JP2010114580A - マイクロフォン装置及びこれを具えた携帯型レコーダ - Google Patents

マイクロフォン装置及びこれを具えた携帯型レコーダ Download PDF

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Hitoshi Miyamoto
斉 宮本
Hiroyoshi Sato
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    • H04R1/406Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by combining a number of identical transducers microphones

Abstract

【課題】集音の目的とする対象からの音と周囲からの音の両方を集めることが可能で且つコンパクトなマイクロフォン装置、及びそれを具えた携帯型レコーダを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る携帯型レコーダにおいて、マイクロフォン装置は、ケーシング3の内部に、左右一対の指向性マイクロフォン21,22と、左右一対の無指向性マイクロフォン23,24とを収容して構成されている。一対の無指向性マイクロフォン23,24は、それらの集音方向C,Dがケーシング3の両側面壁3C,3Dから外側へ向く様に配備される一方、一対の指向性マイクロフォン21,22は、それらの集音方向A,Bがケーシング3の前面壁3Aから外側へ向くと共に該前面壁3Aの近傍で互いに交差する様に配備されている。一対の無指向性マイクロフォン23,24によって挟まれた空間に、一対の指向性マイクロフォン21,22の一部が収容されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、マイクロフォン装置及びこれを具えた携帯型レコーダに関する。
従来から、携帯型レコーダは、レコーダ本体と、レコーダ本体に録音すべき音声信号を取得するマイクロフォン装置とを具えている。マイクロフォン装置としては、集音方向に関して指向性が低い無指向性マイクロフォンや、集音方向に関して高い指向性を有する指向性マイクロフォンなどが知られている。無指向性マイクロフォンは、その周囲からの音を集めることが可能なマイクロフォンであり、指向性マイクロフォンは、集音の目的とする対象からの音を集中的に集めることが可能なマイクロフォンである。
集音の目的とする対象からの音を高い音質で取得すべく、複数の指向性マイクロフォンをマイクロフォン装置に配備することが提案されている。例えば、特許文献1に開示の携帯型レコーダでは、左右一対の指向性マイクロフォンを逆V字状に配備することによって、XY型の指向性ステレオマイクが構成されている。これにより、左右一対の指向性マイクロフォンが、集音の目的とする対象からの音を同じ位相と感度で捉えることとなり、その結果、集音の目的とする対象からの音が高い音質で取得されることとなる。
特開2007−43510号公報
しかし、特許文献1に開示の携帯型レコーダでは、会議やグループインタビューのときの様に机上において周囲からの音を録音する場合、周囲からの音を最適な音質で録音することが出来ないという問題がある。
かかる問題を解決すべく、左右一対の指向性マイクロフォンの他に、左右一対の無指向性マイクロフォンをもマイクロフォン装置に配備することが考えられる。しかし、これら4つのマイクロフォンをマイクロフォン装置に配備すると、マイクロフォン装置が大型化してしまう。
そこで本発明の目的は、集音の目的とする対象からの音と周囲からの音の両方を集めることが可能で且つコンパクトなマイクロフォン装置、及びそれを具えた携帯型レコーダを提供することである。
本発明に係るマイクロフォン装置は、ケーシング(3)の内部に、集音方向に関して高い指向性を有する左右一対の指向性マイクロフォン(21,22)と、集音方向に関して指向性の低い左右一対の無指向性マイクロフォン(23,24)とを収容して構成される。
上記マイクロフォン装置において、前記一対の無指向性マイクロフォン(23,24)は、それらの集音方向が前記ケーシング(3)の両側面壁(3C,3D)から外側へ向く様に配備される一方、前記一対の指向性マイクロフォン(21,22)は、それらの集音方向が前記ケーシング(3)の前面壁(3A)から外側へ向くと共に該前面壁(3A)の近傍で互いに交差する様に配備されている。
前記一対の無指向性マイクロフォン(23,24)によって挟まれた空間に、前記一対の指向性マイクロフォン(21,22)の全部若しくは一部が収容されている。
上記マイクロフォン装置によれば、一対の指向性マイクロフォン(21,22)は、それらの集音方向がケーシング(3)の前面壁(3A)の近傍で互いに交差する様に配備されているので、左右一対の指向性マイクロフォン(21,22)は、集音の目的とする対象からの音を同じ位相と感度で捉えることが出来る。従って、集音の目的とする対象からの音を高い音質で取得すること出来る。
一方、一対の無指向性マイクロフォン(23,24)は、それらの集音方向がケーシング(3)の両側面壁(3C,3D)から外側へ向く様に配備されているので、一対の無指向性マイクロフォン(23,24)によって、マイクロフォン装置の周囲からの音を集めることが出来る。従って、会議やグループインタビューのときの様に机上において周囲からの音を録音する場合でも、周囲からの音を最適な音質で取得することが出来る。
しかも、一対の無指向性マイクロフォン(23,24)によって挟まれた空間に、一対の指向性マイクロフォン(21,22)の全部若しくは一部が収容されているので、ケーシング(3)の内部には、一対の指向性マイクロフォン(21,22)と一対の無指向性マイクロフォン(23,24)とがコンパクトに収容されている。
具体的構成において、前記一対の指向性マイクロフォン(21,22)はそれぞれ、互いに逆方向を向いた第1集音面(211,221)と第2集音面(212,222)とを有し、第1集音面(211,221)は前記ケーシング(3)の前面壁(3A)に開設された第1集音孔(41)へ向けられると共に、第2集音面(212,222)は前記ケーシング(3)の背面壁(3B)に開設された第2集音孔(42,43)に向けられている。
より具体的な構成において、前記ケーシング(3)の内部には、前記一対の指向性マイクロフォン(21,22)のそれぞれについて、前記ケーシング(3)の第2集音孔(42,43)から各指向性マイクロフォン(21,22)の第2集音面(212,222)へ至る集音空間(62,63)が形成されている。
上記具体的構成によれば、指向性マイクロフォン(21,22)において、第1集音面(211,221)で集めた音に含まれている側方及び後方の音を、第2集音面(212,222)で集めた側方及び後方の音によって打ち消すことにより、集音方向からの音のみを高い音質で取得することが出来る。
他の具体的な構成において、前記ケーシング(3)の内部には、前記一対の指向性マイクロフォン(21,22)を保持する第1ホルダー部(51)と、前記一対の無指向性マイクロフォン(23,24)を保持する左右一対の第2ホルダー部(52,53)とによって構成されたホルダー(5)が配備され、一対の第2ホルダー部(52,53)の間に第1ホルダー部(51)が介在している。
前記第1ホルダー部(51)は弾性変形が可能な上面壁(511)及び下面壁(512)を有し、該上面壁(511)と下面壁(512)には何れにも、互いに対向する位置にてV字状に配置された一対の矩形口が開設されている。
上記具体的構成によれば、上面壁(511)と下面壁(512)を弾性変形させて、V字状に配置されている一対の矩形口に一対の指向性マイクロフォン(21,22)を嵌め込むことによって、該一対の指向性マイクロフォン(21,22)は、それらの集音方向がケーシング(3)の前面壁(3A)の近傍で互いに交差した状態で、ホルダー(5)によって保持されることとなる。
又、第1ホルダー部(51)は一対の第2ホルダー部(52,53)の間に介在しているので、一対の第2ホルダー部(52,53)によって一対の無指向性マイクロフォン(23,24)を保持することにより、第1ホルダー部(51)に保持される一対の指向性マイクロフォン(21,22)の全部若しくは一部が、一対の無指向性マイクロフォン(23,24)によって挟まれた空間に収容されることとなる。
よって、ホルダー(5)を用いることにより、一対の指向性マイクロフォン(21,22)及び一対の無指向性マイクロフォン(23,24)をケーシング(3)内の所定の位置に配置することが容易になる。
本発明に係る携帯型レコーダは、上記マイクロフォン装置(2)と、該マイクロフォン装置(2)によって取得した音声信号を記録するレコーダ本体(1)とを具える。
本発明によれば、集音の目的とする対象からの音と周囲からの音の両方を集めることが可能になると共に、マイクロフォン装置がコンパクトになる。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明の一実施形態に係る携帯型レコーダは、図1乃至図3に示す如く、レコーダ本体1とマイクロフォン装置2とを具える。レコーダ本体1は、マイクロフォン装置2によって取得した音声信号を記録するためのものであり、レコーダ本体1には、録音の開始や停止を操作するためのボタン11や、レコーダ本体1の動作状況や録音時間などを表示する表示画面12などが配備されている。
マイクロフォン装置2は、図4に示す如くケーシング3を具え、ケーシング3の内部には、図5に示す如く、左右一対の指向性マイクロフォン21,22と左右一対の無指向性マイクロフォン23,24とが収容されている。
ケーシング3は、前面壁3A、背面壁3B、及び両側面壁3C,3Dが一体に形成された第1ケーシング部31と、上面壁3Eを有する第2ケーシング部32と、下面壁3Fを有する第3ケーシング部33とから構成されている。
そして、第1ケーシング部31に対して、上方から第2ケーシング部32を取付けると共に下方から第3ケーシング部33を取り付けることにより、ケーシング3が構成され、該ケーシング3の内部には、一対の指向性マイクロフォン21,22と一対の無指向性マイクロフォン23,24を収容するための空間が形成されることとなる。
左右一対の無指向性マイクロフォン23,24はそれぞれ、図6に示される集音方向C,Dに関して指向性が低いマイクロフォンであり、それらの集音方向C,Dがケーシング3の両側面壁3C,3Dから外側に向く様に、ケーシング3の内部に配備されている。
一方、左右一対の指向性マイクロフォン21,22はそれぞれ、図6に示される集音方向A,Bに関して高い指向性を有するマイクロフォンである。具体的には、指向性マイクロフォン21は、互いに逆方向を向いた第1集音面211と第2集音面212を有しており、第1集音面211で集めた音に含まれている側方及び後方の音を、第2集音面212で集めた側方及び後方の音によって打ち消すことにより、前方(集音方向A)からの音のみを高い音質で取得することが出来る。同様に、指向性マイクロフォン22は、互いに逆方向を向いた第1集音面221と第2集音面222を有しており、第1集音面221で集めた音に含まれている側方及び後方の音を、第2集音面222で集めた側方及び後方の音によって打ち消すことにより、前方(集音方向B)からの音のみを高い音質で取得することが出来る。
一対の指向性マイクロフォン21,22は、図6に示される様に、それらの一部が一対の無指向性マイクロフォン23,24によって挟まれた空間に収容されている。しかも、一対の指向性マイクロフォン21,22は、それらの集音方向A,Bがケーシング3の前面壁3Aから外側へ向くと共に該前面壁3Aの近傍で互いに交差する様に、ケーシング3の内部に配置されている。即ち、一対の指向性マイクロフォン21,22によって、XY型の指向性ステレオマイクが構成されている。
尚、図7では、一対の指向性マイクロフォン21,22と一対の無指向性マイクロフォン23,24の配置関係が斜視図によって示されている。
更にケーシング3の内部には、図5に示される様に、一対の指向性マイクロフォン21,22と一対の無指向性マイクロフォン23,24とを保持するホルダー5が配備されている。ホルダー5は、一対の指向性マイクロフォン21,22を保持する第1ホルダー部51と、一対の無指向性マイクロフォン23,24を保持する一対の第2ホルダー部52,53とによって構成されており、一対の第2ホルダー部52,53の間には第1ホルダー部51が介在している。
第1ホルダー部51は、図5及び図9に示される様に、弾性変形が可能な上面壁511及び下面壁512を有し、上面壁511にはV字状に配置された一対の矩形口511a,511bが開設される一方、下面壁512にもV字状に配置された一対の矩形口512a,512bが開設されている。
上面壁511に形成されている矩形口511aには、下面壁512に形成されている矩形口512aが対応しており、これらの矩形口511a,512aは互いに対向する位置に配置されている。又、上面壁511に形成されている矩形口511bには、下面壁512に形成されている矩形口512bが対応し、これらの矩形口511b,512bは互いに対向する位置に配置されている。
図6に示される様に、一対の第2ホルダー52,53にはそれぞれ、一対の無指向性マイクロフォン23,24を収容するための収容室521,531が形成されており、ホルダー5がケーシング3の内部に配置された状態でケーシング3の両側面壁3C,3Dに対向する位置に、該収容室521,531に通じる貫通孔522,532が形成されている。
上記ホルダー5に一対の指向性マイクロフォン21,22を保持する場合、上面壁511と下面壁512を弾性変形させて、対応する矩形口511aと矩形口512aに指向性マイクロフォン21を嵌め込み、対応する矩形口511bと矩形口512bに指向性マイクロフォン22を嵌め込む。これにより、一対の指向性マイクロフォン21,22は、それらの集音方向A,Bがケーシング3の前面壁3Aの近傍で互いに交差した状態で、ホルダー5によって保持されることとなる(図6参照)。
一方、上記ホルダー5に一対の無指向マクロフォン23,24を保持する場合、一対の第2ホルダー52,53に形成されている収容室521,531のそれぞれに、該一対の無指向性マイクロフォン23,24を収容する。このとき、一対の無指向マイクロフォン23,24は、それらの集音面231,241が一対の第2ホルダー52,53に形成されている貫通孔522,532から覗く様に配置される(図6参照)。
上記ホルダー5においては、第1ホルダー部51は一対の第2ホルダー部52,53の間に介在しているので、第1ホルダー部51に保持された一対の指向性マイクロフォン21,22は、その一部が一対の無指向性マイクロフォン23,24によって挟まれた空間に収容されることとなる。
よって、ホルダー5を用いることにより、一対の指向性マイクロフォン21,22及び一対の無指向性マイクロフォン23,24をケーシング3内の所定の位置に配置することが容易になっている。
上述した一対の指向性マイクロフォン21,22の配置によれば、ケーシング3の内部には、図6に示される様に、両方の第1集音面211,221に沿う第1集音空間61と、第2集音面212,222のそれぞれに沿う第2集音空間62,63とが形成されることとなる。
ケーシング3の前面壁3Aには、図4及び図6に示される様に、外部から第1集音空間61に通じる第1集音孔41が開設されており、一対の指向性マイクロフォン21,22の第1集音面211,221は、第1集音孔41に向けられている。これにより、第1集音孔41から入った音は、第1集音空間61を経て各指向性マイクロフォン21,22の第1集音面211,221に至ることとなる。
ケーシング3の背面壁3Bには、図6及び図8に示される様に、外部から第2集音空間62,63のそれぞれに通じる第2集音孔42,43が開設されており、一対の指向性マイクロフォン21,22の第2集音面212,222はそれぞれ、第2集音孔42,43に向けられている。これにより、第2集音孔42,43のそれぞれから入った音は、第2集音空間62,63を経て各指向性マイクロフォン21,22の第2集音面212,222に至ることとなる。
更に、ケーシング3の両側面壁3C,3Dのそれぞれには、図6及び図8に示される様に、外部から第2ホルダー52,53の収容室521,531に通じる第3集音孔44,45が形成されており、一対の無指向性マイクロフォン23,24の集音面231,241はそれぞれ、第3集音孔44,45に向けられている。これにより、第3集音孔44,45のそれぞれから入った音は、各無指向性マイクロフォン23,24の集音面231,241に至ることとなる。
尚、ケーシング3の下面壁3Fにも、図8に示される様に、外部から第2集音空間62,63のそれぞれに通じる集音孔421,431が形成されている。よって、一対の指向性マイクロフォン21,22の第2集音面212,222に、側方からの音を集めることが出来る。従って、第1集音面211,221で取得した音から側方の音が確実に取り除かれ、その結果、各指向性マイクロフォン21,22の集音方向A,Bに関する指向性が高まることとなる。
又、ケーシング3の背面壁3Bにも、図6及び図8に示される様に、外部から第2ホルダー52,53の収容室521,531のそれぞれに通じる集音孔441,451が形成されている。これにより、周囲の音が、一対の無指向性マイクロフォン23,24に集まり易くなっている。
上述したマイクロフォン装置2及びそれを具えた携帯型レコーダによれば、一対の指向性マイクロフォン21,22は、それらの集音方向A,Bがケーシング3の前面壁3Aの近傍で互いに交差する様に配備されているので、左右一対の指向性マイクロフォン21,22は、集音の目的とする対象からの音を同じ位相と感度で捉えることが出来る。従って、集音の目的とする対象からの音を高い音質で取得すること出来る。
一方、一対の無指向性マイクロフォン23,24は、それらの集音方向C,Dがケーシング3の両側面壁3C,3Dから外側へ向く様に配備されているので、一対の無指向性マイクロフォン23,24によって、マイクロフォン装置2の周囲からの音を集めることが出来る。従って、会議やグループインタビューのときの様に机上において周囲からの音を録音する場合でも、周囲からの音を最適な音質で取得することが出来る。
尚、本実施の形態に係る携帯型レコーダでは、マイクロフォン装置2がレコーダ本体1の先端に取り付けられており、レコーダ本体1とマイクロフォン装置2とはヒンジによって連結されている。マイクロフォン装置2は、図1に示される様にヒンジを広げることによりレコーダ本体1の先端の前方位置に配置されることとなる一方、図10に示される様にヒンジを折り曲げることによりレコーダ本体1の先端の上方位置に配置されることとなる。
例えば、集音の目的とする対象から音を録音する場合には、マイクロフォン装置2はレコーダ本体1の先端の前方位置に配置される(図1)。一方、会議やグループインタビューのときの様に机上において周囲からの音を録音する場合には、マイクロフォン装置2はレコーダ本体1の先端の上方位置に配置される(図10)。
又、本実施の形態においては、一対の無指向性マイクロフォン23,24によって挟まれた空間に、一対の指向性マイクロフォン21,22の一部が収容されているので、ケーシング3の内部には、一対の指向性マイクロフォン21,22と一対の無指向マイクロフォン23,24とがコンパクトに収容されている。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、一対の指向性マイクロフォン21,22は、それらの全部が一対の無指向性マイクロフォン23,24によって挟まれた空間に収容される様に配備されてもよい。
又、ケーシング3に開設されている集音孔の開設位置は、上記実施の形態に限られるものではない。例えば、第2集音空間62,63に通じる集音孔をケーシング3の上面壁3E(図4参照)に形成してもよい。
本発明の一実施形態に係る携帯型レコーダを示す斜視図である。 該携帯型レコーダを表示画面側から見た平面図である。 該携帯型レコーダを表示画面とは逆側から見た平面図である。 マイクロフォン装置を前面壁側から見た斜視図である。 該マイクロフォン装置の、前面壁側から見た分解斜視図である。 図4に示されるVI−VI線に沿う断面図である。 一対の指向性マイクロフォンと一対の無指向性マイクロフォンの配置を説明する斜視図である。 該マイクロフォン装置を背面壁側から見た斜視図である。 該マイクロフォン装置の、背面壁型から見た分解斜視図である。 該携帯型レコーダの使用の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 レコーダ本体
2 マイクロフォン装置
21,22 指向性マイクロフォン
211,221 第1集音面
212,222 第2集音面
23,24 無指向性マイクロフォン
3 ケーシング
3A 前面壁
3B 背面壁
3C,3D 両側面壁
3E 上面壁
3F 下面壁
41 第1集音孔
42,43 第2集音孔
5 ホルダー
51 第1ホルダー部
511 上面壁
511a,511b 一対の矩形口
512 下面壁
512a,512b 一対の矩形口
52 第2ホルダー部
61 第1集音空間
62,63 第2集音空間
A〜D 集音方向

Claims (5)

  1. ケーシングの内部に、集音方向に関して高い指向性を有する左右一対の指向性マイクロフォンと、集音方向に関して指向性の低い左右一対の無指向性マイクロフォンとを収容して構成されるマイクロフォン装置であって、
    前記一対の無指向性マイクロフォンは、それらの集音方向が前記ケーシングの両側面壁から外側へ向く様に配備される一方、前記一対の指向性マイクロフォンは、それらの集音方向が前記ケーシングの前面壁から外側へ向くと共に該前面壁の近傍で互いに交差する様に配備され、
    前記一対の無指向性マイクロフォンによって挟まれた空間に、前記一対の指向性マイクロフォンの全部若しくは一部が収容されているマイクロフォン装置。
  2. 前記一対の指向性マイクロフォンはそれぞれ、互いに逆方向を向いた第1集音面と第2集音面とを有し、第1集音面は前記ケーシングの前面壁に開設された第1集音孔へ向けられると共に、第2集音面は前記ケーシングの背面壁に開設された第2集音孔に向けられている請求項1に記載のマイクロフォン装置。
  3. 前記ケーシングの内部には、前記一対の指向性マイクロフォンのそれぞれについて、前記ケーシングの第2集音孔から各指向性マイクロフォンの第2集音面へ至る集音空間が形成されている請求項2に記載のマイクロフォン装置。
  4. 前記ケーシングの内部には、前記一対の指向性マイクロフォンを保持する第1ホルダー部と、前記一対の無指向性マイクロフォンを保持する左右一対の第2ホルダー部とによって構成されたホルダーが配備され、一対の第2ホルダー部の間に第1ホルダー部が介在しており、
    前記第1ホルダー部は弾性変形が可能な上面壁及び下面壁を有し、該上面壁と下面壁には何れにも、互いに対向する位置にてV字状に配置された一対の矩形口が開設されている請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマイクロフォン装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載のマイクロフォン装置と、該マイクロフォン装置によって取得した音声信号を記録するレコーダ本体とを具える携帯型レコーダ。
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