JPH04137997A - 収音装置 - Google Patents

収音装置

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JPH04137997A
JPH04137997A JP26091490A JP26091490A JPH04137997A JP H04137997 A JPH04137997 A JP H04137997A JP 26091490 A JP26091490 A JP 26091490A JP 26091490 A JP26091490 A JP 26091490A JP H04137997 A JPH04137997 A JP H04137997A
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JP
Japan
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output
channel signal
outputs
channel
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Pending
Application number
JP26091490A
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English (en)
Inventor
Kenji Muraki
健司 村木
Akiko Sone
曽根 晶子
Kozo Nuriya
塗矢 康三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数のマイクロホンによる収音装置に関するも
のである。
従来の技術 近年、民生用オーディオ録音装置はディノタルオーディ
オテープレコーダにみられるように急速に性能向上が図
られている。また、カメラ一体型ビデオ撮影装置でも、
いわゆるハイファイ2チヤンネル録音を行うことが主流
となりつつある。
以下、図面を参照しながら、従来の収音装置について説
明する。
第11図は従来のペアマイクロホン方式の収音装置の構
成を示す図である。
第11図において、1101.1102は単一指向性マ
イクロホン、1103はマイクロホンホルダである。単
一指向性マイクロホン1101と1102は両者の指向
軸が角度α°で交差し、両者の先端部の間隔がd[ml
となるようにマイクロホンホルダ1103に固定されて
いる。角度αは通常90°〜150° マイクロホン間
隔dは0.2[m]程度とすることが多い。
以上のように構成されたペアマイクロホン方式の収音装
置の動作について説明する。
第12図は第11図のように配置された単一指向性マイ
クロホンの指向性を示す図である。指向軸方向をOo 
反時計回り方向を正とする角度をθとして、単一指向性
マイクロホンの指向性D7゜(θ)は、(1)式であら
れされる。
D、、(θ)=(1+cos(θ))/2   ・(1
)実際に収音を行う場合には、単一指向性マイクロホン
1101. 1102の指向軸が成す角を2等分する方
向が音源方向となるように、ペアマイクロホンを固定す
る。ペアマイクロホン方式の収音装置の出力を受聴位置
の前方左右に配置した再生装置により再生すれば、ステ
レオ再生ができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来の構成では正面方向の感度が
低いため、いわゆる「中抜け」とよばれる現象が起こり
やすくなる。さらに、最近オーディオビジュアル分野で
主流と成りつつある前方3チヤンネル、後方1チヤンネ
ルの再生方式にも対応できないという問題点を有してい
た。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、中抜けが
起こらず、さらに、前方3チヤンネル。
後方1チヤンネルの再生方式にも対応できる収音が可能
な収音g置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の収音装置は、指向軸
が互いに直交する2つの双指向性マイクロホンと、無指
向性マイクロホンと、前記2つの双指向性マイクロホン
出力と前記無指向性マイクロホン出力とを入力するマト
リクス装置と、前記マトリクス装置が出力するL(左チ
ャンネル)信号。
C(中央チャンネル)信号、R(右チャンネル)信号、
S(サラウンドチャンネル)信号を入力するチャンネル
数圧縮装置と、前記チャンネル数圧縮装置が出力するL
t(左トータル)信号、  Rt(右トータル)信号を
入力する記録再生装置と、前記記録再生装置の出力を入
力するチャンネル数伸張装置と、前記収音装置と前記チ
ャンネル数伸張装置とが出力するし信号、C信号、R信
号、S信号を入力し、どちらか一方の信号を出力する切
換装置とで構成される。
作用 本発明は上記した構成により、2つの双指向性マイクロ
ホン出力と無指向性マイクロホン出力とをマトリクス装
置によりL(左チャンネル)信号。
C(中央チャンネル)信号、R(右チャンネル)信号、
S(サラウンドチャンネル)信号に変換する。C信号を
再生することにより中抜けを防くことができる。さらに
、チャンネル数圧縮装置により、4チヤンネルの信号を
2チヤンネルに圧縮することにより、従来の2チヤンネ
ルの記録装置に記録でき、この記録された2チヤンネル
の信号をチャンネル数伸張装置でもとの4チヤンネルの
信号にもどすことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例における収音装置の構成を示
すブロック図である。
第1図において、101と103は双指向性マイクロホ
ン、102は無指向性マイクロホンである。
双指向性マイクロホン101. 103は、指向軸が互
いに直交するように配置される。104は双指向性マイ
クロホン101. 103の出力と無指向性マイクロホ
ン102の出力とを入力するマトリクス装置、105は
マトリクス装置104が出力するしく左チャンネル)信
号、C(中央チャンネル)信号、R(右チャンネル)信
号、S(サラウンドチャンネル)信号を入力するチャン
ネル数圧縮装置、106はチャンネル数圧縮装置が出力
するLt(左トータル)信号、Rt(右トータル)信号
を入力する記録再生装置、107は記録再生装置106
の出力を入力するチャンネル数伸張装置、108はマト
リクス装置104とチャンネル数伸張装置107とが出
力するL信号、C信号。
R信号、S信号を入力し、どちらか一方の信号を選択し
て出力する切換装置、109はS信号出力端子、110
はC信号出力端子、111はR信号出力端子、112は
L信号出力端子である。
以上のように構成された本実施例の収音装置について、
以下その動作について説明する。
双指向性マイクロホン101. 103と無指向性マイ
クロホン102の出力はマトリクス装置104でL信号
、C信号、R信号、S信号に変換される。さらに、チャ
ンネル数圧縮装置105でり。
R,C,Sの4チヤンネルの信号をLt倍信号Rt倍信
号圧縮することで2チヤンネルの記録再生装置106で
記録でき、この記録信号をチャンネル数伸張装置107
でもとの4チヤンネルにもどせる。マトリクス装置10
4またはチャンネル数伸張装置107のどちらか一方の
り、  R,C,Sの4チヤンネルの信号が切換装!1
08で選択されて出力される。この4チヤ゛ンネルの信
号を4個のスピーカを使って再生することにより中抜け
のない音場再生が可能となる。
以下、各構成要素について説明する。
第2図は、本実施例の収音装置のマイクロボンの配置を
示す平面図(a)および側面図(b)である。
第2図において、101と103は双指向性マイクロホ
ン、102は無指向性マイクロホンである。
双指向性マイクロホン101. 103は、指向軸が互
いに直交するように配置される。201はマイクロホン
ホルダである。今後の説明のタメに、双指向性マイクロ
ホン101の指向軸をy軸、双指向性マイクロホン10
3の指向軸をy軸とすることにする。また、双指向性マ
イクロホン101の出力をB XN  無指向性マイク
ロホン102の出力をO1双指向性マイクロホン103
の出力をByとする。第2図に破線で双指向性マイクロ
ホン101、 103の指向軸を示した。
それぞれのマイクロホンの指向性はX軸方向を0° 反
時計回りを正とする角度θとして、(2)式〜(4)式
であられされる。
双指向性マイクロホン101の指向性Dsx(θ)D8
×(θ)= c o s (θ)         −
(2)無指向性マイクロホン102の指向性Do(θ)
Do(θ)=1             ・・・(3
)双指向性マイクロホン103の指向性D[Iv(θ)
DsV(θ)=sin(θ)         −(4
)第3図は第2図の2本の双指向性マイクロホンと無指
向性マイクロホンの指向性を示す図である。
第3図(a)は双指向性マイクロホン101の指向性を
示す図、第3図(b)は無指向性マイクロホン102の
指向性を示す図、第3図(C)は双指向性マイクロホン
103の指向性を示す図である。第3図(a)のx<O
の領域と第3図(C)のy<oの領域で指向性を示す曲
線が破線になっているのは、この領域が逆相であること
を示す。
以上のような特性を持ったマイクロホンでy軸の正の方
向にある音源を収音したとする。それぞれのマイクロホ
ンの出力信号Bx+  0+  Byはマトリクス装置
104に入力される。
第4図はマトリクス装置104の構成を示すブロック図
である。第4図において、401は双指向性マイクロホ
ン101の出力を入力するBx入力端子、402は無指
向性マイクロホン102の出力を入力するO入力端子、
403は双指向性マイクロホン103の出力を入力する
By入力端子、404は信号Bxの逆相信号NBxをつ
くる反転アンプ、405は信号Byの逆相信号NByを
つくる反転アンプ、406はN B x、O+  B 
”/の各信号を加算する加算器、407はBx、  O
,Byの各信号を加算する加算器、408はO,Byの
各信号を加算する加算器、408は0.NByの各信号
を加算する加算器、410は加算器406の出力を1/
2倍する乗算器、411は加算器407の出力を1/2
倍する乗算器、412は加算器408の出力を1/2倍
する乗算器、413は加算器409の出力を1/2倍す
る乗算器、414は乗算器410の出力を出力するしく
左チャンネル)信号出力端子、415は乗算器411の
出力を出力するR(右チャンネル)信号出力端子、41
6は乗算器412の出力を出力するC(中央チャンネル
)信号出力端子、417は乗算器413の出力を出力す
るS(サラウンドチャンネル)信号出力端子である。
以上のように構成されたマトリクス装置104の動作に
ついて説明する。マトリクス装置104の各入力信号と
出力信号との間の関係は(5)弐〜(8)式であられさ
れる。
L= (0−Bx+BY)         ・・・(
5)R= (0+Bx+BY)         ・・
・(6)C= (0+BY)            
・・・(7)S=(0−By)           
 ・・・(8)(5)弐〜(8)式のように作られたマ
トリクス装置104の出力信号の指向性は(9)弐〜(
12)式のようになる。
L信号の指向性 り、(θ)” (1−cos(θ)+ 5in(θ))
 /2 ・(9)R信号の指向性 Da(θ)” (1+ cos(θ)+ 5in(θ)
) /2 ・(+o)C信号の指向性 De(θ)=  (1+5in(θ))  /2   
    −(msS信号指向性 Ds(θ)= (1−stn(θ)) /2    −
(+2)(9)式〜(12)式に示した指向性を第5図
(a)〜(d)に示す。第5図かられかるように、L信
号の指向性DL(θ)は135°方向に、R信号の指向
性DR(θ)は45゛方向に、C信号の指向性Dc(θ
)は90’方向に、S信号の指向性D s (θ)は2
70方向にそれぞれ最大の感度を持つ。
以上がマトリクス装置104の説明である。
第6図はチャンネル数圧縮装置105の構成を示すブロ
ック図である。第6図のチャンネル数圧縮装置はドルビ
ーサラウンドのエンコーダである。
第6図において、601はL(左チャンネル)信号入力
端子、602はR(右チャンネル)信号入力端子、60
3はC(中央チャンネル信号)入力端子、604はS(
サラウンドチャンネル)信号入力端子、605はC信号
を3[dB]減衰させる減衰器、606は減衰器605
の出力をL信号に加える加算器、607は減衰器605
の出力をR信号に加える加算器、608はS信号を3[
dB]減衰させる減衰器、609は減衰器608の出力
の100[Hz] 〜7[kHzlを通過させる帯域通
過フィルタ、610は帯域通過フィルタ609の出力を
エンコードする変形B型ノイズリダクンヨンエンコーダ
、611は変形B型ノイズリダクンヨンエンコーダ61
0の出力に対して±90°位相差を持つ信号をつくる移
相器、612は移相器611の+90゛出力を加算器6
06の出力に加える加算器、613は移相器611の一
90゛出力を加算器607の出力に加える加算器、61
4は加算器612の出力をLt(左トータル)信号とし
て出力するLt信号出力端子、615は加算器613の
出力をRt(右トータル)信号として出力するRt信号
出力端子である。
以上のように構成されたチャンネル数圧縮装置105の
動作について説明する。
C信号は減衰器605で3[dB]減衰されて、加算器
606でL信号に、加算器607でR信号にそれぞれ加
算される。S信号は減衰器608で3[dB]減衰され
、さらに、帯域通過フィルタ609で100[Hz]−
7[kHzコに帯域制限される。帯域通過フィルタ60
9の出力は変形B型ノイズリダクションエンコーダ61
0でエンフードされる。このエンコードについては後で
述へる。
変形B型ノイズリダクションエンコーダ610の出力は
移相器611で+90°移相され、加算器612で加算
器606の出力に加えられる。加算器612の出力がド
ルビーサラウンドエンコーダ出力Ltとなる。同様に、
変形B型ノイズリダクシaンエンフーダ610の出力は
移相器611で一90°移相され、加算器613で加算
器607の出力に加えられ、チャンネル数圧縮装置出力
Rtとなる。
以上の処理をまとめると(13)式、  (14)式と
なる。
t、t=L+o、7C+0. 7js    ・・・(
!3)Rt=R+o、7C−0,7,rs    ・・
・(14)ここで、jは(−1)’12を表わし、位相
回転が90’ であることを示している。
変形B型ノイズリダクションエンコーダ610について
説明する。変形B型ノイズリダクシ、ンエンコーダ61
0は、入力信号のレベルに応して振幅周波数特性が変化
する。このエンコード信号をデコードすると、伝送メデ
ィアで発生する雑音の高周波成分を軽減できる。
第1表に変形B型ノイズリダクシaンエンコーダの入力
信号レベルをパラメータとした振幅周波数特性を示す。
以上がチャンネル数圧縮装置106の説明である。
第  1  表 第 表 (続き) 第7図はチャンネル数伸張装置107の構成を示すブロ
ック図である。第7図のチャンネル数伸張装置はドルビ
ーサラウンドアクティブマ]・リクス方式のデコーダで
ある。
第7図において、701は記録再生装置106の出力で
あるLt(左トータル)信号を入力する入力端子、70
2は記録再生装置106の出力であるRt(右トータル
)信号を入力する入力端子、703はLt倍信号Rt倍
信号のバランスを調整する入力バランス制御装置、70
4はバランス調整された信号Lt、Rtの絶対レベルを
調整するレベル制御装置、705は絶対レベル調整され
た信号Lt、Rtからしく左チャンネル)信号、R(右
チャンネル)信号、C(中央チャンネル)信号、S(サ
ラウンドチャンネル)信号を作るアダプティブマトリク
ス、708はアダプティブマトリクス705が出力する
S信号を遅延させる遅延装置、707は遅延させたS信
号の7[kHzl以下の信号を通過させる低域通過フィ
ルタ、708はS信号の7[kHz]以下の成分のノイ
ズを減衰させる変形B型ノイズリダクシeンデコーダ、
709はアダプティブマトリクス705が出力するL信
号、R信号、C信号、および変形B型ノイズリダクシロ
ンデフーダ708が出力するS信号のレベルを制御する
マスクレベル制御Bit、710はR信号出力端子、7
11はC信号出力端子、712はL信号出力端子、71
3はS信号出力端子である。
以上のように構成されたドルビーサラウンドアクティブ
マトリクス方式のチャンネル数伸張装置の動作について
説明する。
ドルビーサラウンドアクティブマトリクス方式のチャン
ネル数伸張装置に入力されるのは(I3)式。
(14)式で表わされる記録再生装置106の出力Lt
信号、Rt信号である。
入力バランス制御装置703は入力信号Lt。
R1のバランスを調整する。レベル制御装置704は入
力信号Lt、Rtの絶対レベルを調整する。
アダプティブマトリクス705では入力信号Lt。
Rtのレベル差に応じてり、  R,C,Sの4つの出
力信号を制御する。このため、前述の入力信号Lt、R
tのバランん 絶対レベルの調整が必要となる。アダプ
ティブマトリクス705の処理については後で詳しく述
べる。遅延装置70Bはアダプティブマトリクス705
のS(サラウンドチャンネル)信号を15〜30[ms
]遅延させる。
低域通過フィルタ707は遅延したS信号の7[kHz
l以下の信号を通過させる。変形B型ノイスリダクシe
ンデコーダはS信号に含まれる伝送メディアで発生する
高周波の雑音を軽減する。変形B型ノイスリダクシジン
デコーダの入力レベルをパラメータとした振幅周波数特
性を第2表に示す。
デコーダの特性は第1表のエンコーダの特性の逆特性に
なっている。
第 表 第 表 (続き) マスクレベル制御装置709はアダプティブマトリクス
705が出力するしく左チャンネル)信号、R(右チャ
ンネル)信号、C(中央チャンネル)信号および変形B
型ノイズリダクションデコーダ708が出力するS(サ
ラウンドチャンネル)信号のレベルを制御する4連ボリ
ウムである。
ここで、アダプティブマトリクス705について説明す
る。
第8図は、アダプティブマトリクス705の構成を示す
ブロック図である。第8図において、801はLt入力
端子、802はRt入力端子、803は信号Lt、Rt
の信号帯域を制限する帯域通過フィルタ、804はL’
  (帯域制限されたLt)とR’  (帯域制限され
たRt)を加算してC′倍信号作る加算器、805はL
’ 、!:R’の差をとり、S′倍信号つくる減算器、
806〜809はそれぞれL’、R’、C’、S”の各
信号を全波整流する全波整流回路、810はR′倍信号
L′倍信号の対数の差DLRを出力する対数差分回路、
811はS°倍信号CI倍信号の対数の差Dcsを出力
する対数差分回路、812は対数差分回路810または
811の出力があらかじめ決められた節回内にあるかど
うか判定するスレッショルドスイッチ、813はスレッ
ショルドスイッチ812の判定結果に応じて時定数22
[ms]または448 [m s ]の低域通過フィル
タで対数差分回路810の出力D LRを処理する双時
定数回路、814はスレッショルドスイッチ812の判
定結果に応じて時定数22[mslまたは448[ms
]の低域通過フィルタで対数差分回路811の出力Dc
sを処理する双時定数回路、815は双時定数回路81
3の出力にその極性に応じた係数を乗じたE L+ER
を出力する極性分割回路、816は双時定数回路814
の出力にその極性に応じた係数を乗じたEc、  Es
を出力する極性分割回路、817は極性分割回路815
の出力E1.  ERおよび極性分割回路816の出力
Ec、  Esにより入力信号L t 、Rtを制御し
てE LLI  ELR+  ERL+  ERR+ 
 EC1,+  ECR+ESLI  ESRの各信号
を出力する電圧制御増幅器、818は電圧制御増幅器8
17の出力E LLI  E LR+E RL+  E
RTo  ECL+  ECR+  Esc+  ES
Rと入力信号Lt、Rtとをあらかじめ決められた定数
倍して加算し、L、  R,C,Sの各信号を出力する
結合ネットワーク、819はL出力端子、820はR出
力端子、821はC出力端子、822はS出力端子であ
る。
以」二のように構成されたアダプティブマトリクス70
5について、以下その動作について説明する。
アダプティブマトリクス705ではLR軸またはO8軸
について信号レベルの対数の差を取り、この差をもとに
どの方向からの信号が優勢であるか検出する。そして、
優勢な方向の信号はそのまま出力し、それ以外の方向の
信号を減衰させることにより、再生音の方向感を強調す
る。帯域通過フィルタ803は入力信号Lt、Rtを1
.OO[H2]〜7[kHz]に帯域制限する。帯域通
過フィルタ803の出力L’、R”は(+3)式、  
(+4)式に示したとおり、それぞれエンコーダ入力の
り、  R信号を主成分とする。また、加算器8o4.
減算器8O5の出力はそれぞれ(15)式、(IG)式
で表わされる。
C’ =C+〇、7 (L+R)      ・・・(
+5)S’ =−j S+0.7 (L−R)    
・・・(16)(15)式、  (IG)式よりc’、
s’はそれぞれC9S信号が主成分であることがわかる
L“、R’、C” 31の各信号は全波整流回路806
〜809で全波整流される。全波整流されたあと、信号
L゛と信号RI、信号C゛と信号S゛のペアでそれぞれ
対数差分回路810,811で処理され、出力DLRI
  Dcsが得られる。対数差分回路810,811の
処理はそれぞれ(17)式。
(+8)式で表わされる。
DLR= I Og−(R’ / L ’ )    
  =(IT)Dcs= l o g−(S’ /C’
 )      ”118)DLRはLR軸に関してL
Rのどちらが優勢であるかを示し、DcsはC8軸に関
してC8のともらが優勢であるかを示す。
スレッショルドスイッチ812は信号りと信号R1また
は信号Cと信号Sのレベル差が大きいときにはアダプテ
ィブマトリクス705の出力LR,C,Sを速く変化さ
せるために双時定数回路813.814の短い時定数2
2[mslを選択し、逆にレベル差が小さいききには、
長い時定数484[ms]を選択してり、  R,C,
Sを緩やかに変化させる。
スレッショルドスイッチ812は対数差分回路810.
811の出力DLRI  Dcsが両方ともスレッショ
ルドレベル土Lthの範囲内であれば双時定数回路81
3,814の484[ms]の時定数を選択し、どちら
か一方でも範囲外である場合に1;+22[ms]の時
定数を選択する。スレノンヨルドスイッチ812が選択
する時定数([ms])を第3表に示す。
第  3  表 第3表を実現するために、スレッショルドスイッチ81
2は対数差−分団路810,811の出力DLRI  
Dcsとスレッシミルドレベル±Lthを比較する4個
の比較器と比較器出力の論理和をとるAND回路で構成
する。
双時定数回路813はスレッショルドスイッチ812の
判定結果に応じて484または22 [m s]の時定
数で対数差分回路810の出力1〕5.を積分する。積
分回路はRC積分器またはそれと同等の過渡特性を持つ
ものが必要である。双時定数回路814も対数差分回路
811の出力り。、に対して同様な処理をする。
極性分割回路815は双時定数回路813で積分された
DLRの極性に応じて後段の電圧制御増幅器817用の
制御電圧EL、  E−を発生する。制御電圧EL+ 
 ERは(+9)式、  (20)式で表わされる。
EL=  DLRDLR<0 0   DLR>O・・・(19) ER=  ODLR<0 − DLRDLR> 0         ・・・(2
0)同様に、極性分割回路816が発生する電圧制御増
幅器817用の制御電圧Ec、  Esは(21)式。
(22)式で表わされる。
Ec”  Dcs  Dcs<0 0   Dcs>O−(21) Es=  ODcs<0 Dcs  Dcs> O−(22) 電圧制御増幅器817は極性分割回路815の出力EL
、ERおよび極性分割回路816の出力EcEsにより
入力信号Lt、Rtを制御してELLE LR+  E
RL+  ERR+  ECL+  Ec11+  E
SLI  E’3Rの各信号を出力する。ここて、極性
分割回路の出力E2で制御される入力信号り、をE。と
表わすことにする。電圧制御増幅器817の制御電圧と
増幅率の関係を第9図に示す。
結合ネットワーク818は電圧制御増幅器817の出力
E LL+  ELR+  ERL+  ERR+  
Ect+  ECR+EsL+  Es1lと入力信号
Lt、Rtとを第4表に示す割合で加算し、L、  R
,C,Sの各信号を出力する。
第 表 第 表 (続き) 第 表 (続き) 以上がチャンネル数伸張装置1 06の動作であ る。
第10図は切換装置108の出力信号の出力を再生する
場合のスピーカ配置の一例を示す図である。第10図に
おいて、1001はリスニングルーム、1002はリス
ニングルーム内の受聴位置の左前方に配置され、L信号
を再生するスピーカ、1003はリスニングルーム内の
受聴位置の正面に配置され、C信号を再生するスピーカ
、1004はリスニングルーム内の受聴位置の右前方に
配置され、R信号を再生するスピーカ、1005はリス
ニングルーム内の受聴位置の後方に配置され、S信号を
再生するスピーカである。このスピーカ配置は、最近オ
ーディオビジュアル分野で主流と成りつつある前方3チ
ヤンネル、後方1チヤンネルの再生方式のスピーカ配置
である。第10図のスピーカ配置で、マトリクス装置1
04の出力信号を再生することにより、中抜けのない音
場再生が可能となる。
発明の効果 以上のように本発明は、2つの双指向性マイクロホン出
力と、無指向性マイクロホン出力とをマトリクス装置に
よりL(左チャンネル)信号、C(中央チャンネル)信
号、R(右チャンネル)信号、S(サラウンドチャンネ
ル)信号に変換する。
C信号を再生することにより中抜tiを防ぐことができ
る。さらに、チャンネル数圧縮装置により、4チヤンネ
ルの信号を2チヤンネルに圧縮することにより、従来の
2チヤンネルの記録装置に記録でき、この記録された2
チヤンネルの信号をチャンネル数伸張装置でもとの4チ
ヤンネルの信号にもどすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における収音装置の構成を示
すブロック図、第2図は本実施例の収音装置のマイクロ
ホンの配置を示す特性図、第3図(a)は双指向性マイ
クロホン101の指向性を示す特性図、第3図(b)は
無指向性マイクロホン102の指向性を示す特性図、第
3図(C)は双指向性マイクロホン103の指向性を示
す特性図、第4図はマトリクス装置104の構成を示す
ブロック図、第5図(a)はL信号の指向性DL(0)
を示す特性図、第5図(b)はR信号の指向性Dll(
0)を示す特性図、第5図(C)はC信号の指向性り。 (θ)を示す特性図、第5図(d)はS信号の指向性D
s(θ)を示す特性図、第6図はチャンネル数圧縮装置
1ダプテイブマトリクス705の構成を示すブロック図
、第9図は電圧制御増幅器817の制御電圧と増幅率の
関係を示す特性図、第10図は切換装置108の出力信
号の出力を再生する場合のスピーカ配置の一例を示す配
置図、第11図は従来のベアマイクロホン方式の収音装
置の構成を示す平面図、第12図は第11図のように配
置された単一指向性マイクロホンの指向性を示す特性図
である。 101、 103・・・双指向性マイクロホン、102
・・・無指向性マイクロホン、  104・・・マトリ
クス装置、  105・・・チャンネル数圧縮装置、1
06・・・チャンネル数伸張装置、  108・・・切
換装置、  109,417,713・・・S信号出力
端子、  110,41Ei、711・・・C信号出力
端子、111.415.710・・・R信号出力端子、
112.414,712・・・L信号出力端子、201
・・・マイクロホンホルダ、  401・・・Bx入力
端子、  4.02・・・0入力端子、  403・・
・By入力端子、  404.405・・・反転アンプ
、406〜409,608.E307.E312,61
3804・・・加算器、  410〜413・・・乗算
器、601・・・L信号入力端子、  602・・・R
信号入力端子、  603・・・C信号入力端子、  
604・・・S信号入力端子、  605.E308・
・・減衰器、609.803・・・帯域通過フィルタ、
  610・・・変形B型ノイズリダクションエンコー
ダ、611・・・移相器、614・・・Lt信号出力端
子、615・・・Rt信号出力端子、  701・・・
Lt(左トータル)信号入力端子、  702・・・R
t(右トータル)信号入力端子、  703・・・入力
バランス制御装置、  704・・・レベル制御装置、
  705・・・アダプティブマトリクス、  706
・・・遅延装置、707・・・低域通過フィルタ、  
708・・・変形B型ノイズリダクションデコーダ、 
 709・・・マスクレベル制御装置、  801・・
・Lt入力端子、802・・・Rt入力端子、  80
5・・・減算器、806〜809・・・全波整流回路、
  810,811・・・対数差分回路、  812・
・・スレノンヨルドスイッチ、  813,814・・
・双時定数回路、815.816・・・極性分割回路、
  817・・・電圧制御増幅器、  818・・・結
合ネットワーク、819・・・L出力端子、  820
・・・R出力端子、821・・・C出力端子、  82
2・・・S出力端子、1001・・・リスニングルーム
、  1002〜1005・・・スピーカ。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ほか2名1+1−
−リ神談I III+−−3+i%;t、7’Tta++lL、−C
イ1;1ジ″Hデ、クツ1艶]iイ11.−.pこ(t
1トとブフ膣ヨ411クー Lft号士刀を易) 第 (b) 図 +01103−一一汐J旨向士1マイ70エンイに−Q
’4盲目生マイクロ爪ン 第 3 図1 9ず−Bズ入力を品+ Q!−、八ツtl!、) 41クー・−Bざ入力幅卆 ヰIQへ41’l−、−東茸曇 4陣−・−ム巴方#i手 +lダーーー尺出出77n亦 率+g−・C巴乃端) 第 図 第 図 イー二 (1−m p 区 +001−−’12二〉クルーへ 1菌t−−L1ヒ一つ 1口O5 5フこ−η ’ tvos 第11 図 第12 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)指向軸が互いに直交する2つの双指向性マイクロ
    ホンと、 無指向性マイクロホンと、 前記2つの双指向性マイクロホン出力と前記無指向性マ
    イクロホン出力とを入力し、左チャンネル信号,中央チ
    ャンネル信号,右チャンネル信号,サラウンドチャンネ
    ル信号を出力するマトリクス装置とを備えた収音装置。
  2. (2)指向軸が互いに直交する2つの双指向性マイクロ
    ホンと、 無指向性マイクロホンと、 前記2つの双指向性マイクロホン出力と前記無指向性マ
    イクロホン出力とを入力し、左チャンネル信号,中央チ
    ャンネル信号,右チャンネル信号,サラウンドチャンネ
    ル信号を出力するマトリクス装置と、 前記マトリクス装置が出力する左チャンネル信号,中央
    チャンネル信号,右チャンネル信号,サラウンドチャン
    ネル信号を入力する記録再生装置とを備えた収音装置。
  3. (3)指向軸が互いに直交する2つの双指向性マイクロ
    ホンと、 無指向性マイクロホンと、 前記2つの双指向性マイクロホン出力と前記無指向性マ
    イクロホン出力とを入力し、左チャンネル信号,中央チ
    ャンネル信号,右チャンネル信号,サラウンドチャンネ
    ル信号を出力するマトリクス装置と、 前記マトリクス装置が出力する左チャンネル信号,中央
    チャンネル信号,右チャンネル信号,サラウンドチャン
    ネル信号を入力するチャンネル数圧縮装置と、 前記チャンネル数圧縮装置が出力する左トータル信号、
    右トータル信号入力する記録再生装置と、前記記録再生
    装置の出力を入力するチャンネル数伸張装置と、 前記マトリクス装置と前記チャンネル数伸張装置とが出
    力する左チャンネル信号,中央チャンネル信号,右チャ
    ンネル信号,サラウンドチャンネル信号を入力し、どち
    らか一方の信号を出力する切換装置とを備えた収音装置
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