JPH04137422U - ワイヤハーネス - Google Patents
ワイヤハーネスInfo
- Publication number
- JPH04137422U JPH04137422U JP5277091U JP5277091U JPH04137422U JP H04137422 U JPH04137422 U JP H04137422U JP 5277091 U JP5277091 U JP 5277091U JP 5277091 U JP5277091 U JP 5277091U JP H04137422 U JPH04137422 U JP H04137422U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- fixed side
- fixed
- wire
- movable side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 3
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 abstract description 8
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 abstract description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 架設用のスペースを必要としない耐久性の高
いワイヤハーネスを提供する。 【構成】 移動側11が移動して固定側12から離れる
と、ワイヤハーネス1は結束バンド7により緊締した二
つ折りの折畳み位置6で屈曲して左右に開脚状に開く。
ワイヤハーネス1のビニールチューブ3にはバネ弾力を
有する添え板5,5が挿入され、その先端が結束バンド
7により二つ折りの多心線2a,2aとともに緊締さ
れ、他端がそれぞれ移動側11と固定側12にビス止め
されているので、前記折畳み位置6では折れ曲がること
なく、適度な曲率半径で湾曲する。同様に移動側11及
び固定側12のビス止め部でも適度な曲率半径で湾曲す
る。移動側11が固定側12へ接近すると、ワイヤハー
ネス1は添え板5,5のバネ弾力により直線状となり、
最終的に左右の多心線2a,2aが閉じて密着する。
いワイヤハーネスを提供する。 【構成】 移動側11が移動して固定側12から離れる
と、ワイヤハーネス1は結束バンド7により緊締した二
つ折りの折畳み位置6で屈曲して左右に開脚状に開く。
ワイヤハーネス1のビニールチューブ3にはバネ弾力を
有する添え板5,5が挿入され、その先端が結束バンド
7により二つ折りの多心線2a,2aとともに緊締さ
れ、他端がそれぞれ移動側11と固定側12にビス止め
されているので、前記折畳み位置6では折れ曲がること
なく、適度な曲率半径で湾曲する。同様に移動側11及
び固定側12のビス止め部でも適度な曲率半径で湾曲す
る。移動側11が固定側12へ接近すると、ワイヤハー
ネス1は添え板5,5のバネ弾力により直線状となり、
最終的に左右の多心線2a,2aが閉じて密着する。
Description
【0001】
本考案は電源線,信号送受信用の信号線等を纏め、その一端を移動側に接続し
他端を固定側に接続したワイヤハーネスに関するものである。
【0002】
従来、移動側aと固定側bとの間に架設するワイヤハーネスcは、繰返し曲げ
による断線を防止するため、例えば図6(a)に示すように、移動側aの移動に伴
い変化する曲げ部位をガイド(図示せず)により案内して曲率半径Rを維持するよ
うにしたり、架設したワイヤハーネスdの曲率半径R′を、移動側と固定側の最
接近位置で確保するようにしたり(図6(b))、或いはワイヤハーネスeを螺旋状
に巻回し、その螺旋径φをある程度大きくするようにしていた(図6(c))。
【0003】
しかしながら、上記図6(a)の場合は、ワイヤハーネスcを架設するため広い
スペースSが必要となるばかりでなく、移動する曲げ部位を案内しその曲率半径
Rを維持するためのガイドが必要となりコスト高となる。(図6(b))の場合は、
最接近位置での移動側aと固定側bとの間に2R′の間隔を開ける必要がある。
また、(図6(c))の場合は螺旋状のワイヤハーネスeが密着するための間隔Lを
移動側aと固定側bとの間の設ける必要があり、上記した3従来例とも移動用の
スペースとは別の架設用スペースを確保しなければならないという問題点がある
。
本考案は上記問題点を解決するためになされたものであり、架設用のスペース
を必要としないしかも耐久性の高いワイヤハーネスを提供することを目的とする
ものである。
【0004】
上記目的を達成するための具体的手段として、電源供給線,信号送受信用の信
号線等を纏め、その一端を移動側に接続し他端を固定側に接続するワイヤハーネ
スにおいて、可撓性チューブによりワイヤハーネスを被覆して略中間位置で二つ
折りに折畳むとともに、前記可撓性チューブの両端開口からそれぞれワイヤハー
ネスに添えてバネ性の添え板を前記折畳み位置まで挿入し、その折畳み位置で左
右のワイヤハーネスを開離不能に固定するとともに、前記添え板をそれぞれ前記
移動側と固定側に固着したことを特徴とするワイヤハーネスが提供される。
【0005】
上記ワイヤハーネスの作用は以下の通りである。移動側の移動によりワイヤハ
ーネスは、開離不能に固定した折畳み部から左右を開脚状に開く。ワイヤハーネ
スは可撓性チューブにより被覆し、折畳まれた左右のワイヤハーネスには添え板
を添わせて前記折畳み位置まで挿入するとともに、それぞれ移動側と固定側に固
着している。該添え板は前記折畳み位置と固着部で屈曲するが、添え板のバネ弾
力によりそれら屈曲部は折れ曲がることなく適度な曲率半径で湾曲する。また、
移動側が固定側へ接近するとそれに伴いワイヤハーネスは、添え板のバネ弾力に
より閉じて、最終的には折畳み位置の左右のワイヤハーネスが密着する。
【0006】
本考案の実施例について図面に従って具体的に説明する。図1は本考案に係る
ワイヤハーネス1の斜視図、図2は同断面図である。電源線や信号線を纏めた平
行多心線2は、断面が偏平な可撓性のビニールチューブ3に挿通して略全長に亙
って被覆し、その略中間位置で二つ折りに折畳む。ビニールチューブ3の両端開
口4,4から、左右二つ折れの平行多心線2a,2aの外側面2b,2bとビニ
ールチューブ3との間にバネ弾力を有する添え板5,5をそれぞれ挿入する。
【0007】
前記添え板5,5は、先端5a,5aをそれぞれ前記平行多心線2の折畳み位
置6まで挿入する。また、添え板5,5の前記ビニールチューブ3の開口4,4
からの突出端部には2個のビス止め用孔5b,5bを設ける。そして、前記折畳
み位置6が開いて離れないように、結束バンド7により緊締する。ビニールチュ
ーブ3の左右の開口端部も結束バンド8,8により緊締して、添え板5,5がビ
ニールチューブ3内でずれないようにする。
【0008】
上記構成のワイヤハーネス1は、図3及び図4に示すように左右の添え板5,
5のビス止め用孔5b,5bを、移動側11と固定側12の対応側面11aと1
2aに当ててビス9,9により固着する。ここで、移動側11としては例えば自
走するロボット、固定側12としては前記ロボットを制御する制御ボックス等が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。そして、前記ワイヤハーネス
1の平行多心線2の両端部は、それぞれの線毎に分離して図示しない端子ボック
スに接続する。
【0009】
次に、上記ワイヤハーネス1の作動を説明する。移動側11が移動して固定側
12から離れると、ワイヤハーネス1は結束バンド7により緊締した二つ折りの
折畳み位置6で屈曲して左右に開脚状に開く。ワイヤハーネス1のビニールチュ
ーブ3にはバネ弾力を有する添え板5,5が挿入され、その先端5a,5aが結
束バンド7により二つ折りの多心線2a,2aとともに緊締され、他端がそれぞ
れ移動側11と固定側12にビス止めされているので、前記折畳み位置6では折
れ曲がることなく、適度な曲率半径rで湾曲する。同様に移動側11及び固定側
12のビス止め部でも適度な曲率半径r′で湾曲する(図5(a))。一方、移動側
11が固定側12へ移動して接近すると、左右に開いたワイヤハーネス1は添え
板5,5のバネ弾力により前記湾曲が直線状となり、折畳み位置6の左右両側の
多心線2a,2aが閉じて密着する(図5(b))。
【0010】
上記実施例のワイヤハーネス1は、局部的な折れ曲がりがなくなり多心線2の
断線を防止できる。また、移動側11が固定側12に移動した際のワイヤハーネ
ス1を該ワイヤハーネス1の2本分の幅のスペース内に収納することができる。
添え板5,5を移動側11と固定側12とに固着しているから、移動時のワイヤ
ハーネス1の横振れを少なくでき、ガイドを用いて案内する必要がなく低コスト
となる等の利点がある。
【0011】
以上説明したように本考案は上記の構成を有し、移動側の移動によりワイヤハ
ーネスが開離不能に固定した折畳み位置から左右に開脚状に開き、添え板のバネ
弾力により屈曲部は折れ曲がることなく適度な曲率半径で湾曲し、移動側が固定
側へ接近するとそれに伴いワイヤハーネスは、添え板のバネ弾力により閉じて最
終的には折畳まれた左右のワイヤハーネスが密着するようにしたもので、経年使
用により断線を生じることもなく、移動側の移動スペースの他にワイヤハーネス
の架設用のスペースを必要としないので、移動側と固定側との間に架設するワイ
ヤハーネスとして最適となる等の優れた効果がある。
【図1】本考案に係るワイヤハーネスの斜視図である。
【図2】同断面図である。
【図3】ワイヤハーネスの移動側及び固定側への固着状
態を示す拡大図である。
態を示す拡大図である。
【図4】ワイヤハーネスの使用状態を示す正面図であ
る。
る。
【図5】ワイヤハーネスの作動を説明する説明図であ
る。
る。
【図6】従来のワイヤハーネスの架設状態を示す説明図
である。
である。
1...ワイヤハーネス、 2...平行多心線、 2a,2
a...左右の平行多心線、 3...ビニールチューブ(可
撓性チューブ)、 4,4...両端開口、 5,5...添
え板、 6...折畳み位置、 7...結束バンド、 1
1...移動側、 12...固定側。
a...左右の平行多心線、 3...ビニールチューブ(可
撓性チューブ)、 4,4...両端開口、 5,5...添
え板、 6...折畳み位置、 7...結束バンド、 1
1...移動側、 12...固定側。
Claims (1)
- 【請求項1】 電源供給線,信号送受信用の信号線等を
纏め、その一端を移動側に接続し他端を固定側に接続す
るワイヤハーネスにおいて、可撓性チューブによりワイ
ヤハーネスを被覆して略中間位置で二つ折りに折畳むと
ともに、前記可撓性チューブの両端開口からそれぞれワ
イヤハーネスに添えてバネ性の添え板を前記折畳み位置
まで挿入し、その折畳み位置で左右のワイヤハーネスを
開離不能に固定するとともに、前記添え板をそれぞれ前
記移動側と固定側に固着したことを特徴とするワイヤハ
ーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052770U JP2559475Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | ワイヤハーネスの配線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052770U JP2559475Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | ワイヤハーネスの配線構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137422U true JPH04137422U (ja) | 1992-12-22 |
JP2559475Y2 JP2559475Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=31928963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991052770U Expired - Lifetime JP2559475Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | ワイヤハーネスの配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559475Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007181268A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Yazaki Corp | スライド構造体用の給電装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749984U (ja) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | ||
JPH0268627U (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-24 | ||
JP3000081U (ja) * | 1994-01-10 | 1994-07-26 | 株式会社トーメン | ぶどう用ジベレリン浸漬処理道具 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP1991052770U patent/JP2559475Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749984U (ja) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | ||
JPH0268627U (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-24 | ||
JP3000081U (ja) * | 1994-01-10 | 1994-07-26 | 株式会社トーメン | ぶどう用ジベレリン浸漬処理道具 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007181268A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Yazaki Corp | スライド構造体用の給電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2559475Y2 (ja) | 1998-01-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970819 |