネクタ55に接続されている。
また、クレードル3aにはコネクタ3bが設けられている。シート5のコネクタ55は、クレードル3aのコネクタ3bに着脱自在に取り付けることができるように構成されている。
図20は、シート5のコネクタ55をクレードル3aのコネクタ3bに取り付けたときの様子を示す図である。
シート5をクレードル3aに敷くときには、シート5のコネクタ55を、クレードル3aのコネクタ3bに取り付ける。クレードル3bのコネクタ3bは制御部9に接続されており、パニックスイッチ、脈波センサ、ECGセンサ、およびベローズにより検出された信号は、ケーブル51〜54、シート5のコネクタ55、クレードル3aのコネクタ3bを経由して、制御部9に供給される。
第3の形態では、シート5に、ケーブル51〜54が埋め込まれている。また、シート5のコネクタ55をクレードル3aのコネクタ3bに取り付けることによって、パニックスイッチ、脈波センサ、ECGセンサ、およびベローズにより検出された信号を制御部9に供給することができる。したがって、被検体の周辺のケーブルの配線を簡略化することができる。
尚、第3の形態では、シート5に4本のケーブル51〜54が埋め込まれている例が示されているが、シート5に埋め込むケーブルの本数は、必要に応じて適宜変更可能である。例えば、シート5に埋め込むケーブルの本数は1本でもよい。
2 マグネット
3 テーブル
3a クレードル
4 受信コイル
5 シート
6 送信器
7 勾配磁場電源
8 受信器
9 制御部
10 操作部
11 表示部
12 被検体
13 被検体
21 ボア
91 算出手段
92 検出手段
93 判別手段
100、200 MR装置

Claims (11)

  1. 被検体を支持するクレードルを有する磁気共鳴装置で前記被検体を撮影するときに前記クレードルに敷かれるシートであって、当該シートの表面にコイルくことができように構成されたシートであ
    前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段と、
    前記圧力の分布を表す圧力分布データと、前記コイルにより生じる圧力のパターンを表すテンプレートデータとに基づいて、前記コイルの位置を検出する検出手段と、を有するシート。
  2. 前記テンプレートデータは、前記コイルにより生じる圧力のパターンを二値データで表しており、
    前記検出手段は、
    前記圧力分布データを二値化し、二値化された圧力分布データと、前記テンプレートデータとを用いて、前記コイルの位置を検出する、請求項1に記載のシート。
  3. 前記コイルの底面には凹部が形成されており、
    前記テンプレートデータは、前記凹部が形成された前記コイルにより生じる圧力のパターンを二値データで表している、請求項2に記載のシート。
  4. 前記測定手段は、
    前記シートに掛かる圧力を表す圧力信号を検出する圧力センサと、
    前記圧力信号に基づいて前記シートに掛かる圧力の分布を表す圧力分布データを算出する算出手段と、を有する、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のシート。
  5. 前記シートには、パニックスイッチのケーブル、脈波センサのケーブル、ECGセンサのケーブル、およびベローズのケーブルのうちの少なくとも1つのケーブルが埋め込まれている、請求項1〜のうちのいずれか一項に記載のシート。
  6. 前記シートは、前記少なくとも一つのケーブルに接続される第1のコネクタを有しており、
    前記クレードルは、前記第1のコネクタに接続される第2のコネクタを有している、請求項に記載のシート。
  7. 被検体を撮影する磁気共鳴装置であって、
    被検体を支持するクレードルを有するテーブルと、
    前記クレードルに敷かれるシートであって、前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段を有するシートと、
    前記シートに置かれるコイルと、
    前記圧力の分布を表す圧力分布データと、前記コイルにより生じる圧力のパターンを表すテンプレートデータとに基づいて、前記コイルの位置を検出する検出手段と、を有する磁気共鳴装置。
  8. 前記テンプレートデータは、前記コイルにより生じる圧力のパターンを二値データで表しており、
    前記検出手段は、
    前記圧力分布データを二値化し、二値化された圧力分布データと、前記テンプレートデータとを用いて、前記コイルの位置を検出する、請求項に記載の磁気共鳴装置。
  9. 前記コイルの底面には凹部が形成されており、
    前記テンプレートデータは、前記凹部が形成された前記コイルにより生じる圧力のパターンを二値データで表している、請求項に記載の磁気共鳴装置。
  10. 前記測定手段は、
    前記シートに掛かる圧力を表す圧力信号を検出する圧力センサと、
    前記圧力信号に基づいて前記シートに掛かる圧力の分布を表す圧力分布データを算出する算出手段と、
    を有し、
    前記圧力センサは、前記シートに内蔵されている、請求項7〜9のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  11. 被検体を支持するクレードルを有するテーブルと、前記クレードルに敷かれるシートであって、前記シートに掛かる圧力の分布を測定する測定手段を有するシートと、前記シートに置かれるコイルとを備える磁気共鳴装置のプログラムであって、
    前記圧力の分布を表す圧力分布データと、前記コイルにより生じる圧力のパターンを表すテンプレートデータとに基づいて、前記コイルの位置を検出する検出処理を計算機に実行させるためのプログラム。
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