JPH04138051U - カード搬送装置 - Google Patents
カード搬送装置Info
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- JPH04138051U JPH04138051U JP5319391U JP5319391U JPH04138051U JP H04138051 U JPH04138051 U JP H04138051U JP 5319391 U JP5319391 U JP 5319391U JP 5319391 U JP5319391 U JP 5319391U JP H04138051 U JPH04138051 U JP H04138051U
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- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 abstract description 2
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Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カード搬送装置を簡単な構造にするとともに、
小さくする。 【構成】駆動シャフト3と従動シャフト4を弾性に富む
材料で形成する。プーリ7,8にベルト11を巻き掛け
る際に両シャフト3,4を弾性変形させて、プーリ7,
8の中心間寸法をL2にする。両シャフト3,4は弾性
変形前の状態に復元力しようとし、プーリ7,8の中心
間寸法をL1に戻そうとする。これによって、ベルト1
1に所定の張力が生じる。
小さくする。 【構成】駆動シャフト3と従動シャフト4を弾性に富む
材料で形成する。プーリ7,8にベルト11を巻き掛け
る際に両シャフト3,4を弾性変形させて、プーリ7,
8の中心間寸法をL2にする。両シャフト3,4は弾性
変形前の状態に復元力しようとし、プーリ7,8の中心
間寸法をL1に戻そうとする。これによって、ベルト1
1に所定の張力が生じる。
Description
【0001】
この考案は、ICカードや磁気カードのリーダライタにおけるカード搬送装置
に関するものである。
【0002】
例えば、ICカードのリーダライタにおけるカード搬送装置には、走行するベ
ルトにICカードを圧接して搬送するタイプのものがある。図3は、従来のこの
タイプのカード搬送装置20の概略構成図である。
このカード搬送装置20では、駆動軸21に固定されたプーリ22と、従動軸
23に固定されたプーリ24が、カードKの搬送方向に前後して配置されており
、これらプーリ22,24間にベルト25が巻き掛けられている。このベルト2
5は駆動軸21を回転することによって走行せしめられる。図4に示すように、
ベルト25は断面略T字形をなし、その凸部25aがプーリ24(22)に設けら
れた略V字形の溝24aに嵌入せしめられて、ベルト25がプーリ22,24か
ら離脱しないようになっている。又、二つのプーリ22,24の下側にはそれぞ
れ従動ローラ26,27が回動自在に配置されており、カードKは従動ローラ2
6とベルト25の間に差し込まれ、その際に、ベルト25に圧接せしめられる。
【0003】
ところで、上記カード搬送装置20においては、プーリ22,24とベルト2
5との間に滑りが生じないように、ベルト25に張力を持たせる必要があり、そ
のために、ベルト緊張機構が装備されている。
【0004】
図3(A)のカード搬送装置20の場合には、両プーリ22,24の間に設置さ
れ、スプリング28によって上方に引き上げられた遊びプーリ29によってベル
ト緊張機構が構成されている。このベルト緊張機構では、上側を走行するベルト
25が遊びプーリ29によって上方に引っ張られ、これによって、所望の張力を
得ている。
図3(B)のカード搬送装置20の場合には、従動軸23を駆動軸21から離間
する方向へ引っ張るスプリング30によってベルト緊張機構が構成されており、
このスプリング30の力によってベルト25に所望の張力を与えている。
【0005】
しかしながら、上記各カード搬送装置20には、ベルト緊張機構の構造が複雑
で、部品点数も多くなるという欠点があった。更に、ベルト緊張機構のためのス
ペースが必要であるため、カード搬送装置の小型化の障害にもなっていた。
この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、ベルト緊張機構の構造を簡略化し、コンパクトなカード搬送装置
を提供しようとするところにある。
【0006】
この考案は上述目的を達成するためになされたもので、その要旨は、カードの
搬送方向に前後して配置された一対のシャフトにそれぞれプーリが支持され、こ
れらプーリ間に巻き掛けられたベルトを走行させることによってベルトに圧接す
るカードを搬送するカード搬送装置において、上記一対のシャフトの少なくとも
いずれか一方が弾性に富む材料で形成され、プーリ間にベルトを巻き掛ける際に
このシャフトが弾性域内で弾性変形せしめられ、ベルト装着状態における両プー
リの中心間寸法がベルト装着前よりも小さくされていることを特徴とするカード
搬送装置にある。
【0007】
プーリを支持するシャフトによってベルト緊張機構が構成されているので、部
品点数が増えず、特別なスペースを必要としない。
弾性変形したシャフトの復元力により、ベルトに張力が与えられる。
【0008】
以下、この考案の一実施例を図1及び図2の図面に基づいて説明する。尚、こ
の実施例のカード搬送装置は、ICカードや磁気カードのリーダライタに用いら
れる態様である。
図1はカード搬送装置1の概略構成平面図であって、(A)はベルト装着前の状
態を示し、(B)はベルト装着後の状態を示している。又、図2はカード搬送装置
1の概略構成正面図である。
【0009】
図1に示すように、カード搬送装置1はフレーム2を有しており、このフレー
ム2に駆動シャフト3と従動シャフト4が回動自在に取り付けられている。駆動
シャフト3及び従動シャフト4は、カードKの搬送方向(図中矢印X方向)に前後
して配置されており、各シャフト3,4の端部はそれぞれ軸受け5,6を介して
フレーム2のサイドフレーム2a,2aに回動自在に支持されている。尚、上記
駆動シャフト3はモータ(図示せず)によって回転駆動されるようになっている。
【0010】
上記各シャフト3,4の中央にはプーリ7,8が固定されている。各プーリ7
,8には略V字形の溝7a,8aが設けられている。
又、図2に示すように、上記各プーリ7,8の下側には従動ローラ9,10が
配置されている。従動ローラ9,10はフレーム2に回動自在に支持されている
。
【0011】
ところで、このカード搬送装置1においては、上記駆動シャフト3及び従動シ
ャフト4が弾性に富む材料、例えばステンレス鋼で形成されており、軸線に交差
する方向に力が加わると、シャフト3,4は弾性変形してたわむようになってい
る。
一方、プーリ7,8間に巻き掛けられるベルト11は、伸縮性が極めて低い芯
材(例えば、ケプラ製の糸条体)を内部に有し、その外側をゴムで被覆して構成さ
れている。したがって、ベルト11は伸縮性が極めて低い。尚、ベルト11の断
面形状は従来のベルトと同様に略T字形をなし、プーリ7,8に巻き掛ける際に
、その凸部(図示せず)がプーリ7,8の溝7a,8aに嵌入せしめられる。
【0012】
上記ベルト10をプーリ7,8間に巻き掛ける前においては、図1(A)に示す
ように、両シャフト3,4の軸心は真っすぐに延びており、プーリ7,8の中心
間寸法はL1になっている。
【0013】
ベルト11をプーリ7,8間に巻き掛ける際に、駆動シャフト3及び従動シャ
フト4を弾性変形させて、図1(B)に示すように、両プーリ7,8の中心間寸法
がL1よりも所定寸法小さいL2になるようにして、ベルト11の長さを決定する
。
このようにすると、駆動シャフト3及び従動シャフト4は、それぞれ弾性変形
前の状態に復元しようとする。即ち、プーリ7,8の中心間寸法をL1に戻そう
とする。その結果、ベルト11に所定の大きさの張力を生じせしめることができ
る。尚、この時の張力の大きさは、各シャフト3,4の材質、及びベルト11の
材質を適宜選択し、各シャフト3,4の長さ(軸受け5,5間寸法、及び軸受け
6,6間寸法)、L1及びL2寸法を適宜設定することにより、所望の大きさに設
定することができる。
【0014】
上記カード搬送装置1において、カードKはベルト11と従動ローラ9の間に
差し込まれ、ベルト11に圧接される。そして、ベルト11の走行によって前方
に搬送される。又、ベルト11が逆方向に走行すると、カードKは後退する。尚
、図では省略されているが、このカード搬送装置1には、従動ローラ9,10間
に、搬送中に落下しないようにカードKを支持するガイドが設けられている。
上記従動ローラ9,10の中心を、ベルト11装着後のプーリ7,8の中心の
直下にくるように配置すると、カードKの搬送をよりスムーズにでき、好ましい
。
【0015】
上記カード搬送装置1においては、ベルト11に対する緊張機構が、プーリ7
,8を支持するシャフト3,4のみから構成されているので、構造が非常に簡単
である。又、この緊張機構を設けたことによって部品点数が増えることもないし
、スペースが余計に必要になることもない。
したがって、カード搬送装置の構造が簡単になり、部品点数を減らすことがで
き、小型化を図ることができる。
【0016】
この考案は上述実施例に制約されず種々の態様が採用可能である。例えば、上
述実施例では、駆動シャフトと従動シャフトの両方を弾性に富む材料で形成した
が、少なくともいずれか一方のシャフトを弾性に富む材料で形成すれば、この考
案の効果を得ることができる。
又、シャフトの材質はステンレス鋼に限るものではない。
【0017】
以上説明したように、この考案によれば、カード搬送装置の構造が簡単になり
、部品点数を減らすこともでき、更に、カード搬送装置を小型化することもでき
るという優れた効果が奏される。
【図1】この考案に係るカード搬送装置の概略構成平面
図であり、(A)はベルト装着前の状態を示し、(B)はベ
ルト装着後の状態を示している。
図であり、(A)はベルト装着前の状態を示し、(B)はベ
ルト装着後の状態を示している。
【図2】カード搬送装置の概略構成正面図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ従来のカード搬送装置の
概略構成正面図である。
概略構成正面図である。
【図4】図3(A)のI−I矢視図である。
1 カード搬送装置
3 駆動シャフト
4 従動シャフト
7 プーリ
8 プーリ
11 ベルト
K カード
Claims (1)
- 【請求項1】 カードの搬送方向に前後して配置された
一対のシャフトにそれぞれプーリが支持され、これらプ
ーリ間に巻き掛けられたベルトを走行させることによっ
てベルトに圧接するカードを搬送するカード搬送装置に
おいて、上記一対のシャフトの少なくともいずれか一方
が弾性に富む材料で形成され、プーリ間にベルトを巻き
掛ける際にこのシャフトが弾性域内で弾性変形せしめら
れ、ベルト装着状態における両プーリの中心間寸法がベ
ルト装着前よりも小さくされていることを特徴とするカ
ード搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319391U JPH04138051U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | カード搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319391U JPH04138051U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | カード搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138051U true JPH04138051U (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=31929150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5319391U Pending JPH04138051U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | カード搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04138051U (ja) |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP5319391U patent/JPH04138051U/ja active Pending
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