JPH04137583U - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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JPH04137583U
JPH04137583U JP5098891U JP5098891U JPH04137583U JP H04137583 U JPH04137583 U JP H04137583U JP 5098891 U JP5098891 U JP 5098891U JP 5098891 U JP5098891 U JP 5098891U JP H04137583 U JPH04137583 U JP H04137583U
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JP
Japan
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magnetic head
sliding
contact
sliding surface
wear
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JP5098891U
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JP2566357Y2 (ja
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茂 池沢
重治 室井
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日本信号株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定期券の大きさに合致させた摺擦面を有し、
その摺擦面の一部でエドモンソン券と接するようにした
磁気ヘッドの摩耗を均一にする。 【構成】 エドモンソン券と接する摺擦面の部分は、他
の部分の摺擦面よりも耐摩耗性の材質で構成する。これ
により、エドモンソン券と定期券の両方と接する摺擦面
の摩耗の度合が小さく、磁気ヘッドを長寿命に保つこと
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気ヘッドに係り、特に自動改札機や自動精算機等の駅務機器に好適 な磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動改札機に組み込まれている磁気ヘッドの大きさは、挿入される記 録媒体のうち最大の大きさである定期券に対応できるように構成されている。し たがって、定期券よりも小さいエドモンソン券の場合は、その磁気ヘッドの一部 を利用して読取り・書込み処理が行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の磁気ヘッドは、大きさの異なる記録媒体を単一の磁 気ヘッドで読取り・書込み処理するようになっているので、磁気ヘッドの摩耗が 一様でなく、磁気ヘッドの摺擦面に段差(段違い)が生じやすい欠点があった。 すなわち、定期券の場合は磁気ヘッドの摺擦面の全範囲と接するが、エドモンソ ン券の場合はその範囲の一部との接触であり、したがって、エドモンソン券と接 する摺擦面は、他の摺擦面よりも早く摩耗して段差が生じてしまう。段差が所定 以上大きくなると、定期券が一様に磁気ヘッドに接することができなくなり、読 取不良や書込不良を発生させてしまう。
【0004】 このような磁気ヘッドの摩耗の不均一による不都合を防止するために、磁気ヘ ッドの取付位置を反転させて、今までにエドモンソン券と接していた部分を、今 度はエドモンソン券と接しないようにし、段差の発生を防止することが提案され ている(実開昭48−35400号公報)。しかし、この提案の段差発生防止は 、磁気ヘッド部分を分解して行なわなければならず、駅員が簡単に行うことは不 可能である。
【0005】 そこで、本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その 目的は、大きさの異なる記録媒体であっても、長期間に亘り安定した読取り・書 込み処理可能な磁気ヘッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る磁気ヘッドは、上記目的を達成するために、エドモンソン券ある いは定期券等の大きさの異なる磁気記録媒体のうち最大の大きさの磁気記録媒体 に合致させた摺擦面を有し、その最大の大きさの磁気記録媒体よりも小さい磁気 記録媒体はその摺擦面の一部と接するようにした磁気ヘッドにおいて、前記小さ い磁気記録媒体と接する摺擦面の部分は他の部分の摺擦面よりも耐摩耗性の材質 で構成されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】
小さい磁気記録媒体、例えばエドモンソン券と接する磁気ヘッドの摺擦面の部 分は、セラミックス等の耐摩耗性材で作られ、他の摺擦面の部分は洋白(洋銀) 等の上述のセラミックス等よりも耐摩耗性の小さい材質で作られる。したがって 、エドモンソン券と接する摺擦面の部分は他の部分よりも摩耗する度合いが小さ い。このため、エドモンソン券の他に定期券が接しても他の部分の摺擦面よりも 遅く摩耗して段差が発生しにくくなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は図示しない自動改札 機に組込まれた磁気ヘッド1の正面図及び図2は図1の平面図である。
【0009】 磁気ヘッド1は、ケース2の上面中央部に空間3を有し、その両側に第1摺擦 部4a、第2摺擦部4bをそれぞれ有するとともに、ケース2の一側面側(第1 摺擦部4a側)が取付金具5に固定されている。
【0010】 第1摺擦部4aはセラミックスから作られ、又第2摺擦部4bは洋白から作ら れており、これら両摺擦部4a,4bの上面部には、それぞれ第1摺擦面4a′ ,第2摺擦面4b′が形成され、これら両摺擦面4a′,4b′には図示しない が磁気コアが埋設されている。そして、第1摺擦部4aの巾L1 は、取付金具5 に長手方向の一側端を摺動して移動するエドモンソン券aの搬送方向と直交する 方向の巾と同一に形成され、又、取付金具5から第2摺擦部4bの一端部(取付 金具5と反対側の端部)までの巾L2 は、定期券bの搬送方向と直交する方向の 巾と同一に形成されている。
【0011】 本実施例に係る磁気ヘッド1は、エドモンソン券a及び定期券bと接する第1 摺擦部4aはセラミックスで、又定期券bのみが接する第2摺擦部4bは洋白で 作られているので、第1摺擦部4aは第2摺擦部4bよりも耐摩耗性に優れてい る。したがって、第1摺擦部4aは第2摺擦部4bよりも磁気記録媒体と接する 割合が大きくとも摩耗が少なく、長期間に亘って両摺擦部4a,4bの上面位置 が平滑に保たれる。このため、両摺擦部4a,4b間に段差が発生して、定期券 bの読取り・書込み処理が不良になることを効果的に防止することができる。
【0012】 なお、上述の実施例では、第1摺擦部4aをセラミックスで、又第2摺擦部4 bを洋白で作ったが、これらの材質はこれらに限定されず、相対的に耐摩耗性に 相違があるものを適宜選択することができる。この材質の選択に当っては、エド モンソン券aと定期券bとの挿入割合を加味して両摺擦部4a,4bが同一に摩 耗するようにすることが好ましい。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係る磁気ヘッドは、大きさの異なる磁気記録媒体のうち最大の大きさ の磁気記録媒体に合致させた摺擦面を有し、その最大の大きさの磁気記録媒体よ りも小さい磁気記録媒体と接する摺擦面の部分は、他の部分の摺擦面よりも耐摩 耗性の材質で構成したので、両摺擦面間に段差が生じにくく、長寿命の磁気ヘッ ドとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る磁気ヘッドの正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 4a 第1摺擦部 4b 第2摺擦部 4a′ 第1摺擦面 4b′ 第2摺擦面 a エドモンソン券(磁気記録媒体) b 定期券(磁気記録媒体)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エドモンソン券あるいは定期券等の大きさの異なる磁気
    記録媒体のうち最大の大きさの磁気記録媒体に合致させ
    た摺擦面を有し、その最大の大きさの磁気記録媒体より
    も小さい磁気記録媒体はその摺擦面の一部と接するよう
    にした磁気ヘッドにおいて、前記小さい磁気記録媒体と
    接する摺擦面の部分は他の部分の摺擦面よりも耐摩耗性
    の材質で構成されていることを特徴とする磁気ヘッド。
JP5098891U 1991-06-06 1991-06-06 磁気ヘッド Expired - Lifetime JP2566357Y2 (ja)

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JP2566357Y2 JP2566357Y2 (ja) 1998-03-25

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