JP3111465B2 - 音声信号再生装置 - Google Patents

音声信号再生装置

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JP3111465B2 JP02227566A JP22756690A JP3111465B2 JP 3111465 B2 JP3111465 B2 JP 3111465B2 JP 02227566 A JP02227566 A JP 02227566A JP 22756690 A JP22756690 A JP 22756690A JP 3111465 B2 JP3111465 B2 JP 3111465B2
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、いわゆる「カラオケ」用に好適な音声信
号再生装置に関する。
[発明の概要] この発明は、いわいる「カラオケ」用の「音声多重デ
ジタルディスク」に対応して、デジタルステレオ演奏信
号を伝送する1対の伝送路と、アナログモノラル演奏信
号をそれぞれ伝送する第3及び第4の伝送路とを備え、
この第3及び第4の伝送路の一方によりボーカル信号を
伝送するようにした音声信号再生装置において、第3及
び第4の伝送路により伝送される音声信号の差信号を形
成する差信号形成手段を設けて、アナログモノラル演奏
信号を相殺し、ボーカル信号のみをデジタルステレオ演
奏信号に重畳することにより、デジタル及びアナログの
両演奏信号間の干渉を防止して、再生音声の品位を向上
させるようにしたものである。
[従来の技術] 従来、磁気テープや光ディスク等の媒体に記録された
歌唱伴奏用の演奏の音声信号を再生する、いわゆる「カ
ラオケ」装置が広く用いられている。
「カラオケ」用の光ディスクには、第2図に示すよう
に、FM形式の映像信号VFMが高域に配置され、その下側
にFM形式のアナログ音声信号AFMが配置されると共に、
コンパクトディスクと同様形式のデジタル音声信号PCM
が低域に配置されたものがある。
この種の光ディスクでは、アナログ及びデジタルの両
音声信号に対し、それぞれ2つのチャンネルが用意され
ており、デジタル音声信号PCMの2チャンネルLD,RDに
は演奏のみがステレオ形式で録音される。一方、アナロ
グ音声信号AFMの2チャンネルLA,RAには、デジタルの
2チャンネルLD,RDと同じ演奏がモノラル形式(和信号
形式)でそれぞれ録音されると共に、演奏に重畳して、
歌手による歌唱(ボーカル)が右チャンネルRAに録音
される。
上述のような光ディスクは、「音声多重デジタルディ
スク」と通称され、高音質の演奏が再生されると共に、
この演奏に重畳してボーカルを再生することができ、こ
のボーカルに倣って、使用者が歌唱練習をすることがで
きる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、「音声多重デジタルディスク」対応の従来
の再生装置では、第3図に示すように、デジタルの2チ
ャンネルLD,RDの演奏信号SBL,SBRが、加算器(11),
(12)及び増幅器(13),(14)をそれぞれ介して、ス
ピーカ(15),(16)に供給されると共に、アナログの
右チャンネルRAのボーカル信号SV及びモノラル演奏信
号SBMが、可変抵抗器(17)を介して、加算器(11),
(12)に共通に供給される。
ところが、アナログチャンネルRAの演奏信号SBMが
モノラムであるため、これの重畳により、デジタルチャ
ンネルLD,RDのステレオ演奏信号SBL,SBRの分離度が劣
化するという問題があった。
また、再生装置のデジタル信号処理回路(図示を省
略)における所定の処理に、例えば数十mSの時間を要
し、デジタルチャンネルLD,RDの演奏信号SBL,SBRは、
無遅延のアナログチャンネルRAのモノラル演奏信号SB
M(=SBL*+SBR*)に対して、処理時間分だけ遅れ
ている。
なお、この和信号の各成分の“*”は、デジタルチャ
ンネルLD,RDの対応演奏信号SBL,SBRより、時間軸上で
それぞれ進んでいることを示す。
このため、デジタルチャンネルLD,RDの演奏信号SB
L,SBRと、アナログチャンネルRAの演奏信号SBMとを重
畳するときは、両演奏信号が干渉して、フェージング様
の現象が発生し、再生音声の品位が劣化するという問題
があった。
なお、アナログチャンネルRAのボーカル信号SVも、
演奏信号SBMと同様に、デジタルチャンネルLD,RDの演
奏信号SBL,SBRより時間軸上で進んでいるが、ボーカル
信号と演奏信号との時間のずれは、再生音声の品位上、
殆ど問題にはならない。
かかる点に鑑み、この発明の目的は、「音声多重デジ
タルディスク」の再生時に、ステレオ分離度の劣化や、
フェージング様の現象の発生を防止して、再生音声の品
位を向上させることができる音声信号再生装置を提供す
るところにある。
[課題を解決するための手段] この発明は、ステレオ音声信号SBL,SBRを伝送する1
対の伝送路LD,RDと、ステレオ音声信号の和信号SBMを
それぞれ伝送する第3及び第4の伝送路LA,RAとを備
え、この第3及び第4の伝送路の一方により第3の音声
信号SVを伝送するようにした音声信号再生装置におい
て、第3及び第4の伝送路により伝送される音声信号の
差信号を形成する差信号形成手段(21)を設け、差信号
SVを1対の伝送路にそれぞれ供給するようにした音声
信号再生装置である。
[作用] かかる構成によれば、和信号SBMが相殺され、第3の
音声信号SVだけが1対の伝送路LD,RDにそれぞれ重畳
されて、ステレオ分離度の劣化や、フェージング様の現
象の発生が防止され、再生音声の品位が向上する。
[実施例] 以下、第1図を参照しながら、この発明による音声信
号再生装置の一実施例について説明する。
この発明の一実施例の構成を第1図に示す。この第1
図において、前出第3図に対応する部分には同一の符号
を付して重複説明を省略する。
第1図において、(1)は光学ピックアップであっ
て、「音声多重デジタル方式」の光ディスクDの記録面
を走査し、光学ピックアップ(1)の再生出力が、高域
フィルタ(2),2つの帯域フィルタ(3),(4)及び
低域フィルタ(5)に共通に供給されて、前出第2図に
示すような、FM映像信号VFM,FM音声信号AFM及びデジ
タル音声信号PCMがそれぞれ分離される。
高域フィルタ(2)からのFM映像信号VFMは復調器
(6)に供給され、復調された映像信号が受像機(7)
に供給される。
帯域フィルタ(3),(4)からのFM音声信号AFMは
復調器(8),(9)にそれぞれ供給される。
(10)はPCM復調・信号処理回路であって、低域フィ
ルタ(5)からのデジタル音声信号PCMが供給され、前
述のように、例えば数十mSの時間を要する所定の信号処
理がなされて、その端子LD,RDから出力されたステレオ
演奏信号SBL,SBRが、加算器(11),(12)にそれぞれ
供給される。
(21)は差動増幅器であって、一方の復調器(8)の
復調出力、即ち左アナログチャンネルのモノラル演奏信
号SBM(=SBL*+SBR*)が、端子LAを介して、反
転入力端子に供給されると共に、他方の復調器(9)の
復調出力、即ち右アナログチャンネルのモノラル演奏信
号SBM及びボーカル信号SVが、端子RAを介して、非反
転入力端子に供給される。差動増幅器(21)の出力は、
可変抵抗器(17)を介して、加算器(11),(12)にそ
れぞれ供給される。
なお、システム制御回路(図示せず)に制御されて、
「音声多重デジタルディスク」の再生時にのみ、差動増
幅器(21)の出力経路が形成される。
その余の構成は前出第3図と同様である。
次に、この発明の一実施例の動作について説明する。
差動増幅器(21)においては、左アナログチャンネル
の信号SBMと、右アナログチャンネルの信号(SBM+S
V)とのうち、双方の演奏信号SBMが相殺されて、ボー
カル信号SVのみが残存する差信号が形成され、可変抵
抗器(17)を介して、この差信号が、加算器(11),
(12)にそれぞれ供給される。
この実施例では、前述のような問題の原因となったモ
ノラルの演奏信号SBM=SBL*+SBR*が差動増幅器
(21)で相殺されて、ステレオの演奏信号SBL,SBRに重
畳されることがないので、両演奏信号の干渉による、ス
テレオ分離度の劣化や、フェージング様の現象の発生が
防止されて、再生音声の品位が向上する。
[発明の効果] 以上詳述のように、この発明によれば、デジタルステ
レオ演奏信号を伝送する1対の伝送路と、アナログモノ
ラル演奏信号をそれぞれ伝送する第3及び第4の伝送路
とを備え、この第3及び第4の伝送路の一方によりボー
カル信号を伝送するようにした、いわゆる「カラオケ」
用の音声信号再生装置において、第3及び第4の伝送路
により伝送される音声信号の差信号を形成する差信号形
成手段を設けて、アナログモノラル演奏信号を相殺し、
ボーカル信号のみをデジタルステレオ演奏信号に重畳す
るようにしたので、デジタル及びアナログの両演奏信号
間の干渉を防止することができて、再生音声の品位を向
上させるすることができる音声信号再生装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による音声信号再生装置の一実施例の
構成を示すブロック図、第2図はこの発明を説明するた
めの周波数スペクトル図、第3図は従来の音声信号再生
装置の構成例を示すブロック図である。 (1)は光学ピックアップ、(8),(9)はFM復調
器、(10)はPCM復調・信号処理回路、(11),(12)
は加算器、(21)は差動増幅器、Dは音声多重デジタル
ディスクである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステレオ音声信号を伝送する1対の伝送路
    と、上記ステレオ音声信号の和信号をそれぞれ伝送する
    第3及び第4の伝送路とを備え、この第3及び第4の伝
    送路の一方により第3の音声信号を伝送するようにした
    音声信号再生装置において、 上記第3及び第4の伝送路により伝送される音声信号の
    差信号を形成する差信号形成手段を設け、 上記差信号を上記1対の伝送路にそれぞれ供給するよう
    にしたことを特徴とする音声信号再生装置。
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