JPH04137717A - 位相シフトマスク、位相シフトマスクブランク及び位相シフト部材形成用ターゲット - Google Patents

位相シフトマスク、位相シフトマスクブランク及び位相シフト部材形成用ターゲット

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JPH04137717A JP2262138A JP26213890A JPH04137717A JP H04137717 A JPH04137717 A JP H04137717A JP 2262138 A JP2262138 A JP 2262138A JP 26213890 A JP26213890 A JP 26213890A JP H04137717 A JPH04137717 A JP H04137717A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、投影露光装置の原画であるフォトマスクであ
って、特に微細パターン形成に好適な位相シフトマスク
に関する。
[従来の技術] より高密度の超LSI等を製造するには、微細パターン
の転写の際に投影露光装置の原画として用いられるフォ
トマスク(以下レチクルという)が、どれだけ微細なパ
ターンを転写できるものであるか否かが1つの重要なポ
イントとなる。ここで、転写パターンの微細化とは、レ
チクル上のパターンがウェハー上に転写された時、明暗
が分離(遮光部をはさむ光透過部の分離)できるか否か
で評価される。
この明暗の分離度合(解像力)を向上させる手法として
、遮光部をはさむ光透過部の一方に位相差を発生させる
位相シフト部材からなる位相シフト層を形成するように
したいわゆる位相シフト法が提案されている(例えば、
特公昭62−50811号公報、特開昭62−1894
68号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述の従来の位相シフト法において、解像力
を最大にするには、位相を1/2λだけシフトさせれば
よい。この条件を満足させるには、次の(1)式が成立
すればよい。
d−λ/(2(n−1))・・・・・・(1)ただし、 d:位相シフト層の厚さ n:位相シフト部材の屈折率 λ :露光光の波長 とする。
さて、いま、露光光として波長λ=365nmの光(i
線)を用いるものとする。
その場合において、位相シフト部材にS i 02を用
いると、n=1.45であるから、(1)式より、a=
4o5sAとなる。ところが、S i 02は耐電圧性
の低いことから、この厚さでは、成膜方法によっては、
電子線抽画の際にクラックあるいはカケ欠陥が生ずるお
それがでてくる。また、絶縁体であり、膜厚が厚いとい
うことから、その加工の際に同様の欠陥が発生するおそ
れもある。
加工性のみを考えた場合には、膜厚を薄くすることによ
ってそれらの欠陥を低減することは可能であるが、膜厚
を薄くすると、位相シフト部材として必要な効果そのも
のを低減させてしまうので限界がある。
そこで、位相シフト部材として、上述の波長に対する屈
折率がS i 02に比較して大きい材料であるSiN
xを利用することが考えられる。この場合には、n=1
.8であるから、(1)式より、d=2281Aとなる
。したがって、この場合には、5i02に比べ膜厚を約
1/2にすることが可能であり、それにより上述の欠陥
をある程度低減し得る。
しかしながら、SiNxは、5i02に比較して屈折率
が高い反面、波長365nmでの透過率がS i 02
に比較して低い。このため、光透過部のシフト層の有無
によって透過率の差(露光量の差)を発生させてしまう
という新たな問題が生ずる。この露光量の差があると、
転写パターンの線幅誤差を引き起こしてしまい、著しく
好ましくない。
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、位
相シフト法の利点を十分に生かして、より微細なパター
ンを転写できる位相シフトマスクを提供することを目的
としたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以下の構成とすることにより、上述の課題を
解決している。
(1)光透過部と遮光部とで形成された所定のパターン
を有し、前記遮光部の両側に位置する光透過部の一方に
位相シフト部材を設けた位相シフトマスクにおいて、 前記光透過部のうち、位相シフト部材が設けられていな
い他方の光透過部に光吸収部材を設けて両側の光透過部
を透過する光の透過率差を小さくしたことを特徴とする
構成。
(2)構成(1)において、 前記光透過部と遮光部とを、透明基板の一方の主表面上
に形成された遮光膜の一部を所定のパターンに沿って除
去することにより形成するとともに、 前記光吸収部材を、前記透明基板の遮光膜が形成されて
いない他方の主表面上に形成したことを特徴とする構成
(3)構成(1)において、 前記光透過部と遮光部とを、透明基板の一方の主表面の
上に形成される遮光膜の一部を所定のパターンに沿って
除去することにより形成するとともに、 前記遮光膜を、前記位相シフト部材の上に形成したこと
を特徴とする構成。
(4) m成(1)ないしく3)のいずれかにおいて、
前記光吸収部材をAOx  (ただし、AはCrまたは
Niとする)で構成し、 このAOXのXの値を選定することにより、光透過部の
光透過率差を小さく設定したことを特徴とする構成。
[作用] 上述の構成(1)によれば、位相シフト部材として、仮
に、露光光に対して透過率が低いものを使用した場合に
おいても、各光透過部間で透過率の差が所定以上に大き
くなることを防止できる。それゆえ、位相シフト部材と
して採用できる材料の選択の幅が広がり、より適切な材
料を選定することが可能となる。これによって、実質的
により微細なパターンを転写できる位相シフトマスクを
得ることが可能となる。この位相シフトマスクは、具体
的には、構成(2)ないしく4)によって比較的容易に
得ることができる。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例に係る位相シフトマスクの
縦断面図、第2図は第1図に示した位相シフトマスクの
製造工程の説明図である。
第1図において、符号10は位相シフトマスク、符号1
は透明基板、符号2は遮光膜、符号3は透明導電膜、符
号4aは位相シフト層、符号5aは光吸収層、符号6及
び8は光透過部である。
第1図に示されるように、位相シフトマスク10は、透
明基板1上に透明導電膜3が全面にわたって形成され、
また、この透明導電膜3上に、遮光膜(Cr膜)2が形
成され、さらに、この遮光膜2の一部が所定のパターン
に沿って除去されて、光透過部6及び8が形成されてい
る。そして、−方の光透過部6に該光透過部6を覆うよ
うに位相シフト層4aが形成され、他方の光透過部8に
光吸収層5aが形成されているものである。
すなわち、このように、位相シフト層4aを形成するこ
とにより、位相シフト層4aを透過し、光透過部6を通
じて透明基板1の裏面に通過していく光L1と、光透過
部8を通じ、光吸収層5aを通過して透明基板1の裏面
に通過していく光L2どの間で位相差πを生ずるように
している。
同時に、光吸収層5aの光吸収率を適宜設定して位相シ
フト層4aを通過する光L1と光吸収層5aを通過する
光L2どの透過率が実質的に等しくなるようにしている
ものである。
次に、上述した、透明基板1、遮光膜2、透明導電膜3
、位相シフト層4a、光吸収層5aについて詳述する。
透明基板1は、主表面を鏡面研磨した石英ガラスからな
り、縦127mmx横127mmX厚さ2.29mmの
外形をなしている。
透明導電膜3は、酸化スズにアンチモンを5wt%含有
させたアンチ・スタティック膜であり、500人の膜厚
を有している。この透明導電膜3を設けることにより、
製造工程にて使用するレジストに電子線抽画する際のチ
ャージ・アップを防止することかできると共に、光透過
部6に形成された位相シフト層4aをエツチングすると
きのエツチング・ストッパーとしての作用を得ている。
遮光膜2は、透光性基板1の主表面上にクロムをスパッ
タ・ターゲットとし、スパッタリングによりクロム膜を
成膜し、このクロム膜を公知のフォトリソグラフィー法
によりパターン化したものである。この遮光膜2の膜厚
は1000人である。
位相シフト層4aは、光透過部6に形成されており、5
i3N4(屈折率=1.86>からなる。
この位相シフト層4aの膜厚を2281人に選定するこ
とにより、この位相シフト層4aを通過する露光光(i
線=365nm)に対してπの位相差を生じさせること
ができる(上述の(1)式を参照)。
光吸収層5aは、位相シフト層4aを形成した光透過部
6と隣合う光透過部8に形成されており、Cr2O3か
らなる。この光吸収層5の膜厚は100人である。この
膜厚は、位相シフト層4aを通過する光L1の透過率が
約78%であるので、この透過率に等しくなるように選
定したものである。
次に、第2図(a)〜(i>を参照して、本実施例の位
相シフトマスクの製造方法について説明する。
第」二亘程 透明基板1上に、透明導電膜3を、酸化スズと酸化アン
チモンからなるスパッタ・ターゲットを用いてArガス
雰囲気中にてスパッタリングにより成膜し、更に遮光膜
をCrをスパッタ・ターゲットとしArガス雰囲気中で
スパッタリングにより成膜する。次に、この遮光膜を公
知のフォトリソグラフィー法によりその一部が所定のパ
ターンに沿って除去された遮光M2を形成する。次いで
、Si3N4をスパッタ・ターゲットとしてスパッタリ
ングにより位相シフト用の層4を形成する(第2図(a
)参照)。
策λ工丘 前記第1工程で得られたフォトマスクブランクス100
の位相シフト用の層4上に、レジスト膜11(膜厚50
00人)を形成する(第2図(b)参照)。このレジス
ト膜は、ノボラック系レジスト液(ヘキスト社製+AZ
−1350)を滴下し、スピンコード法によってこの滴
下したレジスト液を全面に広げたものである。
策ユニ程 次に、位相シフト用の層4の上面部分に、最終的に得る
べき位相シフト膜4aのパターンに沿ってレジストパタ
ーンllaを形成する(第2図(C) ’J照)。この
レジストパターンllaの形成は、レジスト層11にお
ける、位相シフト層4aと反転対応する部分を電子線に
より露光し、その後、レジスト層11の露光領域を現像
、リンス処理し、レジスト層11の未露光領域(レジス
トパターン11a)のみを残したものである。尚、現像
及びリンス処理は、MIBK系の現像液及び■PAから
なるリンス液を、所定時間、間隔を置いて逐次レジスト
層11上に滴下させ、双方の液をスピンコード法に広げ
て行なう。
策生工程 次に、第3工程で得たレジストパターンllaをマスク
として、位相シフト層4の露出部分をエツチングして、
パターン化された位相シフト膜4aを形成する。このエ
ツチングは下記の条件のプラズマ放電によるドライ・エ
ツチングにより行なう(第2図(d)参照)。
・雰囲気ガス・・・CF4と02との混合ガス(ガス圧
カニ 3Pa) ・高周波出力・・・400W 策i工程 次に、前記第4工程のエツチングの際に使用したレジス
トパターンllaを剥離する(第2図(e)参照)。
このレジストパターンllaの剥離は、レジストパター
ンllaを高温に加熱した濃硫酸に接触させて行なった
!旦工丘 前記第5工程により得られた位相シフトマスク105の
表面にクロムをスパッタ・ターゲットとして酸素ガス雰
囲気中にてスパッタリングしてCr2O3膜5を、膜厚
100人で成膜する(第1図(f)参照)。このときの
スパッタ条件はDCマグネトロンスパッタ出力が0.9
5W、ガス圧が1.8X10−3Torrとする。
策ヱエ丘 次に、前記第6エ程で形成したCr2O3膜5上にレジ
スト膜17を膜厚5000人で成膜する(第1図(0)
参照)。このレジスト膜17は、第2工程と同様、ノボ
ラック系レジスト液をスピンコード法により形成したも
のである。
第旦工程 次に、第7エ程で形成したレジスト膜における光透過部
6に形成された光吸収層5aに反転対応する領域17a
を電子線Eにより選択的に露光する(第2図(h)参照
)。
剃u1 前記第8工程で選択的に露光した露光済のレジスト膜1
7を現像・リンス処理して、露光したレジスト膜領域1
7aを溶出し、光吸収膜5a上にレジストパターン17
bを形成する(第2図m参照)。この工程における現像
・リンス処理は前述した第3工程と同じ条件で行なう。
!よ旦工程 次に、前記第9工程で得たレジスト膜領域17bをマス
クとして、遮光2上のCr2O3膜5bをエツチングし
、しかる後、残存しているレジスト膜17bを濃硫酸に
よって剥離し、光透過部8に光吸収層5aを形成した位
相シフトマスク10を得た(第2図(j)参照)。尚、
Cr2O3膜5bのエツチング処理はC,r203膜5
bの下地たる遮光膜2とのエツチングレート差(5倍)
を大きくするため、硝酸セリウムアンモンを水で希釈し
たエツチング溶液を用いてエツチング処理した。
このようにして製作した位相シフトマスクを用いてパタ
ーン転写をしたところ、得られた転写パターンの線幅誤
差がほとんど発生していないことが確認できた。
又、本実施例では光吸収層5aの膜厚を100人とした
が、膜厚は80〜200人程度が好ましい。100Å以
下になると、光吸収作用が十分でなく200Å以上だと
、この吸収層5aにおける位相差の影響が大きくなるた
めである。
上述した実施例においては、光吸収層3を透過する光L
2と位相シフト層4aを透過する光L1の透過率を実質
的に等しく(78%)したが、必ずしも一致させなくて
も透過率差を所定の範囲内に収めれば線幅誤差を低減さ
せることができる。
従って光吸収層の透過率を要求に応じて変えることもあ
り得る。この場合、光吸収層の膜厚を変えるか、又は、
上述した実施例のように酸化クロムをその素材としてい
るときは、酸化度を変えれば所望の透過率の光吸収層を
得ることができる。
第3図はCr2O3の膜厚と透過率との関係を示す図で
ある。なお、膜厚を変えるには第3図に示すようにスパ
ッタリングのDCマグネトロンスパッタ出力(図中、各
白丸に数字示した)を変えれば容易に行なえる。
又、第4図は酸化クロムの酸化度と透過率との関係を示
す図である。図において曲線aはCr01.5 、bは
Crol、3 、CはCr01.2 、dはCr01.
oの線図である。図から明らかな通り、酸化度が高いほ
ど、同じ透過率を得るには膜厚が厚くなる。膜厚があま
り薄いとエツチング制御が困難になるので、エツチング
制御の観点からは酸化クロムの酸化度が高い方が好まし
い。
また、上述した実施例においては光吸収層をCr2O3
により構成したが酸化度を変えることにより、Cr2O
3とCrとの混合物としても良い。
さらに、酸化クロムの代わりに酸化ニッケルを使用して
も良い。これら、Cr2O3とCrとの混合物、及び酸
化ニッケルを使用した場合の膜厚と透過率との関係を第
5図に示す。なお、第5図において、曲線eがCr0X
のXを1.5とした場合、曲線fがCr0XのXを1.
2とした場合であり、曲線gがN i oxの場合であ
る。
また、酸化クロムでなくとも単体のクロムを、例えば3
0八以下の膜厚にすることにより光学密度を減少させて
透過性を有する光吸収層として使用することもできる。
さらに、本実施例の光吸収層は酸化クロムで構成したが
、エツチングプロファイルを整えるため、この酸化クロ
ムにチッ素及び/又は炭素を含有させてもよい。
また、上述した光吸収層の材料以外に、珪素、モリブデ
ンシリサイド、酸化タンタル、酸化チタン、チッ化タン
タル、(酸化チタン+チッ化タンタル)、酸化ゲルマニ
ウム、チッ化ゲルマニウム、カドニウムテルル、ゲルマ
ニウム酸化鉄等が使用゛できる。
さらに、位相シフト層としては、Si3N4の他に酸素
を含有させた5iNYOxとしても良い。
また、透明導電膜としては(酸化スズ+酸化アンチモン
)、(酸化スズ+カドニウム)、酸化スズ、酸化インジ
ウム、(酸化スズ+酸化インジウム)、酸化チタン、酸
化ジルコニウム等を用いてもよい。そして、この透明導
電膜は、チャージアップの防止、並びにエツチングスト
ッパーとして設けたが、本発明における必須要件ではな
い。
また、光吸収層は上述した実施例のように透明導電膜上
に必ず設ける必要はなく、第6図にその変形例を示した
ように、透明基板1の裏面であって位相シフト層4aを
設けた光透過部に隣り合う光透過部8に対応する位置に
設けてもよい。このような形態の位相シフトマスク20
を形成するには上述した実施例において、第5工程の後
に、透明基板の裏面に酸化クロム膜を成膜し、次に、こ
の酸化クロムの所定の領域を除去することにより容易に
製作することができる。
さらに、位相シフト層4aが第7図に示すように、遮光
膜2の下地層となっている形態の位相シフトマスク(詳
しくは特開昭62−67514号公報参照)の場合は、
位相シフト層4aと4aとの間隔に光吸収層5aを設け
れば同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、位相シフト層が
設けられた光透過部と遮光膜を挟んで設けられた光透過
部に光吸収層が形成されているので、位相シフト部材と
して、仮に、露光光に対して透過率が低いものを使用し
た場合においても、各光透過部間で透過率の差が所定以
上に大きくなることを防止できる。それゆえ、位相シフ
ト部材として採用できる材料の選択の幅が広がり、より
適切な材料を選定することが可能となる。
これによって、実質的により微細なパターンを転写でき
る位相シフトマスクを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る位相シフトマスクの縦
断面図、第2図は第1図に示した位相シフトマスクの製
造工程の説明図、第3図はCr2O3の膜厚と透過率と
の関係を示す図、第4図は酸化クロムの酸化度と透過率
との関係を示す図、第5図はCrOx及びNiOxの膜
厚と透過率との関係を示す図、第6図は一実施例の変形
例を示す図、第7図は一実施例の他の変形例を示す図で
ある。 10・・・位相シフトマスク、 1・・・透明基板、 2・・・遮光膜、 3・・・透明導電膜、 4a・・・位相シフト層、 5a・・・光吸収層、 6.8・・・光透過部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光透過部と遮光部とで形成された所定のパターン
    を有し、前記遮光部の両側に位置する光透過部の一方に
    位相シフト部材を設けた位相シフトマスクにおいて、 前記光透過部のうち、位相シフト部材が設けられていな
    い他方の光透過部に光吸収部材を設けて両側の光透過部
    を透過する光の透過率差を小さくしたことを特徴とする
    位相シフトマスク。
  2. (2)請求項(1)に記載の位相シフトマスクにおいて
    、 前記光透過部と遮光部とを、透明基板の一方の主表面上
    に形成された遮光膜の一部を所定のパターンに沿って除
    去することにより形成するとともに、 前記光吸収部材を、前記透明基板の遮光膜が形成されて
    いない他方の主表面上に形成したことを特徴とする位相
    シフトマスク。
  3. (3)請求項(1)に記載の位相シフトマスクにおいて
    、 前記光透過部と遮光部とを、透明基板の一方の主表面の
    上に形成される遮光膜の一部を所定のパターンに沿って
    除去することにより形成するとともに、 前記遮光膜を、前記位相シフト部材の上に形成したこと
    を特徴とする位相シフトマスク。(4)請求項(1)な
    いし(3)のいずれかに記載の位相シフトマスクにおい
    て、 前記光吸収部材をAOx(ただし、AはCrまたはNi
    とする)で構成し、 このAOxのxの値を選定することにより、光透過部の
    光透過率差を小さく設定したことを特徴とする位相シフ
    トマスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014134667A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Nikon Corp フォトマスク用基板およびフォトマスク

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